スーパーヒーローウォリアーズ   作:ドラグナイトモン

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この小説は作者の趣味100%で書かれた版権多数+オリジナル要素のクロスオーバー小説となり、スーパーロボット大戦シリーズのオマージュであります。また、それぞれの原作の展開が変わっていたりストーリーもそれぞれクロスオーバー、中にはいるだけの空気参戦の作品もございます。■基本的にはタグに付けられた作品のキャラクーがメインで登場します。※SoundHorizonのルキアがスパロボシリーズのグルンガスト弐式に乗って戦ったり、ibのギャリーが地球連邦軍のパイロットになってたり、初音ミク等ボカロキャラがゾイドに乗って戦いますが、これはこの小説だけの展開です。中にはいきなり別の作品のキャラが出てきたりします。なおデジモンは現時点ではオリジナルキャラクターメインとなります、そういった物が苦手な方々はご注意を…■ギガノス軍の基地に突如巨大な影の姿が、その正体は…マジンガーZ!?果たしてその真相は!?


スーパーヒーローウォリアーズ 第15話 青き鷹と地竜の激突

ドイツ・アルプス山脈。

 

その麓にはかつては連邦軍の基地であったはずの拠点。

だが今は連邦軍に戦争を仕掛けたギガノス帝国の大隊が領土にしていたのだ。

 

ギガノス帝国の使用する人型兵器・メタルアーマー、

連邦軍のモビルスーツ、パーソナルトルーパーと同じ汎用性の高い起動兵器であるが、

メタルアーマーの優れた点は多くの機体が単独飛行を可能としている事である。

 

ドォォォォォォォォォ!!!!

 

 

ギガノスの基地に襲い掛かる爆発音。

その爆音によって多くの兵士達に戦慄が走った。

 

マイヨ「何があった!?」

ギガノス兵「敵襲、識別不明!こちらに進軍してきます!」

 

ズシィズシィ…!!

 

ギガノスの基地の真ん中に聳え立つ巨大な黒い姿、

 

ゴォォォォ!!!

 

ギガノス兵(ダイン)「ぐわぁぁぁ!?」

ギガノス兵(ゲバイ)「な、なんだアレうわぁぁぁぁぁっ!?」

 

チュドォォォォン!!ドォドォドォン!!!

 

出撃したギガノスのメタルアーマー達を次々と粉砕していき、

その黒い巨体は両腕を発射し次々とメタルアーマーのコクピットごと破壊。

さらに胸の赤い放熱版から熱戦レーザーを放ち、基地を焼き尽くしていった。

 

 

マイヨ(ファルゲン)「これ以上はやらせん!!」

 

ガキィィィィ!!

 

暴れまわる黒い巨体の前に二つのビーム状の刀身をナギナタの様に展開し振り構えて食い止めるメタルアーマー・ファルゲン。

その機体に乗るのはギガノス帝国のエースパイロット「青き鷹」と恐れられるマイヨ・プラートだ。

ファルゲンのレーザーソードと黒い巨体の手甲とぶつかり合った。

 

マイヨ(ファルゲン)「この機体の出力は…スーパーロボット!?」

 

基地は既に炎上し黒い煙が吹き上がるせいか、敵である黒い巨体の姿がすぐに判別できなかった。

だがこの姿には見覚えがあった。

 

マイヨ(ファルゲン)「…まさか!?」

 

ブォォォォォォ!!!!

 

黒い巨体の口部分から酸性の突風が吹き荒れファルケンの装甲が徐々に溶解されてしまう。

 

ウェルナー(ゲルフ)「そうはさせるか!!」

ダン(ゲルフ)「援護します大尉!」

カール(ゲルフ)「こいつ何者だ!?」

 

ダダダダダ!!

 

そこへ四方からレールガンの砲火を浴びせて黒い巨体を怯ませるのはマイヨ・プラートに絶対の信頼を寄せる3人の少年兵達・プラクティーズが駆るメタルアーマー・ゲルフ3機だ。

ファルゲンはすかさず一時後退。

黒い巨体はその鉄に鈍く光る脚を動かし前進してくる。

 

マイヨ(ファルゲン)「貴様の目的はなんだ!?何故この基地を襲撃する!?」

 

黒い巨体からの返答はなかった。

そしてその両腕を振り上げ胸の放熱版を見せつける態勢を取った。

放熱板から放つ高熱の温度が徐々に高まる。

 

カール(ゲルフ)「っ!?危険です大尉!!」

ウェルナー(ゲルフ)「なんて奴だ…このパワーと火力は連邦軍のモビルスーツの物ではありません!」

マイヨ(ファルゲン)「この機体…火力、武装といい…これは間違いなく…!!」

 

ダン(ゲルフ)「大尉!!!」

 

ドォォォォォォォ!!!!

 

黒い巨体の放熱版から再び高温のレーザーが放たれた。

 

チュドォォォォォ!!ドォォォ!!ドォォォォ!!ドォドォドォ!!!ゴォォォォォ…!

 

 

ギガノスの基地は炎上、爆発した。

マイヨ等は辛うじて脱出したが、それ以外のギガノス兵士達は全てあの黒い巨体の力によって犠牲となってしまった…。

 

その炎上した基地を遠くの地からただ茫然と見つめるマイヨ達は。

 

マイヨ「…なんてことだ…こんな所で大切な部下を失ってしまった…っ!」

ダン「大尉、あの機体の似たようなタイプは以前データで見た事があります!」

ウェルナー「あの火力、武装はどう見ても…!」

カール「スーパーロボットの物と見ていいでしょう、あれはまさしく…!!」

マイヨ「鉄の装甲を持ち、腕を飛ばす、多種の兵器を装備…あれはマジンガーZとうりふたつだった…!!」

 

マイヨ達の脳裏に過る黒い巨体のシルエット、あの姿こそ以前データで見たスーパーロボット・マジンガーZとそっくりなロボットだったのだ。

 

ウェルナー「大尉…!これは間違いなく我々への攻撃です!」

マイヨ「しかし何故…マジンガーZが我々に…!?」

ブランチ「話は聞かせてもらったぞ!」

ダン「誰だ!?」

 

マイヨ達の前に現れたのはロボットマフィアのブランチであった。

その後ろには見慣れぬ小太りな青年がいた。

 

テンザン「聞いてるぜぇ、ギガノスの青き鷹さんだってなぁ…」

ウェルナー「なんだ貴様らは!?」

マイヨ「よせ!何か知っている様だな。」

ブランチ「その通りだ、お前達を攻撃したのは間違いなくマジンガーZだ。奴は現在こちらの進路を通る特別隊と言うウルトラザウルスの部隊で行動している。報復するのであればすぐに向かうといいぞ?」

カール「それは本当なのか!?」

テンザン「ブランチさんが言ってるだからそうに決まってんだろうがぁ!」

ダン「大尉、このまま黙っていられません!行きましょう!」

マイヨ「…分かった、情報を感謝する。(…。)」

 

マイヨとプラクティーズの3人はブランチから与えられた情報によってマジンガーZは特別隊にいる事が分かった。

マイヨ等はすぐに特別隊の向かってる進路へとメタルアーマーで向かった。

 

テンザン「なあブランチさんよ、なんであのマジンガーがギガノスなんかに狙いをさだめたんだ?」

ブランチ「さあな、だがこれで奴等の足止めにはなる、どちらにしろ特別隊はあそこに来るはずだからな…!」

テンザン「おー怖マフィアってホントえげつないねぇ~。」

 

ブランチはやはり何かを目論んでいる様だった。

 

 

 

一方、その特別隊のウルトラザウルスは。

ウルトラザウルス頭部・ブリッジ。

 

大塚長官「ICPOの報告によるとドイツ地方にもメカザウルスの攻撃が激しくなっている、我々はアジアに向かいつつ進路のドイツ各街に攻撃しているメカザウルス達を破壊していかなくてはならない。」

イングラム「いつ奴等と交戦が起きてもおかしくない、各自いつでも戦闘態勢に入れる様準備を怠るな。」

虎鉄「ほい質問。進路と外れた先にギガノス帝国が潜伏しているって話を聞いた事があるが、まさかそいつらとも戦うって事はないよな?」

マルスモン「現状ではな、だがもし彼等がこちらに牙を向けたとすれば交戦は避けられなくなる。」

ライザ「…その時は仕方ねえな。」

ホルス「…。」

みゆき「う…。」

 

ギガノス帝国の事を聞き一部の者達の顔色が悪くなる。

とくにみゆき達は人間同士の争いに関して戸惑う物があるのは当然だった。

 

やよい「あの…それって人同士の戦争になるって事ですか?」

マルスモン「その通りだ。」

徹平「…人間同士…!」

ルキア「ギガノス帝国は宇宙に国家あると聞いた事があります、一体どうしてそんな人達が地球に戦争を仕掛けて来てるんですか?」

マルスモン「ギガノス帝国を統括するギルドール元帥は人類の再生を目的と称している、だが世間から見ればただの戦争屋とも言われている。」

れいか「人類を…再生?」

メグ「意味が分かりません…」

あかね「さっぱりや…」

ポップ「どの種族も時にはそれぞれの理念と生き方や価値観の違いから争いが起こる物でござる、されどこの様な状況が続けばいずれこの世界はバットエンドよりももっと最悪の事態を招くでござる。」

