インフィニット・ストラトス ~迷い込んだイレギュラー~ 作:S-MIST
情報が色々なところに散らばってて探すのが中々大変で………。(涙)
作者用に纏めたものですが、もし読者様でも「このキャラってどんなキャラだっけ?」と思っている方がいたらお使い下さい。
もしかしたらちょこちょこ追加したりするかもしれません。
因みにえっちぃ設定については濃度薄目にしております。
XINN様から頂いたイラストを使わせて頂いてます。ありがとうございます!!
▽本作の主人公:薙原 晶(なぎはら しょう)
性 別:男
瞳の色:黒
髪の色:黒
容 姿:首筋程度まである黒髪。ややツリ目気味の黒目。
それなりに整った容姿とスタイル。
(第01話にて描写)
体 形:中肉中背に見えるが逞しく引き締まっていて力強い。
女性から見ると、とても魅力的に見える体。
(R-18の第36話にて描写)
年 齢:本作開始当初は15歳→現在は22歳。
専用ISの機体名はNEXT。次世代という意味で名付けられた。
専用ISの外見
ファーストシフト形態はACFAで使っていた機体の再現機体でASSEMBLEやSTABILIZERは以下の通り。
ASSEMBLE
→HEAD:063AN02
→CORE:EKHAZAR-CORE
→ARMS:AM-LANCEL
→LEGS:WHITE-GLINT/LEGS
→R ARM UNIT :07-MOONLIGHT(レーザーブレード)
→L ARM UNIT :ACACIA(アサルトライフル)
→R BACK UNIT :RDF-O700(レーダー)
→L BACK UNIT :HLC02-SIRIUS(ハイレーザーキャノン)
→SHOULDER UNIT:051ANAM(フレア)
STABILIZER
→CORE R LOWER :03-AALIYAH/CLS1
→CORE L LOWER :03-AALIYAH/CLS1
→LEGS BACK :HILBERT-G7-LBSA
→LEGS R UPPER :04-ALICIA/LUS2
→LEGS L UPPER :04-ALICIA/LUS2
→LEGS R MIDDLE:LG-HOGIRE-OPK01
→LEGS L MIDDLE:LG-HOGIRE-OPK01
専用ISの外見的特徴
くすんだ黒を基調として各所に白いライン。蒼いカメラアイ。
専用ISの性能
使用レギュレーションは1.15。つまりエネルギー無制限。
環境汚染を引き起こすコジマ粒子は束博士によって無害化。にも関わらず同等のエネルギー効率を実現しているチート機体。
更にAC特有の武装換装機能にISの拡張領域機能が合わさって、何時如何なる時でも武装変更可能という超凶悪機体。
+セカンドシフト後のNEXT
同じNEXTという呼称だが、N-WGⅨ/ISというルビが付く。
セカンドシフト後のNEXTの外見
『ARMORED CORE VERDICT DAY』におけるラスボス、N-WGⅨ/Vとほぼ同じ。
カラーリングもほぼ同じであるため基本色は深みのある黒。関節部やフレームの一部はダークメタリック系。発光部は赤色となっている。
差異はN-WGⅨ/Vでは右首元付近にあった動力パイプらしきものが無いくらい。
性能は隔絶の一言。第171話より。
―――セカンドシフト後の諸元性能値―――
機体コード
N-WGⅨ/IS
ジェネレーター
トリプルコア
→発電衛星“アンサラー”のコアの正当進化系。
これにより“アンサラー”を超える出力を実現している。
通常ブースト
11.2km/s(40,320km/h)
第二宇宙速度=地球脱出速度と同等の速度。
クイックブースト
33.6km/s(120,960km/h)
第三宇宙速度=太陽系脱出速度が約16.7 km/s (60,100km/h)。
オーバードブースト
53.76km/s(193,536km/h)
瞬間的加速のクイックブーストと違い、この速度で巡行する。
搭載武装
両 手:ハンドレールガン
EN物質変換により弾数無制限。
老神を超える衝撃力と破壊力をマシンガンの連射力で発射する武装。
第245話にて、右手のロングバレルタイプと左手のショートバレルタイプに性能の違いと型式番号が付いた。
右手のロングバレルタイプがYWH160HR-KRSV-longbarrelで、連射レートが多少低くなっている代わりに、威力が高いアサルトライフル型。
左手のショートバレルタイプがYWH160HR-KRSV-shortbarrelで、連射レートが高い代わりに、威力が多少下がっているサブマシンガン型。
更にエネルギー物質変換による実弾攻撃性能そのままに、モードチェンジでレーザーとプラズマの撃ち分けが可能になったのみならず、3種の複合同時攻撃が可能で、それでいて重量増加は僅かというトンデモ武装となる。型式番号の元ネタは共にネタ兵装から。
両前腕:レーザーブレード
使い易さが重視されたノーマルなレーザーブレード。
ただしその破壊力はNEXTとは比較にならない。
右 肩:多目的テンタクルユニット×5
N-WGⅨ/Vでも肩にある動力パイプのようなもの。
N-WGⅨ/ISでは思考コントロールにより敵機の捕獲や殴打に使える他、束とのリンクによりハッキング用端末としても使用可能。
なお第186話にて、物理的に対象を浸食してデータを頂くという、電子防壁が全く役に立たない方法でのハッキングが可能と明言されている。
これを防ぐなら電子防壁ではなく、浸食を防ぐ為のナノテクノロジーが必要。アンサラーを超える莫大な出力に裏打ちされた浸食を防げるなら、だが。
因みに第171話で言及されているように、普通にブッ刺して束のハッキングを中継する事も出来るので、非常に使い勝手が良い。
そして第191話にて、物理的な浸食である事を利用して構造情報そのものを明らかにする事も可能、と明言されている。
ただし唯一の欠点として浸食は不可逆であるため、やってしまうと対象物質の強度その他諸々が変わって再利用不可となっている。
将来的には可逆的に行える可能性もあるが、現段階では不可逆。
左 肩:多目的テンタクルユニット×5
同上。
内装武装
ロックオンレーザー
パルヴァライザーに搭載されている物の正当進化系。
複数対象をロックオン可能で連射性能に優れる上に、単発それぞれの威力がフルチャージコジマキャノンに匹敵。
アサルトアーマー
ナインボール・セラフに搭載されている物の正当進化系。
その威力は
アサルトキャノン
アサルトアーマーの破壊力を一点集中する兵器。
多目的オービット
IBISに搭載されている物の正当進化系。
攻撃のみならず防御フィールドも形成可能。
汎用性に優れる。
束の専用IS“エクシード”に搭載されている広域殲滅兵器の正当進化系。
アサルトアーマーに威力で劣るが範囲で勝る。
防御兵装
ナノスキンアーマー
IS標準装備の物だが、当然の事ながら防御力は桁違い。
全身装甲
N-WGⅨ/ISの外殻を形成する物理装甲。
第一次形態に比べ強度が桁違いに上がっている。
エネルギーシールド
IS標準装備の物だが、当然の事ながら防御力は桁違い。
束の専用IS“エクシード”に搭載されている防御兵装の正当進化系。
発電衛星“アンサラー”に搭載されている防御兵装の正当進化系。
これにより空間破砕などの次元兵器に対して耐性を得ている。
その他
スターゲート生成能力
束が発明したワープ技術の正当進化系。
これにより任意の空間に接続して自由に往来が可能になる。
とりあえず銀河系内であれば1回の接続で何処でも行ける。
展開できるスターゲートの直径は大体100kmくらい。
ワープ妨害フィールド発生装置(第208話にて登場。以下抜粋)
中略
晶は
第245話にて小規模アップデートが行われ、外装が少し変化する。
なお人型ではあっても人間のシルエットではありませんが、生身の肉体を位相空間に移しているだけなので問題ありません。
―――セカンドシフト後の諸元性能値―――
特記事項1
アーマードコア世界の最高の技術で調整された強化人間。
強化範囲は頭脳を含めた神経系、骨格、筋肉、内臓と手の入っていない部分が無いほど。
アーマードコアシリーズの強化人間の機能は全て持っていて、戦闘に分類される事に対して学習能力が桁外れに高い。
その上で本人がトライ&エラーを苦としない性格なので、努力の積み重ねで可能な事は大体行える。
しかし束のように天才的な発明が行える、という訳ではない。
理論の理解と、開発や発明する能力は別なのである。
なおN-WGⅨ/ISの性能は宇宙レベルでみても隔絶しているため、表立って積極的に使おうとは考えていない。
使えば戦闘という局面では勝利出来るが、圧倒的過ぎる力が、逆に厄介事を招きかねないと考えているため。
これまで第三者に分かる形で数回使っているが、あくまで強力な一個体であり、束博士の切り札と考えれば分からなくもない、と思われるような見せ方をしている。
元々重度のACユーザーだったせいか、武装構成や戦術の構築に長けている。
同時にフロムのエゲツナサも学んでいているのでトラップ大好き。やられると腹立つので戦場にあるものは疑う。
そして殺れる時は速やかに確殺するという考えの持ち主。
あと本人としても意外だったのが、教える事に適正があった。
彼に指導されたクラスメイト達が宇宙で通じる人材になっている事を踏まえれば、稀有な才能と言って良いレベル。
因みに自他共に認める趣味人。
IS学園卒業後に自身の影響力が増してくると、この世界に人間サイズの「アーマードコア・フォーミュラーフロント」を普及させるなど、フロムユーザーがやりたい事をしっかりと行っている。
特記事項2
本作開始当初の第03話で1回撃墜されています。
特記事項3
IS世界に放り込まれた所謂オリ主。
何故か着用していたパイロットスーツのメモリーには、アーマードコア世界の初代からACFAまでの全情報が入っていた。
これが束博士の手に渡ったのが全ての始まり。
特記事項4
IS学園在学中から
幾多の決断、多くの仲間や協力者を得てカラードは躍進を続け、ついには地球文明圏の事実上の統一政府となる。
人材は人財という考えの持ち主であるため、ホワイトな職場環境の維持にはかなり気を使っている。福利厚生も相当に手厚い。
本社内のあちらこちらに顔を出し、中々社長室に戻ってこない事もしばしばある。その時は美人な秘書さんに連れ戻されたりする。
▽メインヒロイン1:篠ノ之 束(しののの たばね)(第242話時点で20台中盤から後半くらいの年齢)
原作では“天才”にして“天災”という天真爛漫なマッドサイエンティストなだけでしたが、本作では晶という理解者がいるせいか随分と丸くなっています。マッドな部分は残っていますが、他人に対しても、自身が認めた相手に対しては原作よりも好意的です。ただし愚者や愚物、努力しない凡人などに厳しいのは変わっていません。
原作で好意的な相手は織斑千冬と妹の篠ノ之箒くらいでしたが、本作では晶のクラスメイト達にも好意的です。特にセシリア・オルコットはお気に入りで、地球の内政全般を任せる他、晶と外宇宙に出かけている時は、他文明の大使(後述するアラライルやスノー)とのやり取りすら任せるほど。
また「私の晶がモテるのは当然」というスタンスで、晶のハーレムを容認している大奥様でもあります。
自宅はカラード本社地下。アーマードコア世界の地下都市技術を基礎として、広大な地下空間を階層化して居心地の良い空間に作り変えています。同時に様々な研究開発を行う為の設備もあり、今のカラードを支える心臓部とも言える場所になっています。
開発者としての能力には原作よりも更に磨きがかかっていて、発電衛星アンサラー、星系間を直接結ぶスターゲート、スターゲート送電システム、自身の乗艦であるイクリプス、カラードの潜航戦隊やハウンドチームが使っている次元潜航艦アリコーンなど、地球の技術どころか宇宙レベルでみても異次元な発明を次々と行っています。
その他様々な発明により地球の諸問題解決に大きく貢献しているため、いつの間にか地球では聖母なんて呼ばれるようになってしまいました。
“天災”な部分はしっかりと残っているのですが………。
―――着物姿でIS部分展開な束さん―――
―――着物姿でIS部分展開な束さん―――
第245話で自身の専用ISエクシードの外装を変更する。
また人参ビットというふざけた形のビットを使うが、“天災”が使うビットだけに性能は凶悪。
レーザー射撃。レーザーブレードを形成しての突撃。シールド形成能力と多岐に渡る性能を持つ。更にオプションスロットがあるため別の機能も追加可能という汎用性まである。
攻撃能力も防御力も通常のビットとは一線を画す桁違いなものだが、このビットが作られた本来の目的は、稼働中の
8基のビットで作った立方体の中から外部に向かう通信手段は、そのほぼ全てがブロックされてしまう。
ブロック可能な時間は5分程度と短いが、
―――束のISエクシード外装変更Ver―――
―――束のISエクシード外装変更Ver―――
なお第245話でちょっとした思い付きから“石破ラ〇ラ〇天驚拳”のようなものを撃っている。ただし人参ビットの外装が変わって正八面体のクリスタルになり周囲に展開。魔法陣っぽいものが浮かび上がって極大エネルギー波を放つという魔法少女的な趣味全振りのもの。最近、“魔法戦士シノ”というアニメをよく見ていた。
▽メインヒロイン2:更識 楯無(さらしき たてなし)(第242話時点で23歳)
彼女はIS学園在学中から晶の側について協力関係を結び、ついには晶を更識家の当主に迎える事に成功しました。
世界最強の単体戦力である
そして楯無はIS学園卒業後、更識家当主代行に集中する事で、晶を支えるという選択をします。対外的には束の
日本政府は既に掌握済みですが、更識家はあくまで裏と心得ているので、その名前が表に出ないようにしています。
彼女の働きがなければカラードが世界政府として認められるようになるまで、まだまだ時間がかかったでしょう。
因みに篠ノ之束に平然と文句を言える数少ない人間の1人。本人達は絶対に認めないだろうが喧嘩友達な関係で、晶との夜のプレイ内容や回数でマウントを取ったり取られたり、ガールズトークをしたりと仲良くやっているようです。
また更識家は第188話において、本拠地がカラード地下の広大な地下空間に移っています。
裏側の一切の雑事を任せている更識家の為に用意されたのは、ドーム状の地下空間で面積は
束曰く、「フランスの
束の言葉通りこの空間ですら一角に過ぎず、束自身の自宅や研究開発、実験に使う設備はもっと地下に存在していた。流石にそこまでの出入りは許されていないが、更識家は世界一安全な場所に本拠地を移せたのだった。
専用ISは原作通り
―――楯無の妄想―――
―――楯無の妄想―――
▽メインヒロイン3:セシリア・オルコット(第242話時点で22歳)
原作から大幅に立ち位置が変わって最も成長したであろうキャラ。
当初はテンプレ高慢お嬢様だったが様々な経験から、まさしく良い意味での貴族に成長する。
専用ISであるブルーティアーズはセカンドシフトしてブルーティアーズ・レイストームに。
+セカンドシフトと機体性能のアップデートについて
機体描写(第88話より)
そうして次々と送られてくる機体の各種性能値は、特殊型とも言うべき偏ったものだった。
まず機体本体だけを見た場合、内装系の全面的な見直しによる省エネ・高効率化に加え、物理装甲を薄くする事で、新装備搭載用の積載量を稼いでいる。これにより機体重量を上げる事無く新装備が使用可能になり、ブースター周りの強化と合わせて、機動力の理論値は第4世代機紅椿と同等以上になっていた。
尤も機動力という一点だけを見れば、白式・雪羅には及ばない。アレは近接特化型で、元々機動力に重きを置いている。単純に比較する事自体が間違いだろう。
また内装系強化の恩恵により、レーザー兵器主体であるにも関わらず、量産機以上の継戦能力を示していた。
ここまでなら単純に、非常に優秀な機体と言えるだろう。
だが、確かな欠点も存在していた。
物理装甲が薄くなった分の防御力をエネルギーシールドに依存した事により、被弾時のエネルギー消費が激しくなってしまったのだ。
