前回、ニューヨークにてレジェンズサーガの子供達の両親が機械獣軍団に連れ去られると言う事件が起きた。
シュウゾウ・マツタニらサーガの子供達は両親を取り返すべく特別隊に同行するのであった。
ニューヨークを離れ、特別隊のウルトラザウルスはもうすぐ補給物資の乗せたタウゼントフェスラーと合流するのであったが…。
今回は格納庫から物語を始めよう。
ウルトラザウルス格納庫。
ジーク「キュイ~♪」
ホァン「ハハッジーク本当にお利口さんだね。」
ガリオン「この者は…生き物なのか?」
バン「ジークはオーガノイドって言って、他のゾイドの融合する事によってそのゾイドのパワーを引き出したり、ダメージを回復させたりする事が出来るんだ、なあジーク?」
ムンベイ「あの頃のバンはよくジークの力に頼りぱっなしだったわよね~?」
バン「ム、ムンベイ;まあ今はこうしてジークにはミク達のアシストも頼んでもらってるんだ。」
ジーク「キュイキュイ!」
ズオウ「ジーク、凄い凄い!」
各機体のメンテナンスをしているロバート、リン、レン、ルキア、正太郎にゼロハチ、マジンガーの点検をしている甲児達を背景にキャットウォークにてメグやマックにホァンがジークを囲んで談笑していた。
メグ「機械なのに生きてるって不思議ね…。」
マック「地球の外は不思議でいっぱいなんだな…」
ガリオン「地球の外の者については置いておくが…私はやはりロボットと言う物はやはり好きには慣れん…。」
やよい「ええっそんな!?マジンガーもゲッターもカッコいいのに!!」
バーナビー「そう言う問題じゃないと思います。」
ショックを受けるやよいに、ロバートやリン達整備班の手伝いをしていたバーナビーが捕捉する。
ガリオン「私は地球の緑あふれる自然の方を好む、すまんが今の人間の科学や文明にはどうも理解出来んのだ…。」
マック「ガリオン…みんなごめんなんだな…」
ロバート「仕方ないさ、実際に機械が苦手な人間だっているからな。」
ガリオンはそう言ってマックにタリスポッドにカムバックを要求し、マックはそれを聞いてタリスポッドにカムバックさせソウルドールに戻し移動した。
れいか「自然を愛するゆえなのでしょうか…」
ユーキ「たしかに人間の文明が発展して昔よりも自然が減っちゃった訳だし…って言いだしたらきりがないからやめておくよ。」
なお「所でバーナビーさんはリンちゃん達のお手伝いですか?」
バーナビー「ええ、機械関係も少しかじっているので僕もちょくちょく皆さんのお手伝いを…」
シュウ「ギャァァァァァ!!!」
シロン「ガガガガガ~!!」
突然シュウが飛び出しねずっちょシロンを頭に乗せて何かから逃げる様に現れた。
ライザ「お、おい…シュウてめぇだけ逃げるなんてずりぃぞ…!!」
みゆき「わ、私ももうダメ~…」
あかね「あかん…ほんま死ぬわ~…」
やよい「みゆきちゃんにあかねちゃん!?」
徹平「…ごめん…そろそろ休憩させてぇ…」
ユーキ「徹平君も…」
斉藤さん「まだトレーニングは終わってないぞ!!!!!あと10分以内にスクワット4万回、それが出来なければ追加で腕立て伏せ1万回だ!!」
斉藤さんが物凄い大声でメガホンを持って追いかけて来た。
徹平、シュウ、シロン、みゆき、あかね、ライザ等は先ほどから物凄い訓練をやらされてもう限界を感じて逃げて来た様だ。
ギャリー「あのさぁ…10分とか5分以内にスクワット500万回とか無茶言わないで頂戴…」
キャットウォークの通路からクタクタなギャリーもやって来た。
斉藤さん「…ボソボソ…」
バン「?え、なんだって?」
斉藤さん「貴様らもサボってないでトレーニングだ!!!さあこいやオラァッ!!!!」
なお「こっ、こうなったら直球勝負!」
バン「な、マジかよ!?」
やよい「うわ~ん、勘弁してぇ~」
ムンベイ「フィーネ、私達は行きましょう…」
フィーネ「え、でも…う、うん。」
メグ「わ、私とズオウもちょっと用事が…」
なおは覚悟を決めて恐らく地獄とも呼べるトレーニングに背筋が凍ったバン達を引き連れて行った。そしてムンベイとフィーネ、メグ等は咄嗟にこの場を去る。
そんな中格納庫の奥では。
レン「くっそぉ…ゴドスももっと強い武装がありゃなぁ…」
リン「小型のゴドスに大きい武器なんて積んだら動けなくなるじゃないの。」
レン「けどさぁ、いつまでもこの装備じゃ機械獣やメカザウルスの大群とじゃまともに戦えねぇし、俺達だって本当は…」
甲児「どうしたんだよ、レン?」
乗機であるゴドスをただずっと眺めるレン、そこに甲児達がやって来た。
レン「いいよなぁ?お前みたいに能天気にロボットに乗ってる奴。必死にここまで苦労した俺らと違ってさぁ。」
甲児「な!?てめぇもういっぺん言ってみやがれ!」
レン「何度でも言ってやるよ!少なくとも俺には甲児が普段から戦いがしたくてウズウズしてる様に見えるぜ!!」
甲児「てめぇ俺がまるで好きで戦いやってるみたいに言ってるじゃねぇか!」
レン「違うってのかよ、そっちはさぞかしお強いスーパーロボットのマジンガーZがあるからいいだろうけどさ、その後ろでいつも誰が援護してやってんだか言ってみろよ!」
甲児「お前…!」
リン「レン!」
レン「なんだよ!俺達だって元々好きで戦いなんてやってる訳じゃないんだよ、好きで戦いやってる奴にはわかねらぇよ!!」
甲児は思わずレンの首元を掴み、レンも甲児の腕を力強く握りしめて爪を立てた。
レン「お前は強いからそんな風に戦えるだろうが俺やミク達はそうじゃないし、元々は違うんだよ!!」
甲児「いでっ!何が違うってんだよ!?」
正太郎「ダメですよ喧嘩は!!」
リン「ちょっとやめて!」
弓さやか「甲児君もよ!」
ロバート「お、おい誰か止めろ!!」
ルキア「甲児さん、レン君!!」
甲児とレンが喧嘩を始め、それを見たリンやさやか達がすぐさま止めに入った。
少なくともレンは何か抑えられない物を持っていたようだが…。
ウルトラザウルス・ロビー。
甲児「くそっレンの奴…」
ルキア「…甲児さん」
オルタンス「どうなさいました?」
椅子に座り、先ほどのレンと喧嘩で気分を悪くしてしまった甲児、それを宥めるルキアとローレライの元へオルタンスとヴィオレットが通りかかる。
甲児「なあ、俺ってさあ、とにかく戦いがしたくてウズウズしてる様に見えちまうのかな…」
ルキア「え…」
甲児はルキア達に問う。
甲児「レンの言った通りだ、俺ってもしかして戦いを楽しんでるんじゃないかって…」
オルタンス「兜様…」
ヴィオレット「…そういえば兜様はどうして戦ってらしてるのですか?」
甲児「あの日だった、マジンガーZを作ったおじいちゃんがあの日…」
そう、あの日だった。
見た目は恐ろしい形相であるが心優しい甲児の祖父・兜十蔵博士が甲児と弟のシローを自宅の秘密の研究室に呼び出したあの日だった。その日は悪の天才科学者Dr.ヘルが世界征服を宣言したあの日に起きた事だ。
そして部下であるあしゅら男爵率いる機械獣が襲来、あしゅら男爵によって十蔵博士が瀕死になってしまう。
甲児とシローはパニックになる、
だがそこに十蔵がその間際に開いた格納庫から出した鉄の巨体が甲児とシローの前に現れた。
兜シロー「あ…悪魔だ!」
そうだ!悪魔だ、光無き漆黒の空に聳える巨大な悪魔の影!それはまさにこの世の全てを破壊するかの如く!大地を覆い尽くそうとしていた!
だが甲児は違った、違う!悪魔ではない!これは神だ!全知全能の神の姿だ!誰がなんと言おうと神なのだ!!
兜十蔵博士「甲児…パイルダーに乗るんだ…!パイルダーに乗りZとひとつになるのだ…!!」
甲児「Zと…ひとつに…おじいちゃん喋っちゃだめだ!!」
兜十蔵博士「いいか…甲児、その時お前は超人じゃ!いやそれ以上、ホバーパイルダーに乗り、マジンガーZと頭部にパイルダーオンをする事により、お前は神にも悪魔にもなれるのじゃ!!」
甲児「神にも悪魔にも…!?」
兜十蔵「行け甲児!操縦方法なぞ適当でもお前の闘志を奴等にぶつけてやれ!!怒れ、叫べ、マジンガーは必ず応えてくれる!マジンガーZを世界を救う神にするか、地球を破壊する悪魔にするかは全てお前の自由、世界はお前の思うがままじゃ!甲児とシローがマジンガーを糧に強く生きてくれる事こそがワシの最後の願いじゃ…!」
甲児、兜シロー「おじいちゃん!!」
兜十蔵博士「戦え!!お前達がここから生き延びるにはそれしかない!!」
ドガァァァァァ!!!
