スーパーヒーローウォリアーズ   作:ドラグナイトモン

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この小説は作者の趣味100%で書かれた版権多数+オリジナル要素のクロスオーバー小説となり、スーパーロボット大戦シリーズのオマージュであります。また、それぞれの原作の展開が変わっていたりストーリーもそれぞれクロスオーバー、中にはいるだけの空気参戦の作品もございます。■基本的にはタグに付けられた作品のキャラクーがメインで登場します。※SoundHorizonのルキアがスパロボシリーズのグルンガスト弐式に乗って戦ったり、ibのギャリーが地球連邦軍のパイロットになってたり、初音ミク等ボカロキャラがゾイドに乗って戦いますが、これはこの小説だけの展開です。中にはいきなり別の作品のキャラが出てきたりします。なおデジモンは現時点ではオリジナルキャラクターメインとなります、そういった物が苦手な方々はご注意を…■ウルトラザウルス艦内での静かな一日、そんな彼らのちょっとした出来事。そして各地で起きた出来事を紹介。


スーパーヒーローウォリアーズ 第14.5話 小休止の戦士達

シュテルンビルト・ジャスティスタワーのトレーニングルーム。

円を描くような室内のトレーニングルームではアントニオ、カリーナ、キースの三人がトレーニングを終えて話し込んでいた。

 

アントニオ「虎鉄達は今頃どの辺まで行っただろな。」

カリーナ「今頃地球の反対側なんじゃない?…」

キース「ん、浮かない顔だね。」

 

虎鉄の事を思い出し少し浮かない顔をしたカリーナ、キースはそれを見る。

 

カリーナ「タイガーったら足引っ張らないといいんだけど…」

アントニオ「お前も行きたそうな顔してんな。」

カリーナ「だ、誰が!?」

キース「まあまあ2人共。」

カリーナ「…けど変じゃない?特別隊の戦力を見たらタイガーとバーナビーぐらいでも十分だと思うんだけどなんでホァンやネイサンにイワンまで行く事になったのかしら?」

アントニオ「たしかにな、まあネイサンは…」

 

アントニオはこの時「アタシがハンサムと可愛い坊や達をそのまま見過ごすと思う!?」と言うネイサンを想像し言うまでもないと悟った。

 

キース「自分の思い過しかも知れないが、特別隊は少数でも彼等一人一人がかなりの腕を持つ、そしてそれぞれの戦力を考えれば通常の部隊よりも強いと思うんだ。」

アントニオ「まあ特別隊って言うからな、けどあいつらのほとんどは正規の軍人って訳じゃないんだろ?」

キース「その通りだ、今回タイガー君達がこっちから引き抜かれたのはその戦力をより強くする為…?」

カリーナ「何がいいたいの?」

キース「その彼等はこれから各地で暴れる侵略者の討伐に向かう、肝心の連邦軍は戦力の現在戦力の立て直しが聞かないと言われている…つまり」

アントニオ「おい、まさかあいつ等は連邦軍が時間稼ぐまでの囮って事か!?」

カリーナ「!」

キース「あくまでも可能性の話さ、ただ…何か引っかかるんだ。」

カリーナ「…。」

アントニオ「…いや、よそう。それに今の俺達にはシュテルンビルトを守る使命がある。」

キース「そうだった、変な事を言ってすまない。そしてすまない。」

カリーナ「ううん…私はタイガー達を信じる、後は私達に出来る事をすればいいだけだから。」

 

キース達は特別隊に同行した虎鉄達が若干心配になって来る、しかし今はシュテルンビルトを守ると言う使命を果たしつつ、虎鉄達の無事を祈るのであった。

するとそこにアニエスがため息をつきながらやって来る。

 

アニエス「そう、ちゃんと帰って来てもらわないと困るのよね。」

キース「アニエスさん。」

アニエス「私が気がかりなのはアイツがあっちでちゃんとヒーロー達の活動記録を取ってくれてるか心配だから…」

アントニオ「…あぁ、たしかにな。」

 

アントニオはアニエスの言葉でその人物に心当たりがあった。

シュテルンビルトに残った彼等は旅立った虎鉄達に思いを馳せるのだった。

そして今回は、侵略者達と戦う特別隊のウルトラザウルスでの日常や、各地で起きたあらゆる出来事を紹介して行こう。

 

オルタンス「ムシューお元気ですか?私達は今、重要な存在となっておられる月美徹平様方と共に邪悪な存在と戦い渡る一団に参加しております。」

ヴィオレット「徹平様、ルキア様、そしてこれまで出会った沢山の人達がこの世界に生きる人々を守る為に毎日戦い続けているのです。」

 

ウルトラザウルス艦内。

オルタンスとヴィオレットが居住区の自室でそこにいない誰かに伝えてるかの様に目を閉じて語り続けていた。

 

オルタンス「私達には力はありません…」

ヴィオレット「ですが徹平様方と共に行動している内に自分達にも何か出来る事があればと毎日思っております…」

 

2人はここに来てから、侵略者達と戦う徹平やルキアに甲児達のサポートに努めている。

疲れ切ったみゆき達にドリンクや汗拭きタオルを手渡したり、フィーネやミク達と共に看護や食事を作る手伝いをしたりと様々だ。

 

オルタンス「月美徹平様、あの方には今の所変わった様子はありませんが…」

ヴィオレット「戦う度に何かあってしまってはと…心配する事もあります…」

オルタンス「それからシャイターン様の件です、あの方がとても悪の道に進む等…」

ヴィオレット「考えたくはないのですが…まさかライラ様の身に何かあったとしか…」

オルタンス「だとすればどうしたらいいのでしょうか、皆様にこの事を伝えるべきか…それともこれ以上私達の存在に困惑させるべきではないのか…」

ヴィオレット「…今の私達にはこれ以上出来る事はないのでしょうか…?」

 

2人はそっと語り終わると、目を開いた。

 

ヴィオレット「…オルタンス、少し引っかかる点があるのですが…」

オルタンス「と、申しますと?」

ヴィオレット「先日お会いした魔法少女と呼ばれる方といらっしゃったあのキュウべぇ様と呼ばれる存在です。」

オルタンス「ルキア様と徹平様に何か意味深い事をおっしゃってましたが…」

ヴィオレット「私達の見たあの光景と関係しているのでしょうか…」

オルタンス「…ルキア様が以前お会いしたと言う暁美ほむら様、その判断が

正しければその方が…」

 

シュイン!

