アイドルと艦娘の因果戦線!   作:永遠のZero

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軍隊っぽくしたいため、途中から名前を性で呼び合う事にします。

このような小説は書いたことがないので、何かと至らぬ処がありますが、よろしくお願いします。

いよいよ出撃です、まずは花陽提督がハワイで大暴れします!

ちなみにこの作品中のMO作戦やMI作戦はアニメ艦これ7話と12話、13話参照です。

いざ艦これのキャラ達を使って見ましたが、アニメしか見た事ないもので、設定とか大丈夫かなと内心ひやひやしています。



真・運命の開戦!

2035年の第一次太平洋大海戦で多くの中堅士官が戦死したため、その穴を埋めるために成績の良い多くの若者が特例の昇進をした。

その多くは20代ながら左官クラスになり、当時最年少の19歳であった高坂穂乃果もその一人であった。

 

そして当の本人はこの世界に転生した矢先に目が覚めた自身の執務室にこもり、秘書艦の飛龍と共に日清戦争や日露戦争、日中戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦に関するありとあらゆる資料を読み漁りながら、これまでのこの世界での過去の戦闘の報告書を浴びるように見る。

多少違えども自分がかつていた世界と似た戦争がこの世界でも起きていたが第二次世界大戦は起こっていなかった。。

 

穂乃果「現世で第二次世界大戦が起こらなかった事から、まるで今の戦争は前世第二次世界大戦の穴埋めの様な感じで起きている様に思える・・・、となるとやぱっり深海棲艦は前世第二次世界大戦の歴史を繰り返しそうとしているのかな?」

 

飛龍「司令官の推測通り、このまま行けば・・・」

 

穂乃果「(西暦を見ると今が2036年、2040年で第二次世界大戦から100年が経つ。

全くの別世界とはいえもし私たちの知る戦争の歴史を繰り返そうとしているのであれば、前世の真珠湾奇襲攻撃から丁度100年後の2040年、「一二〇八計画」が計画されていたらもう時間がない!)」

 

運命の開戦まで後4年。

まだ多くの謎を抱えたまま行先のわからない戦争へと足を踏み入れた高坂であったが、高坂はよく他の若者士官達や高級士官達とは大きな考えの違いがあり、彼らからすれば奇妙な行動や発言をするため、天下一の変わり者とよく噂されるようになった。

 

 

2036年12月、高坂の奇行の噂は日本全国に広まり、それと同時に各地から高坂にとって縁の深い人物達が続々と集まり始めた。

それは、前世の記憶および後世世界の人物の記憶を持ち転生してきた元スクールアイドル達、その数はざっと500人余りであった。

高坂穂乃果は現状打破を図るためこの日より、前世の記憶を持つ者のみで結成された精鋭集団・天照の会を主催。

そして運命の歯車が動き始めたのは2037年4月、天照の会の代表格は神田の料亭の一室に集合した。

 

女将「高坂閣下、もう皆さんお揃いですよ。」スッ

 

穂乃果「ありがとう。」

 

穂乃果「ごめんね遅くなって、私の出省を戦争強行派のおバカさん達が待ち伏せしていてね・・・」

 

前世の旧帝国海軍同様に戦争強行派、つまり力任せに進めようとする輩はこの世界においても少なくない。

 

穂乃果「けど、こんな形でみんなに会う事になろうとは・・・、はは、なんて言えばいいのやら・・・」

 

海未「ええ、全くです・・・」

 

ことり「なんの前触れもなく軍人にされちゃったもんね・・・」

 

ツバサ「それもこの年でいきなり将官だなんて、荷が重すぎるわ・・・」

 

千歌「正直まだ混乱している気がします・・・」

 

この世界に転生した元スクールアイドル達の軍での階級はラブライブでの順位が影響している。

ここに集まった者の階級は主に海軍の尉官や左官クラスが大半であったが、少数ではあるが技術将校や財界人となって転生した者もおり、また多少のイレギュラーとして園田海未および綺羅ツバサの階級が少将、高坂穂乃果は中将であった。

この会合は始めは再開の祝賀ムードもあったが、次第に現実染みた話が始まった。

 

穂乃果「私達がこの世界に転生させられた理由は、結論から言って人類の敵である深海棲艦を倒すこと!

