Admiral of Roughneck~From black to white~   作:八意 颯人

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第37話「龍の恩義そして後悔 part 4」

勇人達が柏木と龍鳳を拾ってから 30分後 1900 蒼の艦隊のアジトにて

 

群像「チッ……」

 

銀髪の少女「群像、晩ご飯持ってきたよ」

 

群像「ありがとう『イオナ』」

 

群像はコンビニで買った袋を持った銀髪の少女『イオナ』に礼を言うと柏木と勇人による『宣戦布告』である情報戦での完敗そして武器や燃料、修復資材である『ナノマテリアル』そして『高雄』と『伊401』の設計図が盗まれた事に悔しいのか顔を顰めて言うと肌黒のラテン系の青年とオレンジ色の髪をした活発そうな10代後半の少女が勇人の情報戦に一杯食わされたのか苛立ちながら言った

 

ラテン系の青年「あー!!クソッタレ!!よりによって無線の相手が『佐世保の龍』本人だったなんて!!いおり!何故気が付かなかったんだ!!」

 

オレンジ色の髪の少女『いおり』「仕方ないじゃない『杏平』!!アンタ風邪引いていたじゃない!!」

 

ラテン系の青年『杏平』「ウルセェ!!此処は横須賀や硫黄島と比べて寒いんだよ!!」

 

ワーワー!!

 

ギャーギャー!!

 

 

タカオ「うるさい!!」

 

杏平 いおり「ッ!?」

 

タカオは二人の喧嘩を止める様に一喝すると二人は喧嘩を止め、タカオは苛ついている群像に聞いた

 

タカオ「艦長、早く此処を去って新しいアジトを見つけた方が……」

 

群像「……無理だ、二人を動かす為の燃料が無い……してやられたな」

 

杏平「全く……アイツらの『やり方』厭らしいんだよ」

 

タカオ「私達の頼みの綱は政府からの『軍資金』のみ……これで、どうアイツらに抵抗出来るのよ……」

 

某エンジニアみたいなヘルメットを被っている青年『僧』「……まさしく八方塞がりですね」

 

イオナ「……一つだけ良い方法がある」

 

イオナは無表情で答えると群像を初め蒼の艦隊全員が食い付いた

 

群像「ッ!?それは本当か!?」

 

イオナ「うん、これを見て」

 

イオナはモニターを展開し、とある艦娘の写真を群像達に見せた

 

群像 僧「な!?」

 

タカオ「え!?」

 

杏平 いおり「はぁぁ!!」

 

群像達はイオナが展開したモニターを見て絶句した

何故なら……

 

静「……わ……私!?」

 

イオナ「ううん、この世界の高雄型重巡洋艦『鳥海』のメンタルモデル……いえ『艦娘』の姿」

 

そう、モニターには鳥海が写っていたのだ

 

僧「成る程……お見合いの時に静が佐世保の龍と接触後、鳥海に変装して……」

 

イオナ「そう、お見合いが終わったら鳥海として侵入、そして上城勇人を捕獲すれば良い」

 

群像「……静、頼めるか?」

 

群像は静に聞くと、静は微笑みながら言った

 

静「勿論です」

 

静は群像の頼みに快く了承した

 

だが、忘れてはならない、この『作戦』は………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時刻 金沢市内のコンビニの駐車場にて

 

勇人「馬鹿過ぎるぞ……コイツら……」

 

金剛「ここまでStupid Team(お馬鹿集団)だったとは……」

 

加賀「プッ♪」

 

柏木「救い様の無い連中だったとは……笑いを通り過ごして呆れるぞ」

 

摩耶「……つーか、よくリアルタイムで敵の本陣……しかも作戦を盗み聞きするなんて……セコイ……」

 

勇人「何言っているんだ?これは情報収集の一環だ」

 

勇次「しかし、こんな奴らが俺達に喧嘩売っていたなんて……泣けるぜ」

 

Wオリ主以外全員「同感です」

 

柏木「ってか何時の間に勇人の妖精がアジトに?」

 

勇人「柏木達を拾う少し前にアジトを偵察していた時にな♪勿論『Aegis ver.2(女の姿)』で♪」

 

柏木「……抜け目ねぇな……んで、これからどうするんだ?」

 

勇人と柏木の妖精達が蒼の艦隊の目の前でドラマの撮影みたいに動画に収めていた為、勇人達にバレバレだったのだ

しかも勇人達は群像達の間抜けな姿に笑いを通り過ごして呆れていた

 

勇人「んー……ニヤッ♪」

 

柏木「……まさかだと思うが奴らの軍資金まで奪うつもりじゃ……」

 

