赤羽 麗華と暗殺教室 作:美優
学力は浅野と並ぶ秀才、赤崎麗華(あかさきれいか)は春休み前、親友の赤羽業と共に暴力事件を起こし、始業から3週間の停学とE組行けが決まった。
表向き、特別教科クラスのE組は、本校舎からはエンドのE組として、差別されていた。 その上、隔離校舎で遠く、学食もない、という理由から、大半の生徒は、落ちないよう必死に勉強している。
こんなクラスに落ちた赤崎麗華、しかし彼女はどうでも良かった。親友の業さえいれば、楽しい毎日が過ごせる、そう思っていたからだ。
停学開け 前日。 防衛省の烏間という人が麗華の家に訪ねた。事実確認のため名刺を渡された。そこで聞かされたのは驚くべき真実。
簡単に言うと、月を7割破壊した怪物をE組で殺してほしい。暗殺してほしい。このことは、口外禁止。使うのは特殊なナイフ、BB弾だ。報酬は100億。
烏間「赤崎さん、君の事は調べさせて貰った。産まれた時に親に捨てられて殺し屋に育て上げられ殺し屋になったことをな…だか何で小学5年生で引退したんだ?」
麗華「それは、カルマに出会ったから」
烏間「そうか… 赤羽君は喜んで受けてくれたよ。赤崎さん、君はどうする。」
へぇーカルマは喜んで受けてくれた、か。 なら私も黙って見てるのはやだからなぁ。今から楽しみだなぁ〜
麗華「勿論やります。」
烏間「では、明日、校舎で待っているよ。」
渡されたナイフとハンドガンを見て
麗華「あ!烏間さん ライフルってありますか?それと麗華って呼んで下さいね」
烏間「あ、ああ 後で届けさせよう。 もう何かないか?」
麗華「はい! ありがとうございます。 ではまた明日」
防衛省の人からライフルを貰い、鞄にライフル、ナイフ、ハンドガンを二丁入れ、カルマに電話した。
麗華『もしもし、カルマ?』
カルマ『麗華ちゃんは誰に電話かけてんの』
麗華『あははは ごめんごめん』
いつも通りの冗談を言い、本題に入る。
麗華『防衛省の烏間さんって来たよね?』
カルマ『うん』
麗華『明日、一緒に行こうよ〜。』
カルマ『いいよ〜、じゃまた明日』
麗華『うん また明日ね』
_______そして、登校初日
「いち、にー、さーん、しー、ごー、ろく、しち、はち」
前原「烏間先生、標的の前で訓練っておかしくないですか?」
烏間「勉強も暗殺も同じことだ。基礎は身に付けるほど役に立つ」
聞かれた烏間は相変わらず堅苦しい真顔のまま答えたものの、周りの生徒が首を傾げているのを見てあまり、理解してもらえないことを察したらしい
説明するよりやって見せるのが早い。 と考えたのだろう彼は前原と磯貝を指名し、自分にナイフを当ててみろと言い放った。
対殺せんせー用で人には無害なナイフ。 擦りでもすれば今日の授業は終わりで良いという台詞に、2人は躊躇しながら実行を決めたようだ。
「えーと、それじゃあ」
躊躇しつつ、ナイフを振るう磯貝、その攻撃を眉ひとつ動かさずに最低限の動きで避ける烏間。
前原「くっ…」
磯貝「………」
目を見張る磯貝、簡単にはいかないと改めて感じた前原。 次々と繰り出される攻撃を烏間はいともせず、最低限の動きだけ避ける。 だんだん磯貝と前原は焦り出した。
烏間「このように多少の心得があれば、素人2人の攻撃くらいは俺でも避けれる。」
"多少の心得"と言っているが烏間先生には本物のナイフを持った2人に襲われても防げるだろう。
そんなこととは露知れず、2人は烏間先生に少しでも刃をかすめようと手と足を絶やさず動かしている。
そしてヤケクソになり2人して大振りでナイフを振った。 それと同時に腕を掴まれ勢いのまま投げ飛ばされた。
烏間「俺に当たらないようでは、マッハ20の奴に当たる確率が低い事がわかるだろう。」
言い放つ烏間は息を乱す様子もなく、体力の高さが見える。それに対し、磯貝と前原は息が上がっており、疲れ気味だ。
