スーパーヒーローウォリアーズ   作:ドラグナイトモン

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この小説は作者の趣味100%で書かれた版権多数+オリジナル要素のクロスオーバー小説となり、スーパーロボット大戦シリーズのオマージュであります。また、それぞれの原作の展開が変わっていたりストーリーもそれぞれクロスオーバー、中にはいるだけの空気参戦の作品もございます。■基本的にはタグに付けられた作品のキャラクーがメインで登場します。※SoundHorizonのルキアがスパロボシリーズのグルンガスト弐式に乗って戦ったり、ibのギャリーが地球連邦軍のパイロットになってたり、ゼンガー・ゾンボルトが高齢化してたり、初音ミク等ボカロキャラがゾイドに乗って戦いますが、これはこの小説だけの展開です。中にはいきなり別の作品のキャラが出てきたりします。なおデジモンは現時点ではオリジナルキャラクターメインとなります、そういった物が苦手な方々はご注意を…■Dr.ヘルとの決戦後、傷ついた特別隊に襲い掛かるバットエンド王国、そして復活するピエーロ!スマイルプリキュア、そしてあの男が絶望に挑む!


スーパーヒーローウォリアーズ 第24話 絶望を断つ剣なり

Dr.ヘルとの決戦後、

崩壊したバードス島から脱出したウルトラザウルス、ガンドールは東シナ海沖にいた。

ガンドールはウルトラザウルスの隣になる様に一度海に着水している。

 

ウルトラザウルス・格納庫。

 

高次「かなりダメージを受けたな、こいつは骨が折れるわい。」

ロバート「たがみんな無事で安心した、俺はそれだけで何よりだよ。…」

高次「…ワシ等は今するべき仕事を片づけるぞ!」

ガミガミ魔王「しゃーねーな!」

デデデ大王「了解ぞい!」

エスカルゴン「かしこまりでゲス!」

ゼロハチ「ピピピ!」

 

ロバートはふと最後にイングラムの事を思い浮かべてしまう、

だが高次からはっぱをかけられ気持ちを切り替える。

ガミガミとゼロハチ、後ろにいた物凄く顔が爽やかなデデデとエスカルゴンもついて行く。

帰還した機体はかなりダメージを受けており、すぐに修理を終わらせるのは厳しい物ばかりであった。

ゲッターロボも鉄人28号もゾイド達も損傷が痛々しく表面に出ている。

ダンクーガ、ダイターン3、グルンガスト系列、Rシリーズはとくに内部損傷が激しいのだ。

 

ゼンガー「…。」

 

帰還したゼンガーはグルンガスト零式の損傷個所をキャットウォークから確認していた。

 

エレフ「生きてるよな俺達…」

甲児「…あぁけど頭がクラクラするぜ。なあ徹平…」

徹平「うっ…」

甲児「!?」

 

カガリ「徹平!!」

虎鉄「おい、しっかりしろ!」

ラーダ「早く医務室へ!!」

三田子「急いで!!」

 

帰還した者達が疲労した姿で歩いてくる、その中にいた徹平の意識が遠くなり倒れ込んでしまった。

そうして時間は過ぎ、まもなく陸に着こうとする頃である。

 

ウルトラザウルス医務室。

 

徹平「うっ…」

ユーキ「徹平君、目を覚ましたんだね。」

徹平「ユーキ先輩…ん、カガリ…。」

カガリ「…」

 

ベッドで横になり点滴をうって身体と頭に包帯を巻いてた徹平が目を覚ました。

そのベッドの布団の上で頭を乗っけてカガリが寝ていた。

 

オルタンス「カガリ様ずっと看病してましたわ。」

徹平「…そっか…」

三田子「ダメよまだ動いちゃ。」

 

徹平が起きようとしたら止められてしまう。

 

甲児「お前ずっと戦っていただろ、ついに倒れちまったらしいぜ。」

徹平「…あれからどのくらいたった!?」

ミク「まる一日って所ね、私達もみんなの手当てで大変だったんだよね。」

バーナビー「今はなんとか落ち着きました。」

 

徹平が眠っている間、戦って戻って来たみんなの怪我の手当てを行っていた様だ。

この他に戦っていた者達も何人か身体の何処かに包帯を巻いていた。

 

ユウ「そういえばマジンガーZのあの背中の翼ってどうなったの?」

甲児「それが俺にもさっぱりだ、戦いが終わったらジェットスクランダーに戻っちまった。3博士にも見てもらったけどZ自体にも変わった変化もなかったし。」

シロン「そいつはゼウスがあの右腕を通じて一時的な力を与えたと推測するしかねえな。」

シュウ「どうしたでかっちょ?」

ガリオン「お主…」

シロン「ああ思い出したぜ、ゼウスは俺の昔のサーガだったんだ。」

マト「ええっ!?」

ルキア「それって本当なのかい!?」

徹平「昔のサーガって…」

シロン「前のレジェンズウォーの時だ…ゼウスは遠い空から来た存在だったが俺はあいつのこの星の生命を守るって心に動かされてな…そんで最後にはジャバウォックに挑んだが…」

 

甲児「ケドラの記憶で見たあれか!?あの後どうなったんだ!?」

シロン「…俺も覚えてねぇんだ。ゼウスとはそれきり、レジェンズ達は当時の世界から姿を消した。」

マック「そして今に至るんだな…」

シュウ「しっかし俺の前はあのデカい神様だったとはねー。」

マト「じゃあゼウスは何処かで生きているのかな…」

ルキア「きっとそうだよ。」

 

ゼウスはシロンの前のサーガであった。

ジャバウォックとの戦いの後何処へ姿を消したのか。今となってはその行方は知れず。

 

ルカ「徹平君目を覚ましたって!?」

ミク「ルカ!」

 

そして話題は次に徹平へと移る様、ルカがやって来た。

 

 

徹平「あ、えっと…」

ルカ「巡音ルカ、セイザーグリフォンの専属パイロットよ、よろしくね。」

徹平「は、はい!」

 

ルカがにこやかに徹平の手を握りしめて挨拶して来た。

 

ライザ「なあ、あのセイザーグリフォンって奴と徹平のアルティメットブイドラモンVFが合体したろ?」

ホルス「あれは一体…」

ルカ「説明がまだだったわね。セイザーグリフォンはコトブキアーム社で開発されたアルティメットブイドラモン系専用のサポートビークル。UブイドラモンVFと合体する事によってデジタル・スーパーロボット、即ち超電脳特機・Vドランセイザーになるの。」

リュウセイ「デジタルなスーパーロボットか…すげぇな。」

徹平「気が付いたら憧れのスーパーロボットに乗っていた…すっげぇぇぇぇ!!」

ルカ「そういう事。」

ライ「俺達のRシリーズとは根本的に違う様だな。」

沙羅「獣戦機ともね。」

 

アヤ「ねえ、徹平君の毒ってどうなったの?」

ラーダ「完全に消えていたわ、後遺症も残らない程にね。」

ヴィオレット「…。」

隼人「やっぱり何か知ってるな。」

オルタンス「あ…」

竜馬「Vドランセイザーの手に現れたあの剣と盾も君達の事に関係してそうだね。」

 

地獄王と最後の決着時にVドランセイザーの手に現れた剣と盾、

あの現象について2人は口を開いた。

 

ヴィオレット「ムシュー…イヴェール・ローランのお力です。」

徹平「イヴェール…もしかしてあの時俺が死にかけた時助けてくれた!?」

オルタンス「はい、彼は私達の主であり私達をこの世界へ送り出してくれた人ですわ。」

徹平「じゃあその人が…」

ヴィオレット「その時ムシューは徹平様に一時的な力も与えてくれました、その力を私達が引き出したのですわ。」

弓さやか「じゃあそれがあの時の剣と盾なのね。」

 

