僕と逆転とAクラス   作:金細工師

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本日は予選のお話を4話投稿しますw

原作改変があるのでご注意を

オリキャラも徐々に出てきます
そちらもご注意を


Fと波乱のグループA 

僕と優子が受付を始めた1時間後の8時30分頃から試合は始まった。

つまり、7時30分というわけ。

・・・何でこんな糞早いんだよ・・・・

とツッコミたくなるよ、もう。

 

予選だけで、9~10時間とか・・・もう地獄さ!

僕たちの場合なんか最後だから出番いつだよ!

 

予定では、決勝は後夜祭のメインで、20時からとなってる。

・・・鬼畜かあのババア!!

 

 

 

で、今僕らは教室にいる。

 

「グループAは姫路さんと美波?」

「どうやら、そうらしいな・・・後佐藤美穂のところもな」

ガララ!

「1回戦突破してきたわ」

「はやっ!?てか、試合中だったの!?」

「おーお疲れさん。グループ決勝は見に行くからな」

「はい!頑張ります!」

 

その後も姫路さんと美波は勝ち進み、準決勝では佐藤さん達との同クラス対決を制して決勝に進んだ。

 

「姫路さん!美波!」

「あれっ、アキ!」

「明久君!」

「グループ決勝進出おめでとう」

「ありがと。お先に決勝で待ってるわ!」

「ここも負けられませんからね!絶対勝ってきます!」

「2人ともちばりよー!!」

 

何で沖縄の言葉が出たんだろう・・・

・・・まあいっか。

 

 

「さあ、時刻は9時30分!まだ太陽も登りかけではありますが、早くもグループAの決勝です!

 両者、拍手でお迎え下さい!!!」

 

88888・・・・

 

熱気が伝わってくる。

暑くて、気持ち悪いぐらいだ。

 

「まず、入場してきたのは3年Aクラスの2人。最上級クラスの意地を見せる為に2人娘が決勝を狙います!

 姫路瑞希さん、島田美波さんです!!」

 

「うん!2人共大丈夫そうだ!!」

「ああ、でも勝てるか分かんないな」

「へ?何で?つか、相手誰?」

「3年Fクラス代表が率いるチームだそうだ」

「は?Fクラス?頭良い人いるの?」

「どうも、この大会でいきなり現れた伏兵だそうだ」

「へ~っ、でも姫路さんには・・・ってあれって・・・」

 

どこかで見たことある。

あの2人は、去年同じだった・・・

 

「続いては、同じ3年でも最下級クラスから!奇跡の大下剋上なるか?

 須川亮君、横溝浩二君です!」

 

「何だ、須川君と横溝君じゃないか」

「ああ、横溝はいいとして・・・問題は須川だ」

「須川君?彼が例の伏兵ってやつ?」

「ああ、風の噂だが・・・奴はここ最近急激的に成績を上げていて、もうAクラス上位レベルだそうだ」

「はぁ!?何で須川君が・・・」

 

不可解だ。

何故今更須川君はこんなに成績を上げたのだろう。

 

 

「へーっ、須川達が相手だったのね」

「まあな、ここまで本当に大変だったし」

「でも、ウチらには勝てないわよ!」

「・・・それを根本的に覆す!!」

 

対戦教科 数学

「召喚してください!!」

 

「いくわよ!瑞希!」

「はい、美波ちゃん!!」

 

「「試験召喚(サモン)!!」」

 

「俺は・・・生まれ変わったんだ!!!」

「須川行くぞ!」

 

「「試験召喚(サモン)!!!」」

 

3年Aクラス 姫路瑞希&島田美波

数学

422点&357点

 

3年Fクラス 須川亮&横溝浩二

数学

495点&62点

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・は・・・・・・・・?

 

「えっ・・・・?雄二・・・・?」

「・・・分かっただろ、明久」

 

「495点!?須川アンタいつからそんな・・・・」

「俺は、Fクラスの代表として、クラスの雰囲気を変えないといけないと思った。

 クラスの雰囲気を変える為には俺が変わらないといけない。だから、俺は毎晩徹夜で勉強した。

 そして、生まれ変わったんだ!俺は・・・生まれ変わったからには本気でお前らを倒す!!」

 

「実質的には2VS1じゃない!ウチらに勝てると思ってる?」

 

「ああ、必ず仕留めてやる」

 

「すまん、須川!!俺、数学はダメだ!!」

「分かってるぞ、横溝!後は任せろ!!」

 

「瑞希、須川を頼むわ!」

「はい!」

「バイバイ、横溝!!」

「ぐっ・・・」

 

3年Fクラス 横溝浩二

数学

0点

 

「横溝の分まで、行くぞ!!」

「覚悟しなさい!須川!」

 

 

「覚醒(アウェイキング)!!!」

 

 

3年Fクラス 須川亮

数学

4950点

 

「えっ!?」

「悪いな、島田」

 

ズガッ

 

3年Aクラス 島田美波

数学

0点

 

「嘘でしょ・・・?」

 

 

「何アレ!?須川君の点数がいきなり上がって、美波があっという間にやられたよ!?」

「島田を一撃か・・・やるな・・・須川の奴・・・」

 

「美波ちゃんの仇を!」

「隙がありすぎだよ!姫路さん!」

「!?」

 

ズドォン!!

 

3年Aクラス 姫路瑞希

数学

0点

 

「試合終了・・・勝者、3年Fクラス須川亮、横溝浩二」

 

「何ということだ!!3年Aクラスの2人娘を破って、何と最下級のFクラスコンビが決勝進出!!!

 これはとんでもない影の支配者(ダークホース)の登場です!!」

 

 

「嘘・・・ですよね・・・・?」

「嘘・・・でしょ・・・?」

 

 

 

「須川君・・・すごいな・・・1人で姫路さんと美波を倒しちゃったよ・・・」

「あいつも・・・やる時は、やるんだな・・・」

 

とんでもない伏兵が現れても・・・

 

僕は優子と、優勝を勝ち取る!!




前回の後書きの伏線はこれですw

チートSUGAWAは大会前にちょこちょこ考えてはいましたけども・・・

今考えると、「起動(アウェイク)」と「覚醒(アウェイクン)」ってめっちゃややこしい・・・
何か後悔ですw

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