 

ローレライ「オルタンスさん、ヴィオレットさん!」

オルタンス、ヴィオレット「!!」

 

ローレライがいきなり入って来て2人はその場で会話をやめる事になった。

 

ローレライ「フィーネさん達と今日の晩御飯の作る時間ですよ~。」

オルタンス「はい、分かりした。」

ヴィオレット「そろそろ行かなければなりませんね。」

 

 

 

オルタンスとヴィオレットはローレライと共に食堂の厨房へと向かい、早速エプロンとナプキンをして準備万端だったが…。

 

フィーネ「と、言っても食べ物があまりないんだけどね…;」

オルタンス、ヴィオレット「…;」

ローレライ「そういえば杏子さんが持っていっちゃいましたっけ…」

竜馬「あとは図書館通じて日本に戻っているみゆきちゃん達の学校帰りの買い足しが頼りか…」

 

厨房の空になった冷蔵庫を見て、同じエプロンとナプキン姿のゲッターチームが半々なため息をつく。

 

武蔵「オイラ腹へっちまったよ~こんな時に敵が出たら力でないぜ?」

隼人「我慢しろ、全員同じだ。」

忍「おい何か食うもんねぇのか!?」

 

食堂から忍と雅人達が入って来る。

 

武蔵「こっちだって腹減ってんだよぉ!」

雅人「火に油そそいじゃったよ忍…」

オルタンス「み、皆様、どうか落ち着いて下さいまし…」

フィーネ「そういえば甲板じゃ徹平君達が魚釣りしてるはずだけど、そろそろいっぱい連れたかしら?」

ウォルフィー「よっしゃあ、早速焼き魚だ!」

リーオン「オイラは塩焼きがいいな~」

やよい「…。」

 

ウォルフィーとリーオンが期待する後ろでやよいがスケッチブックとペンを持ちながら歩いており、何かを描くとすぐに移動していった。

 

お昼前のウルトラザウルス甲板にて。

ウルトラザウルスの背中にあたる甲板の端にて釣竿を構えて海上の魚を釣る、

徹平、ユーキ、甲児、シュウ、チビシロン、虎鉄、ボス、ヌケ、ムチャの姿があった。

 

虎鉄「釣れねぇな…」

シロン「ガッガガガッ。(全くだ。)」

ボス「なー今ここ何処よん。」

ユーキ「この辺りの海上は大西洋のヨーロッパ付近になりますね、夜ぐらいにロンドンとパリの間を超えてドイツへと着くと思います。」

甲児「そこから行くルートじゃギガノス帝国と連邦軍の交戦が続いてるって聞いたぜ、まさかギガノスと戦わなきゃならねぇよな?」

徹平「…人同士の戦いか…」

虎鉄「…正直ヒーローとしちゃその手との相手は避けたいもんだ。」

 

徹平はふと人同士の戦いを想像する、もしその時が来たら自分は戦えるのか。相手が人間でもその手を振るう事が出来るのかと。

虎鉄も同じく、自分のNEXT能力を戦争での人間相手に振るうのは気が引けるのは当然だった。

 

ユーキ「みんな今からそんな事考えるのはよそう、僕らの戦う相手はあくまで機械獣軍団やメカザウルスだし、目的のアジア方面ではわんさか暴れている、その討伐に向かうのが僕らの目的のはずだから。」

虎鉄「…それもそうだな、大塚長官の話じゃなるべくギガノスとの交戦は避けるって言ってたし、心配はないだろうよ。」

ラーダ「徹平君はいるかしら?」

 

そこへラーダがやって来た。

 

徹平「ラーダさん?」

シュウ「うっひょうラーダさ~ん!」

ラーダ「貴方に伝言を預かっているの。」

甲児「徹平に?」

ラーダ「カガリちゃんって子から「私は大丈夫だから」って、以上よ。」

徹平「カガリから?」

ラーダ「もしかして…?」

シュウ「な、なんですと!?」

 

ラーダが少し冗談交じりに聞いて来たが。

 

徹平「ふぇ!?……いや、そんなんじゃないです。」

ボス「なんでぇそっけない態度だな。」

虎鉄「お前こういう時はもっと同様するだろ?」

徹平「…」

 

徹平は若干動揺はしたが、何か思い出したかの様に間が空き、そんなんじゃないと答えた。

 

ユーキ「…。」

甲児「どうしちまったんだ?」

ユーキ「もしかしたらあの時の事…」

甲児「あ…」

ラーダ「…?」

 

ユーキと甲児はあの時徹平が話した2年前の事を思い出した。

 

ユーキ「…そういえば、あのマカロンは食べたかい?」

徹平「食べました、全部凄い色でしたけど…。」

シュウ「おっ引いてる引いてるぅ!よーっし見てて下さいラーダさん!」

シロン「ガガガガガ!」

 

シュウの竿に何かにかかった様だ。

 

ばしゃーん!!