甲児「お…おじいちゃん…わかった…」
兜シロー「兄貴!?」
甲児「行くぞシロー!うぉぉぉぉぉぉぉ!!」
甲児とシローに抱きかかえられた十蔵博士がその言葉を残し息を引き取った。
そしてその悲しみと怒りの矛先を実質十蔵博士を殺したあしゅら男爵に向け甲児はパイルダーに乗りマジンガーZとパイルダーオン、あしゅら男爵の率いる機械獣を次々と倒していった。
だがマジンガーZは暴走、そう悪魔のごとく暴れ始めたのだ。
そこへ弓さやかのアフロダイAが駆けつけ食い止め事態は収まったのだった。
それ以来甲児と弟のシローは十蔵博士の弟子である光子力研究所の弓教授の元でこの世界を襲う侵略者と戦う事を決意した。
オルタンス、ヴィオレット「…」
ルキア「…それが神にも悪魔になる力…」
甲児「けどやべぇよな、レンにああ言われちまったら俺はもしかして悪魔になりかけてたりしてな…」
徹平「そんな事ないよ!」
甲児「徹平!…みんな訓練大丈夫だったか?」
訓練を終えた徹平、ギャリー、虎鉄、みゆき、やよい達がやって来た。
徹平は甲児の話を聞いていた様で甲児のその呟きを否定した。
みゆき「もうクタクタでハップップ~…」
虎鉄「聞いたぞ、レンと喧嘩しちまったってな。」
甲児「まいっちまったよ…けどレンの奴も言っていい事と悪い事があるぜ。」
ギャリー「でもね甲児、これまでの戦いみんなとの連携で乗り越えられたのは事実でしょ?たしかにマジンガーは強いわ、でもどんな強い力を持ってもいつかは限界が来る、それはアンタだって知ってるはずよ。」
甲児「…。」
虎鉄「いいか、俺だってこうしてワイルドタイガーをやってられるのは俺一人の力じゃない、そうこれまで俺と慕ってくれた人達や俺を見守ってくれてる人達、俺にヒーローへのきっかけを作ってくれた人…」
虎鉄はこの時、自分の記憶にいる者達を連想しながら甲児に指摘した。
バーナビー、やアントニオと言ったヒーローの仲間、前の会社でヒーローしていた時にお世話になっていたベンさん、故郷で暮らす母親の安寿、兄の村正、娘の楓、そして今は亡き妻・友恵…そしてかつて自分にヒーローの道のきっかけを作ってくれたMr.レジェンド…彼らの事を思い出した。
虎鉄「そういった人達が支えてくれたから俺がここにいる、お前は違うのか?」
甲児「…いや、虎鉄さんの言う通りだ、俺だってこうしてここまで戦ってこられたのは、さやかさんや弓教授達にシロー…そしてここにいるみんながいるからだ。」
ボス「おい兜!俺様を忘れてねぇだろうな!?」
甲児「何いってんだよ、お前みたいにメチャクチャやってる奴の事忘れる訳ねぇだろ!」
やよい「それってどっちの意味なんだろう…」
ボス「なんか引っかかるけどよぉ、まあそういう事にしてくだわさ。」
徹平「俺は絶対、甲児兄ちゃんはマジンガーを悪魔にしないと信じてる。」
甲児「徹平?」
徹平「あの時…闇軍団に襲われた俺やカガリにオルちゃんヴィオちゃんを救ってくれたのは甲児兄ちゃんだった、その時の俺には甲児兄ちゃんが誰よりも勇敢で誰かを救えるヒーローだった。実は俺が戦おうって思ったのもそんな甲児兄ちゃんみたいになれるかなって少し思ってたんだ。あ、もちろんワッ太君もだよ!」
みゆき「私も分かる、それ~!」
シュウ「そうそう、男はやっぱ強い男に置こがれるもんさ~」
徹平にはあの時自分を救ってくれた甲児が誰よりもヒーローに見えた。
甲児「徹平…ハハハ、俺ちょっとどうかしちまってたな。そうだ、俺は絶対マジンガーZを悪魔にはしない。だからっていきなり神様になるつもりもない、今はその力を俺が守るべき物を守る為に使う!最初はおじいちゃんの仇を撃つ為に機械獣と戦っていたけど、それじゃダメなんだ。それよりも侵略者に苦しめられている人達を助ける為にマジンガーZの力を発揮させるってな。」
ヴィオレット「兜様のその熱い思い…素敵だと思いますわ。」
オルタンス「それが兜様のRomanなのですね…」
甲児「へ?」
ヴィオレットとオルタンスが甲児のその熱い心に感激した。
そこへシュウが何か勘違いして。
シュウ「何々、ロマンってマロンの親戚かなんか俺も食ってみてぇよ、何処にあんの!?」
オルタンス「えっ…」
ヴィオレット「あのっそれは…;」
シロン「ガガ、ガガガー…(多分違うだろ…)」
れいか「自分でロボットを作ってしまうとはとても凄いおじい様なのですね。」
ネイサン「ビックリしちゃうわ~」
虎鉄「(まあ、言っちゃ悪いがとんでもねぇじいちゃんだな…;)」
ギャリー「(神にも悪魔になるのも自由なんて…無茶苦茶な遺言言ってくれたわね…;)」
虎鉄とギャリーはやや十蔵博士の少々マッドサイエンティスト気味な部分にちょっと違和感を覚える。
甲児「所でレンはまだ格納庫か?だったらすぐに仲直りしてこないとな。」
ローレライ「さっきミクさんに聞いたんですけど…大塚長官達の許可をもらってさやかさんやリンさんと一緒に偵察に行ったそうです。」
甲児「え、それホントか!?」
ローレライ「はい。」
レンはリンや弓さやからと偵察に出ていた事が分かった、
そのレン達は自分達の機体に乗ってウルトラザウルスの前方から少し離れた平地を歩行している。
どうやらこのルートは補給部隊が来るはずであり、先に迎えにいく様な物だった。
レン(ゴドス)「…」
リン(ゴドス)「気分転換にいいと思ったんだけど…もういい加減にしたら?」
レン(ゴドス)「リン姉はこれでいいのかよ…」
弓さやか(アフロダイA)「ねえ、2人やミクちゃん達って何かあったの?」
リン(ゴドス)「…」
弓さやか(アフロダイA)「あ、ごめんね!言えないからそれでいいから、さっきのレン君の様子を見たらちょっと気になって…」
リン(ゴドス)「ごめんなさい、説明するとちょっとややこしい事になりそうだから…」
弓さやか(アフロダイA)「…」
さやかがリンにさっきのレンの言動に何か気になる事があったので少し聞いてみたが、リンは何かほのめかす様に口にしなかった。
レン(ゴドス)「まあ、今の俺達はコトブキアームズ社の社員でバン隊長達が地球に来た時、そのサポートで俺達はウルトラザウルス隊に所属する事になったって所かな。」
リン(ゴドス)「そういえばルカって今DSCデジモンの開発に参加してるって聞いたけど何してるのかしらね。」
レン(ゴドス)「さあな、メイコ姉やカイト兄ちゃんにGUMIも今頃何してんだろうな…。」
弓さやか(アフロダイA)「あら?」
その時さやかがアフロダイのコクピットのレーダーで何か変な周波数を感じ取った。
すると同時にレンとリンが前方を確認すると
リン(ゴドス)「…ねえ、何あれ?」
レン(ゴドス)「な、なんだありゃ?」
弓さやか(アフロダイA)「…あぶない、気を付けて!!」
ゴドス2体とアフロダイAの前方には何か黒い靄の様な物体が浮いていた。
その瞬間靄はこちらに接近してきたのだった。
ウルトラザウルス・ブリッジ。
メグやディーノ達がブリッジいる大塚長官、イングラムと何か相談していた。
メグ「大塚長官、私達の両親の事何か分かりましたか?」
大塚長官「ああ、現在ICPOにいる私の後任の闇黒寺警部に君達の周囲の操作を依頼している。少なくとも君達の両親が全員消えた時間がほぼ同一であり、その近くに妙な集団の目撃例が上がってる。」
ディーノ「間違いないです!」
グリードー「これで確証は得たぜ、間違いなく機械獣軍団の連中だ!」
大塚長官「ただ何故奴らが君達のご両親を狙ったのか…そこが一番の謎なんじゃよ…」
ウォルフィー「心辺りといやぁあいつらがレジェンズを捕えるって言ってた事ぐらいだな。」
リーオン「それがどう関係あんだろ?」
大塚長官「ふむ、実はもうひとつ気になる報告もあってだな。」
マック「?」
大塚長官「君達の持っているレジェンズのタリスポッド…だったか?それの玩具を販売しているDWCの本社から機械獣軍団の襲撃を受けて私的財産を奪われた報告を来ているんだ。」