更に元々少なかった拡張領域パススロットが新装備により圧迫され、格納可能な装備が非常に限られてしまっていた。
つまり状況の変化に装備変更で対応する、という方針が殆ど取れない機体になってしまったのだ。
加えて新装備の使用に特化した特殊な進化をしてしまった為、パワーアシスト機能は第1次形態を下回っていた。仮に他のISと純粋な力比べという状況に陥った場合、下手をすればそのまま組み伏せられる可能性すらあった。
しかしそれら欠点を差し引いても、ブルーティアーズが生み出した新装備群は強力だった。
新たに構築された高効率レーザー発生機関LAYと2種類の精密光学誘導システムは、偏向射撃フレキシブルの仕様を更に推し進めたもので、一度ロックオン・発射してしまえば、ハイパーセンサー認識下にある限り、機体側でレーザー誘導を行ってくれるというものだ。無論機体側の誘導に、パイロットの意思を反映させる事も出来る。
つまりパイロットが武器だけを狙うと決めていた場合、不殺のままに無力化する事が出来る。
戦場でセシリアの願い不殺を実現する為の、根幹となるシステムだった。
中略
ブルーティアーズは今までの経験全てを、余す所無くこのセカンドシフトに注ぎ込んでいたのだ。
ビットの高性能化とコントロール用イメージインターフェースの改善、加えて今までの蓄積データから、ある程度の自律行動を可能とし、パイロットの負担が大幅に軽減されていた。
また先日束博士お手製のオペレーションシステムを使った経験により、“味方を使う”という事を学習していたBTコアは、通信能力の強化と多目的オペレーションシステムを構築。味方機との効果的な連携を可能としていた。
そうして全ての再構築が完了した時、最後にBTコアから、第2次形態のイメージが流れてきた。
まず目についたのは、有機的な一対二枚の純白の翼。
次いで両手足。パーツの大胆なシェイプアップにより、生身の人間が纏う防具と変わらないサイズにまで小型化されている。流麗なデザインと合間って、
腰部には新たに、膝上まであるスカート状の装甲が形成されていた。両サイドに1機ずつ、腰裏に2機のBT兵器が懸架されている。
胸部装甲は狙撃時に腕の動きを妨げないよう、必要最小限の範囲の胸当てとなっていた。結果少々女性的な膨らみが強調される形になっていたが、性能と引き換えなら些細な問題だろう。
肩部非固定装備アンロックユニットは、懸架されるBT兵器の高性能化に伴い大型化し、彼女の身長とほぼ同じ大きさにまでなっていた。流麗で曲線、白色を基調として構成されたデザインは、彼女を左右から包み込む翼のようだ。
頭部装備の超高感度ハイパーセンサー「ブリリアント・クリアランス」は、外見はそのままだったが、その性能は第1次形態とは比較にならないほど強化されていた。元々センサー系が優秀であった事を考えれば、恐らく索敵性能は既存IS中最高だろう。
主武装たるレーザースナイパーライフルは、威力・命中精度・弾速・射程距離が大幅に向上していながら、リロード性能が据え置きという、スナイパーライフルとして正統かつ凶悪な進化を遂げていた。
そしてこの機体を見た者の第一印象は“天使”だろう。
純白のドレスに蒼い鎧を纏った天使。
背部にある一対二枚の翼と、翼のように見える肩部非固定装備アンロックユニットが、そのイメージを強調している。
だが幾つかの欠点は、作中時間が進む事で解消されていきました。(第186話にて)
「そう。サブジェネレーターとエネルギーカートリッジシステム。あとついでに、ネックになっていた幾つかの機能を強化してあげる」
サブジェネレーターとエネルギーカートリッジシステムは元々予定されていたが、他の機能についてはボーナスであった。束の脳裏にあるのは、外装形状はそのままに物理装甲の強度向上、有り余る出力を活かしたシールドの高速回復にパワーアシスト機能の改善、機動力の強化、極端に少なかった拡張領域バススロットの拡大だ。武装関連は弄らないが、主兵装がエネルギー兵器のブルーティアーズ・レイストームは、エネルギーカートリッジシステムと非常に相性が良い。その上で拡張領域バススロットが増えるから対応力も格段に向上する。これでブルーティアーズ・レイストームは、間違いなく
サブジェネレーターは言葉通りで、例えるなら単発エンジンを双発エンジンにするようなもの。
エネルギーカートリッジシステムは予め蓄えておいたエネルギーを使って一時的に出力を増強するシステムで、理論上は純粋に蓄えておいた分のエネルギーを上乗せできる。無論、無茶な上乗せは機体側のダメージとなってしまうが、戦っていれば無茶が必要な瞬間というのは必ずあるため、切り札としては非常に心強いシステム。
サブジェネレーターとエネルギーカートリッジシステムは、クラスメイトやハウンド、その他にも何人かいる主要メンバーのISには標準装備。
+IS学園卒業後はカラードの副社長に就任。
束博士からのオーダーとは言えアフガニスタン紛争、シリア内戦、クルド対トルコ紛争、リビア内戦、イエメン内戦という5つの内戦に介入して、多少の時間はかかったが、現地のインフラを徐々に再建し、生活レベルを向上させ始める事に成功する。争いの大きな要因でもある食料問題については、食料生産プラントをフル稼働させて食料の大量供給を行うなどして対応。主義主張よりも先に、飢える者を助けなければ争いは永遠に連鎖していくという考えだ。無論悪用しようとする者もいたが、この時期のカラードには裏側で使える者も多くなっていたため、社長の晶がそういう者達を使って秘密裏に丁寧にすり潰していた。
セシリアも晶が何かをしているという事には気付いていたが、「あまり大っぴらにできる人間じゃないんだ。だからこれ以上は聞かないでくれるか」という言葉もあり聞かなかった。
この結果彼女は、功績を積ませたいと思っている晶の思い通りに、人類が長年抱えてきた5つの内戦を静かに終わらせ、かつ経済活動が可能な地域へと生まれ変わらせる事に成功した。これにより彼女は地球文明圏の中で、比類なき発言力を得たのだった。
また介入した地域では偉人として肖像画が飾られる程に、高い知名度と人気を誇っている。
他の地域でも晶と束が全面的に任せている事もあって、彼女の発言イコール事実上のカラードの意向として受け取られるほど。
―――セシリアの肖像画―――
少し成長したVerを頂きましたので追加。
ビル壁面モニターの大画面に映し出されたセッシー。
―――セシリアの肖像画―――
―――シャルロット・セシリア・ラウラのドレス姿―――
―――シャルロット・セシリア・ラウラのドレス姿―――
+一介の貴族から君主へ。
第244話より抜粋。
イギリス国王が行った提案は、予想に反して恐るべき早さで議会を通過していた。
イギリス最西端のランズ・エンドから半径10キロメートルがオルコット大公国領として認められ、同時にセシリアは大公へと陞爵して、以降は同国の君主として扱われる事が決まったのだ。
そしてセシリアの言った条件は全て文章化され、王室が守るべき契約として、公式な書類や数多の書籍に記され、政府や王室のホームページにも掲載され、メディアでも繰り返し放送された。破る気は無いという意思表示だろう。
これに伴いセシリアはイギリスの国家代表から退く事となり、専用ISであるブルーティアーズ・レイストームは、正式にセシリア・オルコットの個人所有機となった。なおイギリスからISが1機減った分は、束博士から新造のISコアが送られたのだった。
そしてイギリス国王のこの決断は、結果として王室とイギリスを富ませる事となる。
何故ならセシリアが約束通り設置したレクテナ施設は、
多少後年の話になるが、港や空港が作られイギリスへの玄関口として使われると共に、契約通りに人の住みやすさを中心に領内のデザインが行われた結果、世界有数の住み易さと治安が両立された国へと発展して行くことになるのだった。
またオルコット大公国領は、イギリス王室が統治を学ぶ場所、としての側面も持っていく事となる。理由は単純だ。契約事項の「5.オルコット大公国領管理の最終責任はイギリス王室にあること」という一文だ。決して他人のせいには出来ない責任で、他者の名誉を汚さないように統治する。これが出来ない者に、王室の一員たる資格は無いという意味だ。
現国王がそこまで意識していたかどうかは不明だが、結果としてそのように認識され、この行いがイギリス王室の質を確保するのに役立つようになるのだった。
こうしてセシリア・オルコットは一介の貴族から君主へと変わったのだったが、カラードにいる彼女の姿は変わらなかった。副社長の仕事に邁進し、偶に束博士の無茶振りに振り回され、晶のお昼用に作ったお弁当の味付けをたまーーーーーーーーーーに失敗して若干涙目をされたり*2、それを仲間内でネタにされたり、仲間と共にこれからも進んでいくのだった。
セシリアの言った条件について。第244話より抜粋。
「もし本当に行う気なのでしたら、これから言う内容を文章化して遵守して下さい。出来るとは思いませんが。では言いますね。1.イギリス王室はオルコット大公国領の管理人であると名言すること。2.イギリス王室はオルコット大公国領でノブリス・オブリージュを実践すること。3.イギリス王室はオルコット大公国領に人々が暮らしやすく学びやすい環境をつくること。4.イギリス王室はオルコット大公国領で犯罪の抑止に努めること。5.オルコット大公国領管理の最終責任はイギリス王室にあること。6.イギリス王室はオルコット大公国領管理の報酬として、領内の税収の5%を得る。7.税収の95%は、大公国領内に還元して発展に努めること。8.オルコット大公国領の君主は、領内で得られた収益を受け取らない。――――――簡単に言いますと、領地を貰ったところで私は管理する気などありません。なので、そちらが管理して下さい。その発展具合をもって、私への名誉とさせて頂きます。ただ、まぁ、一から行うのは大変でしょうから、領地が確定したならレクテナ施設を1つ設置します。私が行うのは、それだけです。後は全て、そちらでどうぞ」
第244話で出たセシリアの新ISスーツ。
―――セシリアの新ISスーツ―――
―――セシリアの新ISスーツ―――
+メイド姉妹
セシリアの身内とも言える程に近い存在なので此処に記述。
-チェルシー・ブランケット(セシリアよりちょっと上くらいの年齢)
ほぼ原作通りでセシリアが幼少の頃から使えているメイド。
主が晶に惚れ込んでいるのを知っていて、それをネタにして揶揄う事もある。
尤も晶をオルコット家の旦那様と思っているため、晶に対しても誠心誠意仕えている。
夜も含めて。
専用ISダイヴ・トゥ・ブルーを持つ。
-エクシア・ブランケット(セシリアよりちょっと下くらいの年齢)
原作では「心臓病を患っていたが、セシリアの両親により亡国機業から極秘裏に入手したISコアを用いて、いずれ来ると予想した戦いにおいてセシリアの力=オルコット家最後の剣として生体融合措置を施される形で一命を取り留める」となっているが、本作では束の手により心臓病は完治済み。
治った後はそのまま姉共々セシリアに仕えるメイドとなる。
そしてエクシアも晶をオルコット家の旦那様と思っているため、姉と一緒に誠心誠意仕えている。
勿論夜も含めて。
―――メイド姉妹―――
―――メイド姉妹―――
▽メインヒロイン4:シャルロット・デュノア(第242話時点で22歳)
原作と大きく違うのは、第01話で撃墜された主人公を助けた命の恩人であるということ。
彼女を利用しようとしていた実家の後妻が綺麗に処理(社会的制裁)されて、実の父親と良好な関係が築かれていること。
性格は原作と変わらず協調性のあるタイプ。でも時折ちょっと黒くなる。
名より実を取るタイプで、IS学園卒業後は晶の傍らにいられる時間が一番長い宇宙開発部門長代理の役職をGET。
代行という事で何も知らない第三者からは、副社長のセシリアや戦闘部門長のラウラよりも低く見られる事があるが、本人は全く気にしていない。むしろセシリアやラウラからは時折、その席を代わって欲しいと冗談交じりで言われたりしている。
欧州の三人組は変わらず仲良しである。
宇宙開発や進出が進む程に仕事が増えてきて、最近では後述のクラレスやレイシー、宇宙のレジャー施設であるプラチナ・ドロップスとのやり取りも増えてきている。
これらの事を踏まえるなら、地球文明の中からみたらセシリアがNo.2だが、
専用ISはラファール・フォーミュラ。(元ネタはガンダムF90)
元ネタ通りミッションパックによる汎用性・万能性が売りの機体で、パイロットであるシャルロットの器用さと相まって、どんな状況下であっても安定かつ堅実な戦果を期待できる。
▽メインヒロイン5:ラウラ・ボーデヴィッヒ(第242話時点で22歳)
学生時代から大きく立場も外見も変わったキャラ。
IS学園時代は晶と出会った際に大ポカをやらかして束にマジで睨まれるという、他のキャラクターであれば“終わった”レベルからのスタート。
作者自身が「コイツ終わったな」と思う位の底辺からスタートしたキャラ。
それがIS学園で過ごすうちに、あれ? 色々悩んだりなんなりしている内に、徐々に徐々に仲直り。
卒業する直前ではラウラが晶に完全に惚れ込んでいる状態で、決定的だったのはこんな言葉だった。
『ふむ。俺から言える事はそう多くないが、来るなら歓迎する。あと一応言っておくが、
そして体形も入学当初は、低身長かつ起伏の少ないストーンなまな板体形であったが、2年生も終盤になった頃では人並な身長と双丘、キュッとしたくびれ、脚部へと続く魅惑的な曲線という、異性の目を引き付けてやまない大変良い女に成長していた。(R-18の第18話)
ISパイロットとしての腕はヒロインズの中では最強格。IS学園入学前からIS特殊部隊“黒ウサギ隊”の隊長として活動していた経験に加え、IS学園の3年間でみっちりと鍛えられた事も相まって、専用カスタムされた第三世代機とは言え、セカンドシフトしているブルーティアーズ・レイストームや白式・雪羅と張り合える化け物じみた腕を持つに至っている。
更に専用ISシュヴァルツェア・レーゲンのAIC*3は使用に精神集中が必要で多対一の戦闘には向かないという欠点があったが、第227話では機動戦闘を行いながらAICの複数同時展開を披露。欠点を克服している事が明らかになった。
IS学園卒業後は戦闘部門長となり、カラードの武力面全般の責任者となる。
―――お遊び写真の一枚―――
欧州三人娘で宅飲みして晶に悪戯で送った一枚。
―――お遊び写真の一枚―――
▽メインヒロイン6:更識 簪(さらしき かんざし)(第242話時点で22歳)
原作では姉の楯無と微妙な関係だったが、本作では仲直り済み。
それどころか姉が好きな男を好きになってしまい、一緒に美味しく頂かれていた。むしろ頂かれに行っている。
昔は引っ込み事案だったが、今ではすっかり眼鏡が似合う大人な女だ。(ディスプレイグラスで目が悪い訳ではない)
IS学園卒業後はカラード異常気象対応部門の部門長となり、地球で起きる異常気象災害に対応していた。
専用ISの打鉄弐式に気象コントロール能力は無いため、現場では気象コントロール能力を持つ味方機を守る護衛機という役割を担っていた。
そしてこの打鉄弐式は
1つはフルアーマーを纏った重装甲・重火力形態。
この形態は
もう1つはフルアーマーや重火器を
超振動薙刀“
ただし一度高速格闘形態になってしまうと、フルアーマーの再装着には他人の手を借りなければならないという欠点はそのままであった。何故ならこのフルアーマー、
そしてこの機体には、非常に有名な追加兵装があった。その名を“ガトリンググレネード”。名前の通りグレネードをガトリング砲の連射速度で放つという狂気じみた武装で、
▽メインヒロイン7:布仏 本音(のほとけ ほんね)(第242話時点で22歳)
原作通りほわわ~んとしている子。おっぱい大きい。
更識家に連なる者でもあるため、カラード地下の更識家本邸宅にいる事もある。
