スーパーヒーローウォリアーズ   作:ドラグナイトモン

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この小説は作者の趣味100%で書かれた版権多数+オリジナル要素のクロスオーバー小説となり、スーパーロボット大戦シリーズのオマージュであります。また、それぞれの原作の展開が変わっていたりストーリーもそれぞれクロスオーバー、中にはいるだけの空気参戦の作品もございます。■基本的にはタグに付けられた作品のキャラクーがメインで登場します。※SoundHorizonのルキアがスパロボシリーズのグルンガスト弐式に乗って戦ったり、ibのギャリーが地球連邦軍のパイロットになってたり、初音ミク等ボカロキャラがゾイドに乗って戦いますが、これはこの小説だけの展開です。中にはいきなり別の作品のキャラが出てきたりします。なおデジモンは現時点ではオリジナルキャラクターメインとなります、そういった物が苦手な方々はご注意を…。■シュテルンビルトに到着した特別隊一向!そこへ待っていたのはまたしてもバットエンド王国と機械獣軍団!絶望に飲まれたヒーロー達の運命は!?


スーパーヒーローウォリアーズ第10話ワイルドに吼えろ生首伯爵襲来

日本を出発した特別隊は太平洋を横断、その道中合流予定のウルトラザウルスが恐竜帝国の襲撃されてしまう。そこへ駆けつけた特別隊と合流、連携反撃で危機を脱出した。

だがルキア、オルタンス、ヴィオレットの3人には恐竜帝国側で戦っていたシャイターンの姿に大きな衝撃を受け、これからの旅路に不安を隠せなくなった。

 

ここは南米アマゾンの地下に広がる地球連邦軍本部ジャブロー。

 

ゼンガー「特別隊は無事、ウルトラザウルス隊と合流したそうだな。」

イルム『あの連中なら侵略者の連中に一泡吹かせてやれそうですぜ、親分。』

ゼンガー「やれそうではない、やらねばならんのだ。」

イルム『そうこなきゃな、で。弐式の件なんだがルキアちゃんには全部打ち明けてやらなくていいんですかい?』

ゼンガー「グルンガスト弐式のT-LINKシステムはパイロットが持つ念動力をシンクロさせる。彼女の場合は初めて自分の能力に気づき開花させる事により発動するだろう。」

イルム『じゃあルキアちゃんには…グルンガスト弐式と会話する様子もある意味説明がつきますな。』

ゼンガー「そうでなければあの時弐式を動かす事は出来なかった。」

イルム『弐式の開発に関わったSRX計画のイングラム少佐もルキアちゃんに一目置いてるそうですよ。』

ゼンガー「SRX計画はまだ始まったばかりだ、イングラムも気合が入ってるだろう。それから特別隊に自ら志願した兵の事だが。」

イルム『ギャリーの事か、聞いたんですがまさかあの「曰く付き」を託すって?』

ゼンガー「マオ社には既に伝えている、大塚やマルスモンと連絡取り次第受け渡すつもりだ。そしてMK-Ⅱには過去に起きた事故の要因になっているブラックホール・エンジンは搭載されておらん。」

イルム『ギャリーにとっちゃ度胸だめしって所か。』

 

地球連邦軍総司令であるゼンガーが司令官室の机のモニターから

ウイングガストに乗って海上を航空中のイルムに連絡をとっていた。

 

ゼンガー「特別隊の戦いはこれから先壮絶な事になるだろう…覚悟を試すにはそれ位乗りこなせなければならん、彼等にはとても重い荷を背負わせる事になるがな…。お前の方はどうなっている?」

イルム『そろそろ日本へ着く頃だ、光子力研究所の新兵器が完成したから明日あの基地で特別隊に渡す補給物資に含めて輸送されるはず…問題はハンスがどう動くかだ。』

ゼンガー「奴が侵略者と内通していたとすれば間違いなく聞きつけた敵の襲撃が来るだろう。情報部のギリアムもそちらに送った、後は任せたぞ。最後にこれは個人的な事だ。」

イルム『ん?』

ゼンガー「リン・マオ社長に謝るなら早いうちにしておけ、後々面倒になるぞ。」

イルム『がっ!?』

 

イルムは不意を突かれたの如く何か痛い事を突かれた様だ、ゼンガーはそう言い残すと通信を切った。

 

ゼンガー「いつの時代も一枚岩の様にはいかんか…軍部だけではない、連邦政府内にもまだ不届き者が紛れているとは、劣勢状態の軍の体制を立て直さなければならん時に…!」

 

ゼンガーは机に拳を叩き付け、連邦軍内に蔓延る裏切り者達に対し怒りを現にした。

 

ルーチェモン「…ギリアム・イェーガーも動くか。」

 

一方司令官室のドアの前からでその話声を聞いていたルーチェモンが盗み聞いていた。

 

 

 

その翌朝。

海から上る朝日がウルトラザウルスを背景に上りつつあった。

そんなウルトラザウルス甲板にて2人の少年が真剣な竹刀を構え眼差しで今にもぶつかり合うかの如くにらみ合っていた。

 

徹平「いくぞぉホルス!」

ホルス「来い!」

 

バシィバシィガキィ!

 

徹平とホルスが互いに竹刀を持ち、剣技による訓練に励んでいた。

 

徹平「りゃぁ!うっ!?」

 

バチィ!

 

ホルス「…!!」

 

バシッ!

 

ホルスは正面からくる徹平の竹刀を防ぎ、その隙を見て瞬時に徹平の脇腹に叩き込んだ。

 

徹平「あだぁっ!?」

ホルス「まだ隙がみえみえだ、こんなんでは敵に不意を突かれるぞ。」

徹平「う…もう一回だ!」

 

ルキア「おはよう、2人共!」

徹平「あ、おはようございます!」

 

そこにルキア、オルタンス、ヴィオレット、そして竜馬達がやって来る。

 

オルタンス「朝から励んでおられるようですね。」

徹平「昨日の事もあったからね、ちゃんと考えてまだまだ鍛えないと。」

竜馬「それにしても徹平は凄い体力を持っているんだな。」

徹平「よく言われるんです、最初に闇軍団にボッコボコにされた時もお医者さんから普通なら死んでるぞ言われた程で。まあお父さんに小さい頃からよく鍛えられていたんで。」

隼人「ほお、それならスーパーロボットに乗れる資質もありそうだな。」

ヴィオレット「(たしかにあの時の怪我を見たら…だとすると徹平様はなんという生命力を持っているのでしょうか…)」

 

ヴィオレットは最初に闇軍団に半殺しにされた徹平の事を思い出した。

普通なら明らかに死んでいるレベルだが、改めて考えて見るとそんな徹平の持つ生命力と体力の強さはとんでもない物と感じた。

 

ルキア「ヴィオレットとオルタンスは昨日はよく寝れたかい?」

ヴィオレット「え、はい…ただ。」

オルタンス「あのシャイターン様の事を考えると…」

ルキア「僕もシャイターンさんが理由もなく恐竜帝国に就く訳がないと思っているんだ。それにフィーネさんとみゆきが言ってた、「何かに縛られてる」って…」

 

徹平や竜馬達が一緒に早朝トレーニングする背景でルキア、オルタンス、ヴィオレットは昨日の事を振り返っていた。

敵になったシャイターン…、彼の事が気がかりで3人は大きな不安を得てしまう。

ただ昨日フィーネが口にした「何かに縛られている」この言葉も引っかかっていた。

 

オルタンス「そういえばライラ様はどうしたのでしょうか…?」

ヴィオレット「そうですわ、お二人なら一緒に…」

武蔵「どうした、お前ら?」

オルタンス「あ、いえ…」

隼人「…。」

 

そこへ隼人達が駆け寄ってきた。

すると隼人は少し無言になり、ルキアの方を見つめた。

 

隼人「ルキア…昨日イルム中尉に言われた事忘れてないだろうな?」

ルキア「はい、もちろん…!」

隼人「だったらお前も今よりもっと身体、技術、精神を鍛えるべきだ。」

ルキア「…はい。」

隼人「そこでだ、もし生身で敵とやり合う事になったらこういう方法で対処するのを覚えておくといい。」

 

そこから隼人の口がニヤリとなった、そしてその口から思いがけない恐ろしい言葉が出て来た。

 

隼人「まずは相手の顔面を狙え、そして親指で一気にその部分を押しつぶしてやるんだ。目だ!耳だ!鼻だ!ってな。」

ルキア「…!?」

 

ルキアはその隼人の言った事に動揺と狂気を感じてしまった。

 

隼人「と、言うのは冗談だ。」

武蔵「おいおい隼人、女の子にそんな物騒な事教える気かよ?」

徹平「隼人さん…や、やった事あるんですか…?」

隼人「ああ、ただしに夢の中でな。たまに変な夢を見るんだ、自分が狂った革命家になってたり、殺人犯になっていたりな…フッ。」

 

