アイドルと艦娘の因果戦線!   作:永遠のZero

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連合艦隊ハワイ侵攻!

ハワイが攻撃された事を知った敵太平洋主力艦隊はマリアナ方面に進行中であったところを急速に引き返しハワイへ向かっていた。

 

ル級FS「何!、ハワイ全域ノ軍事施設ガ壊滅シタダト!、コノ前ノミッドウェー攻略ノ際ニ奴ラノ主力空母4隻ガ大破シタハズダ!、イッタドコニハワイ全域ヲ満足ニ攻撃デキル戦力ヲ持ッテイタトイウノダ!」

 

ル級1「コノママハワイヘ直進シ、敵艦隊ヲ迎撃シマショウ!」

 

ル級FS「アア、イヤ待テ!、ウェーク島ヤミッドウェー奪還ニ向カッタ航空艦隊ト合流シテカラデモ遅クハナイ!、連絡ヲ取レ!」

 

もし、敵方に反撃のチャンスがあるとしたらこの一瞬であった。

その頃、空母ヲ級FSを旗艦とする敵第一航空艦隊は急ぎミッドウェー奪還をあきらめハワイへ急行、主力艦隊より北東の位置にいた。

 

ヲ級FS「バカカ貴様!、何故サッサトハワイヘ向カワンノダ!」

 

ル級FS「敵ノ規模ガ解ラン以上、真正面カラ仕掛ケルノハ危険ダト言ッテンダ!」

 

ヲ級FS「貴様ハ慎重スギダ!、コウシテイル間ニモ敵ハ着々トハワイヲ攻略シテイル!」

 

ル級FS「アーワカッタワカッタ、ウェーク島ヨリ帰投中ノ第二航空艦隊ト合流シ次第スグ向カウ!」

 

ヲ級FS「マダソンナ事ヲ言ッテルノカ!、・・・、チョッタ待テ、今私ノ放ッタ哨戒機カラ通信ガ入ッタ・・・、ドウヤラ敵ハカウアイ海峡東ノ沖150海里ノ位置ニイルソウダ・・・

ダガコレデツキハアンタヨリ私ニアルヨウダ、コノママ進行シ先ニ仕掛ケル!」

 

ル級FS「待テ!、見込ミデ仕掛ケル気カ!」

 

ヲ級FS「要ハドチラガ先ニ敵ヲ見ツケルカダ!、賭ケテミルサ!」ぶちっ!

 

ル級FS「切レタ、ハアー、タクッ・・・、第二航空艦隊トノ連絡ハマダ着カナイノカ!」

 

ル級2「イ、イエソレガ・・・」

 

ル級FS「全艦爆沈ダト!、ソンナバカナ!」

 

 

しかし、この艦隊間の長通信は海域哨戒の任務に就いていた星電によりその内容が全て傍受され、また別の位置にいた機体との三角測定によりそのいちはすぐさま味方の知るところなった。

 

花陽「そろそろ敵方にも第二航空艦隊爆沈の知らせが入った頃でしょうか・・・」

 

そういいながら小泉提督は卓上の地図を見る。

 

フミコ「ええと、主力艦隊はハワイより西のこの辺に、第一航空艦隊はもう少し近く、この辺かと・・・」

 

花陽「なるほど・・・、これからの戦は真に情報戦ですね!」

 

フミコ「今回の作戦は艦隊の接触するタイミングが大事なので速度を落とした方が良いかと・・・」

 

花陽「どのくらいですか?」

 

フミコ「概ね28ノットでドンピシャかと・・・」

 

花陽「それで行きましょう・・・」

 

この時、艦隊に属する艦娘のモーターは大型の戦艦や空母でさえ30ノットは出るようになっていた。

 

通信参謀「提督!、総旗艦・瑞鶴より通信です!」

 

花陽「はい、そちらはどうですか?」

 

瑞鶴「提督、私と大鳳さん以外の空母は秋月達の護衛の下、北への撤退を完了しました!」

 

花陽「了解、残った部隊は船速28ノットにてカウアイ海峡へ向かってください!」

 

瑞鶴「了解!」

 

小泉提督は瑞鶴、大鳳以外の空母を秋月、照月、涼月、初月の護衛の下で北へと下げさせた。

これは艦隊決戦におけるとばっちりを防ぐためでもあった。

 

花陽「(正直こうでもしないと翔鶴さんとか瑞鳳さんとかが真っ先に不幸にあいそうです・・・)」

 

一方その頃、敵航空第一艦隊は空母1、重巡3、駆逐9の編成で着々とハワイへ進行中であった。

だがしかし・・・

 

どかーーーーん!、ばっしゃーーーーーん!

