「曙!!!待たせたね!!!」
やって来たのは、耀の着ていた真っ黒の学生服を着て、〝108〟〝あけぼの〟と刻まれている艤装を背負い、紫と銀色を8/2で合わせたような髪をサイドテールに結んでいた少女だった。
「まさか、クソ兄貴!?」
「そうだよ。」
その少女、いや、〝あけぼの〟になった耀は曙の言った事に答えた。
「え?それってどう言う事?」
「曙、今は敵を倒す事に集中して。」
「あ、うん・・・。」
耀(あけぼの)が曙に言い、前を向いた。
戦艦ル級は話し終わるのを待ち、耀(あけぼの)が前を向いてから主砲照準を耀(あけぼの)にセットした。
「意外と紳士だねぇ。あれ?紳士じゃなくて婦人かな?まあ、どっちでもいいけど。」
そう言いながら耀(あけぼの)は艤装のVLSの1セルのハッチを開いた。
「対艦誘導弾、攻撃始め!!!」
耀(あけぼの)の合図と共にドシュウ!!!という音が聞こえ、90式対艦誘導弾が2発飛んで行った。
「ガァァ!!!」
戦艦ル級は爆発し、叫びながら海中に沈んで行った。90式対艦誘導弾はこんなに強くないが、物語の都合上で強くなっている。気にしてはいけない。
「最後は呆気なかったわね。」
一息ついた曙が呟いたように言った。
「沈めたのは自分だけどね。」
耀(あけぼの)はそう言いながら曙を見た。すると、後ろが光った。
「超弩級戦艦、伊勢型の1番艦、伊勢。参ります!」
「ああ、はい。よろしくー。」
伊勢がドロップしたので、耀(あけぼの)は適当に挨拶した。
「ちょ、ひどい!!!」
伊勢がそう言うと、上から照明で照らされた。耀(あけぼの)が周りを見るとSH‐60Kと数隻の護衛艦がこちらを照らしていたのを分かった。
『こちらは日本国海上自衛隊護衛艦「むらさめ」である。我々は貴女達の武装解除、本艦の乗艦を求める。貴女達は銃刀法違反をしている。貴女達が乗艦しなければ警察に逮捕される。逃走しようとしても進路は塞いである。尚、攻撃をすると、自衛権行使する。』
耀(あけぼの)は放送が鳴ったヘリをしばらく眺めていた。
「乗るしか手段がない・・・。皆・・・、乗ろう。」
耀(あけぼの)は艤装を消すと、SH‐60Kに乗り込んだ。それに続き、曙、漣、朧、潮、鳳翔、青葉、木曾、秋雲、朝潮、大鳳そして、ドロップした伊勢が乗った。伊勢は何が起こっているのか分からず、頭にハテナマークが浮かんでいた。
‐同刻‐
‐防衛省の会見場‐
「あれは自衛隊が開発した兵器なんですよね!!!どうなんですか!?
1人のアナウンサーらしき中年男性が防衛大臣に問いかけていた。
「いえ、あんな兵器を開発した事は一切御座いません。」
「しかし、あの少女から発射されたのは自衛隊の兵器じゃないですか!!!あれ、90式対艦誘導弾ですよねぇ!!!どうなんですか!?」
防衛大臣が艦娘について否定するが、中年男性に反論された。
「しかし、全世界どこを見てもあの小ささで威力の爆弾は開発できません。米軍ですら開発は不可能です。なので、我々の兵器ではありません。」
中年男性のアナウンサーはくっ!!!と言いながら席に座った。
「遊佐防衛大臣!!!あれはどう見ても生体兵器ですよね!!!しかも、あの生体兵器を使用していたのは日本人です!!!もしかして、国内で生体兵器を製造している場所もあるかと思いますが。」
次は1人の女性アナウンサーが質問してきた。
「見たところ、その様に見えますね。しかし、まだ細小は解っておりません。彼女達から細小を只今から聞く予定です。以上です。」
遊佐防衛大臣はそう言うと、直ぐに席を立ち、会見場から出て行った。
「あ、遊佐防衛大臣!!!まだ聞きたいことが!!!」
「待ってください!!!」
報道陣が一斉に遊佐防衛大臣を追い、会見場から飛び出たが、そこに遊佐防衛大臣の姿は無かった。
艦娘追加「伊勢」
ーコラボについてのお知らせー
いやぁ、何かコラボをしてみたいんですよね。してくれる作者さんがいる場合は活動報告にお願いします。あ、活動報告に書いたからといって直ぐに返信が来るとは限りません。だってテスト期間中だもん!!!返信はテスト後になる可能性大です。