 

空の缶詰だった。

 

シュウ「そりゃねえだろ!」

ボス「中身ありだったらよかったのによぉ。」

ラーダ「それは食べられるのかしら?;」

 

ギィ!!

 

虎鉄「ぬぉっ!?」

甲児「うおっ今度は虎鉄さんの竿か!?」

虎鉄「ぐぎぎぎ…こりゃでけぇぞ!!」

徹平「これが釣れたら今夜は…」

ヌケ「魚尽くしだぁ~」

ムチャ「その調子でっせ!」

 

虎鉄の竿に恐らく大物であろう魚が引っかかった、

徹平達が声援を送る中虎鉄は必死に海の中にいる獲物を竿の引っ張り合いを繰り広げた。

 

虎鉄「よーしやるしかねぇ…うぉぉぉぉぉ!!!」

シロン「ガガガ!?」

ユーキ「こんな所でNESTを使うんですか!?」

虎鉄「こいつだけは逃がしてたまるかぁぁぁぁ!!!」

 

ドッパァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!

 

 

虎鉄がハンドレットパワーを発動し、一気に竿にかかった大物を引っ張り上げた。

 

まさしく大物!

誰もが驚いたその巨体、糸に引っ張られたその頭から飛び出し彼等を驚かす!

 

そしてその大物が甲板に激突した!

 

ズドモン「うぉぉぉぉぉぉ~!?」

 

ズドォォォォォン!!っと並外れた海獣型デジモンのズドモンが釣れた!

 

虎鉄「…」

甲児「…」

徹平「…」

ユーキ「…」

ボス「…たしかに大物だわさ…」

 

ズドモン「あいてて…俺になんか用か?」

 

シュウ「…えーっと…お宅何味?」

甲児「食えるか!!」

シロン「ガガ…;」

 

虎鉄達が唖然としシュウがジョークを言うと同時にラーダが苦笑してしまう。

 

そしてその光景を甲板の出入り口からビデオカメラで撮影していた斉藤さん。

格納庫の屋根にあたる部分で座禅をしていた亮が少々呆れながら見ていた。

 

亮「…?…;」

 

斉藤さん「…プ。…?」

やよい「…。」

 

さらにその後ろからやよいが通りかかり、それらの光景をずっと見ながらスケッチを持っていた。

同時にそのまま姿を消してしまうが。

 

ウルトラザウルス格納庫。

 

ヒュッケバインMK-Ⅱが収納された格納庫の前のキャットウォークで

イングラムがギャリーと話をしていた。

 

ギャリー「へぇ、じゃあヒュッケバインMK-Ⅱには他にもグラビコン・システムを使ったバリアもある訳ね。」

イングラム「防御装置であるグラビディ・ウォールは重力障壁で大抵の攻撃を弾く力はある、だが過信は禁物だ。」

ギャリー「分かってるわ、ただやっぱりアタシがこれに乗るのがどうも引っかかるのよね…」

イングラム「…ギャリー、お前には何か変わった経験や普通の人間とは少しでも違う所はないか?」

ギャリー「…え?」

 

ギャリーはイングラムの質問にポカンとしてしまった。

そしてヒュッケバインMK-Ⅱの隣に収納されたグルンガスト弐式をルキアと一緒にメンテナンスをするロバートがその二人のやりとりを弐式のコクピット前から覗いていた。

 

ロバート「…。」

ルキア「ロブさん?」

ロバート「おおっとすまない。」

ルキア「…ロブさんって凄いですね。」

ロバート「俺が?」

ルキア「メカの事も凄く詳しいし、みんなとすぐ打ち解けてるじゃないですか。」

ロバート「ははは、そりゃメカニックだからな。それにここにいる連中がアイツ等と何処か似てるんだ。」

ルキア「アイツ等?」

ロバート「君と同じ念動力を持った戦士さ、一人は面倒見が良く誰かの為に使命を全うする紅一点、冷静でクールでいかにもライバル的だがそれでも憎めない奴、そしてまっすぐな心と正義感溢れる魂を持った熱血漢って所だな。」

ルキア「その人達って一体!?」

ロバート「いずれ会うはずさ、念動者で戦っている者としてはお前の先輩にな。」

ルキア「どんな人達なんだろう、会ってみたいです!」

ロバート「あいつらもきっと喜ぶぞ!(俺達が離れている間、アヤ達は上手くやっているといいが…ヴィレッタがいるから心配はないと思うが。)」

 

 

イングラム「もう一度問う、お前には何か変わった事と経験はないのか?」

ギャリー「…変わったと言っても…(流石に美術館の事は信じないわよね…ただ不思議な出会いならした事にはなるけど…)」

イングラム「何か普通とは違うめぐりあいをした…と言う顔だな。」

ギャリー「!?」

イングラム「軽いジョークだ、ヒュッケバインの事頼むぞ。」

 

そう言い残してイングラムはこの場を去って行った。

ギャリーはイングラムの言った言葉に何か引っかかった。

 

ギャリー「…?;」

 

ロバート「(ギャリーには念動力はない思うが…イングラムは何考えているんだ…?)」

ルキア「…イングラム少佐、僕はあの人から何か大きな物を感じるんです…気のせいでしょうか?」

ロバート「…たしかに彼は俺でも何考えてるか分からない時がある。」

ルキア「…」

ロバート「だが信じて欲しい、イングラム少佐は心の奥には熱いハートがあるのを俺は知ってるんだ。」

ルキア「熱いハート…」

 

ロバートはイングラムに対して少し疑問を抱く事があった。

しかしイングラムの心の奥には熱いハートがある、と彼は信じているのだ。

 

