僕と逆転とAクラス   作:金細工師

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何か急展開過ぎる気がするので、1話ペースに戻しますw

楽しみ奪っちゃう感じだし、そこは考えました・・・w


元バカと仮装の決勝戦

現在時刻18時30分

 

「決勝の詳細が分かったぞ!!!」

決勝の情報を手に入れる為、派遣した中本ブラザーズの片割れ、修也が戻ってきた。

「明久!優子さん!ルールはこんな感じ!」

修也の差し出した紙には決勝の詳細が記されていた。

 

 

~~試験召喚大会決勝ルール~~

1.対戦教科は総合教科

2.全滅した時点でそのチームは脱落

3.最後まで生き残ったチームが優勝

4.出場者は何らかの仮装(コスプレ)をすること

 

 

「ふーん、ルールはふつ・・・あれ?」

「その4が・・・」

コスプレとは・・・ババアの趣味か・・・?

 

「でもよー明久、優勝するとかなり豪華な商品ばっかだぜ?」

「優勝商品?えーっと・・・」

 

☆優勝特典☆

学園生活改善要求券

混沌の腕輪

カスタ

 

 

「・・・?ちんぷんかんぷんな商品ね・・・」

「改善要求券と腕輪はなんとなく分かるけど・・・カスタて何・・・?」

カスタ・・・ネットか・・・?

「ああ、それは俺が極秘ルートで手に入れた噂のシークレットアイテムのことさ」

「!?修也一体何を・・・」

奴は一体何をしたんだろう?

ムッツリーニは無理だろうし、どうしてこんなことが出来たのかな?

 

一方その頃・・・

 

「須川、コスプレだとよ」

「大丈夫だ横溝。俺らにはあれがあるじゃないか」

「あれ・・・?・・・そうか!今は着ていないあれを久々に着るのか!」

「そうよ・・・久々だな」

「面白れぇ!!」

 

「康太君は何を着るの?」

「・・・・・・まだ決めていない」

「連れないなぁ!もう、これなんかお揃いでいいと思うのに」

「!?・・・・・・愛子、これだ」

「決めるの早っ!?でもいっか!」

 

「雄二!これ!」

「おっ・・・これは・・・」

「その・・・雄二・・・」

「あぁ・・・着るか?」

「うんっ!」

(本当に・・・キャラが変わったな・・・)

 

「木下君、これなんかどうだろう」

「おおっ、お主は目が高いのぅ」

「せっかく秀吉やら木下やら豊臣秀吉に関する名前だから似合うと思うんだが」

「お主も似合っておるぞ、これで決まりじゃ!」

「よし、行くぞ!」

 

「ねぇ、真鈴」

「ん?何?咲来」

「これって・・・派手じゃない・・・?」

「何言ってんの・・・せっかくあたし達にぴったりのコスプレじゃない」

「ちょっと古いと思うんだけど・・・」

「気にしない気にしない!」

「え~っ、ちょっとぉ~!!」

 

 

 

「優子・・・似合う?」

「明久君・・・似合ってるよ・・・」

「嬉しいな・・・///」

「アタシは・・・どう?///」

「うん、すごく可愛い!」

「ありがとう//////」

「じゃ、行こうか!」

「えぇ!!」

 

現在時刻20:00

 

「さぁ!おまんたせいたしましたぁ!!ついに今夜第2代文月さいっきょうが決まります!」

 

「実況は私おだゆ・・・じゃなくて、中本修也が務めさせていただきます!」

 

 

ワーッ!!!

 

「さて、皆様・・・ファイナリストは既に着替えを終えております・・・

 この決勝戦は何らかの仮装またはコスプレをしていないと出場できません!」

 

「さ~ぁ!戦いの前のお楽しみ!!栄光のファイナリストの入場でっす!!」

 

 

「まずは!!漆黒のコーナーはグループAの覇者!誰も予想出来なかった大下剋上!