 

ポップは今の世界の状況にはやはり見ていられない様子だった。

 

イングラム「万が一ではあるが、君達プリキュアもヒーロー諸君、レジェンズチームも奴等と交戦となれば戦ってもらう。」

ホァン「そんな…!!」

イワン「僕らの力で…!?」

ディーノ「いくらなんでも…」

シュウ「本気でいってんの…!?」

なお「う…」

れいか「プリキュアの力を人間相手に振るうなんて…」

 

イングラム「どうした、ここにいる以上はそういった働きもしてもらう。」

大塚長官「まあイングラム君!少しきつくはないかね?」

ウォルフィー「そうだぜ、俺達はディーノ坊ちゃん達の家族を助ける為にここにいるんだ!」

リーオン「オイラ達にはそんな事する理由がないね!」

イングラム「…。」

 

 

 

その後ブリーフィングは終了し解散となった。

 

ウルトラザウルス食堂。

 

忍「なんだあいつら?さっきから冷めた顔しやがって。」

正太郎「仕方ないですよ、みゆきさん達は特に…今まで人間を相手にした事がないですから…」

オルタンス「皆様とても思いつめてる様で…」

 

 

忍は先ほどから考え込むみゆき達を見て冴えない表情と見た。

 

亮「なんでもバットエンド王国なんて訳の分からん一味と戦っていたそうだな。」

沙羅「この前の魔女みたいなもん?」

甲児「まあ非科学的に言えばそうだな…。」

竜馬「あの連中はまだ可愛げがあるに見えるが、魔女はアレだったな…。」

 

ホァン「ねえ、徹平君達とどう思う?」

徹平「俺ですか?…やっぱりその時になって見ないと…」

ユーキ「だけど、それじゃ行けない気がする。」

やよい「え?」

ユーキ「もし僕らが人間同士の戦いに踏み入れる事になったら、相手はきっと真っ先に僕らに襲って来るはず、この場合僕らがためらってたら先にやられるのは僕らなんだ。」

イワン「ユーキ君は出来るというのかい?」

ユーキ「そうするしかないのなら…!」

なお「…ユーキさんは強いんですね。」

ライザ「そんなの辺り前だぜ、お前達だって死ぬのはいやだろ?俺なら…いやもう言う必要もないな。」

やよい「ライザ君は私達と違うもん…」

ルキア「ホルス君、君は?」

ホルス「俺は…言われればやります。」

シュウ「ホルス兄ちゃんっていざって時怖そうだな…」

シロン「…。」

 

ギャリー「…アンタ達?」

 

そこへギャリーが入って来る。

 

ギャリー「アンタ達はどうしたい訳?」

みゆき「それは…」

ギャリー「そう言う所、ちゃんと自分自身の気持ちにケジメをつけとかなきゃダメよ?やるのかやらないのか、どちらをとるのかね。」

隼人「決めるのはお前等だ、だが足手まといになるのは困るんでな。出来ないのなら降りてもらう事だってある。」

武蔵「おい、そこまで言うのかよ。」

ルキア「…!」

虎鉄「おい、お前等そういう言い方…」

バーナビー「虎鉄さんはどうなんですか?」

虎鉄「俺か…バニーちゃんは?」

バーナビー「やむ負えないのなら仕方ありません。」

虎鉄「お前そうあっさりと…」

バーナビー「ですが相手の機体のコクピットを外していくと言う手もあります。」

ギャリー「…と、言ってもソレ正直大変よ?」

みゆき「…。」

 

 

みゆき達はふとギャリーを見つめた。

 

ギャリー「…?」

ユーキ「ギャリーさん、ひとつ聞いていいですか?」

徹平「ギャリーさんは…相手を殺した事があるんですか…?」

ギャリー「!!…。」

オルタンス「徹平様…!」

 

徹平達はギャリーに聞いた、まず皆が最も信頼している正規軍人の一人であるギャリーに人を殺した事があるのかを。ギャリーはその口を開く。

 

ギャリー「…あるわ。」

甲児「ギャリーさん…!?」

忍「で、どうだったんだ?」

ギャリー「あの時は最も命の危険にさらされた時だったわ…敵は至近距離からナイフで襲って来てね、このままだとアタシどころかその時一緒にいた女の子まであぶなかった。アタシは思わずやっちゃったわ、持ってたライターでね…」

 

ヴィオレット「…。」

徹平「そんな事が…。」

ネイサン「そう…火でねぇ…。」

ミク「…う。」

雅人「…え…でもライターでどうやって?相手はナイフだったんだよね?」

なお「雅人さん!」

雅人「う、ごめん;」

ギャリー「ま、そんな事もあったのよ…。」

甲児「ギャリーさん…(そういやたしか女の子と一緒に写ってた写真持ってたっけ、一緒にいた子ってその子の事なのか…?)」

正太郎「僕もあります。」

やよい「正太郎君まで!?」

正太郎「iCPOで活動してた頃、鉄人で犯罪者のロボットと戦う時が沢山ありました。その中にはやむ終えずそうするしかなかった事だってあるんです…。」

イワン「そんな歳で…」

ルキア「…。」

 

みゆき達はどうしても人間同士の戦いに割り切れない者があるのは当然だった。

まだ子供である彼等がその力を人間相手に振るう言う行為はとてもではないが出来るはずがなかったのだ。

 

 

ウルトラザウルス頭部・ブリッジ。

 

ラーダ「ねえ、イングラム少佐。あれでよかったのかしら?必要以上に厳しすぎるんじゃなくて?」

フィーネ「流石に結構堪えたんじゃないかしら…」

イングラム「あれぐらいで怖気づく様ではこの先の戦いは到底期待できん。」

バン「かと言ってもなぁ…何も必ず殺せって言ってるんじゃ…」

 

 

ウー!ウー!ウー!ウー!

 

ドォォォォ!ドォドォ!

 

突如艦内にサイレン、その直後に爆音が響いた。

 

大塚長官「何事じゃ!?」

マルスモン「敵の襲撃…!」

ムンベイ「この反応は有人機…ギガノス帝国よ!!」

ラーダ「!!」

 

 

そしてウルトラザウルスの間横へ向けて威嚇射撃が仕掛けらていた。

 

ダダダダダ!!ダダダダダダ!!

 

マイヨ(ファルケン)「こちらはギガノス軍・マイヨプラート!!特別隊に告ぐ!我々のギガノス基地を壊滅させたマジンガーZがここにいる事は分かっている!」

ウェルナー(ゲルフ)「大人しく出てきてもらうぞ!」

 

ファルケンにゲルフ3機のメタルアーマー襲撃だ、

 

ムンベイ(ウルトラザウルス)「はあ!?何言ってる訳!?」

ラーダ(ウルトラザウルス内)「マイヨ・プラート…聞いた事あるわ、ギガノス軍のエースと呼ばれる別名「青き鷹」…」

フィーネ(ウルトラザウルス・サブ)「壊滅って…信じられないわ、だってマジンガーは現にずっと…」

大塚長官(ウルトラザウルス内)「うぬぬ…だが致し方ない、各員・各機発進してくれぃ!!」

 

カール(ゲルフ)「大尉、来ます!」

ダン(ゲルフ)「出て来るか!」

 

 

ウルトラザウルスのカタパルトとハッチから

マジンガーZ、弓さやかが新たに乗る女性型ロボット・ダイアナンA、ボスボロット、ゲッターロボ、ミクのプテラスボマー、レオストライカー、ゴウキモン、テツザンモン、イーグルファイターN、ランドクーガーN、ランドライガーN、ビッグモスN、鉄人28号等が先陣を切った。

 

イングラム(ウルトラザウルス内)「どうした、出撃数が少ないぞ?」

マルスモン(ウルトラザウルス内)「まだ迷ってると見えますな…、…!」

 

 

マイヨ(ファルケン)「来たか…マジンガーZ!そしてその機体を駆る兜甲児!!貴様は何故ギガノスの基地を破壊し沢山の同胞をどの様な理由で殺した!?」

甲児(マジンガーZ)「なんだって!?」

バン(レオストライカー)「そんな話聞いてないぞ!!」

ミク(プテラスボマー)「ちょっとぉ!ドイツに着いてからマジンガーZはまだ一回も出撃してないんですけど!!」

弓さやか(ダイアナンA)「話が見えて来ないわ!」

 

カール(ゲルフ)「とぼける気か貴様ら!」

ダン(ゲルフ)「我々はこの目でハッキリと見たぞ!」

ウェルナー(ゲルフ)「マジンガーZが…この先のギガノス軍の基地を破壊した事をな!!」

甲児(マジンガーZ)「だから知らねえって言ってんだろ!!」

忍(イーグルファイターN)「おい甲児!一体いつの間にそんな事やりやがったんだ!?」

沙羅(ランドクーガーN)「忍…アンタ黙ってなさい。」

正太郎(ウルトラザウルス内)「どういう事なんでしょうか…。」

テツザンモン「人違いか?」

 

 

 

