Admiral of Roughneck~From black to white~   作:八意 颯人

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第62話「舞鶴、訪問」

1000 名神高速道路のPAにて

 

勇人「……ふーっ……」

 

勇人達はPAで蘭、勇次、蘭花、沙耶そして一馬と合流する為、休憩を兼ねてPAに待機していると、自販機で購入したであろう缶コーヒーとジュースを持ってきた吹雪が急いで喫煙エリアで喫煙中の勇人に近付き、渡した

 

吹雪「司令k……勇人さーん!B〇SSのブラックコーヒーを買ってきました!」

 

勇人「お!?すまないな、お前をパシリに使って……あ、お釣りは要らないから……」

 

吹雪「いえ、気にしないで下さい!勇人さんの為なら『何でも』やりますよ!」

 

勇人「吹雪……その『発言』は止めた方が良いぞ」

 

吹雪「勇人さん『だけ』言っているので大丈夫ですよ!」

 

勇人「……駄目だコリャ」

 

勇人は少し申し訳無さそうに言うと、吹雪は天真爛漫な笑顔で溌剌とした口調で言うと、勇人は少し苦笑し、呟くと、赤城の愛車『FC3S』三笠の愛車『86』優花の愛車『FD3S』そして勇人の『もう一台の愛車』で明石が運転しているワゴン車『HiACE』が勇人の愛車『アヴェンダドール』の隣に列を作る様に駐車し、各ドライバーが車から下り、呆れながら勇人に言った

 

優花「速いよ……それ……」

 

赤城「化け物染みてますね……」

 

加賀「あの赤城さんが追い付けないなんて……」

 

明石 夕張「勇人さん……飛ばし過ぎです……」

 

三笠「ったく……アレで『ノーマル』なんて……スペック高過ぎでしょ……吹雪、どうだった?」

 

三笠は吹雪の容体……というよりアヴェンダドールの乗り心地について聞くと、吹雪は笑顔で答えた

 

吹雪「最高でしたよ!勇人さんの運転『巧かった』ので『車酔い』にならずに済みました!……しかも運転する姿が格好良かったです……」

 

三笠除く女性陣「ッ!?」

 

勇人「ん?」

 

三笠「あちゃ……」

 

吹雪は赤面し、小さく呟くと三笠を除く女性陣は驚愕し、勇人は吹雪の呟きが聞こえなかったのか、首を傾げ、三笠は「やっちまったな」と言わんばかりに困った表情になると、三笠を除く女性陣は獲物を狙う『女豹』の様に鼻息を荒くし、ギラついた目で言い争った

 

明石「何……だ……と……吹雪さん!帰りは私が勇人さんの隣に!そして私の血が入った群像君を……」

 

夕張「何言っているの!?私よ!」

 

優花「あぁ?あんたら何言っているの?私よ!」

 

吹雪「嫌です!帰りも私が助手席に座ります!そして譲一を……」

 

加賀「いくら吹雪さんや優花さんでも頭に来ました」

 

赤城「加賀さん!貴女もですか……提督!帰りだけはアヴェンダドールを運転させてください!乗りたくてウズウズしていますので!」

 

 

 

ワーワー!

 

 

 

勇人「……何故こうなった」

 

三笠「みんな勇人の事が『好き』だからよ……まぁ赤城に関しては『このスピード狂!』と言ってやりたいわね」

 

勇人「……口説いた事は無いんだがな、しかも『その台詞』高雄の……まぁ良いが……」

 

日向「良いのか……それで……」

 

三笠「……そして、勇人……アンタ、近い内に『刺される』わよ……マジで」

 

勇人「……泣けるぜ」

 

上城親子そして優花の愛車の中で仮眠を取っていた日向は女性陣の『醜い口喧嘩』に頭を抱え、呆れる様に会話していた

まぁ、『大食いのスピード狂』の赤城だけは『下心無しの健全な要望』だったが……

 

三笠「はいはい!ちゅーもーく!!」

 

夕張 明石 一航戦 優花 吹雪「ッ!?」

 

三笠は口喧嘩をしている夕張達を止めるかの様に手を叩き、大声で言うと、夕張は口喧嘩を止め、三笠に注目すると、三笠は呆れながら質問した

 