ガリオン・ドール「なんと…!?」
グリードー「待てよ…その私的財産ってのはレジェンズ関係の奴か!?」
イングラム「可能性は極めて高い、ニューヨークにはこれまでレジェンズと呼ばれるモンスターの目撃例が後を絶たないと聞く、それがお前達の事なのは間違いないが…他にもまだいるはずだな?」
メグ「はい、私達が本物のレジェンズ…ズオウやシロン達と出会って以来、色々あって敵のレジェンズ達と戦う事が多くなりました。」
イングラム「ICPO、そしてプリべンターの報告の中にはニューヨークに出現したレジェンズの大半はDWCが関わっていると事だ、間違いないな?」
ディーノ「はい、一部例外もありましたが…」
ウォルフィー「ん、プリベンターってなんだ?」
イングラム「口を滑らした様だ、忘れてくれ。」
リーオン「は?」
イングラム「我々の敵は共通だ、君達の両親を助ける為には我々だけではなく君達自身の力を必要となる、よろしく頼むぞ?」
メグ「はい!」
ズオウ「ズオウ!了解!!」
グリードー「(このロンゲの男、どうも上から目線だな…)」
大塚長官「うむ、大変良い返事だ!」
イングラム「ああ、そういえば補給部隊と合流する地点に到着するはずだが、レーダーには何も見えないのはどういう事だ?」
ムンベイ「おっかしいわねぇ…そろそろウルトラザウルスのレーダーの射程圏内に反応があってもいいはずなんだけど…」
フィーネ「ちょっと待って!」
レーダー索敵を行うフィーネが何か異変に気付いた。
フィーネ「この先の合流する地点から先の進路におかしな周波数をキャッチしたわ。」
ムンベイ「何それ?」
イングラム「…?」
フィーネ「その周波数の発生源はおそらく補給部隊がこちらに向かってるはずのルート…私、何か嫌な予感がするの…!その上この方角はさやかさんとリンちゃん達が偵察に言ってるはずだわ!」
イングラム「!!」
ムンベイ「大変だわ、あの子達の反応も消えている、行くしかないわ!」
イングラム「各自戦闘態勢を伝えろ、その場所へと向かう!(…まさかな)」
ウルトラザウルス艦内に第一戦闘配置の知らせが来る、
イングラムはその周波数に何か気がかりを感じた。
時刻は日の沈む夕方となっていた。
アメリカの静かな土地の平野に突如現れた黒い靄の物体の中、
そこは真っ暗な暗闇の空間で時折逆様のジャングルジムがあちらこちらにある。
その暗く時折何度もあちらこちらで一瞬だけ小さく白く光が見え隠れした。
補給部隊のタウゼントフェスラーがその空間の中を彷徨い続ける。
さらにそれを囲む姿もあった。
この漆黒の闇の空間にいると思われ、動物の様な姿に変化したりトゲを持った丸い玉状にも変化する使い魔ULLAが数え切りないほどの大群でタウゼントフェスラーに襲い掛かっていた。
すでにタウゼントフェスラーの武装は破壊されており、一部の装甲も損傷しており動けなくなっていた。
キィィィィィドォドォドォドォ!!
忍(イーグルファイターN)「なんだってんだこいつら!うじゃうじゃ湧いてきやがって!!」
沙羅(ランドクーガーN)「変な空間に吸い込まれるし、ホント何かどうなっているんだか!」
雅人(ライドライガーN)「数が多くて的と小さすぎて撃ち落とせないよ~!」
亮(ビッグモス)「弱音を吐くな!ヒューマンモードで迎撃する!」
使い魔ULLA「!!」
タウゼントフェスラーを守る為、獣戦機隊が使い魔ULLAを各機に装備された射撃装備で撃ち落としているが、数が多くサイズ自体もとても小さいので悪戦苦闘していた。
すると戦闘機形態だったイーグルファイターが人型のヒューマノイド形態へ変形、
同じく戦車形態であるランドクーガーとライドライガー、大型戦車形態のビッグモスもコューマノイド形態へと変形した。
使い魔ULLA達「!?」
忍(イーグルファイターH)「でりゃぁぁぁぁ!!!」
イーグルファイターHが使い魔達をその大きな腕で薙ぎ払うかのごとく振り一掃するが、
使い魔ULLA達はそれでも次々と襲い掛かって来る。
ランドライガーHとランドクーガーHに無数のULLAが体当たりを仕掛け、その度に自分達の姿をあらゆる鋭い物に変えて来る。
雅人(ランドライガーH)「ダメだこれじゃあラチがあかないよ!」
亮(ビッグモスH)「弱音を吐く暇があるならこいつらをタウゼントフェスラーに近づけるな!」
沙羅(ランドクーガーH)「ここで守り切れるのは私達だけでしょ!」
ビッグモスHが胸の4連装対空パルスレーザーで上空に飛び交うULLAを撃ち落とし、沙羅のランドクーガーHも負け時と5連ミサイルランチャー、ランドライガーHも4連ミサイルで次々と撃ち落としていく。
ドォドォドォドォドォ!!!!
爆風の中からまだULLAの猛威が迫りくる。
ラーダ(タウゼントフェスラー)「なんて数なのかしら…それにまだ…何か嫌な予感がする…。」
せわし博士(タウゼントフェスラー内)「何がどうなっているんじゃ!?」
のっそり博士(タウゼントフェスラー内)「突然変な空間に吸い込まれたと思ったら!」
もりもり博士(タウゼントフェスラー内)「化け物がワンサカで生きた心地がしないぞ!」
大型輸送機タウゼントフェスラーでは三博士達が縮こまっており、ラーダはコクピットで獣戦機隊が使い魔達と戦っている姿を確認する、彼女はこの様子を見てまだ何かが起こると確信していた。
ラーダ(タウゼントフェスラー)「獣戦機隊の皆、気を付けて!私の勘なんだけどこの無数の怪物はまだ序の口かもしれないわ!まだ何かいる…そんな気がするの。」
忍(イーグルファイターH)「関係ねぇ、何が出てもやってやるぜぇ!!」
沙羅(ランドクーガーH)「慎重に行きなさい忍!」
亮(ビッグモスH)「くっ何処か安全な場所があれがいいが…」
杏子「んなもんある訳ねぇだろ!!!」
雅人(ランドライガーH)「えっ!?」
シュッスパァスパァスパァ!!!
タウゼントフェスラーの真上から一人の少女が飛び出し来た、
赤い髪のポニーテールで八重歯を持ち、ノースリーブの上着の下にスカートを履いて格好であり、その瞬時に武器の伸縮自在の槍が鎖で繋がる仕込み多節棍となり使い魔達の切り裂いていった。
杏子「魔女の結界の中が騒がしいと思ったら、変なのが混ざってじゃんか。」
忍(イーグルファイターH)「おい、いきなり出てきてお前誰だ!?」
杏子「いちいちうるせぇな、あとアンタら邪魔だから下がってな。ここからは魔法少女の領域さ。」
沙羅(ランドクーガーH)「はあ?訳分かんない事いわないでよ!」
雅人(ランドクーガーH)「こんな空間にいる時点でもうわけが分からないよ!」
亮(ビッグモスH)「そう言う訳にも行かんな、どうしてもって言うなら出口を教えてもらおうか。」
杏子「あーめんどくせぇな!キュウベぇ!」
キュウベぇ「残念だけど君達はこの結界の中にいる魔女を倒さない限り外へと出られないだ。」
忍(イーグルファイターH)「なんだそいつは!?」
杏子の肩に乗るキュウベぇが説明した。
そこにラーダが入り。
ラーダ(タウゼントフェスラー)「ねえ貴方、ちょっといいかしら?」
杏子「はぁ?」
ラーダ(タウゼントフェスラー)「貴方はこの空間の事を知ってる様ね、それならここでは貴方を軸にして戦うべきかもしれないわ。それなら私達や獣戦機隊の皆は貴方を手伝う。それでよろしくて?」
杏子「好きにすればいい、けどアタシの邪魔したらお前等も切り刻むかもしれないぜ…?」
忍(イーグルファイターH)「てめぇいちいち腹の立つ事いいやがってぇ!!」
雅人(ランドライガーH)「(随分と交戦的な子だなぁ…)」
杏子「まっこの分ならきっとすぐに魔女も出て来るさ、アンタ達が暴れてくれたおかげでな。」
亮(ビッグモスH)「魔女?」
ラーダ(タウゼントフェスラー)「(あの子は一体…連邦軍情報部の中に記録にあったプリキュアって女の子に似ている気がするけど…何か違う…?)」
ゴゴゴゴゴォ…!!
