魔法少女リリカルなのは 〜fortissimo〜 作:fortissimo 01
side 零児
ピンポーン!
「はーい!あ!零児くん!おはよう!」
「おう、おはよう!なのは!《それにユーノもおはよう!》」
《おはよう、零児!》
今日は以前アリサ達に誘われていたお茶会の日。すずかの家までの行き方をまだ覚えてないので、なのはとユーノとなのはの兄ちゃんと一緒に行くことになった。ちなみになんでなのはの兄ちゃんがくるかと言うと、どうやらすずかのお姉ちゃんに会いに行くらしい。なんか渡したい物でもあるのかな?
「おはよう、零児君。まだ自己紹介をしてなかったな、俺はなのはの兄の高町恭弥だ。今日はよろしく。」
「はい!神谷零児です。よろしくお願いします!恭弥さん!」
「よし!お互い自己紹介が済んだところで行くとしよう。」
その後、俺となのはとユーノと恭弥さんはバスに乗りすずかの家に向かった。ちなみにバスを乗ってる最中、恭弥さんになのはとどうゆう関係なのか聞かれたので、“大切な友達です”と答えたら「そうか…これからもなのはの友達としてなのはを支えてやってほしい。」と言われたので俺はもちろん「わかりました!」と答えた。ちなみに零児は気づいてなかったがなのはは少し顔を赤くして俯いていた。
「おお…でかいな〜家…。」
本当でかいなー。すずかを最初見た時からお嬢様っぽいイメージだったからもしやと思ったけど、本当にお嬢様なんだな〜。
ピンポーン!…………ガチャ!
「恭弥様、なのはお嬢様、そして零児様。いらっしゃいませ。」
ドアが開くとそこにはメイドさんがいた。ひえー初めて生のメイドさんが目の前に…。
「ああ、お招きに預かったよ。」
「こんにちわ〜。あ、零児くんは初めて会ったけ?この人はすずかちゃんの家のメイド長のノエルさん!」
「あ、初めまして!ところでノエルさん、どうして俺の名前を?」
「零児様の事はすずかお嬢様から聞きました。ささ、立ち話もあれですから中へどうぞ。」
俺たちはノエルさんに案内され、お茶会の場所に着いた。そこにはアリサとすずかとすずかに似ている人とメイドがいた。たぶんすずかのお姉ちゃんなんだろう。
「あ!なのはちゃん、恭弥さん、零児くん!」
「なのはちゃん、そして零児君だっけ?いらっしゃい!」
「あの人はファリンさん!すずかちゃんの専属メイドさんで明るくて元気な人なんだ〜!」
「ファリンさん、よろしくお願いします!」
俺はファリンさんと自己紹介をしているとすずか似の人が恭弥さんに近づいた。
「恭弥、いらっしゃい!」
「ああ。そうだ、零児君こいつの名前は月村忍だ。」
「月村忍です!零児君だよね?すずかから色々聞いてるよ!よろしくね。」
「よろしくお願いします!忍さん!」
「お茶を出しますが…何にします?」
「俺はお任せで。」
「なのはお嬢様と零児様は?」
「私をお任せで。」 「俺もお任せでお願いします。」
「かしこまりました。ファリン!」
「はい!了解です、お姉様!」
忍さんは恭弥さんの手を握り
「私達は別の部屋に行くわ。」
「はい、お持ちしますね。」
そして、ノエルさんとファリンさんと忍さんと恭弥さんは部屋から出て行った。俺となのはは空いてる席に座った。
「おはよう!それにしてもなのはとお兄さんとすずかのお姉ちゃん、相変わらずラブラブだね!」
あ、やっぱりあの二人付き合っていたのか。道理でいい雰囲気を放っていたからな〜。
「そういえば、今日誘ってくれてありがとうな、なのは、すずか、アリサ。」
「こちらこそ来てくれてありがとう!零児くん!」
「そうよ、喋り相手が増えてこっちも嬉しいわ!」
「私も嬉しいよ!零児くん!」
俺たちはその後会話をしていたら…
「キュウーーー!!!」
「ニャーーー!!」
「あ!ユーノ君!」
「だめだよ、アイ!」
猫がユーノを追いかけ回していた。すると
「お待たせしました。お茶とケーキでーす!…ってきゃあ!?」
ファリンさんの下をユーノと猫が動き回り、ファリンさんは体制を崩してしまった。ってそんな事考える暇なんてねぇ!
「なのはとすずかでファリンさんを頼む!」
「「うん!」」
俺は何とかお茶とケーキを落とさずにキャッチし、なのはとすずかはファリンさんを支えていた。ふー間一髪だった。
「はっ!ごめんなさい!なのはちゃん!すずかちゃん!零児君!ごめんなさーーい!!」
俺たちはその後、外でお茶会をする事にした。
「それにしてもすずかの家って猫多い!これは猫天国だな。子猫達、結構可愛いな!」
「うん!…でも里親が見つかってる子をいるからね。お別れをしなくちゃいけない子もいるんだ。」
「そうか…それは寂しいな…。」
「でも、この子達がどんどん大きくなってくるのは嬉しいかな?」
すずかは本当に優しい奴だな。こんな優しい奴に育てられてこいつらも嬉しいだろうな。
ピキーーン!