 

ヲ級FS「ナ!、何事ダ!」

 

イ級1「雷撃デス!」

 

どかーーーーん!、どかーーーーん!

 

ヲ級FS「グアアアアッ!、ウウッ!」

 

ヲ級FS「各自被害方向ヲシロ!」

 

リ級E「駆逐5、重巡2、爆沈デス!」

 

ヲ級FS「クソッ!、一体何ガ起コッテイル!」

 

しゅるるるるるる!

 

ヲ級FS「シマッタ!」

 

 

フミコ「星電、瑞鶴2番機より入電!、潜水艦隊が敵航空艦隊を雷撃す!、敵艦隊は全滅した模様です!」

 

花陽「よし!」

 

花陽「(いよいよ幽霊艦隊が動き出しましたか・・・、松浦指令官の新潜水艦戦術、非常に楽しみです!)」

 

 

ル級FS「何!、第一航空艦隊モ全滅ダト!」

 

ル級1「ハッ!、第一、第二航空艦隊双方ノ旗艦・ヲ級FSハ一度ニ5本以上ノ雷撃ヲ受ケテノ爆沈ダソウデス!」

 

ル級FS「バカナ!、コチラノ対潜輪形陣ハ完璧ナハズダ!、一度ニ5本モノ魚雷ヲ受ケルハズガナイ!」

 

敵航空艦隊を撃破した際も36ノットという速度で40000mもの彼方から忍び寄って来たものであった。

敵の厳重な対潜警戒網を易々と潜り抜け、潜望鏡を使わずにレーダーや電探、ソナーのみで海中から長距離雷撃する事ができるところに松浦果南が指揮する幽霊艦隊の計り知れない実力が潜んでいた。

 

リ級E「ル級様!、私ノ哨戒機ガ敵ノ姿ヲ捉エマシタ!、敵艦隊は空母2、重巡2、軽巡4、駆逐4ノ編成デカウアイ海峡ヲ目指シテイル模様!」

 

ル級FS「カウアイ海峡!、カウアイ海峡・・・」

 

ル級FSは先ほどカウアイ海峡付近で起きた出来事を思い出していた。

 

リ級E「艦隊決戦ナラバ戦艦4隻ヲ要スル私タチノ方ガ圧倒的ニ有利デス!」

 

ル級1「空母2隻ノ艦載機ナドハエホドモ恐レル必要ハアリマセン!」

 

ル級FS「・・・、敵ノ位置ハ?」

 

リ級E「カウアイ海峡ノ東側デス!、進路カラ見テ奴ラハパールハーバーヲ目指シテイルノデハナイデショウカ!」

 

ル級FS「何故ダ?、パールハーバーハスデニ破壊シ尽クサレテイルデハナイカ!」

 

ル級2「イイエ!、マダ450万バレルノ燃料ガ手ツカズニ在リマス!、コレヲ抑エラレマスト我々ハ半年間身動キガ取レナクナリマス!」

 

ル級FS「ソウカ!、奴ラノ狙イハソレカ!」

 

このとき、慎重派であったル級FSの中で小泉艦隊の動きの理由が繋がった。

 

ル級FS「ヨシ!、我ラハコレヨリカウアイ海峡ヘヲ目指ス!、マズハコノ目ノ前ノ敵艦隊ヲ迎撃スル!」

 

威風堂々、敵艦隊は戦艦4、重巡8、軽巡12、駆逐24という太平洋艦隊の主力を担うにふさわしい編成であった。

 

 

カウアイ海峡、ここはカウアイ島とオアフ島の間に位置しその幅はほぼ100Kmあるため、艦隊を展開しやすかった。

 

ロ級1「見エマシタ!、敵艦隊デス!」

 

ル級FS「間ニ合ッタカ!、総員撃チ方用意!、撃テエエエエエエエエ!」

 

どかどかどかーん!、どかどかどかーん!、どかどかどかーん!

 

ばしゃっーん!、ばしゃっーん!、ばしゃっーん!

 

花陽「ここからは私が直接指揮を執ります!、総員砲雷撃戦始め!」

 

利根・筑摩「「撃てええええええ!」」

 

どかどかどかーん!、どかどかどかーん!

 

ひゅるるるるる!、どかーーーーん!

 

利根「その艦貰った!」がこん!

