思ったより早く次の話が出来たので早速載せました!
それではどうぞ!(*・ω・)つ!
「…う」
あれ?俺何してたんだっけ?
『お?やっと起きたか。』
「ッ!」
そうだった!俺、この自称神様にいきなり死んだとか言われてそのショックで意識無くしたんだった!
『えー…?自称って…。俺、こんなんだけど一応日本の最高神様なんですけど…。』
ああ。はいはい。最高神様(笑)ね。…って、ちょっと待てよ。今、然り気無く俺の思考読まれてなかった!?
ということは、マジもんの神様!?
「…ファ!?」
いかん。動揺した。お口チャックだ。これ以降俺は間抜けた声は表に出さないぞ!絶対にだ!(迫真)
脳内でふざけたらなんやかんや言って落ち着いてきた。よし、最高神様とやらにはいろいろと聞かなきゃならんことがあるしな。
そう思って、さっきからやたら静かな最高神様の方を振り向いた。
『…どうせ、俺には神様の威厳なんて無いもん(泣)グスッ…この間だって、部下に「アンタホントに最高神なんですよね?その割には威厳の欠片も感じられないし、ずっと、仕事ばっか回されててまるで下っ端の天使とかわらないじゃないですか」って言われる位だし(泣)』(体育座り)
あかん。(確信)完全に泣きが入ってる!体育座りで地面にのの字かいてこれ以上無いレベルで分かりやすく落ち込んでるよ!?ネガティブスイッチ入っちゃってるよ!?え?何?さっきまでの明るさ何処に落としてきた!?つーか、神様メンタル弱っ!?普通そこはメンタルも神の名に相応しくゴッテス級じゃないんですかね!?これだと、豆腐もかくやってレベルだよ!?
…よし、落ち着け。俺。
と、とにかく落ち着いてもらって話を進めよう。
「あ、あの。先ほどはすみませんでした。ちょっと突然のことが多くて混乱してました!大丈夫ですよ?今は俺、貴方が言ったこと嘘だと思ってないですから。」
『…ホントに?(泣)』
「はい。流石に人の思考を読んで返事出来るような人間居ませんし、あなたが神様だと言われて寧ろ納得しましたよ。」
…と言うか、心読めるんだし、神様的に、レアリー?と言う類いの問いかけは必要なさそうだとおもったんだけど、…それだけ必死ってことか。(確信)
『…ありがとう!!今までそんなこといってくれた人居なかったから素直に嬉しいよ!』
そう言いながらガシッ!っと俺の手を両手で掴んでブンブン縦に振ってくる神様。
な、なんとかなったのは良いが、たかが一般市民に神様だと認められただけなのに些か喜び過ぎではなかろうか?
『そんなこと無い!君みたいな一般市民に認められてこその神様なんだよ?信者がいなくちゃ神様は存在出来ないんだ。』
「は、はあ。そうなんですか。」
『うん♪直接君みたいに俺を見た人は今まで1度も俺を神様だとは正面切って認めてくれなかったからね。』
「…。」
どうしよう。俺、この人(神)が可哀想になってきた。
こんなにも親しみやすいのにそのせいで部下の人(天使)には嘗められて、俺みたいな死人には最高神様(笑)とか自称最高神様とか最後まで思われてたとか…。俺だけでもこの人(神)の味方になってあげよう。
そんな決意を固めていると、神様が突然泣き始めた。
『うぅ…(泣)そんなに俺のこと考えてくれた人今まで居なかったよ…。ありがとう!君には最高の来世をプレゼントするよ!特典、ホントなら3つまでだけど、5つあげるよ!』
特典?よくわからんがなんかしらの願いを叶えてくれるのだろうか?
『そう考えてくれて構わないよ!』
「…なら、俺の妹を、
唯一の家族に幸せな人生を送らせてあげてください。でもって、俺が死んだことは気にしないようにさせてください。」
『…わかった。その願い聞き届けたよ。何としても俺が責任を持ってその子の人生を幸せにする。それにしても、君みたいに真っ先に遺された家族のために特典を使った人は初めて見たよ。ますます気に入った!君には好きなだけ特典あげるよ!悪用しなさそうだしね。あと、ついでに何回でも転生出来るようにしてあげるよ。でもって、転生するのに飽きたら俺の部下として働かない?』
マジで?え?然り気無くスカウトされてるし、それより、何回でも転生出来るとか特典何個でもOKとか、凄いな。…と言うか、オマケの方が凄すぎて一庶民でしかない俺には度を過ぎてると感じてしまう。あとで、上司あたりに怒られないといいなぁ…。
あ。最高神様何だから、上司とかいないか。
とかなんとか、つらつらとどうでもいいことばかり考えていると、何やら若干むこうのほうが騒がしくなってきた。まだ何か来るのだろうか?
