器用貧乏が行く異世界転生記   作:ヤナセ コウ

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どうも!ヤナセ コウです!初投稿ですので批評はお手柔らかにお願いしますm(__)m
※なお、この作品は作者の気まぐれによる投稿です。完成の目処がたっていないため、嫌な方はブラウザバックしてください。


器用貧乏 死す

やあ、皆さん初めまして。俺の名前は神山 優人って言います。ぴっちぴち(死語)の17歳で、渾名は『the 器用貧乏』と呼ばれてました! ……既にこのノリに疲れてきたわ。

さて、今の言い回しで気づいた人もいると思うけど、これは俺が今置かれている状況になる前の話です。ということで、さっそく今の状況を実況してみようと思います。

まず目につくのは、長時間いたら目がおかしくなりそうな真っ白空間。そこに椅子がポツンと2つ置かれてる。そんな場所にこれまたポツンと1人で突っ立てる俺。……なにこれ。めっちゃ反応に困るんですけど。

まあ、とりあえず座れってことか? 相手も居ないのに?寂しいじゃないですか。 新手のイジメか?

そもそも、前兆とか一切無かったんですけど? ここに来る前は部屋で真面目にテス勉してたはず……って、明日テスト!?

「起きて! 超起きて! まだ全っ然終わってないから!」

地面に頭叩きつけてみた。……うん。痛い。なんでさ。夢じゃないの?

人間は不足の事態に陥ると狼狽える。

俺の場合、普段からよく色々やらかしてくれる最高にキャラの立った奴らに周りを囲まれてたので、ある程度耐性はついている方だと思う。でも今回は別。過去最高に混乱しております。お家帰りたい。そしてテス勉したい。しかし、ここら一帯真っ白けだ。距離感すら掴めなくなりそうな空間で不用意にうろつけば、最悪戻ってこれずに餓死する可能性のほうが高い。……もう誘拐犯でもミッ●ーでも良いから助けて。普通に心細い。

力なく椅子に座り込むと、なんだか少し落ち着いた気持ちになった。よし。少し冷静になろう。そもそもなんで俺はここにいるのだろうか? 考えられる可能性は3つ。

1つ目。いつの間にか寝落ちしていたパターンで、ここが夢の世界(某ネズミの国のことではない)である可能性。

2つ目。家になんらかの災害が唐突に降りかかり、瞬時に俺の意識がブラックアウトした可能性。

3つ目。何者かに襲われて誘拐された可能性。

1番有力なのは1つ目で、2つ目は天文学的な確率だけど、0%ではない。でも正直、3つ目は無いと自分でも思う。

だって、俺を拐ってもなんの利益も無いし。

それとも、いつの間にやら入り込んだ空き巣に襲われた衝撃で記憶消されたとか? 体(特に頭)に痛みは……特に無いな。もし殴られたなら、かすり傷すら無いっておかしいし。仮にどっかのマッドサイエンティストに脳みそ弄られたとしてもこんな綺麗さっぱり爽快とはいかないだろう。だいたい、流石に他人が無断で入ってきたらいくら俺でも気づくよ。うん。……ダメだ。考えれば考えるほど今置かれている状況が掴めなくなってくる。……もう。あれだ。実は夢でしたってオチでいいんじゃないかな。それならこのあり得ない状況も説明つくし。

明晰夢なんて初めて見たわー。

にしても、やたらと意識がはっきりしてるのってやっぱり違和感凄いな。さっきも普通に頭痛かったし。

『私、気になります! 』

ダメだ。ついに俺の思考がネタに走った。考えたくないでござる。明日のテスト? 知らない子ですね。

そんなこんなで投げやりになってふて寝を始めたあたりで、背後から岩を砕くような破壊音が近づいてくる。嫌な予感しかしないんですが。

『おーい。待たせたな!』

ついでに知らない人の声が聞こえてきた。なんかエコーかかってるし、マイクでも持ってきたのかな?思考をあさっての方向に放り投げて振り向いてみる。

人が居た。しかもやたらフレンドリーなイケメンが手を振りながら走ってきた。地面をバトル漫画よろしく抉りながら。……いやいや。ちょっと待とうか。うん。確かに待ちましたよ? でも違う。俺が言いたいのはそんなことじゃ無い。これだけはわかる。アレはやばい。よし逃げよう。決意まで1秒とかからずに脱兎の如く椅子から飛び上がって逃げようとするが遅かった。肩をガシッと掴まれる。終わった。ミンチにされる。そんな俺の恐怖を余所に、そのイケメンは人懐っこい笑みを浮かべて話しかけてきた。

『いやぁ。遅くなってごめんね?なかなか仕事終わらなくてさ。……あ。俺、君の世界で神って呼ばれてる奴ね。で、大変申し訳ないんだけどさ? 君、うちのクソガキどもの兄弟喧嘩のとばっちり喰らって死んじゃったんだよね。ちょっと仕事で目離してたらこれだよ……』

自称神様はため息を吐いて憂鬱そうにしてるが、俺はそれどころではなかった。もしも、いつも通りに落ち着いていたのなら、知り合いに貴方のような自称神(笑)は居ません。とか、目を離しただけで人一人殺る兄弟喧嘩ってなんだ? とか言いたいことはいろいろあったが、それ以上に信じたくない言葉が俺は混乱させた。

「……え?」

俺が……死んだ? 嘘だろ? あの状況でどうやったら死ねるんだよ? まだ俺は死んだらいけなかったのに。アイツ(・・・)を守らなきゃいけなかったのに……。自称神(笑)が何やら慌てているのを視界の端に収めたのを最後に、目の前が真っ暗になるような感覚とともに意識が遠のいた。




いかがでしたか?こんな拙い文章力でホントに申し訳ないです。これからも時間ができしだいなるべく早く投稿したいと思います!

あらすじで多少ネタバレしてます通り、次回はオリ主の唯一の家族が出てきます!

今テスト期間で余裕がないので少し間が空くと思います。他の作品のおつまみくらいの感覚で見ていただけたら幸いです。これからもよろしくお願いいたします!
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