今回は短いです。
第29話 ホラー映画鑑賞
「キャアアアアアアアアアア!!!」
「木曾、五月蝿いです・・・。」
木曾(眼帯無し)に抱きつかれていた青葉が少し震えながら言った。木曾がなぜ叫んだのかというと、夏休みになったので、皆でホラー映画を見ていたからだ。
「き、きき、木曾は怖いものが嫌いなのね!!!あたしはだ、だだ、大丈夫だし!!!」
「曙。自分に抱きつきながらそれを言われても・・・。」
耀はがあけぼのの姿で、耀(あけぼの)に抱きついている曙の姿を見ていた。
「潮はホラー物大丈夫なの?」
「大丈夫です。ほぼ毎日漣をホラー映画並にボッコボコにしているので!!!」
耀(あけぼの)が潮に聞くと、潮は笑顔で答えた。うん。キャラ崩壊が思ったよりもヒドイ。
「それにしても、誰がホラー映画を見ようって言い出したんだっけ・・・。
木曾が涙目で呟くように言った。木曾は苦手な物の前だと素が出るらしい。
「多分、朧でしょ?でも、朧はホラー物嫌いじゃなかったっけ?」
耀(あけぼの)が曙の頭を撫でながら言った。
「いや、私です。朧はホラー物見たら気絶します。」
潮が手を挙げながら言った。ついでに朧と漣は部活の合宿の為家にはいない。
『ガァァァァ!!!』
「「「キャアアアアアアア!!!」」」
テレビから大音量の音が聞こえると、木曾、青葉、曙は悲鳴を上げて耀(あけぼの)に抱きついた。
「ズルイ・・・、木曾に抱きつかれるなんて・・・。耀・・・ズルイわぁ・・・。」
「!!!」
後ろから殺気が来たので、耀(あけぼの)が後ろを見ると、そこには柱の影からこちらを見ている母がいた。
「「「キャアアアアアア!!!」」」
後ろから殺気を放ち、こちらを見ている母を見つけた木曾、青葉、曙は悲鳴を上げて耀(あけぼの)に抱きついた。
「眠い・・・。寝よう・・・。
ん?」
ホラー映画を見終わり、耀(あけぼの)が寝ようとすると、部屋のドアがノックされた。
ドアを開けると、そこには寝間着姿の曙が立っていた。
「クソ兄貴、一緒に寝てもいい?」
曙は耀(あけぼの)と目を合わさずに言った。
「・・・。いいよ。」
耀(あけぼの)は少し微笑み、曙とベッドに入った。
同刻、離れでは、鳳翔が寝ようとしていた。
「鳳翔さん、一緒に寝てもいい?」
「青葉も一緒に寝てもいいですか?」
寝間着姿の木曾と青葉が鳳翔に尋ねると、鳳翔は微笑みながら自分の布団に2人分のスペースを作った。
夏休みが始まって1週間目。7駆達の夏は始まったばかりだ。
4月から一気に8月に飛ばしました。