沙羅(ランドクーガーH)「今度は何!?」
キュウべぇ「大物が来たようだよ、杏子。」
杏子「ああ腕がなるぜ…!」
杏子達の前にその姿を現した。
Suleika「………」
暗闇の魔女Suleika。
この暗闇の結界の中ではその力を大きく増しており、その姿は金平糖の様な物から五本の手足が生えたような姿だった。
そして使い魔でるULLA達がSuleikaを囲んでいく。
忍(イーグルファイターH)「な、なんだ…ありゃ!?」
雅人(ランドライガーH)「うへぇなんか気味が悪い!」
もりもり博士(タウゼントフェスラー内)「こ、今度は一体なんですかぁ!?」
せわし博士(タウゼントフェスラー内)「ワシにもう何も見てませんぞ!!」
のっそり博士(タウゼントフェスラー内)「も、もういやじゃぁ!」
キュウべぇ「杏子、あの魔女はまだそんなに力を強くないはずだ、倒すなら速攻で決めよう!」
杏子「わかってらぁ!」
ジャキィン!ズザッズザッズサッ!ズシャズシャァ!ブゥンッ!ドォドォドォン!!
杏子が再び槍を構えて突撃した。
そしてULLA達が飛び交う中にその身を放り、武器の槍が仕込み多節棍となり、
先端の刃でULLA数匹を突き刺して捕えた。
亮(ビッグモスH)「格闘術にも長けている様だな。」
雅人(ランドライガーH)「あんな女の子がいるなんて…」
そのまま周囲のULLAを薙ぎ払いSuleikaまでの突破口を開くと、そのまま振り翳し
突き刺したULLAを撃ち放つかの如くSuleikaに命中させていく。
杏子「やったか!」
Suleika「…。」
杏子「何っ!?」
忍(イーグルファイターH)「ちっ!」
Suleikaはその無数の手でULLA達を受け止めていた。
そして今度はその手からULLA達を投げ返し反撃してくる。
杏子はなんとか避ける、
その瞬時にイーグルファイターHがキャノン砲を構えて砲撃した。
だがSuleikaはまだ動いていた。
そして周囲の暗闇がどんどんと暗くなっていく、同時にSuleikaのパワーはさらに大きくなる。
キュウべぇ「まずい、外はおそらく夜になっているはずだ!パワーが増している!」
ラーダ(タウゼントフェスラー)「…あの不定形で異質と呼べる身体に大きな一撃を与えるには…」
コクピットにいるラーダはふと後ろを振り返り、格納庫に搭載した特別隊に渡すある機体を思い浮かべた。
ラーダ(タウゼントフェスラー)「…!あの魔女の奥に反応が三つ?」
Suleikaの後ろにその反応が現れた。
使い魔ULLA達に追いかけられた、ゴドス2体とアフロダイAが到着した。
リン(ゴドス)「ダメ、きりがない!」
弓さやか(アフロダイA)「もう、何よこの変な生き物!」
レン(ゴドス)「…!」
のっそり博士(タウゼントフェスラー内)「アフロダイA!おーいさやか君~!!」
レンは目の前に浮かぶ魔女Suleikaの姿に唖然とした。
だがレンは退かなかった。
レン(ゴドス)「…甲児に目に物を見せてやるうぜゴドス…!あんな訳分かんねぇ物一匹ぐらい仕留めてやらぁ!!」
リン(ゴドス)「ダメよレン、危険だわ!!」
レン(ゴドス)「うぉぉぉぉぉ!!」
Suleika「…」
杏子「今度はなんだ!?」
レンのゴドスが腰の対ゾイド30mmビームライフルをSuleikaに撃ちまくり、
弾が切れるとそのまま走りだし、尻尾のスマッシュアップテイルで殴り掛かった。
Suleika「…。」
レン(ゴドス)「なっ…!?うわぁっ!?」
弓さやか(アフロダイA)「レン君!」
リン(ゴドス)「レンッ!」
Suleikaはその手でそのままレンのゴドスを尻尾を掴みもう片方の手で脚を掴み、そのまま握りつぶして引き裂いた。
ギギギギギ…!グシャァッ!!
レン(ゴドス)「ゴドス!!」
雅人(ランドライガーH)「あのゾイドが捕まった!」
杏子「へっチャンスだ!」
忍(イーグルファイターH)「待ちやがれ、アイツ捕まってんだぞ!」
杏子「っそんなの知るかよっ!そっちこそ邪魔すんな!」
飛び掛かる杏子をイーグルファイターHが止めに入る。
アフロダイAとリンのゴドスが助けに入るが。
亮(ビッグモスH)「危険だ下がれ!」
使い魔ULLA達「!!」
ドォドォドォドォ!!
リン(ゴドス)「キャァァァァ!?」
弓さやか(アフロダイA)「キャアアア!!」
Suleika「…」
レン「リン!さやかさん!」
ULLA達が飛び掛かりリンとゴドスとアフロダイAが取り押さえられる。
そこに真上に浮かぶジャングルジムを両手で伝ってSuleikaが破壊したゴドスの脚を捨てて脚でアフロダイAとリンのゴドスの胴体部分踏みつけた。
ギギギギィィィ…!
レン(ゴドス)「や、やめろぉぉぉぉ!!」
ガシィガシィッ!ギギギギギ…グシャァァァァ!!
捕まったレンのゴドスがSuleikaの指にクラッシャークローで叩き付けるが、効果は皆無。
Suleikaのゴドスを捕えていた手がきつく締め上げてゴドスの胴体を握りつぶしていく。
装甲も砕け内部のゾイドコアにまで指が届いた瞬間締め上げられた。
頭部のコクピットを残し胴体は潰されて大破してしまいゴドスの全ての機能が死んでしまった。
レン(ゴドス)「ゴドス…!?そんな、頼む動いてくれよぉ!!動けよぉ!リン姉が、さやかさんがやられちまう!動いてくれぇぇぇ!!」
レンが操縦桿を闇雲に動かし叫ぶがゴドスはもう何一つ動く事はなかった。
さやかのアフロダイAの手足と下半身を破壊されてしまい、リンのゴドスも抵抗虚しく頭部と上半身を残して破壊しれてしまう。
ジャングルジムに脚を絡めたSuleikaはレンのゴドスの投げ捨て、空いた手でアフロダイAとリンのゴドスを掴んだ。
忍(イーグルファイターA)「このやろぉ…ふざけやがってぇぇぇぇ!!!」
沙羅(ランドクーガーH)「忍!?」
忍は怒りをこみ上げ、イーグルファイターをヒューマノイド形態からアグレシッブ・ビースト形態へと変形させて突っ込んだ。
アグレシッブ・ビースト形態となったイーグルファイターがSuleikaに突撃し大きな衝撃を与えた。
Suleika「!!」
忍(イーグルファイターA)「うぉぉぉぉぉ!!」
杏子「このぉっ!」
ガキィ!
もう一度突撃を仕掛けるが杏子がさらに仕掛けるがイーグルファイターAとぶつかりそうになってしまう。
忍(イーグルファイターA)「何邪魔してんだ!!?」
杏子「そっちこそコイツはアタシの獲物なんだよ!」
ラーダ(タウゼントフェスラー)「そんな事言ってる場合じゃないわ、味方が捕えられているのよ!」
せわし博士(タウゼントフェスラー内)「ああああ!このままではさやか君がぁぁぁ!!」
杏子「知った事か!」
キュウべぇ「まずい…暗闇の魔女はどんどんパワーを上げている…何かもっと大きな衝撃を与えるぐらいの一撃を与えないと…!」
杏子「そんな事できるかよ…!」
弓さやか(アフロダイA)「ダメ…動かない…」
リン(ゴドス)「このままじゃやられちゃう…レン…」
Suleika「…」
雅人(ランドライガーH)「くそぉくそぉっ!!」
亮(ビッグモスH)「くっ奴のパワーが増しているぞ…!」
沙羅(ランドクーガーH)「こっちもアグレシッブビーストモードになる!?」
ビッグモスH、ランドライガーH、ランドクーガーHが援護射撃でアフロダイAとゴドスを捕えた腕に当たらない様に真上のジャングルジムにつたるSuleikaを攻撃するが効果はいまひとつだ。
レン(ゴドス)「(どうして…どうしてこうなった。俺達だって好きで「ここ」にいる訳じゃないのに…ちくしょう、ちくしょう…そもそも「アイツ等」だ「アイツ等」が現れなければ俺達は…)」
大破したゴドスのコクピットでだた茫然として投げ捨てられた衝撃で怪我を負い涙を流したレンはあの時の事を連想した。
何処なのか分からない場所で突如自分達の前に現れたもはや人間とは呼べない顔を持った異形の者達、自分やリンにミク達が捕まり何か手を加えられた様な光景。
そして気が付いたら自分達が何らかの方法で逃げて来たあの時の事を。
レン(ゴドス)「(ああ…リン姉が…さやかさんもだ…でもなんでだ、身体が動かねぇや…今の俺に…力があったら…もっと強い力さえあれば…)」
その時大破したゴドスの周囲に使い魔ULLA達が囲んでいた。
レンはそんな使い魔達には目に入らず、ただずっとSuleikaに捕えられたリンとさやかを悲しそうにずっと眺めていた。
Suleika「…!!」
リン(ゴドス)「もう…ダメ…かも…」
弓さやか(アフロダイA)「リンちゃん…諦めちゃダメ…!!」
Suleika「!!!」
Suleikaが完全にリンのゴドスとアフロダイAを握りつぶそうとした時だった。
甲児(マジンガーZ)「ロケットォ!パァァァンチ!!!!」
ゴォォォォォドォォォォォォ!!!
