インフィニット・ストラトス ~迷い込んだイレギュラー~ 作:S-MIST
そして内容的に本編扱いでも良いかと思いましたが、半オリキャラメインなので番外編扱いとさせて頂きました。
キャロン・ユリニル*1。カラード宇宙開発部門長代理シャルロット・デュノアの最側近という責任ある立場だが、容姿の第一印象は立場に似つかわしくないギャルだ。小生意気さとあどけなさが同居した艶のある表情に、真紅の瞳に豊かな金髪のツインテール。スラリと伸びた四肢に高い腰の位置。起伏に富んだボディラインは生意気という表現がピッタリだろう。バニーさんなコスプレが似合うのは当然として、サキュバスなコスプレも大変似合うに違いない。
そんな彼女は今、カラードの制服に身を包んで社長室にいた。普段は着崩している事の多い制服も、今は崩していない。でもタイトスカートはしっかりとミニだ。下品にならないギリギリのラインまで短くしてある。カラードにいる女性は美人ばかりなので余り目立たないが、街を歩けば多くの人が脚線美に目を奪われ、次いで制服を押し上げる豊かな双丘に目を奪われるだろう。
(何を言われるのかしら?)
デスクの前に立った彼女は考えてみる。が、思い当たる節がない。マザーウィルは問題無く動いているし、太陽系や繋がった星系に敷設するセンサーの生産も順調に進んでいる。そもそもそちらは部門長代理が社長と相談しながら進めている案件だ。となれば最近動き出したコロニー事業の方だろうか? 或いは宇宙農園関係? 幾つかの可能性を思い浮かべたところで、
「楽にしてくれ。今日来てもらったのは、今後に備えて1つ任せたい事と、学んで欲しい事があるからだ。どっちから聞きたい?」
「では、任せたい方からでお願いします」
キャロンはギャルっぽいが、ギャルではない。仕事モードの真面目な返答をした。
「分かった。――――――先日、俺と束が宇宙で色々していた時の事だ。面白そうな残骸を見つけたから拾ってきたんだが、それを修理して欲しい。ものは、コレだ」
キャロンの眼前に空間ウインドウが展開され、対象のデータが表示される。
全長10キロメートルサイズの巨大艦。データを読み進めていくと、船を格納して整備する整備艦だと分かる。しかし、修理はとてつもなく大変そうというのが偽らざる感想だった。損傷が尋常ではないのだ。船体右側面の物理装甲が多数撃ち抜かれて内部にダメージが入っており、主機関は大破、ブリッジに至っては消し飛んでいる。よく船体が木端微塵にならなかったと言う他ないダメージだ。しかも修理という事は、使えるようにするという意味でもある。機能回復できる程のパーツを束博士抜きで作れるのだろうか?
