しかしなかなか大変や…戦闘描写でも入らない限り2000字程度留めとこうと思います。
さてオリジナル設定が初めて入ります。世界観崩壊してないか不安だ…
「で、どうゆうことか説明してもらえるかしら?」
明らかに軽蔑の眼差しをこちらに向けてくる。
それもそのはず、先程まで憧れのサラマンダー(?)に会えていい気分だったのに急に見ず知らずの男に邪魔されたのだからそれはもう最低な気持ちに違いない。「女は怒らせたらいかん」とお爺ちゃんから常々言われたことを今更になって思いだし心が痛い。
「そうだぞシン。俺をほったらかしにした理由も説明しろよ」
そういえば桜髪の少年もいた。しかし彼を電車に置き去りにしたことはシンの範疇だろうか。
「わかった。でも腹も減ったしどこか食いもん食いいこう。全力疾走して足痛いで座りたい」
「しゃーねぇな。」
「オイラ魚が食べたい!」
「まあ…一応同意しとくことにするわ…」
………
……
…
昼飯のピーク時を過ぎたのでぽつぽつ空いていたのですんなり近くの喫茶店に入ることが出来た。各自注文を済まし、あとは料理を
待つばかり。
_____さて、ここから地獄のショーの再来である…。
「さて、改めて聞かせてもらいましょうか」
「あー、なんといいますか。ごめんなさい…」
「えっ?なんで謝るの?」
「へっ!?」
金髪の少女が口にした言葉は予想とは反した内容だったため反射的に情けない声を挙げてしまう。
「まさか…。理由も無しにあんな変態行為したの…。」
「めめめめ滅相も御座いませんよッッ姫!」
少女の目が警戒の色に染まることに気付き必死に否定すべく両手を左右に振る。話の主旨が掴めないがここは少女に合わせておくのが吉だろう。
「そうよね…。よかった、ただの痴漢だったら評議院に付きだしてやろうと思ってわ。でも君もう少しやりようがあったんじゃない?」
「ははは…。それについては申し訳ない…」
___すいません。本当はあなたの言う通りただの変態なんです…。
「もーいいわ。結果的には助けてもらったしご飯一回奢りでチャラにしてあげる」
「ありがたき言葉、痛み入ります…」
彼女の寛大なる言葉に胸が熱くなり、こんなにも純粋な少女に嘘をついている自分にたいして罪悪感が拭えなくなってしまった。
「なんか、和解したみたいだしよかったなぁ!」
「あい。そうだね」
「そっちはもう話済んだのか?」
「まあ。なんとか」
ハッピーの様子を見るとなにやら疲れた顔をしている。物わかりの悪いナツのことだ理解させるのに一苦労したのだろう。まあ、実際に面倒で置いてぼりにした訳なのだが…。
「そういえばまだ自己紹介していなかったわね。私ルーシィ魔道士の卵よ」
「よろしくね」と言って手を差し出してきたので握手に応じる。
「魔道士の卵ってことはまだギルドには所属していないのか?」
「まあね。でも近々フェアリーテイルってギルドに入りたいなーっておもってるの!」
ルーシィと名乗った少女は嬉々とした表情でフェアリーテイルの記事が掲載されている『週刊ソーサラー』という人気雑誌を見せながらマシンガントークを始めた。あまりの熱の入りように少々引いてしまうほどだ。
しばらくルーシィ先生による熱弁をお聞きしていると注文していた料理が来たのでお楽しみのところ少々憚れるが話題を変えさせてもらおう。
「最近は魔道士ギルドばっかり脚光を浴びている印象あるけど魔法の平和と秩序を守る評議院だって捨てたもんじゃないぞ」
「シンって評議院だったの?」
__お、食いついてきた。ここは少し宣伝させてもらいますかねー。
評議院は堅苦しいイメージがあるのかあまり女性がいない。ルーシィのような目を見張る美少女など指折り程度しか存在しない。やはりシンの頭は7割以上が下心で構成されているのだろう…。
