ウルトラマンヒーロー   作:ホルンでごぜーます

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若干早めの投稿
ただ、文字数としては少ないです
まぁ、もうちょい書けなくもないですが、区切りが良かったんで……

では本編をどうぞ


大地と海の攻防1-地底怪獣グモース登場-

ある日、日本の近くの無人島で謎の地震が発生した

震源は浅く、また地震はその無人島のみで起こったものだった

それは地底に住む怪獣が起こした地震だったのだ

 

翌日、GUYS本部にて、緊急の会議が行われた

「朝早くからすまない、実は見てもらいたいものがある」

そういうと橘はモニターに映像を出力した

そこにはとある島らしき映像ではあったが、島の中央に大きな穴が開いていた

「隊長、これはいったい?」

「でけぇ穴だな、何か爆発したわけでもねぇし……何か、這い出たのか?」

「そうだ、この穴の中に怪獣が住んでいたんだ

今まで存在は確認されていたが、まったく動かず暴れる要因もなかったから無人島にして放置していたんだ」

「皆さんはこの怪獣のこと知らなかったんですか?」

「知ってるも何も、教えてもらってないわよ

GUYSの上層部は今隠していること結構多いのよ、昔と違ってね」

「昔を知るほど朱里も年取ってないだろう?」

「お父さんもまだ30でしょ」

「私たち若い人たち多いんですよね」

「一番年が若いのはニワトリ王子の二人か」

「いい加減ニワトリっていうのやめてください、そろそろ怒りますよ?」

「お?戦闘機に乗れるようにはなったのか?ええ?

滑走路で離陸事故起こすような奴だもんな」

「シミュレーションだからいいんです」

「いや、よくはないだろ」

「大丈夫ですよ護さん!!ナンダがあるじゃないですか!!」

「シミュレーションじゃなくて本物乗って練習してるくせに……」

周りが騒がしくしていると、橘が手をたたいた

「はいはい、仲がいいのは知ってるから会議の最中は静かにしてくれ」

橘に言われ、周りは静かにする

護は篠崎を見つめているが……

 

「で、次にこれを見てくれ」

続いて表示されたものを見ると世界地図が表示され、日本近海が大きく表示された

「ここがさっきの無人島、そしてこの赤い線だが……」

「まさか、怪獣が!?」

「そうだ、すでにGUYSオーシャンが対応しているが、海中の海底を進み、

GUYSオーシャンの兵器では効果も薄かったそうだ」

「つまりはその怪獣の対応がうちになると」

「そうだ、進路先は日本だ、よって、GUYS Japanが担当を持つ、

そしてGUYS オーシャンと共同で撃退もしくは駆逐をする」

橘の言葉に隊員たちも驚きを隠せなかった

「協同作戦ですか?これまた難しそうですね」

「指揮系統をうちが持って、それにGUYS オーシャンが協力……ですかね?」

「そうだ、海中に潜られたら私たちは対応が難しい、

撃退するまではGUYS オーシャンのホワイトホットが援護する

私たちは怪獣が本土に侵入しすぎないように防衛する、これが任務だ」

そして、任務内容を伝え、5分程度したとき、部屋のブザーとランプが点灯した

橘と隊員たちが立ち上がり、橘が大きく声を上げた

「GUYS!!sally go!!」

それに答えるために隊員たちも声を上げた

『GIG!!』

 

 

 




ホワイトホット
とある科学者が作ったシーウィンガーの後継機
シーウィンガーと同じく、レッドスパロウの改良機である
主な武装等は同じだが、海上、海中戦闘用に変更されている
改良機であっても元はレッドスパロウなので、
オオルリ等のガンローダー系統と合体ができる
ちなみに、合体する機体が違えば名前は変わるが、指揮系統上ややこしいので、
どちらかの機体名称を呼称される
ちなみに、オオルリと合体した場合、ルリビタキという機体名になる

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