FAIRY TAIL したっぱ評議院の苦悩   作:村六分

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閃いたんで1日2話投稿しました!
出来は気にしないで…


序章
序章 出合いのハルジオン1


 フィオーレ王国。

 

 人口約1700万人。主な産業は酪農、園芸農業。X622年に永世中立国に認められたんだとか。

 

 この王国の中にある、海に囲まれた場所にある都市のひとつ、港町ハルジオン。

 

 徹夜で膨大な書類を片付けてフラフラ状態の黒髪の青年シン・シュバルダスは評議院幹部の一人である六ノ席ヤジマからの命で色んな意味でフィオーレ1の魔道士ギルド『フェアリーテイル』の監視の任務が与えられた。 

 今は、フェアリーテイルのある商業都市マグノリアに向かうべく電車の旅を満喫していた。

 

「しかし眠い。マジで許すマジ第四強行部隊一同…」

 ふぁあああ、と大あくびをする。

 

 しかし、窓から見える景色は実に絶景である。西洋風の建築物に澄んだ青い海が映えていて美しい。

 

「次は、ハルジオン。マグノリア行きの列車に乗り換える方はここでお降りください」

 

 景色に見とれている間にどうやら港町が近づいてきたようだ。

 

「さてと、そろそろ準備しますかな~」

 

 荷台に乗せてある荷物を取るべく立ち上がると見覚えのある桜色の頭が見えた。

 

 

「ううう、これだから乗り物は嫌なんだ…。」

 

 ボウェェェっと今にも吐きそうな位体調が

悪そうだ。これまた見覚えのある青い子猫がアワアワとしている。

 

 声をかけるべきかと一瞬迷ったが、奴らとは関わらないのが懸命だろう。彼らは前々から俺の任務の邪魔をするお騒がせものだ。自ら台風の目に飛び込む必要はない。

 

 非干渉、非接触これさえ忘れなければ争いに巻き込まれることはない。そうみんなが誰とも関わらなければ戦争はなくなるよね!我王国の少子化対策にはこの(男女)非干渉、非接触政策か一夫多妻政を認めるしかない!なんて年齢(18)=彼女いない歴の俺は考えているのだがどうだろう。

 

 まあ、真面目にこの二つの案を上層部の方に提示したら二つ返事で『却下』だったぜ。その上、謹慎処分のオマケつきだった。社会はやはり理不尽である…。

 

 と、自分で地雷を踏んでいる間に電車は出発しようとしていた。

 

「っと。そろそろ出んとな」

 

 片手に鞄を持ち急いで降車。桜頭の少年と青猫が気掛かりだったが世界平和のためだ許してくれ。

 

「さーって、観光がてらちっと休んでから乗り換えの電車乗るとすっか」

「そうだね。ナツなら悪運強いから自分でなんとか出来るってオイラ信じてるよ!」

「っておまえが言うかハッピー」

「まあまあ、そう言わないでさ」

 

 __猫と少年の麗しい友情だー。素晴らしい。

 

 ん、待て猫って…。

 

 足下を覗くとなんとも可愛らしいにゃんにゃんが「久し振り!あい!」って元気いっぱいに天に手を掲げる。

 

「(ノ´∀`*)」

「どしたのシン?」

「いや、相変わらずハッピーは可愛いなーってのとホント神出鬼没だなーって思いまして。何なの?ミスディレクション使えちゃうの?幻のシックスメンなの?」

「あい!猫ですから。」

 

 猫関係あるのだろうか。まあ、可愛いから許しちゃう!

 

「でさ、シン」

「なんだいハッピーたん♡」

「そのキモいから呼び方はやめて。猫好きなのは嬉しいけど…」

「ぐっっ、すまん」

 

 女子に言われて辛いことランキングベスト『キモいからやめて』をまさか親愛なる猫様に言われてしまうとは不覚。あんなに戒めてたはずなのに。

 

 てか、ケットシェルターといいフェアリーテイルといいドラゴンスレイヤーはみんな

猫飼ってるけど羨ましい限りである。俺も滅竜魔法つかえたら!!!出でよ俺のドラゴン!

 

 ……。

 

 そもそも俺魔力なかったの忘れてた。残念。 

 

 「それはともかくシン。ナツどうしよ。よくよく考えたら迷子になった矢先に町とか壊しそうでしオイラ心配だよ…」

「あー、確かに」

 

 先ほどからハッピーナツと呼ぶ少年。ナツ・ドラグニル。失われた魔法(ロストマジック)の1つである滅竜魔法の使い手である。身体を魔力によって強化し竜の体質に近づけたその一撃は最終形態で竜のそれと同じと言われている。

 

 最終形態でなくともその威力は町1つ壊滅させるなど容易く行えるほどで彼は実際に町や文化財など数多く破壊しており、その暴れっぷりから『火竜のナツ(サラマンダー)』という名で王国周で有名だ。

 しかし、そんな彼一人でも手を焼く存在なのにこれ以上か同等の問題児がギルドにはわんさかいると考えたら俺だけでどうこうできるのろうか…。

 

 

…無理だ。

 

「まあ、流石に次の駅は終点だし町うろついてりゃ会えるら」

「それもそうだね。じゃあ取り敢えずごはんでも食べ行こうよ。オイラお腹減ったのです」

 グギュイイイイと可愛らしく鳴るお腹を両手で抑える。

 

「まあそだな。うんじゃいくとするか!」

「あいさー!」

 

 一人と一匹は駅を出て昼食を食べるべく繁華街に向かうのだった。

 

 




ナツと合流できるかなー。
因みに作者は猫好きですが飼ってませんw
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