スーパーヒーローウォリアーズ   作:ドラグナイトモン

26 / 35

この小説は作者の趣味100%で書かれた版権多数+オリジナル要素のクロスオーバー小説となり、スーパーロボット大戦シリーズのオマージュであります。また、それぞれの原作の展開が変わっていたりストーリーもそれぞれクロスオーバー、中にはいるだけの空気参戦の作品もございます。■基本的にはタグに付けられた作品のキャラクーがメインで登場します。※SoundHorizonのルキアがスパロボシリーズのグルンガスト弐式に乗って戦ったり、ibのギャリーが地球連邦軍のパイロットになってたり、ゼンガー・ゾンボルトが高齢化してたり、初音ミク等ボカロキャラがゾイドに乗って戦いますが、これはこの小説だけの展開です。中にはいきなり別の作品のキャラが出てきたりします。なおデジモンは現時点ではオリジナルキャラクターメインとなります、そういった物が苦手な方々はご注意を…■地獄王の前に倒れる特別隊、だがまだ負けていない!新たに誕生した超星竜者と魔神達が決死の反撃に出る!!その結末は!?






スーパーヒーローウォリアーズ 第23話 衝撃決着!星座竜と神の翼

特別隊がバードス島に突入した頃、世界各地では襲いくる機械獣達を倒す為この星の守る者達が敢然と立ちあがっていた。

地方都市ではあるが最先端技術が多く投入され、景観も独特的な街並みの見滝原市。

その街にも妖機械獣が牙を向いていたのだ。

 

妖機械獣ドラゴガメオ1「キシャァァァァァ!!」

タロス像「グォォォ…」

 

上空には妖機械獣ドラゴガメオ1が口から火炎放射を放ちながら襲い掛かる、

地上からはタロス像達がその剣でビルを次々と切りつけていく、

だがその攻撃に歯止めをかけるべくその鋼の巨体が立ち上がった。

 

豹馬(コンバトラーV)「ツインサンサー!!」

 

ズバシャァッ!ドォォォォ!!

 

超電磁エネルギーを要する全長57mのスーパーロボット、コンバトラーVが両手のツインランサーでタロス像達を切り裂いていった。

 

豹馬(コンバトラーV)「くっそ、一斉に攻撃してきやがって…!」

十三(コンバトラーV・サブ)「やたら数が多すぎや!」

ちずる(コンバトラーV・サブ)街の人達の避難が完了するまで私達で持ちこたえるのよ!」

大作(コンバトラーV・サブ)「反撃はそれからですたい!」

小介(コンバトラーV・サブ)「上から来ます!」

豹馬(コンバトラーV・サブ)「何!?」

 

葵豹馬を中心とした5人のパイロット達で動かすコンバトラーV、思わず上を見上げると

そこからドラゴガメオ1が口を大きく開いて飛び込んできた。

 

美樹さやか「りゃあ!!」

 

ズバシァッ!

 

その時、ドラゴガメオ1の顎を瞬時に空を駆け抜けた何かが切り裂いた。

その正体がビルの上に着地する、それは背中に白いマントを羽織い、右手に剣を持った青い髪の少女の姿だった。

 

美樹さやか「いつまで手間取ってるのさ!早くあの機械獣やっつけてよ!」

豹馬(コンバトラーV)「い、今の…!?」

ちずる(コンバトラーV・サブ)「女の子!?」

小介(コンバトラーV・サブ)「剣で機械獣を…!」

豹馬(コンバトラーV)「なんなんだお前は!?」

美樹さやか「魔法少女、そんな事より今は一緒に機械獣やっつけよう!」

十三(コンバトラーV・サブ)「な、なんやねん!?」

大作(コンバトラーV・サブ)「ばってん、今はあん子の言う通りにするばい!」

豹馬(コンバトラーV)「あ、あぁそれじゃ頼むぜ!」

美樹さやか「OK!!」

 

魔法少女・美樹さやかとコンバトラーVの協力が行われた、

その様子を建物の影からまどかとマミが見ていた。

 

まどか「さやかちゃん、見滝原の皆の為に…!」

マミ「でもあれは魔法少女にとっては魔力の無駄としか言えないわ…」

まどか「え…!?」

マミ「魔法少女の持つグリーフシードの魔力は魔女を倒す事で濁りを消すの、でもそれ以外の敵と戦っても魔力をただ使うだけで私達にとっては利益なんてないもの…」

まどか「そんな、じゃあさやかちゃんは…!」

マミ「かといって、あのまま1人で戦わせる訳にも行かないわね。」

 

マミと機械獣と戦うさやかの様子を見て自分もヤレヤレと言いつつ、

魔法少女の姿となり、戦地へ飛んで行った。

 

マミ「ティロ・フィナーレ!!」

タロス像「!!!?」

 

ドォォォ!

 

豹馬(コンバトラーV)「またか!?」

美樹さやか「マミさん!」

マミ「さ、早く片付けましょう!」

 

見滝原ではコンバトラーVと2人の魔法少女が機械獣達に立ち向かう、

まどかはただ1人、皆の無事を願うばかりであった。

そこへ路地の影からまどか達と同じ制服を着た少年が姿を現した。

 

「まどか、大丈夫!?」

まどか「あ…!」

「あれ、さやか達は…!?」

まどか「さ、さやかちゃん達はきっと無事だよ!それより早く非難しなくていいの!?」

「…いや、避難所にまどか達がいなかったから探してたんだ…。」

まどか「ありがとう、きっとさやかちゃん達も避難してるよ!…」

「…分かった、行こう。僕もやっぱり怖いし…けど友達がいなくなるのももっと怖いから…」

まどか「私も怖いよ、けどそれでも皆の事をきずかってくれる人って凄いと思うよ。(みんな、頑張って…!)」

「…ありがとう。」

 

とある1人の少年と共にまどかは避難する事にした。

この少々気弱だが心優しい少年こそ今は名を名乗らなかったがまどかはよく知ってる様だ。

そして避難する民間人の中にはお店の裏に隠れながら彼等が戦う様子を見ていた者もいた。

 

みお「せっかくおいしい物食べに見滝原に来たのに…」

裕子「なんで侵略者くんの~!?」

麻衣「…パクッ。」

裕子「食ってる場合じゃないよ麻衣ちゃん!」

 

三人の少女がその戦いの様子を見ており、そのうちの1名はクレープ食べながら見ている。

 

 

 

希望ヶ花市の街でも機械獣は襲来していた。

 

キュアブロッサム「フラワーストリーム!!」

キュアマリン「マリン・シュート!!」

 

ドォォォォ!!

 

この街で戦う2人の少女、ハートキャッチプリキュアのキュアブロッサムとキュアマリンがタロス像達を次々と撃破していった。

 

タロス像「グォォォ…」

 

ズシィィィィ…!!

 

キュアマリン「もーあと何体いる訳!?」

キュアブロッサム「数が多すぎます!」

妖機械獣ボルグY2「クァァァァァ!!」

 

その時、上空から大型怪鳥型機械獣ボルグY2が額からの光線を放って襲い掛かった。

 

キュアブロッサム、キュアマリン「わわわわわっ!!?」

キュアサンシャイン「サンシャイン・イージス!!」

いきなりの攻撃に戸惑う2人の前に、金髪のツインテールで専用装備のシャイニータンバリンを持った三人目のハートキャッチプリキュア・キュアサンシャインが現れ、彼女が繰り出したバリアで交戦攻撃を防いだ。

 

キュアマリン「サンシャイン!」

キュアサンシャイン「ごめん、遅くなった!」

キュアブロッサム「また来ます!」

妖機械獣ボルグY2「クァァァァァァ!!」

 

一矢(ダイモス)「ファイブ・シュゥゥゥゥタァァァ!!」

 

その時何処からか、無数のナイフがボルグY2に直撃し、大きなダメージを与えた。

そしてその巨体は上空から大きな蹴りを入れて現れたのだ。

 

一矢(ダイモス)「ダイモ・キィィィィック!!!」

 

ドゴォォォォ!!

 

キュアブロッサム「!?」

キュアサンシャイン「あれは…スーパーロボット!?」

 

ボルグY2を撃破したのはダイモライトをエネルギーとし、空手による戦いを得意とする全長40mのスーパーロボット・闘将ダイモスであった。

 

キュアマリン「ちょちょちょっと何アタシ達の獲物倒してんのさ!」

一矢(ダイモス)「なっ君達は!?」

キュアブロッサム「マリン!…私達はハートキャッチプリキュアです!私達も戦っています!」

キュアサンシャイン「ここは協力しましょう!」

一矢(ダイモス)「…何か分からないが、よし分かった!!」

タロス像「ウォォォォォ!!」

 

その瞬間、残りのタロス像達が襲い掛かった、迎え撃つダイモスとハートキャッチプリキュア達。

こちらでも戦いは続いていた。

[newpage]

 

そして各国ではあらゆるスーパーロボット達が機械獣と戦っていた。

 

フランス・パリ。

 

洸(ライディーン)「ゴォォォォット・ゴォォォォガァァン!!」

 

ドシュウ!!ドォォォォ!!

 

ひびき洸の乗る古代ムートロンのスーパーロボット・全長50mの勇者ライディーンがパリの上空で機械獣達を次々と倒していった。

 

 

Gアイランド・都市部。

 

獅子王凱(ガオガイガー)「よっしゃぁぁぁぁ!!!」

 

ドガァァァァァ!!!

 

胸にライオンの頭部を持ち肩は新幹線、膝にドリルを持ったスーパーロボット・勇者王ガオガイガーがGアイランドに襲い掛かる機械獣達を全て撃破していった所であった。

 

 

ギリシャ。

 

健一(ボルテスV)「天空剣!Vの字切り!」

 

ズバシャァァァァァァ!!