 

どかどかどかーん!、ひゅるるるるる!、どかーーーーん!

 

ル級FS「突撃シロ!、奴ラナド我々ノ敵デハナイゾ!」

 

砲撃による目を眩ます様な閃光と耳が砕けんばかりの砲声がル級FSから平常心を奪っていた。

 

花陽「皆さん!、こちらには戦艦がいないため接近されたら危険です!、一定の射程を保ちつつ正確なる射撃に努めて下さい!」

 

艦隊一同「「「「了解!」」」」

 

どかーーーーん!、どかーーーーん!

 

哨戒機妖精「戦果報告!、重巡1、軽巡2、駆逐6を撃沈!、味方の損害は軽微です!」

 

ル級FS「クッ!、奴ラドウイウツモリダ!」

 

小泉艦隊にいくら高火力の戦艦が1人もいないうえに押せば引き、引けば押してくる小泉艦隊の動きに不信感を抱き始める。

それはまるで何かを待ち受けている様であった。

 

ル級1「我が艦隊左舷ヨリ敵航空隊!、高度2000、距離7000デス!」

 

ル級FS「何!」

 

ばばばばばばばばばば!

 

雷撃機妖精s「「「「「「食らえええええ!」」」」」」」

 

ぼちゃん!、しゅるるるるるる!、どかーーーーん!

 

リ級2「更ニ新タナ敵艦隊!、戦艦4、空母2、軽空母3、重巡8、軽巡4、駆逐多数!、駆逐艦や軽巡を前衛に急速接近中!」

 

ル級FS「何ダト!」

 

 

愛宕「ぱんぱかぱーん!、お待たせ!」

 

飛龍・蒼龍「「矢澤艦隊見参!」」

 

金剛「私たちの出番ネー!、Follow me!」

 

にこ「ちょっとあんた達!、それあたしのセリフ!、と・・・まあ待たせたわね!」

 

花陽「いいえ、ナイスタイミングです!」

 

小泉艦隊に遅れること1日、日本全国がクーデターによって混乱しているのを確認した矢澤にこ提督率いる第二艦隊は待機していた大湊鎮守府から出航、クーデターに参加していた隊員と合流しながら小泉艦隊の支援のため密かに接近していた。

矢澤艦隊は総旗艦・愛宕を先頭にカウアイ海峡へ突入した。

 

にこ「これで数も揃ったところだし、ちょっと脅してやりなさい!」

 

愛宕「ヨーソロー!、総員!、砲雷撃戦用意!」

 

金剛「皆さん行きますヨー!、レディー、fire!」

 

どかどかどかーん!、どかどかどかーん!、どかどかどかーん!

 

そして主力艦である金剛、比叡、榛名、霧島を筆頭に単横陣を取り、敵艦隊に主砲一斉射を浴びせる。

 

比叡「主砲斉射!、撃てええええ!」

 

榛名「榛名!、全力で!、参ります!」

 

霧島「ふふふ、さあ!、攻撃開始です!」

 

どかどかどかーん!、どかどかどかーん!、どかどかどかーん!

 

敵艦隊「「「「グアアアアアア!」」」」

 

ル級2「クソッ!、一旦下ガッテ!」

 

愛宕「ぱんぱかぱーん!、食らいなさーい!」

 

高雄「バカめと言って差し上げますわ!」

 

どかどかどかーん!、どかどかどかーん!

 

リ級E「グアアアアッ!」

 

技術将校の一人、天野琴音によって改良された新型の改零式対艦用徹甲弾の威力は凄まじく砲撃戦開始からおよそ4時間、砲声が止みうその様に静まり返っていた。

 

ル級FS「奴ラノ神経ガワカラン!、何故ダ!、何故奴ラハ主力デアル戦艦ヲ狙ワナイ!」

 

ル級1「奴ラノ真意ハマルデ読メマセン!、タダ言エル事ハ、我々ハ丸裸ニサレタトイウ事実ダケデス!」

 

このとき敵艦隊は矢澤・小泉両艦隊が合流した後、怒涛の強襲攻撃を受け戦艦以外の全ての艦を失っていた。

 

ル級FS「ドウスル!、意地デ突ッ込ムカ!」

 

ル級2「ソレハ1ツノ考エ方デアリマスガ・・・」

 

ル級3「砲弾ノ尽キタ戦艦ナド鉄クズ同然デス!、間モナク日ガ落チマスノデ闇夜ニ紛レテ脱出シマショウ!」

 

ル級FS「確カニ、再起ヲ期スト言ウノモ1ツノ考エ方ダガ・・・」

 

ル級FSは考え兼ねていた。

昼間のカウアイ海峡での出来事を思い出し、眼下に広がる藍色の海の中に何かいるという底知れぬ不安に襲われていたからであった。

 

ル級FS「クソッ!、ドウスル!、私ハ一体ドウスレバ!」

 

どかーーーーん!

