計算を楽にするために、学園艦の物理的な制約を無視して考えている部分が多々あります。
ご了承の上、読んでいただければと思います。
大洗学園艦の住民は約三万人でその内生徒は、高校生9000人中学生9000人とされている。
現実世界の茨城県の平成27年度の中高生は17万6千274人である(計算しやすいように公立私立、全日定時制のみを合算している)。
(茨城県教育委員会学校関係データ県内市町村等教育委員会・学校データ平成27年より、http://www.edu.pref.ibaraki.jp/board/welcome/toukei/gakkou/)
これを、大洗女子学園艦の生徒数18000人で割ると
176274人÷18000人≒9.793艦となる。
大洗女子学園艦を基準として単純に換算すると、9.793艦必要となる計算結果になる。大洗女子学園艦が劇中では、統廃合の対象で小型艦であると表現されているところをみると、大洗学園艦は最低ライン規模の学園艦であると考えられる。
他の学園艦を計算しやすい様に、女子学園艦の対となる男子学園艦と共学学園艦と分けて計算する。
大洗女子学園艦で18000人。対となるであろう男子学園艦で18000人、残り140274人。
共学艦は大型になると仮定して、単純計算で男女合わせて3万6000人の生徒数を有する艦と仮定する。
140274÷36000=3.896≒4艦となる。
つまり、現実の茨城県の生徒数を無理やりガルパン世界の茨城県の生徒数として考えるとすると、女子学園艦1校、男子学園艦が1校、共学学園艦が4校となる可能性がある。
結論として、現実世界の生徒数を無理やりガルパン世界に当てはめて考えた場合、茨城県下の学園艦は6艦前後が妥当となる。
そして現実の茨城県公式ホームページのいばらきの港紹介のサイトから、港は4箇所あることが確認できる。
(茨城県公式ホームページ、いばらきの港紹介より茨城県内の重要湾港、http://www.pref.ibaraki.jp/doboku/kowan/minatoshokai-ibaraki.html)
・日立港区(完成自動車の輸出入拠点)
・常陸那珂港区(国内外コンテナ航路及び大型建設機械の輸出拠点)
・ガルパン舞台の大洗港区(首都圏と北海道を週12便で結ぶカーフェリー基地)
・鹿島港(国内最大級コンビナートの海上輸送基地及び国際バルク戦略港湾)
ガルパン世界の大洗港は大洗女子学園艦と大型艦の二隻の学園艦を寄港できるように整備されていることを考えると、計算結果の6隻は各港に余裕を持って振り分けることが出来る。つまり6隻という数字はおおよそ現実性のある妥当な数字であると考えられる。
ただし、これは学園艦の物理的な大きさと現実世界の茨城県の港の大きさを完全に無視しているので、大きさを考慮した途端破綻する計算結果である。
ちなみに東京都の場合、平成27年度中高生は639480人である(計算しやすいように公立私立、全日定時制のみを合算している)。
(東京都の統計、学校基本統計(学校基本調査の結果)、年度別統計表一覧平成27年度より、http://www.toukei.metro.tokyo.jp/gakkou/gk-index.htm)
先ほどの生徒数36000人規模の共学艦のケースで計算する。
639480÷36000=17.76333…≒18艦となる。
つまり、大洗女子学園艦(全長約7.6km)を大きく上回る学園艦が18隻前後必要になる計算になる。
そして、東京都の港数は17港であり、港数と計算上の学園艦の数は近似していると言えるものの、湾港は東京湾だけでなく伊豆小笠原諸島にも分布している。
しかしながら、生徒の大半が本土側にいることを考えると、学園艦の母港として機能するのは東京湾内の港だと思われる。東京湾外の港については母港以外の寄港先として利用されることが想定されるだろう。
さて、これだけの学園艦全てが東京湾に入ることが出来るだろうか。ここで東京湾の面積から学園艦を全て寄港させた場合の占有率を求めてみたい。
この生徒数36000人規模の学園艦の甲板面積を、大洗女子学園(18000人)の2倍と仮定する。
大洗女子学園は全長約7600m、甲板部分最大幅約900m、甲板下構造物込み約1100m、空中線支柱込み約1700m、である。
ここでは全長と甲板下構造物込みの幅を用いて計算する。
全長7.6km×甲板下構造物込み1.1km=8.36平方km(大洗女子学園艦の甲板面積)
8.36平方km×2=16.72平方km(生徒数36000人規模の学園艦の甲板面積)
16.72平方km×18艦=300.96平方km
東京湾の面積は、ウィキペディアによると広義で1320平方km、狭義で922平方kmであるとされている。