オルタンス「…なんて卑劣なのでしょうか…」

ヴィオレット「…考えただけで恐ろしいですわ…」

ルキア「たぶん、隼人さんがいうから本当にやってる訳ないと思いたいけど…うん;」

 

隼人がそう言い残すとウルトラザウルスのデッキへ入っていった。

ルキア達はこの時思った、恐らくあの神隼人だけは敵に回していけないと。

 

竜馬「実は俺も時々そんな夢見るんだ、自分が罪を着せられた犯罪者になっていたり、凶悪な空手家だったりと…。」

徹平、ルキア「えっ!?」

武蔵「オイラはそんな夢見たことないけどな~。」

ホルス「(深入りしない方がよさそうだ…)」

 

そんな一同を余所にデッキへと入っていく隼人はもう一度視線をルキア、オルタンス、ヴィオレットの方を見た。

 

隼人「(あの3人…少し変わってると思ったが、やはり昨日から様子が変だ、ルキアに関しては弐式の話だけじゃない、間違いなく俺達に何か隠してるな。)」

 

 

その後徹平達は早朝訓練を終え、ウルトラザウルス内の食堂で朝食を食べるのであった。

 

ミク「あと一時間ぐらいでシュテルンビルトに到着だから、早い内に食べて準備しないとね、モグモグ!」

甲児「モグモグ、ならさっさと食べないとなモグモグ!」

弓さやか「2人共ゆっくり食べないと喉詰まらせちゃうわよ?」

レン「ああ見えてミク結構早食いで大食漢なんだよな…」

ライザ「結構可愛い容姿でそりゃ意外だなモグモグ。」

ミク「もうレン!あたしはちゃんと腹日分目弁えてるわよモグモグ!」

甲児「それを言うなら腹八分目だろモグモグ!」

大塚長官「こらこら君達、食べながら会話するのはやめんか、ちょっとは行儀…ブゥッ!?」

 

皆が集まる食堂にて朝食のトーストパン、スクランブルエッグ・ソーセージ、サラダを食べる中、甲児とミクが食べながら会話するのを見て大塚が軽く注意する。

その同時にコーヒーを口に含むがそのコーヒーに思わぬ物味だったためビックリして吹いてしまった。

 

正太郎「大塚長官、大丈夫ですか!?」

フィーネ「ああっごめんなさい!癖でコーヒーに塩いれちゃったみたい…」

大塚長官「し、塩ぉ!?」

ボス「ブォッ!?しょっぺぇっ!?」

ギャリー「うげっ…;」

ユーキ「く、口が…;」

マルスモン「…不覚だった…」

竜馬「おごぉ…」

徹平「うぇ…」

 

塩コーヒー奇襲攻撃の被害者が後を絶たなかったようだ。

なにせその塩の量が人が飲める限界を超える物なのだ。

 

バン「フィーネは塩コーヒー好きだからな;」

フィーネ「ホントにごめんなさい…;」

ボス「う、いやいや!これくらいなんーて事ないだわさフィーネちゅわ~ん♪」

ヌケ「見て、またボス調子こいてる。」

ムチャ「懲りないな~。」

 

正太郎「そういえば塩コーヒーって高温で乾燥した地域で汗をかくことによって塩分を失いがちな砂漠の人達の間では、砂糖よりも貴重な物だって前に本で読んだ事があります。」

リン「そう、正太郎詳しいね!」

正太郎「前に本で読んだ事あるんです。」

ライザ「だからってこの塩の量はないぜ…」

オルタンス「だ、大丈夫ですか!?」

 

みゆき「おはようございま…って!?」

れいか「皆様どうなさったのですか!?」

ポップ「何があったでこざるか!?」

ギャリー「コーヒーの奇襲攻撃よ…うっ」

武蔵「一杯とられたぁ…」

あかね、やよい、なお「?????;」

 

みゆき達が不思議図書館経由で日本の七色ヶ丘にあるそれぞれの自宅からこちらにやって来たが、早速目に入ったこの食堂の惨状に唖然とする。

 

キャンディ「ジ~ク、おはようクル~♪」

ジーク「キュイキュイ♪」

 

その背景でキャンディとジークが互いに顔を合わせてじゃれ合っていた。

そこへムンベイが慌てて入って来た。

 

ムンベイ「ちょっとちょっとのん気にご飯食べてる場合じゃなくなったわよ!シュテルンビルトに機械獣軍団が接近してる情報が入ったわ!」

マルスモン「何!?よし、全員第一戦闘配置につけ!ウルトラザウルスを全速前進だ!」

ムンベイ「言われなくても分かってる!」

バン「みんな行くぞ!パイロットは各自機体で待機!ガーディアンズとプリキュア達はカタパルトだ!」

やよい「シュテルンビルト…!?」

あかね「早速出撃かいな!」

ミク「もう、少しはゆっくりしたかったのに!」

ユーキ「徹平君、僕らはカタパルトだ!」

徹平「はい!」

 

ムンベイの連絡により、食堂にいた一同は慌ただしい雰囲気へと変わり、

すぐさま戦闘態勢の準備へ入った。

ウルトラザウルスは大きく叫ぶと海上を歩行していた速度を一段と上げた。

 

 

 

その頃、ウルトラザウルスが向かっている方角、アメリカの大都市シュテルンビルド。

 

水害を防ぐために三段階層を採用した大都市であり、

中心には黄金の女神像のようなジャスティスタワーが聳え立ち、街の各地を貫く巨大な支柱によって支えられている。

そして様々な民族、そしてNEXTと呼ばれる特殊な能力を持つ人間が共存しており、このNEXTを持つ一部の人間はこの大都市の人々にとってなくてはならない存在であったのだ。

 

 

それは…。

 

 

 

 

マリオ『さあ事件発生です!シュテルンビルド郊外から襲来した巨大ロボット達が進撃を開始してます!』

 

 

ドォォォォォォ!!!

 

機械獣スパルタンK5「グゥゥ…!」

機械獣トロスD7「グォォォォ!!」

機械獣ガラダK7「グォォォッ!」

機械獣ダブラスM2「ウガァァァァ!!」

 

ズシィズシィン!ドォォォォ!!

 

シュテルンビルドの都市に迫りくる機械獣軍団。

上空には飛行要塞グールがおり、機械獣達が次々と発進して来た。

さらにその周辺を中継ヘリが飛んでおり、実況アナウンサーのマリオが解説中だ。

 

ブロッケン伯爵(グール)「ふははははは!!やれぃ機械獣達よ、今日こそこのシュテルンビルドを我等がDr.ヘルの領土とするのだぁぁぁぁ!!」

 

マリオ『おっと、上空の飛行要塞にいるのは以前もこのシュテルンビルドを襲撃した世界征服を目論む悪の科学者Dr.ヘルの部下生首野郎のブロッケンだ!機械獣軍団を駆使して今日も懲りずにやって来たのか!?』

 

悪の天才科学者Dr.ヘル率いる機械獣軍団を指揮するのはグールの頭部の上に立つ、

自らの生首を左手に抱えた将校、ブロッケン伯爵だ。

 

ブロッケン伯爵(グール)「えぇいやかましいわっ!!まずはあのヘリを…」

 

「そうは問屋が降ろすか生首野郎!!」

 

その時大きな声を上げて、高く飛び上がる白と傾向グリーンの影が機械獣ガラダK7の頭部を横切った。

瞬時に前方のビルに向かって右腕に装備されたワイヤーガンを放ち

そのまま壁に両足を着くと同時に今度はガラダK7の背中にワイヤーガンを発射し、そこから伝って右足を構えて突撃した。

 

マリオ『おおっとヒーローの登場です!最初に現れたのは!』

 

「うぉりゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

ドォォォォ!!ドガァァァァァ!

 

機械獣ガラダK7「!?!?!?!?」

 

その瞬間、白と蛍光グリーンのカラーリングのスーツを纏った男の筋肉がまるで急に膨れ上がるかの様に力が増幅、ガラダK7の背中を貫いて破壊した。

 

ブロッケン伯爵(グール)「お、お前はワイルドタイガー!!」

ワイルドタイガー「そういうお前はちっとも懲りてないみたいだな、ブロッケン!!」

 

このシュテルンビルトでNEXTの能力を使い悪と戦うヒーローの登場だ。

彼の名はワイルドタイガー。その名の通りワイルドに吠える男である。

アポロンメディア所属のヒーローであり、彼のNEXTは「ハンドレッドパワー」5分だけ通常の100倍のパワーを引き出せる超人になる能力だ。

 

マリオ『壊し屋ワイルドタイガー!!今日は珍しく一番乗りで駆けつけたぁ!!さらに珍しく一番乗りでポイント獲得!なおこの番組は超能力を持つヒーローが犯罪や災害から人々を守る事件現場で活躍する模様を生放送でお茶の間でお届け!活躍に見合ったポイントを加算しキング・オブ・ヒーローを決めてしまおうと言うエンターテイメント・レスキュー番組、HEROTBLiVE!』

ブロッケン伯爵(グール)「ふざけおって!スパルタンK5!」

機械獣スパルタンK5「グォォォォォ!!」

 

屈強なボディに大きな盾と槍を持った機械獣スパルタンK5がワイルドタイガーに狙いを定め槍を振り下ろして来た。

 

ブォォォッ!!