 最強軍団の一角を破る大金星は、彼らをさらに高みへ誘う事でしょう!!

 今大会のダークホースが一気に頂点へ!Ryo・Sugawa&Kouji・Yokomizo!!

 着ている衣装は知る人ぞ知る、異端審問会の制服です!!」

 

8888~~~!!

 

「ふむぅ、俺の評価は上がったみたいだな」

「俺は・・・苦手な数学の点数低かったから軽視されてるようだ」

「まあいいさ横溝、総合教科ならお前でも・・・」

「ああ、今こそ俺の力を発揮する時だ!!!」

「続いては、妖しく光る紫のコーナー!グループBを全試合10秒以内の秒殺で決めました!

 実はこの2人も恋人同士という情報が入ってまいりました!!抜群のコンビネーションがそれを物語ります!!

 凶悪な強さで他を圧倒するか!!Kota・Tsuchiya&Aiko・Kudo!!

 着ているのは・・・これは可愛らしい、ツートンカラーの猫コスプレです!!」

 

8888~~~!!

 

「・・・・・・気に入るのがあって良かった・・・」

「ふふっ♪康太君が気に入ってくれて良かったよ!」

「・・・・・・ありがとう、愛子」

「どういたしまして♪」

 

「さてさて・・・お次は紅蓮のコーナー!グループC、私を破って決勝進出!

 幼馴染から恋人に、決勝後のドラマは泣かせてくれました!!

 愛の力は無限大!!Yuji・Sakamoto&Shoko・Kirishima!!

 そして着ているのは・・・うおっとぉっ!?これは・・・場内が沸いています!!」

 

うおおっ!!?

 

「これは驚きました・・・まさに・・・新郎新婦の服装・・・

 タキシードにウェディングドレス!!

 決してここはVirgin Roadではありませんが、これは先々期待できそうです!!」

 

「雄二っ・・・何だか、本当に式を挙げてるみたい・・・」

「ああ・・・もう少し先になるが、ドレスを着れたのはいい経験じゃないか?」

「うんっ!雄二の為に・・・頑張る!」

「翔子・・・(全く・・・急に明るくなったな・・・)」

 

「続いては華々しい桃色のコーナー!グループDの覇者!

 混戦を抜け出した女の子の2人組、燃えるオタク魂をぶつけると語っていました!!

 唯一の2年生が3年生に挑戦状を叩き付ける!Sakura・Mebuki&Marin・Aoi!!

 着ているのは・・・・・・名前の影響か、ハー〇キャッチプ〇キュアのコスプレでございます!!」

 

8888!!!

 

「うっひゃぁっ!!大勢の人の前でコスプレってサイコー!!」

「ううっ・・・真鈴ちゃん・・・何で乗り気なのよ~」

「だって~アタシのコスプレを大勢に見せるの、アタシの夢だったんだもん!!」

「!?恥ずかしくないの!?」

「・・・?どこが・・・?オタクなら皆見せたいもんじゃんか」

「(私・・・オタクじゃないのに・・・)」

 

 

「さぁ、次は新緑のコーナーからグループEからやってきた猛者!!

 最強軍団の秘密兵器と評される逸材が順当に決勝にコマを進めました!

 和の心は無敵なり!Hideyoshi・Kinoshita&Yoshimitsu・Kubo!!

 着ているのは・・・ああ~武将コスプレ!!織田信長と豊臣秀吉か?歴女にはウケそうです!!」

 

8888!!

 

「久保、ここまで来れたのはお主のおかげじゃ」

「いや、2人で協力したからこそだよ」

「!!久保は良いことを言うのぅ・・・」

「それよりも・・・木下君は大事な人のために戦っているのだろう?」

「そうじゃな、ワシは・・・笑顔で葵殿の元に戻ると言ったからのぅ」

「その意気さ、行くよ木下君!!」

「心得た!」

 

「さぁ~ラストでございます!!非常に煌く黄色のコーナーはグループFの勝者!