ギャリー「ちょっと待ってよ、アンタ達のご主人のイヴェールってのはなんでこっちに来てない訳?」

忍「けっ自分が主だからってその子等だけに任せるたぁ無責任だよなぁ、もしそいつが顔だしやがったら俺が根性叩き直してやらぁ!」

オルタンス「それは違います!」

ヴィオレット「ムシューは決して好きで閉じこもってるのではありません!」

 

2人が今までにないくらいに感情的になり、そんな2人を見た皆は少々ビックリした。

 

武蔵「び、ビックリしたぁ…」

イワン「あんな2人の顔初めてだ…」

ユーキ「それ以上は止そう?僕達には分からない事だってあるんだし。」

雅人「忍はデリカシーないからね。」

忍「ちっ…」

徹平「…(イヴェールって人何者なんだろう…)」

 

2人の顔見た一同はふと話題を戻す事にした。

 

ライザ「話戻すけどさ。セイザーグリフォンの事、マルスモン隊長からは何にも聞いてなかったぜ?」

ルカ「マルスモン隊長はその辺りまでは知らなかったみたいなの。コトブキアームズ社のバステモン社長がUブイドラモンVFにもっと強力で激しく熱い奴を追加したいからって独自に設計したの。」

ヨミ「激しくて熱いって…?」

サヤ「その辺りに触れちゃダメよ。」

徹平「激しく熱い…スーパーロボットの事ですか!?」

ルカ「正解!(まあそういう事にしておこうかしら。)」

リュウセイ「おう、スーパーロボットは熱く激しい存在で高く舞い踊るんだ!!」

ボス「(なーんか引っかかる言い方だわさ。)」

 

ボスやサヤ等はその言葉に引っかかる物を感じたが触れない様にした。

 

ルカ「それから注意点よ。」

徹平「注意点?」

ルカ「Uブイドラモンのパワーアップ形態のVFは、火力に性能・グリフォンとの連携・武器を増やすCP技に突撃形態への変形…何もかも強力だけど長時間その形態を維持するには相当の集中力と体力が必要になるの。」

徹平「え…」

ルキア「じゃあ、あのCP…コピペ技はもっと体力使うんじゃないですか!?」

ルカ「そう、高性能でデータが多い分、技量次第ではすぐにオーバーヒートして徹平君に相当負担をかける事になるの。最も徹平君の練度が高くなっていけばそんなに問題にはならなくなるだろうけど…」

徹平「…」

ミク「じゃあ乱用は出来ないのね。」

ライ「SRXと同じか…」

 

三田子「…徹平。お母さんとしてはなるべく貴方の身体を壊す様な事をして欲しくはないわ。」

ディグモン先生「止む負えない状況の時だけ、その力は必要になると言う事だ、忘れるな。」

徹平「はい…」

ルキア「…それに、君に憑りついてる存在の事も忘れないで欲しい。」

徹平「それもあったね…未だソレに関しては実感湧かないけど…」

 

母親として教師として、徹平の身体の事を気遣いつつ乱用はしないでほしいと徹平に願った。

またルキアの口から放たれた妙な事、何のことだろうか。

 

ルカ「その為のセイザーグリフォンでもあるの、Vドランセイザーに合体した時徹平君はVFとのシンクロを切り離されてコクピットで操縦する様になるから、多少負担も軽減できるから。」

ユーキ「つまりVFはある意味Vドランセイザーのコアユニットでもあるんですね。」

竜馬「コトブキアームズ社は凄い物を生み出したよな。」

亮「元々あそこはCPUと言った高性能機器専門メーカーであり、その応用でDSCと言う兵器が作られたと言う話だったな。」

ライザ「DSCはルーチェモン副指令の発案だってさ。」

甲児「たしかゼンガー司令の副官だったよな…子供みたいだけどさ。」

バーナビー「デジモンならば見た目は関係ないでしょう。」

ラーダ「…。」

ヴィレッタ「…(ルーチェモンか…)」

ホルス「…(昔、俺とライザがルーチェモン副指令と初めて会った時何か変な感じがした…あれは一体…?)」

 

ラーダとヴィレッタ、そしてホルスもこの時心の中でルーチェモンに対し妙な違和感を感じとっていた。

 

マト「そういえばあしゅらは何処にいっちゃったんだろうな…」

甲児「あいつならきっと何処かで生きてるさ。」

ルキア「けどあの人がまた僕達の前に現れるかは別の話でしょうね…」

マト「…。」

 

ルカ「何はともあれ今後ともよろしくね徹平君。」

徹平「あ、は、はい…!」

 

ルカは顔を近づけて徹平の両手を握りしめた、

そして徹平も思わずルカの大人の女性としての魅力にドギマギしてしまう。

あとルカが顔を近づけると同時にルカのスーツピッチリの胸にも思わず目がいってしまいそうである。、だがその瞬間。

 

ボス「かーっ羨ましいだわさ!」

カガリ「う…うん…?」

ユウ「あ…」

虎鉄「おいおい…」

 

カガリが目を覚ました、そして顔を向けた時には徹平とルカが見つめ合っていた瞬間を目撃してしまった。

 

カガリ「…!」

徹平「ビクッ!?(な、なんだろこの殺気…)ねぇみんな…」

オルタンス、ヴィオレット「…」

甲児「…」

三田子「…。」

ディグモン先生「…徹平、それも人生経験だ…」

サヤ「うんうん…」

雅人「だってさ。」

沙羅「やっちゃったわね…」

 

徹平「ちょっとみんな!?なんで!?なんで黙って目をそらしてるのぉ!?」

ルカ「じゃっ私は失礼~」

徹平「あ、ルカさんちょっと!?」

カガリ「徹平…!!」

徹平「カガリ…そんな怖い顔しないで…ね、ねぇ…!?」

カガリ「うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

徹平「わぁぁぁぁぁぁ!!俺、怪我人、怪我にぃぃぃぃ!?」

 

ヨミ「カガリ、やっぱり再発してるんじゃ…」

マト「気のせいだよ…きっと…」

 

カガリが物凄い負のオーラ放出して死んだ目で切れた様だ。

ヨミとマトは後ろの惨劇に背中をそらしながらそう呟く…。

 

 

 

ウルトラザウルス・指令室。

 

フィーネ「ここから一番近い港町への入港許可が降りました。」

大塚長官「うむ。では進路をそちらに向けてくれ。」

ムンベイ「了解、にしても短い気けど長い戦いだったわねぇ。」

バン「終わったんだよな…」

ゼンガー「気を抜くのは早いぞ、目標を成し遂げて帰還するまでが任務だ。」

フーム「ちょっとシンプルですけど遠足の法則が一番基本ですよね。」

ピエトロ「それは言えてるね。…港に着いたら特別隊は解散か…」

万丈「短い様であっという間だったな。」

ギャリソン時田「そこから虎鉄様方はシュテルンビルトへ帰郷、ウルトラザウルス部隊の皆様も別行動するとの事ですからしばしのお別れとなるでしょう…。」

 

ウルトラザウルスとガンドールが近くの港へとつき次第、特別隊は一時解散と言う事になる。

これまで共に戦った仲間達はまたそれぞれ別の地で戦い続けるだろう。

 

ウルトラザウルス食堂。

 

エレフ「じゃあ別の所の機械獣片っ端倒してからこっちに来たのか?」

鉄也「ああ、グレートマジンガーはそう柔に作られてないからな。」

ネイサン「アンタもいい男ねぇ、どう…」

鉄也「やめてくれ。」

 

ネイサンは鉄也の腕を組もうとしたが軽く払いのけた。

 