 

ワイルドタイガー「うおっわ、わ、わ、わっ!!」

 

ワイルドタイガーを狙った巨大な槍が連続で道路を貫いていき、タイガーし思わず後ずさりしてしまう。

 

マリオ『おっとワイルドタイガーにいきなりの奇襲攻撃だ!流石に巨大な機械獣相手では分が悪かったか!?いや、そこへやって来るのは!』

 

バシィッ!

 

バーナビー「はぁっ!!」

機械獣スパルタンK5「!?」

 

そこへ赤い影がワイルドタイガーを守る様にとび蹴り回転で槍を粉砕して現れた。

 

ワイルドタイガー「バニー!」

バーナビー「いきなり前に出るなんて無謀ですよ、タイガーさん。」

ワイルドタイガー「バカ野郎、市民への被害が出る前にあの機械獣共を倒す事が先決だろ!」

 

マリオ『スーパールーキー、バーナビー・ブルックスJr.!!コンビのワイルドタイガーを見事ピンチから救出!ポイント獲得です!』

 

バーナビー・ブルックスJr.。

ワイルドタイガーと同じアポロンメディア所属のスーパールーキー・ヒーローだ。

NEXT能力はタイガーと同じハンドレットパワーだが、

ワイルドタイガーとは違いここぞという所で発動を選んでいるのでまだ使ってはいない。

 

バーナビー「貴方も一体いつになったら懲りるんですか?貴方が出て来るだけでぼくはポイントが稼げるからいいんですけどね。」

ブロッケン伯爵(グール)「うぬぬぬぬ言わせておけば虎と兎ごときにっ!ゆけぇい機械獣達、奴等を街ごとを粉々にしてしまえ!」

 

機械獣達が市街地へと攻撃を開始した。

4足歩行で前面に鋭い角を持つトロスD7がビルへと向かい突撃を開始、

さらにダブラスM2が高速道路へ向けて破壊光線を発射する。

 

ワイルドタイガー「おりゃあ!くそっ一気に襲ってきやがった!」

 

ワイルドタイガーは動きだそうとするスパルタンK5の脚を押さえつけ道路に引きずり倒しながらキックでトドメをさし険しい表情で周囲を見渡す。

 

機械獣ダブラスM2「グォッ!…!?」

 

そこへ高速道路を攻撃するダブラスM2の前に現れた赤いカスタムカー。

乗っているのは覆面レスラーさながらに口だけを露出した赤いマスクと、常に炎のように揺らめいて見える模様のマントをしたヒーローだ。

 

ブォォォォォォォ!!

 

マリオ『おっと今度は高速道路へと機械獣が!あっーと来た、「ブルジョア直下焼き」ファイヤーエンブレムだ!今日も華麗に機械獣撃破となるのでしょうか!?』

 

 

アニエス「カメラ、もっと寄って!」

ケイン「了解!」

 

報道部から中継ヘリを通じてHEROTVの敏腕プロデューサー、アニエス・ジュベールが

ヒーロー達の動きをGPSで追っていた。

 

 

 

ファイヤーエンブレム「あらぁん首を2つも持っちゃってん、両方お持ち帰りと行こうかしら!」

機械獣ダブラスM2「グァッ!?」

 

ドォォォォ!!

 

カスタムカーの運転席からファイヤーエンブレムが炎を球体を生み出し、ダブラスM2の2つの首に向けて発射、破壊していった。

キャッチコピー「ブルジョア直下焼き」ファイヤーエンブレム、自分がオーナーであるヘリオスエナジー所属のヒーロー。

NEXT能力は火を操り、手のひらから出す超高度の炎を自在に操ることができる。

 

 

マリオ『ファイヤーボールが炸裂、機械獣の首が焼き尽くされ高速道路へと被害を防ぎました!!』

 

トロスD7「ガォォォォ!!」

 

マリオ『いやまだだっ今度は別の機械獣がビルへと突撃、このままでは大参事となってしまいます!!』

 

民間人「キャァァァァァ!!」

「こ、こっちに来るぞ!!」

 

トロスD7の角が前方の高層ビルへと突っ込んで来る、

このままでは大きな被害と沢山の死傷者を出してしまうだろう。

ビルの中の人達やその付近で逃げ惑う人達が悲鳴を上げる。

しかし、そこにもヒーローは必ず駆けつけるのだ。

 

ロックバイソン「させるかよぉぉぉぉ!!!」

 

ドゴォォォォ!!

 

トロスD7「!?」

 

マリオ『来ました、西海岸の猛牛戦車!ロックバイソン!』

 

「西海岸の猛牛戦車」ロックバイソンその名の通り牛をモチーフとした緑のスーツを着用している。NEXT能力は「肉体硬化」。頑強な皮膚となりその巨体と持ち前のパワーを活かしてトロスD7の横からタックルによる突進を仕掛けて道路に叩き付けた。

 

機械獣トロスD7「!?」

ロックバイソン「ぬぅっ!あ、あれ?」

 

マリオ『ロックバイソン、機械獣を足止めし人命救助にも一役買った!久しぶりの活躍を見る事が出来そう…と思ったら機械獣の装甲に角が刺さってしまって抜けなくなってます!』

ドガァァァァ!

 

ワイルドタイガー「お前何やってんだよ!」

ロックバイソン「う、うるせぇっ!」

 

ワイルドタイガーがパンチで横に転倒したトロスD7の腹をパンチで武器壊し破壊。

ロックバイソンを救出する。

 

 

バーナビー「タイガーさん、あちらの機械獣が市民の集まる場所へ!」

ワイルドタイガー「こうしちゃいらんねぇ!」

 

バーナビーもようやくNEXTハンドレッドパワーを発動させてタイガーと共に現場に急行する。

 

もう一体もガラダK7とスパルタンK5が市街地へと襲い掛かって来る。

するとガラダK7は頭部の鎌を持ち逃げ惑う民間人達へ振り翳した時だ。

 

「うわぁぁぁぁぁ!!」

「今度はこっちにも来たぞぉっ!?」

 

ドラゴンキッド「サァッ!」

機械獣ガラダK7「!?」

 

マリオ『ドラゴンキッドが高圧電流を流した両腕で機械獣の首を掴み、動きを封じた!』

 

オデュッセウスコミュニケーションに所属するヒーロー、ドラゴンキッドがガラダK7の首に着地する同時に両手で掴み、「雷を操る」NEXT能力で自身の格闘技に電撃を乗せた攻撃を放ちガラダK7を動きを封じた。

キャッチコピーは「稲妻カンフーマスター」両端に龍頭をあしらった棍棒を武器に持ち、大きな円盤が左右にある髪飾りをつけて戦う少女だ。

そしてその後ろで忍者の形状をしたスーツのヒーローが見切れていた。

 

マリオ『稲妻カンフーマスタードラゴンキッド!まさにこの瞬間、何時ものように折り紙サイクロンが見切れております。』

 

 

折り紙サイクロン「忍!ごっぉ!?」

 

ドォッ!?

 

ヘリペリデスファイナンスに所属するヒーロー、折り紙サイクロン。

ヒーロー活動よりも、「HERO TV」の放送中にスポンサーロゴをアピールするために見切れて映ることに執念を燃やす「見切れ職人」。

NEXT能力は「擬態」。触れた相手の姿形や声を完璧にコピーできるが、外見だけで特殊能力まではコピーできないらしい。

そんな折り紙サイクロンはドラゴンキッドに背後に写る瞬間で、その後は道路へと落下していった。

同時にスパルタンK5が進軍を続けており、

さらにそこへ空を舞うヒーローの姿が現れた。

 

マリオ『ここで来たのは風の魔術師のスカイハーイ!!圧倒的活躍を見せる、キング・オブ・ヒーローが登場!!』

 

「スカーイハーイ!スカーイハーイ!スカーイハーイ!!」

 

ポセイドンラインに所属するヒーロー、スカイハイ。

ヒーローランキングのトップに君臨し、老若男女に絶大な人気を誇る「キング・オブ・ヒーロー」。

NEXT能力は「風を操る」こと。スーツの基本カラーは銀色と紫。頭部は西洋甲冑のような顔面を覆うヘルメット状で、額から一本の長い角状のパーツが伸びている。

そしてその場に沢山の民間人はスカイハイに大きな声援を送った。

 

スカイハイ「これ以上人々を苦しめるのはやめろ、機械獣!!」

 

スカイハイのNEXT、風を操る能力で突風を吹き上げ、スパルタンK7の動きを止める。

そこへ同時にトランスポーターが到着。

側面が開いて簡易ステージの様な物となった。

 

ブロッケン伯爵(グール)「いちいち透かした奴だ!スパルタン!」

機械獣スパルタンK5「グォォォォ!!」

スカイハイ「ぐっ!」

スパルタンK5がスカイハイの風を押し切って力押しで接近を続ける。

 

ワイルドタイガー「やっべぇ!」

 

カチカチカチチ…!!!