ロバート「(そうでなければRシリーズにあんな物は組み込まないさ…熱い奴なんだよ。)」

やよい「…」

ルキア「あれやよいちゃん?」

 

キャットウォークでグルンガスト弐式とヒュッケバインMK-Ⅱの前でスケッチを開いてたやよいを見かけた。

ルキア達に気づくとやよいは一瞬焦り、姿を消した。

 

レン「何やってたんだー?あー腹へったー…」

リン「それよりこっちも手伝ってよ、3博士達にマジンガーやゲッターの追加装備の調整の手伝い頼まれてるんだから!」

 

リンとレンは3博士等と共にゲッターとマジンガーZに追加装備の調整をしていた様だ。

 

 

ウルトラザウルス内、通路。

 

マルスモン「イングラム少佐。」

イングラム「マルスモンか、丁度いい少し聞きたい事がある。」

マルスモン「…。」

 

イングラムが通りかかったマルスモンに質問を問う。

 

イングラム「お前、徹平やユーキに何か隠し事をしてないか?」

マルスモン「…流石は念動者と言った所ですな。」

イングラム「お前の身体の動き、僅かな動作でも鈍っている、完全に隠し通すのは不可能。隙があればそこから突かれるだけだ。」

マルスモン「全くその通りですよ、ですがまた知るべきではないんです。あの2人には。それにまるで貴方も隠してる様な言い方ですね。」

イングラム「さて…どうかな。」

マルスモン「ですがその時が来たら2人は知るでしょう、ホルスの事もどう言うか…」

イングラム「…やはりか、俺の思った通りだった。」

マルスモン「ホルスは…いや止しておきます。」

 

マルスモンはその言い残して移動した。

イングラム「(民間防衛チームのデジモンガーディアンズか、実質的な活動はコトブキアームズ社の下で試作段階のDSCシステム運用のデータ収集、そしてDSCシステム開発を考案したのは地球連邦地上班副指令ルーチェモン准将…今までのケースではありえない事だった。あの者が中国で発見された古代兵器を事を聞けば何をするか、民間の資産家の手に周ったのは不幸中の幸いかも知れん。ようやく姿を現したのだからな…!)」

マック「少佐?」

イングラム「!?誰かと思えば君か…」

 

心の中で何か考えていたイングラムの前にマックが現れた。

 

マック「何か悩んでそうな顔してたんだな…」

イングラム「フフ、私も多忙なのでな。」

ガリオン(ドール)「…。」

マック「そういう時はおいしい物を食べるといいんだな、でも今はあまりないんだな…。」

イングラム「すぐに食糧の補給もくるさ、君の好きなハンバーガーもあるだろう。」

マック「…。」

イングラム「…?」

 

マックはイングラムの目を見つめていた。

 

マック「イングラム少佐には熱い優しさがあるんだな。」

イングラム「…!?」

マック「僕にはそう見えるんだな。」

イングラム「私が?フ、面白い事を言うんだな君は。」

 

イングラムは軽く聞き流し去った。

 

ガリオン(ドール)「マックにはそう見えるのか?私にはあの男についてはよく分からない部分がある。」

マック「ただそんな気がするんだな…。」

 

マックのポケットは入れてあるソウルドール状態ガリオンをセットしたタリスポッドから声を出す。

ガリオンはイングラムに違和感を覚えていた様だが。

 

 

ここで話と突然変わるが、

今から時をさかのぼりイングラムが言っていた中国で発見された古代兵器の事を話そう。

 

 

中国山東省・とある古代遺跡の発掘現場にて。

 

???「いやぁ~万丈さんの援助のお蔭で我が社の古代遺産発掘が全力で進むって物ですよ~!」

万丈「いえいえ、こちらも光栄ですよ。古代のロマンの発見にこうして立ち会わせてくれるなんて。」

???「ホントですね~発掘した遺産で収益が出れば倍にして返しますからね~!(へっそんな訳ねーだろ、ここに眠るって言う古代兵器をなんとしても手にしなきゃならねぇんだからよ!)」

 

ねずみの様な顔をした発掘隊の隊長と思われる男が今回の発掘プロジェクトへ資金を援助した破嵐財閥の主である青年・破嵐万丈と談笑したいた。

万丈の後ろでは彼の執事であるギャリソン時田と知り合いと思われる親子連れがいた。

 

イヴ「…」

 

発掘隊の服を着た茶色の長い髪の少女イヴが発掘現場を見つめていた。

 

イヴの父「どうだいイヴ、凄いだろ?」

イヴの母「古代の中国の遺産ってどんなのかしら…」

イヴの父「なんでもいいさ、とにかく発見されれば世紀の瞬間を見る事が出来るからね。本当にありがとうございます、私達まで招待してくださって…。」

ギャリソン時田「とんでもありません、万丈様も貴方には大変お世話になったそうですから。」

万丈「その通りですよ、そうだ何か飲むかいイヴちゃん?」

イヴ「!…えと…」

 

戻って来た万丈が、思わず母の後ろに隠れるイヴに進めて来た。

 

イヴ「…?」

万丈「どうかしたかい?」

イヴ「…(誰かの声が聞こえる…。)」

イヴはふと何か聞こえたのか、発掘現場の周囲を見渡した。

 

イヴの母「イヴ!あんまり動くとあぶないわよ!」

 

母がイヴに注意をする。

そんな中、先ほど万丈と話していたねずみの顔した発掘隊の隊長が遺跡の岩下にある場所まで移動していた。

 

???「破嵐財閥も上手く引っかかってくれたおかげで仕事が効率よく進むからな~早いとこ眠る古代兵器をこっちで回収しねーと俺の首も大変だからよぉ。」

調査員「隊長この岩の中から大きな反応がします!」

???「でかしたー!!!!」

 