マジンガーZの発射された腕が勢いよくSuleikaの金平糖の胴体を吹き飛ばしジャングルジムから突き飛ばした。
杏子「今度はなんだ!?」
キュウべぇ「あれはあの時の!!」
Suleika「!?!?!?!?」
吹き飛ばされたSuleikaはその反動で大破したリンのゴドスとアフロダイAを放してしまう。
そのまま放り捨てられる形だったが、
正太郎(ウルトラザウルス内)「鉄人!」
鉄人28号「ガォォォォ!!」
ミク(プテラスボマー)「リン、レン助けに来たわよ!!」
鉄人28号がアフロダイAを抱きかかえ、ミクのプテラスボマーがリンのゴドスをキャッチし救出した。
杏子「な…おいキュウべぇアイツら知ってんのか!?」
キュウべぇ「間違いないよ、アレは以前巴マミが結界で遭遇したスーパーロボット達に…」
アルティメットブイドラモン「アルティメットォ!バンバンパァァァァンチ!!」
使い魔ULLA達「!?!?!?」
ゴウキモン「ハァッ!!」
アルティメットブイドラモンのバンバンパンチが使い魔達に殴り払っていき、
そこからゴウキモンの幻鬼刀で切り裂いて道を開く。
シロン「なんだってんだこの化け物連中、ウイング!トルネェェェド!!!」
グリードー「俺に聞くな、バーンフレェェム!!」
キュアハッピー「プリキュア・ハッピーシャワー!!」
キュアピース「プリキュア・ピィィィスサンダァァァ!!」
さらにシロンの翼から起こすウイングトルネードで吹き飛ばされ、グリードーが口から放ったバーンフレムで燃やし、ハッピーシャワーとピースサンダーが使い魔ULLA達を一掃した。
キュウべぇ「月美徹平…また彼に会えるとはね。」
ラーダ(タウゼントフェスラー)「あれは特別隊!?」
もりもり博士(タウゼントフェスラー内)「マジンガーZ!甲児君だぁ!」
マルスモン(ウルトラザウルス内)「ラーダさん、3博士!聞こえますか!?状況は混乱してますが、すぐに救援に向かいます!」
武蔵(ベアー号)「敵はあの金平糖みたいな奴だな!?いくぜぇチェンジゲッター3スイッチオン!!」
ゲットマシン、ベアー号・イーグル号・ジャガー号の順で合体しゲッター3となり、Suleikaの前に着地すると同時にその大きな腕で掴みあげた。
Suleika「!?!?!?」
武蔵(ゲッター3)「うぉぉぉぉぉぉぉ!!大雪山おろしぃぃぃぃぃぃ!!!」
正太郎(ウルトラザウルス内)「よし、ハンマーパンチだ!」
ドォォォォ!!
ゲッター3が一気にSuleikaを上空へ投げ飛ばし、さらにそこから鉄人28号の両手を握りしめたハンマーパンチが叩き付けられて地表へと叩き落とされた。
杏子「なんだって!?」
ワイルドタイガー「うりゃぁぁぁぁ!!」
使い魔ULLA「!?!!?!」
ドォォォォォォ!
NEXTハンドレットパワーを発動したワイルドタイガーが使い魔ULLAを掴みあげて周辺のULLAに投げ飛ばして吹き飛ばした。
バーナビー「これが甲児君達の言ってた魔女の空間…」
ルキア(グルンガスト弐式)「信じられませんが…僕達はまたこの空間に。」
バン(レオストライカー)「リン、レン、さやか無事か!?」
甲児(マジンガーZ)「さやかさん!!」
弓さやか(アフロダイA)「甲児君…みんなよかった…」
リン(ゴドス)「…」
レン(ゴドス)「こ…甲児…みんな…!?」
魔女の結界へと突入したウルトラザウルス。
マジンガーZを筆頭に、リンとレンを身を案じるミクのプテラスボマー、鉄人28号、アルティメットブイドラモン、ゴウキモン、テツザンモン、グリカウモン、グルンガスト弐式、ボスボロット、ゲッターロボ、ワイルドタイガー、バーナビー、ファイヤーエンブレム、ドラゴンキッド、折り紙サイクロン、キュアハッピー、キュアサニー、キュアピース、キュアマーチ、キュアビューティ、シロン、グリードー、ガリオン、ズオウ、ウォルフィー、リーオン、ギャリーのプテラスボマーが出撃した。
イングラム(ウルトラザウルス内)「人間に害をなす魔女か…リン達を収容したら各機、魔女の撃破に専念せよ!」
ムンベイ(ウルトラザウルス)「徹平達の言う通りなら、この空間を消すには魔女の親玉を倒すしかないって訳ね。」
大塚長官(ウルトラザウルス内)「一体どうなっておるんじゃ、ワシにはこんな状況信じられんわい!」
ローレライ(ウルトラザウルス内)「シュウ君、シロン、みんな頑張ってぇ!!」
ローレライはみんなに声援を送っていた。
シュウ「応援ありがとうローレライちゃん!で、魔女って一体どれだ?」
キュアビューティ「あの金平糖みたいなのでしょうか…」
シロン「はあ!?」
メグ「え、あれが?」
ワイルドタイガー「いや、女性の形してないだろあれ!?」
ギャリー(プテラスボマー)「突っ込む暇があるならさっさと倒すわよ!!」
ワイルドタイガー達は魔女の異質な姿を見て想像と全く違う事に困惑していた。
雅人(ランドライガーH)「マジンガーにゲッター…特別隊がこんな所にまで!」
沙羅(ランドクーガーH)「どうやって来たかは知らないけど助かったわ!」
ディーノ「あとは僕達に下さい!」
キュアサニー「よーしボッコボコにしたるでぇ!」
亮(ビッグモスH)「また生身で戦う少女が…!?」
杏子「な、なんだってんだあいつら、邪魔しやがって…!」
キュアハッピー「あ、貴方はプリキュアなの!?」
杏子「はぁ?なんだか知らねェけど多分人違いだ、アタシは魔法少女だっての!」
キュアハッピーが杏子の姿を見て新手のプリキュアかと勘違いする。
キャンディ(ウルトラザウルス内)「違うクル?」
フィーネ「…あの赤い髪の女の子が魔法少女…?」
ポップ(ウルトラザウルス内)「(魔法少女…プリキュアとはまた異質な存在だと聞いているでござるが…あれは一体?)」
ヴィオレット(ウルトラザウルス内)「魔法少女と魔女の戦い…この空間が…!」
オルタンス(ウルトラザウルス内)「皆様、どうかお気をつけて…!」
キュウべぇ「これは…ちょっとややこしい事になりそうかな。」
ボス(ボスボロット)「あっー!てめぇはいつかのキツネみたいな生き物みたいなマスコットだわさ!」
レン(ゴドス)「う…うわぁぁぁぁ!?」
甲児(マジンガーZ)「レン!!!」
アルティメットブイドラモン「レンさん!」
ミク(プテラスボマー)「レン!?レェェェェェェン!!!」
レンを囲んでいた使い魔ULLAが飛び交い、大破したゴドスに一気に喰らいついた。
その瞬間、突如底が暗闇で見えない大きな穴が開き、そのままゴドスは落とされてしまう。
甲児(マジンガーZ)「レン!…俺は…まだお前にまだ謝ってねぇだろうがぁ!うぉぉぉぉぉ!!!」
アルティメットブイドラモン「甲児兄ちゃん!?無茶だ!」
マルスモン(ウルトラザウルス内)「甲児!?お前…」
ルキア(グルンガスト弐式)「甲児さん!」
オルタンス、ヴィオレット(ウルトラザウルス内)「兜様!」
甲児は最初から覚悟を決めていたレンに伝えるべき事を伝える為、彼を救いだす為、マジンガーZは迷う事なくレンのゴドスを追って底が計り知れない穴に飛び込んだ。
のっそり博士(タウゼントフェスラー内)「ああ甲児君なんてことを!?」