大きく変わったのは専用IS九尾ノ魂の性能。登場作品であるISABでは空気中の水分をコントロールすることで天候を制御し、放電や竜巻を起こすなどの特殊な攻撃を行うだけだったが、本作では天候制御範囲が拡大されており、どの程度の範囲を制御するかにもよるが、地球でも台風の影響などを抑え込める程であるから、結構な広範囲に影響を及ぼせる。逆に効果範囲を絞れば宇宙文明の戦闘艦、それも戦艦級の主砲並みの威力の雷を落とせる。(第227話にて。)
ぶっちゃけて言うと、ある意味で戦略級ユニット。特に有人惑星での影響力は極大。
カラードにも3人しかいない気象コントロール用ISのパイロットの1人。
▽メインヒロイン8:クロエ・クロニクル(第242話時点で21歳………としているが先行ロットなので実年齢はラウラより上)
その後
暫くはドイツの施設で暮らしていたが、彼女たちの境遇を不憫に思ったドイツ軍人のクラリッサ・ハルフォーフ大尉が、メンタルケア目的で晶を施設に連れてきた事で全てが変わった。
クロエ本人ととその他7名を引き取ってくれたのだ。(第107話にて)
この後暫くして、引き取られた彼女達は晶をお義兄様と言って慕うようになる。
クロエはお義兄様の役に立ちたいと思いISパイロットを目指し、IS学園に首席での入学を果たす。
そして眼球が黒いという欠陥はIS学園3年生になる直前、束から専用IS黒鍵を与えられた時に一緒に治されていた。(第179話にて)
眼球の色が違う程度のこと、束博士にとっては大した問題では無かったのだ。
専用ISの黒鍵は生体融合型ISかつ気象コントロール用IS。
原作ではロリ(?)だったが本作では成長しており、流れるような銀髪と端麗な顔立ち、人並な身長と双丘、くびれた腰から脚へと続く魅惑的な曲線という、同性異性を問わず誰もが振り返る程の美しさとなっている。
IS学園を首席で卒業した後はカラードの異常気象対応部門へ配属された。
第243話にてピアノの超絶技巧を要する難曲を披露する。以下抜粋。
ラウンジにピアノのメロディが流れ始めると、人が集まってきた。
クロエは何でもない事のように言ったが、ラ・カンパネラはピアノの超絶技巧を要する難曲として知られているのだ。それをいとも容易く弾いていく姿に、周囲から小さな声で、だが確実に「素晴らしい」という声が漏れ始める。
これはクロエの努力の結果でもあるが、元を辿れば晶が義妹達に家庭教師を付けていた事が切っ掛けだった。引き取った当初は将来どうなるか分からなかったため、当時から協力関係にあった更識家にサポートを頼んでいたのだ。
そうして5分程の演奏が終わると、ラウンジには盛大な拍手が巻き起こっていた。
―――クロエ・クロニクルの色々なシーン―――
水着姿
怪しいルームメイト(笑)にマッサージされそうなクロエ
もしかしたらしているかもしれないバニー姿
クロエ&ラウラのドレス姿
―――クロエ・クロニクルの色々なシーン―――
―――クロエとラウラのドレス姿―――
―――クロエとラウラのドレス姿―――
+クロエ以外の義妹達について
メインヒロインではないですが、近しい関係なので一緒に。
-冬祭真理(ふゆまつり まり)
元ネタは冬月 茉莉(とうげつ まつり)。
長く艶やかな黒髪をお団子ツインテールにしていて、幼い表情とは裏腹にとても発育が良い。それでいて引っ込むところは引っ込んでいるという、大多数の女性が羨むようなスタイルをしている。
-アルベ・フィーリア
元ネタはTony'sヒロインコレクション 「フェアリー★ガーデン」 アナベル。
金髪ロングの子で、利発そうな表情と高い腰の位置、起伏に富んだ曲線は、どんな服を着ても見栄えする素晴らしいもの。
-リルナ・メフィールド
元ネタはシャイニング・レゾナンスのリンナ・メイフィールド。
ふわっとした温厚そうな顔で、お尻辺りまで伸ばしている甘栗色の髪を緩やかにまとめている子。性格は外見とは裏腹に小悪魔で、スタイルの方も生意気そのもの。
-鳴美唯乃(なるみ ゆの)
元ネタはT2アート☆ガールズ 夢見る箱入り娘 鳴神唯乃。
あどけないが整った容姿に膝裏まである流麗で長い黒髪。人並な身長で、大き過ぎず小さ過ぎないバランスの良い曲線に、スラリと伸びた四肢をしている。
-アスィーリア・ライト
元ネタはT2アート☆ガールズ 「星光の魔女見習い」アストレア。長い金髪に整った容姿は意思の強さを感じさせ、程よく発育した双丘とくびれた腰、スラリと伸びた脚の脚線美は、誰が見ても美女。
-倉敷比奈(くらしき ひな)
元ネタは佐倉日菜 illustration by 深崎暮人。童顔で紫色の髪をシャギーロングで整え、後ろ髪を纏めてサイドテールにしている。そして真理と同じくとても発育の良い子。
-ローズ・ピニラス
元ネタはピンクツインテバニーちゃん DX ver.豊かなピンク色の髪に蠱惑的な微笑み。ボディラインは男好きするメリハリの利いたものであり、清く正しくというよりは男も女も手玉にとる悪女であり、義妹というよりは義姉というイメージが先にくる子。でも義妹達のお義姉ちゃんはクロエしかいないと思ってる。
―――クロエ以外の義妹達の水着姿―――
クロエだけミッションで海に行けなかった………。
―――クロエ以外の義妹達の水着姿―――
▽メインヒロイン9:織斑 千冬(おりむら ちふゆ)(第242話時点で20台中盤から後半くらいの年齢)
原作主人公である織斑一夏の姉で言わずとしれた最強キャラ。戦闘力は作中最強クラスでTHE・理不尽。
晶がIS学園の生徒だった時はあくまで教師として接していたが、卒業した後にカラードに指導教官として引き抜かれる。
家事が苦手など少々ズボラな所はあるが、精神的な配慮はしっかりできる所謂大人な女性。
晶とイチャイチャする訳ではないが、甘える時はしっかり甘えるため、落差が中々に凄い。
近接格闘戦、特にブレードを使った戦闘力は常人の域を遥かに越えていて、強化人間の晶をして“ヤバイ”と言わせるほど。
普通の日本刀で斬鉄が出来る。パワードスーツを使えばコロニーの隔壁も切れる。本作で人間止めてる人物の1人。
専用ISは束の手によって準備されているが、作中ではまだ未登場。
―――織斑千冬―――
おねだりする千冬
斬鉄する千冬
―――織斑千冬―――
▽メインヒロイン10:山田 真耶(やまだ まや)(第242話時点で20台中盤から後半くらいの年齢)
主人公達がIS学園在学中は原作通り副担任だったが、千冬と同じく晶が卒業後にカラードに指導教官として引き抜かれる。
性格的にも変わっておらず、優しく気遣いが出来て性格も良くて教えるのが上手くて家事も出来る。しかも巨乳でスタイル良し。学生時代の晶くんが何度理性を揺さぶられたか分からない。が、耐えきった。引き抜いた後は我慢する必要が無くなったので………。
それはさておき、日常生活でこの人がほわわ~んとしていると安心できる感じな人。
因みに彼女の自宅にはジャック君という男の筋肉が大好きなロボットがいる。
―――山田真耶とジャック君―――
私服+エプロン姿
水着姿
ジャック君
―――山田真耶とジャック君―――
▽サブヒロイン1&2:赤坂 由香里(あかさか ゆかり)と|宮白 加奈(みやしろ かな)(第242話時点で共に22歳)
コンビで出る事が多いので一緒に解説。
原作では登場シーンも殆ど無い単なるモブキャラでしたが、本作では学生時代に誘拐されて全裸にされた事が切っ掛けで精神的に色々あって、第242話時点では機動特捜課で活躍、更に束と晶の外宇宙イベントにも同行してかつ活躍シーンまであるという大躍進をしております。
あと2人とも可愛い。ISスーツ姿もセクシーで2人に同行した時のコスプレ衣装も作者大変にお気に入り。
しかし2人は可愛いだけで無く、専用ISを随分と渋い方向でカスタムしていた。外見をIS学園の練習機である打鉄に似せているのだ。何故か? 晶が以前理由を聞いたところ、思考が狩人のそれだった。犯罪者に侮って貰う為である。何故ならISは超兵器として広く認識されているが、それと同じくらい打鉄は練習機として広く認識されている。つまり練習機を使っているパイロット=雑魚と思ってくれる事を期待してのことだ。
アーマードコアに例えるなら外見は初期パーツ。でも中身は最高峰のハイエンドパーツで固めた高性能機。因みにクラスメイト達の機体には例外無く束の手が入っているので、本当に外見詐欺である。(第239話にて)
―――
髪が赤い方が
髪が青紫方が
ISスーツ姿
2人のコスプレ
―――
―――赤坂由香里・鷹月静寐・宮白加奈の艶やかな姿―――
―――赤坂由香里・鷹月静寐・宮白加奈の艶やかな姿―――
▽サブヒロイン3:鷹月 静寐(たかつき しずね)(第242話時点で22歳)
原作ではモブキャラの1人で登場シーンや台詞もちょっとあったキャラ。
彼女が本作で立ち位置を確立したのはIS学園卒業後。配属された潜航戦隊の第1戦隊で艦長になった事によってだ。
カラード初の外宇宙ミッションで指揮をとったのは彼女なのだ。
セシリアでもラウラでもシャルロットでもなく、元モブの彼女なのだ。また後述するクラレスを助けた第7回外宇宙ミッションで指揮を執ったのも彼女。
これらの経験から彼女は優秀な現場指揮官に成長していた。
―――
ISスーツの背面からの姿
過去の訓練を思い出す鷹月
ブリーフィング1
ブリーフィング2
―――
▽サブヒロイン4&5&6:ハウンドチームの3人
チームで動く事が多いので纏めて紹介。
ハウンド1~3は第74~78話のIS学園襲撃で捕らえられた元ISパイロット達。
その後紆余曲折の末にIS委員会から超法規的措置という大変便利な言葉を盾に押し付けられそうになり、嫌がった晶は相手が到底呑めない条件、要約すると「好き勝手やるけど、口は挟むな金は出せ。そして協力しろ」というのを出して断ろうとするが、相手が呑んでしまったので引き取る事になった。(第78話)
そこからの関係なので付き合いがとても長い。今では全員が晶の忠実な猟犬にして愛犬。
因みに第224話にて3人とも晴れて無罪放免となった。
以下、第224話より抜粋。
『言葉の意味は「我々は忠実な猟犬である!」ですね。彼女達が元IS強奪犯という事で反感を持つ人もいると思いますが、その後の賞金首狩りを否定出来る者はいないでしょう。各国がどれほど追っても捕まえられなかった者達を次々と捕まえ、多くの被害者の無念を晴らしてくれたのですから。――――――ところでふと思ったのですが、捕らえた賞金首の刑期は数年、十数年、数十年、下手をすれば百年単位の者もいますが、それだけの者を捕らえた彼女達の刑期はどうなんでしょうね? これだけの働きを見せた者に何ら減刑処置無しというのは流石に酷いと思うのですが?』
『確かに言われてみれば。今度取材してみましょう』
この言葉に彼女達をIS強奪犯として指名手配していた国々は大いに慌てた。これまで1回も言われた事が無かったのでそのままにしていたが、言われた通り、これほどの働きを見せている者達に何ら減刑処置無しでは、今後の司法取引にも影響が出かねない。まして今の彼女達は、カラード社長薙原晶の懐刀なのだ。いつの間にか完全に立場が逆転していた、と言い換えても良いだろう。
結果として後日のこと、ユーリア・フランソワ、エリザ・エクレール、ネージュ・フリーウェイの3人は、刑期分の償いは十二分に行われた、という尤もらしい理由で無罪放免となった。拍子抜けするほどあっさりと。
しかし、彼女達は首輪を外さなかった。正確に言えば外すのを嫌がった。
「私達は社長の飼い犬です。絶対に外しません」
と、それはもう頑なに。このため彼女達の首には、今まで通り首輪が嵌められていたのだった。
+ハウンド1:エリザ・エクレール(名前元ネタ:ACSL女性レイヴンのエクレール)(第242話時点で20台中盤くらいの年齢)
クセの無い銀髪のセミロングと切れ長の瞳が、見る者にどこか冷たい印象を与えている。
外見通り怜悧な性格だが、
3人の中ではユーリアのストッパー役。
第239話では脳筋なユーリアに苦労する様が描かれている。
専用ISの外見はフライトナーズ専用機(AC2のOP機)
主武装であるKARASAWA-MK2は、名銃“KARASAWA”の正当なる後継。総火力、弾速、命中精度のいずれもが、高レベルで纏められた名銃だ。他にも
IS学園を襲撃した時のコードネームはファントム1。
打鉄弐式を奪った後シャルロットとラウラに追撃されるも無事離脱する。
しかし巨大兵器(RAIJIN)内部にて楯無と戦闘。敗北する。
性格的な描写(第154話より)
彼女が帰るのは常に晶が帰った後だった。
誰に言われた訳でもなく、飼い主の送迎を買って出ていたのである。
「お前も本当にマメだな」
「私が好きでやっている事なので、どうぞお構いなく。それに帰宅中、何か雑事が発生しないとも限りません。対処要員が必要でしょう」
「自分でどうにか出来る」
「私が貴方の手を煩わせるのが嫌なのです。つまり私の我が儘です」
「最近は俺じゃなくて、お前達を目的にしている奴らも多いだろう」
ハウンドチームが元IS強奪犯なのは周知の事実だ。世間一般的には重犯罪人であり、普通なら社会的立場がある者ほど、接触は痛くも無い腹を探られかねない。だが最近は、彼女達を目的として近づいてくる者が目に見えて増えていた。理由は分かっている。賞金首狩りだ。司法の手を逃れ一般人ではどうしようもない場所まで逃げた奴らを、ハウンドチームは悪党が振るう以上の超絶の暴力を持って叩き潰し、警察に引き渡してきたのだ。被害者達にとって、これほど痛快な事はないだろう。
そうして次々と示される感謝に、まずマスコミが興味本位で乗った。すると人気取りに熱心な有名人が乗り始め、更には正義の味方を気取りたい政治家連中まで乗り始めた。
尤も――――――。
「社長に近づく為にでしょう。相手をする必要などありません。ユーリアとネージュも面倒臭がっていましたね」
彼女らにとっては、欠片ほどの価値も無いようだった。
+ハウンド2:ユーリア・フランソワ。(名前元ネタ:ACFAのフランソワ・ネリス)(第242話時点で20台中盤くらいの年齢)
腰まである燃えるような赤髪と、勝気な瞳が印象的な女性。
性格は外見通り勝気で高飛車。男は自分に貢ぐ為に存在すると思っている女王様。
事実恵まれた容姿と均整の取れた肢体、そしてISパイロットという地位は、今まで彼女に多くのものをもたらした。
今までは――――――。
専用ISの外見はミラージュのC01-GAEA(NXのOP機)
主な攻撃方法は
IS学園を襲撃した時のコードネームはファントム2。
一夏を襲うも失敗して逃亡。その後追ってきたNEXTに敗北する。
性格的な描写
『第124話 予期せぬ出逢い』から
「―――私は元々テストパイロットだったんだけどね。色々あって、今の貴女達みたいな状態になった事があったわ。でも泣き寝入りなんて論外だったから、ちょっとカマしてあげたの」
「ど、どんな?」
「まず脅してきた男を膝蹴りで強制的に性転換させてあげて、そいつが心血注いで開発していた新パーツの実験データを全部消して、組み込まれていた実機を持ち逃げしてあげたの。いや、アレは痛快だったわね。勿論その後追撃はあったけど、男に尻振ってパイロットになった
現在では主人公にじゃれつくワンコみたいに懐いている。
でも猟犬としての嗅覚は鋭い。
+ハウンド3:ネージュ・フリーウェイ(名前元ネタ:AC3女性レイヴンのミルキーウェイの機体名から)(第242話時点で20台中盤くらいの年齢)
腰まであるストレートブロンドに蒼い瞳。整った、清楚とも言える顔立ち。
そしてスラリと伸びた四肢に女性らしい起伏に富んだボディライン。
白を中心とした落ち着いた服のコーディネイトもあり、裕福な家庭に生まれたお嬢様と言える外見だ。
一般人が彼女と話して、荒事に関わる人間と思う者はいないだろう。
だが実際は戦闘とハッキングの2つを高レベルでこなすマルチプレイヤー。
専用ISの外見はクレストのCR-C90U3(アーマードコア・ラストレイヴンのOP機)
主武装である
IS学園を襲撃した時のコードネームはファントム3。
IS学園襲撃時、山田先生に倒された。
彼女の過去に関する描写(R-18第14話より)
生まれは良いとこのお嬢様。優れた容姿、優れたスタイル、優れた能力。当然のようにISパイロットを目指し、飛び級を重ね、優秀な成績で卒業し、有名IS企業に就職した。だがそこで、容姿と資産しか取り柄のない先輩に嵌められた。
