魔法少女リリカルなのは 〜fortissimo〜   作:fortissimo 01

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ども!fortissimo01です!タイトル通りあの子に出会います!ではどうぞ!


高町なのはとの出会い

「ふー…疲れたな〜サクラ」

 

『私も疲れちゃったんだよ〜マスター』

 

俺は地下の鍛錬をしたあと風呂に入り、晩御飯を作る為の食材を買いに行った。現在俺は食材を買い、夕日で照らされたアスファルトの道を歩いている。あとでわかった事だが、この世界の俺の両親はすでに事故で他界しており、今は親戚の家に住んでいる設定らしい。

 

「早く家に帰ってご飯食べよ!」

 

俺は早く家に帰るため、早歩きをした。

 

「ん…?あれは…?」

 

ふと、俺は帰り道の公園をみたら、栗色の髪の女の子がブランコに座り、俯いていた。

 

 

 

 

side なのは

 

今日も夕飯まで公園で待っていたの。

私のお父さんは事故で意識不明の重傷で入院中で、そのためお母さんとお姉ちゃんは店の仕事で忙しくて、お兄ちゃんはずっと道場にこもって竹刀を振ってるの。私は皆に心配をかけないようにいつも皆に笑顔を見せて、ずっといい子にしてた。でも…やっぱり寂しくていつも公園に行って一人で泣いてたの。

 

「やっぱり…寂しいよぉ…」

 

今日も公園で一人で寂しく俯きながら泣いていたら……

 

「大丈夫か?」

 

「ふぇ?」

 

私は顔をあげたら、男の子が心配そうに言ってきた。

 

 

 

 

 

side 零児

 

何かあったのかと思い、心配になって栗色の髪の女の子の方に歩み寄った。

 

「大丈夫か?」

 

「ふぇ?」

 

その女の子は顔を上げて、こちらを見てきた。雪の様に白い肌、青い宝石のように輝いている瞳を見て俺は内心びっくりしてしまった。なんとその女の子はリリカルなのはの主人公の高町なのはだった。まさか、こんな所で会うなんて思っても見なかったが……。彼女の眼には涙が溜まっていた。

 

「どうしてこんな所で泣いていたんだ?」

 

「え、えっと…それは…」

 

「……なにがあったか俺は知らないけど、もし良かったら話してくれないか? ちょっとは楽になれると思うぞ?」

 

「う、うん…実は…」

 

なのはは話してくれた。

お父さんが入院して家族が家の事で忙しくて、そんな家族を心配させないように自分はいつも良い子にしていた事を話してくれた。この子はまだこんなに小さいのにそんな深刻な事を考えていたのか…。それを聞いて俺は……

 

 

「あ…」

 

俺はなのはを優しく抱きしめて言った。

 

「辛かったな…寂しかったよな…良く、頑張ったな…」

 

「うっ…うっ…うわぁぁぁぁん!!」

 

なのははこらえていた悲しみと寂しさを思いっきり吐き出した。

 

「うわぁぁぁぁん!!寂しかったよぉぉ!!辛かったよぉぉ!!」

 

俺はなのはが落ち着くまで優しく抱きしめた。

 

 

 

「落ち着いたか?」

 

「うん…ありがとうなの!」

 

なのはは笑顔で言った。一瞬、その太陽のように明るい笑顔にドキっとなった事はおいておこう。 とにかく元気になって良かった。

 

「なのは…今度はその思いをお前の家族に伝えるんだ。」

 

「え?でも私…」

 

「なのはなら大丈夫だ。 お前の思ってることを全部、 家族に言っちまえ!」

 

「っ! うん! わかったの! …あの、あなたにも付いてきてほしいんだけど、いいかな?」

 

「おう! いいぞ、じゃあ行こうぜ!」

 

「あと…」

 

「ん? なんだ?」

 

「名前…名前を教えてほしいの!」

 

「あ、そういえばまだ言ってなかったな。俺の名前は神谷零児だ! よろしくな! なのは。」

 

「神谷零児くん…うん、こちらこそよろしくなの! 零児くん!」

 

「よし、じゃあ行くか!」

 

「あ、ちょっと待って…」

 

「ん? まだなんかあるのか?」

 

「て、手をつないでほしいの…////」

 

「手を? いいけど、これでいいか?」

 

俺はなのはと手をつないだ。

 

「う、うん!////」

 

「うし! じゃあ行こうか!」

 

俺となのははなのはの家に向かった。

 

 

数分後、俺たちはなのはの家《喫茶店翠屋》に着いた。

 

「ただいま!」

 

「「「あ、なのは!」」」

 

そこには女性二人と男性が一人いた。たぶん、なのはの女性二人はお姉ちゃんで男性は兄ちゃんだろう。

 