もりもり博士(タウゼントフェスラー内)「ジェットスクランダーもつけずに…そうだジェットスクランダーだ!!」
せわし博士(タウゼントフェスラー内)「徹平君聞こえるか!?」
アルティメットブイドラモン「え?!」
のっそり博士(タウゼントフェスラー内)「今からそっちらジェットスクランダーを送る!!それを甲児君のマジンガーZに届けてドッキングさせるんだ!!」
アルティメットブイドラモン「えぁっ!?」
アルティメットブイドラモンは今の3博士の言論に「!?」となった。
マルスモン(ウルトラザウルス内)「徹平…やるしかない!!」
アルティメットブイドラモン「マルスモン隊長!?」
グリカウモン「徹平君、君なら出来る!」
ギャリー(プテラスボマー)「あれだけ訓練したんでしょ!?やっちゃいなさい!」
ファイヤーエンブレム「いいから腹くくれゴラァ!!!」
斉藤さん(ウルトラザウルス内)「いいからやれ!!とっととやれ!!」
グリカウモンがビーストナックルで使い魔ULLAと振り払い、ファイヤーエンブレムが火を噴いて燃やし尽くす、上空ではSuleikaを追いかけるギャリーのプテラスボマー。
Suleika「…」
Suleikaがアルティメットブイドラモンに迫りくる。
アルティメットブイドラモン「…お願いしまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁす!!!!!」
アルティメットブイドラモンは背中の炎の翼を広げてタウゼントフェスラーに向けて飛び立った。
それを後ろからSuleikaが追って来る。
そこから杏子が鎖で伸びる槍で止めに入りSuleikaの手に傷を入れた。
杏子「何やってんだ!行くならさっさと行け!」
アルティメットブイドラモン「ありがとう魔法少女さん!」
杏子「な…!?お礼を言われるすじあいなんかねーぞ!」
ラーダ(タウゼントフェスラー)「…これで決めるしかないわ…ギャリー君聞こえるかしら!?」
ギャリー(プテラスボマー)「えっ!?」
ラーダ(タウゼントフェスラー)「こっちも頼みがあるの早くタウゼントフェスラーに来て、貴方じゃないと出来ない事よ!!」
ギャリー(プテラスボマー)「…わ、分かったわ!」
ギャリーは言われるがまま戸惑うが直感を信じてプテラスボマーのそちらへ向かった。
イングラム(ウルトラザウルス内)「ラーダ、勝算はあるのか?」
ラーダ(タウゼントフェスラー)「イングラム教官、ギャリー君はあの機体に選ばれた者です。MK-ⅡのGインパクトキャノンならあの魔女に対し最も有効的に仕留める事ができるはずです!」
イングラム(ウルトラザウルス内)「任せた…!」
オルタンス(ウルトラザウルス内)「そ、それは一体…!?」
正太郎(ウルトラザウルス内)「一体どういう方法で?」
イングラム(ウルトラザウルス内)「見れば分かる。各機、魔女の動きを止めつつギャリーと徹平を援護しろ!」
バン(レオストライカー)「聞こえたか!俺達はあの魔女の化け物だ!」
ガリオン「うむ!」
マック「とても不気味なんだな…!」
ガリオン「ああ…この空間…そして魔法少女…いや今は…!!」
レオストライカー・アルティメットモードとガリオンがSuleikaの真上に飛び上がる。
Suleikaはその手を伸ばし捕まえようとするが翻弄されてしまう。
そしてギャリーのプテラスボマーに使い魔ULLA達が襲い掛かる。
武蔵(ゲッター3)「オープンゲット!!」
隼人(ジャガー号)「任せろ、チェンジゲッター2!スイッチ・オン!!」
ゲッター3が分離し次はジャガー・ベアー・イーグルの順番で合体しゲッター2となり、ドリルストームの起こす竜巻で使い魔達を吹き飛ばした。
同時にギャリーのプテラスボマーの危機は去りタウゼントフェスラーに進んだ。
竜馬(ゲッター2・サブ)「ギャリーさん今です!」
ギャリー(プテラスボマー)「助かったわ…キャァァァァ!?」
ドォォォォ!ギュゥゥゥゥ!!!
使い魔ULLA達「…!」
使い魔達がそれぞれひも状の形になり、ギャリーのプテラスボマーにボディに絡みついた。
そして一気に胴体とウイングと翼を締め上げて砕いていき、ゾイドコアを貫いぬかれ大破してしまう。
ギャリー(プテラスボマー)「そ、そんな!?」
フィーネ(ウルトラザウルス・サブ)「ギャリーのプテラスボマーが!!」
バン(レオストライカー)「ジーク!」
ジーク「キュィィィィ!!」
ジークが飛び立ちプテラスボマーに向かう、そしてプテラスボマーの残された最後の力を振り絞り、プテラスボマーの頭部と融合し使い魔達の脅威から脱出した。
ギャリー(プテラスボマー)「た、助かったわジーク…!…ごめんねプテラスボマー…」
残されたプテラスボマーの頭部はそのままジェットを噴射してタウゼントフェスラーへと向かう。
そしてタウゼントフェスラーのハッチが開いた。
せわし博士(タウゼントフェスラー)「ジェットスクランダー発射!!」
ドシュゥゥゥ!!!
ジェットを噴射してその赤い翼は飛び立った。
アルティメットブイドラモンはそのジェットスクランダーへと向かい、すれ違う寸前に。
アルティメットブイドラモン「うぉぉぉぉぉぉぉ!!」
ガシィッ!
ジェットスクランダーの尾翼部分へと両手を掴み、スクランダーの進路を制御した。
そしてそのまま穴へと向かおうとするが。
Suleika「…!」
Suleikaのその手がジェットスクランダーに襲い掛かった。
ズオウ「うぁぁぁぁぁぁ!!」
テツザンモン「ショルダーダブルランチャー!!」
ズオウが地表に氷の柱を打ち出し、Suleikaの手の動きを封じ。
後方からテツザンモンがショルダーダブルランチャーの連射でSuleikaに攻撃していく。
だがその横から使い魔ULLAが飛び掛かって来る。
キュアマーチ「このぉっ!」
バシィッ!
キュアマーチが駆けつけてサッカーボールを蹴る様にULLAを蹴り飛ばした。
キュアマーチ「ライザ、周りをよく見る!」
テツザンモン「うるせぇんなこた分かってらぁ!」
メグ「今です徹平さん、早く!」
アルティメットブイドラモン「ありがとう!…うぉぉぉぉぉりぁぁぁぁぁ!!」
忍(イーグルファイターA)「なんだかしんねぇが頼むぞぉ!!」
杏子「自分から穴に突っ込みやがった、どいつもこいつも馬鹿ばっかりだ…」
アルティメットブイドラモンは穴の所まで近づくとそこから角度を変えてジェットスクランダーの穴へと突入させた。
そして穴の中では…
底の知れない暗闇の中、落ちて行くレンのゴドスを追いマジンガーZも落下して来た。
レン(ゴドス)「こ…甲児…?てめぇ何やってんだ…馬鹿だろお前…馬鹿過ぎるだろ、お前まで一緒に落ちる奴があるか…。」
甲児(マジンガーZ)「バカがどっちだ!てめぇとの話はまだ終わってねぇだろ!!だから諦めんなぁ、必ず助けてやるからよぉ!!」
レン(ゴドス)「…甲児…俺、お前の事馬鹿にしたのによ…なんで…」
甲児(マジンガーZ)「んな話は後だ、てめぇの意地と命、どっちが大事かハッキリ応えやがれぇぇぇぇ!!」
マジンガーZがその腕の伸ばしゴドスに手を近づけた。
ガシィッ!!
