留学生が来る日、学校中で、パーティのための準備が行われていた。
そのころ、留学生の林は、新幹線のなかで不気味な笑いを浮かべていた。
留学生が駅に到着し、学校へ向かっているころ、マオたちは、料理を一生懸命になっていた。そうとは知らずに、悪の手が忍び寄っていることにまだ、気づかなかった。
「やっと到着か、なんかちっぽけな学校やな。ほな、いこっか?」
こてこての関西弁で話す林にペナルテイは新鮮さを感じていた。
そして、パーティが始まった。司会が話す。
「えー、これから留学生歓迎会を始めます。最初に、留学生から一言、」
「こんにちは、ぼくは、林 好きな食べ物は、たこ焼き・お好み焼きなどや。好きな野球選手は、やっぱ、赤星やろ。タイガーズの星、いや、日本の星や。どうぞおおきに。」
「じゃあ食べても結構です。」
食事開始。いやー、やはり、マオが作るものは半端じゃない。
林が、ラムネ菓子を配り始めた。ペナルテイたちは、食事が食べられなくなることがないようにポケットにしまっておいた。
突然、留学生の林が立ち上がって、笑い始めた。
「何がおかしいんだ?」
「おまえら気づかないのか、おまえらあほやな」
周りを見渡すと、パーティ会場を他の学校の生徒が取り囲んでいた。前には、めがねをかけている
一人の中年男性がいた。
「よし、今日から、お前たちは俺に従ってもらう。さっきの菓子は、俺に従ってもらうためのものなんだな。さあ、俺のいうことと聞けるかな?う?」
最後に奇妙な言葉を言ったその中年男性に向かってみんなこう言った。
「川場さま。」
ペナルテイたちは、不気味になって逃げ出そうとした。
「おい、そこの君たち。何やっとんねん。」
「は。」
ペナルテイがとぼけた瞬間、マオがその男性にけりを入れる。
「お前ら、なめとんのかこら。」
ペナルテイたちはなんとか体育館を抜け出し、家へ向かった。
家に入って驚いた。そこにはもがき苦しむペナルテイの親がいた。
「大丈夫?お母さん?お父さん?」
「大丈夫。」
そう言った。ペナルテイの親は、死んでいった。
「お父さん。お母さん」
ペナルテイは泣き叫んでいた。
「しかし、誰がやったのだろうか?」
マオが言う。
「多分あいつらだ」
ペナルテイが答える。その時、後ろから物音がした。
「おい。俺から逃げられるとでも思ったか?」
さっきの男性だ。近寄ってくる。
「窓から逃げるぞ」
一斉に窓へ突っ込み、玄関から福田の家まで走ってきた。
男性は、ペナルテイの家にいた。
「くそ小僧どもめ。仕方がない。例の部隊を出すか。」
男性は、学校に戻って、生徒にこう言い放った。
「お前らの仲間が逃げ出した。探して来い。」
生徒が答える。
「はい。川場一等軍曹様。」
そのころ、岡田の家では今後どうするかペナルテイたちが考えていた。