(っ!これはジュエルシードか?それもすぐ近く)
そう考えているとユーノはジュエルシードの所まで走って行った。なるほど、そうゆうことか。
「ユーノ、どうかしたの?」
「うん、たぶんなんか見つけたのかも…ちょっと行ってくるね。」
「一緒について行こうか?」
「俺が代わりについて行くよ。行こう!なのは。」
「うん!」
その後俺となのははユーノと合流した。
「っ!もう発動したか…。」
「ここだと人に見られる…結界を張るよ!」
「結界?」
「うん…僕が得意な魔法」
すると俺たちの前に魔法陣が現れた。
「あんまり広くは貼れないけど…この敷地内だったら…」
うん?あまりの景色が微妙に変わった…たぶん成功したんだな。そう考えてると森の一部から…
【ニャーーー!】
「「「…………え?」」」
無駄に大きくなった猫がいた。
「あ、あれは…?」
「た、たぶんあの猫の大きくなりたいという願いが正しく叶ったんだと思う…………たぶん。」
「まぁとにかく元の姿に戻してあげねぇとな…このままじゃあすずかに迷惑かけちまう。襲ってくる感じはないから、サクッと封印するか。」
「うん、そうだね!レイジングハー…っ!?」
すると、猫に向かって黄色い光が飛んできた。このままじゃ猫に当たっちまう!
「“高潔なる処女”!」
俺はその攻撃を“高潔なる処女”で守った。すると…
「え…その魔法…まさか、零児!?」
「ん?…あ、フェイトじゃねぇか!元気か?」
「う、うん!」
俺はどこか聞いた事ある声だったので後ろを振り返るとそこには前に俺が助けたフェイトがいた。
「え!?零児くん、知り合いなの!?」
「ああ、ちょっとあってな。とりあえずあの猫をどうにかするか。よし…痛みがないように一瞬で終わらせよう!」
俺は手を前に出し魔力をためた。すると手に桜光が集まってきた。よし、これだけあれば!
「っ!収束魔法か!」
「“穢れなき桜光の聖剣”(レーヴァテイン)!!」
俺は溜め込んだ魔力を放出し、猫に直撃する。猫は光に包まれ元の大きさになった。俺はそれを取りに行き、取った。あ、どっちに封印させよっかな…あ、そうだ!
「なのは!フェイト!行くぞ!」
「「え?」」
俺はなのはとフェイトの間に向かってジュエルシードを投げた。
「「あ!ふ、封印!」」
二人は同時に封印した。するとジュエルシードはフェイトの方に吸い込まれていった。どうやらフェイトの方が速かったみたいだな。
「お疲れー!」
「あ、うん…お疲れ様、零児……ってそうじゃなかった!どうしてあの子に封印させたの!?あれは危険な物なんだよ!?」
「大丈夫だよ、ユーノ!フェイトなら大丈夫だ!」
「なんでそこまで言い切れるの!?」
「フェイトの目を見て思った。純水でまっすぐないい目をしてるからな、それだけでも信用していいし、何より俺の“友達”だからな!」
「え…あ、ありがとう…零児…////(零児に友達って言ってくれた…なんだか胸がポカポカして、嬉しいな。)」
「まぁ…零児がそう言うなら…」ユーノは納得してくれた。
「顔が赤いぞフェイト?うーん、ちょっとすまん…。」
「え…ひゃあ!?」
「あーー!!」
俺はフェイトのおでこに自分のおでこをくっつけた。熱はこれで確かめた方がいいからな。って!
「うわ!熱いぞ、フェイト!どうした?やっぱり風邪引いたんじゃあないのか?」
「え…あ…その…えっと………うー、じゃあまた明日!////」
「あ、待って!なんでジュエルシードを集めて…って行っちゃった。零児くん、さっきの子と知り合いだったんだ。」
「ああ、言うの遅れてすまんな、なのは、ユーノ。でもあいつはいい奴だよ。」
「零児くん…うん、またあったら聞いてみるの!」
「おう!「ところで…零児くん…。」?どうしたんだ?なの……は?」
なんか顔が怖い怖い怖い!?言葉表現できないほどの怖さだぞ!?
「さっきなんであの子のおでこに自分のおでこをくっつけたの…?」
「あー、イヤーなのはさん?あれはなんというかあれが一番いいかと…「とりあえず…O☆H☆A☆N☆A☆S☆I☆…なの」…………\.(^○^)./オワタ!」
この後…神谷零児はこの世を去った…「まだ、生きてるよー」
side フェイト
「はぁ…はぁ…びっくりした////」
零児におでこくっつけられた時、心臓の鼓動が早くなったり、頭が真っ白になったりした。
「うー////なんか…次会ったら零児の顔見れないよ〜。」
私はこのドキドキの意味を近い内に知ることになった…。うっ!まだドキドキしてる…////
ちなみに僕はリリカルなのはの中で一番好きなのはフェイトです!関係ないですけどね;^_^A
最後までありがとうございました!