「まあ、したっぱだがね。それでもお給金はそれなりだ」
「なーシン。あんな堅苦しいとこ辞めて俺たちのとこいい加減来いよー」
「安心しろ。任務これからお宅のとこでしばらく世話(監視)させてもらう予定だ」
「まじか!ならあっち着いたらこの間の続きしようぜ」
「勘弁してくれ…。お前の相手は冗談抜きで命に関わるわい…」
彼は間借りなりにも町1つ軽く崩壊させるほどの魔法の使い手だ。そんなのとまともにやり合って只で済む通りがない。シンの体的にも職場での立ち位置的にも。
「へー二人も魔道士なんだ!」
「いや、俺は厳密に言えば魔道士ではないな」
「え、どういうこと?」
「シンの
「え、そんなに!?」
しまった。調子に乗って口が軽くなり過ぎた。
「一応機密事項でもあるからあんまり他言すんなよ」
袖からその機密事項たる物を取り出す。それは掌に乗る程度のサイズで年期の入った本が銀の鎖で何重にも巻かれている。その鎖は手首の部分まで伸びそこも巻鎖は巻かれることにより携帯出来るようだ。
「俺自身にはそんな膨大な魔力はない。こいつの呪いのせいでな」
「それは…魔道書?」
「ああ。それも飛んでもないな。用は俺は
呪いの人工物
ただそれだけでも強力な能力だがこの魔道書には元来からゼレフ書の悪魔など赤子に思える程の怪物が封印されているのだ。
「そいつは地獄の裁判者とおとぎ話では言われてる赤鬼の閻魔だ」
「え、閻魔あああああっ!!?」
この場にいるシン以外が余りの驚きにここが公共の場というのを忘れて驚愕の声を挙げてしまう。
「おい、ルーシィさん達。ここ他お客様もいるんだから静かに」
「あ、ごめん…」
評議院の青年からの注意で我に帰る。
「え、でもそれって私たちなんかに教えて大丈夫なの?」
「まあ大丈夫。それにその雑誌にもこの噂話書かれてるだろ。世に知れ渡るのも時間の問題だ」
ルーシィは雑誌のページを乱雑にめくりその記事を見つける。
『評議院の最終兵器はまだ終わらない!?実は紅蓮の赤鬼、
如何にも嘘っぱちな内容だが実物をめのまえにしているのかと思うと少女は状況が呑み込め切れないのか頭が痛そうだ。
「さっきのなんちゃってサラマンダーが使ってた魅力もタチが悪いけどそれ以上にタチが悪いわね…」
「だろ。て
「あれ?あんた気付かなかったの…」
少女が再度警戒体制に入る。
___『
「いや、
少女が気づいたかと言っていたのはそういうことだったのかと心のなかで合点する。危うくボロが出るところだった。
「流石、評議院…。常に視野を広く持っているのね。私もまだまだね」
「いやーでも今回は魅力であってると思うよ!うん!でもそうと判ればあいつを泳がせておくのは危険だな…。すまんが先に行くは金はここに置いとくでごゆっくり」
そういうと風の如く去っていった。
「シン貸し1つだよ」
「どうしたハッピー?」
「なんでもないよ。オイラ達も残りさっさと食べてシンを追いかけよう。なんか面白そうです。」
「それもそうだな!」
桜髪の少年は残りの食事をものの数秒で食べきり相棒の猫もそれに従うように口いっぱいに魚を頬張る。
「じゃーな!ルイージ!」
「ふぁいふぁいー」
「私はルーシィ!あとそこの猫!食べながら喋らない!」
極ありふれた時が流れている。
まさか今宵の夜一頭の龍と一匹の鬼による地獄絵図が繰り広げられるとは誰も想像出来なかっだろう…。
滅鬼魔道士に呪いの人工物…いかがでしょうか?
自分なりには結構しっかり考えた方だと思いますが大丈夫かな…。
序章はあと2、3話の予定です!早く他のキャラも出したいなあー
では!感想待ってます!