三笠「貴女達『本来の目的』を忘れたの?」

 

赤城「覚えていますよ、千川少佐の所の間宮さん達に『御礼』しに向かう事ですよね?」

 

明石「そして……」

 

夕張「アッチの『私達』に格の差を見せつける為と『勇人さんとのデート権』を貰う為に……」

 

吹雪 加賀 優花「ッ!?デート権!?私聞いていない(聞いていません)!!」

 

勇人「俺もだ……」

 

日向「あ……このパターンは……」

 

明石と夕張は『デート権』の欲しさに本気になっているのか、覇気に満ちた低い声で答えると三笠は微笑みながら言った

 

三笠「明石に夕張……」

 

明石 夕張「は……はい」

 

明石と夕張は不気味な位『笑顔』な三笠を見て、少し引いていると、三笠は二人にとって『地獄に落とす』発言をした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三笠「あれは『嘘』よ」

 

明石 夕張「はぁぁ!?それどう言う事!?訳を説明して!」

 

三笠のカミングアウトに二人は驚愕し、ブチギレた状態で三笠に聞くと、三笠は微笑みながら言った

 

三笠「アッチには明石と夕張は居ないし、開発の成功率も低下していないわ……ってか、そもそも私が『そう簡単』にデート権を与える訳無いじゃない……まぁ本来の目的は『ATフィールド』の技術提供だけどね」

 

一航戦 優花 吹雪 日向「……デスヨネー」

 

勇人 戦艦女帝(どこぞのモリモリマッチョマンの変態軍人みたいに言うなよ……)

 

明石「ふざけるな!!!」

 

夕張「この鬼!悪魔!親バ艦娘!」

 

ブーブー!!

 

三笠の発言にブーイングを飛ばすと、別ルートでやって来た蘭と蘭が『統括』している拍地『ショートランド』に所属している照月と初月が呆れながら言った

 

蘭「はぁ……相変わらずだな」

 

照月「まぁ……」

 

初月「賑やかなのは良いけど……修羅場は勘弁して欲しいな……」

 

勇人「俺だって修羅場は勘弁してもらいたいな……ん?蘭、何故『照月』と『初月』を連れてきたんだ?」

 

勇人は蘭に、彼女の愛車『ランサーエボリューションX』通称『ランエボX』の車内に居る二人について聞くと、蘭は車から下り、長時間の運転で、硬くなった身体を解す様にストレッチをし、ラフな口調で答えた

 

蘭「ん~……何って、彼女達は『道中の所の元艦娘』で今は『私の秘書艦』……というより私が『保護』している艦娘達だからな、私も『あの事件』の後、昇進試験に合格し『少佐』になり、懲戒免職になった道中の『地位()』である『ショートランド拍地の司令長官』言わば兄さんと同じ『鎮守府総司令官』になり……そして先ず『手を付けた』のは……」

 

勇人「秋月が亡くなった事で傷心しきっている二人を『癒す事』……だな?」

 

蘭「……そういう事だ」

 

照月「提督と大将には感謝しています」

 

初月「僕達の為に『少ない休暇』を使ってまで……」

 

蘭「気にするな、私だって、お前達と同じ人間だ……休みたい時だってあるさ……だから思いっきり羽を伸ばしなさい」

 

照月 初月「はい!!」

 

三笠「フフッ、すっかり『板に着いた』わね……蘭」

 

三笠は蘭の様子を見て微笑むと、蘭もまた微笑みながら答えた

 

蘭「……兄さんみたいに『ぶっ飛んだ事』は出来ないが、道中のせいで、ブラック鎮守府と化したショートランド拍地を『少しずつ』立て直していくつもりだ」

 

三笠「貴女は貴女なりの『やり方』でやれば良いわ……無理せず、マイペースに……ね」

 

蘭「……最初から『そのつもりだ』母さん」

 

三笠「……貴女は勇人と違って『物分かりが良い』からね」

 

三笠は蘭の言葉に失笑していると白のハマーに同色の80スープラそして赤のR-35が勇人達の前に止まると、ハマーから一馬と一馬側の武蔵こと『たけぞう』、80スープラから新婚ホヤホヤの蘭花、そしてR-35から勇次と瑞鶴が下り、勇人達に言った

 

一馬「待たせたな朱里」

 

