Admiral of Roughneck~From black to white~ 作:八意 颯人
数分後 大本営一階 エントランス広場にて
勇人「……チッ」
長門「何だ……これは……」
吹雪「……酷い」
三人は二階からエントランス広場を見て絶句した
エントランス広場ではテロリストに殺された他の鎮守府の提督や物陰で強姦され殺された艦娘や女性提督の死体、そして艦娘によって殺されたテロリストの死体や身体の一部が散乱していた状態であった
テロリスト「ん?オイ!上に生き残りが居るぞ!!殺せぇ!!」
勇人「チッ!CIWS発射!」
ドドドド!
テロリスト「くっ!」
勇人「長門!吹雪!救助しろ!足止めしてっから!」
長門 吹雪「はい!!」
勇人は二階から飛び下りつつ、CIWSを斉射してテロリスト達の足止めをし、長門達に命令し、二人は一階にいる負傷者達の救助しに向かった
長門「大丈夫か?今救助する」
他部隊のアイオワ「……私は貴方達をdisったのデスよ……そんな……私達を……」
他部隊の鈴谷「そうそう……私達の事をシカトして逃げれば良いじゃん……」
男性提督1「……何故俺達を助けるのだ……こんな腐りきった俺達なのに……」
長門「……私だって貴様を殺したい位だ……だが提督は『助けろ』と命令したのだ……提督に感謝しろよな」
吹雪「グダグダ言っている場合ですか!早く逃げてください!!只でさえ皆さんは司令官みたいに強くない、役に立たない木偶の坊なのに……死にたいのですか!死にたいのなら私自r……勇人「吹雪!お前も油売ってないで早く救助しろ!!CIWSの弾が無くなりそうなんだよ!!」……すみません!司令官!」
吹雪は救助されるのを渋っている他の鎮守府の艦娘や提督に一喝すると勇人に叱られ、救助活動を再開した
テロリスト「ッ!?させるか!」
ドドドド!
テロリスト「くっ……邪魔な野郎だ……」
勇人「オイ!テメェラの相手は俺だ!全員纏めて、かかってこい!!ヘタレ共がぁぁぁぁ!!」
テロリストのリーダー格「っ!!殺せ!奴を……蒼白龍を殺せ!」
テロリスト達「ウオォォォォォ!!」
勇人「邪魔だ!!どけぇぇぇぇ!!」
ズシャ!
ドドドド!
ドカーン!
男性提督1「………凄い……」
男性提督2「……これが戦場の凶龍と言われてた上城の姿……」
他部隊のアイオワ「………It's crazy………」
他部隊の鈴谷「うわ……マジ引くわ……ってか強すぎない?」
長門「フッ!貴様達の提督とは違って、私達の提督は日々鍛えているからな、今じゃ鬼クラスの深海棲艦の艦隊が出てきても単独で壊滅出来る程の力があるからな」
他部隊の艦娘達&提督達「ハァァァァ!?アイツ一人で……化け物じゃないか!?」
吹雪「まぁ……その分、資材や食料の消費は洒落にならない位減りますけど……」
他部隊の艦娘達&提督達「……後で資材と食料あげますから……ってか、もうアイツ一人で深海棲艦達を潰せるんじゃないか?一番強いし……」
吹雪「……ちなみに司令官に勝った人は柏木大将ただ一人なんですよ」
他部隊の提督達「……退職届出そうかな……」
他部隊の艦娘達「……同じく艤装解体届を検討してみようかな……自信が無くなったよ……」
救助された他部隊の提督や艦娘達は二階から一階の様子を見ると、勇人がテロリストにCIWSを乱射したり、ムラマサブレードで切り捨て、トマホークを発射したりと縦横無尽にテロリスト達を倒している姿を見て絶句していた
テロリスト「くっ!?怯むな!奴は一人だ!ここで……勇人「屑がぁぁぁ!今、楽にしてやる!!」……グハッ!!」
勇人「今死ねぇ!!」
ドーン!
勇人「直ぐに死ねぇ!!」
ドカーン!
勇人「骨まで砕けろぉ!!」
ドカーン!
ドーン!
ドドドド!
テロリスト達「ギャァァァァ!!日本解放軍!バンザーイ!!」
勇人「死ねぇ!!」
ズササササッ!
