YT-3の種子保管庫。   作:YT-3

4 / 6
——制作経緯——

①親和性が高そうだった
②他の作品での深刻なギャグ不足
③FGOシナリオ風の会話劇を書けるか

執筆実験
①会話のみでどこまで描写できるか
②原作によらない完全独自展開の構築方法を習得


004個目『Fate/Grand Order 聖唱残響遺物シンフォギア』【不定期連載開始】

「先輩。起きてください」

 

うぅん、あと五分……

 

「おやすみのところ申し訳ないですが、緊急事態です。

ドクターが呼んでます、すぐに起きてください」

 

うぅん、あと十分……

 

「……実はさっき、ドクターに胸を触られて」

 

よし起きた!すぐにみんなを呼んで宝具の試し射ちだ!

 

「おはようございます先輩。

あと、ドクターにはまだ生きていてもらわないと困るので、受話器から手を離してくださいね」

 

そんな殺生なぁ〜

 

「フォーウ」

「そうですねフォウさん。ふざけている場合ではありませんでした。

先輩、緊急事態です。新たな特異点が現れました」

 

 

☆

 

 

「あ、マスターちゃんおはよう。よく眠れたかい?」

 

おはよう。あとで寺の裏な?

 

「なんか今日は著しく荒んでるな!」

「すみません、胸を触られたと言ったらこうなってしまって」

「そりゃ誤解するよ!マスターちゃん、勘違いしないでね!診察のためだから!」

 

たとえ診察のためだったとしても、マシュのマシュマロは私のものだ!

 

「先輩……」

「フォウフォーウ」

「あー、はいはい。青春だなぁ。

と、そんなことをしてる場合じゃないんだった」

「たしか、新しい特異点が現れたという話でしたが」

「うーん。特異点? 特異点ではないんだけど……どちらかといえばアレだ、東京の時に近い」

「東京……あの幽霊マンションですか?」

 

ミサキちゃんにまた会えるの!?

 

「いや、彼女たちは地縛霊みたいだからそれはないかな」

 

そんな殺生なぁ〜

 

「ドクター、続きを」

「うん。そうだね。といっても、今言えることはあまりないんだ。

前回の時と同じ、動体反応が多く生命反応は少ない。ただ今回は行方不明のサーヴァントはいないね」

「またゾンビでしょうか?」

「スケルトンかもしれないよ?」

 

骨、だと……!! 林檎はいくつあったっけ!?

 

「うん。マスターちゃんの奇行はいつものことだから置いておいて。

あとは辛うじて近代の日本ということが分かってるぐらいかな?

そんなわけで、またまた不明瞭な部分も多い。どうすれば良いのかも未知数だ。危険な任務になるけど、頼めるかい?」

 

——行こう、マシュ……

 

「はい!がんばります!」

「よし!それでこそマスターちゃん——」

 

素材のために!具体的には凶骨!!

 

「よし!いつも通りのマスターちゃんだなぁ!

はあ、じゃあ直ぐにレイシフトするよ。いいんだね?」

「はい。マシュ・キリエライト、行きます!」

 

 

 

 

 

第1節

歌うたう少女たち

 

 

 

 

 

「ここは……市街地でしょうか? 人の気配はありませんが」

 

そこかしこ燃えてるね。

 

「はい。まるで冬木のような……」

『マスターちゃん!マシュ!さっそくだけど生体反応が2つ……いや、これはサーヴァントか!?』

「え、もうですか?」

「フォーウ」

 

うん、そうだね。作者のせいだよきっと。

 

「……あの、先輩。メタ発言はほどほどに……」

「誰かいるんですか!?」

「おい待てバカ!敵かもしれねーんだぞ!」

「あ、接触しました。あれは……全身タイツでしょうか?」

 

ま た ケ ル ト か ! !

 

「あん? 何言ってんだ。そういうアンタらは……一般人って感じじゃねーな。奴らの仲間か!」

「待ってクリスちゃん!まずは話してから……」

「このバカ!あんな痴女みてーな時代錯誤な格好、味方なわけねーだろ!」

「先輩、ひどい言われようです!」

 

どっちもどっちだと思うけどね!

 

「とにかく話を聞くにも倒してからだ!いくぞ、百連発だ!」

「えーと、すみません! 怪我はさせないので!」

「来ました!戦闘です!」

 

マシュ、峰打ちで!

 

「了解しました、迎撃します!」

「盾に峰はねーだろうが!」

「それは言わないお約束ですよ!」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

「ぐっ、硬ぇ!」

「腕が痺れる〜」

 

……ねえ、マシュ。

 

「はい。なんでしょう?」

 

私たち何やってるんだろう?

 

「宝具を展開して引き篭もる。タラスクさんと考えた、その名も『亀の子作戦』です!」

 

うん、なんだか失敗する気配がするよね!

 

「それでいいのかこの盾女!」

「ですから、私たちの目的は戦うことじゃありません。戦わずに済むなら、それが最善の選択です」

「ああクソッ!完全聖遺物持ってるくせして腰が低いなぁオイ!」

「ねぇクリスちゃん、もう止めようよ。ほら、言葉は通じるんだしさ!」

 

……おお!初めてだこのパターン!

 

「ああ、先輩の目が、常識人を見つけて輝いています!」

「えっと、私は立花響!16歳!血液型はO型!

趣味は人助け、好きな食べ物はごはん&ごはん、因みに彼氏いない歴=年齢です!

こっちは雪音クリスちゃん!私の大切な友達なんだ!」

「はぁ、ご丁寧にありがとうございます。

マシュ・キリエライトです。こちらはマスターの……ってちょっと待ってください! 生(・)き(・)て(・)る(・)ん(・)で(・)す(・)か(・)!?」

「はぁ? 当たり前だろ、アンタらの目にはあたしたちが透けて見えてるのか?」

「……マスター、これは……」

 

ネロ陛下と同じかな?

 

「かもしれません」

『いや、違うみたいだよ。彼女たちからはサーヴァント反応と生体反応、どちらも検出できる。

マシュやロードエルメロイと同じで、人を依代に英霊を降ろしている可能性がある』

 

Ⅱ世を付けないとまた小言を言われるよ。

 

「……アンタらは何か知ってるみたいだな。敵じゃねーってんなら教えてもらおうか?」

「はい。こちらもこの地点の情報がありませんので、まずはお互い情報交換をしましょう」




——ボツ理由——

シンフォギアに関係した鯖を登場させる予定でしたが、6章に『輝けるアガートラム』が出てくるのを思い出したので執筆中止。

6章が配信されたら続きを書くか、5期が放送されたら本気出す。


※追記
6章が胸熱すぎたので続きを書きました。下のURLで不定期更新していきます。
https://novel.syosetu.org/93336/
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。