 

ル級2「グアアアアッ!」

 

ル級FS「ナ!」

 

どかどかどかーん!、どかどかどかーん!

 

ル級1「ガハッ!」

 

ル級2「コ、コンナトコロデ!」

 

ル級FS「ア、アアッ・・・、戦艦ガタッタ3発デ!、航空艦隊モコウシテヤラレタノカ!」ガクガク

 

どかどかどかーん!

 

敵太平洋主力艦隊総旗艦・ル級FSは敵の正体もつかめぬまま海の藻屑と消えた。

矢澤・小泉両艦隊はハワイ各島に上陸、僅かな抵抗を排除しながら燃料基地を始め要所を抑え、ここに敵の太平洋戦略の要たるハワイを奪還した。

この第二次真珠湾攻撃とも言える作戦は前世及び現世第一次作戦と同様に味方の大勝利であったが、戦術的にも戦略的にも格段の差があった。

 

作戦終了から間もなく海軍中将へと昇格した小泉花陽がパールハーバ軍港に小泉艦隊の総指令部を置き、同じく中将へ昇格した矢澤にこは太平洋最難関と呼ばれる南太平洋進出に向け準備を開始した。

 

そしたその陰に幽霊艦隊と命名された秘匿艦隊は己の正体を海中に秘匿し切ったまま、大海原を行く。

この幽霊艦隊こそが、この世界を救うための言わば切り札であった。

 




真姫「にこちゃん、途中参加だけど意外と活躍したじゃない。」

にこ「ま、まあね!」

凛「でも次回は北太平洋みたいだよ・・・」

にこ「ということは絵里の艦隊ね、ところでこいつらどんだけ食うのよ!」

赤城「ふぁい?」

雪穂「正直、食費だけで相当な額が無くなります・・・、おかげで満足に新兵器の発注が出来ません・・・」

加賀「ここは譲れません!」むしゃむしゃ

赤城「ごちそうさまでした!、それでは今回は私たちが次回予告しますね!」

雪穂「はあー・・・」

加賀「高坂指令官、北太平洋にて新たな敵艦隊が確認されたわ!」

赤城「場所はアリューシャン列島付近だそうですね?」

加賀「ええ、陸上基地に飛行場姫も確認されているから注意しなくてはいけません。」

赤城「さて、勝ためにもう少し食べておきましょう!」もりもり

加賀「そうね!」ばくばく

にこ「これは花陽以上の食いっぷりね・・・」

雪穂「ねえ、そろそろ箸止めてくれない?」

赤城「まだ腹半分くらいなのでもう少しいただきます。」ばくばく

加賀「高坂司令官、追加をお願いします。」

雪穂「さっきの私の話聞いていましたか?」

赤城・加賀「「ふぁい?」」むしゃむしゃ

雪穂「・・・」ブチッ!

ぷるるる、ぷるるる

雪穂「もしもし、はい、私です、ええ、はい、是非お願いします。」ぴっ

赤城「どなたに電話を?」

雪穂「鳳翔さんです。」

赤城・加賀「「!!!!!」」ゾクッ

雪穂「あなた達の普段のぐうたら生活の事を話したら、今すぐ来てくれるそうです。」ニコッ

がちゃっ

鳳翔「こんにちは」ニッコリ

赤城・加賀「「・・・」」ガクガク

鳳翔「赤城ちゃん、加賀ちゃん、隣の部屋へ行きましょう。」ニッコリ

鳳翔「お・は・な・しが、あります」満面の笑み

がしっ!、ずるずる

赤城「いやああああああ!」

加賀「ダ、ダレカタスケテー!」

花陽「私のセリフ取らないで!」

鳳翔「ああ、後で天城(天城型)ちゃんも来てくれるそうです。」ニッコリ

赤城・加賀「「(あ、おわた・・・)」」

雪穂「あの二人もさすがに鳳翔さんと天城(天城型)には逆らえない。」

にこまきりん「「「(鳳翔さん恐い!)」」」

花陽「・・・」ブクブク
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