次の日。昨日の夜に雨が降ったおかげか、晴れていた。
「今日はいいことがあるといいのだが。」
マオが言う。
「大丈夫さ」
ペナルテイがやさしく答えた。しかし、このあとこの答えを覆すような出来事があることを誰も知らなかった。
「ペナルテイ・マオ」
熱斗が呼んだ。
「どうした?」
ペナルテイが熱斗に聞いた。
「また出たみたいだ。名人さんがペナルテイたちも来るようにだって。」
どうやらペナルテイたちの力を認めてくれたようだ。
「よし行くぞ」
ペナルテイたちは現場へ向かった。
ペナルテイやマオ。熱斗。炎山が戦っていることを後ろから確認して、ある男がPETにチップを入れた。ある男がチップを入れた後、科学省に熱斗の父。祐一郎は、名人からある報告を受けた。
「電算シティ上空に時空の隙間が出現しました。」
それを聞いた直後。電算シティをすごい風が襲った。
熱斗たちもまきこまれた。
敵が言う。
「どうだ。参ったか。このまま飛ばされて何処かへ行ってしまえ。」
敵のナビはそれを言い終わると姿を消した。
「大丈夫か。炎山。マオ。ペナルテイ。」
しかし、その声は届かなかった。そして、四人は飛ばされてしまった。
それをさっきの男がモニターから見てこう言った。
「これで邪魔者は消え去った。さて、ついに時空消滅プロジェクトでもおこなうか。」
それにさっき熱斗たちと戦っていたナビ。時空マンが言った。
「はい。準備をさせてもらいます。Mr.田中。」
「あ。痛たったたた。」
ペナルテイたちが気づいた時には、周りには何も無かった。
「ここは。」
炎山が言った。
そのとき声がした。
「気分はどうかね。」
「お前は何者だ。」
炎山が言った。
「ここを何処だとも思っているのかね。炎山君。君たちは、よくもこんなに私の計画をめちゃめちゃにしてくれた。最初は、支配しようと思ったが、やはり、あんな世界などはいらん。お前たちが帰れないようにしてやろう。」
そのころ地上では、熱斗や炎山。それにペナルテイたちが飛ばされたことが祐一郎に伝えられた。
しかし、熱斗たちが飛ばされたところがつかめなかった。
「まさか。あの穴に飛ばされてしまったのでは。」
祐一郎がそう思っている時に名人があることを伝えに来た。
「あの穴は、時空への入り口ではない。あれは、ネット空間とつながっている穴だ。」
祐一郎は驚いた。そして、熱斗たちの安否が気になった。