正直、もう既に色々ありすぎてお腹いっぱいなんですが?
…こっち来ないでほしいなぁ。(切実)
とか、考えてた時が俺にもありました。(諦め)
『…ちょっと!困ります!そっちは今別の方が!』
「…優兄ー!!」
…うん?今何か凄く聞き覚えのある声が…。
「よかった!優兄にやっと会えたよ!!」
「…ぐはあっ!」
何かが俺の鳩尾に物凄い勢いでタックルかましてきたようで、避けきれずにがっつり喰らった。まあ、俺のことを『優兄』とか呼んでこんなことしてくるやつはどの世界を探してもこいつくらいのものだろうが。
「げほ…。相変わらずの攻撃力だな。美咲。」
「そりゃそーよ!なんたって優兄の妹なんだから!」
「ははっ。なんだそれ。理由になってないぞ(笑)」
「そんなことないもん!」
そう言って可愛らしく私怒ってますアピールで頬っぺを膨らますうちの妹。はっきり言って可愛いばっかりで全然怖くないが。(自覚の無いシスコン)
『あのー…。』
あ。やばい。神様を放置してしまった。
「ああ。すみません。久々(のような気がする)の再開だったのでつい」
『ああ!そう言うことなら。それで、この状況はどういうことなの?ガブリエラ?』
すると、先ほど美咲を一生懸命止めようとしてた美人なお姉さんが出てきた。
『あら。美人なお姉さんだなんて、誉めてもなにもでないわよ?』
ファ!?また心読まれた。
『それで、
『ねぇ。今最高神様ってかいて何て読んだ?』
『失礼しました。逆ですね。思わず本音の方が口に出てしまいました。』
『はあ。一切心のこもらない謝罪をありがとう…。』
『いえ。それほどでも。』
『誉めてねーよ!』
『いいからさっさと続き話してください。あと
一時間で転生させなかったら仕事倍に増やしますよ?』
『理不尽!?』
哀れ。最高神様。俺は貴方のことを忘れない。強く生きてくれ。
『何気に見捨てた!?』
「ねぇ。話進まなくてイライラするんだけど。とっとと言うこと言って、早く私たち二人とも同じ条件で同じとこに転生させてよ。」
『神は死んだ…。』
神様にニーチェが乗り移った!?
「み、美咲?もうちょっと優しくな?」
「優兄が言うならしょうがないなあ。ほら、早く話して!」
『優人だけか…。俺の味方は。…はあ。わかったよ!もう。まずは、この紙に欲しい特典好きなだけかいて!』
ヤケクソ気味に紙と鉛筆を出す神様。
…今、どっから出したんだろ?
いや。気にしたら負けだな。
「わかった。」
「了解~♪」
さて、何を貰おうか。いろんな世界に行くなら何処でも使えそうなものがいいよなあ。
て言うか、いろんな世界って主に2次元の世界のことだろうか?
『うん。その解釈であってるよ?』
…なんかもう、口に出して会話しなくても大丈夫な気がしてきたぞ。
『うえっ!?いやいや!一人で何も言ってない相手にずっと喋り続けるのは流石にキツイよ!?お願いします!これからも話してください!』
「わ、わかりましたから!いったん落ち着いてください。」
神様が落ち着きを取り戻したので、再び思考を開始する。まずは、基礎の身体能力はあげといた方がいいよな。
と言った感じでサクサク決めていった。
ーそして10分後ー
特典1:鍛えれば鍛えるほど強くなる体(身体能力にも適用されるもの)
特典2:完全記憶能力
特典3:瞬間記憶能力
特典4:完全見取り(見たものや能力などを完璧に習得して使い手より一つ上のレベルで使いこなせる能力)
特典5:思考加速能力(これも特典1によって鍛えられる)
特典6:回復能力(自分の認めた他人にも適用)
特典7:物作り(自分が作りたいものを自在に作り出せる。必要な材料は自己精製できる。)
特典8:skill maker(スキルを作り、習得したりさせたり出来る)
特典9:美咲を連れていく。(転生する先に本人が行きたいと言った場合に限る)
特典10:出し入れ自在の神造武器(メンテ不要の刀)
…ふぅ。念には念を入れてと思って書いたら凄いことになったな…。やり過ぎだろうか?いや。美咲を確実に守るにはこれくらい必要だな。(確定的シスコン)
「書き終わりました。」
「私もー♪」
「美咲は何を貰うんだ?」
「ふふ。気になる?見ていいよ♪その代わり私にも優兄のやつ見せて?」
「わかった。」
そう言って紙を交換して、絶句した。
「なっ!?」
書いてあった内容は、
特典1:絶対防御体(どんな攻撃も効かない体)
特典2:絶対攻撃力(どんな防御も抜ける攻撃力)
特典3:絶対精神性(どんな精神攻撃も効かない)
特典4:解析者(相手の全てを暴くスキル)
特典5:超幸福体質
特典6:skill eater (相手のスキルを任意で奪って自分のものにする能力)
特典7:器用値 EX.
