マオの生家。そして、四川省でも有名な菊下楼に行ってある料理書を手にしたマオたちは、広州へ戻るか考えていた。
「ここからでも帰れるぞ。どうする。」
熱斗がマオに行った。熱斗はよっぽど歩くのがいやらしい。
その時、あのジャーという音が熱斗のPETから聞こえた。その音の中からかすかに祐一郎の声が聞こえる。
「パパ」
熱斗が叫ぶがなかなか聞き取りづらい。かすかに祐一郎が言った。
「今。こっちの世界が大変なことになっている。帰ってきてくれ。」
熱斗は焦った。
「よし行こう。また、広州に行けばいい。」
その時、後ろから李さんが馬に乗ってやってきた。
「未来で大変なことになっているみたいだ。急いで行ってあげなさい。広州にいる皆には伝えてある。」
これで安心だ。
「未来へ出発だ。」
科学省に戻って来た五人は、話を聞いて唖然とした。
「実は、まだウイルスが回収しきれていないみたいなんだ。2003年のほかでもウイルスによる被害が確認された。このまま行けば、時代の変化が変わってしまって大変なことになる。すでに、炎山君や桜井さんなどに応援を頼んでいるのだが。まだまだ出てきそうなんだ。そこで君たちに協力をして欲しいんだ。」
祐一郎は、話し終わるとあるものを出してきた。
「これは、科学省が開発した。時空シンクロチップだ。これを使えば、時空でクロスフュージョンができる。これをもっていきなさい。」
熱斗たちに渡すとウイルスが発生したという情報が飛び込んできた。
「くれぐれも気をつけるんだぞ。時空は危険がたくさんある。」
祐一郎が熱斗たちにいう。実際、時空の中は危険だ。
「ここに時空へプラグインできる。」
もうすでに炎山やメイルたちがいた。
「結局、四人とも帰ってきたのか。」
炎山が言った。
「ウイルスのほうは」
熱斗が聞く。
「見れば分かるすごい範囲に蔓延している。まるで、ナビのヒットポイントを落とそうとしているみたいだ。」
その頃、ある倉庫外の一角。
「第二作戦は順調に進んでいる。そして、最後には、一揆に私たちがネットセーバーを倒していく。あんな第一作戦は、朝飯前みたいなものだ。しかし、Mr.田中の演技力もすごい。」
そこには、田中がいた。