 

コンバトラーと同じ超電磁エネルギーを有する、五体合体のスーパーロボット・ボルテスVが妖機械獣を撃破していった。

 

タロス像達「…!!」

 

ズシィンズシィン…

 

一平(ボルテスV・サブ)「まだくるかよ!」

めぐみ(ボルテスV・サブ)「まだこっちは大丈夫よ!」

大次郎(ボルテスV・サブ)「おう!」

日吉(ボルテスV・サブ)「僕だって!」

健一(ボルテスV)「特別隊に参加してる甲児達が敵の本拠地で戦っているんだ、俺達も負けてられない!」

 

 

シュテルンビルト。

 

タロス像達「ウォォォォォ!!」

ロックバイソン「うりゃぁぁぁぁぁ!!」

スカイハイ「スカーイハーイ!!」

ブルーローズ「こんのぉっ!!」

 

スカイハイの巻き起こす風がタロス像達の動きを封じ、下からブルーローズのリキッドガンにて下半身を凍らせていき、最後にはロックバイソンが弾丸の様に突撃し一気に撃破していった。

 

ロックバイソン「ぬぅっ!」

スカイハイ「これでシュテルンビルトは大丈夫なはずだ…」

ブルーローズ「みんなあっちは大丈夫かな…」

ロックバイソン「虎鉄達は簡単にくたばったりはしねぇ、あいつらを信じろ。」

スカイハイ「信じよう、そして信じよう!」

ブルーローズ「…うん、そして私達はこの街を守る!!」

 

3人のヒーロー達がシュテルンビルトを守る為に必死に戦っていた。

虎鉄達の帰還を信じて。

 

 

そして徹平達の街は今どうなっているだろうか。

 

タロス像「ォォォ…」

 

ズシィィィィ…

 

ワッ太(トライダーG7)「よし、これで全て片付いた!」

ヤッターマン1号「しっかしこれ以上きたら流石にまずいぜ!」

ヤッターワン「へとへとだワン…」

ヤッターペリカン「ミーのウイングカッターもボロボロデース…」

ヤッターアンコウ「オラも限界ダス~…」

ヤッターモグラ「あの~、僕もう疲れましたが何か?」

ヤッタードラゴン「いや、まだ油断ならんでござる!」

ヤッターマン2号「そうね、みんな第二派に備えましょう!」

キョウスケ(量産型ゲシュペンストMK-Ⅱ)「こちらも被害も大きいな…」

カイ(量産型ゲシュペンストMK-Ⅱ)「これ以上の被害は避けたいもんだ。」

柿子路(トライダーシャトル)「皆様ご無事ですか!?街の方々の避難は完了済みです!」

ヤッタージンベイ「人命救助完了だジーン。」

ワッ太(トライダーG7)「おう、ありがとうみんな!…徹平兄ちゃん達にマトお姉ちゃん達も帰って来てくれよ…こっちは俺達が守るからさ…!」

 

街の方ではキョウスケ、カイ等の連邦軍部隊、竹尾ゼネラルカンパニーにヤッターマン達が防衛に当たっていた。

機械獣達の第一波の攻撃を全て阻止し、続いてくる第二派に備える様だ。

この他にも数えきれない程世界各地で機械獣と戦う者達がいたのだ。

 

地球連邦軍本部・ジャブロー指令室。

 

オペレーター「各国及び各部隊、順調に機械獣達を撃破していっています!」

オペレーター2「スーパーロボットも各地で戦果を上げつつ、民間人救助も最優先に行動中!」

 

ルーチェモン「我々はこのまま索敵を継続、手の空いた部隊には支援に周ってもらいます。民間人の避難を最優先に行動せよ!」

ギリアム「副指令、私は出なくてもいいのですか?各部隊に送る伝達なら…」

ルーチェモン「ギリアム少佐、貴方にはここに残って欲しいです。万が一と言う場合がありますから。」

ギリアム「副指令…。」

ルーチェモン「よろしいですね?」

ギリアム「…了解です。(…。)」

 

指令室からルーチェモンが各地の部隊と襲撃する機械獣達の動きを衛星通信を介して指揮を送っていた。

この時ルーチェモンの側近にいたギリアムは彼に対し何か警戒する様な目で見ていた。

 

 

 

そして、バードス島・通称地獄城では。

特別隊とDr.ヘルの戦いがなおも続いていた。

 

 

バードス島は既に機械獣達の残骸で埋め尽くされていた。

その奥地では地獄王が聳え立ており、特別隊をピンチに陥れていた。

 

だが、どんなに傷つこうともまだ倒れずに立ち向かう姿もあったのだ。

 

ルカ(Vドランセイザー・サブ)「徹平君、まずは冷凍攻撃よ!」

徹平(Vドランセイザー)「了解、フィンガァァァァブリザァァァドォォォ!!」

 

UブイドラモンVFとセイザーグリフォンが合体したスーパーロボット、Vドランセイザー。

徹平はその機体のコクピットで操縦桿を握りしめる。

目にゴーグルをかけて叫ぶ彼の顔が知らぬ間に青ざめ始めていた、彼の受けた毒が徐々に進行していっているのだ。

Vドランセイザーは背中のウイングと両脚のブースターを噴射して飛び回り地獄王の巨大な4つの腕を掻い潜る、

そして両指から放つ-200度の氷のタイフーン・フィンガーブリザードを放ち、地獄王の腕の動きを鈍らせる。

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「ちょこまかと!!」

甲児(マジンガーZ)「俺を忘れるんじゃねぇ!スクランダーカッター!」

 

ズバァァァ!!

 

マジンガーZが地獄王の真下から飛び上がり、背中のジェットスクランダーの刃で地獄王の指1本を切り裂いた。

そしてそこからVドランセイザーが右腕を構えて拳を包み込むように大型クローを展開、その拳を回転させて飛ばした。

 

徹平(Vドランセイザー)「デストロイスタァァァパァァァンチッ!!」

 

ドォドォドォドォドォ!!

 

Vドランセイザーの飛ばす鉄拳、デストロイスターパンチが地獄王の破壊された指の損傷口に入り込み、その腕を内部から砕いていった。

そして地獄王の4つの腕の内、下部の右腕が破壊されていった。

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「ぐぉぉっ!?」

徹平(Vドランセイザー)「どうだ!!」

ルカ(Vドランセイザー・サブ)「これが破壊星拳の威力よ!」

甲児(マジンガーZ)「反撃はここからだぜ!ブレストファイヤー!」

徹平(Vドランセイザー)「ダイナミック・トゥースバルカン!!」

 

マジンガーZがブレストファイヤーを放つ隣でVドランセイザーは口を開き、機関砲を展開、そこからとてつもない火力を誇る無数の炎の弾丸が飛び交い地獄王に叩き込んだ。

 

ドォォォ!ドォォォ!ドォォォ!!ドォォォォォォォ!!

 

デュオ(ガンダムデスサイズヘルC)「あれがバルカンなのかよ…」

テツザンモン「火力がケタ違いだろ…」

キュアピース「あれがVドランセイザーの力…!」

ギャリー(ヒュッケバインMK-Ⅱ)「このままいけば勝てるんじゃないの!?徹平、甲児頼むわよ!!」

シャイターン「ダガ…徹平ノ受ケタ毒ガ気ガカリダ…」

エレフ「あいつ大丈夫か…!?」

シロン・ブレイクアームド「今は信じるしかねぇ…」

ルキア(グルンガスト弐式)「どうか死なないで欲しい…!」

 

ウルトラザウルス・頭部ブリッジ。

 

ラーダ「Vドランセイザー、マジンガーZ、地獄王を押してます!」

大塚長官「このままいけば勝てるかもしれん!!」

オルタンス「ですが…!」

ヴィオレット「徹平様の毒が…」

カガリ「…!!」

キャプテン・ラドラ「彼を…あの戦士を信じろ…俺達に出来るのはそれだけだ…!」

 

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「許さぬぞ…!ワシにここまで刃向う行為…許さぬぞぉぉぉぉ!!!」

 

地獄王が再びサイクロンファイヤーを放った。今度のはVドランセイザーとマジンガーZに狙いを定めその高温で溶かさんとばかりに放ち続けた。

 

キュアマーチ「またあの熱風が!」

バーナビー「次受けたら僕達アウトですよ…!」

竜馬(ゲッター1)「ぐっ!!」

リュウセイ(R-1)「ダメだ、R-1も完全に動けねぇ!!」

 

甲児(マジンガーZ)「Dr.ヘル…!」

ルカ(Vドライセイザー・サブ)「徹平君、プラズマタイフーンを!」

徹平(Vドライセイザー)「分かりました!突風・疾風プラズマタイフゥゥンッ!!」

 

バリィィィ…グォォォォォォォ!!!!

 

サブパイロットの巡音ルカの指示で徹平はコクピットの指定のスイッチを押しダイヤルを回す。そしてVドライセイザーの背中のウイングのフィンがフル回転し電撃が迸る。

その電撃を浴びフィンで巻き起こした風が突風となり、地獄王のサイクロンファイヤーとぶつかり合いになり、逆に押し返してやった。

サイクロンファイヤーは地獄王の包み込み、装甲に溶かした後をつけてやった。

 

徹平(Vドランセイザー)「いっけぇぇぇぇ!!ブイドラ・爆裂ハンコキィィィィィック!!」

 

ドォォォォ!!

 

Vドランセイザーの一撃キックが地獄王の顔面に叩き込んだ。その額にはくっきりと足跡をつけてやっている。

 

 

 

グリードー・ヴォルクアームド「王道のキックかよ…!」

ワイルドタイガー「お約束もガンガン使いやがる…!」

忍(ダンクーガ)「くっそぉダンクーガも動ければ…」

万丈(ダイターン3)「僕らは彼等を守るしかない様だね…!」

ミク(ストームソーダーFSV)「ルカの乗ってるあのメカって何かしら…コトブキアームズ社で開発されてたの?」

レン(ジェノリッター)「俺達も聞いてねーぞアレ。」

 

甲児(マジンガーZ)「行けるか徹平!?」

徹平(Vドランセイザー)「一気に決め…うぐっ!?」

 

その時、徹平の視界がぼやけ始め手が硬直し始めた。

徹平の息が荒くなり、顔色も悪くなっている。

 

ルカ(Vドライセイザー・サブ)「徹平君!!…!!」

甲児(マジンガーZ)「しまった!?」

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「お前達もここまでだ!!」

 

ゴォォォォ!!!