恋人をいつの間にか篭絡され、呼び出された先で集団暴行されかけ、辛うじて逃げ出したら、今度は両親に冤罪がかけられ、警官に抵抗したという無実の罪で射殺された。
こんな醜聞を持つ者が、表のISパイロットに成れる訳がない。
しかし捨てる神あれば拾う神あり。
ライバルに負けてISパイロットへの道を断たれた時、裏の人間が彼女をスカウトしたのだ。
高度なハッキング能力とIS操縦技術を併せ持つ彼女は、亡国機業としても欲しかったのだろう。
番外編の第05話にて自分を嵌めた相手への復讐を遂げる。
チームの策謀担当で腹黒だが、復讐を遂げさせてくれた晶の事は信頼も信用もしていて、それ以上の感情も持っている。(番外編第05話やR-18の第14話から)
コーヒー好きの社長の為に手引きのコーヒーミルを買って淹れてあげたりしている。(番外編第05話より)
―――3人のISスーツ姿―――
左からネージュ・エリザ・ユーリア
ユーリアさんに背中を見せて貰いました。
―――3人のISスーツ姿―――
▽サブヒロイン7:“獣の眷属”スノー・テール(外見年齢は地球人換算で20台中盤くらい)
“獣の眷属”から地球に派遣されている大使。
優し気な目元。頬から顎先にかけての整った鼻梁。長くクセの無い白髪。すらりと伸びた四肢。頭部にある白い狐のような耳と臀部の尻尾。好んで着ている着物のような服装での所作も洗練されている。端的に言えば品の良い美女だろうか。(番外編第12話で描写)
彼女自身は目立つ事を好む性格ではないが、経歴は中々に波乱万丈。
以下、第199話より抜粋。
途中、ふと先日話した束博士の事を思い出した。あちらは緋色、こちらは白と青が基調という違いはあれど、似たような作りの服だった*5。確か地球文明の日本という地方―――束博士の出身地―――では、着物と言っただろうか。また特使として赴く際に文化的な事を下調べしたが、日本の古代文明、平安時代と言ったか。その時代の建築様式がこの宮殿の建築様式と似ていたのには驚いた覚えがある。無論、技術的格差からくる性能差というのはあるが、全体的な雰囲気が非常に近いのだ。
なお古い時代に似ているからと言って、“獣の眷族”が古くて遅れているという意味ではない。むしろ“獣の眷族”は過去、無駄を削ぎ落し効率性を追求していった事がある。だがその結果、感情がフラットになり心が渇きロボットのようになり、ストレスから犯罪件数が激増、種として逆に衰退してしまったのだ。復興の為にかかった永い年月は、反面教師として教育に取り入れられている。このため今は多少非効率的であったとしても、日常生活においては文化的な面が重視されていた。
ふと思い出した初等教育を脳裏の片隅に追いやり、執務室を出て歩いていく。
そしてスノーが廊下を歩くと、視界内にいた者達は皆一様に廊下の端に寄り、通り過ぎるまで頭を下げたまま微動だにしない。
この場面だけを見れば、彼女の立ち位置は非常に高く見えるだろう。だが実際は決して高いものではなかった。何故なら“獣の眷族”の政治形態は王制であり、彼女はその血筋に連なる者なのだが………………傍系なのだ。しかも直系からはかなり遠い。
であるにも関わらず敬意を払われている理由は、文明間外交における彼女自身の働きにあった。元々は多少生まれが良いだけの、外交関連の職業を選びはしたがあくまで裏方であり、外交の表舞台に立つような立場では無かったにも関わらずだ。そしてこれには処世術という意味合いもあった。世の中には良い人も沢山いるが、傍系が目立つ事を快く思わない者もいるのだ。なので目立ちたい人を目立たせて、自分は裏方で………というのが彼女の人生設計だった。過去形である。
人生設計が狂った切っ掛けは悲劇でも何でもなく、アラライルとの出会いだった。彼が辺境議員になる前の話だ。種族的に近しい特性を持つ“首座の眷族”と“獣の眷族”はパーティを開く事があるのだが、その席で彼に話しかけられ外交についての意見を交わした事がある。以降、何かと正規のルート*6で連絡が入るようになり、“首座の眷族”とコネクションがあるという事で立場が上がり、気付けば表舞台に立つようになっていた。
だがその時点では、今のように敬意を払われていた訳ではない。むしろ陰で様々な事を言われていた。そんな状況が変わったのは、押し付けられた文明間紛争の調停だった。長年続いていたランクC文明同士の紛争で、片方がプロトタイプながらワープ航法と重力兵器の開発に成功したため、もう片方が焦り、実戦配備される前に全面攻勢で決着をつけようとしていたのだ。当事者の立場に立てば、分からなくもない。戦争においてワープ航法の実用化はイコール本拠地直撃の強襲戦術の実用化であり、重力兵器の破壊力は核兵器を凌ぐ上に単純な物理装甲では防御できない。船や建物が無事でも、重力偏差で中身が潰れるからだ。
どちらも態度を硬化させており、どう対処しようと多くの犠牲者が出るのは避けられない情勢だった。しかしスノーは、これを乗り越えた。予想よりも少ない被害で文明滅亡という結末を回避し、停戦交渉のテーブルにつかせる事に成功したのだ。これだけでも相当な功績だが、運良く近郊のアステロイドベルト帯で希少鉱石の大鉱脈が発見されたため、その収益をもって復興事業に取り組むという枠組みまで整えた。
この外交手腕を持って彼女は、王制下で直系からかなり遠い傍系という不利な立場でありながら、本星宮殿内において敬意を払われていたのだった。
このような経歴を持ち、特使として地球に派遣されたのが切っ掛け(第196話にて)で、そのまま地球の大使となる。
ランクAという巨大な星間文明の大使らしく、大使館は本国から運ばれ、月の衛星軌道にあるスターゲート近郊に留置されていた。
以下第201話より抜粋。
『そのままの意味です。実はこの度、地球に大使として赴任する事になりましたので、大使館を兼ねた浮島を持ってくる予定なのです。大きさが地球の単位に直して………直径8キロ程度なので、皆さんが集まる場所としては十分でしょう。そして以前から進んでいた、月からこちらの領域に直通するスターゲート近郊に留置させて頂きたいと思っています』
スノーは新たに空間ウインドウを展開して、持ってくる予定と言った浮島の概要データを表示させた。
それは地球人が宇宙建造物と聞いてイメージするような外壁に覆われた建造物ではなく、生態環境を維持したまま島1つを丸々浮かせたという、本当の意味で浮島だった。
その浮島に建物があり、池があり、森があり、地上となんら変わらない生活環境が作られている。宇宙と浮島との間に何ら遮る物の無いオープンスペースであるにも関わらずだ。
また第201話には以下のような記述もあり。
後年、“
地上と見間違う程の青い空には鳥が飛び、広大で波打つ池には魚がおり、木々が生い茂る森には多数の果実の恵みがある。地球人が宇宙建造物と聞いてイメージするような外壁に覆われた建造物ではなく、生態環境を維持したまま島1つを丸々浮かせたという、とてつもない技術力の格差を見せつけるものだ。
更に第202話より抜粋。
2つ目がスノー大使が持ってきた大使館、通称“宇宙そらの浮島”の存在だ。
これは人類に宇宙との格差を強烈に認識させるものだった。何せ人類が宇宙建造物と聞いてイメージする、硬い外壁に覆われた物とは全く違う。直径8キロメートルにも及ぶ島を丸々浮き上がらせている上に、硬い建造材で覆う事なく島の生態系を維持しているのだ。島に降り立てば青い空には鳥が飛び、湖には魚がおり、森には自然の恵みの果実がある。これが宇宙という強烈な温度変化と放射線が降り注ぐ中で、硬い外壁に覆われていないオープンスペースで維持されているのだ。どれほどの技術格差があるか嫌でも分かるだろう。
更に第203話より抜粋。
束が差し出したタブレットを受け取り、映像ファイルを再生させる。
すると表示されたのは、“
そして大使館の正面には広大な湖。幾つかの小島があり、アンティークな作りの橋で繋がっている。大使館の背後にある森も、鬱蒼と生い茂っているのではなく、適度に手入れされ中にまでしっかりと光が入る明るい雰囲気となっていた。
この他、所属している“獣の眷属”の王様と王妃様だけでなく側室等にも気に入られているため、定期的に本星に報告に戻っている。
そして王妃様と側室の方々にとって
それが他の人達からすると寵愛に見えるようで、微妙に胃が痛かったりする。
―――スノー・テールのシーン色々―――
―――スノー・テールのシーン色々―――
▽サブヒロイン8:“首座の眷属”ナユ(外見年齢は地球人換算で20台中盤くらい)
元々は“首座の眷属”の一般人。夜の街で働いていた夜の蝶だった。
それがいつの間にか誰かの恨みを買ったのか、呼び出された先で海賊に攫われて大変辛い目にあった。カラードの第3回外宇宙ミッションで救出され、その後カラードが社員を募集している事を知り応募。
“首座の眷属”の領域にある1号支社で働いている最中に、
―――“首座の眷属”ナユさんの水着姿&白スーツ姿―――
黒ビキニ
白スーツ
―――“首座の眷属”ナユさんの水着姿&白スーツ姿―――
▽サブヒロイン9:“翼の眷属”クラレス・イル・ディアニス・カルニア(外見年齢は地球人換算で18歳前後くらい)
“翼の眷属”の少女。
“翼の眷属”穏健派筆頭のカルレス・イル・ディアニス・カルニアの孫娘。一文明最大派閥の孫娘というお姫様とも言える生まれだが、いつの頃からか笑顔を貼り付けて寄ってくる人達が気持ち悪いと思うようになり、その頃からお転婆と言われるようになる。
尤も良い意味でも悪い意味でもお転婆さんだったようで、豪勢な旅行で大金を溶かしたと思えば、ボランティアで誰かに献身してみたり、辺境宇宙を飛び回って冒険者紛いのことをしてみたり、興味のある事は何でもやってみる、という性格。だがシャルロットと仲良く出来るあたり、性格は悪くないと思われる。(第242話にて)
辺境宇宙を高性能ワープドライブ艦で飛び回るあたり、行動力は本当にある。
容姿イメージの元ネタはラングリッサーシリーズのクラレット。162cm/43kg 81/50/79
カラードの第7回外宇宙ミッション(第227話)で救出された後、後述のレイシー共々カラードに保護される。
その後カラードで外宇宙探査のお仕事を学ばせて貰っている最中にとある惑星で鉱脈を発見。
カラード側単独では有効活用出来ないという社長判断により、“翼の眷属”と仲良くなる為の布石や下地作りの意味も込めて、鉱脈の所有権をカラードより渡される。採掘される鉱石自体は特別なものではなく、銀河系に広く分布している一般的なもので、コロニーや艦艇建造などの分野で多く使われているもの。広く分布しているイコール供給元が多いという事でもあるため、独占的に扱って影響力を及ぼせるようなものではない。しかし需要が多い物でもあるため、大手の利権が及んでいない辺境では売り込みやすい資材であった。
これが第242話で資材供給や搬送屋設立に繋がっていく。
この2つの設立目的は以下。
穏健派に属する者達に良い資材を安く供給する事で、財政面での負担を減らして力を蓄えやすくする。
配送屋を使う事で、穏健派同士で人や物を直接やり取り出来るようにする。機密保持の観点から、通信そのものを避けたい場合というのは
そしてクラレスの立ち位置はこれらの出資者で、レイシーは護衛兼秘書。企業の経営責任者となる社長は別に用意されていた。これなら調べられてもクラレスとレイシーの名前は出てこない。登録書類の何処をどう探しても出てこない。しかし実態としては、全ての情報は2人に集約されるようになっていた。
お転婆なお姫様と私兵は故郷から遠く離れた地で、思いもよらなかった道を歩み始めたのである。
主人公との接触回数は少ないが、命の恩人であり損得を越えた―――と彼女は思ってる―――判断に非常に好感度は高い。
―――“翼の眷属”クラレス・イル・ディアニス・カルニア―――
ノーマルなドレス姿
途方に暮れるクラレス
―――“翼の眷属”クラレス・イル・ディアニス・カルニア―――
▽サブヒロイン10:“翼の眷属”私兵No.005 レイシー(外見年齢は地球人換算で20代前半から中盤くらい)
“翼の眷属”の女性
元々は穏健派筆頭のカルレス・イル・ディアニス・カルニアが最も信頼を寄せる私兵の1人で電子戦のエキスパート。
単独でも卓越した演算能力を持つ事からハッキング等の情報戦に強いが、専用武装を使う事でコロニーすら単独で掌握できる一騎当千の戦力となる………のだが、クラレスを助ける為に専用武装を“翼の眷属”の領域に置いてきてしまい、そのまま封印処理をされてしまったため現在は手元にない。
専用武装は“ブラックモノリス”。
容姿イメージの元ネタはビートレスのレイシア。
―――“翼の眷属”私兵No.005 レイシー―――
ノーマルなドレス姿
電子戦中のレイシー
―――“翼の眷属”私兵No.005 レイシー―――
―――ナユ、クラレス、レイシーのその他の姿―――
クラレスとレイシーの白スーツ姿
ナユ・クラレス・レイシーのドレス姿と夜景
―――ナユ、クラレス、レイシーのその他の姿―――
▽サブヒロイン11&12:更識家交渉人の2人
同じ交渉人という立場だったので、一緒に記載。
+
更識家交渉人の中でも群を抜いた交渉成功率を誇る1人。
皇女流は徹底的なリサーチと理論武装で相手に要求を呑ませる正統派。
勿論強化処置済み。
+マリー・インテル(年齢は20台後半くらい)
更識家交渉人の中でも群を抜いた交渉成功率を誇る1人。
マリーは相手の感情を誘導する事に長けている。
勿論強化処置済み。
番外編第11話にて2人の立場が変わりました。以下抜粋。
後日。カラードに広報企画室が新設された。
そして晶は会見で義妹達に言っていた通りの事を言い、多くの者は「英雄も人の子」「義兄馬鹿」等と言っていたが、情報通の評価は全く違っていた。何故なら初代室長に任命された者が、明らかに本気の人事なのだ。
室 長:
副室長:マリー・インテル*8
―――2人の姿―――
マリー・インテル
―――2人の姿―――
▽サブヒロイン13&14:ギリシャの2人
+ギリシャ国家代表:ベルベット・ヘル
ISAB登場キャラ。ISABではギリシャ代表候補性だったが、本作では国家代表になっている。
昔は孤高かつ冷酷無比な人物だったが、コンビを組んでいるオペレーターが良い影響を与えたのか、今では様々な表情を見せるようになっていた。加えて非常に魅力的なスタイルの持ち主で、初登場時でも身長160cmで上から94、58、89と素晴らしかったが、第208話では更に成長して身長162cmで上から97、58、89、と更に素晴らしくなっている。
専用ISはヘル・アンド・ヘヴン。氷と炎を操れるがエネルギー消費が激しいため、近接攻撃用に剣寄りのハルバートを持ち、遠距離攻撃用に脚部にコンテナが左右三つずつあり、ミサイルなどを搭載している。
ギリシャで起きたとある件が切っ掛けで、晶に心の底から惚れ込んでいる。(R-18の第37~38話)
なお前任のギリシャ代表候補だったフォルテ・サファイアとは色々あったが、今では心の整理をつけている。
―――ベルベット・ヘル―――
初登場の時のスタイル。ここから更に成長します。
第194話の年末年始で見せた赤いドレス姿。
紫Ver
―――ベルベット・ヘル―――
―――セレーナ・ベルベット・ナターシャのドレス姿―――
―――セレーナ・ベルベット・ナターシャのドレス姿―――
+ギリシャ国家代表の専属オペレーター:セレーナ・エイレネ
ベルベットの専属オペレーター。半オリキャラ。元ネタはラングリッサーモバイルのセレナ。
スタイルは大変素晴らしく身長171cmで上から87、55、86。強化処置済み。
優しく気遣いの出来る大人な女性。国家代表の専属オペレーターだけあってとても優秀。
彼女もギリシャで起きたとある件が切っ掛けで、晶に心の底から惚れ込んでいる。(R-18の第37~38話)
―――セレーナ・エイレネ―――
大変素晴らしいスタイルの持ち主。
カラード本社が管理する保養地“浮遊島”で羽を伸ばす2人。
―――セレーナ・エイレネ―――