 

マリオ『スカイハイピンチ!おっとここで機械獣の足元から氷が出現、動きを完全に封じたーっ!!』

 

ブルーローズ「なーにチンタラやってんの?」

 

「来たーー!!!」「うぉぉぉぉ!!」

 

マリオ『ファンの皆様お待たせしました!ヒーロー界のスーパーアイドル・ブルーローズがブリージングリキッドガンで機械獣の完全に足止め、市民を守り抜きました!!』

 

 

アニエス「Bカメ、ローアングルから回り込んで!」

 

 

 

ブルーローズ「私の氷はちょっぴりコールド、あなたの悪事を完全ホールド!!」

 

マリオ『決まったぁ!』

 

タイタンインダストリーに所属する「ヒーロー界のスーパーアイドル」ブルーローズ。

NEXT能力は「氷を操り」手のひらやフリージング・リキッド・ガンから氷を発射し、自在に凍らせる事ができる。スーツの基本カラーは青と水色。

同時に同時に歌手としても活動しており、人気も高い高校生ぐらいの少女である。

 

 

マリオ『ヒーロー達がここに集結!!機械獣軍団は手も足も出ません、このまま大勝利と行くか!?』

 

ワイルドタイガー「ブロッケン伯爵!てめぇもこれまでだ!」

スカイハイ「大人しく降参するんだ!」

ファイヤーエンブレム「まだやるって言うならアンタの首花瓶にしてやってもいいのよ?」

ブルーローズ「侵略者って懲りない連中が多いのね、この街を攻めたって無駄だって言ってるのが分からないのかしら?」

ロックバイソン「タコ殴りにしてやるぞ!!」

ブロッケン伯爵(グール)「ヒーロー共めぇ…だが今回はそうはいかんぞ!」

バーナビー「なんだと?」

 

ブロッケン伯爵がヒーロー達に追い詰められる中、不敵な笑みを浮かべる。

 

その頃、シュテルンビルトの街でヒーロー達を扱ったカフェでは、

沢山のヒーローファンの市民がHEROTVの中継を通じて声援を送っていた。

そんな中、カウンターに座る、紺色長髪をした男がただ黙ってその中継を見ていた。

 

イングラム「NEXT…念動、ニュータイプとは違い身体に大きな変化と齎す。しかしSRX計画には少々不向きではある…特別隊の連中もここに現す頃か、集結した者達の実力を拝見と行くか。」

ユーリ「失礼。」

イングラム「ん?」

 

イングラムと呼ばれる男の前に後ろの髪をリボンで結った、長身の男が座った。

 

ユーリ「シュテルンビルトでは見ない顔ですね…」

イングラム「たまたまここに寄っただけでな、お前は?」

ユーリ「申し遅れました、私はシュテルンビルト司法局の管理官のユーリ・ペトロフと申します。」

イングラム「イングラム・プリスケン、連邦軍のある計画の責任者と行った所か。」

ユーリ「それはそれは、NEXTに興味おありで?」

イングラム「少しな、しかし俺の求める物には若干惜しい物ではあるがな。」

ユーリ「…。」

 

 

 

場所は再びヒーロー対機械獣のサイドに戻り、

ブロッケン伯爵は不敵な笑みをヒーロー達に見せつけていた。

 

ブロッケン伯爵(グール)「お前達はまもなく絶望する事になるぞ…グヒヒ…」

折り紙サイクロン「訳の分からん事をいうなでござる!」

 

アカオーニ「世界よ!最悪の結末バットエンドに染まるオニ!!白紙の未来を黒く塗りつぶすオニ!!」

 

 

 

するとシュテルンビルト全域の空に突如バットエンド空間が出現した。

ブロッケンの後ろからグールの甲板の上に立つウルフルン、マジョリーナ、闇の絵本を開き、「闇の黒い絵の具」で空白のページに絵の具を叩きつけたアカオーニが現れたのだ。

 

ワイルドタイガー「なっなんだこりゃあ!?」

ウルフルン「ウルッフッフ!驚いた様だな。」

ワイルドタイガー「狼に魔女に…鬼!?なんだてめぇら!?」

マジョリーナ「これはバットエンド空間だわさ、人間共を絶望にしてバットエナジーを生み出して悪の皇帝ピエーロ様を蘇らせるだわさ!」

アカオーニ「いでよ、アカンベェ!!!」

 

アカオーニが赤っ鼻を握りかまえ、

シュテルンビルトに立つアポロンメディアの像を取り込む形で巨大な怪物、アカンベェを生み出した。

 

アポロンアカンベェ「アカンベェッ!!!」

 

アカンベェとなったアポロンメディアのグリフォン像は動きだし、翼を広げて雄叫びを上げた。

 

ワイルドタイガー「嘘だろ…!?おいバニーってみんなどうしたんだよ!?」

 

バーナビー「う…」

ブルーローズ「…」

ドラゴンキッド「…」

スカイハイ「…」

ファイヤーエンブレム「…」

ロックバイソン「俺、今シーズンもどうせ活躍できないだろうな…」

折り紙サイクロン「カメラに見切れですら映らないでござる…」

ワイルドタイガー「お前等何暗くなってんだよ、しっかりしろ!」

 

タイガー以外のヒーロー達が全員バットエンド空間によってバットエナジーを出して絶望してしまった。

ヒーローだけではない、シュテルンビルド全体で市民、そして先ほどまで実況していたマリオも絶望してしまっていた。

 

ワイルドタイガー「てめぇら一体何しやがった!?」

マジョリーナ「今言った通りだわさ!けどなんでお前だけ絶望に染まらないだわさ!?」

 

何故かワイルドタイガーだけはバットエンド空間の影響を受けなかった事にマジョリーナ達が疑問を抱いた。

そこへシュテルンビルトに港からウルトラザウルスが到着した。

 

ライザ「あれってバットエンド空間じゃないか!?」

バン(レオストライカー)「みゆき達の言っていた奴等か!?」

みゆき「はい!このままじゃあの街のみんなが…!」

あかね「アイツらこんな所にまできとったんかい!」

やよい「…!!」

ミク(プテラスボマー)「連絡通り機械獣もいるわ!」

ホルス「敵は機械獣だけじゃない、この間と同じ…」

甲児(マジンガーZ)「ともかく行くぜ!」

徹平「はい!」

 

 

フィーネ「大塚長官!?」

大塚長官「うぅ…ダメだなんかもう…」

ムンベイ「長官!!」

大塚「おっ!?はて私しゃ…」

正太郎「大塚長官はこのバットエンド空間で絶望の気持ちを増幅させられていたんです!」

大塚長官「いやはや…バッドエンド王国は姑息な手段を使いよる…!」

 

ウルトラザウルスの頭部のブリッジで、

バットエンド空間の影響で大塚が腰を落として絶望していたが、フィーネ等の声で正気を戻した様だ。

 

そしてウルトラザウルスの格納庫から甲板で出て発進する間際のゲッターロボからは

 

竜馬(ゲッター1)「ダメだ…俺じゃゲッターを…」

武蔵(ゲッター1・サブ)「おい竜馬、どうしたってんだよ!?」

隼人(ゲッター1・サブ)「竜馬、ふざけてる場合か!?」

 

オルタンス「竜馬様はきっとバットエンド空間の影響で絶望に飲まれておりますわ!」

ヴィオレット「竜馬様、お気をたしかに!!」

竜馬(ゲッター1)「う…はっ!?俺は…!?」

 

格納庫のキャットウォーク越しからオルタンスとヴィオレットが竜馬に呼びかけた、

竜馬はなんとか正気を戻し再度操縦桿を握りしめた。

 

竜馬(ゲッター1)「俺とした事が!すまない、いくぞ!!」

武蔵(ゲッター1・サブ)「おう、それでこそ竜馬だ!」

 

そしてウルトラザウルスから、

アルティメットブイドラモン、ゴウキモン、グリカウモン、テツザンモン、

マジンガーZ、アフロダイA、ボスボロット、ゲッターロボ、鉄人28号、

レオストライカー、プテラスボマー2体、ゴドス2体、キュアハッピー、

キュアサニー、キュアピース、キュアマーチ、キュアビューティ、グルンガスト弐式等が出撃、シュテルンビルトの市街地へ足を踏みいれた。

 

