夕凪颯の暗殺教室   作:カゲロー@

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カルマ回とオリ主回が一緒になってしまいました。




第5話 「カルマと颯の時間」

「「「「「1、2、3、4!」」」」」

 

俺達は今、新しく先生となった烏間先生の訓練を受けている。

 

「八方向からナイフを正しく振れるように!!」

 

本当なら適当に流したいところだが、俺は真面目にやっている。

 

・・あのタコを殺すため。

 

勝手に人の過去暴いて好き勝手言いやがって!

訓練したって殺せないかもしれない。

でも何度でもやってやる。

目障りなテメエを殺してやる!!

 

 

訓練が終わり、校舎に帰ろうとすると、校舎のところに人影があった。

 

「カルマ君・・・帰ってきたんだ。」

 

ああ、暴力沙汰で停学くらってた、

 

「よー渚君、久しぶり。」

 

「赤羽業君ですね、

今日が停学明けと聞いていました。

初日から遅刻とはいけませんねぇ。」

 

「あはは、生活リズム戻らなくて。」

 

・・・何か俺の登場に似てる・・・

 

「とりあえず、先生よろしく‼︎」

 

「こちらこそ、楽しい一年にして行きましょう。」

 

赤羽が触手を握り・・

 

・・・触手が弾け飛んだ。

 

へぇ、手に対先生物資を仕込むとは。

 

「あっれぇ?

せんせーもしかしてチョロいひと?」

 

タコが怒っている。

いいぞ、もっとやれ!

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

次の日の朝、

 

俺が教室に入ると、教卓には・・・

 

「おはようございます。

・・ん?どうしましたか・・・・!」

 

タコが串刺しにして置いてあった。

 

「間違えて殺しちゃったぁ。

捨てとくから持ってきてよ。」

 

なるほど、心から殺していくのか。

 

「・・・分かりました。」

 

果たしてどうでるか?

 

「・・熱っ!?」

 

「マッハで作ったたこ焼きです。朝ご飯もろくに食べていないでしょう。

今日一日本気で殺しに来るがいい。そのたびに先生は君を手入れする。」

 

こりゃダメだ。あのタコは完全に警戒するだろう。

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

やはり赤羽の暗殺はすべて失敗した。

 

アイツに警戒されたら無理だ。マッハで止められて終わり。

自分はどうやって殺すか、そんなことを考えながら帰っていた。

 

・・・あれは?渚と赤羽とタコだ。

 

まだ何かたくらんでいるのか?

 

「そっか、なら殺せるよ。」

 

そう言い、赤羽は飛び降りた。

 

「・・・んなっ!?」

 

何やってんだ!?

確かにあれなら殺せるかもしれない。

・・だけどどっちにしろ赤羽は死ぬ!

 

俺は崖まで走っていった。

 

 

「夕凪君?」

 

渚が呼んでいた。崖の下を覗くと、

 

・・・赤羽がネバネバしていた。

 

・・・ほんと何でもアリだな。

あれなら殺されずに赤羽を助けられる。

 

「ああちなみに、

見捨てるという選択肢は先生には無い

いつでも信じて飛び降りて下さい。」

 

 

 

俺は三人(一人は人間?)が話し終わるのを待っていた。

そして、渚と赤羽が帰った後・・・

 

「おいタコ。」

 

「何ですか?」

 

・・・本当なら、ここで罵詈雑言をぶつけるつもりだった。

だけど、コイツは・・・

 

「俺の過去のこと、どこまで知っている?」

 

「あなたがE組に入るまでの経緯と、あなたの両親の事件、あなたの親友の二人の事件、そして、あなたが施設でどんな子だったかです。」

 

「ほとんど知ってんだなぁ。だけど、俺はあの二人が亡くなったから、怖い訳じゃないんだ。」

 

「・・・話してくれますか?」

 

「・・・いや、まだ完璧に信じられない。」

 

「・・・そうですか。」

 

「でも、あんたなら少しは信じられるかもしれない。

地球を破壊する超生物だけど、赤羽にあんな事を言ったあんたなら。

・・・だから、あんたは、殺せんせーは、俺の前から居なくならないでくれ。」

 

「・・・」

 

「ハハッ、もちろん殺すまででいい。その時が来るまではな。」

 

「・・はい。先生はあなたを見捨てません。

しかし、友達は作るべきです。先生ばかりでは・・・」

 

「いや、友達ならできた。」

 

「え?」

 

「信じられる奴ならそれは友達だよ。先生と生徒だけど、俺の友達第一号になってくれよ。」

 

そう言って俺は手を差し出した。

 

「・・・全く、今日の君には驚かされてばかりですね。いいですよ。」

 

そう言って触手で握ってきた。

 

「・・・ハハハハハッ!」

 

「・・・ヌルフフフフ。」

 

「ハハハッ・・ふぅ、

そうだな、変わるのは俺自身か・・・

・・・明日からあいつらに話しかけてみようかな。友達になれるかな。」

 

「明日と言わず今日から作りましょう。」

 

「え?」

 

せんせーの指す先には、帰ったと思っていた渚と赤羽がいた。

 

「夕凪君!一緒に帰ろう!」

 

「早く来ないと置いてくよ〜」

 

「・・・アンタ・・・」

 

「私は何もしていません。

皆も君と仲良くしたいんですよ。」

 

「・・・ありがとう・・・

それじゃあ殺せんせー、また明日。」

 

そう言い、俺は二人のもとへ走る。

 

「ありがとな、渚、赤羽。」

 

「僕らは夕凪君と帰りたかっただけだよ。」

 

「そうそう、それと、俺呼ぶとき名前で良いよ。」

 

「そうか、じゃあ帰ろうぜ、渚!カルマ!」

 

 

こうして俺は今日、三人の友達が出来た。明日からはE組の皆とも話してみよう。

 

・・・いつか、E組の皆と先生と、本当に信じ合える"親友"になったときには話そう。俺の過去の事。

 

朋樹、此衣。俺、変わって見せる。

この暗殺教室で変わってやるぜ!

 

 

夕凪颯は、変わることを決意した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





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