更新遅くなって申し訳ありませんm(__)m
もしかしたら、この作品、他のサイトに移るかもしれません。
もし、消えたら、『あぁ。アイツほかのサイトにいったのか。』と思ってください。
題名は同じだと思うので、それでも続きが気になったという方は、題名でネット検索かけてください。
長々と失礼しました!
では、第6話です!どうぞ!(*・ω・)つ
そういえば、既に忘れてる人も多いだろうが、俺が吹き飛ばしたエセ強者風の教会側の男だが、当然そのまま某RPGのように、倒して、ストーリーに登場しなくなれば存在とともに空気と化す訳ではない。
と言うわけで、今はこいつを頑丈な縄(森の部族(仮)作)で部屋の太い木の柱に縛りつけて、目が覚めるのを待っているのだ。
ガイアとの模擬戦も終わり、カオスだった空気が落ち着いてきて、漸く『あれ?あの教会側の男どうしたっけ?』と思いだし、聞いてみると既にこの状態で確保されていた。抜け目無い彼らに苦笑いしながらも、せっかくなので、目が覚めたら粗方敵方の内情を知ってる限り吐いて貰おうと考えた。
そして、冒頭の状況が出来上がったのだ。
待ってる間、暇だったため、どうやって吐かせるかを考え、新しく能力を創ることにした。
ちなみに、頭のなかに響いた声について、ガイアに相談したところ、複数の特異能力持ちには、ごく稀に暴走しないように、世界の抑止力が、能力のサポート役として、『知恵の賢者』という『世界の意志』をskillにしたものを送り込んでくる場合があるとのこと。そいつは、初めは機械のように聞かれたことにしか答えないが、上手く扱えれば、『世界の意志』を離れて、自分のために協力してくれる、もうひとつの脳として活躍してくれるそうだ。
なんともスケールのデカイ話である。
まぁ、魔王に加担して勇者を説得(物理)して回るなんてことをしでかそうとしてる俺らに比べたらそんなのは大したことでは無いのかもしれない。あまり気にしない方向でいこう。上手く使えるようになったらラッキーくらいの気持ちで気長にいくことにした。
と言うわけで、さっそく、意識を集中してskill makerの発動を念じた。
『skill makerの発動を確認致しました。skillを創りますか?Yes/No』
当然『Yes』と念じた。
『能力の内容量に応じて、魔力が消費されます。登録前に確認することを推奨いたします。』
『万が一、魔力がつきるとどうなるんだ?』
気になったので聞いてみる。
『魔力残量値が0になることは、この世界では生命活動の停止、つまり、死を意味します。しかし、それはこちらの世界の法則に乗っ取った一般的な生まれの人間や魔物のみに適用されます。』
『俺や美咲はどうなんだ?』
『神に創られた体であるため、死ぬことはありません。しかし、使いきれば、生命活動が鈍化し、1週間意識を失い、なんの抵抗もできない状態になります。』
『わかった。なら、俺が能力を創る時は、その時の俺の魔力量の数値と能力の創造にかかる魔力量の数値を教えてくれ。』
『了解しました。では、能力の作成に移ろうと思います。能力の内容を念じてください。』
『とりあえず、相手の嘘を見抜ける能力を頼む。ちなみに、内容はあとで付け足せるのか?』
『可能です。能力を登録後、能力名を念じ、編集と念じれば、内容は変更可能です。ただし、情報がふえれば、それに応じて魔力も徴収されます。確認いたします。能力の内容は相手の嘘を見抜ける能力で宜しいですか?』
『ああ。』
『それでは、能力名を登録してください。』
『うーん。そうだなぁ…。』
俺が悩んでいると、『知恵の賢者』がとんでもないことを言い出した。
『了解しました。能力名:うーん。そうだなぁ…。で登録いたします。本当に宜しいですか?Yes/No』
『…って、あほか!?Noに決まってるだろ!!なんでそれを名前だと思ったんだ!?』
『了解しました。能力名を登録してください。』
…こいつ、天然なんだろうか。そんな疑惑が浮上した。はあ、なんかもう疲れた。てきとーでいいや。
『…嘘実看破能力』
『了解しました。能力名:嘘実看破能力で登録いたします。本当に宜しいですか?Yes/No』
『Yes』
『登録完了致しました。消費魔力量は30000MPです。現在のマスターの魔力残量は29000MPです。これで、skill makerの発動を終了します。』
「…はあ。やっと出来た。」
思考加速能力のお陰でこのやり取りにかかった時間は実質30秒くらいだが、俺としては30分は話していたような気分である。
そういえば、さらっと初期値とは思えない恐ろしいMPの数値が明かされた気がしたんだが…。
…気のせいだ。神山 優人。今回に限ってはお前の聞き間違いだ。そうに決まってる。そういうことにしよう。そうしよう。
1人固く決意していると、タイミングを見計らったように教会側の男が目を覚ました。
「…う。ん?あれ?…俺、何してたんだっけ?…てか、ここどこだ?しかも、なんか、縛られてるし。」
ぼーっとしていて俺の存在に気づいてないようなので声をかける。
「よう。目、覚めたか?」
「え!?ああ、はい。………って、優人!?お前もこっちに来てたのか!?」
「…は?」
俺の顔を見たとたん、目を見開いてわけわからんことを抜かすので、思わず固まってしまった。
「はあ。よかったわー!いきなり車に跳ねられて、気づいたら胡散臭い笑いを顔に張り付けた偉そうな奴等に『我に従え!異世界の勇者よ!』とか言われた夢見て、意識なくして気づいたらここにいたから、マジ焦った。優人が『…は?』って返してくれなかったらまだ夢と現実の区別つかなかったとこだった。サンキュー!…で?なんで俺はこんなとこで、縛られてんだ?」
「…えーと。あのさ。凄く言いずらいんだけど、それ以前に、お前、誰?」
「…え?」
空気が死んだ。
俺のバカやろぉ!もう少し言いようがあっただろ!?