エレフ「けどお前も見た所いい腕してそうだな、兄上が見たらきっとお前を兵士に誘いそうだぜ。」

鉄也「悪いが俺はグレートで戦うと決めていてな。」

れいか「兵士…兄上…?エレフさん実は貴族なのですか?」

エレフ「え…う、まあそういう事にはなるな…」

なお「…?」

やよい「ぐ、グレンダイザーの大介さんって今宇宙側で戦ってたて甲児さん達から聞いています!」

大介「そう、けど甲児君達がDr.ヘルと最終決着をするって聞いてダイテツ総統の許可をもらって降りて来たんだ。」

やよい「しかも、実はフリード星の言う星の王子様だとか!!」

みゆき「ええ、大介さんも王子様ぁ!?」

ライラ「じゃあピエトロ王子と一緒ね。」

大介「そう、けどそれは昔の話だよ。僕の故郷はベガ星連合軍の攻撃で滅ぼされてしまったからね…」

やよい「…あ」

あかね「おいやよい!」

正太郎「…たしかダイテツ総統が宇宙側の侵略者達に対して防衛線を張っていて、大介さんとグレンダイザーはその中で戦っていたんですよね。」

大介「現状はベガ星連合やバーム星人の第二勢力の侵攻は抑えているでやっとだよ、初期勢力はこの時代が始まったと同時に進行して地球への侵入を許してしまったからね…。バーム星人側の暗殺さえなければこんな事態にはなってないはずだったんだ…。」

オリオン「暗殺?」

正太郎「そうだ、オリオンさん達は知りませんでしたよね。」

鉄也「侵略者大戦が始まる前、バーム星人と言う宇宙放浪民族が地球圏に和平交渉しにやって来たんだ。」

カトル「惑星Ziとの宇宙交流成立の結果もあったぐらいですから、この時の交渉もきっとうまくいくと思われていたはずでした…」

デュオ「けどバーム側の和平派代表のリオン大元帥が何者かに暗殺される事態になっちまったんだ。」

ライラ「…え!?」

大介「その結果、和平交渉は決裂。バーム側のオルバン次元帥が地球側の陰謀と称して戦争を仕掛けた。」

ネイサン「その流れに便乗して他の勢力も一斉に地球に攻撃を仕掛けて来たって訳…。」

シャイターン「…」

 

改めて侵略者大戦の引き金のなった事件を振り返っていた。

 

エレフ「戦争してるから戦争に参加って事かよ…ホント嫌な流れだな…」

みゆき「どうしてみんな戦争なんてするんだろう…」

あかね「今さらながらうち等もドエライ事に巻き込まれたわなぁ。」

やよい「じゃあ和平の時に暗殺さえなければ…」

イルム「いや、どちらにしろ何処かしらで争いは起きてたんだ。Dr.ヘルだってどちらにしろ侵略は開始していた、ジオンの件もある。ベガ星連合も地球を狙っていたんだ。」

キャプテン・ラドラ「恐竜帝国もそうだった…」

 

鉄也「簡単な話、バームの和平代表の暗殺が今回の引き金だったと言う事だ。」

カトル「まだ公には明かされてない事ですが、Gアイランド付近では未確認勢力と思われるメカが立て続けに確認されてます。」

暗黒寺「同時にそれらの勢力と戦っている組織もいるってよ。」

みゆき「…私達がこのまま戦い続けててみんなでウルトラハッピーになれるのかな…。」

ポップ「気を落とないで欲しいでござる。みゆき殿達の頑張りは決して無駄にはならないでござる。」

正太郎「みゆきさんらしくないですよ。」

キャンディ「きっとみんな笑顔になれるクルー!そうじゃなきゃ嫌クルー!」

やよい「そうだよきっと…」

みゆき「だよね、私達プリキュアなら…!」

鉄也「甘い考えだな、お前等プリキュアとやらが戦って地球が平和になるなら俺達は苦労してない。」

みゆき「え…」

 

この時鉄也がみゆき達プリキュアに対しバッサリと否定する言葉を吐いた。

 

鉄也「お前達の様な少女が戦ってもこの地球の事態が解決すると思ったら大間違いだと言ってる。」

なお「…そんな言い方ないと思います!」

鉄也「ある、そもそもお前等の様な女子供が出る幕じゃない。」

あかね「なんやねんそれ…うち等の事全否定やん!」

やよい「…私達だってこれまでみんなと一緒に頑張って…」

鉄也「頑張るのは当たり前だ、当たり前な事は口にするな。」

キャンディ「そんなのヒドイクルー!!」

れいか「たしかに私達が見て来た中では厳しい物が沢山ありましたが、それでも私達もここまで乗り越えられました。」

鉄也「それはここにいる連中といたからの話だ、お前等だけだったらどうだったんだ?」

みゆき「…それは…」

鉄也「お前達の甘い考えでこの地球のどうしようとするのは不可能だ、もう少し現実ぐらい見ろ!」

大介「鉄也君、それは言い過ぎだ!」

ネイサン「アンタねぇ…女子の底力ってのを知らないでしょ!?」

ホァン「僕もカチンって来たけど…カリーナだったらもっと怒って凍らせているかも…!」

鉄也「ふん。」

シャイターン「…」

 

大介達にそれ以上の鉄也の批難は止められ収まった。

鉄也はそんな彼の背を見つめるシャイターンを横切り、食堂を出て行った。

 

あかね「なんやねんあれ!」

やよい「私鉄也さんの事少し嫌いになったかも…」

大介「すまない、彼は少し不器用なだけなんだ。」

イルム「…なーんか訳ありの雰囲気だな。」

大介「…。」

ゼンガー「何を騒いでいる?」

みゆき「ゼンガー司令…」

れいか「実は…」

ゼンガー「…。」

 

ゼンガーが鉄也とすれ違う形で入って来た。

 

 

 

 

一方、バットエンド王国・とある薄暗い城の中。

 

ジョーカー「…ほう、それではその装置ならば彼等をこちらに引き込む事も可能は訳ですね?」

ジャグラモン「今なら出血大サービス、この装置を一泊二日のレンタ~ル♪TとかGとか昔あった創夢ヤカタ?だったかなぁ…みたいに会員製じゃないから安心しなぁ?」

 

ジョーカーと良からぬ企みを話していたのは闇軍団のジャグラモンであった。

何故彼がここにいるのか、そして彼の後ろには見たこともない黒いリング状の装置が存在していた。

 

アカオーニ「あいつ何オニ?」

ウルフルン「闇軍団って連中だったな、ジョーカーの野郎マッドサイエンティストの次はアイツ等も手組むってか?」

マジョリーナ「ピエーロ様復活までもう少しだわさ、そんな必要ないと思うだわさ。」

ジョーカー「たしかにピエーロ様はまもなく復活できます。ですが…あと少し…更に絶望的なバットエナジーが必要なのです。それも過去に一番の絶望を受けた人からのねぇ…」

ウルフルン「過去に?」

ジョーカー「プリキュア、いいえ特別隊と戦ってる内に分かったのです。あの中には過去に大変悲しい絶望を受けた人が1人いる事が明らかになりました。」

マジョリーナ「ど、どういう事だわさ!?」

ジョーカー「私も意外でした…あの様な方も絶望を味わったと言う事を、そしてその絶望を再び引き出してやりたいのですよ…!」

 

ジョーカーは不敵に微笑んだ。

そしてジャグラモンは後ろでその様子を面白半分ににやけていた。

 

ジャグラモン「(ヘルズバロスモン様の預言通りになっちまったなぁ、あの特別隊を意地でも潰す必要があると、キリンに滅ぼされたライオンの如く…ライオンは忽ち靴を流通させる男に支配され…地球全土絶望に溢れされるたぁヤベェ連中だなぁ、まっそれでアイツ等が消えればこっちは楽々なんだがな。)」

 

そんなバットエンド王国を見てジャグラモンは自分の良い方向へと行く事を考えていた。

 

 

再び、ウルトラザウルス・食堂。

 