その当たりの事情を考え、キャロンは口を開いた。
「社長。率直に申し上げて、これにリソースを割くなら他に優先すべき事があると思うのですが」
「うん。その考えは正しい。そこで、学んで欲しいという話に繋がってくる」
「?」
キャロンは首を捻り、社長の言葉を待った。
「“首座の眷族”から修理用のパーツを購入すると同時に、宇宙建築・造船・メンテナンス技術の教師役を派遣してもらう事になっている。その人達から学びながら、この整備艦を修理して欲しい。因みにお前だけじゃなくて、お前の直轄チーム全員な」
言われた事を理解するまで、数秒を要した。
「あの、社長」
「ん?」
「それってもしかして、とても凄いことでは?」
「そうだな。宇宙文明の最新ではないだろうが、地球文明にしてみれば最先端の遥か先をいく内容だろう。お前とその直轄チームには十分に学んで貰って、将来的にはカラードの開発方面の中核になって貰いたいと思ってる。あと俺も束も色々知りたいし、シャルロットにも部門長として色々知っていて貰わないと困るから、学んだ内容を纏めてくれると助かるかな」
サラッと告げられた内容の大変さを実感する前に、晶の言葉は続けられた。
「あと中々大変な仕事になると思うから、給料とボーナスも引き上げるとして………確認なんだけど、お前とお前のチームで旅行が嫌いな奴っていたりするか?」
「いいえ。特にそういう話は聞きませんが、どうかしましたか?」
「そうか。ならボーナスのお金とは別に行きたい場所の旅行をプレゼントするから、チーム内で意見を聞いといてくれないか。極論、全員別々のところでも良いぞ。ホテルの手配はこっちでやるから」
「え? ちょっ、社長?」
洪水のように押し寄せる情報を理解する前に、晶の言葉は更に続いた。
「勿論、これにも目的がある。まだ決定じゃないけど将来的な構想として、お前達が十分に学んで技術力を高めていたら、カラード専用の保養地をお前達に造って貰おうとも考えてるんだ。コロニーになるか、小惑星をくり抜くか、或いは何処かテラフォーミングした星の地上かは分からないけど、俺はそういうつもりだから、楽しむついでに色々見てくると良い。予算は未定だけど、束も乗り気だったからそれなりに出るとは思うぞ」
それなり。どれほどの額だろうか?
話された内容が全部呑み込めていないキャロンは、ぼんやりと考えてしまう。束博士の個人資産は雪だるま式に増え続けていて、カラードの中核事業は堅調で好調で右肩上がり。将来的には収益の桁が1つ2つ………もしかしたら3つか4つくらい増えているかもしれない。そのカラードのそれなり。
(………もしかして、恐ろしい額なんじゃないかしら?)
情報の洪水に押し流されていた思考が徐々に戻ってきた。
多くの国に電力供給を行っているカラードは、電力事業単体でも莫大な収益を上げている。
信用できる電源としてどちらを選ぶかは自明の理だろう。
これに
これだけでも相当だが、これらに加えてカラードには
―――閑話休題。
話された情報を脳内で整理し始めると、社長が再び口を開いた。今話された内容ですら大変なものだが、それを上回る人生の選択だ。突然過ぎるだろう。いや、重大な選択とはこういうものなのかもしれない。
「あともう1つ、大事な話がある。だが話の内容的に機密事項でな。酷い話だとは思うが、選んでくれ。話はここまでとして、この部屋から出て行くか。それとも続きを聞くか。無論、出て行ったところで今言った仕事はしてもらうつもりだ。お前に不利益が起こるような事はない。そして先に言っておけば、聞いたら引き返せないし、お前の人生をカラードに捧げてもらう事になる」
ここでキャロンは1つだけ質問をした。
「それは、誰かを不幸にするものですか?」
「いいや」
「では、このまま聞かせて下さい」
「俺から話を振っておいてこんな事を言うのもアレだが、そんな質問だけで良いのか?」
するとキャロンは一度肩をすくめた後、姿勢を正して言った。