 

地獄王の両手がVドランセイザーを捕え、もう片方はマジンガーZに重い一撃の拳で地面に押し潰すかの様に叩き込んだ。

 

甲児(マジンガーZ)「ぐわぁぁぁぁ!?っこの…!」

 

弓さやか(ダイアナンA)「甲児君!」

リン(ジェノリッター)「ルカ!」

 

カガリ「…徹平!!」

 

今の衝撃で砂塵が巻き起こり、視界が見えなくなった。

やがて砂塵が収まり皆の視界が戻るとそこには地獄王が膝を付きながらVドランセイザーを握りしめもう一本の拳でマジンガーZを押しつぶしていた姿だった。

 

徹平(Vドランセイザー)「…くそ、身体がしびれて来た…!こんな時に…!!」

ルカ(Vドランセイザー・サブ)「徹平君、聞こえる!?返事をして!」

 

ルカが声を上げるが意識がもうろうした徹平には反応しても応答出来なかった。

 

アヤ(R-3パワード)「そんな…!!」

キュアハッピー「うそ…」

ゼンガー(グルンガスト零式)「…!!」

カービィ「…ポヨ…」

バン(ブレードライガーAB)「こんな事信じられるか…」

 

 

ユウ「徹平君と甲児さんが…!!」

シュウ「嘘だ…こんなの絶対嘘に決まってる…!」

正太郎「鉄人動いてくれ!動いてくれ!」

斉藤さん「まずい…!」

カガリ「徹平が…死んじゃう…!!」

オルタンス「カガリ様!?」

ヴィオレット「どちらへ!?」

サヤ「カガリ君…!」

ヨミ「カガリ何処へ行くの!?」

カガリ「放して!」

ヨミ「カガリ…」

ディグモン先生「くっ…!!」

 

カガリは皆の制止を振り切って飛び出してしまう。

 

高次「徹平…!」

三田子「…ダメよ…やめて…!」

 

 

両親達もその姿に絶望しかけてしまう。

 

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「やはり毒にはかなわなかったか、月美徹平よ。」

徹平(Vドライセイザー)「まだ…だ…」

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「今のお前に何が出来ると言うのだ?見ろ、ワシの憎き兜甲児も死んだ。十蔵の孫も書生この程度だったと言う事だ。」

徹平(Vドランセイザー)「甲児兄ちゃんが…!?」

 

徹平は下に振り向くとマジンガーZの左腕が地獄王の拳からはみ出ているのが見えた、その左腕は全く動く気配はなかったのだ。

 

ガリオン・ザンアームド「…馬鹿な…」

ギャリー(ヒュッケバインMK-Ⅱ)「冗談じゃないわよ…徹平!甲児!返事をしなさいよぉ!!」

ドラゴンキッド「嘘だこんなの…」

キュアサニー「あかんわ…うちら…」

折り紙サイクロン「勝てる訳ない…」

カトル(ガンダムサンドロックC)「こんな終わり方なんて…」

オリオン「認められるかよ…」

ブラックオックス「ォォォォ…」

鉄人28号「…」

 

徹平(Vドランセイザー)「…」

ルカ(Vドランセイザー・サブ)「徹平君!?徹平君!?」

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「散々ワシをここまで追い詰めた事は褒めてやろう…だが、結局貴様らにはワシには勝てぬ運命のレールしか敷かれておらんのだ。たとえまた力をつけようともどんなに仲間を増やそうとも、どんなに心を高め合ってもな!!!」

 

ルカが必死に呼びかけるが徹平は既に意識を失っていた。

それをあざ笑うかの様にDr.ヘルが悍ましい形相で特別隊を完全に否定した。

 

イルム(グルンガスト)「勝手に全て決めつけやがって…」

トーマ(ディバイソン)「我々はまだ…!」

ライ(R-2パワード)「死んではいないぞ…!」

ヴィレッタ(R-GUN)「ここで倒れてる場合ではないのだ…!」

ウォルフィー「そうだぜ…」

リーオン「オイラ達だってまだ…」

キュアハッピー「私達はどんなに傷ついても…」

エレフ「絶対に死にはしねぇ…」

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「これだから何も知らぬ屑共は困る…ワシはお前達の様な存在を許す訳にはいかぬのだ…これから先の未来の為にも貴様達は死ななければなるまいのだ!」

 

ルキア(グルンガスト弐式)「貴方は間違っている…」

ゴウキモン「力で押さえつける正義など…」

グリカウモン「正義とは言えない…」

キュアビューティ「支配だけで人の道を押さえつけるなど不可能です!」

 

ウルフルン「何言ってやがるんだ、あんなにボロボロになってよぉ。」

アカオーニ「そうだオニ!」

マジョリーナ「そうだわさ、ここであたしらでトドメをさしてやるだわさ!」

ジョーカー「いいえ、引き返しましょう。」

ウルフルン「あ?」

ジョーカー「ピエーロ様復活の準備は完了した所です、私達はここで撤収とします。」

アカオーニ「ホントオニか!?」

マジョリーナ「そうと決まったらおさらばだわさ!」

ジョーカー「ではDr.ヘル、私達はここで失礼します。健闘祈りますよ。」

 

キュアハッピー「あ!」

キュアピース「逃げてく!」

テツザンモン「いや、あいつらを追うのは無理そうだ…」

 

バットエンド一味はこの場から撤退していった。

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「奴らめ逃げおったか。まあよい、あとはこのワシだけで十分だ。」

徹平(Vドランセイザー)「…」

 

グリカウモン「徹平君、目を覚ましてくれぇぇぇぇ!!!」

シャイターン「毒ニヤラレテシマッタノカ…!?」

 

叫びも虚しく徹平には届かなかった。

完全に青ざめた徹平は苦しそうに意識を失って目を閉じていた。

だが地獄王の手に捕えられたVドランセイザーに向かって走り、飛び上がる姿があった。

 

フィーネ「あれはレオストライカー!?」

ムンベイ「ちょっと誰がアレに!?」

 

レオストライカーUモードが飛び込んでVドランセイザーを捕えている指に喰らいつき、ストライククローで叩き付けていった。

 

ヨミ「え…まさか!?」

ユウ、サヤ「!!」

 

 

カガリ(レオストライカー)「うぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

ガキィガキィガキィ!ガブゥッ!

 

レオストライカーに乗っていたのはカガリであった、

 

弓さやか(ダイアナンA)「カガリちゃん!?」

ギャリー(ヒュッケバインMK-Ⅱ)「なんて無茶してんのよ!!」

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「なんと愚かな…!」

カガリ(レオストライカー)「返せ…返せ…徹平を返せェェェェェェェ!!!」

ルカ(V・ドランセイザー・サブ)「やめて、無茶しないで!!」

 

ドシュウドシュウ!!ドォンドォン!!

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「む?」

 

 

地獄王の腕側にメガ・ビームライフルで狙い撃っていた2体の量産型ゲシュペンストMK-Ⅱの姿もあった。

 

ロバート「あれは補充された機体の!?」

 

オルタンス(量産型ゲシュペンストMK-Ⅱ)「ここで徹平様を死なせる訳にはいかないのですわ!!」

ヴィオレット(量産型ゲシュペンストMK-Ⅱ)「今お救いいたします!!」

 

オルタンスとヴィオレットがいつの間にか乗り込んで、2人も徹平を助けまいと必死に地獄王に抵抗した。

 

ルキア(グルンガスト弐式)「2人共!!」

エレフ「何考えてだあいつら!?」

 

 

ライラ「2人までそんな…!」

ユウ「徹平いい加減目を覚ましてよ!」

シュウ「頼むよ徹平兄ちゃん…男として情けないだろうがっ!!」

 

高次「いつの間に乗り込んだんだあの子達は!?」

三田子「私達の隙をついて…」

 

 

グォォォォォ!!!

 

さらに大きなドラゴンがウルトラザウルスから地獄王に突撃を仕掛けた、だが地獄王は再びサイクロンファイヤーを放ち吹き飛ばしてしまう。

そしてドラゴンは倒れ地面に落下、その時ドラゴンの身体が消えてしまう。

するとそのドラゴンの正体は気を失ってしまったピエトロ王子が変身していた物だった。

 

ナルシア「ピエトロ!!」

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「無駄なあがきを何時まで続けるつもりだ…。」

ピエトロ「…」

 

メグ「エレメンタルレギオンを!!」

マック「ダメなんだな、ガリオン達も体力が残ってないんだな…」

ディーノ「くっ…」

キャンディ「何も出来ないクル…?」

ポップ「悔しいでござる…!」

ヨミ「もうやめて…こんなの…!!」

ローレライ「ヨミさん!」

 

ヨミ達は腰を落として絶望してしまう。

 

カガリ(レオストライカー)「うぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

レオストライカーは何度も地獄王に指に攻撃を続けた。

そしてオルタンスとヴィオレットのゲシュペンストも撃ち続ける。

 

ボス(ボスボロット)「ふざけんなよ…ん?」

ムチャ(ボスボロット・サブ)「あ!」

ヌケ(ボスボロット・サブ)「空に!!」

 

頭部だけとなったボロットが地獄王の上にいる何かに気づいた様だ。

 

オルタンス(量産型ゲシュペンストMK-Ⅱ)「…!」

ヴィオレット(量産型ゲシュペンストMK-Ⅱ)「…!」

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「貴様らはいい加減という言葉を知らんのか…!」

甲児(ホバーパイルダー)「知らねぇに決まってんだろ!!」

エレフ「甲児!?」

 

地獄王の真上からマジンガーZの心臓部と言えるホバーパイルダーがミサイルを放って奇襲を仕掛けた。

だが地獄王にはびくともしなかった、そしてパイルダーはまるで地獄王を翻弄する様にとび周っていった。

 

甲児(ホバーパイルダー)「Dr.ヘル!俺達はまだあきらめてねぇぞ!!みんながまだ戦っているんだ、俺だって諦める訳にはいかねぇんだよ!!徹平、あの子達が必死に助けようとしてんだぞ!目を覚ましやがれ!毒なんかに負けるんじゃねぇ!!」

 

ユウ「そうだよ、甲児さんの言う通りだ…!」

ヨミ「私達があきらめたら…」

正太郎「そうだ、諦めたら負けてしまう!」

 

ルカ(Vドランセイザー・サブ)「そうよ!諦めない限り、私達は負けないんだから!!」

カガリ(レオストライカー)「徹平!徹平!!」

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「兜甲児…さては踏み潰される寸前にパイルダーと分離したか…どいつもこいつもぉ!!」

 

ドォォォ!!

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「今度はなんだ!?」

 

地獄王が払いのけようとした直後、ウルトラザウルスの方角から超距離射撃が地獄王を狙った。

 

高次(コマンドウルフレールガンカスタム)「これ以上ワシ等の息子に手を出すと招致せんぞ!!」

 

グリカウモン「おじさん!?」

イルム(グルンガスト)「親父さんまで飛び出しやがった…!」

ライ(R-2パワード)「月美中尉…!」

ゼンガー(グルンガスト零式)「高次…!」

 

高次の乗ったコマンドウルフレールガンカスタムであった。ウルトラザウルスの肩部分から背中のレールガンで地獄王を狙い撃ったのだ。

そして二発目の弾丸が用意され再度頭部の可変式ヘッドスコープで狙いを定めた。

 

三田子「お父さん、弾は!?」

高次(コマンドウルフレールガンカスタム)「決まってる、ワシの戦友であり徹平の…」

 

ドシュウ!!