ゼンガー「…剣鉄也の言う事には一理あるかもしれん。」

みゆき「ゼンガー司令…」

ゼンガー「お前達はここまでよく戦って来た事を俺は評価している。今までの戦いで時に世界の闇も見て来ただろう。だがそれはほんの一部にすぎない。」

なお「…じゃあ、まだ私達の知らない現状が…」

ゼンガー「今まで見て来たのは序の口と言っていいだろう。今のお前達には見るのも嫌になる様な惨劇も存在する、もう二度と味いたくない物もな…」

みゆき「…」

ゼンガー「剣鉄也は世界の全てを知らずに戦うお前達に未熟を感じたのだろう。」

大介「鉄也君は幼い頃、天涯孤独の身だったらしいんだ。だから彼は世界の闇の部分を誰よりも知ってるんだと思う。」

あかね「そうだったん…」

やよい「ライザ君やホルス君の小さい時の話思い出しちゃった…」

みゆき「…」

 

顔を辛そうに下げてしまう、みゆきだがそこにゼンガーがそっと手を置いた。

 

ゼンガー「だが未熟なお前達だからこそ俺達の様な者には真似出来ない事もある。黒衣マトや出灰カガリ達が先の戦いで見せた行動がその例だ。」

みゆき「そういえばあの時マトちゃん達が動かなかったらもっと大変だったかもしれない…!!」

 

みゆき達はあの時の地獄王の戦いで行動したマト達の事を思い出す。

 

ゼンガー「時には世間で言われる甘さが高い壁を壊す事もある。お前達もその力を持つはずだ。甘さを武器に出来る力がな。」

なお「甘さが武器…」

れいか「私達の考えはたしかに周りから見たら甘さを感じるのかもしれません。」

あかね「けどうちらは…」

やよい「私達の考えとやり方で進みたい…!」

正太郎「甘さも強さか…凄いですね。」

エレフ「そういう戦い方もあるんだな…」

デュオ「俺達とは正反対になったな。」

 

ゼンガー「そして互いに手を取り合える者達がいたからこそ、先の戦いを勝ち残る事が出来たはずだ。その甘さで何処まで進めるかはまだ未知数だが、いずれにしろ自分達の最も大切にする者を決して忘れたりするなよ…邪魔したな。」

キャンディ「クル?」

みゆき「…ゼンガー司令、司令にも大切な物があるんですか?」

ゼンガー「…それを原動力にする力が無ければ俺はここにいないだろう。それは今も俺の中で生きている、だがその間にも失った者もあった。」

みゆき「…え…」

 

ゼンガーはそう答えるとこの場を後にしたようとした、だがその瞬間。

 

ゴォォォォォ…!!!

 

ライラ「地震!?」

シャイターン「…違ウ!」

やよい「わ、わ、わ!?」

ゼンガー「全員、何かに捕まりその場で待機!(この気配…真面な敵ではないな…!)」

 

ウルトラザウルス・格納庫。

 

高次「皆、何かに捕まって衝撃と揺れにそなえろ!!」

ロバート「くっこんな時に地震か…!?」

ガミガミ魔王「どうなってんだってんだ!?」

ゼロハチ「~~~~!!!」

レン「おいゼロハチ!」

せわし博士、のっそり博士、もりもり博士「ひぇぇぇぇ~!」

 

格納庫内が一瞬でパニックになった、全員しがみ付いて揺れに耐える。

ゼロハチはよろけて転がってしまったが。

 

 

ウルトラザウルス頭部・ブリッジ。

 

大塚長官「何が起こっておる!?」

葉月博士『ガンドール、ウルトラザウルス前方に巨大な未確認空間発生!まるで我々わ引き込もうとしています!』

 

ガンドールにいた葉月博士もこの事態に動揺を隠せない。

 

ラーダ「これは…魔女の時の物とは違う…!」

ナルシア「あれは…私達がこの世界に引き込まれた時に現れた穴に似ています!」

フーム「間違いありません、あれにそっくりです!」

トーマ「なんだと!?」

バン「お、おいやばいぞ!!」

ジーク「キュイィ!!」

ムンベイ「ぐっ…舵が聞かない…!」

 

ゴォォォォォォォォォ!!

 

ウルトラザウルスとガンドールはそのまま黒い空間に引き込まれてしまった。

 

 

ウルトラザウルス・医務室。

 

甲児「…みんな大丈夫か!?」

マト「なんとか…」

忍「くそっこっちは怪我人だってのに余計傷が開くじゃねぇか!」

虎鉄「とにかく、何があったのか上に行かないとな…」

鉄也「おい!」

甲児「鉄也さん!」

鉄也「動ける者は来い!厄介な事になってるぞ!」

シュウ「嫌な予感だけしかしねぇ…」

徹平「…何があったんだ…」

 

医務室でも言うまでもなく騒ぎになる事態が発生していた。

 

 

 

どす黒い空の下、黒味を帯びた山岳地帯や枯れた木々の生い茂る中にウルトラザウルスとガンドールが引き込まれ、その上この地形ではどちらも身動きが取れずにいた。

 

大塚長官「状況を確認してくれ!」

フィーネ「黒い空間から出られたと思ったらいきなり見たこともない場所現れました!」

バン「なんなんだよここは…!」

ポップ「バットエンド王国でござる!!」

グリードー「何!?」

ライ「お前達の敵の本拠地か!?」

ポップ「拙者達は恐らく、奴等に引き込まれたでござる…!」

みゆき「ここが…」

れいか「君が悪いですね…!」

 

葉月博士(ガンドール)「なんと…!!」

 

ルキア「ここが…」

ピエトロ「なんて暗い世界なんだ…!」

メグ「こっちまで気持ちが削がれそう…」

ズオウ「メグしっかり!」

ポップ「しかし…どうやって我々をここに引き寄せたでござるか…!?」

 

 

ジョーカー「皆様、ようこそバットエンド王国へお越し頂きました。」

 

特別隊の前にジョーカー、バットエンド3幹部達が現れた。

 

イワン「あいつら!」

ウォルフィー「引き込んだのはお前等のほうだろうが!」

リーオン「行きたくもないしさ!」

 

ウルフルン「てめぇらも今までご苦労なこった。だがここまでだ、ここは俺達のホーム、絶望だらけの空間でてめぇらは死ぬ事になるんだよぉ!」

アカオーニ「ピエーロ様が復活でお前達はバットエンド決定オニ!」

マジョリーナ「恐竜帝国や機械獣達との戦いで疲れ切ったお前達に勝てる訳ないだわさ!」

 

オリオン「考えたな、俺達がボロボロなのを狙ってきやがったか…」

シャイターン「…!」

ライラ「ダメ、シャイターン!貴方の怪我じゃ…」

隼人「子供だましの悪党ってだけじゃなさそうだな。」

竜馬「言ってくれるじゃないか!」

甲児「こうなりゃやるしかねぇな!」

万丈「いや、前の決戦で僕らの機体は出撃出来る状態じゃない!」

イルム「くっ万事休すか…!」

リュウセイ「こんな時に…!」

アヤ「どちらにしろRシリーズは合体の影響で回路が焼き切れて出られる状況じゃないわ…!」

ユーキ「僕達も怪我が多くで出られる状況じゃないし…」

虎鉄「くそぉっ!」

カービィ「ポヨ…」

 

各スーパーロボット達はDr.ヘルとの決戦にて多大な損傷を受けた為、出撃出来る機体がほとんどいない。

また徹平達に虎鉄達も傷が癒えてない為、動けずじまいだ。

 

徹平「…!」

カガリ「ダメだよ!」

三田子「そうよ、貴方は特に!」

徹平「けど…」

ミク「ううん、絶対ダメ。」

徹平「くっ…」

 

医務室にいた徹平は論外である。

そんな状態の特別隊、その中カタパルトからグルンガスト零式が発進した。

 

ゼンガー(グルンガスト零式)「何をしている!?動ける者は動かんか!」

 

ロバート「無理です、スーパーロボット達は修理が終わってない為ほとんど出られません!」

高次「お、おいお前等!?」

デデデ大王「どこいくぞい!?」

 

