一途に、好きな人のことを思っている男の話です。

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さよなら、僕の好きな人

 

 

 

 

思いを伝えたい。

 

あわよくば、君の隣にいたい。

 

でも、多分、この思いを伝えたら

 

今の関係が壊れる。    なぜかって?

 

聞いたから、君が僕のことを良しと思ってないこと。

 

 

 

 

仕方なく授業を受け、別に親しくない、

 

友人と日々過ごす。いつもの日常。

 

それが僕のつまらない日常。

 

けれど、1つだけ、1つだけ、そんな、

 

つまらない日常が良いと思える瞬間がある。それは、

 

君がたまに僕に話しかけ、それに

 

受け答えする、それが僕の唯一の楽しみ。

 

なぜ、僕に話しかけるかって?

 

君は優しいからですよね、知ってます。

 

君は馬鹿じゃない、僕の好意に気づいてますよね。

 

けれど、その中途半端の優しさがまた、

 

僕を傷つける。

 

その優しさに僕はあてられ、叶いもしない

 

恋の妄想に花を咲かす。そして現実を見て何度も自信喪失、ありもしない自信

 

なんと虚しいことだろう、

 

良い機会だ、君との出会いを振り返ろう。

 

 

 

 

出会いは、体育祭、君は僕の一緒の組だった。

 

第一印象は、真面目で、それでいて面白く、可愛い。

 

それぐらいだ、一目惚れではない。

 

君は、どんなことも真面目に本気でぶつかる。

 

そんな君を見ていると、何だかやる気が出た。

 

可愛いくせに、よく食べる、良く喋る、良く笑う

 

愛想もよかった、駄目なことは駄目とはっきり言う

 

友達思いで、良い奴、好きだよ

 

いつ好きになったかなんて、思い出せない、

 

見ていたら、ドキドキした、何故か緊張の時の

 

ドキドキとは、まったく違っていて

 

不快ではなかった。

 

むしろ心地よかったよ、

 

 

 

 

なんだったかな、遠足かな?

 

何故か一緒にご飯食べたこと、あったね。

 

君は美味しそうに食べていた。

 

そんな君を見ていると心が暖かくなったよ。

 

そして、笑顔で、君は、こう言うんだ。

 

私は○○がすごく好きなんです。だって、

 

美味しいから!

 

美味しいから、好き。

 

そんな、当たり前のことを笑顔いっぱいで言う君。

 

ぼくも、君が魅力的だから好きと、満面の笑みで

 

言えたら、なんて幸せなんだろう。

 

言わないさ、言えないんだ。言える資格がない。

 

だから、君に分からない、この場所で書くんだ。

 

好き。 ってね、

 

 

次は、舞台だね、これも一緒で同じグループだった。

 

君は何をやっても様になる、綺麗だった。

 

君に迷惑をかけないよう頑張ったよ。

 

一緒にいられるだけで、とても幸せだった。

 

目が会うたび、嬉しくなり。

 

挨拶されるたび、心が満たされて。

 

話しかけるたびに、君のことで一杯になる。

 

何回でも言えるさ、好きだよ。

 

 

 

 

あと二週間で卒業、僕のつまらない日常に

 

終わりが近づいてくる。

 

1つ下の君は、

 

来年どんな学校生活を送るのかな?

 

好きな人はできるのかな?

 

どんな風に君は成長するのかな?

 

知りたい、君をもっと知りたい。

 

そんな思いが込み上げてくる 。

 

あぁ、君に嫌われていなかったら、

 

今の考えも変わっていたのかな?

 

来年、再来年、この僕の気持ちは

 

変わらないのだろう。

 

君が幸せなことを願うよ、

 

さようなら、僕の好きな人








はじめまして、初投稿です。最後まで読んでくださり
ありがとうございます。

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