勇次「よぉカーチャン」

 

蘭花「お待たせしました」

 

瑞鶴「あ!?教官!ご無沙汰しています!」

 

三笠「あら?普段は『三笠』と呼ぶのに?」

 

三笠は一馬が『人間としての三笠の名前』で呼ぶと、一馬は微笑みながら言った

 

一馬「今回は『軍人』ではなく『家族の長』として行くからな」

 

三笠「それもそうね……じゃ、全員揃った所で行きますか」

 

勇人達は各自、車に乗り、そのまま京都の舞鶴鎮守府へ向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1300 舞鶴鎮守府 正門前にて

 

千川「ん~……もうそろそろ着く頃だが……」

 

間宮「そうですね……」

 

電「……ひょっとして『渋滞』に捕まったんじゃ……」

 

千川「……今の時期、あり得るかもな……」

 

千川、間宮、電そして防空棲姫こと『未来』は上城一家を出迎えをする為に正門前で待機していた

ただ未来だけは……

 

間宮「未r……防空ちゃん!大丈夫よ!上城大将は深海棲艦だけの理由で襲ってくる様な『危ない人』じゃないから!現に防空ちゃんの『御願い』である『龍光会を壊滅』して貰ったじゃない!だから私の『後ろ』に隠れないで出てきなさい」

 

未来は勇人の異名『戦場の狂龍』のせいなのか、勇人に感謝する『以上』に恐怖心が優っていたのか、臆しながら間宮の後ろに隠れていると、千川と電は恐怖に怯えている未来を安心させるかの様に微笑みながら言った

 

千川「そうそう、アイツは普段の行いのせいで一部の提督達に『怖れられて』いるが、根は『良い奴』だから安心して」

 

未来「だって……もし『異名通りの恐ろしい人』だったら……」

 

電「大丈夫です!もし大将が暴れても『ストッパー』がいるので安心して欲しいのです」

 

間宮「ストッパー?誰の事を言っているの?」

 

間宮は電の言葉に疑問を抱き、質問すると、電は間宮の質問に答えた

 

電「大将の秘書艦『赤城』さんに大将の母親でもあり、艦娘の『三笠教官』なのです」

 

間宮「母親?つまり元帥の『奥さん』……ってか艦娘は『艤装解体』をしない限り『妊娠出来ない筈』じゃ……」

 

千川「……まぁ色々あるんだ、察してやれ」

 

間宮「分かりまし……」

 

千川は間宮に言い、間宮は千川の言葉に了承しようとした途端

 

ブロォォォォン!

 

間宮 電 未来「ッ!?何!?この轟音は!?」

 

千川「この『ロータリーサウンド』に『ボクサーエンジン特有の低音』……やっと来たか……」

 

間宮(まるで『ワイルドス〇ード』のワンシーンみたいに『違法改造された車』が並んでいますね……あ、あのフェラーリみたいな車を運転していたのが提督の同期生の『上城勇人』さんですね……何か『某悪魔狩りの双子のお兄さん』に似てますね……ちょっと未来にとっては『刺激』が強すぎる人だわ……)

 

千川は改造車特有の『轟音』を聞き分け、轟音の正体が分かったのか溜め息を付き、呟くと正門から白のFC3S、赤のR-35にFD3S、黒のランエボX、同色のベンツAMG、白のハマーに80スープラ、黒のハイエースに86、そして同色のアヴェンダドールが舞鶴の正門前で停車し、FC3Sのドライバー『赤城』と『加賀』そしてアヴェンダドールのドライバーである勇人と助手席に座っていた吹雪が降り、千川に言った

 

勇人「よぉ千川」

 

吹雪「初めまして!千川少佐!秘書艦の『吹雪』です!」

 

赤城「お初目に掛かれます……上城大将の専属秘書艦の赤城です」

 

加賀「同じく専属秘書艦の加賀です」

 

間宮 未来(あんな人が吹雪を秘書艦に!?似合わな過ぎる!!)