 

アカオーニ「あ、プリキュアにマジンガーにこの間のデジモン共オニ!!」

ウルフルン「あいつらもあの連中と手を組んだってか…!」

 

ワイルドタイガー「ゲッターロボか!?竜馬、隼人、武蔵!!」

隼人(ゲッター1・サブ)「ワイルドタイガー…虎鉄さんか!」

竜馬(ゲッター1)「虎鉄さん大丈夫ですか!?」

ワイルドタイガー「あぁ、それよりもこいつらなんだ、お前等知ってるか!?」

キュアハッピー「バットエンド王国が出したバットエンド空間です!」

キュアサニー「んであれがアカンベェや!」

ワイルドタイガー「え、えっと…君達新しいヒーロー…?」

キュアピース「あ、貴方はやっぱり…ワイルドタイガーさん!!!」

ワイルドタイガー「ホントになんだ君達!?」

 

 

キュアピースがワイルドタイガーに対して目を輝かせながらいきなり駆け寄って来た。

ワイルドタイガーはゲッターチームとは面識がある様だが、プリキュア達の姿を見て一瞬新人のヒーローと勘違いした。

 

甲児(マジンガーZ)「てめぇはブロッケン伯爵!バットエンド王国と一緒って事は本気で手を組んだって事だな!?」

ブロッケン伯爵(グール)「ククク、そういう事だ!」

アルティメットブイドラモン「く、首が…」

キュアマーチ「いやぁぁぁぁぁ首がぁっ!首が浮いてる~!?」

ミク(プテラスボマー)「もう悪趣味な奴!!」

ブロッケン伯爵(グール)「フッフッフッフ…早速私の姿に驚いてる様だな、それでこそ張り合いがあるって物だ!」

 

ブロッケン伯爵は自分の胴体と分離している首を宙に浮かせてこっちにニヤニヤ不気味な笑いを浮かべていた。

とくにキュアマーチがその姿に一番悲鳴を上げている。

 

テツザンモン「お前もいい加減お化けとか克服しろよ。」

キュアマーチ「そんな事いったって!」

ギャリー(プテラスボマー)「何よそんなのっ!動くマネキンと気持ち悪い人形で慣れてるわ!」

ルキア(グルンガスト弐式)「…ギャリーさん…?」

バン(レオストライカー)「私語は慎め!各自、攻撃態勢!市民に危害を出さずに機械獣とピエロの怪物を叩く!」

 

シュテルンビルト上空からミクとギャリーのプテラスボマー、ゲッター1が地上の機械獣達に攻撃を仕掛ける。

 

機械獣ガラダK7「グァッ!!」

 

他のガラダK7の目から放つミサイルとやダブラスM2の口から放つ破壊光線が2機のプテラスボマーを迎撃する。

ミクは左、ギャリーは左に散開し後ろへ回り込み、同時にウイングに装備された対地レーザーセンサーを稼働させて照準をセット、空対地ミサイルZAGM-065ランスを放ちガラダとダブラスに攻撃を仕掛けた。

 

ギャリー(プテラスボマー)「セット!」

ミク(プテラスボマー)「いけぇミサイル!!」

 

ドンドンドン!!ドゴォドゴォドゴォォォ!!

 

スパルタンK5「グォォォォ!!」

アルティメットブイドラモン「まずはよけるっそしてフレイムブーメラン!!」

グリカウモン「ドルフィンシューター!」

正太郎「今だ、鉄人!」

鉄人28号「ガォォォォン!!」

 

ブォォォォ!!ブゥンブゥンブゥン!ドシュンドシュンドォォォ!!」

 

スパルタンK5の槍の振りおろし攻撃をアルティメットブイドラモンは1回転しながら回避しスパルタンの足元まで急降下、そこから炎を翼を広げて垂直飛行しながら身体を向けてフレイムブーメランを投げ、

地上にいたグリカウモンはジャンプで槍が道路に降りかかる衝撃音と同時に飛び上がり、

イルカ型銃、ドルフィンシューターで隙を作ったスパルタンに攻撃、

さらに後ろから鉄人28号の両手を握りしめたハンマーパンチを叩き付けて粉砕した。

正太郎はウルトラザウルスの頭部のブリッジからVコンで遠隔操作している。

 

ルキア(グルンガスト弐式)「くっなんて早いんだ!!」

キュアサニー「なんやねんあのライオン!」

甲児(マジンガーZ)「これでとっ捕まえてやる!ロケットパーンチ!!」

 

ドォンドォン!!

 

グルンガスト弐式やプリキュア達はアポロン像を取り込んだアカンベェを追っていたが、四足歩行の脚の走りに翻弄されてしまう。

そこからマジンガーZの両腕を構えたロケットパンチで捕まえようとするが、

それを見たアポロン像アカンベェにまるでフライングディスクを噛み取られるかの様に、飛ばした両腕を投げ返されてしまった。

 

アポロン像アカンベェ「アカンベェ!!」

レン(ゴドス)「全然ダメじゃんか!」

甲児(マジンガーZ)「うるせぇっ!だったらそのゴドスでアイツ倒してみやがれ!」

レン(ゴドス)「無茶言うなよ!ゴドスじゃアイツを速度に追いつけないっての!」

リン(ゴドス)「もう喧嘩してる場合!?」

 

アポロン像アカンベェ「アカンベェ!」

キュアビューティ「早い!」

キュアハッピー「待て~!!」

 

キュアハッピーとキュアビューティが追うのをあざ笑うの様にアカンベェはニヤニヤ笑っていた。

 

ウルフルン「ばーか、そいつのスピードなめんなよ!」

マジョリーナ「今日こそプリキュアに勝っただわさ!」

 

バン(レオストライカー)「まだまだぁ!メチャクチャ動きまくるぜ!!」

アポロン像アカンベェ「アカンベェ!?」

 

ガブゥッゴゴゴゴゴ!

 

レオストライカー・ガンナーモードがアポロン像アカンベェに追いついて、旋回、一気に回り込んでバイトファングで喰らいつき、アポロン像アカンベェと転がり合う。

 

バン(レオストライカー)「もらったぁっ!」

 

さらにレオストライカーはアポロン像アカンベェを投げ飛ばし、そこから背中に装備されたマルチブルキャノンで撃ち抜いた。

 

アポロン像アカンベェ「ア、アカンベェ!?」

アカオーニ「あいつはゾイドって奴オニ!ぶっ壊してやるオニ!」

 

アカオーニがグールから飛び出し金棒を持ち上げて一気にレオストライカーの頭部に叩き付けた。

 

ドォォォォ!!

 

バン(レオストライカー)「うわ、なんだお前!?」

アカオーニ「生意気なライオンオニ、壊してやるオニ!!」

 

ブロッケン伯爵(グール)「勝手に飛び出しててきおって。」

ワイルドタイガー「でりゃぁぁぁぁ!!」

ウルフルン「なっ!?ちぃっ!!」

 

ワイルドタイガーが一気にウルフルン達がいるグールにまで飛び上がり、

自慢のNEXT能力、ハンドレットパワーの馬力でウルフルンにパンチを仕掛けるが、

ウルフルンはなんとか両手がワイルドタイガーの拳を受け止める。

 

ウルフルン「ぐぉっこいつ本当に人間か!?」

ワイルドタイガー「てめぇらバニー達や市民のみんなに何しやがった!?」

マジョリーナ「まだ分からないだわさ?この街の連中から放ったバットエナジーが悪の皇帝ピエーロ様を蘇らせていくだわさ!お前達ヒーローも所詮は絶望の前じゃ無力だわ~さ!」

ワイルドタイガー「ふざけんじゃ…ねぇぇぇぇぇっ!!!」

ウルフルン「のっおわぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

ドォォォォ!!!

 

ワイルドタイガーは怒り任せにウルフルンを両腕を掴んだままグールから投げ飛ばし、地上の地面に叩き付けた。

 

ブロッケン伯爵(グール)「な、なんて奴だ!?」

ワイルドタイガー「りゃあ!」

マジョリーナ「あ、何処へいくだわ…」

竜馬(ゲッター1)「ゲッタァァァァビィィィィム!!」

武蔵(ゲッター1・サブ)「そうはさせるかよ!」

 

ビィィィィ!!ドォォォォ!!