デッキからの通信越しで返答するロバートと高次、気づくとカタパルトからグレートマジンガー、グレンダイザーが発進。

専用ヘルメットを被った鉄也に、パイロットスーツを着てグレンダイザーを操縦する大介=デュークだ。

 

鉄也(グレートマジンガー)「甲児君、ここは俺達に任せてもらおうか!」

デューク(グレンダイザー)「僕達も行けます!」

 

みゆき達「プリキュア・スマイルチャージ!!」

 

さらにプリキュア達が出撃する。

今バットエンド王国と戦えるのはスマイルプリキュア5人に加え、グルンガスト零式、グレートマジンガー、グレンダイザーだけである。

 

キュアサニー「決戦ちゅー訳やな…!」

キュアピース「怖いけど…!」

キュアマーチ「負ける訳にはいかない!」

キュアビューティ「他の皆様が戦えない今、私達の力で!」

キュアハッピー「ピエーロの復活なんてさせない!」

 

ユーキ「みんな!!」

シロン「いや、あいつらは本気だ!」

虎鉄「俺達が動けない分、この戦いにより覚悟を決めてるぜ…!」

弓さやか「私達の機体も出られないし…」

忍「今回は応援にまわるしかないみたいだな。」

マト、ユウ「プリキュア頑張れー!!」

カトル「大丈夫でしょうか…」

イルム「ゼンガー司令と鉄也に大介がいるから大丈夫だと思いたいが…」

 

 

鉄也(グレートマジンガー)「お前達であの絶望の親玉を止められるのか?」

キュアハッピー「…私達には、私達にしか出来ない戦いがあります!」

鉄也(グレートマジンガー)「…。」

デューク(グレンダイザー)「鉄也君、彼女達を信じてみないか?」

鉄也(グレートマジンガー)「プリキュア、この戦いでお前達の力を見極めされてもらうぞ…!」

キュアハッピー「はい!!」

ポップ「皆の衆!」

キャンディ「みんな!」

キュアハッピー「キャンディ、ポップまで!?」

 

ポップとデコルデーコルキャンディがプリキュア達の元まで飛び出した。

 

 

 

ポップ「ピエーロの復活を阻止するには、全てのデコルが揃ったデコルデコールが必要でござる!」

キャンディ「メルヘンランドの女王様が復活してピエーロの復活を止めてくれるクル!」

キュアサニー「そうやったわ!」

キュアピース「まだ私達には切り札があるんだよ!」

 

 

ライザ「あれってそういう力があったのかよ…!」

ヨミ「女王様が復活して悪の皇帝を止める…」

武蔵「いきなり凄い事になってるぜ…!」

エレフ「なんでもいい、頼むプリキュア!」

 

キュアマーチ「任せて下さい!」

キュアビューティ「ですが…!」

 

ジョーカー「簡単にさせる訳ないでしょう?貴方達が持つデコルも全て私共が頂きます。」

マジョリーナ「ピエーロ様復活の邪魔はさせないだわさ!!」

アカオーニ「止められる物なら止めて見るオニ!!」

ウルフルン「ただし俺達を倒せたらの話だがなぁ!!」

 

3幹部達がデコルを奪わんとプリキュア達に突撃して来た、

 

キュアハッピー「くっ!!」

ゼンガー(グルンガスト零式)「伏せろ!ハイパーブラスタァァァ!!」

 

ゴォォォォォォォ!!!

 

ウルフルン「いっ!?」

アカオーニ「オニッ!?」

マジョリーナ「だわさ!?」

 

ドォォォォォォォ!!!

 

プリキュア達の道を開く様にグルンガスト零式がハイパーブラスターを放つ。

ウルフルン達は瞬時にギリギリで回避する事になりその瞬間の動きを止められる。

だがその真上にはジョーカーが大量のトランプ爆弾を投げ放ったのだ。

 

ドォドォドォドォドォ!!

 

キュアピース「キャァァァ!?」

ジョーカー「さあデコルを寄越すのです!!」

 

 

ガリオン「くっ!」

マック「あぶないんだな!」

ホァン「やばい!!」

 

 

ポップ「煙玉でござる!」

 

ボォン!

 

ジョーカー「むっ!」

 

そのどさくさに紛れてデコルを奪おうとするジョーカーに対しポップが瞬時に煙玉を巻いて姿をくらませた。

そしてその煙の中からプリキュア達とキャンディにポップを首元に乗せたグルンガスト零式が背中のスラスターを噴射して飛び出しピエーロの元へ突き進んでいった。

 

ゼンガー(グルンガスト零式)「このまま敵の懐に突っ込む!」

キュアビューティ「了解です!」

キュアサニー「全速力やぁ!!」

 

ウルフルン「なめた真似しやがって!いかせるかぁ!!」

 

ウルフルンとアカオーニが追おうとした時、グレートマジンガーとグレンダイザーが立阻む。

 

鉄也(グレートマジンガー)「おっと、ここから先は通行止めだ!!」

デューク(グレンダイザー)「どうしても行くと言うのなら、僕等を倒してからにするんだな!!」

アカオーニ「粉々に砕いてやるオニ!!」

ジョーカー「…ククク…いいでしょう。私を怒らせるとどうなるか、とくとご覧あれ…!!」

マジョリーナ「マジョリーナターイム!さあ本気で行くわよぉ!!」

鉄也(グレートマジンガー)「若返っただと!?」

 

ウルフルン達はグレートマジンガーとグレンダイザーに照準を変え、

マジョリーナは若返って力をチャージし迎え撃った。

 

ヨミ「そういえばあの人若返られるんだっけ…」

BB、サヤ「羨ましい…」

ユウ、J1、J2「…(聞かなかった事にしよう)」

シュウ「うん!」

BB、サヤ「ん!?」

シュウ「いえ、なんでもありません…」

 

大塚長官「これから襲い来る絶望を止める鍵は彼女達にしかないのか…!」

ギャリー「こんな時に何も出来ないなんて…!」

ピエトロ「それが一番悔しいよ…」

斉藤さん「信じるしかない。」

正太郎「今はみゆきさん達が戻って来る事を…!」

ジーク「キュイ…」

リュウセイ「頑張れプリキュアァァァァ!!!!」

ライ「リュウセイ、まさかお前はテレビの前でもそんな風なのか…?;」

 

ブラックオックス「オォォォ…」

 

格納庫ではブラックオックスが出ようとした、しかし損傷の多い彼の動けずにいた。

 

リン「ダメよオックス!!」

レン「無理はすんな!」

ブラックオックス「オォン…」

ディグモン先生「気持ちは分かるが、な。」

高次「戦える者達がいない状況ではなおさら心配になるのは分かる…だが。」

ロバート「あの子達だって色んな危機を乗り越えて来たんだ。そして今が彼女達のこれまで俺達と培った経験が試されるはずだ。(だろ、イングラム…)」

 

高次やディグモン先生達がオックスを宥めていた。

 

徹平「みんな…!」

カガリ「きっと勝てるよ!」

ルカ「ええ、一緒に信じましょ!」

カガリ「…。」

徹平「…;」

オルタンス、ヴィオレット「(ムシュー…貴方とどうかプリキュアの皆様達を見守って下さいまし…!)」

 

ウルトラザウルスとガンドールにいた皆はプリキュア達の勝利を祈った。

 

 

 

ジョーカー「3幹部の皆さん、行きますよ~!」

3幹部、ジョーカー「世界よ、最悪の結末!バットエンドに染まれ!!白紙の未来を黒く塗りつぶすのだ!!」

 

4人一斉にバットエンド空間を放ち、自分の達のバットエナジーに更なる力を込めた。

とくにウルフルンとアカオーニがグレートとダイザーの同サイズにまで巨大化していったのだ。

 