けどそれには、同じ人間だけど生まれながらにして艦艇の記憶と魂を宿し深海棲艦と互角に戦える力を持っている艦娘の娘達の力を借る他ないよ!」

 

希「艦娘適正を持つ人間は全国にまだ居ると思うけど、長年の鎖国状態および軍令部の超大和型戦艦建造計画により資材が枯渇し始めているのが現状、この問題を何とかしなければ人類に勝ち目はないと思われるよ!」

 

海未「それは私も同感です、資材がなければ艦娘達の艤装が作れませんし、艦娘が存在するヨーロッパはドイツ、イギリス、イタリア、フランスを中心に何とか持ち応えています。」

 

ことり「でも、工業大国アメリカを始めアフリカやオセアニア、中東、西アジアの大半が奴らの手に落ちている以上、私たちはアメリカやオーストラリア、中国などと戦争をするに等しいね・・・」

 

工業国が抑えられている現在、どうあがこうと形成は絶対不利な状況に変わりない。

 

ことり「太平洋進出の際に敵の一大拠点であるハワイの軍港を攻撃して多くの艦艇を撃沈、本部は大戦果って報告したけどあれって・・・」

 

ツバサ「敵の艦艇及び航空機はまだ無数に存在するわ!、どれだけ攻撃しようと奪還できていない以上戦略的効果は薄いと言わざる負えない!」

 

千歌「そうです!、これからの戦争は戦術より戦略を重視すべきです!」

 

ダイヤ「海軍省、軍令部を始め首脳連中は目の前の勝利に浮かれすぎですわ!」

 

「そうだそうだ!」「このままではいくら命があっても足りません!」「艦娘だって私たちと同じ人間よ!」

 

現状における様々な意見が飛び交う中、他のメンバーを括目させたのは高坂のこの意見であった。

 

穂乃果「艦娘自身がどれだけ鍛えようが艤装を外せば生身の人間、武装やその他電子機器が進歩しなければ話にならない、もう格闘戦の時代はとっくに終わっていることに上層部は気づいていない、いや、私利私欲の為に現実から目を背けている可能性すらあるよ!」

 

高坂がこう述べる理由は2035年11月、高坂はこの世界に転生してまもなくのことであった。

今の上層部のあり方に疑問を持った高坂はこれまで行われた作戦の内容とその報告書を秘書艦の飛龍と共に片っ端から調べたのである。

 

飛龍「司令、こちらがこれまでの作戦資料です!、書庫の警備が厳重で、持ち出せるのはこれが限界です!」

 

穂乃果「重要書類か保管されているだけあって警備が厳重なのは普通の事だけど、あの警備体制は異常だよね・・・」

 

格納庫や資材置き場、燃料保管区画など他の重要施設に比べても書庫の警備体制が異常なまでに厳重である事を高坂は以前から不審に思っていた。

そしてその書庫から飛龍がうまくそれらの資料を持ち出し、コピーして高坂に手渡した。

 

穂乃果「ハワイ攻撃作戦、マレー半島奪還作戦、ウェーク島奪還作戦、MO作戦、AL作戦、MI作戦・・・、確かに全部あるね!」

 

高坂はそれらの資料を読んでいるうちに書庫の警備の謎が解け始めた。

 

穂乃果「・・・、何これ!」ガタッ

 

飛龍「司令!、一体どうされましたか!」

 

穂乃果「これ見て!」

 

高坂が飛龍に手渡した報告書はウェーク島奪還作戦の報告書であった。

わかっていたとは言え、それはあまりに残酷な現実であった。

 

飛龍「作戦報告、艦隊損害軽微、敵のウェーク島の守備は貧弱で半日の内に終了!、嘘だ!、この作戦では如月が艤装をパージして如月自身も瀕死の重傷を負ったはずだし!、中破した娘も少なくないはずです!」

 

穂乃果「国民が何も知らないから嘘の報道をしても気づかないし、現場指揮官の嘘を知ってか知らずか全て信用している軍令部もどうかしてるよ!、これじゃあ前世大戦時の戦果報道と変わらないよ!」ピラっ