 

レールガンからその黄色い弾丸が放たれた、いや弾丸ではない。

 

ディグモン先生「教師だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

ディグモン先生自らが弾丸となり、地獄王に特攻した。

 

ドォォォォ!!

 

ヨミ「先生!!」

サヤ「なんて無茶を!!」

 

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「どいつもこいつもなんだと言うのだ!?」

 

ディグモン先生「フフフ…喰らいついたぞ…!徹平聞こえるか!?今は辛いかも知れんが、目を覚ましてくれ!お前しかいないんだ!」

カガリ(レオストライカー)「…先生!徹平、起きろ徹平!!」

ルカ(Vドランセイザー・サブ)「徹平君!」

オルタンス、ヴィオレット(量産型ゲシュペンストMK-Ⅱ)「徹平様!!」

甲児(ホバーパイルダー)「徹ぺぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

 

徹平(Vドランセイザー)「…」

 

皆が命がけで徹平に呼びかけた。

徹平一向に目を覚まそうとしない、そして彼は今…。

 

 

 

 

何処なのか分からない真っ暗な宵闇の中、まれに白い霧が立ち込める空間。

徹平が青ざめ力尽きたかのような顔つきでゆっくりと下へと落下していく様であった。

 

徹平「…アレ…俺どうしてるんだ…?」

 

「…徹…目…覚ま…!!…徹平…てっぺ…」

 

徹平「なんか…声が…気のせいか…そういえば俺、何してたんだっけ…?なんか忘れてる気がするけど…なんだったかな…」

 

「…!…い…ぇぇぇ…!!」

 

徹平「段々遠くなってる気がする…何も聞こえなくなりそ…」

 

彼は段々下へと落ちて行く、その下にはまるで井戸様な穴がありそこから骨の様な手が抱きしめるかの様に彼を引きずり込もうとした。

それは紫の色を纏った冥府の色と言わんばかりに。

だが、その時だった。

 

「君は自身の物語をここで終わらせてしまうのか?」

徹平「…!?」

 

青いコートから飛び出した白い手が上から徹平の手を握り掴んだ。

徹平は一瞬何が起きたかと目を開いた。

その目に映るのは両頬に銀色の太陽と月を象った様な印を持った銀髪の青年の姿だった。

 

徹平「だ…誰…?」

イヴェール「朝と夜の間を彷徨う冬の天秤さ…このままでは君まで冬に落ちてしまう。」

 

そう言って彼は徹平を引き上げ抱き寄せたのだ。

 

 

 

一方、バードス島地下へと潜りこんだマトとアンナ。

マトを背中に肩車させたアンナはゆっくりと翼を羽ばたかせて地下を降りて行く。

 

アンナ「随分と降りて行くね…」

マト「ここにきっとあしゅらがいるはずだよ。」

 

そしてやがて最下層へと降りて行った。

その後少し歩くとその光景が見えつつあった。

 

 

その空間にはあしゅら男爵が佇んでいた。

 

あしゅら男爵「…これは…」

 

彼の前にあるのは何かの祭壇の様な場所であった。

だがそこにはとてつもなく巨大な右腕がまるでそれを遮るかの様に落ちていたのだ。

 

マト「あしゅら!!」

あしゅら男爵「!!…黒衣マト…!?」

 

マトとアンナがあしゅらの元へ駆け寄る、あしゅらはマトがそこに現れたのにとても驚いていた。

 

あしゅら男爵「…黒衣マト、何故ここに来た…!?」

マト「決まってるじゃん、アンタを助けにだよ!」

あしゅら男爵「私を…馬鹿な…何故!?」

マト「だってアタシ達もう友達だから。」

あしゅら男爵「!…黒衣マト…」

 

マトはあしゅらに友達だと答えた。

あしゅらはこの時、何か別の感情が湧か上がっていった。

だが何故か彼は少し戸惑っているのか申し訳なくなってしまう部分もある。

 

アンナ「それにしてもこの腕…何かしら?」

マト「…これ何処かで…。」

あしゅら男爵「ゼウスの腕だ。」

マト「え!?ゼウスって…ケドラの記憶で見た…!?」

あしゅら男爵「そう、これこそゼウスの切り裂かれた腕、あの戦いの後海に沈みこの祭壇にたどり着いた…。」

アンナ「祭壇…ここが?ほとんどあの右腕に埋まってるけど分かるの?」

あしゅら男爵「…それよりも、この腕をどうにか出来ないものか。」

マト「え?」

 

あしゅらは一瞬はぐらかす様に話を変え、ゼウスの右腕を確かめていた。

 

あしゅら男爵「このゼウスの腕を使い脱出する。」

マト「腕で!?」

アンナ「どういう事?」

あしゅら男爵「2人共、合図をしたら私に捕まれ。」

 

あしゅらがそのゼウスの右腕に近づいた、すると彼はとんでもない行動に出た。

 

あしゅら男爵「…フンッ!!ぬぅぅぅぅぅぅ!!!」

アンナ、マト「!!」

 

あしゅらはゼウスの右腕を持ち上げ始めたのだ。

そして勢いよく…

 

ドォォォォォォォォォ!!!

 

両手上げて思い切り打ち上げたのだ。

そしてマトとアンナは驚きながらあしゅらの背中に飛び乗り、あしゅらは大ジャンプして打ち上げたゼウスの右腕に乗り込んだのだ。

 

マト、アンナ「うぅぅぅぅぅ!!」

あしゅら男爵「しっかり捕まれ!天上を突き破るぞ!」

 

 

 

 

そして再び、徹平は。

 

イヴェール「君にも聞こえてるはずだ、みんなが呼んでいるよ。」

徹平「…呼んでいる…?」

 

この時彼の言葉で徹平は耳を澄ました。

すると聞こえてきた、自分の呼ぶ声が。

 

甲児「徹平、テメーはここでくたばる奴じゃないだろ!!」

ディグモン先生「お前には誰よりも誰かを思う優しさと壁に立ち向かう強さがあるはずだ!」

オルタンス「お願いです、目を覚ましてください!」

ヴィオレット「ここで貴方が死んでしまえば世界が闇に飲まれてしまいます!」

ルカ「徹平君、私は君の事をもっと知りたいの!死なないで!」

カガリ「ダメだよ…徹平が死ぬなんて認めたくないよ…戻って来てよ徹平!!!」

 

徹平「…!!」

 

グリカウモン「徹平君!」

ギャリー「アンタここで根性見せる時でしょ!!」

キュアハッピー「徹平君、君がいなくなったらみんなが悲しむんだよ!!」

テツザンモン「こんな所で死ぬってのは嫌過ぎる展開だろうが!」

ゴウキモン「お前はここで死ぬ人間じゃないはずだ…!」

 

徹平「…み…」

 

竜馬「もうこれ以上犠牲は出て欲しくないんだ!」

忍「お前のタマはこんなもんじゃねぇだろ!」

万丈「君の日輪の輝き、朝の光はまだは消えてないはずだ!」

ワイルドタイガー「ここでお前が死んだら家族を悲しませる事になるんだぞ!」

バーナビー「君は僕と同じ、誰かに支えられて強くなったはずです、僕達がついてます!」

正太郎「徹平さん、もしかしたら貴方は今苦しんでるかもしれません。けど僕らだって同じです!だからここで諦めないで下さい!」

 

徹平「…ん…」

 

シュウ「徹平兄ちゃん、頼むからこんなのやめてくれよ!!」

シロン・ブレイクアームド「お前の風はまだ吹き続けているはずだ…!」

カービィ「ポヨ!ポヨヨヨヨポーヨ!!」

フーム「カービィはあきらめないでっ言ってるわ!死なないで!」

リュウセイ「なあ、今度俺とバーニングPTでもカードゲームでもやろうぜ?だから帰って来い!」

バン「俺も辛い事はあった…だけどここまでこれたんだ。お前だって乗り越えられるはずだ!」

ピエトロ「徹平君、みんなが待っている!」

ゼンガー「月美徹平!お前の悪を断つ剣を見せて見ろ!!」

 

徹平「…な…」

 

高次「徹平!!」

三田子「徹平!!」

ルキア「徹平君!」

エレフ「徹平!!」

シャイターン「生キロ!!」

 

マルスモン『徹平!!』

 

徹平「!?」

 

徹平には今、皆が自分を呼びかけているのがハッキリ聞こえた。

そして最後にはあのマルスモンの幻影が自分の目に映ったのだ。

そしてマルスモンはにっこりと笑い、指を上に刺した。

 

徹平「…隊長…」

 

徹平はふと上を見上げ、そこに僅かな光が見えている事に気づいた。

 

徹平「そうだ…俺はまだ…!!」

イヴェール「徹平君、これを…」

 

すると彼は徹平の頬にふれた、すると徹平の身体から蝕む毒が消えて行ったのだ。

そして最後に彼は笑みを浮かべて消えつつあった。

 

徹平「!?…待って!」

イヴェール「君の物語≪Roman≫はまだ終わっていない。君が巡り往く地平線はこれからも紡がれるんだ。さあ、行っておいで…」

徹平「…!」

 

そして徹平の視界を真っ白な光が包み込んだ。

 

 

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「この屑共が!!いい加減にしてもらおうか!!」

 

地獄王が左手を広げVドランセイザーを掴んでる手に衝撃を与え、飛びいている者達を払いのけた。

 

ディグモン先生「うぉっ!?」

甲児(ホバーパイルダー)「うわぁっ!?」

カガリ(レオストライカー)「…!放すもんかぁ!」

ルカ(Vドランセイザー・サブ)「ダメよ、じゃないと貴方が!!」

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「遅い!」

 

ガシッ!!

 

オルタンス、ヴィオレット(量産型ゲシュペンストMK-Ⅱ)「カガリ様!!」

 

カガリ(レオストライカー)「あああああっ!!!」

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「このワシにたてつくとどうなるか思い知るがいいっ!」

甲児(ホバーパイルダー)「やめろぉぉぉ!!」

 

レオストライカーは地獄王の片方の手に虫を掴まれるかの様にとらえられ、握りしめられてしまう。

 

ヨミ「カガリ!!!」

ユウ「カガリが!」

ディーノ「カガリさん!」

フィーネ「やめてぇ!!」

 

カガリ(レオストライカー)「うあああ!!!!」

 

バチチチ…グシャッ…メキャァッ!!