 出し切れなかった全力(フルパワー)、天才と化した苦悩の観察処分者が、

 今こそ最高のパートナーと連覇へ!!Akihisa・Yoshi&Yuko・Kinoshita!!

 さあ~衣装ですが・・・まずは・・・吉井君の姿が出ました!!

 これは目立つ、黄色のスーツとシルクハット!英国紳士でしょうか?」

 

うおおおおっ!!

 

異様な歓声と共に光の向こうに飛び出す。

派手な衣装を着たから、目立つのも仕方ないだろう。

「やっとだよ!!こんなのも似合うでしょ?」

自画自賛してみるけど、勿論観客には聞こえるはずもない。

 

傷つくからやめときゃよかった(泣)

 

「さて、遅れて木下さんが・・・っとぅ!?」

 

おおおおおおおおぉぉぉっ!!!!!!!

 

「!?何!?」

 

おそらく今日一番観客が沸いた。

 

「明久君♪お待たせ!」

「やっぱり・・・可愛さとエロさを感じるね、優子」

 

優子が着ているのはチャイナドレス。

全体が黄色で目立つだけでなくスリットはかなり際どい所まで入っている。

頭髪は黄色いリボン2本で可愛くまとめられている。

なんかこう、子供の可愛さと大人の色っぽさを同時に感じる。

 

「さぁっ!!!6組が入場しました!!

 もう間もなく文月最強が決まります!!」

 

 

「明久、予想通り勝ち上がってきたな!!」

「雄二こそ、中本ブラザーズに手間取って・・・負けるかと思ったよ!!」

「今度は本気だ!徹底的に殺ってやるからな!!」

「どんど来い!!」

「お主ら、ワシたちを忘れてはおらぬじゃろうな?」

「油断してると痛い目に遭わせるからね」

「おっと~!ボクたちもいるよ~!」

「・・・・・・やっぱり空気・・・?」

「吉井、坂本!」

「須川君!!」

「俺の力・・・見せてやる!!!」

「望むところだよ!!」

「お前は一番危険だからな須川!!」

「・・・・・・なんか、俺も空気・・・?」

「先輩方!!!!」

「!!?そういえば、君たち何者!?」

「アタシたちは2年Aクラスのオタク2人組(O-girls)でっす!」

「だから私は!」

「オタク魂・・・全力でぶつけるんで、よろしくです!!!」

「ううっ・・・」

 

何だかオタっ娘(真鈴ちゃん?)のペアの女の子は乗り気じゃないようだ・・・

可哀相にも見えるけど、

ちっと可愛いから無視しとこう。

 

「アタシと霧島さん、どっちが強いかはっきりさせる時が来たようね!」

「優子、負けない!!」

 

優子と何か急激的に明るくなった霧島さんがにらみ合っている。

・・・何で霧島さんはキャラ崩壊みたくなったんだろうか。

 

「さぁて!!!そろそろお時間となりました!!

 決勝戦を開戦したいと思います!!」

 

修也のアナウンスが入った。

 

いよいよ・・・乱戦が始まる。




まさに仮装大会w

誰得なんだ!と言わんばかりの内容です。
はっきり言うと、俺得ですw

オリキャラもうまく練り込んでいかないといけないストーリーなんで、
ちょっと考えるのは大変でした

ちなみに何故こんな仮装にしたかという理由

須川君達→決定事項
康愛→スピンオフ漫画でどっちも猫好きだった→猫でいいやw→決定
坂本夫妻→夫妻→決定
オリキャラ二年コンビ→名前も名前なんで→決定
秀吉・久保君→秀吉からイメージ、久保君も何か武将似合いそう→決定
明優→優子さんチャイナ似合ってたな→優子決定→明久は・・・目立たせるかw→決定

はい、もう勝手に決めた感じですんませんw
最後のなんて俺の欲望丸出しですよ、はい。

次回は決勝戦の方になります。
お楽しみに~

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