 

飛龍「司令これも!」

 

MO(ポートモレスビー)作戦

MO攻略主力艦隊が作戦海域にて敵空母機動部隊と遭遇、軽空母・祥鳳がダメージを負い航空機の発着艦が不可能になるも敵艦隊を退けトラック島基地へ入る。

その後、敵空母機動部隊は珊瑚海にて第五遊撃部隊が全て撃破。

 

穂乃果「ALやMIは途中から私が指揮したし、嘘なんて一切なく報道したからいいとして、MO作戦時の司令官は横須賀鎮守府が爆撃されて報告どころじゃなかっただろうから、これは軍令部のお偉いさんが書いたんだと思うよ・・・」

 

飛龍「MI作戦の時は本当に助かりました!、しかしMO作戦は確か祥鳳さんが大破、艤装は破壊されて肉体にも重症を負ったはずです!、それにこの時は敵に情報が漏えいしていたはず!」

 

この日のみで上層部がどれほど腐敗しているかが手に取る様に把握できた。

そしてこの各作戦の損害の原因は敵に暗号を解読されている事に気が付いていないが故であった。

 

海未「なるほど、そういう事でしたか・・・」

 

穂乃果「あんな事があったのに今だ通信機は前世のレッドシステムそのままだし、通信機の送受信範囲も狭いし数も少ない、D暗号はあまりに簡単過ぎてすぐ解読されたし・・・」

 

?「あのー、高坂さん、少しよろしいですか?」

 

穂乃果「東野さん?、どうぞ!」

 

部屋の空気が緊迫した状況の中、技術将校の代表格であり民間の財界人でもある東野ひかりがもたらした報告が風穴を開けた。

 

ひかり「通信機などの電子機器に関して、些か朗報があります!」

 

ひかり「実は大久保燐火が試作中の新型通信機がまもなく完成します!」

 

燐火「はい、その通信機は従来の物と違い真空管を使わない方針を採用しております!

さらにその副産物として出来上がった新型高速電算機はどんな複雑な暗号をも短時間で作成、解読でき、また敵のどんなに複雑な暗号も解読できます!」

 

東野の部下に当たる技術将校の一人、大久保燐火は自身が作成した新型通信機と高速電算機について説明する。

 

「おおー!」「それは凄い!」

 

ひかり「これからの戦は間違いなく情報戦ですから!、そう言えば松浦さんの潜水艦隊の件も気になりますね!」

 

東野は同席している松浦果南に声をかける。

 

果南「こちらも順調に進んでいます!、私の考える新魚雷戦術・G7には高速電算機は欠かせません!、もうしばらくしたら試験航海も終わり実戦訓練に入れます!」

 

穂乃果「(各分野における役者はそろいつつある、後は決定的な何かがあれば・・・)」

 

長時間に渡る会合によりメンバーに疲れが現れ始めた頃、高坂はいち早く席を離れ帰路に着こうとしていた。

連日の激務に加え天照の会の会合により些か疲れを感じていたからであった。

そして事件は高坂が料亭を出た直後に起こった。

 

穂乃果「女将さん、後はお願いします。」

 

女将「はい、御気を付けて。」

 

男1「あのー、高坂穂乃果中将閣下でありますか?」

 

穂乃果「・・・(あれ、この場面なんか見覚えが・・・)、そうですが、何か用ですか?」

 

男2「・・・」ダダダダ

 

穂乃果「!」

 

男2「天誅うううウウウウウウウウウーーーー!」

 

女将「きゃあああああー!」

 

海軍服を着た男に声を掛けられた直後、ナイフを持った男が背後から襲ってきた。

 

穂乃果「ぐっ!、このっ!」ガシッ!

 

男2「!」

 

穂乃果「大馬鹿者がっ!」ブンッ!

 

男2「ぐああっ!」ドサッ!

 

高坂は男のナイフを交わし一本背負い、男はアスファルトの地面に叩きつけられた。

 

バン!バン!

 

穂乃果「ぐはっ!、ぐううっ」ポタポタ

 

もう一人の男は銃を発砲、銃弾は高坂の左わき腹に命中したが急所からは逸れていた。

 

男1「・・・」

 

穂乃果「まだ解らないの!、こんな事して何になるの!」

 

男1「くっ!」ダッ!