烏間「みろ、今の攻防戦のあいだに奴は砂場に大阪城を建てたうえに着替えて茶まで立てている。クラス全員が俺に当てられるくらいになれば、少なくとも暗殺の成功率が格段に上がる。ナイフや射撃、暗殺に必要な基礎の数々、体育の時間で俺が教えてもらう!」
そう烏間は言い放つと同時に5時間目の終わりを告げるチャイムが鳴った。
一方、それを段差の上から見ている赤髪の少年と髪が少し長いオレンジ色の少女が立っていた。
カルマ「麗華ちゃん、行こっか」
麗華「やっとか…私、試したいことあるんだけど…」
カルマ「じゃ先行ってる〜」
麗華は気配を消し、烏間全員の背後に回り込む。利き手である右手にゴムのナイフを持ち、こっそり近づく。烏間先生の背後、残り数センチのところで殺気を放った。そこで烏間先生は気づいたのか、慌てて後ろを見て麗華のナイフを持った手を掴もうとするが麗華が手を引き、空を切った。そこで烏間先生は殺気の主を見た。
烏間「麗華さん 脅かさないでくれ」
麗華「すみません、少し試したくなって」
他のクラスメートは皆、驚愕の表情を浮かべる。
麗華「カルマ〜来てよ」
カルマ「それにしてもさ ハハ 本当にタコみたいだ」
麗華「そーだねぇ〜!」
2人で話しながらタコ先生こと殺せんせーの前に来た。
殺せんせー「赤羽業君に赤崎麗華さんですね?初日から遅刻とはいけなせんねぇ」
殺せんせーの顔にバツ印が書かれ、紫色の顔になった。
カルマ「ごめんごめん、生活のリズム戻らなくてさ」
麗華「私も同じです」
殺せんせー「仕方ありませんねぇ」
ちゃんと謝るといつもの黄色い顔になった。
カルマ「気安くカルマって呼んでよ」
麗華「麗華って呼んで下さいね」
麗華とカルマは手を差し出した。殺せんせーはそれに応じるように触手を差し出し、手を握る。そうすると殺せんせーの触手が弾け飛んだ。カルマはナイフを振るう。殺せんせーは慌てて飛び退いた。 その着地時点をハンドガン二丁打つ 一回目は当たったが二回目は避けられた。 計3本の触手を2人で壊した。カルマは舐めた様子で殺せんせーに近づき、言った。
カルマ「へぇーこのナイフ、本当に効くんだ。手に貼っつけてみたんだけど。にしてもさぁーこれくらいでそこまで飛び退くなんてさービビりすぎじゃね?」
殺せんせーは額に汗を掻いている。
カルマ「殺せない先生だから殺せんせーって聞いたんだけど、ひょっとしてちょろい人?」
カルマは手に貼ったナイフを取りながら、渚の元に向かった。麗華はカルマが殺せんせーを挑発しているあいだに気配を消し渚の後ろの立っていた。殺せんせーは顔を赤しくていた。怒っている証拠だ。
麗華「渚」
渚「うわっ!麗華ちゃん、急に出てこないでよ」
麗華「ごめんごめん、」
茅野「ねぇ渚、麗華ちゃんとカルマ君っねどんな人?」
渚「2人共、3月に暴力事件を起こして停学。このクラスにはそういう人も落とされるんだよ。で、カルマ君は悪戯で群を抜いているし麗華ちゃんは……」
あれ?いない。渚は周りを見渡す。
麗華「ここだよ。」
渚「……お願いだから気配、消さないでくれる?」
麗華「カルマ〜渚が私の特技封じる〜助けて〜」
カルマ「いいよ〜渚くん、スカートはいて」
渚「いやだよ」
渚は訴えるがカルマの耳には届いていない。 渚は茅野への説明を続けた。
渚「麗華ちゃんは僕の知っている範囲だと頭が良くて運動神経もいい、それに気配、殺気を消せるし身のこなし、怖いぐらい揃ってる。2人共このクラスでは優秀だよ。」
麗華「茅野さん、宜しくね。」
茅野「こちらこそ宜しくね。」
麗華とカルマは教室にいった
渚「2人共、いつも一緒に居るけど付き合ってないんだよ。」
茅野「えぇー!そうなの!?」
渚「うん」
そう話しながらも2人も教室に戻る。それを始め皆も戻り始めた。