「いつもより帰りが遅かったから心配したのよ…。」

 

「ごめんなさい、お母さん…。」

 

「君も迷惑かけてごめんね。」

 

「あ、大丈夫です!(まさか、お姉さんと思ってたけど母親だったのか!?若すぎだろ!)あ、それよりも、なのは!言えるか?」

 

「う、うん!」

 

「「「?」」」

 

なのはは自分が今まで溜め込んでいた思いを家族に話した。

 

 

「そうだったの…ごめんなさい、なのは。」

 

そう言ってなのはのお母さんはなのはを抱きしめた。

 

「なのはがそんなに思いつめてた事に気づかなくてごめんね…。」

 

「おかあ、さん…う、うわぁぁぁぁん!」

 

(よかったな、なのは…。お前の気持ちが通じて…。)

 

俺は、気づかれないように翠屋を出た。やるべき事をするために…。

 

 

 

side なのは

 

「あれ? なのは、さっきの男の子は?」

 

「え! いない…零児くん…。」

 

お姉ちゃんがそう言ったので私は後ろを振り返ったけど、零児くんはいつの間にいなくなっていました。また、会えないかな…。

「(なのはのあの表情もしかして…)ねぇ、なのは?」

 

「なに? お母さん?」

 

「あなた…あの子の事、好きになっちゃったんでしょう?」

 

「にゃ、にゃゃゃゃゃ!?」

 

「え! そうなの、なのは?」

 

「……うん」

 

自分でも自覚していた。公園で優しく抱きしめられた時、身体がポカポカして気持ち良かった。そして、零児君の笑顔を見た時に確信した。

私はきっと零児君に恋をしているんだって…。

 

「じゃあ、なのは頑張りなさい。ちょっとしか話してないけどあの子、将来モテるわよ。また会ったらアタックしてみなさい!」

 

「うん!わかったの!」

 

零児くん、また会えるよね…

 

「いや〜なのはにも春がきたね! 恭兄!」

 

「いや! 俺はまだ認めんぞ! 認めるもんかー!!」

 

「相変わらず、重度のシスコンだね…」

 

 

 

 

 

 

side 零児

 

 

っ!…なんかすんごい寒気を感じた。思わず身構えちゃったよ。え? 俺が今、どこにいるかって?俺は高町士郎が入院している部屋にいる。何故かって? あの家族に俺から最後のプレゼントを届けるためだよ。

 

「サクラ、聞こえてるか?」

 

『…聞こえてるんだよ』

 

「ん?…なんで不機嫌なんだ?」

 

『決して私の出番が少ないから不機嫌なんて思ってないだよ!」

 

「出番が少ないから不機嫌なんだな、わかります。それよりも今から高町士郎の怪我を直す。いいか?」

 

『うん!わかったんだよ、マスター』

 

俺はサクラをセットアップした。

 

「よし!始めるか…(通常の “復元する世界” は24時間以内だがこの魔改造された復元する世界ならいける!)“復元する世界”(ダ・カーポ)!」

 

俺は “復元する世界”(ダ・カーポ)を使い高町士郎の怪我を直した。これで、大丈夫だろう…

 

「う、うーん」

 

あ、やべ! 目が覚める前に早くここを出よう。俺は急いで病室を出た。もちろん看護師にみつからない様にな。

 

 

 

side 桃子

 

プルルルル、プルルルル

 

家族とご飯を食べていると電話がなった。

 

「あら、電話かしら?」

 

私は電話にでた。

 

「もしもし、高町桃子ですが…」

 

『あ! こちら病院のものです!」

 

「え…夫に何かあったんですか…」

 

『さっき病室の見回りをしていたら…」

 

 

「え…ほ、本当ですか!はい…はい!すぐ向かいます!」

 

「母さん!父さんに何かあったのか!?」

 

「お母さん!医者の人はなんて?」

 

恭弥、美由紀、なのはが私に聞いてきた。

 

「みんな、士郎さんが……

 

 

目を覚ましたの!」

 

「え…父さんが!?」

 

「本当!? お母さん!」

 

「ええ! 今から士郎さんの病室にみんなでいきましょう!」

 

「「「うん!」」」

 

私は嬉しくて泣いてしまった。待っててね…士郎さん。

 

 

side 零児

 

今頃士郎さんはもう目覚めたかな?俺にできるのはこんぐらいだな。なのは…士郎さんに今まで居なかった分を取り戻すくらい、いっぱい抱きしめてもらえよ。

 

 

 

 




零児の魔改造された能力

復元する世界 EX

効果 通常は24時間以内だが、それより前の時間も戻せるようになった。

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