見ろ!教会側の(自称)勇者様がショック受けた顔で固まってんだろが!
いや。でも、ホントに見覚えがない。それに、さっきの話を聞くに、前世の知り合いだろう。
鏡もってこよう。その方が早く話が進みそうだ。
「ちょっと、待っててくれ。だいたい理解した。鏡持ってくる。そしたら疑問は解決するから。(たぶん)」
「…え?ちょっと、ま、え?」
未だに困惑している彼を置いてソッコーで取ってきた。その間僅か10秒。…既に人間辞めてると思うのは俺だけなんでしょうか。
「うえっ!?速っ!?」
どうやら、ビビらせてしまったようだが、俺には今、そこまで相手を気遣える余裕はない。
「自分の顔確認してみて。」
「え?なんで?まさか、顔が悪い俺への当て付け!?」
「何いってんだ?今のお前、イケメンだぞ?」
「はあ?そんなわけ…って、誰だコイツっ!?」
「お前。」
「…嘘だ。こんなの俺じゃない。」
「自分の名前思い出せるか?」
話が進まないので直球で聞いた。
「…結城 悟。」
結城 悟ね。結城、ゆうき、…ユッキー…!?
「…ファ!?」
いかん。もちつけ。いや。落ち着け。
まだ決めつけはよくない。しっかり、本人か確認しよう。
「ま、まさか!?ユッキー!?」
「誰がユッキーだ!?しばくぞ!優人!?」
この、ユッキー呼びにだけは過剰に反応して、間髪いれずに切り返しえ来る感じは!間違いない。
「ユッキー!!(泣)」ガバッ
「うぉあ!?なんだよ!?いきなり。てか、ユッキー呼ぶな!…って、なんで泣いてんだよ?」
思わず泣きついてしまった。
本人はかなり困惑しているようだが、俺はそれどころではなかった。
俺が爆死する約1年前に、交通事故で唐突に亡くなってしまった親友がいた。
そいつの名前は結城 悟ことユッキー。
両親だけでなく、親友まで亡くした俺は、一時期対人恐怖症になりかかっていた。
俺が関わると相手は録な目に会わない。ならば、もういっそ、独りでいたほうがみんなのためなんじゃないか。そう思うようになっていた。
しかし、美咲は俺が独りになることを許さなかった。常に、何処へいっても着いてくる妹のお陰で、独りになることを諦めた俺は、なら、そんな不幸から俺に関わる人たちを守れるようになってやる!と意気込んでさらに鍛えていたが、その半年後、まさかの爆死。ホントに我ながらどんな人生送ってるんだ。と自分あまりの不幸っぷりに哀れむより、呆れる気持ちが先にたっている。
どうやったら、普通に過ごしてて平和な日本でこれだけ濃い人生が送れるのか。
未だに謎である。
そんなわけで、トラウマ一直線になりかけた原因にして、大切だった親友と唐突に再開した俺はあっという間に涙腺が決壊し、今の状況に至るというわけだ。
「あー…。その、とりあえず、そう言う訳だからこの縄ほどいてくれないか?」
「…うっ、ぐすっ。ユッキー…(泣)」
「…どうしよ。これ。」
とりあえず、身動きがとれないので、縄をほどいて貰おうとした悟だが、完全にお取り込み中の親友にその訴えは届かず途方にくれて天を仰いだのだった。
言いたいことはわかります。『あれだけ間あったのにこれしか進まねぇのかよ』って思いますよね。わかります。
消すかも知れないのに投稿していいのかウジウジ悩んでたらこれしか進みませんでした…。
次はもう少し進むと思います!