つくばエクスプレスに乗って1分したころいきなり列車が停止した。
運転士がマイクでこう言った。
「コーヒーがトンネル内に流れていますので、近くの駅へご案内いたします。」
「コーヒーが?」
ペナルテイたちは、ビックリした。
「まさか?」
ペナルテイが言った。
「そうだろう」
マオが言った。その時、列車内にコーヒーが流れて出してきた。
「うわー。このコーヒーなんだ?甘すぎる。」
ペナルテイが言う。
そして、列車の中の客の一人がペナルテイたちのところに来た。
「わっはっは。それは、僕がやったのさ」
今度は、ペナルテイの同級生 尼崎がいた。
「このコーヒーはMAXコーヒーといってな、すごく甘いんだ。お前ら早く逃げないと、逃げ遅れるよ。なぜなら、駅まであと1キロあるのだからな。わっはっは。さらば」
そういうと尼崎はどこかへ消えてしまった。
「まずい。早く駅へ。」
メイリィが言う。
尼崎の言った通り、甘い砂糖の影響で、服が重い。
「しょうがない。脱ぐしかないようだな」
シロウがにやけて言った。
「なんてこと考えているの!このスケベ」
メイリィが言う。
「まずい。そんなことしている場合じゃない。」
ペナルテイが言う。
「あれ、あの緑色の光は何だろう?」
シロウが言う。
「そういえば、トンネル内には、非常口があったはずだ。そこから出られる。」
走って、出口へ向かう。しかし、それは、チャンとしか階段ではなかった。
「なんだこれは」
シロウが言った。
なんと。非常口ではなく換気口だったのだ。
「重くてあかないよ。マオ。」
シロウが言う。
「じゃあ二人でがんばってみるか」
そのとき、上に一人の人影が見えた。
「おい大丈夫か?」
それは、岡田だった。岡田は、俺たちの見方だったのだ。さすがに薬では、人一倍あつい友情は壊せなかったらしい。
岡田と力をあわせて、換気口のふたを開けた。
「岡田がいなければ今頃、コーヒーの中で死んでいたところだよ。」
岡田が暗い顔で言う。
「実は、俺んちに来たんだ。あの中年男性が」
ペナルテイたちは目を丸くする。
「もう俺んちにいるのは危険だ。一緒に戦って行こうではないか。」
「大丈夫なのか?」
ペナルテイが聞く
「ああ何とか。でも、何にかが俺を見張っているようなんだ。」
ペナルテイたちがあたりを見渡すと、一人の黒装束少年が電柱から見張っていた。