 

レオストライカーの後ろ脚や頭部に前脚が地獄王の指にゆっくりと握りつぶされてしまう。

背中のコクピットに乗るカガリも絶対絶命の危機に陥っていた。

 

甲児(ホバーパイルダー)「その子を放しやがれぇ!うわぁっ!」

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「マジンガーなしで何が出来る!!」

 

地獄王がサイクロンを放ちパイルダーを吹き飛ばしていく。

甲児は吹き飛ばされながら下を見るとマジンガーZは未だ地獄王のもう片方の手に押し潰され埋まったままだ、パイルダーオンは不可能である。

レオストライカーは既に握りつぶされ粉々に砕かれていった、あと一握りされればコクピットにいるカガリもろとも木端微塵になってしまう。

 

カガリ(レオストライカー)「…徹平…!」

 

 

カガリの目に涙が零れ落ちた、その瞬間だった。

 

ドガァァァァァァ!!!

 

地獄王の右手に捕えられていたVドランセイザーが息を吹き返したかの如く、ウイングを広げて飛び出し一直線にカガリの元へ突撃した。

 

徹平(Vドランセイザー)「カガリーーーーーー!!!!」

 

ドガァァァァァァ!!!

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「ぬわにぃっ!?」

 

ディグモン先生「あれは!」

オルタンス(量産型ゲシュペンストMK-Ⅱ)「今のは!」

ヴィオレット(量産型ゲシュペンストMK-Ⅱ)「間違いありません!!」

 

ルカ(Vドランセイザー・サブ)「まさか…」

 

ルカには一瞬何が起きたか分からなかった、

Vドランセイザーが突然再起動しカガリを捕えていた地獄王の拳を貫いたのだ。

そしてVドランセイザーの両手を胸に抱き、両手に包まれた物を開いた。

 

カガリ「…徹平!!」

徹平(Vドランセイザー)「ゴメン、待たせた。」

 

大破したレオストライカーのコクピットにいたカガリがVドライセイザーの手の中にあった。

そして徹平は彼女を自分の乗るコクピットの中へと入れるのであった。

 

 

 

高次(コマンドウルフレールガンカスタム)「徹平!目覚めたか!」

三田子「徹平…よかった…本当によかった…!」

 

リュウセイ(R-1)「徹平!!」

忍(ダンクーガ)「へへっ心配させやがって!」

キュアハッピー「徹平君…よかった…」

グリカウモン「本当に…君は強い人だね…徹平君!」

エレフ「ん、あいつ…?」

 

徹平(Vドランセイザー)「ゴメンみんな、心配かけた!」

 

コクピットからカガリを隣に乗せた徹平が応答した。

 

ヨミ「カガリ…よかった…徹平君も無事だった…!」

サヤ「2人共大丈夫!?」

フーム「怪我はない!?」

 

ギャリー(ヒュッケバインMK-Ⅱ)「徹平、無事だったのね!」

キュアサニー「毒はどないしたん!?」

 

徹平(Vドランセイザー)「みんなありがとう!お蔭で目が覚めたよ、毒はまあ…話は後!俺はこのまま地獄王と戦います!」

カガリ(Vドランセイザー内)「カガリも行く!」

 

ラーダ「貴方まで!?」

大塚長官「待ちなさい、無茶はいかんよ!」

正太郎「そうですよ、せっかく助かったのに…!」

 

ルカ(Vドランセイザー・サブ)「大丈夫、フォローなら私がします!」

 

ミク(ストームソーダーFSV)「だ、大丈夫かしら…」

ルキア(グルンガスト弐式)「いえ、カガリちゃんの覚悟は本物です!」

シャイターン「間違イナイ…!」

 

甲児(ホバーパイルダー)「待ってたぜ徹平!」

徹平(Vドランセイザー)「お待たせ、甲児兄ちゃん!」

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「ピグマンの毒が消えただと!?一体何があったというのだ…!?」

徹平(Vドランセイザー)「これまでだDr.ヘル!俺達はここでお前を倒す!」

カガリ(Vドランセイザー内)「さっきは凄い痛かったよ…!」

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「き、貴様ら…!!」

 

あしゅら男爵「そうだ、貴様の野望でお終いだ!」

 

ドガァァァァァァ!!!

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「なっ…そんな馬鹿な…!?」

 

竜馬(ゲッター1)「あれは!?」

隼人(ゲッター1・サブ)「右腕…!?」

万丈(ダイターン3)「随分とデカいじゃないか…」

 

ユウ「ってあそこにいるの…マト!?」

ローレライ「ホントだ!」

 

マジンガーZを押し潰している地獄王の手の真下から巨大なゼウスの右腕が飛び出し、大空を舞った。

そしてゼウスの右腕から飛び降りるあしゅら男爵、マトを担いだアンナも飛び降りて、ウルトラザウルスへと戻っていった。

 

マト「みんな!!」

正太郎「マトさん!?」

マック「そういえばマトさんの姿さっきからみえなかったんだな!!」

シュウ「てか一体どうなってんのあの腕…!?…あの腕って…!!」

 

BB「あ、あの子達…」

暗黒寺「いつの間にあそこにいたんだよ…」

 

 

シロン・ブレイクアームド「…あの腕…はっ!!」

 

ゼウスの右腕を見たシロンは瞬時に何かを思い出した様だ。

 

シロン・ブレイクアームド「そうだ…あいつは…俺の…!」

キュアマーチ「シロン?」

 

甲児(ホバーパイルダー)「ゼウスの…右腕…!マジーン・ゴォォォォォ!」

 

飛び出したゼウスの右腕を目の当たりにした甲児はある事に気づく、

先ほどの衝撃でマジンガーZは地獄王の手から解放され今度はゼウスの右手に包まれているかの様に光輝いていたのだ。

そして同時に甲児の脳裏にのゼウスが姿を現した。

ゼウスはこの時口を開いて甲児にある事を告げる、甲児はその言葉を聞いてパイルダーを一直線にゼウスの右手に包まれるマジンガーZに向けた。

その同時にマジンガーが光輝きながら自ら起き上ったのだ、

まるでゼウスに導かる様に。

 

カガリ(Vドランセイザー内)「何あれ!?」

徹平(Vドランセイザー)「甲児兄ちゃん!?」

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「な、何をする気だ!?」

 

弓さやか(ダイアナンA)「甲児君!?」

ボス(ボスボロット)「ていうか、マジンガーがピッカピカだぞ!?」

エレフ「神の光か…!?」

オリオン「そういう風にも見えるな…!」

キュアピース「…その時不思議な事が起こった…」

カービィ「ペポ?」

 

甲児(ホバーパイルダー)「パイルダァァァァァ・オォォォン!!」

 

ガシィィィィィッン!!

 

ホバーパイルダーがZの頭部にパイルダーオンした、

その時、マジンガーの姿に変化が生じた。

背中のジェットスクランダーが赤く輝き大きくなっていったのだ。

同時にその翼と融合するかの様に消えていくゼウスの右腕。

そして光が消えるとその翼は神の様に神々しく、真の魔神とも言える、いや正しく!本当の魔神となっていたのだ!

 

甲児(真マジンガーZ)「…真マジンガー・ゼェェェェェェェェットッ!!」

 

そう、これが!神の翼ゴットスクランダーを纏った正真正銘真の魔神!衝撃的なこの姿!マジンガーZ・否!真マジンガー・衝撃ゼェェェェェェェェトッ!!編!

 

徹平(Vドランセイザー)「真マジンガー…!!」

カガリ(Vドランセイザー内)「翼が大きくなってる…」

 

せわし博士、のっそり博士、もりもり博士「なんじゃありゃぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」

ポップ「マジンガーの翼が変化したでごさる!」

 

 

 

エレフ「神の翼…!?」

ギャリー(ヒュッケバインMK-Ⅱ)「え、あ、あれマジンガーZ…!?」

キュアビューティ「なんという神々しい翼なのでしょう…!」

リュウセイ(R-1)「あんなマジンガー初めてだ…!」

 

甲児(真マジンガーZ)「お前の野望は俺達で潰す!!ブレストファイヤァァァァァァァ!!!」

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「くぅっ!」

 

ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!

 

真マジンガーZの胸の放熱版から放つ高温の熱戦ブレストファイヤー、

その威力は今までの非ではなくとてつもなく範囲の火力熱線が地獄王に襲い掛かる、

地獄王は左手で防ぐがその高温によって一瞬で溶けてしまうのであった。

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「うわぁぁぁぁ!?」

 

ルカ(Vドランセイザー・サブ)「なんて威力なの…」

オルタンス(量産型ゲシュペンストMK-Ⅱ)「凄いですわ…」

ヴィオレット(量産型ゲシュペンストMK-Ⅱ)「神を上回る魔神…」

 

甲児(真マジンガーZ)「このエネルギーをありったけぶつけてやる!光子力ビィィィィィム!!」

 

ビィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!

 

甲児はコクピットのダイヤルを最大限に回し、とてつもない光子力エネルギーをチャージ。

真マジンガーZの目に光がチャージされこれまでにかつてない威力の光子力ビームを打ち出した。

 

ドォォォォォォォォォ!!ズガァァァァァ!

 

地獄王をその光子力ビームだけで一気に押し出していった。

その衝撃でバードス島は半壊してしまう程の威力であったのだ。

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「兜甲児…貴様は世界を破壊する力を得てしまったのか…!!!」

甲児(真マジンガーZ)「この力は平和の為に使う!あの時ゼウスは言った、俺に残されたこの力を託すって!」

 

ガリオン・ザンアームド「ゼウスが!?…ではあのマジンガーには…この地球をも破壊してしまう力を持ったと言う事か…!!」

ズオウ・キュアアームド「凄い…!」

ファイヤーエンブレム「や~ね、刺激的な火力じゃないの!」

ワイルドタイガー「流石にやべぇだろそれ…」

シャイターン「アルイハ…宇宙ヲモ巻キ込ムカモ知レン…!」

レン(ジェノリッター)「マジで…?」

 

サヤ「もう何も言えない…」

ユウ「凄すぎて…」

マト「何がどうなってる訳!?徹平がスーパーロボットになって、マジンガーが凄い強くなって…!?」

 

一同は真マジンガーZの強さに圧倒されてしまう。

 

あしゅら男爵「そうだ、兜甲児。それでいいのだ…その力でDr.ヘルを倒すのだ…そして…!」

 

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「認めぬぞ…こんな事認めるぞォォォォ!!!」

 

バリィィィィ…ドガッシャァァァァァァ!!!