広義の場合、東京湾に全艦浮かべると、東京湾における学園艦の占有率は以下のとおりである。
300.96平方km÷1320平方km≒0.228 22.8%
狭義の場合、東京湾に全艦浮かべると、東京湾における学園艦の占有率は以下のとおりである。
300.96平方km÷922平方km≒0.326 32.6%
面積だけ考えると、浮かべるだけなら強ち不可能では無いのかもしれない。
そうだとしても、余裕を持った航行はさすがに無理だろうけど。
次に、東京都の面積及び海岸線総延長から、一隻あたりの海岸線の長さに面する土地面積を求め、その面積の平方根より学園艦同士の直線距離を求める。
データは都道府県データランキングの海岸線のホームページの数字を用いる。
(都道府県市区町村|データと雑学で遊ぼう!、都道府県データランキング・海岸線より、http://uub.jp/pdr/g/s.html)
東京都の海岸線は、762.911kmである。この内、東京湾外にある伊豆小笠原諸島の海岸線は約560kmであり、東京湾内の海岸線総延長は約203kmとなる。
面積比(m/平方km)は、東京都の東京都湾内の海岸線(約203km)を、東京都の面積(2190.90平方km)から伊豆小笠原諸島の面積(290.85平方km)を引いた1900.05平方kmで割った数値になる。
面積比=203km÷1900.05平方km≒0.106839km/平方km≒107m/平方km
上記で求めた生徒数36000人規模の学園艦の数(18艦)で東京湾内の東京都海岸線(約203km)を割ると
203km÷18=km≒11.3km
これを面積比で割ると一隻あたりの海岸線に面した土地面積が計算できる。
11.3km÷107m/平方km≒105.6平方km
次に、一隻あたりの土地面積の平方根を求めることで、面積における一辺の長さを求め、海岸線に均等に配置した場合の学園艦同士の直線距離とする。
105.6平方kmの平方根なので
Xの二乗=105.6平方km
X=10.27km
つまり、学園艦同士の直線距離は10.27kmとなる。
これまでの計算では何れにおいても、学園艦を浮かべるだけなら現実世界でも十分可能な面積があるという結果になる。学園艦同士の直線距離は、人間視線では割りとあるように見えるが、学園艦の全長と同じぐらいと考えた場合、駐車場で車を一台分開けて駐車しているようなものである。駐車が苦手な人が切り返したりしてたら、ぶつけそうな距離だと思われる。わりと余裕なさそう。
これは船の喫水線と海底深度などは全く考慮していないので、そこまで肝算する場合やっぱり無理だろうなと思われる。
そこまでの計算は面倒(というより、どうやればいいか分からない)なのでやらないこととする。
ちなみに東京湾の出口である浦賀水道は海幅最小6.5kmの狭水道であり、小型の大洗女子学園艦でも東京湾に蓋ができる計算になる。
ちょっと機関トラブルに見舞われ東京湾に蓋をされたら、東京の経済は死ぬんじゃないだろうか。
こう考えると学園艦は、テロリストや日本に敵対的な国家の工作員による破壊工作の重要目標なりうるだろう。
ガルパン世界の公安委員会や警察官は大変な仕事だなぁ(白目)。大変お疲れ様です。これからもガルパン世界の日本の安全をよろしくお願いします。
結論、ガルパン世界は現実世界よりも海底深度がうまい具合に深く、港がうまい具合に配置・整備されており、海域の面積がうまい具合に広いし、安全対策は万全というすごくふわっとした設定なんだろうと考えられる。
しかしながら、大洗女子学園艦の生徒数から考える茨城県下の学園艦の数と、現実世界の茨城県の港数との近似性を考えると、設定を固めているところとそうでない所があるんだろうと考察できる(のではなかろうかと思わなくも無きにしもあらず)。
何が言いたいのかというと、そんな小難しいことは脇において、「ガルパンはいいぞ」といいながらガルパン世界を楽しもうぜ!
終わり
・担当教師のコメント
なかなか興味深いレポートであるが、計算が面倒であるという理由で努力を怠るのはいただけない。さらに付け加えれば、こういった課題レポートに所々書き加えられている君の率直な感想は理解は出来るが、課題として提出するならば個人の感想は省いておくように。
課題は提出したものとみなすが、追加で提出するならば追加点を出そうと思う。しっかり頑張るように。
空想科学大学・サブカルチャー部アニメーション科・ガルパン担当教官より
いかがでしたでしょうか。
初めてのss投稿、いやssらしきものを投稿するのに結構心臓がバクバクでした。
他の投稿者もこんな感じなのでしょうか?
何事も初めては緊張するもんですね。
※第一次改稿済み 感想で指摘のあった部分を再計算