 

千川「おう……って、お前!アヴェンダドールに乗っていたのか!?しかも吹雪!生きていたのか!?」

 

勇人「ああ」

 

吹雪「はい!瀕死の所を司令官に助けて貰いました」

 

吹雪は「御心配を御掛けしました」と千川に言うと、勇人は千川に頭を下げた

 

千川「お……おい、どうしたんだよ」

 

勇人「『あの時』はすまなかったな……当時の呉と佐世保はブラック鎮守府を改善しながら佐世保と呉に攻めてきた深海棲艦達を阻止していたからな……助け船を出せなくて悪かったな」

 

千川「あの時?ああ、間宮が誘拐された時か……佐世保と呉が『そういう状態』なら仕方無いか……」

 

勇人「助かる」

 

千川は勇人の再会に喜びを感じる以上に勇人の『愛車』と轟沈した筈の吹雪が『生きている事』に驚いているのか、顎が外れる位に口が開き、驚いているとハマーと86そしてFD3Sから一馬、たけぞう、優花そして三笠が降り、千川に近付いた

 

一馬「久しぶりだな千川、お前の所の間宮達に世話になったな」

 

千川「ッ!?上城元帥に教官!長旅お疲れ様です!」

 

一馬「そんなに疲れてないんだが……おい優花、千川に自己紹介を……」

 

優花「分かりました!少佐!お初目に掛かれます!私は勇人k……上城大将の部下の『桜花 優花(さくらばな ゆうか)』大尉です!」

 

千川「話は柊中佐から聞いているよ、確か『桜花連合』の会長の……」

 

優花「孫です……今は佐世保鎮守府『総副司令』兼『メンタルカウンセラー』として勤務しています!」

 

千川「そうか……僕は上城大将の同期の『千川大地』だ……上城から話は聞いたが『あの事件』の同期達の『軍人として、あるまじき行為』……本当にすまなかった……同じ同期として『恥ずかしい限り』だ……」

 

優花「いえ、少佐達は『悪くありません』ので頭を上げて下さい!それに私が恨んでいるのは大将を除く『第一研修部隊』の人達ですよ!」

 

千川「……そう言って貰えると助かる」

 

三笠「何か謝罪ばかりで気が滅入るな……千川、お土産よ」

 

三笠は紙袋に入った物を千川に渡すと、千川は嬉しそうに言った

 

千川「これ……長崎名物のカステラ!?しかも『入手困難』な『岩永梅寿軒』のカステラ!?ありがとうございます!」

 

電「うわぁ……美味しそう……」

 

電もまた、物欲しそうにカステラを見ていると、三笠はトランクから、お土産のカステラを取り出し、電に渡した

 

三笠「安心して、電の分もあるからね……はい」

 

電は三笠からカステラを受け取り、嬉しそうに答えた

 

電「ッ!?ありがとうございます」

 

三笠「第六駆逐隊と一緒に食べてね」

 

電「分かりました」

 

間宮(この人が『三笠』さんですか……何か私と『同じ匂い』が……)

 

三笠は土産である長崎名物『カステラ』を千川そして電に袋ごと渡すと二人は頭を下げ、お礼を言うと、勇人は間宮の後ろに隠れていた未来に気付き、近付きながら言った

 

勇人「ん?お前が例の防空棲姫か?」

 

未来「ああ……そうだが……」

 

勇人「そうか……」

 

ポフッ……

 

未来「……へ?」

 

未来は勇人に怖がりつつ、警戒すると、勇人は未来の身長に合わせる様に中腰になり、未来の頭を撫で、微笑みながら言った

 

勇人「親父と部下を助けてくれて、ありがとうな……」

 

未来「此方こそ……龍光会を潰してくれて……ありがとう……」

 

勇人「フッ、気にすんな……ただ個人的に『気に食わなかった』だけだからな」

 

未来(あっ……この人も元帥と同じく器のデカイ人だ……何だろう……この暖かい雰囲気は……お父さん?)

 

勇人(柏木の所の『軽巡棲鬼』みたいな奴だな、しかも敵意が無い辺り『和平派』の深海棲艦か……しかも『間宮の娘分』で親父達を助けて貰ったから『敵意丸出し』で接する訳にはいかねぇな……)

 

戦艦女帝(ズールーイ!!お兄様に撫でて貰えるなんて!!)