勇人は今までの鬱憤をはらすかの如く、暴れながらテロリスト達を倒して行った
他部隊の鈴谷「……これじゃ、どっちが『悪党』か分からないし……」
他部隊の提督1「……まるで、どこぞの『
他部隊の提督2「……羨ましいぜ、俺もアイツみたいな力があればな……」
他部隊の女性提督1「はぁ~久々に勇人君の雄姿……素敵……」
長門「……煩い!!戦場に放り投げるぞ!!」
他部隊の提督達「ごめんなさい!!」
吹雪「司令かーん!!負傷者達全員の救助が終わりましたぁー!!今から援護しまーす!!」
勇人「……ようやくか、長門は後ろを、吹雪はソナーを使って二階から敵の動きを見て俺や長門に教えてくれ!スナイパーが居れば発見次第、直ぐに倒せ!分かったか!!」
長門「分かりました!では吹雪、頼むぞ!!」
吹雪「分かりました!!お任せ下さい!!」
他部隊のアイオワ「長門に吹雪!?Are you crazy!?ここは彼に……長門「腰抜けは黙ってろ!私達だって提督に鍛えられたんだ!!ヘタレ艦娘が!!」……what !?誰がヘタレよ!!admiral!ミー達も行くネ!!」
他部隊の鈴谷「私だって、同じ艦娘が戦っているのに、このまま黙って指をくわえる訳にはいかないじゃん!!長門さんに糞野r……いえ上城中将!参戦させて下さい!!」
勇人「……勝手にしろ、助けないからな」
長門「……よし!戦艦、重巡は私に着いて来い!」
吹雪「それ以外は私に着いて来て下さい!!」
勇人は呆れながら他部隊の艦娘達に言うと艦娘達は自身の艤装を着け、長門や吹雪に着いて行った
一方 研修生指導相談室にて
明石「……はい!応急手当が終わりました」
一馬「クッ……すまない」
一馬は立ち上がると三笠に止められた
三笠「ちょっと!?まさか貴方も戦うんじゃ……」
一馬「当たり前だ、息子が戦っているのに親である俺達が黙って観戦する訳には行かないからな」
三笠「馬鹿な事は言わないで!!」
明石「そうです!!提督は応急手当されたとはいえ、まだ完治していないのですよ!!」
三笠と明石は戦場に行こうとする一馬を止めようとした途端、優花は一馬達に覚悟した様な真剣な表情で答えた
優花「元帥、三笠さんに明石さん……私、戦います」
一馬「ッ!?馬鹿な事を言うんじゃねぇ!!お前はまだ『
明石「そうです!しかも優花さんは、まだD-cellの拒絶反応の処置が終わってないのですよ!!今艤装を着ければ拒絶反応が確実に出ますので止めてください!」
一馬と明石は勇人みたいに拒絶反応防止の処置である『深海棲艦の血を使った刺青』を施していない優花を止めたが、三笠は優花の気持ちを察したのか、優花に『ある事』を聞いた
三笠「優花さん……貴方、勇人に惚れているな?」
優花「……だったら何ですか?貴方も止めるのですか?」
三笠「いや……なら『これ』を持っていきなさい」
三笠は袋に入った錠剤を優花に渡した
優花「これは?」
三笠「これは勇人がまだ拒絶反応防止の処置をしていない時に使った一時的に拒絶反応を抑える薬さ……勿論、勇人の身体に合わせてあるから優花さんにとって強力過ぎるかも知れないが無いよりはマシだ……私達は負傷者の応急手当をするから行ってきなさい」
一馬「な!?」
明石「三笠さん……」
三笠「……馬鹿息子を頼むぞ」
優花は三笠に抑制薬を貰うと一礼し、気合いの入った口調で言った
優花「……はい!!ありがとうございます!では……伊勢型航空戦艦……いえ伊勢型特殊航空戦艦『日向』!!抜錨します!!」
優花(日向さん……力を貸して……)
優花は叫ぶと服装は私服であるジーンズに長袖のシャツから日向と同じ服装になり、艤装も勇人と同じくVLS、CIWS、トマホークそして日向が着けていた刀を装着した
更に日向の艦載機『瑞雲』が優花を認めたかの様にアイドリングをし始めた
日向(提督の事を頼んだぞ……優花さん)
優花(……はい!!)
優花は艤装を確認すると三笠から貰った薬を一錠を飲み走って勇人が居る戦場に向けて走り出した
勇人に助けてもらった恩を返す……いや惚れた男の為に……