次の日、出発しようと外へ出たところ、また、誰かが立っている。
「静岡といえばやっぱお茶とみかんでしょ。ということで、お茶のソムリエ、髪我根 ただいま参上」
ペナルテイがつっこむ
「なに、髪が無い」
髪我根が答える。
「髪我根だ。マオたちと同級生だ。早速、どれが静岡茶か代表1人に当ててもらう。ここに、狭山茶、宇治茶、静岡茶が置いてある。この中から静岡茶を選べ」
一見、どれも同じ色の濃さをしている。
「ここは、マオが飲んだほうがいい。」
メイリィが言う
「そうだ」
みんなの意見が一致した。
マオが飲んでみる。
「さあ。どれが、」
髪我根が言う。
「これだ」
マオが言う。
「じゃあ一杯ずつ飲んでみるか」
髪我根はそういうとマオが口つけたお茶を飲み始めた。髪我根が言う。
「これは、狭山の荒井さんの味がする。」
次のお茶へ行く
「これは、宇治の遠藤さんの味がする。」
最後にマオが静岡茶だと言ったあのお茶を飲む。髪我根が言う。
「ううー。お前こんなものがよく飲めるな。これは、静岡茶じゃなくて、田子の浦のヘドロ水に伊藤園のおーいお茶の粉末を入れたものじゃないか。」
ペナルテイが社会で習った公害の話を出す。
「田子の浦って、静岡の富士市の製紙・パルプ工業用の排水が流れて、臭くなってしまったというところの水か。」
ペナルテイが続けて言う。
「しかし、おーいお茶の粉末は静岡産のお茶を使っているよね」
髪我根が言った。
「ああそうだ。しかし、俺はこんなお茶、用意していないぞ」
ペナルテイが言った。
「じゃあ、いったい誰が。」
その時、影から一人の女が出てきた。
「植松」
ペナルテイが指をさした方向にマオが学校で戦った植松が立っていた。植松が言う。
「はっはは。お前らに私は負けたが、第一軍団の隊長になることができた。川場は、もう一回私にチャンスをくれると言った。箱根で待っているぞ。」
植松は、何処かへ行ってしまった。
「この勝負。俺の負けということだ。お前はすごい。」
そう言うと髪我根は何処か行ってしまった。
「さあ急ごう。今日は箱根まで行くぞ。」
まだ、朝早い時間、ペナルテイたちは旅立って行った。