甲児はマイヨ達の言うことに全く身に覚えがない。

ではマイヨ達の言うマジンガーZとはどういう事なのだろうか、特別隊一同はただ困惑するばかりであった。

一方ウルトラザウルス格納庫では。

 

 

シュウ「なあ…俺達も出撃した方がいいのか?」

シロン「ガガガ…」

やよい「けど…」

ルキア「…くっ…」

マルスモン「何をしている!出撃命令が出てるんだぞ!」

虎鉄「あ、ぁぁ…わかってる!」

徹平「隊長…!」

ユーキ「…!」

マルスモン「ユーキ…徹平、命令だ…!」

 

マルスモンは徹平とユーキに殺気を含めたかの様な目でにらんだ。

 

徹平「…わかりました…!」

ユーキ「…行きます!」

オルタンス「お二人共…」

徹平「いいんだ、あとは自分で切り抜けるしかないから…!デジヴァイス起動・ロード!」

 

そう言い残して徹平とユーキはアルティメットブイドラモンとグリカウモンになり出撃した。

 

みゆき「徹平君達は強いね…」

れいか「私達は…」

マック「僕達にはそう簡単に出来ないんだな…」

ガリオン・ドール「…マック…。」

ルキア「…僕も行きます!」

みゆき「ルキアちゃん!」

ワイルドタイガー「仕方ねえ…俺も出るぞ。バーナビーはどうだ?」

バーナビー「行けます。」

 

虎鉄はワイルドタイガーのメットをかぶり、既にヒーロースーツを着用したバーナビーと共に出撃、

 

ファイヤーエンブレム「まあ、アンタもさ。そこまで強制しなくともいいんじゃない?」

マルスモン「私の部下だけは出撃させた。他は私の管轄外だ。」

ファイヤーエンブレム「そ。」

 

ズシィンズシィン!

 

カタパルトに脚を踏み入れるグルンガスト弐式、キャットウォークからレンとリンが合図を出した。

 

リン「グルンガスト弐式、いつでも出れるわよ!」

レン「行けるか!?」

ルキア(グルンガスト弐式)「僕も戦います!こちらルキア、グルンガスト弐式・行きます!!」

 

ファイヤーエンブレムもそう呟いて出撃、後からグルンガスト弐式もカタパルトから発進した。

 

せわし博士「しかしどういう事なんじゃ?」

のっそり博士「マジンガーZがギガノスの基地を出撃するなどありえん!」

もりもり博士「マジンガーと言えば他には科学要塞研究所のグレートマジンガー…いやまさかそんな…。」

ロバート「どっちにしろありえない…何かおかしいぞ…!」

 

3博士には何か心辺りがあった様だが今は分からない、後残っているのはプリキュア・レジェンズチームと、折り紙サイクロンとドラゴンキッドだけだ。

そしてそんな彼らの姿を見つめるギャリー。

 

マルスモン「…君達はどうするつもりだ?このまま出撃命令を無視しても後で大変だぞ?」

メグ「そんな事言われても…」

あかね「うち等に人間相手はできへん…」

なお「それにマジンガーがあの人達の基地を襲ったなんて話、筋が通ってないです!それで襲って来るからってそのまま倒さないといけないんですか!?」

ドラゴンキッド「僕達にはそんな事…」

マルスモン「…。」

キャンディ「そんなのおかしいクルー!」

 

ギャリー「…分かったわ、アンタ達は待機してなさい。」

みゆき「え!?」

マルスモン「ギャリー…君にそんな権限」

ギャリー「分かってるわよ、責任はアタシがとるわ。どっちにしろ敵の数は4、アタシ達だけでもなんとか行けるわ。」

グリードー・ドール「お前…」

ギャリー「アンタ達の気持ちは分からないでもないわ、無理ならしなくてもいい。人はそういう者だから。」

マック「ギャリーさん…」

ギャリー「でもいい?アンタ達には自分の出来る範囲でアタシ達の力になれる事、しっかりやってもらうからね!」

折り紙サイクロン「え…!?」

 

ギャリーはそう言葉にしてヒュッケバインMK-Ⅱに乗り込んだ。

 

ギャリー(ヒュッケバインMK-Ⅱ)「ギャリー、ヒュッケバインMK-Ⅱ!出るわよ!!」

 

 

ゴォォォォ!!

 

ヒュッケバインMK-Ⅱもカタパルトから発進していった。

 

ヴィオレット「ギャリー様は皆様の気持ちを一番に理解して下さったのですね…」

マルスモン「彼の言う通りだ、後は君達がどうするか。今からそれを決めてもらう。」

みゆき「…!」

ドラゴンキッド「…!」

シュウ「お、俺達は…」

 

ロバート「なあ、ひとつ相談があるんだが。」

シロン「ガ?」

 

ロバートがみゆき達にある事を持ちかけて来た。

 

 

その頃、外では。

 

 

マイヨ(ファルケン)「侵略者を打倒する者達が集まる…だがその程度か特別隊と言うのは!!」

 

ドォッ!!ダダダダダダダ!!

 

竜馬(ゲッター1)「うぁっ…ゲッタァァァトマホォォォォク!」

マイヨ(ファルケン)「遅すぎる!それがスーパーロボットの力なのか!?」

 

ファルケンの高い飛行能力と機動性が特別隊を翻弄する、

同時にゲルフ3機もその機動性と単独飛行で全ての攻撃を読み回避しつつ、

ミサイルや射撃を避けながら前進を回転させて後ろへ回り込んで隙を狙ってハンドレールガンで反撃して行く。

 

弓さやか(ダイアナンA)「ダメ、追いつけない!」

ミク(プテラスボマー)「もう当たらないじゃない!!」

 

ダン(ゲルフ)「見え見えだ!!」

 

忍(イーグルファイターN)「やろう、さっきからチョロチョロしやがって!!」

ウェルナー(ゲルフ)「戦闘機ごときが!!」

忍(イーグルファイターN)「ただの戦闘機呼ばわりするんじゃねぇぇぇ!!」

鉄人28号「ガォォォォ!!」

正太郎(ウルトラザウルス内)「こんなに動きが早いなんて!」

 

テツザンモン「狙いがさだまらねぇ…くぅ射撃泣かせとはこの事だぜぇ~!」

 

同じくイーグルファイターとゲルフが空中でドッグファイトを繰り広げる中、鉄人が割り込むがウェルナーのゲルフの機動性が勝っており、結局は攻撃を当てられずじまいだ。

テツザンモンの射撃も味方と敵が動きまわっており、狙いが定まらない。

 

ダダダダダダダ!!

 

バン(レオストライカー)「ぐわぁっ!?」

ボス(ボスボロット)「ちょっとぉ降りてこんかぁい!!」

雅人(ランドライガーH)「や、られちゃうよぉ!」

カール(ゲルフ)「空中からではどうにもなるまい!!」

 

ダン(ゲルフ)「所詮は見かけ倒しか、特別隊と言うのは!」

ゴウキモン「幻鬼刀奥義…閃光連斬!!」

ダン(ゲルフ)「下がれ!!」

 

ガキィィイン!!

 

地上からでは空中のメタルアーマーに上手く攻撃が出来なかった。

ゴウキモンの閃光連斬がダンのゲルフを狙うがファルケンが割り込んで回転させてレーザーソードで封じられた。

だがそこに。

 

甲児(マジンガーZ)「光子力ビーム!!」

 

ジェットスクランダーで同じく飛行するマジンガーZの光子力ビームが炸裂したが、ファルケンは読み切って旋回圧倒間にマジンガーの後ろをついた。

 

 

マイヨ(ファルケン)「兜甲児…マジンガーZはそんな力なのか!?ギガノスの基地を破壊したのならまだパワーを隠してるはずだ!!」

甲児(マジンガーZ)「ざけんじゃねぇ!なんで俺がそんな事しなきゃなんねぇんだ!!俺は何もしてねぇぞ!!」

マイヨ(ファルケン)「…。ならば証拠を見せて見ろ!!」

 

ファルケンは一気にレーザーソードで切り掛かり、マジンガーの懐に突っ込んで来る。

 

アルティメットブイドラモン「フレイムブーメラン!!」

 

ブゥンブゥンブゥン!!

 

マイヨ(ファルケン)「ぬっ!」

 

ドォン!!!

 

アルティメットブイドラモン達が駆けつけた。

フレイムブーメランを投げるがマイヨに読まれてレールガンであっという間に落とされた。

そこからにハンドグレネードを投げつけた。

ドォドォドォン!!

 

アルティメットブイドラモン「うわぁっ!?」

甲児(マジンガーZ)「徹平!アイアンカッター!」

 

マイヨ(ファルゲン)「ロケットパンチ…違う!?」

 

ジャキィン!!