 

男達は高坂暗殺を試みていたらしいが失敗、そのまま武器を回収して逃走した。

 

穂乃果「はあー、はあー」ポタポタ

 

女将「誰か!、誰か!」

 

海未「穂乃果!、しっかりして下さ!」

 

絵里「救急車!、早く!」

 

ツバサ「何てことを!」

 

千歌「穂乃果さん!、傷は浅いです!」

 

騒ぎを聞きつけたメンバー達とそれぞれメンバーの護衛に当たっていた艦娘達が一斉に外へ飛び出していった。

 

飛龍「すみません司令官!、ボディーガードの身でありながら助けられなくて!」

 

天龍「くそっ!、さっきの奴らどこ行きやがった!」

 

摩耶「まだ近くにいるはずだ!、とっ捕まえてぶっ殺してやる!」

 

穂乃果「いい!、大丈夫だから!」

 

愛宕「ですが!」

 

穂乃果「愛宕ちゃんに摩耶ちゃん、家まで肩かしてくれないかな?、それと飛龍ちゃんも一緒に来てくれる?」

 

飛龍「はい!」

 

実行犯は軍の強行派であったが、むしろこの一件が民間人に知れ渡る事で強行派の暴論を結果的に抑える事となった。

 

 

2年後の2039年8月30日、高坂は連合艦隊司令長官に就任、これは前世の山本五十六や後世の高野五十六が就任した日と同じであった。

後日より天照の会のメンバーもまた連合艦隊の各要職に就く。

そしてこの時、横須賀にいる連合艦隊旗艦・大和のメインマストに長官旗が翻った。

 

2040年8月、ヨーロッパ戦線では地中海で待機していた独戦艦・ビスマルクや伊戦艦・ヴィットリオ・ヴェネトなどの中核とする地中海艦隊も動き出した事を横須賀鎮守府の執務室で確認した。

 

穂乃果「地中海艦隊はまずインド洋、大西洋への進出を図るみたいだね・・・、こっちもそろそろ動こうかな!」

 

ヒデコ「長官!、単冠湾にて待機中の小泉提督より入電!、万事準備整ったとの事です!」

 

穂乃果「了解・・・」

 

2041年12月1日、東野の部下である技術将校の天野琴音によって最新鋭ガスタービンへと換装し総員30ノットを超える速力を得た空母・翔鶴、瑞鶴をはじめとする小泉航空機動艦隊は厳重な無線封鎖のなか、密かに択捉島・単冠湾を出撃、一同ハワイを目指す。

小泉艦隊は空母5、装甲空母1、軽空母6、重巡2、軽巡4、駆逐12を要する艦隊で、前世で世界最強と言われた南雲機動部隊や小沢航空機動艦隊をも遥かに凌駕する戦力を誇る現世世界最強の航空機動艦隊である。

 

穂乃果「(やっぱり一二〇八計画はあったけど、今夜から歴史は変わる!、絶対前世の様な悲劇は繰り返さない!)」

 

 

2041年12月7日深夜、択捉島・単冠湾基地指令室より命令が発信された。

 

花陽「まもなく一二〇八です!、参謀長!、旗艦に打電!、ニイタカヤマノボレ!」

 

フミコ「了解!、ニイタカヤマノボレ!」

 

司令部より発信された暗号はすぐさまハワイ諸島沖洋上の小泉艦隊旗艦・瑞鶴へと伝わる。

 

瑞鶴「ニイタカヤマノボレ!、一二〇八よ!、各艦に継ぐ!、艦載機の発艦を開始!」

 

空母一同「「「了解!」」」

 

出撃からおよそ7日後の日付が変わる少し前、小泉艦隊の主力空母・瑞鶴、翔鶴、大鳳、雲龍、天城(雲龍型)、葛城から第一次攻撃隊、戦闘機や攻撃機など合計およそ200機が発艦した。

 

瑞鶴「続いて第二次攻撃隊!、発艦準備に掛かれ!」

 