 

マジョリーナ「ゲ、ゲッターロボだわさ、どわぁぁなんとかするだわさ!!」

ブロッケン伯爵(グール)「う、うるさい!黙ってろババァ!」

マジョリーナ「誰がババァだわさ、あたしゃまだそんな歳じゃないだわさ!!」

 

さらにワイルドタイガーはグールから飛び降りて絶望状態のバーナビー達の元へ再度向かった。

そこから追い詰めようとしたグールにゲッター1のゲッタービームが歯止めをかけて攻撃した。

 

バーナビー「…」

ワイルドタイガー「おいバニー、いつまでそうしているつもりだ!?」

ロックバイソン「…」

スカイハイ「…」

ブルーローズ「…」

ドラゴンキッド「…」

ファイヤーエンブレム「…」

折り紙サイクロン「…」

ワイルドタイガー「お前等それでいいのかよ!このまま絶望に沈んでちゃあいつ等の思うツボじゃねえか!」

 

ブルーローズ「私じゃ…歌手になれない…」

ワイルドタイガー「何言ってやがる!!お前らしくねぇぞブルーローズ!」

 

キュアハッピー「あの人…」

ゴウキモン「仲間に必死に説得しようとしている…!」

テツザンモン「たしか例の超能力ヒーローだよな、あのままで大丈夫なのかよ!?」

 

オルタンス「あのお方は…!」

ヴィオレット「絶望に屈しない強さを感じますわ…!」

ムンベイ「そんな事わかんの?」

フィーネ「私にも分かるわ、あの人からは強い心が…誰かを思う強い愛が感じるの…!」

 

ウルトラザウルスのブリッジから戦いの様子を見守っているオルタンス、ヴィオレットの気持ちにフィーネもワイルドタイガーの強い心に同調を感じた様だ。

 

 

スカイハイ「私には…キングに相応しい力はない…」

ワイルドタイガー「ふざけるなぁお前は俺達や市民の立派なキングだろうが!」

ドラゴンキッド「きっと僕じゃみんなを助けられない…」

ワイルドタイガー「やる前からあきらめてどうするんだよ、お前だって今まで沢山犯人捕まえて市民を守ったんだろ!?」

 

ウルフルン「へへへ…無駄だぜ…」

ワイルドタイガー「あんだとぉ!?」

 

ウルフルンが顔面タンコブだらけで地面から這い上がって来て、ワイルドタイガーに語りかけた。

 

ウルフルン「お前達超能力者って本当は嫌われ者なんだろ?もう今のお前達はヒーローじゃねえ…人間共から嫌われたただの超能力者なだけだぜぇ!!」

ワイルドタイガー「違う!…たしかに俺達NEXTはそりゃ嫌われる事だってあるかもしれない…俺だって最初は嫌だったさ…けどなぁ!俺達のヒーローみたいにみんなの為に役立てる事だって出来るんだ!役に立たない人間なんてどこにもいない!俺はそう信じてる!」

 

竜馬(ゲッター1)「虎鉄さん…」

甲児(マジンガーZ)「そうだぜ!俺達はテメェらみたいな連中の思い通りにはなんねぇ!」

ルキア(グルンガスト弐式)「どんなに辛い運命を背負っても、それを支えてくれる人、助けてくれる人はきっといるんだ!」

 

アルティメットブイドラモン「だから俺達は今こうして戦えるんだ!!フレイムゥサァァァァァベルゥッ!!」

キュアハッピー「そうだよ、そして今度は私達がその力でみんなを助ける!!」

 

アポロン像アカンベェ「ア、アカンベェ!?」

 

アポロン像アカンベェが民間人に襲い掛かろうとした時、その振り翳した腕をアルティメットブイドラモンがフレイムサーベルで切り裂き、守り抜く。

そして同時にビルから落ちてくる瓦礫の破片をキュアハッピーが受け止めて絶望に震える民間人の少女を助けた。

 

少女「…!?」

キュアハッピー「フフ…もう大丈夫だよ。」

 

アルティメットブイドラモン「早く避難を!」

弓さやか(アフロダイA)「こっち側なら安全です!」

ボス(ボスボロット)「ほらほらよ!」

民間人達「はい!」

 

アルティメットブイドラモン達はすぐに絶望に震える人々を奮い立たせ、みんなを正気に戻すと避難誘導を行った。

そこに襲って来る機械獣もギャリーやミク、リン、レン達が迎え撃ち、進軍を阻止していく。

 

バーナビー「…僕はきっとこれから先も両親を殺した犯人の手掛かりもつかめず、きっとたどり着くことも出来ない…もう僕には何もないんだ…」

ワイルドタイガー「ば、バニー…お前本気で言ってんのかよ!?あれほど犯人を追って頑張っていただろ!バニー!」

キュアピース「…なった…」

キュアマーチ「ピース?」

 

絶望に飲まれるヒーロー達の元へキュアピースが無言で駆け寄り、大きく叫んだ。

 

キュアピース「見損なったぁ!!!」

ワイルドタイガー「!?」

ロックバイソン「…?」

[newpage]

 

キュアピース「見損なったよ!…私知ってるんだよ。この街でみんなの力になってみんなの為に戦ってくれているヒーローさん達の事…ヒーローさんはね、みんなの目標にもなっているんだよ、ヒーローさんみたいに強くなりたい。ヒーローさんみたいに誰かに喜ばれる事をしてみたい。私はそんなヒーローさんが大好き。だってヒーローさん達がいるだけで私だってもっとお絵かきの上達を頑張れるんだもん。」

バン(レオストライカー)「ああ、その通りだぜ…!(そう、俺だって…父ちゃんが俺にとっちゃヒーローだったからな…)」

ワイルドタイガー「…。」

 

キュアピース「けど今のみんなはカッコ悪いよ!!こんなまやかしの絶望に飲まれてちゃダメ!みんなが辛い時、笑顔にして支えてくれるのがヒーローだよ!?勇気づけてくれるのがヒーローなんだよ!?」

スカイハイ「…!」

ブルーローズ「…!」

折り紙サイクロン「…!」

キュアハッピー「ピース…」

 

キュアピース「私もね、昔は辛かったんだ…パパがいなくなって、辛くなっちゃったんだ…それに泣き虫だし、恥ずかしいかったりする事もあったし…でも、そんな時に私の心の中にヒーローがいて見守ってくれたの。それだけで私は沢山勇気をもらって、友達も沢山できたんだ!絵だって頑張れるようになった、誰かを笑顔にして挙げられた時は凄くうれしかったの。そして次はね…私がみんなを笑顔にしてあげたい!ヒーローさん達みたいに

上手くいくかは分からないけど…それでも私はヒーローさん達からもらった勇気をみんなにあげたい!だからみんな…絶望に負けないでぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

 

キュアピースが涙を浮かべて必死にヒーロー達に呼びかけた。

 

ファイヤーエンブレム「そうよ…まだアタシの炎は沈下してないわよ!」

バーナビー「そうだ…」

ワイルドタイガー「バニー、みんな!」

バーナビー「僕らは…こんな所で倒れてる場合じゃない!!」

ロックバイソン「ああその通りだ…まだ終わっちゃいねぇ!!」

ブルーローズ「こんな所であきらめてたまるもんですか!」

ドラゴンキッド「僕だって…バットエンドなんていやだ!」

折り紙サイクロン「…見切れてたっていいでござる!誰かの笑顔になるのなら!!」

スカイハイ「その通りだ、そしてその通りだ!!僕達は人々を守る為、迫りくる脅威と戦う!!」

 

ウルフルン「なっ!?」

アカオーニ「そんなオニ!?」

ギャリー(プテラスボマー)「どう、これが人間の底力よ!」

キュアサニー「ピースのヒーローを愛する気持ち、たしかに伝わったでぇ!!」

キュアビューティ「私達は絶対に絶望には屈しません!」

スカイハイ「ありがとう、そしてありがとう!君が私達に呼びかけてくれたおかげだ!」

ドラゴンキッド「本当にありがとう!」

キュアピース「みんな…よかった…!」

 

ヒーロー達は立ち上がり、バットエンド王国と機械獣軍団に目を向けた。

 

ロックバイソン「よくもやってくれたな!」

アカオーニ「か、返り討ちにしてやるオニ!同じ角を持ってる奴には負けないオニ!」

ロックバイソン「赤か…上等だ!突っ込んでやるぜぇぇ!」

 

ファイヤーエンブレム「あらアンタ、いい毛皮にしてるわねぇ…アタシに全部よこしなさいよぉっ!!」

ウルフルン「げっ!?」

 

ロックバイソンが闘牛の如く一気にアカオーニに突っ込み、突進を仕掛けた。

アカオーニも金棒持って反撃に出るが、ロックバイソンのNEXT、筋肉硬化によって無力と化し金棒は逆に壊れてしまい、そのまま一気に吹っ飛ばされた。

さらにファイヤーエンブレムがウルフルンを追い回し、炎を操るNEXTで口から火炎放射を吹き、ウルフルンの毛に火をかけた。

 

ウルフルン「どっひゃぁぁぁぁぁぁぁあちぃあちぃ!?所でなんで、なんでお前だけは絶望しなったんだ!?」

 

ワイルドタイガー「んなの決まってるだろ…俺達ヒーローは市民の命を守る!俺達が絶望する時は大切な人達を守ってやれなかった時だ…、だから俺達ヒーローは目の前で苦しむ人々の前で絶望してる暇なんてないんだ!!ここで俺達が絶望したら誰が市民を守るんだ!!」

ウルフルン「ふざけやがって…てめぇみたいな一直線のバカな奴、俺は大嫌いなんだよぉ!!」

ワイルドタイガー「狼が虎に勝てると思うんじゃねぇ!!」

ウルフルン「う、うわぁぁぁぁぁぁ!?」

キュアサニー「プリキュア・サニーファイヤァァァァ!!」

アルティメットブイドラモン「アルティメットォォォフレァァァァァ!!!」

 

ドォォォォ!!ドォォォォ!!ジャボォッン!