「私は勝手ながら、社長は、そして束博士は、人類の未来の為に行動していると思っています。副社長も色々やっていますが、それも社長の許可があってこそでしょう。その貴方が、誰かを不幸にするものではないと言った。そして人生をカラードに捧げて貰うとも。ならばそれは、人類の未来を見据えたものだろうと思ったまでです」
「そう思ってくれているなら、ありがたいな。――――――では、聞くという事で良いかな?」
「はい」
この返事に晶は、一呼吸おいてから話し始めた。
「この話はな、先程言った学んで貰う事に繋がっているんだ。“首座の眷族”から学ぶとして、どれくらいの時間が必要になると思う? 地球文明の遥か先をいく文明で培われた宇宙建築・造船・メンテナンス技術だ。整備艦の修理期間だけで足りるはずがない。10年20年。或いはもっと長い期間が必要になるだろう。今のお前の年齢から10年20年だ。それを地球文明に浸透させる為に纏め、後進を育成するとなると、人間の寿命じゃ足りない。――――――だから、強化処置を受けて欲しいと思ってる。お前だけじゃない。お前の直轄チーム全員にだ」
そして晶はキャロンが何かを言う前に、強化処置について話し始めた。
「強化処置って言うのはな、広大な宇宙で活動するには永い時間が必要という事で、束が研究していたものだ。小難しい理論は省くが、思考能力や身体能力が向上して健康寿命が延びる。数百年単位でな。もっと言ってしまえば不老だな。その時間を使ってカラードの為に働き、後進を育成して、地球文明が多くのものを取り込む土台をつくって欲しい。人生をカラードに捧げて貰うってのは、そういう意味だ」
キャロンはギャルのような軽い見た目とは裏腹に頭が回る。マザーウィル建造現場を取り仕切り完成させた才女なのだから当然と言えば当然だが、そんな彼女だけに事の危険性にもすぐに考えが及んだ。
予想した内容が、
「話を続けるぞ。強化処置技術そのものは、恐らく10年以内には表に出す。だがそれまでは、決して外部に漏れてはいけない機密事項だ。機密漏洩には相応の対処を――――――いや、言い方が温いな。俺と束が直接対処する」
篠ノ之束博士と薙原晶が直接対処する案件となれば、間違いなく半端な対応ではない。当たり前だ。不老で健康寿命が数百年単位で延びるなんて話が不用意に表に出れば、多くの人がどんな反応をするかなど目に見えている。特に博士が毛嫌いしている俗物の反応は。
キャロンは姿勢を正した後に答えた。
「分かりました。この人生、貴方に捧げます」
社長の言葉は「人生をカラードに捧げて貰う」だったが、キャロンはあえて「貴方に」と答えた。理由? 人生を捧げるなら会社なんて概念的なものより、目に見える相手の方が良いに決まっている。あとついでに言えば、いやこちらが本心だが、社長のお手付きになってゴニョゴニョな関係というのも悪くないと思ったからだ。
「………まぁ良い。直轄チームにも俺から直接話すが、その後の取り纏めはお前に任せる。色々考えておく事もあるだろう。3日後くらいで良いか?」
一瞬考えたようだが受け入れたという事は、OKという事なのだろう。キャロンは内心でガッツポーズをしていた。が、表情には出さず答える。
「はい。考えておきます。あと確認なのですが、“首座の眷族”から学び強化処置を受けたチームの警備レベルはどの程度になりますか?」
強化処置の話を抜きにしても、“首座の眷族”から直接学んだ直轄チームの面々は、他勢力からはこの上なく魅力的な人材に映るだろう。少々手荒な手段を使っても確保しようという輩が出てこないとも限らない。
「2種類の警備メカを当てる気でいる。これだ」
空間ウインドウが2つ展開され、それぞれにデータが表示される。
1つは人間サイズの人型ロボット。型式番号はAV-98イングラム*3。頭部左右にある非対称的なブレードセンサーが印象的な以外は、ほぼ完全な人型だ。白と黒のツートンカラーに両肩のライトが日本の警察車輛を連想させる。
もう1つは………アーマードヘッドシリーズ?*4 名前は少々お遊びが入っているが、性能は恐ろしい。というか無人ISだった。普段はバケツサイズのヘッドパーツに日本の国民的アニメで有名なドラ〇もんの手足がついていてマスコット的な雰囲気だが、戦闘形態になると首から下の全パーツが