第一次攻撃隊に遅れる事30分、第二次攻撃隊が発艦し更に第二次攻撃隊に遅れる事25分、軽空母・祥鳳、瑞鳳、龍鳳、大鷹、雲鷹、沖鷹から第三次攻撃隊も発艦を開始、合計600機を超える大編隊が敵深海棲艦の一大拠点、ハワイに迫る。

この時の投入戦力は前世大戦や現世一次作戦時の3倍以上であった。

 

瑞鶴「迷わずにちゃんとたどり着いてよ!」

 

翔鶴「新鋭偵察機・星電が付いてるから大丈夫、きっと完璧に案内してくれるわ。」

 

星電とは、初歩的ではあるが小型レーダーや電探、高速電算機を積んでいる画期的な艦上電子偵察機であり、また戦闘機並みの高速や運動性能を活かした強行偵察や敵の通信傍受などを行える。

 

大鳳「しかし、困難な夜間発艦を皆よくやってくれますね!」

 

瑞鶴「日頃の猛訓練の成果ね!」

 

ともあれ星電が攻撃隊を完璧に攻撃目標まで案内、第一次攻撃隊の第一波がハワイ・オアフ島上空へとたどり着いた。

 

星電妖精「前方に攻撃目標見ゆ!、我々の役目はこれまでですので後を頼みます!」

 

隊長妖精「ああ、任せろ!」

 

役目を終えた星電は引き返し、艦隊を中心に辺り一帯に警戒管制を引く。

 

隊長妖精1「まずは陸上の飛行場姫からやるぞ!、発光弾打ち上げ!、全軍突撃せよ!」

 

ブーンブーンブーン、ブーンブーンブーン

 

戦闘機妖精s「「「くらえーーーーー!」」」

 

ババババババババババ!、ドカドカドカーン!

 

飛行場姫1「ナ!、何ゴトダ!」

 

そして辺り一面の閃光弾が撃ちあがり、ついに戦の戦端が開いた。

 

ウーン!、ウーン!

 

飛行場姫2「敵襲ダ!、航空機ノ発進ハ間ニ合ワン、対空火器デ応戦シロ!」

 

ババババババババババ!、ドーンドーンドーン!

 

爆撃機妖精「んなもん食らうかよ!、お前らはこれでも食ってな!」

 

ヒュルルルルル!、ヒュルルルルル!、ドカーーーーン!

 

飛行場姫1「グウッ!、グアアアアアッ!」ドサッ

 

爆撃機妖精「飛行場姫撃破!」

 

第一次攻撃隊の目的は陸上の敵航空戦力の撃破であり、攻撃隊は闇夜に紛れオアフ島の陸上基地に陣取る飛行場姫を奇襲、甚大な被害を与えた。

 

隊長妖精「こちら第二次攻撃隊!、まもなく攻撃目標であるパールハーバー上空へ到達!、攻撃に入る!」

 

ブーンブーンブーン、ブーンブーンブーン

 

第一次攻撃隊が飛行場姫を撃破してまもなく、第二次攻撃隊はパールパーバーの敵基地にに対し猛禽の群れの如く襲い掛かった。

 

ババババババババババ!

 

リ級「クッ、撃テ撃テ!」

 

ドカーーーーン!、ブーンブーンブーン

 

雷撃機妖精「あちこち火の海だな!」

 

後座妖精「はっ!、しかし戦艦も空母もおりませんな・・・」

 

雷撃機妖精「全くか?」

 

後座妖精「はい・・・」

 

雷撃機妖精「そんなはずないだろう・・・」

 

後座妖精「あっ!、前方に入居中の大型艦!」

 

雷撃機妖精「ヨーソロー!」

 

後座妖精「進路、そのまま!」

 

雷撃機妖精「ヨーソロー!、撃てー!」

 

シュルルルルルル!

 

ル級「!、魚雷!」

 

ドカーーーーン!

