男は熱斗たちにこう言った。
「ここから出るには、まず俺と勝負してからだ。しかし、今度のナビは今までのナビとわけが違う」
熱斗たちには迷う時間など無かった。早くしなければ、21世紀がなくなってしまう。
「よし。やるぞ」
熱斗たちは声を合わせて言った。
「せいぜいがんばるがよい。そのまま、部屋にプラグインしてもよし。シンクロチップを使うもよしとしよう。」
男が、プラグインした。
熱斗や炎山たちもプラグインした。
そのころ科学省では、熱斗の親友のメイルやデカオたちが呼ばれていた。
「君達のナビをあの穴へ入れて熱斗たちを助けだして欲しい。」
皆、うなずいた。
「じゃあ。名人。ビームの用意だ。」
祐一郎が言った。メイルが祐一郎に聞いた。
「ビームって、なにに使うのですか」
祐一郎が答える。
「ビームをあの穴に打つ。そして、あの穴の中で実体化したナビが人を救うという計画だ。」
熱斗たちは苦戦していた。今までのナビとはまるで違う。
そのとき、熱斗たちの前にメイルたちのナビがやってきた。
しかし、その時、穴の入り口が閉められてしまった。
「ここから逃がすわけにはいけない。そうだ。もうそろそろ行おう。例の儀式を。」
さっきまで戦っていたナビが姿をけした。
科学省では大変なことになっていた。
「熱斗たちと連絡がとれない。穴が消えた。」
名人の一言によって空気が変わった。
メイルたちは黙ってしまった。
その頃、熱斗たちはどうすればいいか考えていた。
「ははは。どうすることもできないのか。これで、時空は、俺のものになる。」
熱斗たちは悔しかった。
『俺らはこのままでいいのだろうか。このまま21世紀がなくなってしまうのか。』
その時、一つの光が見えた。
「あの光は。」
熱斗たちが言う。
そう。それは、科学省がビームを使って開けた穴だ。外は、ディメンショナルエリアだ。
「みんな。外へ出るぞ。」
炎山が言った。
「くそ。俺の計画が。」
Mr.田中は、頭を痛めていた。
「熱斗。」
メイルが熱斗の所へかけてきた。
シロウが後ろから来た。
マオにこう言った。
「本当は、メイリィにやってもらいたかったくせに。」
シロウの一言にマオとメイリィは怒ってしまった。