「もう用はなくなった。もうこれで地球46億年の歴史が守られた。ありがとう。ペナルテイ君。そして、マオ君。皆を送って行ってくれ。熱斗君。」
貴船長官が見送る中、熱斗とペナルテイ・マオたちは、ついに出発した。
「ついに別れの時が来てしまった。今までの旅は楽しかった。ありがとう。」
もうそろそろ2003年だ。
「ついにお別れだ。」
ペナルテイの部屋に着いたとき、様子がおかしいことに気がついた。
「どういう訳だ。家に一人もいない。親が殺されたというのはゲームの中の話だったのでは、まさか。」
マオが気づいたみたいだ。
「この時代は、ゲームによって犯されたのでは。」
マオが言った。
外に出てみると午後の3時だというのに児童が歩いていない。
家に戻ったペナルテイたちはどうするか考えた。
「俺がロックマンと一緒にプログラムを直す。」
熱斗が言う。
「しかし、プラグインする所が無い。」
マオが言う。これで、もう一つしか方法がなくなってしまった。
「行こう。総理官邸へ。」
しかし、今度は負けるかもしれない。事態は、あの戦いの時間分深刻になっていた。
電車は動いていなかった。歩いて行くしかない。
事態は思っていたよりもひどかった。霞ヶ関は、戦車で囲まれていた。
「これはまずい。このまま行くと。」
もう目に見えていた。しかし、この前のようにはいけない。
途中、休んだときにシロウが言った。
「しかし、乗り込んだとしてもどうすればいいんだ。たちまち捕まってしまう。そうすれば、きっと・・・」
マオも黙り込んでしまった。
料理という手はない。どんなにうまくともここまで来てしまってはどうしようもない。
「今日はやめよう。計画がしっかりしなければだめだ。」
その日はペナルテイの家に戻った。
テレビはついたがNHKしかやっていない。しかも、中国との戦いの準備が着々と進んでいるということばかりしかやっていない。もしかしたら明日には・・・・。そんな思いが、皆の心の中にあった。