調査員達の発掘作業とレーダーによる調査で岩の中にその古代遺産が眠っている事が明らかとなった。

 

イヴの父「おっ何か見つかったそうだよ!」

イヴの母「まあ!」

イヴ「…誰…呼んでるの?」

 

イヴの両親は期待を膨らます中、イヴはまるで何かを察知したかの様にその岩を見つめていた。

万丈はそんなイヴの事が気になりつつも、ギャリソン時田と共にねずみの様な顔をした隊長には対して何か違和感を抱いていた。

 

万丈「…」

???「万丈さん大変です、間もなくこの岩を大がかりで爆破して向こうに眠る古代遺産が日の目を見る事になります!!」

万丈「爆破!?」

 

万丈はその言葉に反応して周囲を見渡した、この遺跡の周囲は崖で覆われており、昇には設置された作業用の階段がある位だ。

 

ギャリソン時田「お待ちください、この崖のある真ん中で大きな爆破を起こされては…!」

???「あー心配いりませんって、ちゃんと計算してありますから~では始め!」

 

ドォォォォォォォォ!!!

 

 

イヴ「…!?ダメェェェ!!」

 

大岩が爆破された。

その直後、イヴが何か聞こえたのかそこに向かって走り出した。

 

イヴの母「イヴ!待ちなさい!!」

イヴの父「イヴ!!」

万丈「!?」

 

イヴ「…ハァハァ…!」

 

バラバラになった岩の中から何かがその姿を現した。

その真ん前に立ったイヴは先ほどから感じた思念が何所からくるのかがやっと分かった。

 

岩の中に眠っていた二つの古代兵器、ひとつは龍の形をした大きな巨体、もうひとつは虎を象った大きな巨体、ただどちらもボロボロになっており、原型をとどめるのでやっとな状態だった。

 

イヴ「…私を呼んでいたのはアナタ?」

 

イヴが感じていた思念、それはここに眠っていた龍の形をした巨体から発していた物だと分かったのだ。

 

イヴの父「…これが古代の遺産…?」

イヴの母「竜と…虎かしら?」

???「よっしゃー!!やっと見つけたぜぇ!!!」

万丈「貴方は一体何が目的なんだ?」

???「え、私?」

 

ゴゴゴゴゴ…!!!

 

その時、イヴの真上の岩場から爆発の衝撃で脆くなった落石が起きた。

 

その岩がイヴめがけて落ちようとしていたのだ。

 

イヴの父、母「イヴ!!!」

 

イヴ「…!!」

 

ゴォォォォ!!

 

 

イヴが思わず目を閉じる、だが岩が落ちて来る気配がなくなり目を開くと。

 

イヴ「…!?」

 

万丈「あれは…!?」

ギャリソン時田「なんと…!」

???「えぇっ!?」

 

なんと龍の形をした巨体が自身の頭部の精一杯突出し、イヴを落石から守る様に覆いかぶさったのだ。

 

イヴ「…守ってくれたの…?」

龍「…。」

イヴ「ありがとう…!」

 

イヴがお礼を述べると龍の巨体は安心しきったかの様にその頭部の力を抜いて倒れてしまった。

 

そこへ慌てて駆けつけた両親に抱きしめられる。

 

イヴの父「イヴ、怪我はないか!?」

イヴの母「もう!心配したのよ!!」

 

???「うそだろ、アレ生きてたのかよ…!」

万丈「知ってる事を話してもらいますよ。」

???「げっ!!」

 

万丈はねずみの顔をした隊長が何か知ってると確信した、そして問い詰める。

 

万丈「あの古代兵器はなんですか?貴方はそれを知ってる様ですね。」

ギャリソン時田「貴方の目的、あの古代兵器を手にする事ですね?その目的によっては我々は貴方の敵になる事に繋がるでしょう。」

???「げぇ…やっべー、お、おいお前等!!」

 

その周囲の発掘調査員達の姿が変化し光の玉となって真上に飛んで行った。

 

ドォンドォンドォンドォンドォン!!!

 

万丈「!?」

 

同時に周囲の崖で爆破が起き今度は大規模の落石が起こった。

 

イヴ「!?」

イヴの父「爆破!?」

イヴの母「キャア!?」

 

???「くっそーもう少しだったのによ!!あばよ~金持ちさん!!」

万丈「くっ!」

ギャリソン時田「いけません、万丈様!!」

 

ねずみの隊長は逃げてしまった。ギャリソンは瞬時にイヴ達三人をこの遺跡の真ん中に連れ止せる、同時に万丈は首のペンダントをかざして叫んだ。

 

万丈「ダイターン!カムヒアァァァ!!」

 

落石が起きる中、上空に物凄く大きい巨大な影が現れた、その巨体が両腕を出し、万丈、ギャリソン、イヴ等を手に乗せると同時に万丈がその巨体に乗り込んだ。

 

万丈(ダイターン3)「脱出だ!!」

 

ゴォォォォォ…ズシィィィン!!