 

ワイルドタイガーはそのハンドレットパワーの肉体で襲い掛かるウルフルンを海に向けて掴み投げ飛ばした。

さらにそこからキュアサニーがサニーファイヤーを、

アルティメットブイドラモンがアルティメットフレアを叩き込んだ。

 

ファイヤーエンブレム「あらぁアンタ達も火を使うのね!ねぇアタシと組まない!?」

キュアサニー「アンタの炎もすごいんやなぁ!いいでぇ!」

アルティメットブイドラモン「く、口から火を噴く人…!?」

 

アポロン像アカンベェ「アカンベェ!」

 

バーナビー「アポロンメディアの像をあんな物に…!」

ワイルドタイガー「能力終わる時間寸前だ、いっちょやるか!」

バーナビー「ええ虎鉄さん!」

 

アカンベェが飛び掛かる、ワイルドタイガーとバーナビーも飛び上がり2人で息の合った回転キックで返り討ちにして吹っ飛ばした。

 

ドォォォォォォォ!!!

 

アポロン像アカンベェ「アカンベェェェェ!?」

 

 

機械獣トロスD7「グォォォォ!!」

テツザンモン「くそっ突っ込んでくるぞ!」

レン(ゴドス)「やべぇっ!?」

ブルーローズ「まかせてぇ!」

 

機械獣トロスD7が突っ込みを仕掛けて来た、

そこへブルーローズがフリージング・リキッド・ガンから水を放ち、

氷を操るNEXTで道路を凍らせて滑らせた。

 

キュアビューティ「プリキュア!ビューティブリザード!」

 

カチチチチチ…ガチチガチチチ!!バリィィィ!

 

さらにキュアビューティのブリザードがトロスD7を凍らせて封じ込め、その氷は機械獣ごとバラバラになった。

 

ブルーローズ「やるぅ!」

キュアビューティ「いえ、恐縮です…。」

ブルーローズ「そんな事ないって、貴方もすごいわよ!」

 

 

キュアマーチ「プリキュア・マーチシュート!!」

スカイハイ「スカーイハーイ!!」

 

ブロッケン伯爵(グール)「う、うわぁぁぁ暴風がぁぁぁ!?どっひゃあ!?」

 

ブォォォォォォドォォォォ!!

 

スカイハイのNEXTで起こした突風がキュアマーチのマーチシュートに追い風を与え、グールにさらに大きな一撃を与えた。

その反動でブロッケンの分離していた生首が転がり、胴体がそれを追いかけていた。

 

キュアマーチ「凄い、風を操れるなんて!」

スカイハイ「ハハハ、君も立派な風使いじゃないか!」

 

ドラゴンキッド「サァーーーーッ!!」

キュアピース「プリキュア・ピースサンダー!!」

機械獣スパルタンK5「!?!?!?!?!」

 

バリィィィィィィ!!!

 

ドラゴンキッドの雷を操るNEXTとキュアピースのピースサンダーが合わさり、巨大に雷が生まれ、一瞬で機械獣スパルタンK5を灰にした。

 

キュアピース&ドラゴンキッド「いぇーい♪」

 

甲児(マジンガーZ)「へっ超合金Zにはそんな攻撃ビクともしねぇよ!光子力ビーム!」

機械獣トロスD7「…!!」

 

機械獣トロスD7の角をへし折り倒し、マジンガーZの装甲は傷ひとつついてない事を見せつけた。

そして光子力ビームを決め、援護でアフロダイAのミサイルとテツザンモンのヘビーブラスター、ゴウキモンの幻鬼刀が炸裂し鉄人28号のキックが、撃破した。

 

するとその装甲から…。

 

鉄人28号「ガォォォォォン!」

折り紙サイクロン「流石は日本のスーパーロボットでござる!」

甲児(マジンガーZ)「お前何処から出て来たんだ!?」

正太郎「装甲から顔を出している…?」

 

折り紙サイクロンがマジンガーZの装甲から顔出して浮き上がるかの様に手で来た。

擬態するNEXTを操る折り紙サイクロンの得意技である。

 

ゴウキモン「防御は完璧だ…防御は…。」

 

オルタンス「あれがNEXTの力…!」

ムンベイ「惑星Ziにはあんな人間いないから本当に驚かされるわ。」

ヴィオレット「そしてそれが人々を守る為に…すごく素敵です!」

ポップ「まさに伝説の戦士に匹敵する力でござる!」

ジーク「キュイキュイ!」

マルスモン「そう、NEXTに限らず誰にでも誰かを助けられる力はあるんだ。(ライザ、ホルス、ユーキ、徹平…お前達にもな!)」

 

隼人(ゲッター1・サブ)「まさに超人技だ…!」

 

 

グリカウモン「よし、ハッピー!今だ!」

キュアハッピー「はい!プリキュア・ハッピーシャワー!!」

 

バァァァァァァ!!!

 

キュアハッピーがアポロン像アカンベェにハッピーシャワーを浴びせ、トドメをさした。

 

アポロン像アカンベェ「アカンベェェェェ!?」

 

そしてアカンベェの赤っ鼻は消滅し、デコルとなる。

デコルはキャンディの持つデコルデコールに収納されていき、取り込んでいたアポロンメディアの像は無事に元の場所に戻っていった。

 

キャンディ「デコルがまた増えたクルー!」

 

マジョリーナ「そ、そんな馬鹿なだわさ…」

ミク(プテラスボマー)「さあアンタ達これでお終いよ!」

テツザンモン「それともまだやるか!?」

 

ブロッケン伯爵(グール)「グゥゥゥ…まあいい今日の所はこれくらいにしておいてやる…後は置き土産を置いておこう、爆撃獣グロイザーX10!!シュテルンビルトを木端微塵にしてしまえ!!」

アカオーニ「あ、帰っちゃうオニ置いてかないでオニー!!」

 

グールから超大型の爆撃機の様な形状をした爆撃獣グロイザーX10をシュテルンビルトに向けて放ちグール、ウルフルン達と共に撤退していった。

 

弓さやか(アフロダイA)「あ、あれは…!?」

バーナビー「…一体?」

ロックバイソン「こっちに落ちてくるぞ!?」

 

マルスモン「いかん!!」

オルタンス「マルスモン様!?」

マルスモン「みんな聞け!あの機械獣には増大な量の爆薬が入ってる!落ちれば…シュテルンビルトは壊滅するぞ!!!」

 

ワイルドタイガー「なんだってぇ!?」

ドラゴンキッド「そんな!」

キュアマーチ「あんな大きいの防ぎようがない…!」

ボス(ボスボロット)「ひぇぇぇぇもうダメだぁ!!」

正太郎「鉄人のパワーでも間に合うかどうか…!!」

 

 

爆撃獣グロイザーX10「…。」

 

こうしている間にも爆撃獣グロイザーX10はシュテルンビルトに向けて落下していく。

 

ルキア(グルンガスト弐式)「皆さん、下がってください!グルンガスト弐式で受け止めて阻止します!!」

 

キュアビューティ「ルキアさん!?」

バーナビー「一体何を!?」

 

グルンガスト弐式が皆の前に立ち、両手を張り手にしてかまえてグロイザーX10を受け止める態勢に入った。

そのルキアに対し皆が反対の声を上げる。

 

大塚長官「ルキア君、無茶はいかん!!」

ワイルドタイガー「おい、何言ってんだ!?」

キュアハッピー「ルキアちゃん!」

ルキア(グルンガスト弐式)「やよいちゃんやタイガーさんだって言ってたじゃないか、誰だって誰かを守る事が出来るって…!」

キュアピース「けどそれでルキアちゃんがいなくなったらなんの意味もないよ!!」

ワイルドタイガー「そうだ、あんな爆弾機械獣俺達で…!」

 

バン(レオストライカー)「けどどうやって防ぐつもりだ!?」

ゴウキモン「あの大きさでは幻鬼刀でも…」

アルティメットブイドラモン「アルティメットフレアで接近して…」

グリカウモン「アルティメットフレアは接近戦用だ、近くで撃ったら君まで巻き込まれるよ!」

甲児(マジンガーZ)「くそっどうすりゃいいんだよ!」

スカイハイ「一巻の終わりなのか…!」

 

