夕凪颯の暗殺教室   作:カゲロー@

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第2話 「編入生の時間」

 

「・・ハァ・・ハァ・・」

 

「死ななかったでしょう?」

 

クソッ、このタコ野朗!

 

「おい何しているんだ国家機密が!」

 

校舎の方からスーツ姿のカッコいい人が来た。

 

「すまないな、防衛省の烏間というものだ。」

 

「え、ええ、大丈夫です。」

 

国が関わってんのかこのタコは。

 

「早速だがコイツについて説明する。

ついて来てくれ。」

 

そういう烏間さんに、俺はついて行った。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「・・・という訳だ。」

 

「・・・なるほど・・」

 

・・いや何で?

何でE組の担任ならしていいの?

このタコが何考えてるか分かんねぇよ!

 

「成功報酬は百億円だ。」

 

「ひゃくおくぅ!?」

 

何てことだ、百億あれば一生遊んで暮らせる!!

・・いや、マッハで動くタコをどうやって殺せってんだ。

 

「まあダメもとでやって見ます。」

 

「よろしく頼む・・これで話は終わりだ。何か質問は?」

 

「いや、ありません。ありがとうございます。」

 

そう言って俺は職員室を出て行く。

 

キーンコーンカーンコーン

 

これは二時間目が始まるチャイムだ。

初めは自己紹介でもやらされるのだろう。

・・別に仲良くする気ないし、適当に済ませるか。

 

そう思いながら教室のドアを開ける。

皆一斉にこっちを見てきた。

やめろよぉ、視線で殺されるよぉ。

 

「おや夕凪君。話は終わりましたね。

早速ですが自己紹介をお願いします。」

 

はぁ、やっぱりあるのか・・

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

新しいクラスメート、夕凪君が教室に入ってきた。

顔は中性的で整っていて、少し茶髪混じりの髪をしている。

しかし、目は半眼に細められていて、どこか気だる気そうだ。

 

 

「ツッコみたいところが5、6カ所ありますが・・」

 

(((((そうだよねそう思うよね!?)))))

 

クラスの皆がそう思った。

 

「夕凪颯です。

まぁあまり関わらないと思いますが、一年間よろしくお願いします。」

 

彼の拒絶の言葉に皆黙ってしまった。

 

「先生、俺の席はどこですか?」

 

「え、えぇ、奥田さんの後ろ、この列の最後に座って下さい。」

 

こうしてE組に新しいクラスメートが加わった。

一癖ありそうな人だけど、仲良くなれるだろうか。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

ああー、疲れた。

二時間目は何かいろいろ説明だったから一応聞いておいたが、やっぱ授業なんて疲れるだけだ。

 

俺はラノベを開いて読み始める。

この学校では、E組はあらゆる面で差別される。

あのタコは俺達を哀れに思ってここへ来たのだろうか。

 

・・・だったら迷惑だ。地球を破壊しようとしている奴にそんな風に思われても腹が立つだけだ。

 

・・・俺には関係ないな。俺達が殺せる相手だとは思わないし、国が殺せないなら、地球は破壊されるほかないのだ。

俺はそれでもいい。その方が幸せかもしれない。二人にあの世で会えるかもしれないからな・・・

 

・・考えるのは止めよう。三月まで時間はある。

 

そう思い、俺はラノベを開いた。

 

キーンコーンカーンコーン

 

・・・・マジかよ・・・・

 




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