 

マジンガーZのロケットパンチ、いやただのロケットパンチではない、発射された腕から刃が展開、ファルゲンに切り掛かろうとした。

ギリギリで違いに気づいたファルゲンはすかさず回避して体勢を立て直す。

 

マイヨ(ファルゲン)「あんな武器が存在したのか?いやそもそも…!」

 

グリカウモン「僕らも行きます!」

カール(ゲルフ)「増援ごときが!」

 

亮(ビッグモスH)「ぐっ!」

ルキア(グルンガスト弐式)「念動フィールド!!」

 

そこにグルンガスト弐式が後ろにいた仲間達を庇う様に着地、バリアシステムを展開しレールガンの射撃を完封した。

さらにヒュッケバインMK-Ⅱの左腕に装備されたワイヤー状のチャクラムシューターが

発射、ゲルフのウイングに切り掛かる。

 

ダン(ゲルフ)「ぐぉっ!?」

ギャリー(ヒュッケバインMK-Ⅱ)「かすっただけね…!」

ワイルドタイガー「でりゃぁぁぁぁぁ!!」

ウェルナー(ゲルフ)「に、人間だと!?」

 

さらにハンドレットパワーを発動したワイルドタイガーとバーナビーが大ジャンプで飛び込みゲルフの両脚に掴まり叩き落としかけるが、ウェルナーのゲルフは動き回って振り払う。

 

バーナビー「くっ!」

ワイルドタイガー「げっ!」

 

放り出されたワイルドタイガーとバーナビーにそこからダンのゲルフがウイングに装備されたミサイルを撃ってくる。

 

ファイヤーエンブレム「それだけならこれくらいね!」

 

そこからグルンガスト弐式の首元にいたファイヤーエンブレムが火を噴いてミサイルを焼いて爆発させた。

そしてグリカウモンもドルフィンシューターで援護射撃、

ランドクーガーHとビッグモスHも続いてライフルで距離を置きながら応戦していく。

 

沙羅(ランドクーガーH)「どうするの、敵はああ言ってるけど?」

バン(レオストライカー)「だからと言って戦わない訳にはいかないさ…!」

 

イングラム(ウルトラザウルス内)「出撃してないのはやはり彼等か…」

ラーダ(ウルトラザウルス内)「今の状況ならこの戦力だけでも十分だと思います。」

正太郎(ウルトラザウルス内)「みゆきさん達だって出来ない事はあります、分かっていただけませんか?僕らだけでも戦えます!」

イングラム「…。」

 

イングラム等の横でVコンで鉄人を遠隔操作する正太郎も言う。

そんな戦闘は機動性による統率・連携でマイヨ達が勝っていたが、後から他のメンバーが来た事によって質量とパワーの差で押し返している。

 

マイヨはプラクティーズ達に一時後退の指示を出した。

 

マイヨ(ファルゲン)「…!」

カール(ゲルフ)「大尉、どうなさいました!?」

ダン(ゲルフ)「まさかこのまま撤退するのですか!?」

マイヨ(ファルゲン)「やはり引っかかる…本当にあのマジンガーZなのか?あの機体が空を飛ぶならもっと効率よく基地を破壊していたはずだ…そして奴は地上から姿を現したのなら…」

ウェルナー(ゲルフ)「たしかにそれは…」

 

甲児(マジンガーZ)「だから違うって言ってんだろうが!!」

カール(ゲルフ)「だが基地を破壊されたの事実だ!」

竜馬(ゲッター1)「それは本当にマジンガーなのか!?」

ワイルドタイガー「マジンガーだってヒーローだ、そいつが無闇に破壊活動なんてするのかよ!!」

ルキア(グルンガスト弐式)「話あいましょう!やっぱり変ですよこんなの!」

カール(ゲルフ)「そう言って我々をはめる気か!!」

 

アルティメットブイドラモン「違う!甲児兄ちゃんがそんな事するもんか!ずっと一緒だったからみんな知ってる!やっぱりこんな戦いに意味なんて…!出来れば俺は貴方達とは戦いたくないです!!」

マイヨ(ファルゲン)「…。」

ギャリー(ヒュッケバインMK-Ⅱ)「アタシ達はハッキリ言ってアンタ達に関わってる暇はないわ、仮にアタシ達がアンタ達んとこの基地を襲ったとしてもこっちには利益なんてないわよ!」

ダン(ゲルフ)「貴様等…!」

 

ムンベイ「あの子達…」

大塚長官「戦いを中断させようとしてるのか!?」

イングラム「何を勝手な…!」

マルスモン「イングラム少佐、様子を見ましょう。その時が来れば彼等は判断できるはずです…!」

イングラム「出撃してない者達はどうした?」

マルスモン「それを含めて見守っていただけませんか?」

イングラム「…いいだろう。」

 

ウルトラザウルス・ブリッジではイングラムが彼等の勝手な行動が目にあまるが、

マルスモンからそれを認めて欲しいと頼まれ、仕方なく答えた様だ。

 

特別隊とギガノス・マイヨ、プラクティーズの間で張りつめた状況が続く。

だがその光景が見える岩陰からある者達が覗いていた。

 

 

ニオン「上手く言ってます、これで特別隊の連中が上手く奴等とつぶし合いになってくれれば…」

キャプテン・ラドラ「…」

シャイターン「…」

ニオン「どうしました?」

キャプテン・ラドラ「これで、本当にいいのか…?」

ニオン「え…なっ!?」

シャイターン「ムッ!?」

 

キュアハッピー「見つけたぁぁぁぁ!!」

 

恐竜帝国のキャプテン・ラドラだ、さらにシャイターンもいる。

もう一人の爬虫人はニオンと呼ばれる青年風の男。

そこに現れたのは。

 

折り紙サイクロン「恐竜帝国、何故ここにいるでござる!?」

シャイターン「!?」

ニオン「うわっなんだこいつ!?」

ドラゴンキッド「タァッー!」

 

三人の前に地面から折り紙サイクロンが飛び出した。

そこからドラゴンキッドが電撃を両手に溜めて突っ込んで来る。

ニオンやシャイターンに浴びせると同時に折り紙と一緒に後退しプリキュア達とレジェンズチームが前に出た。

 

キュアサニー「捕まえたるでぇ!!」

グリードー「てめぇとは少しなぐり合って見たかったぜ!」

シャイターン「クッ!」

ガリオン「構うな、今は彼らに真実を伝えるのが先決だ!」

マック「急ぐんだな!」

 

シャイターンに向けてグリードーがパンチを仕掛ける、さらにキュアサニーがキックを仕掛けて来て、シャイターンはギリギリで避ける。

 

メグ「皆さん聞いて下さい!本当の敵はここです!!」

ズオウ「任せて!」

シュウ「でかっちょ!」

シロン「あいつら…こっちに気づいてくれよ!」

ドラゴンキッド「ハァッー!」

キュアピース「ピース…サンダー!!!」

キュアマーチ「ええい!」

 

ブォォォォォ!!バリバリバリバリィィィィ!キラキラキラキラ…

 

隼人(ゲッター1・サブ)「なんだあれは!?」

フィーネ(ウルトラザウルス・サブ)「もしかして…あの子達が!?」

ローレライ(ウルトラザウルス内)「すごい…!」

アルティメットブイドラモン「…!?」

マイヨ(ファルゲン)「あの風と雷の光は…!?」

 

突如彼らがこう着状態となっていた場所が眺める山中から風が雷と混ざり合う様に巻き起こり、雪の結晶もチラチラと光輝いて目立っていた。

 

キュアビューティ「ギガノスの皆さん、これが真実です!!」

ディーノ「犯人はこの連中です!!」

ニオン「くっ…うおぉぉぉぉ!!」

キャプテン・ラドラ「よせニオン!」

 

ドォォォォォォォ!!

 

山中から飛び出した巨大な黒い影、その姿は…。

 

ダン(ゲルフ)「大尉、あれは基地を襲った!!」

マイヨ(ファルゲン)「そういう事だったのか…!!」

 

グリカウモン「甲児さん…あれって…」

ボス(ボスボロット)「そっくりだわさ!!」

甲児(マジンガーZ)「マ…マジンガーZがもう一体いる…!?」

ミク(プテラスボマー)「ねえどういう事!?」

 

ニオン(エネルガーZ)「いや違う!!こいつは…エネルガァァァ・ゼェェェェットォォォォォォ!!!」

 

突如現れたマジンガーZそっくりな機体、エネルガーZ。

そのむき出しの頭部に乗っているのはニオンだ。

 

イングラム(ウルトラザウルス内)「なんだと…!?」

大塚長官(ウルトラザウルス内)「マルスモン君、君は…!」

マルスモン(ウルトラザウルス内)「つまりそういう事です。」

 

ウェルナー(ゲルフ)「では、我々を襲ったのは…!」

マイヨ(ファルゲン)「マジンガーではなかったと言う事だ…!」

甲児(マジンガーZ)「ほれぇ、だから言っただろ!」

ルキア(グルンガスト弐式)「(シャイターンさん、貴方も…)」

 

シャイターン「…!」

キャプテン・ラドラ「こうなれば仕方ない!!」

 

さらにラドラのメカザウルス・シグを動きだし、その周囲にいたメカザウルス達がキュアハッピー達を囲んだ。

 

メカザウルス・ザイ「グォォォォ!!」

メカザウルス・ズー「グゥゥゥゥ!!」

メカザウルス・サキ「ガォォォォ!」

 

ウォルフィー「げっ!?」

リーオン「やばいよこれぇ!」

キュアピース「あわわわわ!!」

折り紙サイクロン「うっ!」

シロン「こいつら…!」

 

 

 

ロバート(ウルトラザウルス内)「しまった!」

オルタンス、ヴィオレット(ウルトラザウルス内)「ああっ!!」

キャンディ(ウルトラザウルス内)「みんなぁっ!!」

 

テツザンモン「この距離じゃ遠すぎるぞ!」

ワイルドタイガー「とにかく走れぇ!」

ルキア(グルンガスト弐式)「みんな!!」

ゴウキモン「…!」

 

キュアハッピー達がメカザウルスに囲まれたのを見て、すぐに向かうがここからでは距離が遠すぎて間に合わなかった。

その時である!