特典8:優兄を転生先に連れていく。(本人が行きたいと言った場合)
特典9:優兄に釣り合う美人にして♪
特典10:変幻自在の神造武器(メンテ不要)
…ちょっと待って欲しい。ツッコミどころが多くて処理しきれないんだが。
…え?美咲俺の紙見た後で書いたんじゃないよね?なのになんでここまで見事に共通点が揃ってんだ?と言うか、特典9!俺そこまでイケメンじゃないんだが!?(※説明しよう!自覚がないだけで、もとからかなりイケメンで密かにファンクラブも存在していたが、その事を本人は知らない。例え言われてもお世辞だと思ってるのだ!これだから鈍感は(ボソッ))
今、何か某解説者に俺の何かを激しく馬鹿にされたような…。…って、何を言ってるんだ俺は。とりあえず今は落ち着こう。…何だか今日は取り乱してばっかりだな。
「優兄!」
「え!?な、なんだ?」
「優兄も私と一緒に行きたかったんだね!ありがとう♪」
「お、おう///」
『お?書き終わったのか?』
「はい。こんな感じなんですけど、大丈夫ですか?」
『…お、おう。まあ、大丈夫、かな。(や、やばい。こんなぶっ壊れチート二人も転生させて大丈夫だろうか?いや。何でもって約束したの俺だし、
…なんか、めっちゃ言葉に詰まってるんだが、ホントに大丈夫なのか?まあ、大丈夫って言うのだからここは神様を信じよう。
『じゃあ、転生させるけど、次会うまでだいぶ間あると思うし、何か最後に言っておきたいこととか、聞いておきたいこととかある?』
「じゃあ、まずは俺から2つほど。1つ目は、最初はどこの世界に飛ばされるのか。2つ目は、最高神様の名前。」
『まず、1つ目の質問だけど、まずは、魔王とか勇者とかがいるようなファンタジー世界に行って欲しい。ぶっちゃけ、そんな危険な世界行きたくないってひとが多くてさ、特典も本来3つまでだし、こっちもあんまり強く言えないわけ。だから総人口がめちゃくちゃ減ってて、困ってるんだよね。だから、できればそこに行って、魔王と友達になって勇者倒して平和な世の中にしてほしいんだよ。2つ目の質問は、俺の名前ね。聞かれたの初めてだな。やっぱ君変わってるよ。あ。もちろんいい意味だよ?俺の名前は天照(あまてらす)だよ。』
「はい!質問!」
ビシッ!と真っ直ぐ手を挙げる美咲。
『はい。どうぞ!美咲さん。』
それにハキハキと答える天照。
なんだこれ。いつからここは学校の教室になったんだ…。
ノリノリな二人をみてげんなりする俺を余所に問答は続いてく。
「何で勇者倒して魔王と友達になるの?普通逆ですよね?」
確かに。それは俺も気になる。何でだ?
『あー…。なんかね、向こうの魔王ってさ、別に悪いやつじゃないんだよね。魔族が差別されないように人と共存したがってるやつなんだよ。なのに、それを教会が自分たちの教義にとってそうなると都合が悪いからって魔王並びにその配下の魔族は凶悪なやつらだとか、我らと同じ言葉を話してこちらを惑わせる巨悪だとかほざくもんだから、魔王を直接見たこと無い人達はその言葉を鵜呑みにしちゃってるわけ。勇者は異世界から召還されるんだけど、洗脳とか隷属させる魔法とか使って良いように利用されてるんだよ。だから、二人には倒した上で洗脳解除と隷属させてる原因を速やかに排除して教会をどうにかしてほしいんだよね。…ふぅ。長々とごめんね?どう?わかったかな?今の説明で。』
「うん。十分。必ずやり遂げる。」
「ああ。俺もだ。絶対に何とかしてくる。」
『ありがとう。二人とも。これが終わったら二人にはプレゼントと一緒に次の世界でも活躍してもらうから、これからよろしくね!』
「ああ。まかしとけ。」「うん。まかせて。」
『あら?もう行くのですか?』
『げっ。ガブリエラ…。』
「あ。はい。うちの妹がお世話になりました。」
「いろいろとありがとうね?ガブリエラさん。言うこと聞けなくてごめんね?優兄にどうしても会いたかったから…。」
『はい。わかってますよ。貴女にとってお兄さんがそれほど大切だったんですよね?だからもう気にしてません。だから貴女もお兄さんも気にしないでください。あと、今、私の顔を見てげっ。っとかほざいた
『待って!!げっ。って言ったのは咄嗟に出ただけだから、4倍はやめてください!マジで死んじゃうから!過労死しちゃうから!』
『大丈夫ですよ。例え死んでも、この空間に行きつくのですから、結局生きてようが死んでようが今までとかわらないじゃないですか。』
『つまりお前あれか?俺にはたとえ死んだ後でも変わらず働いてもらうと言いたいのか!?だとしたらお前は天使じゃないぞ!それはまんま悪魔の所業だろ!死人に鞭打つとはこのことだ!と示してるようなもんだぞ!?』
それだけはやめてくれ!っと言う悲痛な訴えがありありと全身からにじみ出ていた。南無三!