 

雷撃機妖精「よし!、旗艦に打電!、我大型艦雷撃す!、被害甚大なり!」

 

敵方も航空戦力を消失しながらも各艦艇及び陸上から対空火器で果敢に立ち向かって来るが、戦う前から勝敗は決していた。

そして日が昇り始めた頃、第三次攻撃隊が到着、すでに400機を超える航空隊から波状攻撃を受けた敵は戦力のほとんどを失っていた。

 

隊長妖精「第三次攻撃隊突入する!、敵にとどめを刺す!」

 

艦載機妖精s「「「「「おおおーーーーー!」」」」」

 

隊長妖精「ただし!、燃料基地だけはやっちゃいかんぞ!」

 

 

星電妖精「旗艦に打電!、第一次攻撃隊が帰投します!」

 

瑞鶴「了解!、みんなお疲れ!」

 

ブーンブーンブーン、キュッキュウーーーー!

 

瑞鶴「整備急いで!、次の獲物が待ってるわよ!」

 

葛城「次はいよいよ戦艦に空母だよ!」

 

天城(雲龍型)「星電、天城三番機より入電!、マリアナ方面へ進行中だっだ敵太平洋主力艦隊がこちらへ引き返してして来ているとの事です!」

 

翔鶴「予想より遅いですね・・・」

 

雲龍「星電、雲龍一番および二番機より入電!、敵第一航空艦隊をミッドウェー島付近にて、第二航空艦隊を敵主力艦隊より北の位置にて確認したとの事です!」

 

大鳳「瑞鶴さん、小泉提督より通信が入ったわ。」

 

瑞鶴「サンキュー、提督、第一段階終了!、ハワイ各基地は壊滅しました!、残すは敵艦隊のみです!」

 

作戦開始から約6時間後、ようやく無線封鎖を解除し単冠湾司令部の艦隊司令官・小泉花陽提督と通信機越しでこの作戦の第二目標である敵艦隊撃滅に関する作戦会議が開かれた。

 

花陽「こちらでも確認しました。」

 

瑞鶴「敵艦隊はマリアナ方面及びミッドウェー方面に展開していた様ですが、ハワイが攻撃されて慌てて戻って来たと言ったところでしょう。」

 

フミコ「しかし、パールハーバに本当に一隻も主力艦がいないなんて・・・」

 

花陽「いいえ、読み通りです!」

 

前世大戦や、後世大戦、現世の第一次作戦の際にパールハーバーには敵の戦艦はいても空母はいなかった。

 

花陽「前世大戦の開戦時、敵の主力空母は三隻でした・・・、この空母を全て撃破する事が大切です!」

 

瑞鶴「はい!、ところで、例の計画はどうなりました?」

 

花陽「しっかり成功です!、これで私たちは思う存分戦えます!」

 

作戦会議の最中、瑞鶴の言う例の計画とは何か、事が起こったのは第一次攻撃隊がハワイ上空へ到達した頃の時刻まで遡る。

 

 

2040年12月1日、小泉艦隊が単冠湾を出撃した頃。

横須賀鎮守府の作戦司令室にて全体の指揮を執る高坂穂乃果の姿があった。

そしていよいよ、練りに練ったクーデター計画を実行に移さんとしていた。

 

ヒデコ「小泉艦隊総員!、ハワイに向け出撃しました!」

 

穂乃果「いよいよ、始まる・・・、これで全てが変わる!」

 

希「日本全国の同志たちは準備万端整ってますよ!」

 

穂乃果「うん・・・、日本全国の各要所へ打電!、スサノオ踊リ天照イズル!」

 

希「了解!、みんな聞いた!、こっちも作戦開始や!」

 

ハワイ攻撃開始の約6日前、高坂主催の天照の会のメンバーを始め、全国の海軍基地にて理不尽を受けていた艦娘達、東條や優木らを中心とした悪匠大好き参謀達が焚き付けた上層部に不満を持つ海軍の下士官や、海戦がメインとなった為に御役御免となり怒り心頭の陸軍、空軍の兵士達が一斉に決起した。

 

吹雪「みんな行くよ!」パチッ

 

睦月「もう我慢の限界です!」

 

夕立「素敵なパーティーにしてあげる!」

 

長門「皆!、掛かれー!」

 

艦娘達「「「「おおぉーーーー!」」」」

 

ばたばたばたばた!

 

提督「おい!、急に電気が消えたぞ!、何事だ!」

 

バーーーーン!