柏木は自販機で購入した紅茶を飲み、勇人の悪巧みを察したのか、質問をすると勇人は悪魔の様な笑みを柏木に見せ、答えた

 

勇人「奪う『つもり』じゃなくて『奪うんだよ』♪勿論、あの『蒼の艦隊(おバカ集団)』に援助している『龍光会北陸支部の連中(ロリコンの変態足長親父共)』に天誅を下しにな♪まぁ先に『資金源』である『龍光会北陸支部の連中(在日集団)』を壊滅させる」

 

柏木「ゴホッ!ゴホッ!予想より斜め上な鬼畜な発言を言っちゃっているぞ!!オメェの兄貴は!?」

 

勇人の言葉に柏木は先程自販機で購入した紅茶を器官に入ったのか噎せ、勇次に聞くと、勇次は笑いながら言った

 

勇次「ん?まだ『甘い』やり方だ♪俺なら軍資金を奪い、龍光会を潰すだけではなく群像以外のメンバーを生け捕りにし、生け捕りにした奴らをトラウマを埋め付けs……柏木「これ以上言うな!!色々と問題になる!!」……誰も拷問や臓器売買、裏風俗に売る訳では無いのだが……」

 

龍鳳 一航戦 金剛型 高雄型「充分やり過ぎです!」

 

瑞鶴「……ユージン、せめて『裏社会』のやり方ではなくて『洗脳』して私達の駒として活動させた方が良いじゃないの?」

 

勇次「お♪それは良いな♪」

 

柏木及び艦娘達「良くねぇ(無い)!!」

 

三笠元帥「お姉ちゃん……あの二人にどんな『教育』をしたの?」

 

三笠「あれは……既に手遅れだったから……」

 

三笠元帥「上城元帥と結婚する前から既に出来上がっていたのか……」

 

勇人「まぁ取り敢えず総本部に戻らないと話が纏まらないから行くか……タバコも買ったし」

 

柏木「そうだな……しかし良かった、コンビニに手袋やニット帽が売ってて……」

 

龍鳳「そうですね……クシュン!!」

 

勇人達は車に乗り『総本部』こと『神城会総本部』に向けて車を走らせた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方 佐世保鎮守府付近の海辺にて

 

吹雪「えっほ……えっほ……」

 

睦月「吹雪ちゃんに桜花副司令、早いよ……」

 

夕立「ぽいぃ……」

 

長門「う……動きにくい……」

 

柏木側の艦娘達「砂浜のランニングはキツイ……」

 

優花「この位で根を上げないで!ほら!後少しだから!ファイト!!」

 

W吹雪「ファイト!!」

 

隼鷹「うげぇ……」

 

飛鷹「コラ!隼鷹!サボらないで!!」

 

蘭「ってか何故私まで……」

 

優花達は佐世保と呉そしてショートランドの艦娘達を連れてランニングをしていた

 

優花「よし!鎮守府までダッシュ……ん?」

 

吹雪「あれ?桜花副司令?どうかしたのですか?」

 

蘭「優花さん?」

 

優花「ちょっと待って………ッ!?嘘……」

 

優花は海辺に『何か』を見つけ、足を止めると吹雪を筆頭にランニングを止め、優花に聞くと、優花は走って、その『何か』に近付き、確認すると血相を変え吹雪達に伝えた

 

優花「みんな!!ランニングは中止!!人が……倒れている!明石と夕張は至急手当てを!!みんな!運ぶよ!」

 

艦娘達「はい!!」

 

そう優花は紫のドレスを着た金髪の女性と赤を基調としたゴスロリ風のファッションに身を包んだ茶髪の少女が海辺で倒れるのに気が付いたのだ

そして蘭もまた、海に停泊している物に気が付き、驚きながら言った

 

蘭「……優花さん……あれ……」

 

優花「蘭ちゃん?あれって……アイエェェェェェェ!?何で!?金剛型戦艦『金剛』に高雄型重巡洋艦『摩耶』があるのぉぉぉぉ!?」

 

蘭側の金剛「Wow……これが私の戦艦の姿……Beautiful……」

 

そう蘭が発見したのは第二次世界対戦で轟沈した筈の戦艦『金剛』と重巡『摩耶』が発見したことに……

 

蘭「まさか……信じられない……」

 

優花「……勇人君が言っていた最重要艦隊『霧の艦隊』のメンバー……取り敢えず彼女達を保護し終え次第、この二隻をドックに!!」

 

優花は彼女達と二隻の軍艦を保護活動に向かった

 

 

 

 

 

 

 

そう、これが切欠により『蒼霧事変』の引き金になるとは優花を初め勇人、柏木達はまだ知らなかった

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