 

 

 

 

イヴ「…!」

イヴの父「大丈夫かい?」

イヴの母「万丈君が助けてくれたのよ。」

 

イヴが目を覚ました。

そこには両親にギャリソン、万丈がおり、

遺跡から脱出していた。

 

そしてイヴは大きな影に気づき後ろに振り向くと。

 

イヴ「…!!お、大きい…」

 

それは万丈が呼び出し、操縦する全長120mを誇るスーパーロボット・ダイターン3が立っていた。

その隅にはダイターンが後から落石から掘り返して回収した龍と虎の古代兵器があった。

 

万丈「すみません、自分がいながらこんな事になってしまい…」

イヴの父「いや、気にしてないよ。それよりも凄い大発見をしたからね。」

イヴの母「それに…イヴがあの龍さんと虎さんを気に入ったみたいなの。」

 

イヴの母がそう言う、そのイヴは龍の古代兵器にしがみ付いていた。

 

イヴ「よかった…貴方達も無事で…」

 

イヴは龍の古代兵器から何等かの思念を感じ取っていた。

ただ虎の古代兵器からは何も聞こえなかったようだが…。

 

万丈「…あの古代兵器は一体…。」

ギャリソン時田「イヴ様と何か通じ合っている様にも、それにあのねずみの男の事も気になります。」

万丈「調べる必要があるな…」

イヴの父「それならあの古代兵器、家に預からせてくれないかい?」

万丈「え?」

イヴの父「イヴもあの龍の事が気に入ってくれてる様だし、それに逆に家の様な民間人に預けて目を欺くのもいいんじゃないかな。」

万丈「ですがこれ以上貴方方に…。」

イヴ「お願い万丈さん!」

 

イヴが頭を下げて万丈にお願いした。

 

万丈「…分かった、あの龍と虎の事、頼んだよイヴちゃん!」

イヴ「…はい!」

 

こうして龍と虎の古代兵器は一度イヴの家に預ける事に。

万丈は今後あの古代兵器を調べる事となった。

 

そしてあのねずみの男はどうしたのか、遺跡から遠く離れた人気のない山岳地帯で。

 

 

???「なんてこった…あの古代兵器が人間の元に渡っちまったよ…」

ぬらりひょん「失敗した様だなねずみ男。」

ねずみ男「げっぬらりひょん様!!」

 

発掘隊の隊長と言われた男はその名の通りねずみ男を言われ、彼の前に現れたのは見かけは和服を着た怖そうな老人だったが頭部がやけに長い、ぬらりひょんと呼ばれる者であった。

 

ぬらりひょん「人間相手にヘマしおって!かつて妖怪殺しと言われた龍と虎の機人は我等妖怪の存在を脅かす物だとあれほど言ったはずだ!!やっとの思いでようやく発見できた物の…あの機人はなんとしても我等の手に納めなくてはならん…!!」

ねずみ男「は、はぁ…」

ぬらりひょん「だが鬼太郎や魔戒騎士共に知られては厄介か…ならば侵略者の人間共を利用する手もあるが…さて、どう動くか…。」

 

妖怪ぬらりひょんはあの龍と虎の兵器の事を機人と呼んでいた。

彼はそれらを手に納める為今後何か動きを見せる事だろう。

 

 

時は再び現在の時間に戻る。

さてここは…ドイツにあるとある街、ただそこは過去に侵略者の攻撃を受けて廃墟となっていた。

その廃墟の民家で立ち話する者達が。

 

闇黒寺「…で、以上がICPOと波嵐財閥の報告っと。しっかしその龍と虎の兵器ってのはなんなんだ?」

カトル「間違いなく古代の中国文明が作り出した兵器と見ていいでしょう。ただどうして今になって発掘されたでしょうね…。」

闇黒寺「さてねぇ、まっその兵器の存在を侵略者が聞きつけたらどうなるかって話だが…」

デュオ「今の所裏をかいて民間の資産家に預けられた形だよな、それを知ってるのは俺達プリデンターとICPO、波嵐財閥、そしてSRX計画の責任者イングラム・プリスケンか…」

カトル「連邦軍関係者で知ってるのはごくわずかなんですね…うかつに公できないと思う。」

 

プリデンターと呼ばれる組織の一員とされる茶色の長いお下げをしたデュオ・マックスウェルとカトル・ラバーバ・ウィナーと言う金髪で短い髪の美少年、

そしてイカツイ顔をしたICPO日本支部の警部・闇黒寺闇太郎。

 

闇黒寺「まっ俺達イイ男3人、これからは仲良くやっていこうじゃないの!」

デュオ、カトル「…」

闇黒寺「なんで黙るんだよ!?そうだ、ナルシアちゃんによ、ピエトロ王子だったか?2人の言う世界からこっちに迷い込んだ心境は?」

 

ピエトロ「未だ実感がわきません、突然僕の住んでたポポロクロイス王国から…」

ナルシア「変な穴に引き寄せられて…こうしてここに。」

 

デュオ達ともう2人、後ろ髪が長い身なりの良い少年ピエトロ、

赤い色をした魔女の様な格好の金髪の少女ナルシア、

2人は別の世界からこちらに迷い込んだと証言している。

 

デュオ「最初俺達のガンダムと鉢合わせした直後剣と魔法みたいなので交戦したくるからビックリしたぜ…」

ナルシア「ごめんなさい…でも魔法は本当です。」

カトル「そんなに気にする事ないよ、この世界にも不思議な生き物がいるからもうそんな違和感ないからね。」

ピエトロ「僕とナルシアも皆さんについて行っていいですか?僕らにとってもこの世界は右も左も分からないんで…。」

カトル「大歓迎だよ!ピエトロ君とはなんだか仲良くなれそうな気がするんだ!」

ピエトロ「僕もそんな気がしました!」

デュオ「まっそうするしかないよな。今のこの世界は色々ヤバい情勢だからさ。」

ナルシア「この世界には侵略者が沢山いるって聞いたのですが…」

闇黒寺「そう、コワーイ人がいっぱいいるんだ~この俺の実家のヤバい家業みたいにな~!」

ナルシア「は、はい…;」

デュオ「さて早速気になる話なんだが…ここから行くドナウ川付近の城にはある科学者がいるって話だ…」

ピエトロ「科学者?」

 

闇黒寺はなんかいやらしそうな目がナルシアに説明した。

そんな訳でピエトロとナルシアはプリデンターで行動する事になる。

 

 

 

そしてさらに場所を変えよう、

 

地球圏の宇宙、スペーストンネルを抜けてやって来た、クジラ型の飛行戦艦ゾイド・ホエールキングが地球へと降り立とうしていた。

 

ホエールキング・ブリッジ。

 

トーマ「無事にスペーストンネルを抜け、場所は間もなくフィーネさんのいる地球!フィーネさん待ってて下さい!今このトーマが補充戦力のゾイドを連れて今行きます!!」

 

この少し浮かれ気味な顔をした青年と惑星Ziから来たトーマ・リヒャルト・シュバルツ。

ホエールキングには乗員は彼1人様だ。

だがそのトーマの後ろから丸いピンクの玉の様な物体が突っ込んで来た。

 

ドォォ!!

