青葉の梅雨ボイスキタァァァァァ!!!
8月下旬には、夏休みも終わり、学校が始まった。夏休み明け初日、全ての教室は静かで、緊迫した空気になっていた。時計の針が時間を刻む音がその教室に響く。
キーンコーンカーンコーン
「始め!!!」
先生とチャイムの合図で全員一斉にシャープペンシルを持ち、全員の机の上にある紙の問題を解いていく。
そう、今日は夏休み明けの実力テストの日である。実力テストは2日間で行われる。教科は5教科。国数英社理だ。自称進学校の為、鬼畜な問題も多く、平均点は40を切る事も多い。
「分からない・・・、何この問題・・・。」
耀は最後の教科の大問4の問題に悪戦苦闘していた。尚、この問題は大問5まである。
「何これ・・・、え?ちょ、何これマジで・・・」
そう思いながら曙のいる前をチラッと見ると、曙も手が止まっていた。
「良かった・・・、仲間はいたんだ・・・。」
そう思いながら時計を見ると、残り時間は10分だった。
「え?もう10分しかないの!?曙も時計を見たけど手を全く動かさない・・・。まさか!?
もう全ての問題を解き終えている!?」
そう、曙は既に全ての問題を解き終えていたのだ。
「ヤバいヤバいヤバいヤバい!!!」
そう感じた耀は大急ぎで問題を解いていく。
「分からないところは、とりあえずなんか書いとけ!!!」
そう思いながらどんどん解答用紙に何かを書いていった。
キーンコーンカーンコーン
「そこまで。筆記用具を置いて。一番後ろの人が解答用紙を集めて。」
チャイムが鳴り、生徒達が身体を伸ばし始めた。耀は適当に何か書いた為、平均点を越した気にはならなかった。
「できなかったよぉ・・・。」
「疲れたぁ・・・。」
「あの問題できた?」
「ぴゃ?」
「終わったぁ~!!!」
「難しかった・・・。」
などとテストから開放されたクラスメイト達は喋り始めた。
「はい、静かにぃ~。」
担任の畿内先生がSHRを始めた。
「え~、テストが終わりましたぁ。皆さんお疲れ様でした。え~、連絡事項は特にありません。では解散。」
畿内先生がSHRを開始1分も経たずに終わらせた。
「ねえ、酒匂さん、一緒に帰らない?」
「ぴゃあ!!!」
「優人~、カラオケ行こうぜー。」
「おーう。」
SHRが終わると、クラスメイトは色々話しながら教室から出て行った。
帰り道、皆部活がないので、一緒に帰っていた。
「ねえ、テストできた?」
漣は皆で駐輪場に向かっているとき、耀達に聞いた。
「できなかった・・・。」
「え?簡単だったよ。」
「朧ちゃんは次元が違いますからね・・・。」
耀が難しかったと言うと、朧が簡単だったと言い出した為、潮が少し呆れながら言った。
「現代文は簡単でしたよ。」
「それは、青葉は新聞書いてるからだろ。」
青葉は簡単と感じた様だが木曾は難しいと感じた様だ。
「・・・、今はテストの事は忘れよう・・・。カラオケ行かない?」
耀が提案すると、皆賛成したので、カラオケをしに、カラオケ店に行った。
カラオケでは、曙が「海色」を、漣が「軍歌」を、青葉が「加賀岬」を、木曾が「吹雪」を歌ったりした。皆でカラオケに行ったので、行けなかった多磨と明石が不機嫌だったのはまた別の話。
‐「第7駆逐隊現代奮闘記」のこれからについて‐
どうも。Aobaです。当作品をご覧いただき、ありがとうございます。「第7駆逐隊現代奮闘記」は翌日、2016年6月4日より「第7駆逐隊現代奮闘記」と「現代に来た第7駆逐隊」の2作品に分裂致します。前者は戦闘有り、後者は戦闘なし?の2つのルートに分かれます。尚、後者の「現代に来た第7駆逐隊」は第20話まで前者の文章と全く同じになったております。