甲児(マジンガーZ)「やった!!」
レン(ゴドス)「…!!」
マジンガーZがレンのゴドスの胴体をキャッチして抱きかかえた。
だが脱出する方法がなくそのまま落下を続けていった。
そこへジェットスクランダーを抱えて突っ込んだアルティメットブイドラモンが彼等に近づいて行く。
アルティメットブイドラモン「甲児兄ちゃん、レンさん!!!これを!!ジェットスクランダーを!!」
甲児(マジンガーZ)「徹平!!ああ、やるぜ…スクランダァァァァァァクロォォォォス!!!!」
甲児は叫んでジェットスクランダーとドッキング体制に入った。
一方Suleikaがなんと穴中に入り込もうとしていた。
グルンガスト弐式、鉄人28号、ワイルドタイガーとバーナビー達が引っ張り上げるがビクともなかった。
Suleika「…!」
ルキア(グルンガスト弐式)「このままじゃ!!」
ワイルドタイガー「くそぉこいつ!」
バーナビー「うぉぉぉぉ!!」
鉄人28号「ガォォォォ…!」
正太郎(ウルトラザウルス内)「鉄人頑張るんだ!」
ウルトラザウルスのブリッジで正太郎が必死にVコンに力を込めていた。
折り紙サイクロン「これでは穴から脱出できないでござる!」
リーオン「や、ヤバいよ!」
キュアピース「甲児さん達が…!」
オルタンス(ウルトラザウルス内)「徹平様、兜様、レン様…!」
甲児(マジンガーZ)「サザンクロスナイフ!!」
Suleika「!?」
ヴィオレット(ウルトラザウルス内)「!?」
甲児(マジンガーZ)「スクランダーカッター!!」
Suleika「!?!?!!?」
穴か飛び出したマジンガーZが入り込もうとしたSuleikaにスクランダーのウイングから発射するサザンクロスナイフ、そしてスクランダーカッターでその伸ばした手を切り裂いて脱出した。
マジンガーZの両手にはレンの乗ったゴドスの胴体と肩にはアルティメットブイドラモンが乗っていた。
そしてその背中にはジェットスクランダーとドッキングしてあり、マジンガーZは正に今空に聳える鉄の城となったのだ!!
甲児(マジンガーZ)「へへっ待たせたな!」
ミク(プテラスボマー)「レン!!」
レン(ゴドス)「へへっ…みんな心配させたな…」
アルティメットブイドラモン「はあはあ…なんとか成功…!!」
キュアピース「マジンガーZが…飛んでるぅぅぅぅぅ!?」
Suleika「…!!!」
安心もつかの間Suleikaがさらに大きくなっており、巨大化していた。
その脅威が彼等に迫ろうとしていたのだ。
シロン「おい、アイツかなりやばいんじゃないか…!?」
シュウ「なんか恐ろしくデカくなってるぞ…!」
キュアハッピー「ど、どうしようあれってどう戦えばいいの!?」
ポップ(ウルトラザウルス内)「プリキュアの力で魔女と…戦えるでごさるか・・!?」
杏子「あんなに強くなっちまったら…!」
キュウべぇ「暗闇の力が強くなってしまった、もっと大きな一撃を与えないと、早くしないと手遅れになってしまう!!」
雅人(ランドライガーH)「どうすりゃいいのさ!?」
バン(レオストライカー)「攻撃してもすぐに起き上って来る…こいつどうなっているんだ!?」
甲児(マジンガーZ)「だったら一気に決めてやらぁ!」
ルキア(グルンガスト弐式)「計都瞬獄剣で…!」
ギャリー「ちょっと待ったぁ!!」
タウゼントフェスラーの甲板から1体のパーソナルトルーパーが発進した。
その姿は紫を基調としており何処かモビルスーツに近い形状であった。
その機体の腰の股間ブロックには巨大な砲身のキャノンが装備されており両サイドのグリップで保持、一気にチャージをした。
ラーダ(ヒュッケバインMK-Ⅱ内)「テスラ・ドライブは積んでいないけど、とてつもない機動力を持った機体よ。だから、操縦はいつも以上に細かく…。わかったわね?」
ギャリー(ヒュッケバインMK-Ⅱ)「分かってるわよ…けど抑え込むので精いっぱい…!」
ラーダ(ヒュッケバインMK-Ⅱ内)「…Gインパクトキャノンチャージ完了!今よ!」
ギャリー(ヒュッケバインMK-Ⅱ)「いっくわよぉぉ!!Gインパクトキャノン!ファイア!!!」
ドシュゥゥゥゥ!!!
重力制御装置で造り出した超高重力結界を発射し、目標を押し潰す重力兵器Gインパクトキャノンを放ったギャリーの搭乗するヒュッケバインMK-Ⅱ。
Suleikaにその超重力の衝撃を与え、そこから放たれた光が瞬時にSuleikaのパワーを奪っていく。
Suleika「!?!?!?!?!?!?!?!?」
杏子「嘘だろ…!?」
キュウべぇ「信じられない…」
アルティメットブイドラモン「なんて威力なんだ…」
レン(ゴドス)「すげぇ…」
Gインパクトキャノンの放った超重力結界に押し潰され、まばゆい光によってパワーを奪われたSuleikaは抵抗も虚しく、そのままその衝撃に押し潰されて最後にグリーフシードを残して消滅していくのであった。
同時に使い魔達の消滅、魔女の結界も消え、元の平地へとかえってきたのだった。
ドラゴンキッド「帰ってこられたんだ!」
キュアサニー「一時はどうなるかと思ったわ~」
折り紙サイクロン「助かったでござる~」
シロン「まっ結果オーライってとこか?」
シュウ「すっげーな金平糖押し潰しんだぞ、アレ!」
ガリオン「ロボットに助けられるとはな…」
杏子「…魔女を倒しちまっただと…!?おっと!」
杏子はあまりに愕然としてしまうが、瞬時グリーフシードの事を思い出しすぐさま回収した。
忍(イーグルファイターA)「ちょっと待ちやがれ!」
ラーダ(ヒュッケバインMK-Ⅱ内)「お願い、お礼は用意してあるからちょっとだけお話聞かせてもらえないかしら?」
杏子「…食い物くれるんならいいけどさ。」
ギャリー(ヒュッケバインMK-Ⅱ)「所でラーダさん…アンタその体制で大丈夫なの…?」
ラーダ(ヒュッケバインMK-Ⅱ内)「フフ、ヨガをやっているの。」
ギャリーはこの狭いコクピットの中で一緒に同乗したラーダのとてつもない体勢に不安を隠せなかった。
そして一同は帰還、補給部隊の面々とも合流し杏子も入って来た。
ウルトラザウルス艦内・医務室。
負傷したレンとリンにさやかが治療を終えて椅子に座っていた。
ローレライは看護員を担当しているミクの手伝いをしている。
ローレライ「消毒持ってきました。」
ミク「ありがとうローレライちゃん。…はい、これでOKよ。一時はどうなるかと思ったわ…」
弓さやか「ごめんね甲児君、アフロダイAが…」
甲児「ああ…けどさやかさん達が無事なだけでも俺は一安心だよ。」
リン「私とレンのゴドス、ギャリーさんのプテラスボマーも大破か…」
フィーネ「…ええ、予想外の痛手になってしまったけど、今はこうしてみんな無事だから…」
レン「…」
フィーネは今回の戦いで失ってしまったゾイド達に思いをはせ辛そうになるが、今はみんなが無事な事に安心して心を落ち着かせた。
そんな中ただ黙り混むレンの元へ甲児が。
甲児「レン。」
レン「…甲児、俺は…」
甲児「いや、いいんだ。それよりお前のお蔭で俺は思い出せたんだ。」
レン「?」
甲児「俺がマジンガーZに乗ってたたかう理由をさ、お前が言ってくれなかったらあぶなくマジンガーを悪魔にしていたかもしれないからな。」
レン「…何言ってんだよ、それに俺、リン姉達を巻き込んじまった。」
リン「もうレンらしくないわよ!」
ボス「そうだわさ、甲児だって毎回危険なんてなんのそのだわさ。」
ヌケ「その度にこっちはヒヤヒヤさせられるけどね。」
ムチャ「今日だってなー。」
甲児「て、てめぇら!」
マルスモン「甲児!」
マルスモンが甲児に迫って来た。
マルスモン「お前、あのまま落ちてたらどうするつもりだったんだ?」
甲児「そ、そりゃ…!」
マルスモン「徹平があの時スクランダーを持ってきて切れなければあぶなかったんだぞ。分かったな?」
甲児「…」
徹平「甲児兄ちゃん…」
レン「…」
甲児「いや、気にするなって。それよりお前もありがとな徹平、お蔭で助かったぜ。」
徹平「…どういたしまして!」
マルスモン「…それでいい。」
徹平と甲児は固い握手を交わす。それを見たマルスモンも先ほどまでの険しい顔を少しホッとさせた。
レン「…俺もっと強くなりなきゃな…ゴドスの分も…」
ミク「レン…」
ルキア「焦らなくていいと思う。」
レン「え?」
ルキア「僕も最初は強くなかったんだ、けどみんなか応援してくれたから僕は今より強くなれたんだ。でも僕自身一人はまだまだだけどね…。」
徹平「俺も…かな。」