▽サブヒロイン15:アメリカ国家代表ナターシャ・ファイルス(第242話時点で20台中盤から後半くらいの年齢)
アメリカの国家代表にしてセカンドシフトパイロット。
腰まである豊かな金髪と蒼い瞳。整った容姿。制服であっても隠しきれない起伏に富んだボディラインという誰が見ても良い女と言える美女。
それでいてセカンドシフトしているエリート中のエリート。
専用ISは
本来ならもっと大きく扱われても良い人物&機体なのだが、射撃特化の広域殲滅型という機体特性がカラードでの運用と噛み合わずスカウトされなかったという不遇な一面がある。決して弱い訳ではない。
経歴はアメリカ軍→IS学園教師→カラード戦闘部門。
躍進を続けるカラードにアメリカが焦りを感じて、どうにかカラードに移籍させたという裏事情がある。
が、そんなことよりも健全な紳士諸君にとってはえっちぃ話の方が遥かに気になる相手だろう。
制服と私服の落差を見て頂ければ、色々と妄想が捗るかもしれない。
―――ナターシャ・ファイルスの制服姿&私服姿―――
ノーマルな制服
私服
―――ナターシャ・ファイルスの制服姿&私服姿―――
▽サブヒロイン16&17&18:カラードの艦長3人娘(全員20代中盤)
ロールアウトしたばかりの新造艦、
一緒に登場したので一緒に紹介。仲の良い3人です。
今後カラードが整備している通常戦力の宇宙軍の中核となる予定。
+
日本人女性。第236話より抜粋。
憂いを帯びた瞳と結い上げた黒髪が印象的で、第一印象は艶っぽいだろうか。元々の所属はカラード戦闘部門のオペレーター。そんな彼女を艦長として選出した理由は、大らかでありながら慎重でもあるという性格にあった。トップの気質というのは部下に伝染するのだ。何があるか分からない宇宙そらで、大らかな性格は精神的余裕を生み、慎重さは不要なトラブルを遠ざけてくれるだろう。
―――
制服
私服
―――
+セーナ・ネアデス
ドイツ人女性。第236話より抜粋。
美人と言って差し支えない容姿の持ち主だが、剣呑という言葉を付けたくなるほどに鋭い目つきをしている。元々の所属はカラード戦闘部門の作戦参謀。殲滅、撤退、防衛、奇襲、強襲、救出その他モロモロ、通常戦力を使った作戦立案が兎に角上手い。そんな彼女を艦長として選出した理由は、味方の力を引き出す上手さにあった。自軍の戦力を正確には把握して作戦を立案して武力行使する。可能か不可能かの見極めに信用のおける者が上にいれば、部下達も安心するだろう。
―――セーナ・ネアデスの制服姿―――
制服
―――セーナ・ネアデスの制服姿―――
+ソフィ・シャリング
フランス人女性。第236話より抜粋。
真っ当な正義感を持ち併せている元気印な娘っ子でムードメーカー気質。ついで胸部装甲も大変大きい。元々の所属はカラード戦闘部門のパワードスーツパイロット。そんな彼女を艦長として選出した理由は、真っ当な正義感がありつつも鉄火場を知っているからだ。経験を積めば現場事情に精通した良い艦長になるだろう。
―――ソフィ・シャリングの制服姿―――
制服
―――ソフィ・シャリングの制服姿―――
+羽目を外した3人の末路(笑)
上から順番にどうぞ。
▽サブヒロイン19:キャロン・ユリニル(第242話時点で23歳)
初登場は第153話。
元デュノア開発部所属。月面のマザー・ウィル開発チームに立候補して開発チームに入り、その後カラードに引き抜かれた。
簡単な経歴と性格。第153話より抜粋。
昨年度のIS学園卒業生でフランス人。機体制御系に理解が深かった事から、デュノア入社後は開発部に配属され、テストパイロットとしてラファール・フォーミュラの開発に関わっている。その後マザーウィル計画が始動すると、すぐに月への派遣チームに立候補していた。容姿の第一印象はギャルだろうか。小生意気さとあどけなさが同居した艶のある表情。真紅の瞳に豊かな金髪のツインテール。スラリと伸びた四肢に高い腰の位置。起伏に富んだボディラインは、街を歩けば多くの者が振り返るだろう。
昨年度の卒業生という事もあり事前に先生方にどんな人間かを聞いてみたが、ギャルっぽいが真面目で良い子らしい。
因みに番外編第10話にて、ギャルっぽい外見をしている理由として「外見で舐めてくれると色々楽なので」と言っている。
また立候補理由は以下。第153話より抜粋。
「君はマザーウィル計画の月面要員に立候補したと聞いた。デュノアのテストパイロットでも将来は安泰だったはずだ。何が君を突き動かしたんだ? 背景も洗い直させてもらったが、宇宙開発にそこまで興味を持つような過去でもなかった」
彼女はチラリとシャルを見た後、人差し指を口元に当てて少しばかり考えてから答えた。
「勿論、カラードに引き抜いて貰うためです」
「おい」
デュノアの社長令嬢がいる前で言う言葉ではないだろう。
だが彼女は続けた。
「取り繕う言葉は幾らでもあるんですが、多分バレると思うので言っちゃいますね。確かにテストパイロットでも良かったんですが、私のアドバンテージは機体制御系に強いという事だけ。総合的な実力は、精々が中の上、どんなに良く見ても上の下くらいでしょう。そして絶対天敵イマージュ・オリジスという外敵が現れた今、多分私のISパイロットとしての寿命は長くない。開発では役立つかもしれませんが、替えの利かない人間でもない。でもISパイロットではいたいんです。そんな時に、カラードが面白い事を始めました。これだと思いましたよ。戦いなら、私は強くない。でもISを上手く使う事はできる。ラファール・フォーミュラという世界最高の汎用性を持つ機体の事も良く知っています。だから月面要員に立候補したのは賭けでした。宇宙開発に熱心な貴方なら、月であっても必ず視察に来ると思っていましたから」
「でも、こうして話せるかは分からなかっただろう」
「ですから、賭けでした。そして社長令嬢を連れてくるとは予想外でした。でもこの機会を逃せば、恐らく二度と直接アピール出来る機会は無い。だから本心を話しました」
第193話でカラード宇宙開発部門長代理シャルロット・デュノアの最側近である事とマザーウィル建造の現場指揮を執っていた事が明かされている。
外見とは裏腹に、仕事は真面目。(第181話より)
因みに彼女は裏方の人間ですが、カラードにとっては超重要人物。
何故なら彼女とその直轄チームは“首座の眷族”から直接、宇宙建築技術や造船・メンテナンス技術を学んでいるため。
束がアラライルと直接交渉して教師役を派遣して貰っている。(第193話にて。)
月の衛星軌道にある全長10キロメートルサイズの整備艦(巨大な双胴艦)を修理・運用まで漕ぎ着けられたのは彼女とその直轄チームが相当に頑張ってくれたから。
ハッキリ言ってしまえばカラードの世界戦略を支えている1人。
―――キャロン・ユリニルの水着&ISスーツ―――
水着姿
月でプール紹介
ISスーツ
ISスーツ+腕組みシーン
―――キャロン・ユリニルの水着&ISスーツ―――
▽サブヒロイン20:梁 白麗(リャン パイリー)(第242話時点で20台中盤から後半くらいの年齢)
現在の中国の国家主席だが、元々は亡国機業の工作員。クーデターによってその座を強奪した。
国内では売国皇帝と言われているが、その名の由来は中国の国益をカラード(あるいは外国勢力)に売り払っているように見える急進的な改革のため。
尤も、ある意味で間違ってはいない。
更識経由で晶から下された命令が、「誰の目にも明らかな形で中国を生まれ変わらせろ」というものだったため*9。
代表的な改革は以下。
・エネルギー・インフラの委託: 原子力発電を全廃し、電力供給をカラードへ。上下水道の管理も外国企業へ移管。
・統治システムの外部化: 戸籍管理をカラードのサービスに切り替え、政策決定の叩き台もカラードの提案を採用。
・軍備の解体: 陸・空・宙の軍を1/5に削減、海軍の外洋展開能力も剥奪。
・富の再分配: 軍縮で浮いた予算を、自然環境再生、医療、教育(文化人としての育成)へ投入。
行っている事が行っている事であるため、当初は毎日のように刺客が送られきていた。が、専用ISを持つ実力者でもあるため全て返り討ち。
最近は少し減ってきた。
専用ISのメンテナンスは月に1回。カラード本社で行われているため、本国の工作員が入り込む余地は全く無い。
因みに晶は「命令をやり切ればそのまま中国をくれてやるが、力尽きたらそれまで」と思っている。
―――レポートに添付されている梁 白麗の写真―――
―――レポートに添付されている梁 白麗の写真―――
▽男性キャラ
+アラライル・ディルニギット。
ランクS文明“首座の眷属”の大使。
普段は月の衛星軌道にある、自領域に通じるスターゲート近郊に留置されている大使館にいる。
何処かの惑星にあった島を丸々浮かび上がらせたもので、地球人が宇宙建造物と聞いてイメージするような外壁に覆われた建造物ではなく、生態環境を維持したまま島1つを丸々浮かせている。
本人の性格は善人よりではあるが清濁併せ呑める人物で、やる時はやる。その上で面白いこと大好きで趣味人気質。このため束や晶とは割と話が合う。束や晶の有用性や危険性に誰よりも早く気付き、2人が地球の指導的立場になれるように側面支援した人物でもある。
彼がいなければ、束や晶が今の立場になるのはもっともっと後になったのは間違いないくらい。
当初は“天才”篠ノ之束博士にのみ注目して、晶は添え物程度の認識だったが、外宇宙ミッションの成果や時折見せる見識に評価を上げて、今では普段は束、武力に関しては晶という風に認識している。
今は地球の大使をしているが、元々は“首座の眷属”における最高の意思決定権を持つ中央議員に最も近いといわれていた辺境議員だった。それを「今は地球の方が面白い」という事で地球の大使になった人物。(上司にあたる人物の策謀も少しあった)
ナイスミドルなイケオジ。
―――アラライル・ディルニギット―――
―――アラライル・ディルニギット―――
+ケリー・ジェイムズ中将→後に大将(コウモリさん)
みんな大好きコウモリさん。
簡単な経歴は以下。(番外編第08話より)
アメリカ第七艦隊の司令であるケリー・ジェイムズ中将は、軍内部で理想的な軍人と評価されている人間だ。能力も高く部下達から尊敬され、清廉潔白で使命感に満ち溢れている上に、大統領と太いパイプまで持っている。出世街道まっしぐらなエリート軍人と言って良いだろう。だがそれは表側から見た評価であって、実際は違う。小遣い稼ぎの為に亡国機業に協力したは良いが、諸事情で裏切ったところ亡国機業から刺客を差し向けられ、消されたくないと薙原晶に泣きついた結果奇跡的な幸運で生き残ったが、そんな幸運が何度も続く訳がない。なので海軍将校という立場でありながら新規空母不要論をでっちあげ、浮いた資金を第二世代パワードスーツF-14 トムキャットを開発していた亡国機業のフロント企業に流し込む事で、どうにかご機嫌を取る事で見逃されたが、今度は新規空母不要論をでっち上げたお陰で海軍の中で針の筵となってしまった。部下や同僚から白い眼で見られ、神経がすり減り胃の痛い日々を過ごしていたのである。だが彼は諦めが悪かった。以前助けてくれたお礼をしに行く、という名目で薙原晶とコネクションを繋ぐべく面会を申し込んだところ、何故かそれが通って色々と話した結果………話が面白かったというどうしようもない理由でコネクションを結ぶのに成功していたのだ。
が、彼の本当の苦労はここから始まる。
まず身辺調査をキッチリされたら亡国機業との裏取引がバレてアウト。裏取引が表沙汰になりそうになったらトカゲの尻尾切りで消されてアウト。薙原晶というコネクションを失ってもアウト。良くも悪くも関係している勢力がデカイため、関係を損ねた時の被害も洒落にならないのだ。
なお彼の当初の人生設計では、「ちょっとだけ小遣い稼ぎをして、老後は悠々自適な生活」だったはずなのだが、ぶっちゃけもう無理である。亡国機業は彼を使い易い人間と判断したようで、何やらフロント企業の高性能な試作品が第七艦隊に優先的に配備されるようになったのだ。そして高性能な装備のお陰で艦隊のミッション成功率は他の艦隊に比して高くなり、その結果大統領に優秀な軍人として認識されたため権力の中枢に近くなってしまった。つまり彼は亡国機業と、大統領と、薙原晶という3勢力のご機嫌をうまぁぁぁぁく取りながらフワフワ飛び続けないといけないコウモリさんになってしまったのだ
そして彼の受難は更に続くのだが、実を言うと番外編第08話の時点で(本人すら知らぬところで)詰みかけていた。
ハウンドの1人であるエリザが晶と良い雰囲気になりかけたところに連絡してしまったため、こんな事を思われていたのだ。
(あんのコウモリ。これからってところで邪魔して。スキャンダルちょっとリークしてやろうかしら?)
尤も使い勝手の良いコウモリなので、問答無用で排除しては社長に迷惑がかかってしまう、とも思われたので生きながらえる事が出来たが………。
それはさておき、続きである。
聖母のお仕置き事件(第216話)でのことだ。
彼はこんな事をやってしまった。
『申し訳ありません大統領。最高司令官からの御命令ではありますが、信用・信頼のおけない上官からの命令を遂行する事は、部下達に軍務への疑念を抱かせる事になります。御命令を下したいのでしたら、議会で御自身の疑念を晴らしてからにして頂きたく思います。もしくは御自身で日本まで行って、束博士かカラード社長に直接説明をして下さい』
因みに大統領の罪状が確定していない現段階で言うなら、ケリーの対応は抗命罪に当たる。しかし当人の内心は――――――。
(やったぁ!! これで合法的にお役御免。ちょっと早いけど、夢にまで見た気ままなセカンドライフ!! 面倒なアレコレともオサラバ。いやっほぅ。さぁさぁさぁ。さっさとクビにするんだ。HurryHurryHurry)
ウキウキ気分であった。勿論、表情には出さない。外面だけはしっかり整え、ビシッと敬礼したままだ。
そんなケリーに、大統領は怒鳴った。
『貴様!! 軍人が、命令に背くのか!!』
『はい。私は自身の良心を信じ、中将という階級を捨てる事になってもその命令を拒否します』
『分かっているのだろうな?』
『抗命罪。それも最高司令官に対してとなれば、どれほど重いかは民間出身の貴方よりも余程』
『良い度胸だ』
『処分の通知をお待ちしています』
通信はケリーの方から切られた。因みにケリーが通信を受けた場所は、第七艦隊旗艦アームズフォート“ギガベース”のブリッジである。
彼は周囲の視線を集める中、「少し自室に戻る。何かあったら呼んでくれ」と言って出て行った。
見送ったクルー達が口々に言う。
「ウチの司令、格好良くない?」
「やべぇ。漢気あり過ぎだろ」
「あれは惚れるわ」
そしてケリーのこの対応が、間接的に止めを刺した形になった。
後日行われた大統領の弾劾裁判において、“理想的な軍人”が抗命罪にあたると認識した上で拒否したという一件は、多くの者の心証に影響を与えていたのである。
因みに大統領周辺の調査が行われたなら、コウモリさんの表に出てはイケナイ情報も少なからず出てくる筈だが、何故か出てこなかった。調査した者が無能だったか、何らかの意図があって見逃されたかは謎だが、彼の首の皮はまだ繋がっていたのだ。
もしかしたら誰かさんが、「お前面白いから、まだ引退させないよ」とか言っていたのかもしれない。
更にその後日。
セカンドライフだヒャッホーと喜んでいたコウモリさんケリーは、どうしてこうなったと頭を抱えていた。
周囲を見てみる。ピッカピカの執務室。胸元を見てみる。階級章が変わっていた。何故に大将? おかしい。どうしてこうなった。
あれ、抗命罪だよな? あれが抗命じゃなかったら何なんだよ。最高司令官への抗命だよ。軍紀に照らしたら絶対処罰対象だよね? 処罰の通知が来たら辞表出してやろうと思って準備してたのに、なんで昇進してるの? あの大統領嫌われ者だったけどさ、抗命した軍人をヒーロー扱いして昇進させるっておかしくね?
頭が痛くなってきたので、気分を変えようと執務室を出る。
するとすれ違う将校達―――みんな高級将校―――が、ビシッと敬礼してくる。形だけの敬礼ではなく、なんというか、憧れのような視線を感じる。嘘だろう?