 

 

ズバァァァァァァ!スパァァァァァァ!ダダダダダダダ!ドォォォォ!

 

 

デュオ(ガンダムデスサイズヘルカスタム)「死神様のお通りだぁぁ!!!」

ピエトロ「風のやいば!!」

カトル(ガンダムサンドロックカスタム)「ハァッ!」

ナルシア「ホーリーバースト!!」

 

メカザウルス・ザイ「グォォォォ!?」

シャイターン「ムッ!?」

 

突如黒い死神の様な姿をしたガンダムデスサイズヘルカスタムがヒートシザーズ、

砂漠等での戦闘を得意とするガンダムサンドロックが曲刀ヒートショーテルで鎧竜型のメカザウルス・ザイ等を切り倒していく。

さらに後方からピエトロが竜の剣を振り翳してかまいたちの様に切り裂く、風のやいば。

ナルシアが自らの魔力で発動し天に杖を振り翳す、同時に天から差し込んだ光が他のメカザウルスを焼き尽くすホーリーバースト。

瞬時に倒していき、キュアハッピー達を救った。

 

キュアピース「あ…あれはガ、ガ、ガンダム!!!」

シロン「なんだあいつら!?」

グリードー「味方か!?」

ピエトロ「はい、皆さんを助けに来ました!」

キュアハッピー「え、貴方は…もしかして王子様!?」

ピエトロ「え、そ、そうですけど…」

シュウ「なんでわかんの!?」

カトル(ガンダムサンドロックカスタム)「それより皆さんメカザウルスを!」

キュアマーチ「そうだった!」

 

この危機を救ったのはプリデンターのデュオとカトルの乗るガンダム、そして共について来たピエトロとナルシアの2人だった。

キュアハッピーは童話を読んでいる影響かピエトロが真っ先に王子様に見えたらしい。

 

キャプテン・ラドラ(メカザウルス・シグ)「今度はなんだというのだ!?」

 

バーナビー「どうやら危機はさったみたいです。」

ギャリー(ヒュッケバインMK-Ⅱ)「え、あれってモビルスーツ?どうしてここに?」

忍(イーグルファイターH)「ん!?あいつこの間のガンダムじゃねえか!」

 

シャイターン「ヌッマダ来ルゾ!」

光竜、闇竜「システムチェーンジ!!」

 

さらにシャイターンの後ろからパール色のメーザー砲塔車と黒光する色のミサイルトレーラーが変形し女性型ロボットへと変形、光竜と闇竜が登場と同時に。

 

闇竜「シェルブールの雨!」

光竜「プライムローズの月!」

 

闇竜が背後のミサイルコンテナから大量のミサイルを放ち、

光竜が背部にあるパワーアームメーザー砲からメーザーを放つ集中砲火で残りの弱ったメカザウルスを一掃していく。

 

メカザウルス・サキ「グガァァァァ!」

シャイターン「…!」

キャプテン・ラドラ(メカザウルス・シグ)「貴様らぁ!!」

 

ジャック(テキサスマック)「HAHAHA!せっかくたてたー作戦モォ、ダ・イ・ナ・シ・デスネー!」

 

ドダァンドダァンドダァン!

 

さらにいかにもカウボーイなガンマン的デザインのスーパーロボット・テキサスマックが専用の馬型の騎乗メカ・パスチャーキングに乗って現れた。

両手にリボルバーを構えて射撃、メカザウルス・シグとシャイターンに狙いを定めるが、彼等はギリギリに避けて行く。

 

竜馬(ゲッター1)「あれはテキサスマック!?ジャックか!」

 

 

 

シャイターン「一気ニ攻メ込ンデ来タカ!!」

キャプテン・ラドラ(メカザウルス・シグ)「なんて事だ…ニオン!?」

 

ニオン(エネルガーZ)「うぉぉぉぉぉ!!こうなればせめて、奴等を少しでも殺しておかねばぁぁぁ!!わが地竜一族の名誉の為にぃぃぃぃ!」

キャプテン・ラドラ(メカザウルス・シグ)「ニオン、ダメだ戻ってこい!!」

 

ニオンのエネルガーZがラドラの制止を無視して感情をむき出しにして突撃した。

 

ワイルドタイガー「マジンガーの偽物がこっちに来たぞ!」

忍(イーグルファイターH)「やぁってやるぜぇぇぇぇ!!」

ニオン(エネルガーZ)「ロケットパンチ!!」

忍(イーグルファイターH)「うおっ!?」

 

エネルガーZのロケットパンチがイーグルファイターを振り払った。

 

ニオン(エネルガーZ)「ルストハリケーン!!」

 

さらに口部分からルストハリケーンを噴射し酸の風を巻き起こした。

 

バン(レオストライカー)「この威力…マジンガーZと同じか!!」

鉄人28号「…!!」

甲児(マジンガーZ)「だったら見せてやらぁ本家本物の力を!!」

ギャリー(ヒュッケバインMK-Ⅱ)「援護するわ、甲児!」

 

マジンガーZがジェットスクランダーを噴射して突撃しその手がエネルガーZの口部分を抑え込みルストハリケーンを封じこみ、頭部を暴発させる。

さらに後ろからギャリーのヒュッケバインMK-Ⅱがフォトン・ライフルで援護する。

 

ボォボォボォボォォォォォ!!ドォドォ!!

 

ニオン(エネルガーZ)「まだ終わってたまるかぁぁぁぁ!!ブレストファイヤー!!!」

 

バァァァァァ!

 

甲児(マジンガーZ)「うわぁっ!?」

 

エネルガーZが胸の放熱版からブレストファイヤーを放った。

だが今のニオンは半狂乱となっており、そのまま撃ちっぱなしで周囲に襲い掛かる。

 

グリカウモン「あぶない!」

亮(ビッグモスH)「あれに当たったら溶けるぞ!」

テツザンモン「そいつはお断りだ!」

マイヨ(ファルゲン)「させん!!」

 

ドズゥッ!!

 

 

そこへファルゲンがツインレーザーソードでエネルガーZの腹を貫き動きを止めた。

 

ニオン(エネルガーZ)「なっ…そんな、馬鹿な!?」

マイヨ(ファルゲン)「お前に葬られた同胞の無念…果たさせてもらうぞ!!」

ウェルナー、カール、ダン(ゲルフ)「うぉぉぉぉぉ!!!」

 

さらにゲルフ参機もレーザーソードでエネルガーZをの装甲を貫いて串刺し状態にしていく。

同時にエネルガーZは暴発し、機能を停止させてしまう。

 

ニオン(エネルガーZ)「そんな…くそっ脱出せねば…脱出…!!何故だ動かない!?」

 

ニオンはエネルガーのコクピットとなっている頭部のパイルダーを模造した部分から脱出しようとしたが、操縦系統が機能しなかった。

そこにあのゴールから通信が入った。

 

ニオン(エネルガーZ)「ゴール様!脱出装置が機能しません!!お助け下さい!!」

帝王ゴール『ああ、そんな物は最初からついてないわ。』

ニオン(エネルガーZ)「…!?待って下さい…それでは私は…地竜一族再度の繁栄は!?」

帝王ゴール『所詮お前は地竜一族!貴族になれる柄ではないわ!貴様は最初から我々の捨て駒と言う訳だ、我らの礎になるだけでもありがたく思うがいい!!』

ニオン(エネルガーZ)「そんな…私は…ただ我が地竜一族が解放され…他の爬虫人類と共に共存できると信じていたのにぃ!!」

帝王ゴール『よくもそんなハッタリに騙されたもんだ、そのまま奴等を道ずれに死ぬがいい!!』

ニオン(エネルガーZ)「いやだ…いやだ、いやだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ルキア(グルンガスト弐式)「みんな隠れて下さい!!念動フィールド!!!」

 

ドォォォォォォォォ!!!ゴォォォォォ…!