ウルフルン「グレートマジンガー!お前のボディをガラクタにして沈めてやるぜ!」

マジョリーナ「へそ曲がりなアタシに勝てるかぁい!?」

鉄也(グレートマジンガー)「残念だったな、お前達にそれは不可能だ。」

ウルフルン「何?」

鉄也(グレートマジンガー)「何故なら俺は戦闘のプロ、そしてグレートは偉大な勇者だからさ!」

 

アカオーニ「グレンダイザー!お前に怖い鬼の俺様を倒せるオニ!?」

ジョーカー「最初にお伝えします、貴方達の願いは何一つ叶いません!」

デューク(グレンダイザー)「決めつけるの早いんじゃないかい、叶えたいから叶うんだ!」

ジョーカー「ククク…続々しますねぇ~…!」

 

グレートマジンガー対ウルフルン、マジョリーナ。

グレンダイザー対アカオーニ、ジョーカーの対決が始まる。

 

 

キュアハッピー「(今まで特別隊のみんなが一緒にいてくれたから私達はここまで乗り越えられた、今度は私達で乗り越えてみせる!!)」

 

そしてグルンガスト零式の首元にいたキュアハッピーは心の中で思いながら、ピエーロの元へと向かう。

 

 

ウルフルン「でぇりゃぁぁぁ!!」

鉄也(グレートマジンガー)「ぐっ!!」

マジョリーナ「まだ攻撃は終わってないわよぉ!」

 

バギィガァッドォドゴォ!!

 

ウルフルンがマジンガーブレードを振り翳したグレートの懐を突きアッパーでその巨大な胸に衝撃を与える。

 

バシィッ!

 

さらにマジョリーナが細い身体を巧みに動かし、回し蹴りでグレートの頭部を弾き、左腕を出そうとしたグレートに更にかかと落しを決めて動きを封殺していった。

 

マジョリーナ「「さあ本物はどれかしらぁ!?」」

鉄也(グレートマジンガー)「なんだと!?」

 

マジョリーナが残像となり増えて行く、いやこれは分身だ。

彼女の分身がグレートマジンガーを包囲したのだ。

 

ウルフルン「どうしたぁ戦闘のプロ?いやぁ偉大な勇者だったかぁ?ウルッフッフッフッ!」

鉄也(グレートマジンガー)「ちっ…!!」

 

アカオーニ「オニ!オニ!オニ!オニ!」

デューク(グレンダイザー)「ぐぁっ!!」

 

アカオーニが金棒を連続でグレンダイザーに叩き付けてくる、

流石のグレンダイザーもこの猛攻に一歩前に動けずにいた。

 

ジョーカー「フッフッフッハッハッハッハ!」

デューク(グレンダイザー)「うわぁっ!?…スクリュークラッシャーパンチ!」

 

ドォォォ!ギュィィィィィ!

 

ジョーカーがいやらしい表情を浮かべて更にグレンダイザーの頭部の周りを飛び交って翻弄しトランプ爆弾を散らして視界を奪う、グレンダイザーは距離をとりスクリュークラッシャーパンチを放つがジョーカーに避けられてしまい、

 

グジャァァァァ!!

 

さらにアカオーニから横腹に金棒を叩き込まれてしまう。

 

ジョーカー「オーノー!残念でしたぁ、そんな程度じゃ到底僕達には叶いませんよ?」

アカオーニ「ピエロの様に舞い、鬼の様にさすオニ!!」

デューク(グレンダイザー)「こちらに厳しい連携攻撃をしてくるじゃないか…!!」

 

 

マト「押されてる…!!」

沙羅「あぁもうみちゃいられない!!」

甲児「鉄也さん、大介さんしっかりしてくれぇ!!」

 

徹平「鉄也さん、大介さん!!」

ミク「危ない!」

 

ウルトラザウルスにいた皆はグレートとダイザーが劣勢な姿を見て不安になってしまう。

一方、プリキュア達とゼンガーはバットエンド王国の奥まで進んでいった。

 

キュアマーチ「嫌な気がどんどん大きくなってる…」

キュアサニー「敵の大将に近づいてる証拠や…!

 

ゼンガー(グルンガスト零式)「捕まっていろ!!」

キュアピース「え!?」

キュアビューティ「あの先は…!」

 

グルンガスト零式の前方に見えたのは、まるで道を阻む溶岩であった。

グルンガスト零式はそのまま突き進み、崖から飛び上がる。

しかも溶岩に突っ込む勢いで落下するが零式斬艦刀を構え切り掛かる体制にとった。

 

ポップ「そんなまさか!?」

キュアハッピー「ぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」

ゼンガー(グルンガスト零式)「チェストォォォォォォ!!!」

 

ドゴォォォォォォォォォォォォ!!!

 

物凄い気迫と勢いを込めて溶岩を叩き斬る零式斬艦刀。

そして一瞬で溶岩は左右に吹き飛び、道を切り開いたのだ。

 

キュアピース「信じられない…」

キュアサニー「溶岩切り裂きおった…」

ゼンガー(グルンガスト零式)「時間がない、急ぐぞ!!」

 

ズシィズシィズシィズシィ!!

 

零式はそのまま道を突き進み、そこから上へと上がっていった。

そして殺風景な広間へと上がるといきなり大きな揺れが来た。

 

グォォォォォォ!!!

 

キュアマーチ「今度はなに!?」

キャンディ「クル!?」

キュアハッピー「キャンディ!!」

 

その大きな揺れでキャンディはうっかりデコルデコールを落としてしまう。

その時、まるでそのデコルを頂くかの様に黄色っ鼻が包み込み、

両腕を持った巨大な岩蛇の様な黄色っ鼻アカンベェとなった。

 

岩蛇アカンベェ「アカンベェッ~!!」

 

キャンディ「デコルが…」

キュアサニー「心配せんでも取り返せばええ!!」

キュアビューティ「黄色っ鼻…何が来るかわかりません!」

ゼンガー(グルンガスト零式)「気を引き締めてかかれ!」

 

 

 

アカオーニ「鬼に金棒オニ!!」

デューク(グレンダイザー)「うわぁっ!!」

 

ドガァァァァ!

 

グレンダイザーはアカオーニの金棒が砕いた岩の追加攻撃でダブルハーケンを落としてしまい地面に倒れ込んでしまう。

 

マジョリーナ「「本物のアタシを見抜けるかしら!?」」

鉄也(グレートマジンガー)「ぐっ!ブレストバーン!!」

 

グレートマジンガーが胸のV字の放熱版から熱線ブレストバーンを放ち、マジョリーナの分身を消し去っていくが、ウルフルンに後ろから両腕を掴まれてしまう。

 

ウルフルン「オラオラァ!それでお終いかよ?」

マジョリーナ「「貴方には無理でしょうね!」」

鉄也(グレートマジンガー)「ぐぁぁぁぁぁ!!!」

 

分身したマジョリーナが一斉に右手から放った電撃をグレートに浴びせた。

 

ジョーカー「何ひとつ貴方達が勝てる根拠はありません。にひっ…それそれそれそれ!!」

デューク(グレンダイザー)「うわぁぁぁっ!!!」

 

ジョーカーがフェンシングサーベルを連続でついてくる。

そこから放たれた波動が倒れているグレンダイザーに追い打ちをかけていった。

 

 

ミク「そんな…!」

ルカ「グレートとダイザーが…!!」

徹平「くそぉ…こんな事って…!」

カガリ「…!!」

 

 

ルキア「お願いです!弐式を出してください!!」

高次「無茶言うんじゃない!出撃出来る状態じゃないんだ!!」

甲児「こんな時に俺達は何も出来ないのかよ!」

ロバート「落ち着くんだ!!」

虎鉄「関係ねぇ、俺ならすぐにでもウグッ…」

カービィ「ポヨッ…!」

ディグモン先生「無茶をするな!!」

 

デッキで飛び出そうとする者達が後を絶たない、無理に動こうとすると傷口が開いてしまう。

 

 

ジョーカー「さて…と。そろそろ私は彼女達の後を追わせて頂きますよ。あとはお任せします。」

 

ジョーカーはプリキュア達を追いにこの場を後にしていった。

 

ウルフルン「ジョーカーの野郎…まあいいさ。」

アカオーニ「話にならないオニ、次は残りの特別隊連中オニ!」

 

ガシッ!