廊下の窓から外を見て見れば、陸地が続き背の低い建物や道路が見える。昇進に伴い、海という現場から
内心で一頻り叫ぶが、現実が変わる訳でもない。執務室に戻る気にもなれなかったのでそのまま歩いていると、仕事用の携帯端末がコールされた。通知番号は、秘書のような仕事をしてくれている副官だ。
『ケリー大将閣下。外線が入っております』
『誰だ?』
返答まで一瞬の間があった。嫌な予感がする。
『カラード社長。薙原晶氏本人からです』
中略
なおこの一件により、ケリーは早期退職出来なくなってしまった。カラード中枢へのふっといパイプ役として、時の政権から「お願いだから居て!!」と引き留められ、色々面倒になって出した早期退職願いは尽く握り潰されたのだった。大将なのに。
コウモリさんの苦労は何処までも続くのである。
第243話にてカラード社長と長時間に渡って様々な事を話し合い、軍人でありながら高度な政治的見識やバランス感覚まで優れている事が発覚した。
特に彼の言動は他への配慮に満ち溢れており、これまでも「恐らくそうであろう」とは言われ続けていたが、単純な軍人とは一線を画すると証明された形だ。
恐らくだが、国内の政治家は彼を頼るようになるだろう。
本人は「私は軍人ですので」と言っているが………。
▽その他設定について
+ISパイロットが皆若く美しい理由。(第147話より)
束博士が発明したISには、重要な設定として以下がある。
「そうだ。晶には教えておこうかな。私がコア数を制限した理由を」
「発表後、愚かな使い方をされたから、じゃないのか?」
「それもあるけど、本当の理由は別にあるんだ」
「何なんだ?」
「表向きの発表では、宇宙空間での活動を想定して開発されたマルチフォーム・スーツ。でもこれはね、凡人にも受け入れられやすいように言っているだけで、本当の事を言い表してはいないの。私が元々考えていたのは、着る宇宙船。無限の宇宙を旅するのに、わざわざ大きな宇宙船を作っていくなんて面倒でしょ。だから身一つで行けるようにしたいって考えたんだ。で、ある程度の形になったから発表して、いずれコアの秘密も開示するつもりだった。でも人間は、私が思っている以上に幼かった。多分コアの秘密を開示したら、コアを巡って人類同士の大戦争になる。そう思ったんだ」
「その秘密って?」
「無限の宇宙を旅するには時間がかかる。ワープ技術はいずれ実用化するつもりだったけど、でも時間がかかるのは間違いない。だからね、詳しい理論は省くけど、パイロットの肉体を理想的な状態で維持してくれる機能を付けたの。これがどういう事か分かる?」
「年齢相応の肉体って意味じゃないよな? もしかして人間として、最盛期の理想的な肉体って意味なのか?」
「うん。幾多の権力者が追い求めた永遠の若さだよ。不死ではないけど、基本的に老衰っていうのがなくなる。そしてこの機能は、コアがパイロットをより深く理解する専用機の方が強く出るんだ」
「うわぁ………なるほど。確かにコアの秘密が知れたら戦争だな」
「だから増やしたくなかったの」
ISパイロット全員の肉体年齢が明らかに若いとなれば、必ず共通点として上がるISが疑われるのは間違いない。
つまりこの秘密は、いずれ必ずバレる。だが今は、増やさないと生き残れない。
+強化処置について(第206話より)
カラードの中核メンバーには、強化処置がどんなものかが知らされていた*10。強化段階により差異はあるが、思考能力や身体能力が向上して健康寿命が延びる。数百年単位で。外見も殆ど変わらなくなる。地球の歴史で数多の人間が夢見た不老と言って良いだろう。今後10年以内に公開予定とは聞いているが、技術の公開ではなく、「こういう事が出来ますよ」という結果の公開なのだ。となれば成功例を拉致して、人体実験をして技術解明しようという輩が出てくるかもしれない。いや、必ず出る。もし拉致されずに過ごせたとしても、長い時間が経てば他人との違いから気付かれるだろう。そうなれば結局危険が迫ってくる。こんな未来が容易に予測できるだけに、安全に暮らしたいなら生活環境の確保に力を入れているカラードの元に居るしかなくなる。強化処置を受けた時点で、選択肢などないのだ。
+宇宙の治安について(第240話にて)
そしてセキュリティランクの決め方にもルールがあるが、現場目線で見れば概ね次のような感じであった。
ホワイトなら星系内の交通監視システムが完成しているため、何かあればすぐに分かる。仮に海賊が不埒な行いをしたとしても、最速なら十数秒で部隊が駆けつけてくる。ワープ機関の発達した
グリーンなら到着まで数分。十分実用レベルであるし、並大抵の海賊なら即時鎮圧可能な火力と練度を持つ。
イエローからはセキュリティ系企業やバウンディハンターと共存という形になってくる。一番多いのは入植した惑星の周囲を治安組織―――大体の場合においては軍―――が護り、星系内の他の部分をセキュリティ系企業がカバーするといった具合だ。このためイエロー領域の安全の程度はかなり幅広い。
レッドは紛争地域や海賊多発地帯、或いはスターゲートネットワークの繋がっていない領域外に付けられるランクで、この領域に行くなら“自己責任”という言葉の意味を、強く噛み締めないといけない。
+文明ランクについて(第178話にて)
文明のランクは低い順にF・E・D・C・B・A・Sの7段階に大別されている。
ランクFは、宇宙進出の極初期段階にある事を示している。辛うじて星の重力を振り切り、母星に極々近い場所でのみ活動する低レベルな文明という扱いで、
ランクEは、近隣の惑星にまで進出して開発が行われているレベルだ。なお母星の衛星の開発はレベルFの範疇である。
ランクDは、Eと同じ星系内において、更に遠くまで開発が進んでいるレベルだ。多くの文明において、この辺りでワープ航法の研究が本格化し始めている。
ランクCは、母星のある星系の外縁部付近まで開発が進んでいるレベルだ。多くの文明において、この段階でワープ航法が実現している。
ランクBは、幾つかの星系にまたがる星間国家が樹立しているレベルだ。この辺りになると兵器として十分な信頼性と実用性を持つ、重力兵器や空間破砕兵器が実用化されている。
ランクAは、幾つかの星系にまたがる星間国家が樹立しており、かつその影響力が銀河惑星連合でも広範囲に及ぶレベルだ。
そしてランクSは特殊ランクで、ここに分類される条件はただ一つ。文明、個体、群体、形状、種別も問わない。只々圧倒的な力を持っていることのみ。そして現在Sに分類されているのは僅かに2つ。“首座の眷族”と呼ばれる銀河中心核付近に母星がある超文明と、“星喰い”と呼ばれる惑星サイズの超巨大宇宙生物のみ。
+ランクS文明“首座の眷属”について
-治安について(第240話から抜粋)
これらを踏まえた上で“首座の眷属”の領域を見てみると、主要星系は当然のようにホワイト。周囲も綺麗にグリーン。外縁部付近にイエローが相応にあるが、恒星系保有数2600という他文明を圧倒する領域の広さを考えれば、企業やバウンディハンターの活用は自然な発想と言えるだろう。
そしてスターゲートを通る前に毎回情報をチェックしているが、見事という他ないほど安定している。今回選んだ航路では“翼の眷属”の領域に入る直前でイエローになるが、出発前に支社を通じて調べた限りではイエローの中でも良い方だ。
-軍備について
何かしらの緊急事態に対応するため、自領域内なら命令が下ってから30分以内に1万隻の艦艇からなる緊急即応艦隊を派遣できる体制を整えている。
旗艦級を含む本格的な編成であるため、やろうと思えばこの艦隊だけで星間戦争が行えるレベルの編成。(第214話にて登場)
+宇宙船の分類と価格の目安(船体価格のみ。武装は別売り)(第183話にて)
武装艦(全長)
100メートル以下:フリゲート
約50万IK
100~200メートル級:駆逐艦
約100万IK
200~300メートル級:巡洋艦
約1500万IK
300~600メートル級:巡洋戦艦
約5000万IK
600~900メートル級:戦艦
約3億IK
20~40キロメートル級:母艦
約200億IK
50キロメートル級:旗艦
約1000億IK
輸送艦(全長)
400メートル級
約100万IK
20キロメートル級
約20億IK
+旗艦級の戦闘能力について(第214話にて)
一言で言えば化け物。
以下、第214話より抜粋。
束と晶は
まず防御力。ただ戦う為だけに生み出された全長50キロメートルを超える巨体を守るシールドは頑強無比。極々単純な事実として、平均的な戦闘力の巡洋艦*11~巡洋戦艦*12級で編成された艦隊なら、1000隻を超える規模で飽和攻撃をして、ようやくシールドの回復性能を上回り減衰させられるレベルなのだ。突破ではなく、減衰させられるレベル。しかも2人が入手した古い情報によれば、戦闘用の各種防御兵装を起動させていない通常状態で、だ。もし攻撃が途切れたら、たちまちの内に回復されてしまう。加えて旗艦級ともなれば、当然のように船体構造自体の自己修復能力も備えている。つまり完全破壊まで攻撃を当て続けなければ回復されてしまうのだ。
次に攻撃力。巡洋戦艦より更に上、戦艦級*13であっても大損害を免れない武装が船体各所にあるのは当然で、取り付き対策にアサルトアーマーに類似した兵器があるのも当然だが、旗艦級最大の恐ろしさはその主砲にある。文明によって正式名称は異なるが、地球の言語に翻訳するなら“
最後に移動力。旗艦級はその巨体故に運動性能は劣悪極まりないが、当然のようにスターゲート機能を備えている。
つまり旗艦級を擁する戦闘艦群を攻略するなら、この超火力・超防御力・環境改変能力を持つ艦の逃亡を阻止しつつ攻撃を当て続け、撃破しなければならないということ。周囲を固める艦隊の相手をしながら、だ。
+旗艦級のワープ妨害能力について
以下、第214話より抜粋。
懐まで飛び込まない理由は、旗艦級が常に展開しているワープ妨害フィールドにあった。このフィールドはワープ機関の起動を妨害すると同時に、ワープ中の物体を強制的に三次元空間に実体化させてしまうのだ。速度0という完全静止状態で。下手に絡め取られたら射的の的にされかねない。また同フィールドはスターゲートの展開も阻害するため、内部への直接侵入対策として機能していた。シールドが消えてもこの機能が維持されているあたり、恐らく
+ワープ妨害の方法は大別して2種類
以下、第222話より抜粋。
ワープの発達した文明において、ワープへの対抗策が生まれるのは必然である。今現在、その方法は2種類に大別されていた。
1つはワープドライブの起動そのものを妨害する方法。これはワープしようとする対象周辺の空間の安定性を乱す事で、ワープを行えないようにする方法だ。対象をロックオンして使う単体型や一定範囲に効果を及ぼす範囲型などがある。
1つがワープ状態の船を強制的に通常空間に戻す方法。これは範囲型ワープ妨害の副次的な効果だが、余りに強力な副次効果であった。なにせワープ中の物体が効果範囲内に入ると、速度ゼロの完全静止状態で強制的に通常空間に実体化させられてしまうのだ。
そして篠ノ之束博士は、ワープを実用化してすぐにこの2つを実用化していた。ワープへの対抗手段を確立しておかなければ、一方的に殴られるだけになってしまうからだ*14。
+ワープの種類別技術習得難易度について
第192話より抜粋。
本格的な外宇宙ミッションをする為には、星系内移動に用いる普通のワープドライブではなく、星系間を行き来できる高性能ワープドライブかスターゲート展開能力が必要になる。そして技術習得難度はワープドライブ<<難しい壁<<高性能ワープドライブ<<<<<非常に険しく難しいとてつもなく高い壁<<<<<スターゲートになる。
つまりワープドライブ技術習得の極初期段階にある人類が、カラード以外が外宇宙ミッションを行える可能性は無いのだが、抜け道が無い訳ではない。秘密裏に他文明から宇宙船の供与を受ければ、一応は行えるだろう。操船・目的地までの移動・展開・地球への帰還、あらゆる局面で不安しかないが、可能性としては有り得る。
-ワープの種類別説明
第222話より抜粋。
1つは普通のワープドライブ。単純にワープと言った場合はこちらを指す事が殆どで、主に星系内の移動に用いられる。しかし星系間を跳び越えるには、根本的に出力が足りない。
1つは高性能ワープドライブ。こちらは星系間を跳び越えられるが、普通のワープドライブよりも大型でエネルギー消費が段違いであるため、搭載した場合は同サイズの非搭載型に比べて、性能面で明らかに見劣りしてしまう。巡洋戦艦級*15以上に搭載したならある程度は緩和されるが、それでも緩和されるだけであって、同型の非搭載艦と1対1で戦えばまず勝てない。それでいて購入、稼働、メンテナンス、全てのコストが跳ね上がってしまう。
1つはスターゲート。単艦でも複数艦でも任意の地点に送り込める。オペレーション難易度を無視するなら、これが一番使い勝手が良いのは間違いない。しかし設置型スターゲートを高度な技術によって小型化しているとは言え、その大きさは戦艦級の積載量を以てしても無視出来ない程の負荷を船に与えていた*16。同サイズの船に比べて、性能面で明確に劣ってしまうのだ。コスト面での負担も、高性能ワープドライブ搭載艦の比ではない。
-高性能ワープドライブについて補足
第228話より抜粋。
量産型の戦闘艦で軽量級から順に、フリゲート級で約50万IK、駆逐艦級で約100万IK、巡洋艦級で約1500万IK、巡洋戦艦級で約5000万IK、戦艦級で約3億IKだ。そして高性能ワープドライブは船への負荷が非常に大きい為、フリゲート級や駆逐艦級には搭載出来ない。船体側が耐えられないのだ。巡洋艦級なら辛うじて搭載可能だが、船としての性能は劣悪極まりないものになる。巡洋戦艦級以上なら船として使える程度の性能低下で済むが、同クラスの非搭載型と比べれば性能差は明らかだ。
加えて非常にお高い。巡洋戦艦級の高性能ワープドライブ艦なら5億IKがスタートラインになる。
+宇宙で確保した水源/スターゲートハイウェイで行う水の販売/豊富な水を前面に押し出したレジャー施設“プラチナ・ドロップス”について
水源はペルセウス座にあるガス雲の中に存在する原始星L1448-MM。
以下、第229話より抜粋。
晶は
見ている惑星は分類用にL1448-MMという無機質な名前が付けられているが、惑星としての形はまだ殆ど無い。まだ誕生して約10万年程度と若く、ガス雲の中に存在していて、周囲のガスや塵の円盤から物質を引き寄せながら成長中の惑星なのだ。そしてこの惑星の面白いところは、自転軸の両極方向から宇宙ジェットと呼ばれる高速な噴流を放出しているところだ。放出される水量は毎秒アマゾン川の約1億倍で、噴き出す速度は時速約20万キロメートルにも達する。マシンガンの弾丸の約80倍の速度と言えば分かり易いだろうか?