 

 

エネルガーZはわずかな残骸を残して木端微塵に爆発した、ニオンの悲痛の叫びと一緒に。

 

 

 

キャプテン・ラドラ(メカザウルス・シグ)「ゴール様は…最初からニオンを捨て駒に…!?」

シャイターン「…!!ラドラ、退コウ…」

 

ラドラはだた茫然とその光景を見ていた。

シャイターンはこのゴールと態度に怒りを覚えたが今は撤退を選び去って行った。

 

光竜「撤退したみたい!」

カトル(ガンダムサンドロックカスタム)「さて…」

ピエトロ「あのロボットがこの事件を引き起こしたんですね…」

闇黒寺「そういう事だ。」

キュアビューティ「貴方方は一体…?」

 

 

エネルガーが破壊された事によった戦いは終わった。

そしてギガノスのマイヨ達は未だ張りつめた状況が続く、そこへ。

 

キュアハッピー「もうこれで終わりにしよう!!」

マイヨ(ファルゲン)「!?」

ウェルナー(ゲルフ)「まだ生身の人間が!?」

ダン(ゲルフ)「今度は年端も行かない少女だと…!?」

キュアハッピー「もうこんな人間通しの戦いなんてやめようよ!!こんな事したってなんの意味もないよ!私はもうこんなのいやだぁ…もうやめてよぉ…!」

 

ついにキュアハッピーが溜まった感情を吐きだして涙を流した。

 

フィーネ(ウルトラザウルス・サブ)「みゆきちゃん…」

ホップ(ウルトラザウルス内)「みゆき殿…」

ラーダ(ウルトラザウルス内)「…あの子は必死に伝えているわ、疑いから生まれたこの戦いに対して。」

 

キュアサニー「みゆき…」

ナルシア「あの子の気持ち私も分かります…」

ジャック(テキサスマック)「ヒューマン・ウォーズ…断じてノー・ネ。」

 

アルティメットブイドラモン「…みゆきさんの言う通りだ、もう戦う意味なんて…」

竜馬(ゲッター1)「ああ、これ以上は無駄な血を流してしまうだけだ。」

マイヨ(ファルゲン)「我々まで助けてもらってしまったな…」

ルキア(グルンガスト弐式)「貴方達は何も悪くないです!」

アルティメットブイドラモン「真犯人はあのマジンガーを利用した恐竜帝国…」

弓さやか(ダイアナンA)「甲児君への濡れ衣は晴れたみたいね…。」

ウェルナー、カール、ダン(ゲルフ)「…」

甲児(マジンガーZ)「…。」

 

マイヨ(ファルゲン)「我々は君達へ大きな勘違いと疑いをかけてしまった事を心から陳謝する。この通りだ…そして、これからも君達の活躍と奮闘…検討を祈る!」

キュアハッピー「え…じゃあ。」

ウェルナー(ゲルフ)「勘違いするな、また確信的な理由が生まれれば我々はまたお前等に戦いを挑む。」

カール(ゲルフ)「だが今回は我々に負がある、すまなかった。」

ワイルドタイガー「いや、いいさ。どっちも最初は分からなかったからな。」

武蔵(ゲッター1・サブ)「今回はみゆきちゃん達に救われたな!」

マイヨ(ファルゲン)「我々はこれで撤退する…それから。」

キュアハッピー「…?」

 

マイヨは最後にキュアハッピーにこう述べた。

 

マイヨ(ファルゲン)「君達のお蔭で我々は救われた、だが忘れないで欲しい。守る物、信じる物があるのなら相手がなんであろうと戦わなければならない時がある事を。」

キュアハッピー「…。」

 

そう言い残しギガノスは撤退していった。

 

マルスモン(ウルトラザウルス内)「…。」

イングラム(ウルトラザウルス内)「今回は幸いと言う事か…」

 

 

 

ウルトラザウルス・格納庫。

 

イングラム「さて色々と片付ける事がいっぱい残っているが…」

 

みゆき「…。」

れいか「…。」

シュウ「なんだよ、無事に終わったんならいいじゃねぇか!」

シロン「ガガガ!」

マック「シュウ、ダメなんだな…。」

ガリオン「うかつに口を出すでない。」

ホァン、イワン「…。」

マルスモン「彼らに出撃命令を言い聞かせなった私に責任がある。」

ロバート「俺もだ、ある意味そう唆したからな。」

イングラム「それがあの恐竜帝国の連中に繋がるのか?」

 

イングラムは今回完全に命令を無視して勝手に行動したみゆきやシュウ達にその真意を追及していた。

そこへ3博士が。

 

せわし博士「まず我々はこう述べた。」

のっそり博士「マジンガーZ意外に疑いのあるのならと。」

もりもり博士「それがあのエネルガーZであるとな。」

イングラム「あのマジンガーは一体なんだ?」

 

奥で回収されたエネルガーZの残骸をラーダやレンにリンが調べていた。

 

せわし博士「あれはエネルガーZ、兜十蔵博士がマジンガーZの以前に開発したプロトタイプです。」

のっそり博士「我々も設計図でしかみた事がありませんでしたが…」

大塚長官「なるほど、しかしあれがどうして恐竜帝国の手に?」

もりもり博士「そこまでは不明ですな、十蔵博士死後以降はその行方すら…。」

弓さやか「私は初耳だわ…」

甲児「俺もだぜ…まさかおじいちゃん、Z以外にもマジンガー作っていたなんてな。」

 

イングラム「そして、それを根拠に君達はギガノスと交戦している周辺を調べた。」

あかね「そや、ロバートはんや3博士が言うてくれへんかったら最後まで分からへんかったわ。」

ロバート「ああ、第3者の罠だって可能性があったからな。」

イングラム「それが的中したと。だがそれはあとから援軍で来たプリデンターに任せればよかったはずだ。」

 

デュオ「おい、俺等邪魔だったか?」

ピエトロ「悪い事しちゃったのかな…」

カトル「それは…」

闇黒寺「まあまあその辺にしとけよ。俺等も色々と情報収集で忙しくてな。」

大塚長官「君は闇黒寺君!!何故ここに!?」

竜馬「ジャックもどうして?」

バーナビー「子無沙汰しております、ジャックさん。」

ジャック「オー、皆元気ソウデ何よりデース!」

メリー「今まで連絡出来なくてソーリー。」

武蔵「あり、メリーさんこんな喋り方だったけか?」

 

妙な言葉で話す2人のアメリカ人兄妹、ジャック・キングと妹のメリー・キングだ。

 

闇黒寺「イングラム少佐よぉ、俺等だってアイツ等行動してくれなかったらさっぱりだったぜ。丁度貴重な情報届ける所だったんだからな。」

イングラム「…。」

 

メグ「あの私達は…」

イングラム「今回の件は不問とする。」

ルキア「よかった…」

徹平「一先ずは大丈夫の様だね。」

 

みゆき達の命令無視の件はとりあえず不問となった。

それからしばらくして。

 

オルタンス「あの、貴方方は一体…;」

ヴィオレット「降りてこないのですか?」

闇竜「あ、いえ私達は…」

光竜「やーだなー、私達はAIを持っているんだよ~」

正太郎「凄い…こんな大きな人型ロボットで喋る事も出来るなんて…!」

オルタンス「え、貴方方は生きてらっしゃるのですか;」

光竜「そうだよ~♪」

フィーネ「ジークと同じだね。」

ジーク「キュイ?」

闇竜「では私達はこれで失礼します。補給させていただきありがとうございました。」

ネイサン「あら~礼儀正しい事~」

バーナビー「誰かさんにも見習わせたいですね。」

虎鉄「ん?」

 

デュオ「手伝ってくれてありがとうな!」

光竜「またいつでも呼んでね~!」

 

そうして光竜と闇竜は格納庫から甲板へと出て去って行った。

 

正太郎「そういえばブラックオックスは今頃何処にいるんだろう…」

ヴィオレット「オックス…?」

正太郎「はい、ブラックオックスは今のAIの様なロボットの様に感情と持ったロボットなんです、と、言っても喋るのは無理なんですが…」

バーナビー「以前大塚長官から聞いた事があるんですが、今は行方不明だと…」

正太郎「ブランチに鉄人と一緒に捕まった事があって色々とあってそれきり…。」

虎鉄「けどまぁ、壊された訳じゃないんだろ?だったらのうちひょっこり出て来るって!」

正太郎「…そうですね、きっとオックスは何処かで生きてるはずです。」

バーナビー「しかし、虎鉄さんはデリカシーのない発言ですね。」

虎鉄「後ろ向きよりはマシだろ!!」

オルタンス「(この世界では機械までもが生き物でらっしゃるのですね。)」

 

正太郎の言うブラックオックスと呼ばれる心を持ったロボット、彼は今どこにいるのだろうか。

 

 

 

ウルトラザウルス艦内食堂。

 

なお「今回はなんとかなったけど…」

やよい「どうやっても私達には出来なかったよね…」

ライザ「まだそんな事言ってんのかよ。」

みゆき「…。」

 

みゆき達は先ほどから黙ったままだった。

 

隼人「あいつら、あのままじゃ戦えそうにないな。」

亮「ああ。だが無理もないだろう、あの歳ではな…。」

ギャリー「だからこそアタシ達みたいな大人がしっかりしないといけな…ん?」

 

大塚長官「ちょっとよろしいかな。」

ディーノ「大塚長官。」

 

そこに大塚長官が真剣な顔で入って来た。

 

大塚長官「君達の気持ちはよく分かる、だが時には相手が何であろうと立ち向かわなければならん時だってある。それは君達が一番よく知ってるはずだ。」

あかね「…そりゃ…」

マック「その通りなんだな…。」

ガリオン・ドール「守るべき物を失ってからでは遅いからな…。」

グリードー・ドール「本当にその通りだ。」

大塚長官「だが君達が辛いならワシらだって強制はせん、限界を感じたのならいつだって構わん。だがあの男も言っておったじゃろ?今の君達には守るべき物がある限り戦う運命になっている事を忘れんで欲しい。」