 

トーマ「ぐぉっ!?誰だ!?」

カービィ「ポ~ヨ~…」

トーマ「!?!?!?!?!?」

 

突如目の前に映った真ん丸のピンクの物体、顔があり手足が生えたその姿にトーマは目を丸くした。

 

カービィ「ぽよ♪ぽよ♪」

トーマ「な、なんだコイツは…!?何処から侵入した!?」

フーム「すみませ~ん!」

トーマ「!?」

 

さらにそのピンクの玉の生き物より一回り大きい、と言っても人間に比べれば子供より少し小さい見たこともない種族の少女が止めに入った。

 

フーム「ごめんなさい、私達迷い込んだだけなんです!」

トーマ「は、はい…?」

 

そしてトーマは仕方なくフームと言う少女とピンクの玉の生き物のカービィの話を聞く事になる。

 

トーマ「なるほど…それでお前達はそのポップスターと言う惑星のププブランドと言う国から変な穴に吸い込まれて飛ばされてここに来たと言う訳か…。」

フーム「全て事実です。」

カービィ「ぽよ~」

トーマ「分かった、だが俺はそんな惑星など聞いた事もないうえ、何処にあるかも検討つかん。残念だが君達を元の星に返すのは現状では不可能と言う事だ。」

フーム「そうですか…どうしようカービィ…。」

カービィ「ぽよ?…ぽよ~!」

トーマ「おい、おいお前!?」

 

カービィは突然トーマの頭に乗りかかり、そこから宇宙の景色と目の前の映る地球を見て目を輝かせていた。

 

トーマ「全く…まあ君らがいいのであればついて来て構わん。」

フーム「本当ですか!?ありがとうございます!!」

カービィ「ぽよ♪ぽよ♪!」

トーマ「降りろ!…だがこのピンクの玉から感じるこの親しみやすさはなんだ…?」

 

トーマはどういう訳からカービィから何処かで感じた親しみを覚えていた。

 

場所は再びウルトラザウルスの甲板、虎鉄達が釣り上げたズドモン。

彼はかなり怒っているかと思ったら、どういう訳か徹平達とかなり談笑していた。

 

ズドモン「へえ、じゃあお前らデジモンになれるのか!」

徹平「はい、俺達とユーキ先輩、ライザとホルスはこの力で侵略者と戦っています。」

ズドモン「それは凄いな…なんだか…」

甲児「?」

ズドモン「お前達も見ていると昔の事を思い出すんだ…。」

虎鉄「昔の事、アンタ一体…?」

ユーキ「ズドモン…イッカクモン、そしてゴマモン…もしかして貴方はかつてこの世界を救った選ばれし子供達のパートナーだったデジモンですか!?」

ズドモン「!」

 

ボス「なんだそれ?」

シュウ「さあ?」

シロン「ガガ?」

ラーダ「聞いた事あるわ。遠い昔、人間とデジモンの社会の始まりを築いた切っ掛けとも言える歴史に残る伝説よ。」

徹平「そんな伝説が?」

ズドモン「…正解だよ、俺はかつてこの世界とデジタルワールドを守る為に戦った選ばれし子供達のパートナーだったデジモンさ。」

ユーキ「今じゃそのデジモンの存在は生きてるかどうかわからないって聞いたんですが…」

ズドモン「俺は少なくとも生きてるぜ、ただ他の皆の事は分からないけどな。俺と同じかまた生まれ変わって生きているかどうか…」

シロン「…」

 

バーナビー「ひとつ聞かせてもらってよろしいですか?」

虎鉄「バニー!」

 

そこへバーナビーがやって来た。

 

バーナビー「貴方の伝説は存じ上げております、貴方達がかつてこの世界を救い、今の世界の基礎を生み出したと言っても過言じゃありません。」

ズドモン「…。」

甲児「何がいいたいんだよ、バーナビーさん。」

バーナビー「ですが、そからまた別の争いが生まれそして侵略者の襲来、世界はまた混乱に陥ってます。貴方はそんな状況をどう思われてますか?」

 

バーナビーが直球な質問を投げかけた、虎鉄達は思わず焦ってしまう。

その答えにズドモンは。

 

ズドモン「…昔よりもヤバいのはたしかだな。」

甲児「…。」

徹平「…」

ラーダ「…。」

ズドモン「今の侵略者連中、特に闇軍団に関しちゃ俺等が戦ってきた相手とは全くレベルが違い過ぎた。」

ユーキ「その結果…デジタルワールドは完全に闇軍団の支配下に落ちてしまった、唯一対抗出来たロイヤルナイツも殲滅してしまったと聞いています。」

ズドモン「それぐらいヤバいって事、第一線を引いた俺等じゃどうしようもない話だ…。」

虎鉄「おいバーナビー、何余計な事聞くんだよ;」

バーナビー「事実のを述べたまでです、今の現状を先輩である方々に聞く必要がありましたから。」

 

徹平「ズドモンさん…」

ズドモン「お前ら、侵略者と戦っているんだってな。」

甲児「ああ。」

ズドモン「頼むぜ?次にこの世界を守るのはお前等なんだ、俺等よりも凄い伝説残して沢山の人を救う以上のな。」

シュウ「…マジっすか?」

シロン「ガガガ…」

虎鉄「ああ、任せてくれ!」

徹平「…はい!」

ズドモン「いい目だ、じゃあな。」

 

ドボォォォォォォ!!