『え?あなたが子どもの面倒見ないのが悪いんじゃないですか。それで仕事自分で増やしてるんですから私に文句言われても困りますよ。』
そう、爽やかな笑顔で言い切った。
もうやめたげて!天照のライフはもう0よ!
『むう。優人さんが言うならしょうがないですね。今回は特別ですよ?』
ふう。ひとまず天照のライフは(かろうじて)助かったようだな。あれ?何かデジャヴュ。
『…優人、俺が死んだら死体は海な?』
訂正。全然大丈夫じゃなかった。
「ちょっ!落ち着いてください!良いですか?俺が貴方の部下になるまでの辛抱です。それまでは死なないでください!そしたら、仕事は出来る限り手伝いますから!!」
「…なんか、私も天照が可哀想になってきた。優兄もやる気みたいだし、そのときは私も手伝ってあげるよ!」
『あ、ありがとう!!二人とも!それまでは頑張るよ!ふふ。君らの言葉があればあと100年は余裕で頑張れるよ!じゃあ。転生の儀式始めるから、そこの魔方陣に乗ってね!』
そう言って示された場所には先ほどまでなかった不可思議な模様の魔方陣があった。
言われた通りにすると、魔方陣が輝き始め、俺たちの体が透け始めた。
「ああ。そのいきだ。じゃあ、行ってくる。」
「ふふ。頑張ってね♪行ってきます。」
『ああ。行ってらっしゃい。』
『ええ。気をつけて。』
こうして、俺たちはお互いを激励しあってから新たな世界へと旅だったのだった。
ー2人が居なくなった後ー
天照『ふう。行ったか。よーし、ちょっと休憩するか。』そろり
ガブリエラ『さて、それでは4倍に増えた仕事、ちゃっちゃと片付けてくださいね?』ガシッ!
天照『ひいっ!ちょっとだけだから、ホントにちょっとだけ休憩させて!そしたらちゃんとやるから!』ジタバタ
ガブリエラ『先ほどお2人にあと100年は頑張れるとおっしゃっていたではありませんか。さあ、いきますよ?』ズルズル
天照『あ、あれはものの例えと言うものじゃないか!何?お前俺を本気で100年休憩無しで働かそうとしてんの!?ってか、力強いんだけど!?何でそんな腕力あんの!?』ズルズル
ガブリエラ『例えだとしても、神として一度口にした言葉は違えるべきではありません。…つべこべ言わずに働け(ボソッ)あと、私の腕力については鍛えてますから。としかお答えできません。』ズルズル
天照『ねぇ。今ボソッっと言ったやつが本音だよな!?もうここまで来たらボソッというのやめて本音でかかってこいよぉ!』ズルズル
ガブリエラ『では、僭越ながらもう一度言わせていただきます。…つべこべ言わずに働け!この社蓄神!』ズルズル
天照『ホントに言いやがった!てか、何か余計なものまで付いた気がする!』ピタッ
ガブリエラ『さて、着きましたよ。さあ、仕事終わったら2人と話せるように取り計らいますからさっさとやってください!』
天照『ホントに?これ終わったら2人と話してきていいの?』
ガブリエラ『ええ。だから、ちゃっちゃと片付けてくださいね?』
天照『よーし、やってやるぞー!うおーー!』
ガブリエラ『(ふっ。チョロいですね。)』
その後、長い神生のなかでも一二を争うレベルの集中力を発揮した天照はその仕事を1ヶ月で終わらせて(※本来なら1年はかかるような量だったため、ガブリエラは盛大に引いた。)、ご褒美にありついたのはまた別の話。
いかがでしたか?
ちょいちょいキャラがぶれてるな、と自分でも思いますが、よほどひどくブレてる時は優しく指摘していただけると助かります!これからもできるだけ早く更新しようとおもいますので、気長にお待ちくだされば幸いです。
…さて、いい加減、長い現実逃避をやめて、テスト勉強しなければ(泣)