この時点で束も晶も地球から水を持ち出す危険性を既に認識しており、以下のように考えていた。
ヒューマノイドタイプにとって水というのは使い道が多い。しかしこれまで、地球から水をスターゲートハイウェイに持って行って補給物資として販売する、という事はしていなかった。地球から持ち出すという事は地球の循環系から永久に無くなるという事であり、生態系への悪影響を避けられないからだ。もっと言ってしまえば、地球が水の星でなくなる可能性を考えなければいけない。
だがL1448-MMを水源として使えるなら違う。かなり甘い計算でも、この放出は千年単位で続く事が分かっている。
問題は時速約20万キロメートルで放出される水をどのように確保するかだが、
後はこの星系にスターゲートを設置して運べば良い。
第230話で使用する施設の大きさや数についての記述あり。
水浄化用施設の全長 :30km
→自転軸の両極に1つずつある。
レジャー用コロニーの全長:44km
レジャー用施設の全長 :15km
「十数キロサイズの小惑星3つを3日で準備。しかも外壁部分を綺麗に整えてとか。本当に地球人なの?」
既に“首座の眷族”や“獣の眷族”の企業が内装工事に入っているのだが、引き渡された段階で既におかしい。
正二十面体にカットされていて、カット面は凹凸が確認出来ない程に滑らかなのだ。
当人達は「ブレードで切っただけ」と言っていたが、どれ程の超高出力ブレードで切ったのだろうか? 加えて内部は掘削済みなのだ。
中略
建造中の施設は、遊ぶための施設だ。
そして遊びに見た目はとても重要で、如何に凹凸の無い滑らかなカット面であっても、岩石そのままでは少々味気ないだろう。
このため白銀の流体金属によって、完全な球形に外見が整えられていた。
加えて周囲にはキロメートル単位の超巨大空間ウインドウが幾つも展開されて、映し出される映像によって、
内部で楽しめるアトラクションが分かるようになっていた。
第231話にて以下の記述
全長44キロメートルのドーム型コロニーで、地球で運用しているような、遠心力で重力を発生させる骨董品ではない。
完全な重力制御によって、1G環境が再現されていた。
そして内部のイメージを一言で表すなら、浜辺のリゾート都市だろうか。
第234話にて以下の記述
比較対象として例を上げるなら、人類がL4宙域で運用している円筒形型コロニーの直径が6.4キロメートル、長さ36.0キロメートル。
日本の東京23区の北端から南端までが約17キロメートル、西端から東端までが約21キロメートル程度。
名前は第242話にて初登場。
名前の由来以下。
・44キロのドーム型コロニーを大きな水滴、周囲にある3つの15キロの施設を「プラチナの雫」に見立てた、宝石箱のような名前。(本文には未記載)
水の販売についてはスターゲートハイウェイの交通量増加と絡めて、第234話で以下の記述。
スターゲートハイウェイの交通量は、予想を超える勢いで増え続けていた。
既存の航路を大幅にショートカット出来る利便性。積み荷の乗せ換え作業が行い易いステーション。予め誘致されていた物流系企業による高速・大量輸送。海賊対策の行き届いた高い安全性。
物流や旅行業界の者達にとって、使わない理由は無いだろう。
そして今月、新たな理由が2つ追加された。
1つ目の理由は、スターゲートハイウェイで始まった水の販売だ。多くのヒューマノイド系にとって使い勝手の良い資源であり、かつ平均的な価格で安定供給が見込める、という好条件なのだ。補給や買い付けなど様々な目的で訪れる者が増えるのは道理だろう。
2つ目の理由は、時期を同じくしてオープンしたレジャー施設の存在だ。宇宙生まれ宇宙育ちにとって水を大量に使った施設というのは珍しく、かつリーズナブルな価格に抑えられているため、
これらの要因から、スターゲートハイウェイの交通量は1日4万隻を超えるようになっていた。4ヵ月程前の時点*1で1日2万隻を超えており、その後も徐々に増えていたが、水の販売とレジャー施設のオープンで一気に増えた形だ。
水の販売によって得られる利益についても第234話に記述あり。
スノーが篠ノ之束博士としっかりとした関係を築いていたお陰で、スターゲートハイウェイで始まった水の販売利益の20%が入ってくるようになった。交通量が1日4万隻を超えて今尚増加中の場所だけに、相当な収入となるのは間違いない。
宇宙生まれ宇宙育ちをターゲットとして、潤沢な水を前面に押し出したレジャー施設も良い。旅行業界の活性化に繋がるというのもあるが、施設の中核メンバーに元2号支社の面々が全員入っているため、情報収集拠点として機能させる事ができる。スターゲートハイウェイという幾多の船が飛び交う場所のすぐ近くなのだ。この利点は計り知れない。そしてこの施設も、利益の20%が“獣の眷族”に入る。
星間国家の王が、公式に褒めるに足る成果と言えた。
また作中に明確な描写はないが、“獣の眷属”に利益の20%が入っているなら、“首座の眷属”にも20%入っていると思われる。
つまり地球側の利益は60%。
-プラチナ・ドロップスの外見と中身について(上記と重複するが、探し易さを考慮して記載)
第243話より抜粋。
カラードは先日、月のスターゲートハイウェイを越えた先にレジャー施設をオープンさせていた*17。
施設の名はプラチナ・ドロップス*18。本体は全長44キロメートルのドーム型コロニーで、周囲には直径15キロメートルのアトラクション専用施設が3つある。
なお大きさの比較対象として例を上げると、日本の首都圏で約994万人*19が住まう東京23区の北端から南端までが約17キロメートル、西端から東端までが約21キロメートル程度だ。人類がL4宙域で運用している
収容人数1000万人以上というドーム型コロニーの中身は、海の見える都市という作りになっていた。都市部や海の浜辺にはホテルがあり、客を飽きさせないようにファッション、雑貨、飲食店など、多様な専門店が入っている大型の商業施設が複数ある。
だがプラチナ・ドロップスを本当の意味で楽しむなら、周囲に3つあるアトラクション専用施設に行くべきだろう。小惑星をくり抜いた後、外見を白銀の流体金属で完全な球形に整えられた施設で、中には天災級の大津波を体験出来るゾーンや、山を再現してスキーを体験出来るゾーンなど、惑星上で言えば一地方という単位が必要な環境が、レジャーの為だけに人工的に整えられているのだ。
そしてこれらを稼働させる為の莫大な量の水は、原始星L1448-MMから採取されていた。毎秒アマゾン川の約1億倍という水量が
+レジャー施設“プラチナ・ドロップス”にあるアトラクションについて
第230話にPV風の解説あり。
白い砂浜。どこまでも広がるような青い海と空。空は高精度スクリーンによる映像だが、施設内とは思えない程に広い空間を感じさせる風景。
古いパニックもののホロムービーにあるような、大津波を体験できるゾーン。個人携行型シールド装置や多数のステイシスフィールド発生器などの入念な安全対策あり。
スキューバを楽しめるダイビングゾーン。
小惑星内に山岳環境を再現したスキーゾーン。
などがある。
+アンサラーの性能について
-概要
篠ノ之束博士が宇宙進出計画の要として作り上げた発電衛星。発電した莫大な電力を中継衛星を用いて地球圏内の如何なる場所にも送電することができる。また宇宙進出計画の要でもあるため、過剰なまでの自衛装置が詰め込まれている。
第209話で実用化されたスターゲート送電システムも組み込まれている。
-大きさ
傘を閉じた状態なら全幅は約1400m、全高約1900m。
発電用の傘を開いて、各種装置を稼働状態にしたら全幅約2700m、全高約2400m。
-性能
最大射程:起動当初は40万キロ。現在は不明。
どんな状況でも、確実に電力を安定供給する為に持たされた数々の防衛機構。
アクティブ・イナーシャル・キャンセラー(AIC)を応用した、物理兵器に対する絶対的な防御力。
空間制御技術を応用した、光学兵器や空間破砕兵器に対する理不尽なまでの防御力。
極限まで効率化された強力な光学兵器群。重力制御による重力兵器。
これに加え自己再生と自己進化能力。魔改造のソルディオス・オービット6機。
その他様々な機能が、アームズフォート級という巨体を利用して搭載されている。
-スターゲート送電システムについて
スターゲート送電で行われるエネルギーの供給量は、スターゲートを介さないスーパーマイクロウェーブで供給するよりも30%減の供給量となる。
第208話より抜粋。
「正解。流石だね。まぁ、その特殊なフィールドもエネルギーである以上、そっちにもエネルギーを割く事になるから発電効率はどうしても落ちちゃうんだけどね。でも実用的な発電効率は見込めるようになったと思うよ」
「なるほど。どの程度落ちるんだ?」
「スターゲート送電を行うと供給量30%減ってところかな」
中継衛星の公表されている偽装されている性能は、1機で人口1000万人規模メガロポリス級の都市の都市インフラを支えられる、というものだ。単純に当て嵌めるなら、スターゲート送電を使用した場合は人口700万人規模の都市インフラを支えられる程度、という事になる。
+アンサラーの運用・相互バックアップ体制について
第234話時点(IS学園卒業4年目の6月中旬~下旬)では8機体制。
1~3号機が地球の静止衛星軌道。
4~6号機が太陽の衛星軌道。
7~8号機が月の北極と南極。
第234話に以下の記述あり。
全てのアンサラーはスターゲート送電システムによってエネルギーを相互に融通し合えるため、全ての箇所を同時に攻撃されない限り、常に他のアンサラーから莫大なエネルギー供給を受けられるようになっている。つまり単機であっても理不尽な攻撃力と防御力を持っているのに、常に他からのバックアップがあるのだ。攻略者視点で見ると、清々しい程に反則的で理不尽の権化だろう。
しかし、完全無欠で完璧なシステムなど存在しない。
晶の脳裏に、ある言葉が思い浮かんだ。勝って兜の緒を締めよ。
+スターゲートハイウェイと積み替えステーションについて
第219話より抜粋。
地球、“首座の眷族”、“獣の眷族”の3文明合同で行われている巨大事業は、地球では安直にスターゲートハイウェイ計画と言われていた。
内容自体は、難しいものではない。
月のハブ化されたスターゲート近郊に荷物の積み替え用ステーションを準備して、予め招致しておいた
言葉にすればこれだけだが、物流業界に少しでも理解のある者なら、これがどれほどの物事に影響を与えるか分かるだろう。
何故なら物流というのは、地球でも
人の移動、物流、軍事、あらゆる面で、極めて大きな影響がある。もっとハッキリ言ってしまえば移動と言う一面において、他の文明に対して明らかに優位に立てる。
故に“首座の眷族”と“獣の眷族”は、この計画に対する支援を惜しまなかった。とは言っても、文明間の力量差を考えれば信じられない事だが、行われた支援はスターゲートの出口設置場所の選定と許可、積み替え用ステーションの内装準備、ステーションに待機させる輸送業者の選定のみであった。最も手間がかかり面倒なスターゲートは束博士という個人によって順次造られていく事が決まっていたし、積み替え用ステーションの基礎構造体となる小惑星に至っては、僅か数日で3つが準備されていた。直径十数キロメートルの小惑星が3つ。適度に外部がカットされて形が整えられ、更に内部がある程度掘削された状態で、だ。
中略
そしてこの計画の目的には、文化的な事を通して地球の事を宇宙人さんに知って貰う、というのも含まれていた。このため積み替え用ステーションのオープンスペースには、地球各地から選ばれた文化―――当然、激烈なロビー活動があった―――が展示されていた。無難なところで音楽、民族衣装、スポーツ等だが、少し外れた場所には歴史紹介も行われていた。当然、良い歴史もあれば悪い歴史もある。一般人的な心情で考えるなら、良い歴史のみを紹介したいところだろう。だが束と晶は、悪い歴史もしっかりと展示していた。この類の事は隠していても絶対にバレる上に、アラライルやスノーのこれまでの対応を考えれば、相当な調査能力を持っている事は確実だからだ。なら始めのうちに出してしまった方が、傷は浅くて済むだろう。
この動きにアラライルとスノーは――――――。
『随分と思い切った判断をしたものです』
『本当にですね。反対意見も多かったでしょう』
2人が話しているのは直通回線で、いつもの三者会談で使われている回線ではない。
そして2人が眼前に開いている空間ウインドウには、展示用に編集された地球の歴史があった。カラードから送られてきたもので、人の正の面と負の面が取り上げられている。
これを見た2人が率直に思った事は、地球人のアンバランスさだった。知的生命体である以上、正の面と負の面があるのは当然の事だ。しかし、これは幅が有り過ぎる。正の面を見れば、まさしく聖者の名に相応しい行いをした者もいる。一方で負の面に目を向ければ、地獄絵図と呼ぶに相応しい血みどろの歴史だ。
事実は事実として大事だが、これは些か刺激が強い。
だがアラライルは、この展示を逆にチャンスだと思っていた。確かに地球は過去、同じ星で生まれた同胞に対してこういう行いをしていた。アラライルが仕事で調べた事は本星にも送っているので、横槍を入れたい者達がこの事実を使ってくる可能性はあるだろう。
スノーも同じように考えていたが、彼女は少しばかりのリップサービスを考えていた。いつもの会談の場で束博士に、「カラードは頼れる隣人であり友人ですね」という主旨の話をしようと思っていたのだ。これまでに行われた外宇宙ミッションの話をして、その流れで切り出せば不自然な会話にはならないだろう。
尤も完全なリップサービスという訳でもない。こういう発言をしておけば、万一何かがあった時に次の一手を打ちやすくなる。何も無いのが一番ではあるのだが………。
作中時間が進んだ第242話時点で稼働しているスターゲート及び、それに合わせて増やされた積み替え用ステーション数は以下。
稼働スターゲート数:15
稼働中の積み替え用ステーション:6
建造中の積み替え用ステーション:4
正確には第241話時点(IS学園卒業4年目の10月)で15。束博士はスターゲートを3ヶ月で1個造れるため、翌年1月16になる。
作中で描写されているスターゲートの接続先はIS学園卒業3年目の10月で以下。
・“首座の眷族”に4つ。
・“獣の眷族”に4つ。
・地球文明がテラフォーミング中の惑星に3つ。
+束博士の乗艦イクリプスについて
この世界では晶と束以外は知る由も無いが、
第136話で建造中。第193話でVer2.1に。そして第244話時点でVer3.1になる。
――――――イクリプスVer3.1 諸元性能値――――――
直径
500メートル
対応領域
空・海・
動力源
主機関1、補助機関2、スターゲート送電システム
ステルス性能
アクティブステルス
光学迷彩
空間潜行*20
機動性能
ブースターと重力・慣性制御の併用による大気圏離脱能力
ワープドライブ
ワープ妨害への耐性
スターゲート機能
防御性能
エネルギーシールド
低いレーダー反射率かつ高耐久の物理装甲
船体の自己修復能力
攻撃性能
アサルトアーマー(至近距離全周囲攻撃能力)
光学型CIWS×32
近接防御用ミサイル発射機×16
エネルギー衝撃砲*22
ワープ妨害フィールド(広域型と一点集中型との切り替え可能)
アクティブ・イナーシャル・キャンセラー
ECM発生機
選択式武装
船体下部の主砲を下記3つの中から選択可能。
ISの
・プラズマキャノン
⇒武装特性:中弾速・高威力・中連射・無誘導
・リフレクタービット対応型レーザーキャノン
⇒武装特性:高弾速・低威力・高連射・無誘導
リフレクターで反射可能。
・誘導レーザー
⇒武装特性:低弾速・中威力・中連射・高誘導
追加ユニット1
船体上部に特殊機密処理が施されたコンテナユニット。
どんな微生物も漏らさないとっても頑丈なコンテナ。
コンテナそのものは
しかし中身がある場合は
追加ユニット2
船体下部に巨大物体保持用のクローが着いた円盤状ユニット。
大きさはイクリプス下部の円盤状ユニットと同程度。
内部には検査・検疫用機材が搭載されている。
宇宙で拾った物を船体内部に入れなくてもその場で調査可能。
クローの握力は非常に高く、普通の船程度なら握り潰せる。
追加ユニット3
船体両横にハサミ状の巨大なクローアーム*24。
一対二本の作業用アーム。
普段は折り畳まれているが、使用する時に展開する。
物凄く頑丈で、とてもフレキシブルに動く。
ハサミの根本にはレーザーブレードがあり刀身は500メートルほど。
このため艦でありながら格闘戦(物理)が可能。
本装備は固定装備であるため、
搭載ドローン性能
護衛用メカ多数。
調査用メカ多数。
メンテナンス性
自己修復による自動メンテナンス
基幹搭乗人員
2名。
束1人でフルコントロール可能だが、全力戦闘するなら晶がいた方が良い。
備考1
備考2
晶が操艦している時のみ、ワープ不能領域であっても通常空間と同じようにワープやスターゲートの展開が可能。
ただしこれはイクリプスの性能ではなく、晶の能力依存の性能。
時間をかけても良いなら束も行える。
備考3
本艦の
――――――イクリプスVer3.1 諸元性能値――――――