 

提督「な!、何だ貴様ら!」

 

神通「探照灯照射!」

 

バッ!、バッ!、バッ!

 

提督「のわっ!、何をする!」

 

天龍「おとなしくしてもらおうか!」ジャキッ!

 

参謀「提督閣下!」

 

龍田「おっと、動かないでくださいね♪」ジャキッ!

 

ギャアアアアアア!、タスケテエエエエエエ!、ツウタタタタタッ!、シヌギャアアアアア!

 

提督「き!、貴様ら!、司令官であるこの私に!」

 

木曾「司令官だあ?、ふざけんな!」

 

提督「最上!、貴様は私の秘書艦であろう!、何とかしろ!」

 

最上「・・・」ブンッ!、ゴン!ガン!

 

提督「ぐああああっ!」どさっ!

 

最上「ごめんね提督、ボク達はもう高坂長官達くらいしか司令官と思えなくなちゃってね♪」ニコッ!

 

参謀達「「「(ここは逃げる限る!)」」」タッタッタッ

 

綾波「何人か逃げたましたよ!」

 

参謀達「「「(この長廊下を抜ければ大広間に!)」」」

 

川内「普段みんな私の事、夜戦バカとか言ってるけどさあ・・・」

 

参謀達「「「!!!」」」ゾワッ!

 

川内「そこまでお望みなら、見せてあげるよ、夜戦バカの真の夜戦を!」ダッ!

 

参謀達「「「(天井に張り付いて!)」」」

 

川内「・・・」ボカ!、バキ!、ドガ!

 

参謀達「「「ぎやあああああああ!」」」

 

天龍「いっちょあがりだな!」

 

龍田「他も上手くやってるかしら~」ガシッ!

 

提督「・・・」チーン

 

そして大湊、舞鶴、呉、佐世保など各鎮守府にて好き放題やっていた提督達は日頃の恨みが爆発した艦娘達に一斉に襲われ、中には抵抗した者もいたが艤装を身に着け妖精の加護を纏った艦娘に敵うはずもなく、鎮守府は一時間程度で乗っ取られた。

 

軍令部総長「貴様ら!、こんな事してただで済むと思うな!」

 

下士官「ああ!」

 

若者士官「君たちやめたまえ!」

 

下士官「ナチスのSSみたいな事してやがった癖に何言ってやがんだ!」

 

穂乃果「一旦ストップ・・・」ジャキッ!

 

下士官「長官!」敬礼

 

穂乃果「・・・」スパッ!

 

若者士官「ぎゃああああ!」

 

下士官「(うわっ!、一切の情け容赦なく!)」「(ははは、スカッとしたぜ!)」「(この人だけは敵に回したくねえ・・・)」

 

軍令部総長「ま!、待て高坂!」

 

穂乃果「皆の苦しみはこんなもんじゃない!、覚悟!」スパッ!

 

また、海軍の下士官達も現軍令部のあり方や穴埋めの為に昇進した若者士官達のかつてのナチスドイツのSSに等しい振舞いに怒りが爆発、共に決起した元陸軍、空軍の兵と共に、総理官邸を始め国会議事堂や各省庁などを征圧、高坂のクーデター計画だ驚くほどの鮮やかさで完了した。

そして時は12月8日の午前6時、クーデター成功の知らせを聞いた小泉艦隊は次の作戦行動に出る。

 




にこ「ちょおおおっと!、なんであたしの出番全然ないのよ!」

愛宕「まあまあ、そんなことより次回予告!、抜錨しまーす!」

蒼龍「小泉艦隊がハワイ攻撃に成功!、穂乃果達本土組はクーデターを成功させ勢いにのる現世海軍!」

龍驤「しかしそんな小泉艦隊の前に敵太平洋主力艦隊が待ち受ける!、圧倒的大火力を持つ敵に対しどう戦うのか!」

飛龍「矢澤提督!、最後にあれやりましょう!」

凛「うわー、やるんだー・・・」

にこ「いいわよ!、せーの!」

にこ.飛龍.蒼龍「にっこ二航にー!、あなたの艦隊に笑顔届ける!、にこにこ二航戦!」

凛「寒いよ・・・」

にこ「ぬあんですってええええええ!」
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