ハイスクールD×D〜羅刹の君の異世界転移   作:焼き鳥食べたい

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相も変わらず駄文ですねw
やっとFate/goでふじのんが当たりました。


◆3話

 

 

私の名前はサーゼクス・グレモリー、魔王様方よりいま私が所属している部隊の指揮を任された者なのだが、その部隊は既に二天龍によって半分にも満たないほどに被害が広がっていた。私自身も仲間や他の部隊の者たちと比べれば比較的軽傷なのだろうが実際は軽い傷ではなく重傷と言える傷を負っていた。

我々悪魔が他の勢力と共に二天龍と戦い始めていったいどれほどの時間がたっているのだろうか、周囲には私のように傷を負った悪魔や堕天使、天使たちが倒れており、そして空にはまったく倒れる様子を見せない二天龍、それに対し疲労が見える魔王様方や聖書の神、堕天使長らをはじめてとする三大勢力の者たちが戦いとも言えないような戦いを続けていた。

「グゥッ…………」

 

私は戦えない代わりにせめて仲間を助けようと痛む身体に鞭を打って立ち上がり、近くで倒れている仲間の元へと歩き始めた。

 

「……ハァ、ハァ」

 

何時もならばすぐに辿り着くような距離がとてつもなく遠く感じてしまう。脚や腕の傷が一歩動く度に激痛を訴えてくる。だが、私は倒れている仲間のために痛みを押し殺し歩いていく。

 

「サァ、ゼクス……か」

 

「アジュカッ!」

 

仲間の元に辿り着くと倒れている仲間は掠れた声で私の名を呼ぶ、私もそれに対して仲間の名を激痛が襲ってくるのも気にせず叫ぶ。私の仲間アジュカは私のように比較的軽傷ではあるがそれでも私と違い自分からは動けないようだ。

 

「大丈、ぶか?」

 

「あ、ああ、なんとかな……」

 

私はアジュカに肩を貸して少しずつこの場から離れていく。もう戦えない我々には少しでも此処を離れる事が最優先だろう。

その時だった、

 

『ええいっ!邪魔だ貴様ら!!!』

 

上空から響いた二天龍の片方、赤龍帝ドライグの咆哮。悪寒と共に振り向けばドライグの炎弾が何度も放たれていた。そして、そのうちの一つ、流れ弾がこちらへと向かって来ていた。

 

「あ」

 

避けられない、アジュカを置いていけばぎりぎり避ける事が出来なくもないだろうがそんな事は出来ない。故に私とアジュカは流れ弾によってその生命を散らす

 

 

 

 

 

 

 

「生温いんだよ、カスが」

 

ーーはずだった。突如現れたソレが炎弾をいとも容易くその手の剣で切り裂いたのだ。

 

 

 

■◆■◆ーー(゚∀。)y─┛~~

 

 

乱入するかしないか悩んだ俺だが、結果的に乱入する事に決めた。無論、目を付けられないための措置も取ったうえで乱入する。

魔術を使って何か鎧を纏いつつ、ある程度声を弄り仮に目を付けられても大丈夫なように睦月夜斗ではなく別人として振る舞おう。これぐらいの事は前の世界でよくやった。

 

「“千の魔術”ーー構築及び付加」

 

纏う鎧のベースは赤龍帝の鎧や白龍皇の鎧にしておけば大丈夫だろう、色は黒にしておいて後は適当で構わんだろう。

と、そんなふうに考えながら構築した魔術で鎧を纏うときちんと俺がイメージした通りの鎧になっており、動きも滑らかで鎧を纏っていない時とそう変わらないだろう。まあ、その辺は実際に動いて見なければわからないだろうが。

 

「声も弄ったし、こっからは睦月夜斗じゃなく振る舞わなければな。ーーーさて、殺るとするか」

 

鎧の翼を広げ三大勢力と二天龍の戦いへと乱入するために飛翔する。やはり、影の翼とは違いそこまで自由は効かないがそう気にすることでもないのでそのままにしておく。どうせ、時間が経てば慣れて影の翼と大して変わらなくなるだろうから。

三大勢力と二天龍の戦いまでの距離がある程度縮まった時にドライグがいきなり炎弾をばらまき始めた。俺の直進方向にもその炎弾が飛んできている。

神祖レベルとはいえ倍加を持っているドライグだ、この炎弾がカンピオーネにも効くような一撃かも知れない、がしかし倍加を使っていようが炎がこの身を害した事などカンピオーネとなってから一度もない。というわけで炎弾を避けずにそのまま突っ込んでいく。

 

「生温いんだよ、カスが」

 

片手に握っていた十束剣を振るって炎弾を真っ二つにする。いま言ったとおり、この炎弾はそんなに熱くなかった、草薙護堂の『白馬』の方が格段に熱い。吸血鬼を使ってたら間違いなく焼け死ぬぐらいには熱い。

まあ、いまは関係ないかそんなこと。なんとなく背後ーー正確に言えば地上の方だがーーそこには何処ぞで見たような紅い髪の男と深緑の髪をオールバックにした男がいて、こちらを見上げていた。……先にも思ったが何処かで見た事があるな。おそらくは原作の登場人物だろう、だが思い出せないな。ハイスクールD×Dの登場人物なんてもうほとんど憶えていない、ドライグやアルビオンなどのドラゴンかグレイフィアとロスヴァイセぐらいだな、男?ろくに憶えていないが?まあ、それでも主人公はちゃんと憶えている。

 

「……あ、あなたは?」

 

紅い方が力無い声で俺にそう言ってくる。此処は名乗るべきだろう、此処で名乗りを失敗すると後々めんどくさくなってくる。

 

「俺か?俺の名はーーー」

 

前の世界では日本人として定着していたし、名乗れなかったがこの世界の裏ではこの名を名乗らせてもらおうか。

 

「ヴィルヘルム、ヴィルヘルム・エーレンブルグ=カズィクル・ベイ」

 

白貌の吸血鬼として裏を生きよう。

ついでに出来る限り話し方もベイ中尉にしておくか。

 

 

 

 

設定ーー権能その二

 

魔術:吸血鬼などと同じ権能の略称。夜斗が初めて簒奪した権能でカンピオーネとなる前にアジ・ダハーカから一部を奪っていた為、他の権能と比べてとても使い勝手が良く他の権能と同時に扱う事も出来る。

魔術といっているが魔術以外の術と名のつくモノならばそれに対する知識などがすぐさま手に入り扱う事が出来る。夜斗がなんともなしに思いついた魔術も即座に創造でき、禁術や大儀式などを簡単に扱える権能。

おかしい事や無茶苦茶な事を夜斗がした場合は大抵この権能で生み出された魔術が原因だと思っていい。

正式名称:千の魔術

聖句:ーーー(基本的に聖句は存在していない)

簒奪元:アジ・ダハーカ

 





次回は出来る限り早めに投稿したいと思います。
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