ユーキ「君がどうして焦っているかは分からないけど、今はその方がいいと僕は思うんだ。」
虎鉄「それぞれ役割は違ってもみんなそれぞれひとつひとつの強さを持っている、逆もな。まっそれをみんなで支え合えばいいんじゃないか?」
レン「お前ら…」
甲児「なあ、だったら俺達と強くなろうぜ、レン。」
レン「…ああ!もちろんだ!」
甲児とレンはガッチリ握手を交わした。
レンの心には先ほどまでも自分の力に対する不満は消えていた様だ。
ウルトラザウルス・格納庫。
格納庫には先ほどまでの戦闘で損傷した機体の修理が行われていた。
ロバートを筆頭にゼロハチや正太郎、ムンベイ、3博士が修理をしており、ホァン、メグやズオウ、ウォルフィーにリーオン、バンやジーク、ディーノとグリードー、ライザになおも出来る手伝いをしていた。
ロバート「補給物資がきたとはいえゾイド3機失ったのは痛いな…アフロダイは後継機のダイアナンで穴埋めになるが。」
正太郎「あんな事になるなんて誰も予想はできせんでしたからね…」
なお「機体の汚れた部分を拭けばいいんですよね?」
ロバート「ああ頼むよ。」
ライザ「なおの奴、俺まで手伝わせやがって…」
なお「アンタは普段サボりすぎでしょ、さあやる!」
ライザ「ひぃ…」
グリードー「ここをどうすればいいんだったけか?」
ロバート「ああそこはな…ホァン、機材動かすのに電力がちょっといるんだ、お願いできるか?」
ホァン「任せて!」
整備作業の指揮をとるロバート、なおにキリキリ引っ張られるライザ、
メグやズオウは必要な資材を纏め、バンはジークと一緒にレオストライカーのメンテナンスをしている。
3博士達やバーナビー、ムンベイも黙々と修理作業を行っていた。
そして格納されたヒュッケバインMK-Ⅱにはギャリーを中心にその機体を見ようと集まっていた。
イングラム「ヒュッケバインMK-Ⅱ…」
ギャリー「これがアタシの新たな愛機になる訳ね。」
オルタンス「これもパーソナルトルーパーと言う物ですか?」
竜馬「そうらしいけど…顔を見ると何処かで見た感じだな…」
ヴィオレット「?」
杏子「しっかしすげぇよな、モグモグ…こいつが魔女ぶっ倒しちまったんだろ?まっそのお蔭でアタシも無駄に魔力使わずに済んだけどさ。」
そこへ杏子が肩に乗せたキュウべぇと共にりんごとマカロンを持ってサンドイッチを頬張ってヒュッケバインMK-Ⅱを眺めにやって来た。
忍「おい、てめぇがしゃしゃり出るから大変だったんだぞ?」
杏子「アホか、魔女を倒すのは魔法少女の本職なんだよ。」
れいか「魔法少女…プリキュアとは違うのでしょうか?」
キャンディ「キュウべぇも妖精クル?」
キュウべぇ「さあ?少なくとも君達とは少し違った存在だよ。まあ魔法少女も君達プリキュアに似てる所はあるかもしれないけどね。」
沙羅「未だ信じられない…」
沙羅はプリキュアや魔法少女を目の当たりにして未だ信じられずにいた。
亮「紹介が遅れたな俺達は獣戦機隊、俺達もこのまま特別隊に同行させてもらう事になった。よろしくな。」
やよい「えっ獣機戦隊!?」
忍「獣戦機隊だ!ってこれで二回目かよ…」
雅人「へへ、よろしく!」
ネイサン「あ~らまた可愛い坊やだこと、今夜どう…」
雅人「うっ!?」
あかね「ま、まあお互いおおきに頼むわ。」
忍「最近の少女ってのはどいつもこいつも強いのばっかだな。」
みゆき「?」
忍はみゆき達の顔を見ながら、この時脳裏にマト達の姿を浮かべた。
ギャリー「ええ、よろしくね!」
亮「だがギャリー、そいつには気を付けた方がいい。」
ギャリー「…ヒュッケバイン?」
亮「そうだ。」
ユーキ「ヒュッケバイン…凶鳥って意味ですか…?」
ラーダ「その通りよ。」
亮「俺も話でしか知らんがヒュッケバインMK-Ⅱの先代にあたる初代ヒュッケバイン、それは2年前東京に落下した隕石から発見したEOTを搭載したパーソナルトルーパーだった。」
徹平「!!…2年前の隕石…!?」
ヴィオレット「!…それは一体…」
マルスモン「エクストラ・オーバー・テクノロジー、それを略してEOT…異星人の超技術と呼ばれる物だ、隕石の落下のさい、跡地からその技術に繋がるサンプルが発見されたと言う。」
ラーダ「そう。」
亮「そして初代ヒュッケバインである2体、008L、008Rにはその技術を応用したブラックホールエンジンが搭載されていた。」
オルタンス「ブラックホール…!?」
あかね「な、なんかヤバんちゃう…?」
亮「ああ、実際ヤバかったのさ。初代ヒュッケバイン008Rの方は起動実験中にブラックホールエンジンが突如暴走…基地一つぶっ飛ばしたらしいんだ。」
みゆき「!?」
ホルス「!?」
ポップ「なんと!?」
あかね「マジなん!?」
ラーダ「…。」
イングラム「…。」
ギャリー「な、なんですって…!?」
徹平「…そ、そんな事があの隕石に…」
ギャリー「て、徹平!?お、落ち着いて!」
徹平「だ、大丈夫です…!」
初代ヒュッケバインに起きた事実を知った者達はそのぞっとしたの表情を隠せなかった。
沙羅「そうしてヒュッケバインはバニシング・トルーパーって呼ばれてるそうよ。」
シュウ「お、おっかねぇ!」
みゆき「え、え、じゃあこのヒュッケバインも…!?」
ラーダ「心配ないわ、MK-Ⅱにはブラックホールエンジンではなく重力制御理論に基づいたプラズマ・ジェネレーターが搭載されてあるから。」
ギャリー「そ、それでも不安だわ…全くなんつー物を送りつけてきたのよ…」
ラーダ「ごめんなさいね、でもこれは地球連邦軍のゼンガー司令直々の依頼だったから…」
ギャリー「なんですって!?」
マルスモン「恐らく、ギャリーの根性を試す為…あの司令の考えそうな事だ。」
ギャリー「…わ、分かったよ、乗ってやろうじゃないのヒュッケバインMK-Ⅱ!バニシングでもなんでも来なさいっての!!」
ネイサン「あーら素敵よギャリー、アンタも女子の底力がついて来たわね~」
ヒュッケバインMK-Ⅱに乗る事を決めたギャリー、そこにネイサンが盛り上げて来るが、
一同は何か引っかかった。
甲児「俺達がバニシングしなきゃいいけどな…」
杏子「まっなんだか知らないけどアンタら精々勝手に戦争してな。」
みゆき「ねえ貴方は行かないの?」
みゆきが杏子に声をかけるが。
杏子「やーだね、群れるのは興味ない。行くぞキュウべぇ」
キュウべぇ「…。」
ルキア「…そうだ、キュウべぇ君に聞きたい事が…!」
キュアベぇ「ルキアだったね、君にはこれから先何が見えるかな?」
ルキア「え…?」
ルキアがキュウべぇにほむらの事を聞こうとしたが、キュウべぇは答えるつもりはなかったようだ。
そしてキュウべぇは最後に徹平の元に近づいた。
徹平「どうしたんだい?」
キュウべぇ「君はもしこれから先とんでもない事になったらどうする?」
オルタンス、ヴィオレット「…!?」
徹平「ど、どう言う事…?」
キュウべぇ「言葉通りの意味さ、それ以上の事はないよ。…。」
イングラム「…。」
そう言い残してキュウべぇは杏子と共にウルトラザウルスから去っていった。
最後にキュウべぇはイングラムと見つめ返していたがその辺りは誰も気づいていない。
あかね「…魔法少女な、うちらとはやっぱ違うんやろか。」
れいか「どうなのでしょう…」
ルキア「ポップは何か知らないかい?」
ポップ「拙者もその辺りの情報は…ただ不思議図書館にならその資料があるかもしれないでござるが…。」
甲児「何言ってたかよく分からねえな、ん徹平?」
徹平「…とんでもない事ってなんだろう、なんで俺に言ったんだろ…」
ユーキ「うーん…。」
ホルス「…。」
オルタンス、ヴィオレット「…(徹平様…)」
オルタンス、ヴィオレット、ルキアは何か知っていそうな顔をしていたが今は何も言えなかった。
そして。
ウルトラザウルス艦内厨房。
武蔵「うっひゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
竜馬「おいどうした!?」
隼人「食糧半分以上やられてるぞ…」
ミク「なんですって!?」
マック「もしかしたら杏子さんかもしれないんだな…」
ディーノ「さっきまでずっとこっちにいた様な…」
ローレライ「杏子さんならもう…」
大塚長官「ば…ば…バカモーーーーーーーーン!!!!!」
厨房の冷蔵庫もかなりの被害を喰らっていた…。
杏子「ハムハム…モグモグ…ひひっ当分の食糧は確保できたぜ!」
袋に食糧をぎっしりつめた杏子は既に逃走に大成功していた。
スーパーヒーローウォリアーズ 第14話 完
第15話 青き鷹と地竜の激突