ウォルフィー「けどな…」

リーオン「うん…」

大塚長官「まあ今はゆっくり考えて見るといい。」

 

大塚長官は先ほどのマイヨの言葉について語り、席を外すと食堂から移動した。

 

ポップ「実に正論でござる。」

キャンディ「みゆき…」

みゆき「そうだ、私はあの時初めてキャンディと出会った時。アカンベェが襲って来て、初めてプリキュアになったんだったね。」

徹平「じゃあみゆきさん達も俺と同じ…!」

ユーキ「みんなそういう所は一緒なんだね。」

正太郎「(やっぱり大塚長官も…)」

 

正太郎はかつて大塚長官がiCPOの警部で正太郎と共に犯罪者を追っていた頃を思い出した。

大塚長官等も犯罪者に追い詰められた内にやむ終えない事だってあったのだ。

 

なお「そりゃアカンベェと人間じゃ相手が違い過ぎるけど…」

れいか「私達にしか出来ない戦いがあります…!」

やよい「また人間同士の戦いになったらコクピットを外して武器だけ壊せば…!怖いけど…」

シュウ「俺だって父さんと母さんを助けるまでは降りる訳にはいかないぜ!」

シロン「ガガガーガガ!(その通りだ!)」

ズオウ・ドール「メグ守る!」

メグ「ズオウ…ありがとう。」

イワン「僕らの後ろには守る物がいっぱいある…」

ホァン「この力で救える物だってあるから!」

 

竜馬「光が見えた様だな。」

虎鉄「けどまあ…あいつらまた壁にぶつかるかもしれねぇな。」

マルスモン「その時は我々がまた導いてやればいいだけの話だ。」

ミク「そういえばマルスモン隊長…」

ユーキ「もしかして隊長も真犯人に気づいてたんですか?」

マルスモン「さてな。」

徹平「(隊長は厳しい時もあるけど…優しい時もあるんだな。)」

ヴィオレット「厳しさの中には優しさが隠れてる物ですわ。」

オルタンス「皆様の事を一番に考えてらっしゃるのですね…」

 

闇黒寺「おーちょっといいか~!」

ギャリー「う、なんか臭うわね…」

 

突然闇黒寺の乱入が入った。

 

弓さやか「たしかICPOの…」

闇黒寺「おう、大塚長官の後任だ。俺こそ人呼んで、国家権力の使者・闇黒寺闇太郎!!」

 

闇黒寺が堂々とその肩書きと同時に名乗った。

その同時に一同は物凄い胡散臭さを感じてしまう。

 

バン「…は?」

ルキア「こ、国家権力の使者…?」

あかね「アカン、胡散臭いわ…;」

忍「なんだてめぇは?」

闇黒寺「ゲヘへ…言ったろ、とっておきの情報があるってな。あ・まずひとぉつ!現在向かってるドイツのドナウ川方面に機械獣軍団のサルードが航行してるって事!!」

ローレライ「!!」

シュウ「何ぃ、って事は父さんと母さんも…!!」

闇黒寺「間違いねェまだ何処にあるかも分からねェ本拠地バードス島には戻ってねぇみてぇだからな。」

メグ「たしかあの辺りってローレライちゃんの故郷があるって…」

ローレライ「はい…」

バーナビー「心配ですね…」

シュウ「ローレライちゃん、任せてくれ!俺が必ず君のお家まで送ってあげるからな!」

ローレライ「…ありがとうシュウ君!(…)」

シロン「ガガ!」

正太郎「けど奴等がどうしてドイツに?」

闇黒寺「噂に聞くとなぁ、あそこにはある科学者がいるって話だ。」

ボス「んあ?」

闇黒寺「そいつの名はシュトロハイム・ハインリッヒ!アンドロイドの科学者よ!」

バーナビー「シュトロハイム!?」

 

突如バーナビーが立ち上がった。

 

ネイサン「あら、ハンサム血相変えて…」

バーナビー「その人は…僕の両親と同期で同じアンドロイドの研究してた者同士で父と親友だった人です!」

虎鉄「なにぃ!?」

バーナビー「ですが…その人は昔事故で死んだって…」

闇黒寺「それが生きてたんだよぉ、国家権力の情報もーなめんなよ?」

ローレライ「…」

オルタンス「どういう事なんでしょうか…」

甲児「まさかあしゅら男爵の奴等、そのアンドロイドで何か企んでるんじゃないだろうな。」

マルスモン「可能性はゼロではないな。」

斉藤さん「ふむ…。」

 

シュウ「だったらそっちに行こうぜ!父さんと母さんを救う絶好のチャンスだ!ローレライちゃんも故郷へ帰れるしな!」

ローレライ「…シュウ君…本当にありがとう。」

シュウ「それでさ、落ち着いたらローレライちゃんの住んでる所案内してよ~、ぶっちゃけデートしようよ~」

メグ「調子に乗るんじゃない!!」

 

ビシィッ!!

 

シュウ「グホッ!?」

ミク「ローレライちゃん、私とも一緒に遊ぼうね♪」

ローレライ「はい!(…。)」

 

闇黒寺「まあ焦るなって、もうひとぉつ!!恐竜帝国の本拠地はアジア白頭山って所だ!」

ユーキ「そこって火山では!?」

竜馬「そうか…恐竜帝国の本拠地・地下にあると言われてるマシーンランドは色んな火山の火口と繋がっている。そこに潜んでいたか!」

徹平「じゃあドイツに言ったあとは…」

マルスモン「事実状、恐竜帝国と決着をつけることになる。」

みゆき「気合を入れていかないと!」

あかね「もう一度絶滅させたるわ!」

雅人「慌ただしくなって来たね…」

沙羅「何いってんの、当然よ!」

徹平「みんな、やろう!まずはドイツに向かってシュウ達の父さんと母さんを助ける、あしゅら軍団のたくらみを阻止、そしてローレライちゃんを故郷に送り帰したら、次は恐竜帝国…!」

甲児「そんでもってお次はDr.ヘルだ!!」

シュウ「よっしゃあ!!」

みゆき「気合だぁ!」

虎鉄「決まったな、やるぜおめぇら!!」

 

ヴィオレット「皆さんの士気が高くなっていますわ…!」

マルスモン「ああ、道はつながったからな…!(これから彼等にはもっと大変な戦いが待ってるだろう…だが、特に徹平…お前にはもっと強くなってもらわないとダメなんだ、アルティメットブイドラモンのパワーを最大源に引き出すには…時間は少ないがな…)」

 

ギュ…

 

ヴィオレット、オルタンス「?」

 

これから先の戦いの道が決まった事によって彼らの士気が向上していった。

マルスモンは心にそう呟きながら自分の胸をきつく握りしめていた…。

 

 

 

そして。

ヨーロッパ付近の海底からドイツのドナウ川へと繋がる水路を潜航する海底要塞サルード、

その内部の監獄だ。

 

マト「う、…うぅん?」

ヨミ「マト、目が覚めた!?」

マト「ヨミ!そうだ…」

サヤ「そう、突然目の前に金髪の女が現れたと思ったら急に…」

ユウ「気が付いたらここにいたんだよね…」

カガリ「檻固いね…」

 

マト達は気が付いたらこの檻の中にいた、あの時目の前に金髪の女が現れたと思ったら視界が瞬時に遮られた所まで覚えている。

 

高次「マトちゃんも目が覚めたか。」

マト「おじさん、それにおばさんまで!」

三田子「どうやらみんな閉じ込められたみたいね…」

 

監獄の中にいたのはマト達だけではなかった。

徹平の両親である高次と三田子も監禁されていたのだ。

 

メリッサ「大丈夫かい?」

マト「?」

高次「ああ、同じく閉じ込められていた人達さ。」

ヨウコ「貴方達の様な子まで捕まるなんて…」

マックの父「可愛そうになんだな…」

メグの父「一体いつまで続くんてしょうか…」

 

他にもあのシュウやディーノ達の両親らが閉じ込められていたのだ。

さらには。

 

ディグモン「私もいるぞ。」

マト「ディグモン先生まで?!」

ディグモン先生「通勤中に…気が付いたらここだった。」

ユウ「みんな同じなんだね…」

 

あしゅら男爵「おやおや、お目覚めの様だな。」

マト「あ、半分半分!!」

カガリ「近くで見るとキモイ…」

 

そこへあしゅら男爵が不敵に笑い牢獄の前までやって来た。

 

あしゅら男爵「貴様らは特別隊に対する人質だ、これから行く場所が彼等の墓場となるからなぁ!」

マト「何よ、徹平達が負けるって言うの!?」

ヨミ「帰してください、こんな事してなんになるって言うんですか!!」

あしゅら男爵「愉快愉快…精々喚くがいい。」

ブロッケン伯爵「ほほぉ、中々良い娘達がそろってるな~」

 

ユウ「!?」

サヤ「…うっ!?」

カガリ「ねー首とれてるよー」

ブロッケン伯爵「これは元々だよ~お嬢ちゃん。」

カガリ「うっせーキモ生首。」

 

さらにブロッケン伯爵にバットエンド三幹部もやって来る。

とくにマト達はブロッケンの首が外れている姿にゾっした様だ。

 

ディグモン先生「貴様ら…よくもまあ卑怯なマネが出来る物だな。」

あしゅら男爵「フフフ…戦争とはそういう物じゃないのか?元軍人のディグモンよ。」

ディグモン先生「…!」

高次「…この野郎…!」

マト「ディグモン先生…そうだったんだ…。」

 

ウルフルン「まあ大人しくしてる事だなぁ、てめぇの寿命を縮めたくなければな!」

マト「うわー化け物ばっかり…。」

マジョリーナ「男女と首チョンパと一緒にするなだわさ!!」

アカオーニ「こいつらとは違うオニ!」

サヤ「とにかく私達全員を解放して下さらない、じゃないと私なんか暴走しそうかも…」

ユウ「(サヤちゃん本気っぽい…)」

 

ディグモン先生「こうなれば!!うぉぉぉぉ!!」

高次「ディグモン!」

 

ギュィィィィィイ!!ガキィガキィカギィ!!