皆がグロイザーの対応に焦りを露わにしていた。

だが、そこへ一人の男がグルンガスト弐式のとなりに立つビルの屋上から現れた。

 

イングラム「お前の念動だ!!」

ルキア(グルンガスト弐式)「!?」

 

ルキアはいきなりの男の登場に驚いた。彼はルキアに呼びかける。

 

ルキア(グルンガスト弐式)「貴方は!?」

イングラム「何をしている、お前の持つ念動力を解放し念動フィールドを発動させろ!!」

 

弓さやか(アフロダイA)「あ、あの人は…!?」

キュアサニー「なんやあのおっちゃん!?」

ファイヤーエンブレム「けどいい男じゃない~。」

 

オルタンス「あの方は…!?」

大塚長官「んん!?あの男…何処かで見覚えが…!?」

マルスモン「…!彼は…!」

 

ルキア(グルンガスト弐式)「念動…!?それは一体」

イングラム「お前にはグルンガスト弐式の全てを完全に引き出す能力を備えている、さあ発動させろ!自分の持つ全てを弐式に集中させろ!」

 

竜馬(ゲッター1)「グルンガスト弐式の事を知っている!?」

ミク(プテラスボマー)「ルキアが持つ能力…って!?」

ギャリー(プテラスボマー)「なんでもいいわ、ルキア言う通りにして!今は貴方だけが頼りよ!アタシはそれに賭けたわ!」

アルティメットブイドラモン「ルキアさんにその力があるなら…俺も乗った!」

折り紙サイクロン「妙な奴でこざそうろう…しかしやって見る価値はあるでござる!」

 

ヴィオレット「ルキア様!」

正太郎「ルキアさん!」

 

ルキア(グルンガスト弐式)「分かった…僕の持つ全てを…グルンガスト弐式に集中させる…!」

 

ルキアは目を閉じ、操縦桿を握り続けた。

すると周囲の声は聞こえなくなり、グルンガスト弐式の鼓動音だけが聞こえてきた。

ルキアはそれをグルンガスト弐式の声と解釈し瞬時にそれを読み取る。

 

ルキア(グルンガスト弐式)「(そうか…そうだったんだね…わかった、やって見る!)」

 

その同時、グロイザーX10がグルンガスト弐式に迫っていた。

そしてルキアは同時に目を開く。

 

ルキア(グルンガスト弐式)「…念動フィールド・展開!!」

 

グルンガスト弐式の全身を覆う様にバリアが展開され、グロイザーX10を弾き返した。

同時にグルンガスト弐式もジャンプでとび立ち、ブースターを起動。

そのままグロイザーX10を掴み持ち上げ、上空へ投げ返した。

 

キュアハッピー「ルキアちゃん!」

ワイルドタイガー「やったぜぇ!」

ロックバイソン「押し返しやがった!」

甲児(マジンガーZ)「一気に決めてやれ、ルキアちゃん!!」

 

イングラム「そうだ、計都瞬獄剣を使え!」

 

ルキア(グルンガスト弐式)「はい!!…天に凶星!地に精星!残酷な運命を切り裂け、必殺・計都瞬獄剣!!いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!」

 

ゴォォォォォォォ!!!スパァァァァァァァァン!!

 

グルンガスト弐式の右手を左手と合わせ、

そこからエネルギー上の刃の必殺剣、計都瞬獄剣が出現する。

グルンガスト弐式はされを構えさらにブースターを全開にしそのまま一刀両断でグロイザーX10を切り裂いた。

 

爆撃獣グロイザーX10「!?!?!?!?!!?」

 

ゴォォォォ…チュドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!

 

 

上空でグロイザーX10は大爆発した、シュテルンビルトは守られたのだ。

そして爆風の中から弐式が変形したGホークが舞い戻って来た。

 

ルキア(Gホーク)「みんなぁぁぁ!!ただいまぁ!」

アルティメットブイドラモン「ルキアさん!」

キュアハッピー「ルキアちゃん、お帰り!!」

キュアピース「ルキアちゃんとグルンガスト弐式のコンビ…もう最高だよ!」

ギャリー(プテラスボマー)「やったじゃないルキア!」

 

オルタンス「ルキア様が皆様をお救いしたのですね…!」

ヴィオレット「ルキア様の思い、私達にも伝わりましたわ…!」

 

 

ワイルドタイガー「今日のヒーロー…あのルキアって子とあいつらでいいんじゃないか?」

バーナビー「完全に僕らの負けですね…」

ブルーローズ「ポイントはなくなっちゃたけどね、でも街の人達を守れればポイントとか人気とかなんて二の次よね。」

スカイハイ「その通り、そしてその通り!」

 

キュアハッピー達やタイガー達も一安心してルキアを迎え入れる。

そこにヒーロー達のウォッチにアニエスから通信が入った。

 

アニエス『ボンジュール、ヒーロー!』

ドラゴンキッド「アニエスさん、無事だったんですか!?」

アニエス『大事な仕事とスクープの前で絶望なんてしてられないわよ、ケインとメアリーをたたき起こして続けていたやったわ!』

 

キュアマーチ「え、ちょっと待てもしかしてテレビで中継されてたの?」

キュアピース「そうだよ、元々シュテルンビルトでヒーローの活躍を生放送で見れるHEROTV、私衛星放送でいっぱい見てたんだから!」

 

アニエス『ちょっと番組に若干混乱が入ったけど…まあ今回はこれで良しとしとくわ、それから今回駆けつけたゲッターロボ達、彼等が依然伝えた特別隊よ。』

 

ロックバイソン「じゃあお前達が!?」

バーナビー「そうかあのウルトラザウルスは…!」

ワイルドタイガー「そっかー、そういう事だったのか!」

アルティメットブイドラモン「よろしくお願いします!」

スカイハイ「こちらこそ、そしてこちらこそ!」

 

マリオ『機械獣軍団、突如現れた謎の集団は今日も我らのヒーロー達の活躍によってシュテルンビルトは守れました!市民の皆さん、ヒーロー達に、そして今回共に戦ってくれた異国のヒーロー達にも盛大な拍手を!!』

 

シュテルンビルト中の民間人達からヒーロー達や特別隊一同に盛大な歓喜の声と拍手が送られた。

 

キュアハッピー「え、え、あははは照れるなぁ~」

グリカウモン「こうして歓迎されるとなんだか恥ずかしいね。」

ボス(ボスボロット)「イェーイボスボロット様をよろしくだわ~さ~!」

ヌケ(ボスボロット・サブ)「ボス今回何もしてないよね。」

ムチャ(ボスボロット・サブ)「うん。」

ルキア(Gホーク)「ははは、今回はやよいちゃんのヒーローを愛する気持ちがみんなを救ったんだ!」

キュアピース「そ、そんな私は…」

ワイルドタイガー「よっ今日も一番のヒーロー!」

 

ワイルドタイガーはヒーロースーツのメットのフェイスを外して笑顔を見せ、キュアピースと握手を交わした。

 

キュアピース「わ、私ワイルドタイガーさんのファンなんです!こんな所で握手できるなんて光栄です!」

ワイルドタイガー「マ、マジ!?」

 

イングラム「…ルキア、グルンガスト弐式の性能を全て引き出せた様だな。」

ルキア(Gホーク)「そうだ、貴方は!?」

大塚長官「そうそう、思いだしたよ、彼はイングラム・プリスケン・グルンガスト弐式を開発したSRX計画の責任者だ!」

ヴィオレット「SRX計画…?」

 

テツザンモン「開発者か…通りで弐式の事知ってる訳だ。」

ミク(プテラスボマー)「ねえあの人に頼めばスーパーロボットとか作ってくるんじゃない?」

弓さやか(アフロダイA)「流石にないんじゃないかしら…?」

 

 

イングラム「(特別隊、面白い人材が中々そろってるな、奴等がどう成長するか楽しみだ…。)」

 

ビルの屋上から戦い終わり、周囲から歓喜を受ける彼らをただずっと見つめるイングラムを屋上のドアの前でユーリがイングラムの背中を見続けていた。

 

ユーリ「(イングラム・プリスケン、彼は普通の人間とは何か違う、彼の本当の真意とは…?)」

 

こうしてシュテルンビルトの戦いは一先ず幕を閉じた。

そしてここから特別隊とシュテルンビルトで侵略者と戦うヒーロー達が共にこれから力を合わせる事となる。

 

ウルトラザウルス艦内・通路。

 

マルスモン「そうですか…やはりハンス中佐は…補給の件、了解しました。ありがとうございます!はい?あの機体を…!?」

 

マルスモンは端末越しに誰かと通話していた。

通話の先の話、それは今回の戦いと同じ頃に起きていた出来事であった。

 

スーパーヒーローウォリアーズ第10話 完。

 

第11話 良い子は無茶な賭け厳禁 に続く。

 

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