 

勇人(……我が儘言うな)

 

未来は勇人の行動に戸惑いつつも、御礼を言うと間宮は笑顔で未来に言った

 

間宮「ね、大将は『危険』では無かったでしょ」

 

間宮は未来に優しく言うと、未来は嬉しそうに言った

 

未来「うん!見かけに寄らず『優しい人』だね!何か『お父さん』みたいに暖かく、強い人だね」

 

千川「お父さん!?上城!テメェ……」

 

千川は勇人に怒りながら言うと、勇人は目のハイライトが消えた状態『ヤンデレ化』した千川を説得する様に少し強い口調で言った

 

勇人「千川落ち着けって!それに『お父さん』って……俺はそこまで老けてねぇよ!まだ22だ!」

 

電 未来「そっち!?ってか22って司令官(アイツ)より若くて階級が上なの!?」

 

千川「あんな『化け物(チート野郎)』と比べんな……」

 

勇人「聞こえているぞ、テメェ」

 

一航戦「……否定しないのですか」

 

……訂正、千川を説得するのではなく、蒼霧事変以降、自身の年齢に敏感になり、ツッコミを入れる勇人だった

そんな勇人に悪乗りするかの様に上城夫婦は微笑みながら言った

 

一馬「フッ……なら俺は『お祖父ちゃん』って訳か」

 

三笠「フフフ、そうね」

 

たけぞう「お祖父ちゃんって……」

 

千川「元帥達まで……悪ふざけは止めて下さい!」

 

勇人「……弄られた身になってみろ千川……」

 

千川「あの子に父親扱いされるのは本望だ!」

 

勇人「……やれやれ」

 

勇人は千川に呆れると電は勇人に撫でられた未来に羨ましそうに呟いた

 

電「……上城大将に撫でて貰えるなんて……狡いです……」

 

間宮「なら撫でて貰えば良いじゃないの?私は遠慮しますが……」

 

電「……何か恥ずかしいです」

 

間宮「大丈夫よ、間違っても『暴れる事』は無いから」

 

電「それは分かっています!」

 

勇人「暴れるって……人を猛犬扱いをするんじゃねぇ!」

 

間宮「フフッ、それは大将の『異名』のせいですよ」

 

勇人「俺の所の間宮と比べて本音をズバズバ言うんだな……泣けるぜ」

 

勇人は何時もの口癖で嘆くとR-35のドライバーである勇次と交際相手の瑞鶴、80スープラのドライバーである蘭花が痺れを切らしたのか、少し怒りながら言った

 

勇次「……そろそろ入ろうぜ!通行の邪魔になるからな!」

 

瑞鶴「そうそう!」

 

蘭花「ガソリンが減るから、早く停めたいのよ!」

 

千川「そうだな……では入ってくれ、歓迎するよ」

 

照月「大しょ~……待ちくたびれましたよ……」

 

初月「全く……待機してた僕達の身にもなってくれませんか?」

 

勇人「悪いな、んじゃ……」

 

佐世保組全員「お邪魔しまーす♪」

 

千川の案内で佐世保組全員、舞鶴の正門をくぐり、敷地内に入っていった

 

ただ……

 

未来「あの人達、滅茶苦茶良い人達だね」

 

間宮「ええ、しかし……」

 

ブロォォォン!!

 

ブロォォォン!!

 

ギャギャギャギャギャ!

 

勇人「姉貴に優花!!『ケツを流しながら(ドリフトしながら)』移動すんな!!スマートに運転しろま!!他人の敷地に迷惑を掛けんなや!!しかも明石!ハイエースでドリフトすんなま!横転するぞ!!」

 

明石「テヘペロ♪ついノリで」

 

夕張「ウップ……気持ち悪い……」

 

優花 蘭花「ごめんなさーい!!」

 

勇次「兄貴!石川弁が出てるし!」

 

一馬「お前もだろ……」

 

三笠「……泣けるわね」

 

蘭 照月 初月「……同じく」

 

沙耶「……色んな意味で『ツッコんだら』負けね」

 

ブロォォォン……

 

間宮「……近辺の騒音苦情と上城夫婦と大将そして『私達』の心労……待ったなしだわ……」

 

未来「……倒れなきゃ良いんだが……特に勇人さんが……」

 

千川「……色々と苦労しているんだな、アイツ……」

 

電「なのです……」

 

これから起こるであろう『小さな問題』に頭を抱える四人だった

 

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