 

地獄王が空に雷撃を溜め込み反撃に出ようとした。

だが、そこから全く別の雷撃が左右の方向から叩き落ちた。

 

徹平(Vドランセイザー)「今度はなんだ!?」

甲児(真マジンガーZ)「…あれは!!」

 

2人が空を見上げた、雷撃を纏い2つの巨大な魔神が雲を切り裂き現れたのだ。

 

鉄也(グレートマジンガー)「サンダーブレーク!!」

デューク(スペイザー)「スペースサンダー!!」

 

ドガァァァァァ!!!

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「ぐわぁぁぁぁぁ!?」

 

甲児(真マジンガーZ)「グレートマジンガー!グレンダイザー!鉄也さんに大介さん!!」

 

グレートマジンガーとグレンダイザー、2体の雷撃が合わさった技・ダブルライトニングバスターが炸裂した。

 

鉄也(グレートマジンガー)「待たせたな甲児君!」

デューク(スペイザー)「加勢するぞ、ダイザー・ゴー!!」

 

ヴィレッタ(R-GUN)「グレートマジンガーにグレンダイザー!?」

キュアピース「トリプルマジンガーだぁ!!」

リュウセイ(R-1)「すげぇそろい踏みかよ!!」

バーナビー「援軍ですか…!」

折り紙サイクロン「こんなに頼もしい魔神はないでごさる!」

シャイターン「甲児達ガ言ッテイタマジンガー軍団カ…!」

 

偉大な勇者・グレートマジンガーを駆る青年・剣鉄也。

宇宙の王者・グレンダイザーを操る青年、デューク・フリードこと宇門大介。

 

彼は各地の機械獣を倒した後、この決戦の地に駆けつけに来てくれたのだ。

円盤型ユニットのスペイザーからUFOロボグレンダイザーが射出されると、

真マジンガーZ、Vドランセイザー、グレートマジンガー、グレンダイザーが並び地獄王を追い詰めるのであった。

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「グレートマジンガー、そしてグレンダイザー!貴様達も邪魔をすると言うのかぁぁぁぁぁ!」

 

怒り狂った地獄王が剣を再び抜き振り上げた。

 

徹平(Vドランセイザー)「みんな行こう!」

甲児(真マジンガーZ)「おう!」

鉄也(グレートマジンガー)「トリプルマジンガーブレードだ!」

デューク(グレンダイザー)「僕達の力を見せてやる!!」

ルカ(Vドランセイザー・サブ)「VFウイングチェンジ、ブイドラブレイカー!」

 

グレートマジンガーは両膝部分から専用武器・マジンガーブレードをだし、一本を真マジンガーZに渡した。

グレンダイザーは両刃の槍であるダブルハーケンを出し、

Vドランセイザーは腰につけてあったVF時のウイングとなっていた腰アーマーを外しドラボルトキャノン部分が持ち手となりそれが剣となった。

この時徹平は操縦桿を滑らしてしまうが、カガリが瞬時にその手を掴み共に操縦桿を握りだした。

 

カガリ(Vドランセイザー内)「…!」

徹平(Vドランセイザー)「カガリ…よし、ブイドラ・斬星・ブレイカァァァァッ!!」

 

ガキィィぃィィィ!!

 

地獄王の剣が勢いよく4体に叩き落ちる、負けじとトリプルマジンガーはそれぞれの剣で地獄王の剣とぶつかり合いになる。

そしてVドランセイザーの大型剣・ブイドラ斬星ブレイカーの刃が胸のドラゴンヘッドの口から吐き出された光り輝く炎に包みこまれる。

 

ズバァァァァァァァァァァァ!!!!

 

その炎を浴びた剣で地獄王の剣を真っ二つにした。

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「ぐぁっ…なっ!?」

甲児(真マジンガーZ)「トリプル!」

鉄也(グレートマジンガー)「マジンガー!」

デューク(グレンダイザー)「ブレード!!」

 

ズシャアドズゥッグザァッ!!!

 

トリプルマジンガー達が飛び出しそれぞれの剣が地獄王の顔面を切り裂き、串刺しにしていった。

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「ギャァァァァァ!?まだ終わらぬ!こんな所で終わるなどぉぉぉぉ!!」

 

オルタンス、ヴィオレット(量産型ゲシュペンストMK-Ⅱ)「!!…キャァァァァァ!!?」

 

地獄王が2人の動けなくなったゲシュペンストの方へ振り向き、その残った右手を広げて掴みかかって来る。

 

徹平(Vドランセイザー)「爆裂ハンコキックからの!斬撃ブレイカァァァァ!」

 

ドォォォォォォォ!!ズバァァァァァァ!!!

 

Vドランセイザーがブイドラ爆裂ハンコキックで地獄王の右手に一撃を叩き込み、

オルタンスとヴィオレットを守り抜き、斬撃ブレイカーでその腕を切り裂いていった。

 

 

オルタンス(量産型ゲシュペンストMK-Ⅱ)「徹平様…」

ヴィオレット(量産型ゲシュペンストMK-Ⅱ)「そんな私達は…」

徹平(Vドランセイザー)「俺を守ってくれるのは凄く嬉しい…けどさ、それじゃ男として情けなくなるじゃないか!」

ルカ(Vドランセイザー・サブ)「ふーん…」

カガリ(Vドランセイザー)「徹平…」

甲児(真マジンガーZ)「そうだよな、やっぱ男は守る側だよな!」

デューク(グレンダイザー)「カッコいい事言うじゃないか。」

鉄也(グレートマジンガー)「たしかにそれ相応の強さは持ってる様だな。」

 

オルタンス「徹平様…(!!)」

ヴィオレット「この感じは!」

 

ゲシュペンストから降りた2人はテレパシーの様な波長を感じ取った。

 

オルタンス「…ムシュー…では…!?」

ヴィオレット「…そうだったのですか…わかりました…徹平様!」

徹平(Vドランセイザー)「2人共早くこっちに!!」

カガリ(Vドランセイザー内)「狭くなる…」

 

Vドランセイザーにオルタンスとヴィオレットが乗り込んだ、

この時メインコクピットには徹平、カガリ、オルタンス、ヴィオレットの4人が乗り込んでる為、かなり狭くなっているがそんな事気にしている暇はなかった。

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「ヌゥゥゥゥ…ウガァァァァァァァ!!!」

 

デューク(グレンダイザー)「来るぞ!!」

 

地獄王が再びサイクロンファイヤーを放ってくるが、これまでのダメージが蓄積されているからか、範囲も火力も下がっていた。

だがそれでも威力は十分おりVドランセイザーに襲い来る。

 

ルカ(Vドランセイザー・サブ)「うっ!!」

カガリ(Vドランセイザー内)「熱い!!」

徹平(Vドランセイザー)「グぉ…!」

オルタンス(Vドランセイザー内)「徹平様、貴方がムシューと一時的に繋がったのなら…!」

ヴィオレット(Vドランセイザー内)「私達の力を引き出せるはずですわ!」

 

2人はそう答えると徹平の肩に手を置いて来た。

 

徹平(Vドランセイザー)「え…!?これは…!!」

 

操縦桿を握る徹平の左右の頬にオルタンスとヴィオレットと同じ頬の模様が浮き上がってする。

サイクロンファイヤーに包まれるVドランセイザー、だが左手に銀色に輝く太陽の盾が出現し高熱の風を防ぎ、右手に出現した銀色に輝く月の剣を振り翳した瞬間、サイクロンファイヤーをかき消したのだ。

 

鉄也(グレートマジンガー)「あれは!?」

甲児(真マジンガーZ)「あの剣と盾…オルちゃんとヴィオちゃんのほっぺの模様そっくりだ!!」

 

エレフ「おいあの武器って!」

シャイターン「イヴェール…ソウイウ事ダッタカ!」

 

徹平(Vドランセイザー)「2人共ありがとう、これならいける!!」

 

Vドランセイザーはの手には銀色の月の剣と銀色の太陽の盾が出現した。

 

マト「もう何がどうなっているんだか…」

シュウ「どうなってんの…」

フィーネ「でもこれなら!」

ムンベイ「思い切りやっちゃって!!」

 

 

Vドランセイザーとトリプルマジンガーの前に聳え立つ地獄王、

だが地獄王はまだくたばるまいと動き出そうとした。

 

徹平(Vドランセイザー)「ルカさんあの技ってVドランセイザーでも使える!?」

ルカ(Vドランセイザー・サブ)「もちろん!照準任せて!!」

カガリ(Vドランセイザー内)「何するの?」

徹平(Vドランセイザー)「甲児さん達!ロケットパンチを繰り出して!CPゴウゴウパンチで行く!」

 

甲児(真マジンガーZ)「…そういう事だな!よっしゃあロケットパァァァァァンチ!!!」

デューク(グレンダイザー)「何か知らんが!スクリュークラッシャーパーンチ!!」

鉄也(グレートマジンガー)「いいだろう!ドリルプレッシャーパーンチ!!」

 

真マジンガーZのロケットパンチ、グレートマジンガーの回転ドリル式のドリルプレッシャーパンチ、グレンダイザーの赤いクローを展開し回転させるスクリュークラッシャーパンチ、それぞれのパンチが地獄王に向けて発射された。

最後にVドランセイザーも一度月の剣と太陽の盾を置くと両腕のデストロイスターパンチを発射した。

 

デュオ(ガンダムデスサイズヘルC)「何する気だよ!?」

アヤ(R-3パワード)「ただのロケットパンチ?」

グリカウモン「いや違う!!」

 

徹平(Vドランセイザー)「コピペ!コピペ!コピペ!!」

 

デストロイスターパンチがロケットパンチ、ドリルプレッシャーパンチ、スクリュークラッシャーパンチに火花を散らしながら隣接し触れる、その時。

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「な、何をする気だ!!?」

 

ドン!ドンドンドンドンドン!!ドドドドドドドドド!!!