 

アカオーニの脚をグレンダイザーが掴んだ。

ウルフルンが抑えていたグレートマジンガーの抵抗を続ける。

 

デューク(グレンダイザー)「まだ終わらないさ…!」

鉄也(グレートマジンガー)「こんな地獄…俺が今まで受けた過酷な訓練に比べれば…!」

ウルフルン「まだ刃向うのかぁ?」

マジョリーナ「「アンタ達に勝ち目はないよ。」」

アカオーニ「いい加減にするオニ!」

 

鉄也(グレートマジンガー)「サンダァブレェェェェク!!」

デューク(グレンダイザー)「スペースサンダァァァ!!」

 

バリィィィィィィィィィ!!!

 

ウルフルン「ぐぁっ!?」

アカオーニ「ぎぇぇぇぇぇ!?」

 

グレートマジンガーは頭部の耳側の角部分に雷を溜め込み、拘束しているウルフルンに自分ごと雷撃を浴びせ、

グレンダイザーの頭部に溜めこんだ雷をアカオーニにぶつけていったのだ。

その瞬間、グレートとダイザーは立ち上がる。

 

鉄也(グレートマジンガー)「戦闘のプロをなめてもらっては困る…!」

デューク(グレンダイザー)「あの子達だって戦っている…戦う先輩である僕等が倒れてたらみっともないじゃないか!」

ウルフルン「ちっ…!」

 

マト「そうだよ、まだ負けた訳じゃない…!」

竜馬「そうだ、鉄也君と大介さんは簡単にくたばる人じゃない!」

ピエトロ「負けないで下さい!」

 

マジョリーナ「アンタ達も五月蝿いんだよ!!」

 

ボス(ボスボロット)「ちょっと待った~!俺様達を忘れんじゃねぇ~!!」

 

ユーキ「ボロット!!?」

エレフ「おい、あいつもう修理終わったのか!?」

ホァン「けど復活するの早いんじゃ;」

弓さやか「ううん、その辺のガラクタがあれば一瞬で直るのよ。」

ヨミ「え…。」

 

 

ウルトラザウルスの隣の崖の上からボスボロットが現れた。

 

ウルフルン「ガラクタに何が出来るんだよ!」

アカオーニ「そうだオニ!!」

 

鉄也(グレートマジンガー)「何をするつもりだ!?」

 

ボス(ボスボロット)「かっちょよく決めるわよ~ん!新兵器の威力をみせたるぜぇい!!」

 

ボスボロットの背中にまるでつぎはぎだらけパーツの寄せ集めで作ったブースターであった。

そのブースターをよく見ると、見たことあるよな形状であった。

さらに手にはシシオウブレードにもう片方にはジェノリッターのドラグーンシュタールの刃を無理やりつけた両味の刃であった。

 

バン「げっ、アタックブースター!?」

アヤ「ゲシュペンストの背中のウイングまで…」

ギャリー「ちょっとそれアタシのヒュッケのシシオウブレードじゃない!!」

ジャック「オー、ボロットはエキサイティングネ!」

ユウ「そういう問題じゃないと思います…」

 

レン「ジェノリッターのシュタールじゃないかそれ!!」

ロバート「お前達それぞれの機体の武器を拝借したな…」

 

ヌケ(ボスボロット・サブ)「お借りしました~」

ムチャ(ボスボロット・サブ)「後でお返ししまーす!」

ボス(ボスボロット)「ボスボロット・ジャーン!ップ?」

 

ボスボロットが背中の寄せ集めブースターで飛ぼうとしたが、ブースターは起動せずそのまま崖から落下していった。

しかも途中で胴体と頭が外れてしまう。

 

ヒュゥゥゥゥゥゥゥ!!

 

ボス(ボスボロット)「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

トーマ「うおぉぉぉぉぉぃ!?」

虎鉄「アホかぁぁぁぁ!?」

ネイサン「何してんのぉ!?」

ナルシア「あわわ…」

 

 

ムチャ(ボスボロット・サブ)「ひぇぇぇぇ!!」

ヌケ(ボスボロット・サブ)「ボス、ボス!」

ボス(ボスボロット)「わーってるだわさ!ボロットダイナミックスペシャルだわよ~!」

 

ボロットの胴体がシシオウブレードとシュタールを投げ捨ててなんとか頭部を掴み、そのまま突っ込んでいった。

 

ギャリー「ちょっとぉぉぉぉ!!!」

ユウ「剣いらなかったじゃん!!」

 

だが途中でボロットのブースターが壊れてしまった。

 

マジョリーナ「なんだいあれ?」

ウルフルン「へっ避けるのも軽いぜ。」

ボス(ボスボロット)「どわぁぁぁぁぁぁ!?」

 

ボスボロットがとんでもない方向へ飛びまわり、それはジョーカーにさえ予測出来ない動きになっていった。

 

アカオーニ「げぇっ!?」

マジョリーナ「しまっ!?」

ウルフルン「こ、こっちくんなぁぁぁ!?」

 

ドドドドドドドドドドド!!

 

ボロットは東に西に吹っ飛びながら、ウルフルンとアカオーニを巻き添えにしてマジョリーナの分身達をかき消し突っ込んでいった。

 

チュドォォォォォォォォォ!!!

 

リュウセイ「やっまったのか!?」

ホルス「あり得ない…」

正太郎「相変わらずメチャクチャだ…」

 

マジョリーナ「アタシの分身が…!」

アカオーニ「許さんオニィィィィィ!!!」

ウルフルン「ふざけんじゃねぇぇぇぇぇぇ!!!」

 

ウルフルンとアカオーニが更に筋肉を膨れ上がらせて怒りを爆発させた。

そのままグレートとダイザーに襲い掛かるが。

 

鉄也、デューク(グレートマジンガー、グレンダイザー)「ダブルマジンガァァァパァァァンチッ!!」

 

ドリルプレッシャーパンチとスクリュークラッシャーパンチが飛び交い、ウルフルンとアカオーニの顎に直撃した。

 

ドゴォォォォォォォォォォ!!!!

 

ボス、ヌケ、ムチャ(ボスボロット)「よっしゃぁぁぁぁ!!」

 

端っこで転がっていたボロットの頭部にいるボス達がその反撃に歓喜を上げた。

 

 

 

岩蛇アカンベェ「アカンベェェェェェ!!!」

ゼンガー(グルンガスト零式)「ぐぉっ!?」

 

岩蛇アカンベェの尻尾が零式の手から斬艦刀をはたき落した。

 

ズシィィィィ!!

 

キュアサニー「サニーファイヤァァァ!!」

キュアピース「ピースサンダァァァァ!!」

 

ドゴォォォォ!!バリィィィ!!

 

キュアマーチ「マーチシュゥゥト!!」

キュアビューティ「ビューティブリザード!!」

 

ブォォォォォ!ヒォォォォォ!!

 

4人の必殺技が炸裂したが、岩蛇アカンベェはまだ動く。

 

岩蛇アカンベェ「アカンベェェェェ!!」

 

バシィッバシィッバシィッバシィィッ!!!

 

キュアサニー、キュアピース、キュアマーチ、キュアビューティ「キャァァァァ!!!」

キュアハッピー「みんな!!」

 

岩蛇アカンベェは一瞬にして4人をその尻尾で弾き飛ばしてしまう。

今までにないくらいの強さを持ったアカンベェであった。

 

岩蛇アカンベェ「アカンベェェェ!」

キュアハッピー「気合だぁぁぁ!!」

岩蛇アカンベェ「アカンベェ!!」

 

ドシィィィ!!