 

そう言い残しズドモンは再び海に戻っていった。

 

ユーキ「僕達、凄い大役の任された気がする…」

甲児「だな、けどやるしかないだろ!」

シュウ「カムバック!リボーン!!」

 

シュウは思わずシロンをリボーンし、本来のウインドラゴンの姿にした。

 

シュウ「お前はどう思うでかっちょ?」

シロン「メンドくせー事押しつけやがって…まっ俺達の居場所がぶっ壊されちゃ腹は立つけどな…!」

ラーダ「私達には沢山人達の期待を背負っている事になる、それに応えないとね。」

ボス「どんな奴だろうとボロットに叶う奴はいないぜ!」

ヌケ、ムチャ「…」

ボス「おい!なんか言えよ!」

バーナビー「しっかりやりますよ虎鉄さん。」

虎鉄「言われなくても分かってらぁ。」

徹平「…!!」

 

徹平は海を見つめた、この先には色んな人達がそれぞれの幸せに住んでいる国や街が沢山あると。

そんな人達を脅かす侵略者と戦う事、改めて誓った。

 

 

 

その後、場所はウルトラザウルス食堂に移す。

 

みゆき「買ってきたよ~!」

れいか「一先ず数日分は用意できました。」

大塚長官「おお、みんなご苦労だったな!」

ラーダ「みんな、お疲れ様!」

 

みゆき達が食糧調達から帰って来た。

 

ミク「そうそう、コトブキアームズ社に連絡したら丁度持ってきたい物資があるから一緒に持ってきてくれるってルカから連絡があったの。」

正太郎「凄いですね、一体どんなのですかね?」

フィーネ「私もトーマさんに連絡したらすぐに来るって言ってたわ。」

バン「あいつ地球に来るのかよ!?」

オルタンス「どの様な方ですか?」

ムンベイ「まあ、ちょっとね…」

ヴィオレット「?」

 

イワン「ところでやよいちゃんはさっきから何してるんだい?」

やよい「あっ!」

 

やよいは思わずスケッチを隠した。

だが後ろからネイサンが取り。

 

ネイサン「あっら~、凄いじゃないの~素敵な絵だ事~!」

ギャリー「ホントだわ~!」

メグ「わあすごい~!」

ズオウ「上手、上手!」

亮「ほお、上手く描けてるな…」

忍「ここにいるの俺等か?」

沙羅「間違いなくこの目つき悪いの忍よ、これ!」

ウォルフィー「俺とリーオンも描いてあるぜ!そっくりだ!」

リーオン「えーオイラこんな顔だったけな?」

弓さやか「マジンガーやダイアナン、ゲッターにグルンガスト弐式、ヒュッケバインMK-Ⅱもあるわ。」

竜馬「人物もメカも動物も上手く描けている…!」

ロバート「すごい…バーニングPTのデザインに使いたいぐらいだ…!」

ルキア「凄いよやよいちゃん!」

なお「やよいちゃんの絵、凄く上手いんですよ!!」

 

一同はやよいのスケッチブックに描かれた皆の姿が描かれてる絵に感激していた。

やよいは嬉しさと恥ずかしさの両方で困惑していたが。

 

やよい「み、見ないでえ~!!」

せわし博士、のっそり博士、もりもり博士「恥ずかしがる事なーい!」

ローレライ「やよいさん素敵です!」

 

甲児「よお戻ったぜ!」

ライザ「おっ来たな!」

あかね「魚つれたん?!」

 

徹平「…。」

ボス「…。」

虎鉄「…。」

ホァン「え…」

沙羅「まさか…」

シュウ「忘れてましたー!!」

 

グリードー「やれやれ…」

ディーノ「はあ…」

ホルス「…;」

 

そんなこんなで食堂に賑やかだった。

 

マルスモン「我々も隠している事はありますが…。」

イングラム「フ、今は楽しむのも悪くない…」

斉藤さん「…クク。」

 

2人もその中へと入っていった。

特別隊も、この世界もいたる所に沢山の人達と出来事が渦巻いている。

だが同時にこうした一時の安らぎもある。

また来るべき戦いに備え、彼等も栄喜を養うのであった。

そしてその光景も斉藤さんがビデオカメラで撮影してたのだった。

 

 

 

そして海中、ズドモンはふと考え込みながら海の潜水する。

 

ズドモン「(俺達はもう昔みたいに戦える力は残ってない、ごめんな丈…今の俺をお前が見たらどう言うか…けど、俺が見た中じゃアイツ等は昔の俺達と良く似た目をしていたぜ…!次は彼らがこの世界を救う番だ!)」

 

 

 

 

 

 

そして…。

 

イヴェール「この世界の行方…彼らの戦い…その果てにはどんな物語が待っているのだろう。ああ、其処にRomanはあるのだろうか…」

 

朝の夜の狭間。

銀色の風が吹く中、イヴェールはそこでSHWと書かれた本を開きそのページに次々と記録されていく文字を読みながらその記述を眺めていた。

 

イヴェール「…シャイターン…君は…」

 

イヴェールは最後に侵略者側で行動しているシャイターンへ思いはせながら空を見上げた。

 

物語は続く。

 

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