 

トリプルマジンガーとVドランセイザーのパンチがみるみると増えていったのだ、

そのロケットパンチの大群は地獄王に次々と命中していった。

無数のロケットパンチは地獄王を突き抜け後ろから上がって1回転して再び地獄王の真下に降りかかって来たのだ。

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「な、なんだこれはぁぁぁ!?」

 

キュアハッピー「あれって!?」

キュアピース「ロケットパンチが増えている…!」

ワイルドタイガー「どういう技だよ!!」

竜馬(ゲッター1)「ロケットパンチだらけだ…」

テツザンモン「あれってVFのCPゴウゴウパンチか!?」

 

甲児(真マジンガーZ)「よく聞けDr.ヘル!徹平のコピペ技で俺達のロケットパンチを増やしてお前にトドメをさしてやる!これぞ脳ある鷹はぁ!」

徹平(Vドランセイザー)「パンチを隠すぅ!!」

カガリ(Vドランセイザー内)「爪じゃないの!?」

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「馬鹿か!!?」

 

徹平(Vドランセイザー)「CPゴウゴウ!」

甲児(真マジンガーZ)「ロケットパンチ・100連発!!!」

 

ドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!

 

100連発、いや明らかに千、億、兆を超すさらに増えたロケットパンチ達が地獄王に襲い掛かる。

そして徐々に地獄王はその無数のロケットパンチによって動きを封じ込められ押し出されていく。

 

デューク(グレンダイザー)「僕達は!!」

鉄也(グレートマジンガー)「この拳で!!」

甲児、徹平(真マジンガーZ、Vドランセイザー)「未来を掴む!!!」

オルタンス、ヴィオレット(Vドランセイザー内)「皆様の思いを込めたこの拳で!」

ルカ(Vドランセイザー・サブ)「受けてみなさい!」

カガリ(Vドランセイザー内)「…もう全部いけぇぇぇぇぇ!!」

 

グレンダイザーの真上からドリルプレッシャーパンチ、グレートマジンガーの真上から同じ数のアトミックパンチとドリルプレッシャーパンチ、真マジンガーZの真上にロケットパンチ、アイアンカッター、強力ロケットパンチ、Vドランセイザーの真上からもデストロイスターパンチ、VFのゴウゴウパンチ、さらにUブイドラモンのバンバンパンチまでどれもこれも、

それぞれ数千万奥を越すロケットパンチが地獄王に襲い掛かった。

 

ユウ、マト「ぇぇぇぇぇぇぇー!?」

サヤ「ど、どの拳で…!?」

ヨミ「掴むんだろう…」

ライラ「全部の手でだと思う…!」

マック「でもカッコいいんだな…」

正太郎「あの拳には僕達の分も込めています!」

ディーノ「それだったら!!」

 

高次「よし!!」

三田子「決めて!」

 

 

グリードー・ヴォルクアームド「いけぇっ!!」

忍(ダンクーガ)「こうなりゃとことんやりやがれぇぇ!!」

沙羅(ダンクーガ・サブ)「派手に決めちゃって!」

万丈(ダイターン3)「決めろ!」

キュアサニー「ありったけぶつけたれぇぇ!!」

ギャリー(ヒュッケバインMK-Ⅱ)「こうなりゃアタシ達の分まで頼むわよ!!」

ゴウキモン「いけ!」

ピエトロ「僕らの分も!」

グリカウモン「ぶつけるんだ!」

ルキア(グルンガスト弐式)「いけぇぇぇ!!」

ゼンガー(グルンガスト零式)「これで終わりにせよぉ!!」

 

ナルシア「決めて!」

ガミガミ魔王「やりやがれぇぇ!」

ピエトロ「行くんだ!」

ディグモン先生「いけぇぇぇ!!」

ジャック(テキサスマック)「エキサイティング・ファイナルアタックネ!!」

あしゅら男爵「…いけ!!」

 

デューク(グレンダイザー)「腹だ!」

 

無数のロケットパンチが地獄王の腹を押し上げ。

 

鉄也(グレートマジンガー)「背中だ!」

 

背中を押し上げ。

 

甲児(真マジンガーZ)「足だぁぁぁぁ!!」

 

足を押し上げて地獄王を持ち上げた!!

 

 

ゴォォォォォォォォォ…!!!

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「こんな物で!こんな物でワシを!!!」

 

徹平(Vドランセイザー)「こいみんな!!」

甲児(真マジンガーZ)「集まれぇぇぇぇ!!」

 

ゴォォォォォォ!!!

 

Vドランセイザーが再び太陽と盾と月の剣持ち、真マジンガーZと共にいくつか集まったロケットパンチが融合した超巨大なロケットパンチの上に乗り勢いよく噴射し飛び立った。

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「やめろ…やめろ…や、や、や!!」

 

徹平、甲児(Vドランセイザー、真マジンガーZ)「貼り付けだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ドガァァァァァァァァァ!!!

 

巨大なロケットパンチが地獄王の腹をぶち抜き、上半身と下半身を真っ二つにした!!

 

 

リュウセイ(R-1)「よっしゃぁぁぁぁぁ!!」

オリオン、ウォルフィー、リーオン「いっやほぉぉぉ!!」

キュアマーチ「やったぁぁ!!」

ドラゴンキッド「やったぁぁ!」

シロン・ブレイクアームド「決めたか…!」

カービィ「ポ~ヨー!!」

バン(ブレードライガーAB)「おっしゃあ!」

 

 

高次「おっしゃぁぁぁぁ!!」

デデデ大王、エスカルゴン「よっしゃぁぁぁぁぁ!!」

 

 

大塚長官「おおっ!!」

マト、ユウ、ローレライ「決まったぁぁぁぁ!!」

キャンディ「凄いクルー!!!」

 

 

甲児(真マジンガーZ)「よぉしトドメだぁ!地を裂き、海を割り、全てを生み出すこの拳!!」

徹平(Vドランセイザー)「全てを跳ね返す朝の盾!強大な力を飲み込む夜の剣!アイアン・ホラァァァイズゥゥゥゥゥゥ!!!」

 

Vドランセイザーの太陽の盾と月の剣が光輝き、胸のドラゴンヘッドの口が放った銀色の炎が包み込む。

そして真マジンガーZが形態を変えゴットスクランダーがその真マジンガーZを包み込む様に巨大なロケットパンチそのものへと変形した!!

 

キュアピース「マジンガーが変形したぁぁぁぁ!!?」

リュウセイ(R-1)「ロケットパンチに変形しやがったぁぁぁぁ!?」

エレフ「なんだよアイアンホライズンって!?」

シャイターン「鋼鉄…否、鋼ノ地平線カ…フ…」

ミク(ストームソーダ―FSV)「決めちゃってぇぇぇぇ!!」

リン、レン(ジェノリッター)「アンコォォォォォル!」

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

甲児(真マジンガーZ)「輝くゼウスの名の元に!ビィッグ・バァァァン・パァァァァァァァァンチ!!!!」

徹平、カガリ、オルタンス、ヴィオレット、ルカ(Vドランセイザー)「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ブイドラァ・ストライカァァァァァ!!!!」

 

ゴォォォォォォ!!!キィィィィィィィ!!!

 

突き進むビッグバンパンチの後ろにゼウスの影が追う様に叫び出現した。

同じく突撃するVドランセイザーの翼から星々の様な光が暁の空を駆け抜けた後にちりばめられる。

ビッグバンパンチに変形した真マジンガーZと銀色と盾と剣を前に構えたVドランセイザーが互いにぶつかり合う様にDr.ヘルのいる地獄王の上半身をさらに真っ二つに引き裂いていった!!!

 

ドガァァァァァァァァァァァ!!!ゴァァァァァァァァァーーーー…!

 

その瞬間地獄王は爆発。その音はバードス島。

いや、世界中の空に響く程の衝撃音がなり地球は光輝き、宇宙にも衝撃音が響いていった!!

そしてその衝撃音が響いた瞬間、各国の機械獣達は同時に機能停止していったのだ。

 

ドシィィィィィィ!!!

 

ビッグバンパンチから形態を戻した真マジンガーZ、月の剣を振り抜いたVドランセイザーが勢いよく着地した。

その瞬間、月の剣と太陽の盾は消滅し、真マジンガーZのゴットスクランダーも消えていき

元のマジンガーZに戻る、徹平の頬の太陽の月の模様も消えて行った。

 

甲児(マジンガーZ)「どうだ!!」

徹平(Vドランセイザー)「これが!!」

甲児、徹平(マジンガーZ、Vドランセイザー)「この侵略者大戦を終わらせ、皆を守る俺達の絆だぁ!!」

 

ドガァァァァァ…

 

 

地獄王の残骸はバードスの大地に落ちて行った。

その同時にVドランセイザーの胸のドラゴンヘッドが勝利の雄叫びを高々と上げた。

 

ガォォォォォォォォ!!

 

グリカウモン「やったぁぁぁぁぁ!!!」

武蔵(ゲッター1・サブ)「おっしゃぁぁぁ!!」

ミク(ストームソーダーFSV)「終わったのね…」

バン(ブレードライガーAB)「へへっ…」

キュアハッピー「私達…勝ったんだね…」

ワイルドタイガー「ああ…」

弓さやか(ダイアナンA)「甲児君…私達勝ったのね…」

 

 

 

マト、ユウ、サヤ「やったぁぁぁぁ!!」

ムンベイ「おっしゃぁぁぁ!!」

斉藤さん「しゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

ヨミ「…みんなよかった…無事で…」

ラーダ「ええ…」

 

皆が勝利を掴み歓喜した。

そして、地獄王からDr.ヘルの声が響いた。

 

Dr.ヘル「ぬぬ…うう…」

 

徹平(Vドランセイザー)「!!」

甲児(マジンガーZ)「Dr.ヘル!!」

あしゅら男爵「待て!」

 

Dr.ヘル「フハハハ…ハハハ…フ…負けたわい…」

 

Dr.ヘルが力の抜けた声でそう呟いた。

 

甲児(マジンガーZ)「!?」

徹平(Vドランセイザー)「…!」

カガリ(Vドランセイザー内)「え…」

 

Dr.ヘル「ワシの負けだ…まさかお前達がここまでワシの超える存在となってしまうとはな…やはりこれまでとは違う変化が生じたせいか、あるいは…」

 

ライ(R-2パワード)「一体なんの話だ?」

万丈(ダイターン3)「さっきからどうも引っかかる言い方するね。」

シャイターン「…?」

 

Dr.ヘル「いずれ分かる時がくる…ワシが説明せずともな。」

 

ルキア(グルンガスト弐式)「…どういう事か説明して下さい!」

ピエトロ「…貴方は一体何を知っているんです…!?」

 

Dr.ヘル「…さてな…その先の結果はお前達自身で確かめるといい…だがお前達がまた下手すれば同じ事の繰り返しになるのを忘れるな…!」

 

ゼンガー(グルンガスト零式)「…。」

オルタンス、ヴィオレット(Vドランセイザー内)「…!」

カガリ(Vドランセイザー内)「…!?」

甲児(マジンガーZ)「聞けDr.ヘル!お前はたしかに悪だった、だがお前の言ってる事は間違いじゃない…この世界をどうにかしてしまうのは結局…」

徹平(Vドランセイザー)「俺達なのかもしれない…だから、俺達はお前の言葉胸にしまっておくよ…!」

 

Dr.ヘル「…フ…ワシもなめられたもんだ…だがよく考えればワシも何度も渡り歩いてる内に流石に疲れてしまったわい…しばしの一休みか…それとも本来通り時から忘れ去られる事となるのか…お前達の行く末を…ワシは地獄で見届けさせてもらうぞ…!」

 

Dr.ヘルは息を引き取った、その同時に起きた事だ。

 

ゴゴゴゴゴ…!!!ドガァァァァ!!グシャァァァ…!!!