+空間潜行艦アリコーンについて
元ネタは空のAC。
第180話より抜粋。
―――空間潜行艦“アリコーン”0番艦 諸元性能値―――
全長
495メートル
全幅
116メートル
全高
54メートル
対応領域
空・海・
動力源
主機関1、補助機関2
ステルス性能
アクティブステルス
光学迷彩
空間潜行*25
機動性能
ブースターと重力・慣性制御の併用による大気圏離脱能力
ワープドライブ
ワープ妨害への耐性
スターゲート機能
防御性能
エネルギーシールド
低いレーダー反射率かつ高耐久の物理装甲
船体の自己修復能力
攻撃性能
アサルトアーマー(至近距離全周囲攻撃能力)
光学型CIWS×32
近接防御用ミサイル発射機×16
多目的VLS×48
200mm連装型エネルギーキャノン×8
600mmレールキャノン×1
艦首無砲塔型荷電粒子砲×1*26
ワープ妨害フィールド(広域型と一点集中型との切り替え可能)
アクティブ・イナーシャル・キャンセラー
ECM発生機
搭載ドローン性能
バリアドローン×30(性能は備考3参照)
F/A37 ストレガ×12(性能は備考3参照)
無人型パワードスーツ多数
メンテナンス性
自己修復による自動メンテナンス
基幹搭乗人員
必要最低人数:1名
標準編成 :6名(2名ずつ8時間交代制)
メインパイロット役割:艦長・操艦・砲手
サブパイロット 役割:航法士・機関士・ドローン担当
備考1
本艦は専用機持ちが運用する事を前提としており、専用機と艦をフルリンクさせればワンマンオペレーションで戦闘も可能。
ただしパイロットの精神的疲労を考慮してサブパイロットを設け、8時間交代制で6人を標準編成としている。
備考2
船体サイズに見合う格納庫もあるので、物資の輸送や何らかの部隊を運搬する事も可能。
備考3
バリアドローン
重力制御で飛行する球体にバリア発生器を持たせた防御兵装。
艦本体のシールドには及ばないが相応の強度でバリアを展開
可能なため、味方や救出対象の防御にと幅広い使い方が可能。
EMP耐性が極めて高い。
F/A37 ストレガ*27
“アリコーン”用に束が新規に開発した戦闘機。
極々簡易なオプション変更でドローン運用と有人機運用を
切り替え可能となっている。
単独での大気圏突入・離脱が可能な上、地球製の戦闘機では初となるシールドシステムを標準搭載している。
EMP耐性が極めて高い。
武装については添付資料参照。*28
―――空間潜行艦“アリコーン”0番艦 諸元性能値―――
なお第241話にて電子戦用弾頭の存在が明かされている。
以下、第241話より抜粋。
尤もランクA文明クラスの船になると、自己修復用ナノマシンの働きで排除されてしまうため長くは持たない。
+月の整備艦について
未だに名前が登場していない全長10キロメートルサイズの巨大な双胴艦。
大体は月の整備艦と言われている。
第193話で晶が発見。束と一緒に回収したもの。
発見時は右側面の機能はほぼ全損。主機関もブリッジも壊れているという船としてはほぼ終わっている状態だった。
アラライル曰く『随分と古い整備艦ですね』とのこと。(第198話の台詞)
外見は長方形が二つ並んでいるかのような双胴艦。(第198話にて)
それをキャロン・ユリニルとその直轄チームが年単位の時間をかけて、
正式な所有権と完全復旧した場合の性能。第219話より抜粋。
そしてアラライルの言葉には続きがあった。
『あと今更と言えば今更ですが、正式に宣言しておきたい事があります』
『何でしょうか?』
『いえ、束博士が戦争跡地から拾ってきた整備艦ですが、アレの所有権を正式にカラードへ移すという宣言です』
この場にいる者達にとっては、本当に今更の話だ。しかし、
如何に年代物の旧式艦とは言え、あの整備艦は全長10キロメートルサイズの巨大な双胴艦なのだ。その整備能力が十全に発揮されれば、今の地球では絶対に出来ない筈の整備が行える。束博士というイレギュラーな存在に頼らなくても、
1隻や2隻という話ではない。もしあの整備艦が完全復旧したら、戦艦級に分類される全長600~900メートル級の戦闘艦を、32隻格納して同時に重整備が行える。言い換えるなら、船体フレームが歪んでいたり主機関に深刻なダメージを負っている船でも復旧させられる。接舷させるだけで行える外装や武装の修復という簡易整備なら、その数倍の規模で行える。より小型の船、例えば巡洋艦に分類される200~300メートル級の戦闘艦なら、その数は更に数倍になる。
また単位時間あたりの整備能力も、地球人が考える整備とは次元が違っていた。メカニックが手作業で1つ1つのパーツを確認していく訳ではないのだ。高度に自動化された整備用機械群が船の状態を診断、復旧可能な部分はナノマシンに代表される各種修理用マテリアルによって修理され、余りにも損傷が酷ければパーツごと交換されていく。このため地球人の感覚で言えば、船体フレームの歪みや主機関へのダメージなど修理に数ヵ月単位だが、整備艦なら数日であった。
無論、これは運用する人員が整備艦の機能を十全に扱えた場合だ。カラードのキャロン率いるメカニックチームが整備艦について学習中だが、このレベルで扱えるようになるまで今暫くの時間が必要だろう。船体自体の復旧状況もようやく3割というところで、つい先日、どうにか月の衛星軌道をゆっくりと航行可能になった程度なのだ。まだまだ先は長い。
因みに“首座の眷族”で運用している同系統の艦なら、同じ損傷の船を修理したとしても、恐らく1日と掛からないだろう。
復旧状況について。第223話より抜粋。
月の整備艦と言えば、カラードが保有する全長10キロメートルサイズの巨大な双胴艦だ。束と晶が
発見当初は本当にボロボロで酷い姿だったが、キャロン*29率いるメカニックチームの頑張りと“首座の眷族”が修理に協力してくれたお陰で、今では
尤も、完全復旧した訳ではない。外装こそ綺麗に直っているものの、修理機能の稼働率は50%程度に留まっている。更に言えば、
しかし、今の地球にとっては十分であった。
そして第235話で復旧状況は以下のようになっている。
・10キロメール級の双胴艦(“首座の眷族”製)*30
→年代物の旧式の整備艦。
→元はボロボロだったが、外見の復元は完了。
→整備能力も8割方復旧。
→航行能力は移動が出来る程度。
→ワープ不可。優先する機能が多々あるため後回し。
+戦闘艦ゴースロス
元ネタは「星界の紋章」に登場したゴースロスそのまま。
第240話で晶が“翼の眷属”の領域に行った時にジャンクヤードで発見。勢いで買った。
その後第246話で以下のように仕様が固まる。
――――――ゴースロスVer1.0 諸元性能値――――――
全長
1282メートル
対応領域
空・海・
動力源
主機関4
ステルス性能
なし
機動性能
ブースターと重力・慣性制御の併用による大気圏離脱能力
ワープドライブ
防御性能
エネルギーシールド
攻撃性能
電磁投射砲×6(前方4門、後方2門)
ワープ妨害フィールド発生型爆雷×4
ステイシスフィールド発生型爆雷×4
純粋水爆核融合型爆雷×2
レーザー稼働砲×30
ワープ妨害フィールド発生装置
ステイシス装置
備考1:電磁投射砲について
初速は光速の1%。つまり秒速約3000km。
使用弾頭は純粋水爆核融合弾。
備考2:爆雷について
キャロンが開発したアタッチメント方式で機能を変更可能な爆雷。
ワープ妨害フィールド発生型、ステイシスフィールド発生型、純粋水爆核融合型はそれぞれ機能がパーツ化されているため、戦闘前であれば機能の入れ換えが可能。セッティングの手間があるため、戦闘中に行うのは非常に難しい。
備考3:ワープ妨害フィールド発生機について
束博士より基礎理論の提供を受けて実装の目途が立ったものだが、範囲は広くない。
キャロンの技術力では、精々が艦を中心として半径10キロメートル程度。
束博士の乗艦イクリプスなら半径100キロメートルだが、アレと比べてはいけない。
その他雑記
全長は後方に突き出た2門の電磁投射砲の長さを含んでいるため、本体の全長は実質的に900メートル程度。
主機関は4つ搭載と豪華に見えるが、地球製であるため1つ1つの出力が
物理装甲の耐久性は戦艦級としては並み。
――――――ゴースロスVer1.0 諸元性能値――――――
また
以下、第246話より抜粋。
つまり極論的に言ってしまえば、これらを満たせるなら艦を増やす必要は無い、という事だ。
ニヤッ、というわるーーーーい笑みが浮かぶ。
この世界に、ゲームのようなルールがある訳ではない。なら、艦にオプション兵装があったって良いじゃないか。
例えば、例えばだ。アーマードコア3に登場したD-C001、通称“大仏”の通常武装を取っ払って、ワープ妨害装置やステイシス装置をガン積みして、近寄って来た敵艦はそれで雁字搦めにして、動けなくなったところに電磁投射砲をブチ込んでやれば良い。
D-C001の大きさはどれ位だっただろうか? 確か公式設定は無かったはず。アーマードコアとの目測比較になるが、おおよそ40~50メートル程度だろうか? この大きさなら、地球文明でも造れる。まぁサイズまで再現する必要は無い。なんなら多少大型化しても良い。
運用方法も簡単にしよう。普段はゴースロスの左右に接続しておいてで、戦闘時は切り離して艦の左右に位置するようにする。所謂移動砲台のような扱いだ。
これなら艦の性能を落とす事無く、ワープ妨害とステイシス機能を強化できる。
考えを纏めた晶は仲間達にも意見を求め、この案をより練り込んでいくのだった。
+稼働しているスターゲートと入植している星系数について
ヒューマノイド系と非ヒューマノイド系文明が入植している星系の総数は約8400。
入植している星系にはスターゲートが接続されている。
つまりスターゲートを辿っていけば、基本的には入植している全ての星系に行ける。
この入植している全ての星系に行ける設置型スターゲートの繋がりをスターゲートネットワークという。
どのように繋がっているのかは公共情報としてスターゲートマップというのが公開されている。
以下、第240話より抜粋。
「でもこうやってスターゲートマップを見ると、
「なにを?」
「スターゲート。全部で8000ちょっとだろ。ヒューマノイド系、非ヒューマノイド系問わず入植している全ての星系をスターゲートで繋いで、ゲートを通れば全ての文明圏に行けるようにしてる。どれだけの労力があったのかを考えると、やっぱり凄いなって」
+各文明の保有恒星系及び軍の総艦艇数について
保有恒星系であって総星系数でない点に注意。
軍の総艦艇数は、第242話までに時点で触れている“翼の眷属”のみ表記。
また軍の総艦艇数であって民間軍事企業や警察、傭兵等の艦艇数も含んでいない。
-“首座の眷属”
保有恒星系
2600
総艦艇数
作中で情報表記無し。
-“獣の眷属”
保有恒星系
400
総艦艇数
作中で情報表記無し。
-“翼の眷属”
保有恒星系
153(大規模内戦で喪失する前は170。1/10を喪失した。第239話で触れている情報)
総艦艇数
クーデター前の欺瞞情報では約22000隻。(実際には22215隻)
侵攻作戦の為に隠していた戦力を含めた実数は42411隻。
配備状況
自領域を12方面に分けて、各方面の定数は約1851隻。総艦艇数は約22000隻。
端数は状況によって割り振り。
差分の約20000隻が侵攻作戦に投入された。
つまり侵攻作戦の後も国内戦力は手付かずで残っている。
+アースレポート・コーポレーション
番外編第09話で設立されたメディア系企業。
大株主は晶の義妹達8人。
ただしクロエ・クロニクルは大株主として受け取る筈の配当金を、全額社に返還して職場環境の福利厚生に使っている。
これはクロエの口座に配当金が入金された瞬間に機械的に処理されるようになっている。
公表されている理由は以下。
・ISパイロットにこの手の臨時収入を認めてしまうと、ISパイロットというネームバリューの高さから副業を行う者が多発して、パイロットの質の低下を招きかねないため。
・これが広がると利権まみれになってコーポレートガバナンス(企業統治)の信頼性が低下してしまうため。
それを心配するなら始めから配当金を受け取らない名目上の大株主とは言えならなければ良いとも言えるが、義妹達全員で考えて設立した会社なので、名前だけという形で名を連ねている。
設立目的:番外編第09話より抜粋。
『地球の地域ごと一般常識や文化といったものをデータベース化して、宇宙人さんが地球の事を理解し易くする会社なんて作ってみたらどうかしら? 将来、遠い未来か近い未来かは分からないけど、宇宙人さんが地球に来た時に、この会社のデータベースを見れば、ある程度は困らなく旅行を楽しめる。そんなデータベースなんてあったらお義兄様の助けになると思うの。だってほら、卒業式で言ってたじゃない。「できれば隣人と仲良くやっていきたい」って。そういうものがあれば、手助けになると思わない?』
という事で発案・設立された。
会社運営と発展状況:番外編第11話より抜粋。
「お義兄様や束博士の活動を支援する為の会社で、主な仕事内容は地球の地域ごとの一般常識や文化といったものをデータベース化して、宇宙人が地球の事を理解し易くする、というものになっている。そしてお義兄様と束博士が豊富な立ち上げ資金を出してくれたお陰で、多くの人を雇い人海戦術でデータベース化作業を進める事が出来ていた。結果は会社のホームページで公開されているが、まだ宇宙人さんが使ってくれているという話は聞こえてこない。しかしビジネス界隈で重宝されているという話は聞こえていた。加えて多くの国に人を送り込んでいる関係上、とても多くの取材情報が集まっているので、豊富な情報に裏打ちされた信憑性の高い記事という―――会社の活動的な意味で―――副業は、有料記事であるにも関わらず多くの購読者がいた。」
となっている。
宇宙人にも見られるように:本編第238話より抜粋。
「地球文明内の只の移民計画だった筈が、いつの間にか他の文明を巻き込んだ一大プロジェクトに変わってしまったのである。
そしてこの時、晶の義妹達が将来を見越して準備していたものが大変役に立っていた。
“アースレポート・コーポレーション”のホームページにある、各国の日常的なコミュニケーションをデータベース化したものだ。挨拶から買い物、ビジネス的な場面まで広く網羅した様々なシーンを動画で見る事が出来るため、“首座の眷属”と“獣の眷属”から派遣される予定の者達は、これを見て地球の事を予習していたのである。
使った者達の評価は上々であり、これによって「地球文明圏に行くなら、まずはあそこのデータベースを調べてみろ」と言われるくらいに利用されるようになっていくのだった。」という形で実を結ぶ事になります。」
という風になっていった。
因みにアースレポート・コーポレーションの社長は更識から派遣された者であるため、公平性を装いながら実質的にカラード側という立ち位置である。
+オルコット大公国
第244話でセシリアが大公となった際に与えられた領土。
イギリス最西端の
イングランド南西部コーンウォール半島にある、グレートブリテン島最西端に位置する切り立った断崖の景勝地。
セシリアはこの領土を貰う時に、以下の内容を文章化して遵守する事を確約させている。
1.イギリス王室はオルコット大公国領の管理人であると明言すること。
2.イギリス王室はオルコット大公国領でノブリス・オブリージュを実践すること。
3.イギリス王室はオルコット大公国領に人々が暮らしやすく学びやすい環境をつくること。
4.イギリス王室はオルコット大公国領で犯罪の抑止に努めること。
5.オルコット大公国領管理の最終責任はイギリス王室にあること。
6.イギリス王室はオルコット大公国領管理の報酬として、領内の税収の5%を得る。
7.税収の95%は、大公国領内に還元して発展に努めること。
8.オルコット大公国領の君主は、領内で得られた収益を受け取らない。
本人の言葉を借りるなら「簡単に言いますと、領地を貰ったところで私は管理する気などありません。なので、そちらが管理して下さい。その発展具合をもって、私への名誉とさせて頂きます。ただ、まぁ、一から行うのは大変でしょうから、領地が確定したならレクテナ施設を1つ設置します。私が行うのは、それだけです。後は全て、そちらでどうぞ」ということ。
なおセシリアがレクテナ施設の投入を明言しているため、多くの資金が流入して、結果としてイギリスを富ませる事に繋がっている。
多少後年の話になるが、港や空港が作られイギリスへの玄関口として使われると共に、契約通りに人の住みやすさを中心に領内のデザインが行われた結果、世界有数の住み易さと治安が両立された国へと発展して行くことになる。
またオルコット大公国領は、イギリス王室が統治を学ぶ場所、としての側面も持っていく事となる。理由は単純だ。契約事項の「5.オルコット大公国領管理の最終責任はイギリス王室にあること」という一文だ。決して他人のせいには出来ない責任で、他者の名誉を汚さないように統治する。これが出来ない者に、王室の一員たる資格は無いという意味だ。
現国王がそこまで意識していたかどうかは不明だが、結果としてそのように認識され、この行いがイギリス王室の質を確保するのに役立つようになるのだった。