受験回です。懐かしいなぁ。
第7駆逐隊の艦娘達が来て1ヶ月半位が経った。
しかし、運が悪かったのか、15歳の自分(受験生)と同じ年齢だった。
その為、家の中と学校で勉強するしかなく、外出もろくに出来なかった。しかし、7駆の皆は慣れているので助かった。慣れてなかったら今頃、帰りたいと駄々をこねてただろう。(島風とか言いそうだ。)
今日は学力検査日の当日。
自分と7駆の皆は試験会場に母の運転する車で呼んで出発した。
信号や車は毎日見ていたので、余り驚かなかった。
「皆、飲み物持って来た?」
母が聞いた。皆、忘れたらしい。
「忘れてきちゃったならコンビニ寄るよ。」
「ねぇ、クソ兄貴、こんびにって何?」
「大雑把に言えば24時間営業の商店だね。」
「ずっと営業してるって言うこと?」
「そういうこと。」
車は大手チェーンのコンビニの駐車場に滑り込んで行った
コンビニで全員飲み物を買った。その後、受験会場の県立高校に向かった。
学校につき、受験会場に入り、席に座った。
チャイムが鳴り、全員が一斉に問題に取り掛かる。7駆の曙、漣、朧、潮も同様だ。
いつもと同じペースで問題を解いていく。もし、合格できなかったら、皆で私立高校に入学する予定だ。監視のない時、下手なことして、7駆の事がバレたら大騒ぎになるだろう。下手すると誘拐しようとする輩も出てくるだろう。
そうこうしてるうちに学力検査が終わった。帰りの車の中では、7駆の皆はぐっすりと寝ていた。
次の日、学校で学力検査の答え合わせをした。家で見せあったが、自分と曙は384点、漣は369点、潮は389点、朧は415点だった。
「朧、点数高すぎない?」
「そうかな。書くところ間違えなきゃ430点は越したよ」
(化け物かこいつは)
朧の頭が意外に良いのがビックリした。
「これでも、うちの鎮守府では3位くらいだよ?」
「は?」
耀は驚きの声をあげた
「2位と1位は?」
「2位は不知火。」
「予想通りだ。1位は?」
「子日」
「は?何言ってる「子日だよ」の?」
「駆逐艦の中で?」
「全体。4位が扶桑、5位が伊勢、6位が鈴谷、7位が時雨、8位は夕立、9位は北上、10位は大和だよ。」
「ビリは?」
「陽炎」
ビリは子日かと思っていたが、予想外だった。
1週間後、合格発表があった。募集人員は240人で、志願者数は256人だった。誰か不合格だったら心配だったが、全員合格だった。
帰り際、携帯を買うため、学力検査日に通った近道ではなく、耀達の住んでいる町の南にある地方都市の市街地に通じている道へ進んだ。
朧が意外と頭がいいという事にしました。
それでは、また次回!