 

 

シロン「!?」

バーナビー「これは!!」

鉄也(グレートマジンガー)「島の崩壊か…!!」

デューク(グレンダイザー)「みんな、早く脱出するんだ!!」

キュアビューティ「急ぎましょう!」

 

葉月博士(ガンドール)「総員撤退!」

 

ボス(ボスボロット)「い、急げぇぇぇぇ!!」

 

バードス島の崩壊が始まった、島が沈没していく。すぐさま特別隊一同は戦艦に帰還し脱出を試みた。

 

アヤ(R-3パワード)「…。」

キュアハッピー「…。」

ヴィレッタ(R-GUN)「何をしている!?」

リュウセイ(R-1)「2人共…気持ちは分かるけどさ…」

アヤ(R-3パワード)「…そうよね、分かってるわ。」

キュアハッピー「イングラム少佐…」

 

アヤとキュアハッピーもイングラムに気がかりを覚えていた、だがもう彼はいないはず。

そう改めて確信し脱出する。

だがあしゅら男爵はただ1人佇んでいた。

 

徹平(Vドランセイザー)「!!」

 

あしゅら男爵「…」

甲児(マジンガーZ)「あしゅら!!どうしたんだ!?」

あしゅら男爵「お前達は先に行け、私はこの島が沈む時を見届ける!!」

 

ワイルドタイガー「アホかお前!」

トーマ(ディバイソン)「いや…多分大丈夫な気がしてくる…」

雅人(ダンクーガ)「僕も…」

 

あしゅらの身体能力を見たらそんな気がしてしまう。

 

マト「あしゅら!どうして!!早く!!」

正太郎「せっかく自由になれたのに!」

 

あしゅら男爵「大丈夫だと言っている!…世話になったな…感謝するぞ…!」

 

あしゅらそう言って親指を出し自分なりのお礼を皆に述べた。

 

マト「あしゅら…」

 

徹平(Vドランセイザー)「…分かった…」

甲児(マジンガーZ)「あしゅら…またどこかで会えるか?」

あしゅら男爵「さあな…。」

ゴウキモン「…脱出だ!!」

ゼンガー(グルンガスト零式)「気力を振り絞り撤退せよ!!」

 

ゴォォォォォォォォ!!!

 

 

全員を乗せたウルトラザウルスとガンドールはバードス島から離れて行った。

その後ろではバードス島は沈んでいく、全てが終わった様に。

 

マト「あしゅら…また何処かで会えるよね…?」

 

 

ザザァァァァァァァァ!!!

 

 

 

 

バードス島、地下深くの祭壇。

 

バードス島は崩壊したはずだった。

だが島の表側は沈んでいったが、地下部分だけは海底に残り沈んでいたのだ。

 

あしゅら男爵「…。」

 

あしゅらはそこへ進みゼウスの右腕で埋まってた祭壇の中心へとたどり着く。

その時だ、あしゅらの後ろに奴が姿を現したのは。

 

ゴーゴン大公「全て終わった様だな。」

あしゅら男爵「ああ、だが我々とっては新たなる始まりでもある。」

 

あしゅらははそう告げ今まで隠れていた本性を全て告白した。

 

あしゅら男爵「そう、Dr.ヘルは私達に自ら死ぬ事が出来ない暗示をかけていた。彼は知っていたのだ、私達が眠った本当の理由を。」

ゴーゴン大公「奴は世界を支配する為に我々ミケーネの完全復活を防いでいたのだ。だが特別隊、彼等がDr.ヘルを倒してくれたおかげで時は再び動き出す。」

あしゅら男爵「そして彼らのお蔭でトリスタンとイゾルデは本来の目的を果たす事が出来る。」

 

ゴーゴン大公「ようやくだ、その時が来た。ミケーネ帝国の復活だぁぁぁぁ!!!」

 

ゴーゴン大公が叫ぶ、ついに果たされる悲願。

あしゅらは、いやトリスタンとイゾルデはあの時のケドラの記憶の中で思い出したのだ。自分達の本当の役目を。

自らの自決し、血を祭壇に流す事で封印は解かれる。

ミケーネ帝国が復活するだ。

あしゅらは立つ祭壇の上に、そして。

 

 

あしゅら男爵「…!!!」

 

この時、あしゅらの記憶の中から何かが割り込んだ。

 

マト≪だって私達友達じゃん!≫

 

あしゅら男爵「!!…何をしているトリスタン…いや、イゾルデお前こそどうした…?」

ゴーゴン大公「…?」

 

あしゅら男爵の手が止まった、思い出してしまったのだ。

あの時、自分の救ってくれたマトの事を。

ピグマンに連れ戻される時、彼女は必死にあしゅらの事を守ったあの時の事を。

そしてあしゅらはその記憶を振り返るあまり動かなくなってしまうのだ。

トリスタンもイゾルデも。

 

あしゅら男爵「…(何故だ…黒衣マト…何故私達の邪魔をする…!?)

 

ここでもしミケーネを復活させれば世界はたちまちさらなる地獄に包まれる。

特別隊ももう無事では済まないだろう。

それは紛れもなく自分を友と呼んでくれたマトを裏切る事になると。

 

ゴーゴン大公「どうしたトリスタン、イゾルデ!?」

あしゅら男爵「…ゴーゴン…私達は歪んでいるのは分かっている、だが…それでもどうしても譲れない物があるのは知ってるだろう…」

ゴーゴン大公「…!?」

あしゅら男爵「友を裏切る事は出来ないと言う事だ…!!」

ゴーゴン大公「!そうだ、お前達とワシは互いに夢を見た者通し、親友だ…一体何があった…!?」

 

振るえるあしゅらの手を見てただ事ではないと感じたゴーゴン大公が歩み寄る、

だがその時であった。

 

 

 

ドォォォ!!ドダァァァァァァ!!

 

何処からか来た巨大な弾薬がゴーゴンに直撃した、

 

あしゅら男爵「…!?」

ゴーゴン大公「…がは…!?」

 

スタッ。

 

ゴーゴン大公が倒れ込む、そしてそれを踏みつける様に1人のバズーカ砲を持った少女が着地したのだ。

その肩にはあしゅらも良く知っている奴もいた。

 

あしゅら男爵「き…キュウベェ!!!」

キュウべぇ「そうさ、久しぶりだね、イゾルデ。いやトリスタンかな?」

ほむら「そんな事はどうでもいい。」

 

暁美ほむらが姿を現した、

ゴーゴン大公は必死に立ち上がろうとするが。

 

ゴーゴン大公「き、貴さまぁぁっ!!」

 

キィィィィィ…

 

この祭壇に流れる時間が止まった。

ゴーゴンも完全に時間を封じられてしまった。

あしゅらも完全にピクリとも動かないはずだった。が。

 

キィィィィ!!

 

あしゅら男爵「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

自分の頭部だけは時を取り戻す事が出来た、だが身体の時は止まったままで身動きが出来ない。

 

ほむら「流石は元魔法少女と言った所かしら…」

あしゅら男爵「なんのつもりだ!?貴様の目的は…!?」

ほむら「今はこれ以上余計な事を引き起こして欲しくはないの。」

あしゅら男爵「なん…だと…!?」

キュウべぇ「僕には関係ないけどね、けどほむらがそう言うから君にはここで消えてもらう必要があるんだ。」

ほむら「…!」

 

その時ほむらの背中から大量の火力兵器が出現しマシンガン、ガトリングガンバズーカ、ダイナマイト、さらにはモビルスーツのビームライフルにミサイルランチャーまで出て来た。

 

それらの火器が一斉放射されたらどうなるだろうか。そう、あしゅらは凍りつく。

 

ドドドドドドドドドドド!!!!ドガァドォォォォチュドォォォォ!!!!

 

あしゅら男爵「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!やめろぉ!これ以上はぁぁぁぁ!!!うわああああああああ!」

 

あしゅらを残し祭壇の時が再び流れると火力兵器で焼き尽くされ破壊されていった。

そんな中ほむらは覚めた顔つきであしゅらに両手の銃を突き突けた。

 

ほむら「トリスタン、イゾルデ…さようなら。」

あしゅら男爵「…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

逃げられなくなったあしゅらに、ほむらの鉄槌が下された。

 

 

 

ドバァァァァァァァァァ!!!!

 

バードスの地下の祭壇に海が浸水し史実上完全崩壊した。

地下の祭壇も木端微塵に沈み、もはやミケーネ復活どころではなくなった。

そしてさらに深い海底の谷に沈んでいく負傷して動かなくなったゴーゴン大公。

 

ゴーゴン大公「(魔法少女め…今に見ていろ…ミケーネはこれで終わったと思うな…いつの日か…いつの日か…)」

 

海底の谷に沈んでいくゴーゴン大公、そしてあしゅらは最後まで姿を見せる事はなかったのだった…。

 

 

 

その後、地上のとある海岸。

 

キュウべぇ「ここから厳しい戦いになる、こんな事態になってしまったからね…」

ほむら「後には引けなくなった、もう絶対…後戻りはできない。」

 

そう言い残しほむらとキュウべぇはこの場を去って行った。

果たして彼女の目的とはなんなのだろうか、何を知ってるんだろうか。

もしかしたら今まで以上に過酷な事になっているのかもしれない。

 

だがそれが明かされるのはまた別の話である。

 

スーパーヒーローウォリアーズ 第23話 完。

 

第24話 絶望を断つ剣なり に続く。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。