ペナルテイ   作:謎沢

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第12話 萌え萌えアキバ系街道まっしぐら?

ペナルテイたちは、ともかく李さんに会う約束をして、電車に乗り込んだ。待ち合わせ場所は、東京駅。車掌が「次は秋葉原。秋葉原です。山手線・京浜東北線・つくばエクスプレス線はお乗換えです。」といつもの調子で言っていた。

秋葉原駅に着いて、山手線に乗り変えようとしたとき。後ろで歩いていたシロウが、マオを呼ぶ。

「あれが、今日本で流行っている。メイドというものか?」

マオが振り返ると、そこには、メイド姿の同級生の高幡がいた。

高幡がこういう

「あなたのハートに萌え。お帰りください。ご主人様。うふ」

マオは、まさかこんなところで会うとは。そして、よくまあ。そんな格好ができるなんて、見ているほうが恥ずかしくなってきた。

「おい、逃げるぞ。」

マオが先頭に立って、走って改札を出た。しかし、後ろのメイド姿の高幡を秋葉系の1人が見つけて、マオの前に立ちはだかった。

「萌えー」

後ろの高幡は、もうすでに秋葉系に襲われまくりだ。

マオたちも、秋葉系の人たちに押されて動けない。

「どうする?動けないぞ」

シロウが言う。

高幡が、言う。

「ご主人様。待っていてくださいませ。」

群集がさらに集まる。どうやら、高幡の仲間が集まってきているらしい。

「高幡、ここにいるのか?例のやつらは」

高幡の仲間が言う。

「こんな中だよ」

高幡が答える。

「やばいぜ。マオ。どうする。」

シロウが言う。

「少しずつだが進むしかない。ともかく前に進むんだ。」

マオが言った。

「手をつないでいこう」

ペナルテイの考えで、みなで手をつないで行くことにした。

マオがメイリィと握った。

マオとメイリィは互いに顔を赤くしていた。

どんどん前に進み、マオが足を取られそうになった。

「大丈夫?」

マオが顔を赤くしながらメイリィに言った。

やっと群集を抜けたと思ったら、そこは、つくばエクスプレスの改札口だった。

後ろを見てみると、群衆が出入り口を封鎖していた。

「しょうがない。北千住まで出て行ったほうが、早そうだな。」

ペナルテイが言う。

シロウが横から突っ込んできた。

「なんでお二人さんは、まだ、手をつないでいるのですか?」

マオとメイリィは、顔を真っ赤にしながら、列車に乗り込んだ。

 

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