一通り確認したところで、社長が口を開いた。
「AV-98イングラムの方は、1人につき1機を護衛としてつける。まぁ分かり易いボディガードとしてだな。無人化した撃震でも良かったんだけど、住宅地での運用も想定しているから、マイルドな外見にして標準武装も警棒とゴム弾みたいな非殺傷性兵器のみにしている。だけどOSの方には既存の武器の情報は全て入っているから、装備させれば問題無く使えるぞ。あと搭載AIは自律型で日常生活のサポートもしてくれるけど、性格っていう性格付けはされていない。長く使ってれば個性も出てくるだろうけど、今は普通のAIだ」
キャロンが肯くと、説明が続けられた。
「で、アーマードヘッドシリーズの方だけど、流石にこれを1人につき1機は厳しいから数機をチームに配備して、例えば出張で本社から遠く離れる時に連れていってもらうような感じになると思う」
これがどれほど破格の扱いかは、誰でも分かるだろう。
キャロンは深々と一礼した。
「ありがとうございます」
「なに、育った人材は宝だし、これからカラードの開発方面の中核を担ってもらうんだ。先行投資だよ」
こうしてキャロン・ユリニルとその直轄チームの面々の人生は、大きく変わっていく事となる。
普通の人間では有り得ない、永い、永い人生を歩む事になるのだった。
◇
一週間後、強化処置を施されたキャロンは
来るのに使ったのは束博士の乗艦であるイクリプスではなく、社長が「あ、そういえばアレ使ってみようかな」と言って
そして此処まで来た理由は、今後修理する整備艦の下見だった。データでしか知らないのと実物を見ているのとでは、やはり違うからだ。またこの宙域に置かれているのは、スターゲートに近い方が修理用パーツを受け取り易いという利便性の観点からであった。
『アラライルさんの話によると、この整備艦は結構古いタイプらしい』
VOBを
『データは貰っていましたが、改めてみると本当に大仕事になりそうですね』
束博士の事前調査によれば左側のドック機能は生きているそうだが、それもハードウェアが生きているだけ、という状態だ。主機関や船体の中枢コンピューターを復元できなければ、ガラクタと大差ない。
『だが得られるものも多いはずだ。しっかり学んで修理して、今後に活かせるようにして欲しい』
『勿論です。――――――まずは、外側を見て回っても良いでしょうか?』
『ああ。行こうか』
そうして外部を見て回り、次いで内部を見ていく中でキャロンは思った。
先程自分で大仕事になりそうと言ったが、その100倍は大変そうだ、と。船体が巨体であるというだけではない。使われている理論の予測がまるで立たないのだ。地球製のものなら見れば大体の予測は立つが、この船に関しては分からない事の方が圧倒的に多い。つまり自分の立ち位置はその程度ということ。ここから多くを学び、この整備艦を修理して再稼働させる。果てしなく長い道のりに思えた。
すると、
『圧倒される気持ちも分からなくはないし、仕事を頼んだ俺が言うのもアレだが、もう少し気楽に構えて良いと思うぞ。お前とお前の直轄チームが出来る人間だっていうのはマザーウィルが証明している。そして遥かな技術格差や教育水準の違いがあると分かっているからこそ、教師を手配したんだ。だから、分からないなら片っ端から聞けば良い。むしろ沢山質問した方が、向こうもこちらの教育水準を分かってやり易いだろう』
『前向きですね』
『悲観的よりは良いだろう』
『それもそうですね。それに向こうにしてみれば、束博士や社長を除けば地球人なんて幼稚園児みたいなものでしょう。確かに、気負ったところで仕方ないかもしれません。なので無邪気な子供が、親を質問漬けにするみたいにしようと思います』
『頼もしいな』
『だって私、もしかしたら知っているかもしれませんが、IS学園に入る前は結構劣等生だったんですよ』
『そうなのか?』
デュノアから彼女を引き抜くにあたり、当然のように身辺調査は行ってある。その時に成績の悪かった時期があるとはあったが、劣等生とまでは書かれていなかった。