 

ディグモン先生が両手のドリルで檻を壊そうとするが檻があまりにも頑丈で傷ひとつつかなかった。

 

あしゅら男爵「無駄なあがきを、こうしてくれる!バードスの杖!」

 

バリィィィィ!!!!

 

ディグモン先生「ぐわぁぁぁぁぁ!!」

マト「ディグモン先生!!!」

カガリ「あぁっ!!」

 

あしゅら男爵のバードスの杖から放った電撃がディグモン先生に命中する、

ディグモン先生は大きなダメージを受けるがなんとか無事だった。

 

ディグモン先生「ぐっ…」

高次「しっかりしろ!」

三田子「この檻…全体固すぎるわ、貫く事も出来ないかも…」

高次「…。」

サヤ「しっかりして下さい!!」

ディグモン先生「みんな…今は抵抗しない方がいい…」

ウルフルン「ウルッフッフッ…ようやく自分達の置かれた状況が分かった様だな。」

マト「…!!」

ヨミ「どうしよう…このままじゃ…。」

マックの母「大丈夫なんだな…」

メグの母「今は頑張るのよ…」

 

あしゅら男爵達はその場を去った、怯えるヨミにマック達の母等が寄り添う。

一方高次と三田子は檻の構造を調べていた様だ。

その隅には。

 

BB「たくっどうしてアタシ達が捕まらなきゃなんないのよ…」

J1「参りましたね…」

J2「部長…どうしましょう。」

BB「まだよ、この潜水艦は浮上してないはずだから…」

 

紫色の派手なロールの髪型をしたキャリアーウーマンな女性のBBとその取り巻きの黒服の男2人、J1、J2もいた。BBは何か策がある様だが…。

 

ユウ「おばさん、何か秘策があるの?」

BB「誰がおばさんじゃあ!!」

サヤ「あら、そんな無理して若作りして…」

BB「はあ?いいわねー私より分歳に見えるけどスッピンで余裕こいてられるなんて~」

サヤ「あら貴方の方が老けてなくて?」

BB「それはこっちのセリフじゃないかしら?」

 

サヤとBBの間に何故か火花が散っていた。

 

カガリ「ねえ…」

ユウ「カガリ、関わっちゃダメ。」

マト「どうしよう…このまま徹平達まであぶないよ…」

三田子「心配ないわ。」

マト「おばさん…」

三田子「私の息子だもの、きっと必ず切り開いて助けに来てくれるわ。」

マト「うん…!」

カガリ「ヨミ…一緒に頑張ろう。」

ヨミ「…そうだね、後ろ向きじゃいられないもんね。」

ディグモン先生「ああ、その通りだ…今は待つんだ…必ず勝算はあるはずだ。」

高次「全くその通りだ、昔を思い出すな…!」

ディグモン先生「実にそうだな…!」

 

この2人は昔ブイブイ言わせてた頃の血が騒いでいた様だ。

マト達に徹平の両親にディグモン先生、そしてシュウ達の両親がずっと監禁されている。

この状況が果たしてどこまで続くのか。

 

一方。

サルード・とある一室にて。

 

鉄仮面兵「あの2人に変わりはないな?」

鉄十字兵「Dr.ヘル様用のタリスダムとやらを作っているはずだ、それが完成すればレジェンズなど…!」

 

兵士2人が部屋の前で見張っていた。

その室内では。

 

サスケ「…」

ブルーノ「もう少しで完成ですね…!」

サスケ「ええ、なんとしてもタリスダムを完成させないと…。シュウ達は必ずここに来るでしょう、その為にこれを急いで…」

ブルーノ「まだ彼らには気づかれてはいない様です、ですが…」

サスケ「時間の問題…でしょうね。」

 

部屋で軟禁状態のシュウの父サスケ、ディーノの父ブルーノの2人必死にタリスポッドの強化型である大型端末タリスダムを作っていた。

しかもそれは命令されたDr.ヘルの物てせはなくシュウ達に使ってもらう事を前提にした物だったようだ。

 

 

 

海底要塞サルード・指令室。

 

Dr.ヘル『あの2人の作業は進んでいる様だな?』

あしゅら男爵「ハハッ!現在早急に作業を進ませてあります!」

ブロッケン伯爵「おそらく特別隊もこちらに向かってるはずです、奴等をそこで潰す手立ては整っておりますゆえ…!」

Dr.ヘル『任せたぞ、そしてレジェンズの存在は我々にとっても厄介な物となるだろう。その前になんとしても全て封印せねばなるまい…!とくにそのウインドラゴン…奴だけは絶対に始末するのだ…!』

マジョリーナ「なんでアイツだわさ?」

アカオーニ「さぁオニ?」

ウルフルン「まあ楽しみになって来たぜ…」

 

あしゅら達がDr.ヘルと通信していた。

彼等の世界征服にとってレジェンズは邪魔な存在の様だった。

 

 

さらに外では。

ドイツのドナウ川へと向かうある道のりにて。

黒いボンテージ姿の長い金髪の女性が黒い翼と身体のウインドラゴンに乗って上空からサルードがいる場所を模索していた。

 

ランシーン「彼等が捕まっているとすればこの辺りでしょうね…」

ハルカ「ええ、なんとしてもあの人達を助けないと。あの子達だけには任せてられないわ。」

ランシーン「ですが貴方にとってはDr.ヘルとは利害が一致するのでは?」

ハルカ「彼はやりすぎよ、でもまあ野望が叶った直後にレジェンズウォーが起きたら元も子もないのは分からないでもけどね。」

ランシーン「…。」

 

ハルカを乗せてそのままドイツの山中の飛翔し続けるランシーンであった。

 

 

 

火山口の中に潜む恐竜帝国本拠地マシーンランド・ゴールの玉座では。

 

帝王ゴール「やはり血竜一族は捨て駒にしかならなかったか。」

キャプテン・ラドラ「ゴール様…それはニオンにとってはあんまりではないのでしょうか?」

シャイターン「…。」

帝王ゴール「なんだと?」

キャプテン・ラドラ「彼には高い心差しと誇りを持って戦った戦士です!!私には分かります!」

帝王ゴール「貴様はワシに意見すると言うのか!?不満があると言うなら貴様も消してくれようぞ…!?」

キャプテン・ラドラ「ですが…!」

帝王ゴール「黙れと言ったはずだ!!あの様な地竜のゴミなどいくらでもいる!!そんな奴に名誉と誇りの糞もないわ!!捨て駒として扱っていれはいいのだ!!貴様も栄光を掴みたければ余計な事は考えるでない!!」

 

キャプテン・ラドラ「…!!」

シャイターン「…(部下ニ対シテナンテ奴ダ…!)」

バット将軍「シャイターンよ、その目はなんだ?」

ガリレィ長官「貴様も人質がいるのを忘れた訳ではあるまい?」

シャイターン「…グッ…!」

キャプテン・ラドラ「(部下を平気でゴミの様に捨てて作戦を遂行するのが栄光を掴む事に繋がる道なのか…!?本当にこれでいいのか…!?)」

 

ラドラは自分の中でゴールに対して大きな疑惑を抱替えてしまった。

 

 

 

ウルトラザウルス艦内・格納庫では。

エネルガーZの残骸を調べていた。

 

リン「うーん…もう使えそうにないわね。」

レン「修理出来ればこいつも戦力になりそうだったんだけどなぁ…」

ロバート「だがコイツに乗っていた奴の事を考えるとな…」

ラーダ「コクピット部分は影も形もなくなっているわ…。」

 

キチチ…キチ…

 

カトル「恐竜帝国がどうしてこれを持っていたのか…。」

ナルシア「?」

ピエトロ「ナルシア?」

ナルシア「…ううん、なんでもないわ。」

 

ナルシアは何か気配を感じた様な気がした。

 

 

ケドラ「…キチキチ…キチチチ…」

 

エネルガーZの残骸から誰にも気づかれずに何かが飛び出しており、

格納庫の隅へと消えて行った。

 

 

スーパーヒーローウォリアーズ 第15話 完。

 

第16話 悲しみと死闘のドナウ川・前編 に続く。

 

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