『はい。で、エリート面した奴らを見返してやりたくて死ぬ気で勉強してIS学園に入ったんです。結果が出た時のあの人達の顔といったら傑作でした』
『お前、努力の人だったんだな』
『そうですよ』
『あれ? という事は、もしかして普段のギャルっぽいのって擬態か?』
『正解です。外見で舐めてくれると色々楽なので』
『怖っ』
『引かないで下さい。今ではこういう恰好していないと落ち着かないくらい馴染んでるんですから』
そう言いながらキャロンは、自身のISスーツが晶に良く見えるように両手を広げて、くるりと一回転した。ラファール・フォーミュラの物理装甲で所々隠されてはいるが、とても肌色面積の多いスーツだ。原型はバニースーツのようだが、腹部と側腹部が大胆にカットされ、デルタゾーンもかなり攻めたものになっている。男なら少々、いやかなり邪な視線を向けてしまうのも仕方がないだろう。
晶がそんな事を思っていると、キャロンは続く言葉を口にした。
『でも社長は、私を舐めませんでしたね。どうしてですか? 自分で言うのもなんですけど、ギャルっぽくて結構頭緩そうに見えたと思うんですけど』
『ラファール・フォーミュラの仕上がり具合を見れば、テストパイロット*6の腕が悪い訳ないって分かるからな』
『ありがとうございます。ちゃんと、仕事ぶりで判断してくれたんですね』
『今更だ。そして、これからもそうだ』
『やっぱり社長について行くと決めて、賭けたのは正解でした』
キャロンは少しばかり昔の事*7を思い出しながら、しみじみと言った。
『せっかく俺に賭けてくれたんだから、見捨てられないように頑張らないとな』
『私は経営の専門家ではありませんが、トップがいつまでも忙しい組織は良くないと聞いた事があります。社長がどーーんと構えていられるように、開発方面で使える人間をなるべく早く育てますね』
『頼もしいな』
『期待してくれたなら、応えたいと思うのは当然でしょう』
この後2人は、他愛のない雑談をしながら整備艦の中を見て回ったのだった。
因みに晶は今回は、ちゃんと仕事の事前調整をした上で来ていた。なので帰った時に青筋浮かべた
◇
少しばかり未来のお話。
“首座の眷族”から優れた知見を学び取り入れたキャロン・ユリニルとその直轄チームは、
何故なら全長10キロという巨大な整備艦の修理を通じて学んだ宇宙建築・造船・メンテナンス技術によって、拙いながら整備艦の運用が可能になったからだ。また晶はカラードの社長として投資先を間違わなかった。外宇宙ミッションで得た報酬の内の少なくない額を、“首座の眷族”から教師を呼ぶのに使い、標準的なコロニーや造船ドックの建造技術を習得させていったのだ。また惑星圏内に全高数千メートル級のメガストラクチャを建造して運用する技術なども習得させていった。
そしてチームがある程度育った段階で新人をチームに入れて育て、新人が育ったら新しいチームのリーダーとして別の現場を任せ後進を育てさせていった結果、宇宙開発は加速度的に進んでいく事になる。更に言ってしまえば、篠ノ之束という突出した天才が、現場を担ってくれる手足を得たのだ。開発という側面において、それがどれほどの優位性となってカラードの躍進に役立ったかは言うまでの無いだろう。
因みにこの功績は言うまでもなく非常に大きいものだが、キャロン・ユリニルはシャルロット・デュノアの側近であり続けた。自身が表舞台で華やかに舞い踊れる人間ではないと分かっていたので、華やかなところは
―――ISスーツのキャロン・ユリニル―――
XINN様より頂けました。感謝です!!
諸事情により途中挿入だと都合が悪いので、
一番最後に追加してます。
―――ISスーツのキャロン・ユリニル―――
ちょいと短めですが、キャラクターの掘り下げ回でした。
初めはここまでする気は無かったのですが、「開発方面の戦力増強ってメッチャ大事じゃね?」と思ったので色々盛りました。
沢山盛りました。割とお気に入りのキャラという事もあって盛りました。(しつこい)
本編の裏側(完全に裏側でもないのですが)みたいなお話ですが、楽しんで頂けたら幸いです。