 

キャンディ「ハッピィー!!」

 

その拳をキュアハッピーに叩き込もうとしたが、キュアハッピーは気合を込めて受け止めた。

 

キュアサニー「なんて強いアカンベェや…」

ジョーカー「そう、貴方達では勝てません。」

キュアマーチ「ジョーカー!!」

 

ジョーカーが現れた。

 

ジョーカー「私は散々忠告したのに、貴方達では勝てないと…」

キュアサニー「まだや…うちらやてここまで来たんや!」

キュアマーチ「私達はまだ…倒れない!」

ジョーカー「貴方達は何を学んだんですか?辛くて痛い思いをするたげそんなのに。」

キュアピース「痛いよ…怖いよ…けどみんなと一緒にいられなくなるのが一番怖いから絶対に逃げない!!」

ジョーカー「まだ生意気言える口があるんですかぁ?それが甘いって言うんですよ!!」

キュアビューティ「貴方が何を思うかは勝手です…ですがこれだけは言えます!」

キュアハッピー「甘いならそれでいい!!私達は負けない!それが私達のウルトラハッピーなんだからぁぁ!輝けぇぇぇぇ!!」

岩蛇アカンベェ「アカァ!?」

 

ドォォォォ!

 

キュアサニー「これならどうやぁぁぁ!でりゃぁぁぁぁぁ!!」

岩石アカンベェ「!?」

 

キュアサニーが気合を込め巨大な岩を持ち上げて岩石アカンベェに投げ飛ばした。

 

ドガァァァァァ!!

 

キュアピース「シビレせさてやるぅぅぅ!!はぁぁぁぁ!!」

 

続いてキュアピースが岩蛇アカンベェに飛びついて電撃を浴びせる。

 

キュアマーチ「直球勝負だぁぁぁぁぁ!!」

 

さらにキュアマーチが連続でマーチシュートを放ち、岩蛇アカンベェに追い打ちをかけ、

 

キュアビューティ「はっ!!」

 

キュアビューティが氷の剣を生み出しそれを一番弱点と言える岩蛇アカンベェの首元の岩の間に差し込んだ。

 

岩蛇アカンベェ「アカンベェェェェェェ!!!」

 

ジョーカー「ば、馬鹿な!?こうなれば…!」

ポップ「させんでごさる!」

 

鳥に変化したポップが奇襲を仕掛けてジョーカーのトランプ爆弾を叩き落とす。

 

ゼンガー(グルンガスト零式)「ブーストナックル!!」

ジョーカー「くっ…ギャァァァァァ!?!?」

 

ドガァァァァァ!!

 

さらに零式のブーストナックルが襲い掛かりそのまま押し潰される勢いで岩に叩き込まれた。

 

キュアハッピー「プリキュア・ハッピーシャワァァァァァ!!!」

 

トドメのハッピーシャワーが岩蛇アカンベェにトドメをさした。

 

ヒュゥゥゥ…

 

キャンディ「キャッチクルーーー!!」

 

そしてデコルデコールが落下、キャンディが上手くキャッチする。

 

キュアハッピー「はあ…はあ…」

キャンディ「みんな大丈夫クル!?…ごめんなさいクル…」

キュアハッピー「大丈夫だよキャンディ…!」

 

ゴゴゴゴゴ…!!!ウォォォォ…!!!

 

突然の地響き、うめき声が轟く。

 

ポップ「皆の衆!!」

キュアサニー「なんや…!?」

キュアピース「…あれって…!?」

 

ハッピー達の目の前の大きな穴から邪悪な何かがうごめいていた。

 

 

ウルフルン「くそぉこんな奴等にぃ…!」

アカオーニ「お、オニ…!」

マジョリーナ「ぐっ…だわさ。」

 

3幹部達が倒れた。

そしてそこに立つグレートマジンガーとグレンダイザー。

多大な損傷を受けつつ、勝利を掴んだのである。

 

鉄也(グレートマジンガー)「足止めは上手くいったな…!」

デューク(グレンダイザー)「ああ…後は…!」

 

徹平「勝った…」

カガリ「よかった…」

ルカ「まだよ…!」

 

 

甲児「鉄也さん大介さん…!」

バーナビー「一時はどうなるかと思いましたが…」

ガリオン「ああ、だが…」

シュウ「あとはみゆきさん達だよな…」

マト「まだ親玉が残ってるよね…?」

 

ゴォォォォォ!!

 

こちらにも地響きが聞こえていた。

 

ムンベイ「噂をしたら!!」

ラーダ「反応が物凄く大きくなっている…!?」

 

 

 

そしてキュアハッピー達は。

 

ポップ「皇帝ピエーロの雄叫びでござる!!」

キュアビューティ「キャンディ、デコルを!」

キャンディ「クル!!」

 

キャンディはピエーロが眠っていると思われる大穴の前でデコルデコールをかざした。

 

キュアピース「…?」

キュアサニー「何もおこらへん…?」

キュアハッピー「どうして…?」

 

グォォォォォォォォォ!!!!ゴゴゴゴゴ…!!

 

キュアハッピー「!!」

 

次の雄叫びがハッピー達のいる地面を砕いていった。

 

ゼンガー(グルンガスト零式)「やむおえん、下がるぞ!」

キュアマーチ「は、はい!」

 

プリキュア達を乗せた零式が一度後退する。

そしてウルトラザウルスの近くまで下がるが、大地の崩壊はそこまで迫っていた。

 

リュウセイ「な、なんだ!?」

忍「おいおい、どうなってやがる!!」

エレフ「おい、ピエーロはどうした!?」

 

キュアハッピー「分からない、デコルを使っても何も起こらないの!!」

ポップ「どういう事でござる…!?」

 

シャイターン「ドウイウ事ダ…!?」

グリードー「話が違うぞ…!?」

万丈「何かが足りない…と言うことか?」

正太郎「奥に何かいます!!」

 

崩壊する大地の奥には何かが蠢いていていた。

それは徐々に溶岩事大きくなっている。

 

ジョーカー「それこそ悪の皇帝ピエーロ様です!」

 

ボロボロなジョーカーが現れそう答えた。

 

キュアマーチ「ジョーカー!?」

鉄也(グレートマジンガー)「しぶとい奴だ!」

デューク(グレンダイザー)「だが彼も気力は残ってあるまい。」

 

ジョーカー「残念ながらデコルを使っても何故か女王は復活しないみたいですねぇ~言ったでしょう?貴方達では止められないと。」

キュアビューティ「まだ分かりません!!」

キュアピース「きっと寝坊してるだけだよ!」

キュアサニー「いや…それはないやろ…」

キャンディ「どうしてクル…?」

 

ジョーカー「世界はバットエンドになります、結局貴方達特別隊が侵略者を倒した所で結局何も救う事はできなかったのですよぉ!そう戦うだけ、無・駄!」

 

甲児「てめぇぇぇっ!!」

虎鉄「俺達の戦いを無駄だっていいてぇのかぁ!?」

ネイサン「ちょっとそこで待ってなさいよぉ!」

ディーノ「落ち着いてみんな!!」

 

徹平「くそっ!(うっ…!?)」

カガリ「徹平!?」

三田子「興奮しないで!」

徹平「…!(なんだ…叫び声がした様な…?)」

オルタンス「徹平様…?」

ヴィオレット「どうかなさいましたか…?」

徹平「いや…」

 

キュアハッピー「私達はまだ負けてない!」

ジョーカー「なんとでも言いなさい、ピエーロ様は復活します。ですが…それを更に拍車をかける事になってしまう人が貴方達の中にいる事をご存じですか?」

 

キュアハッピー「…え?」

キュアピース「どういう事…!?」

 

ギャリー「な、なんの話…」

イワン「言ってる意味が分からない…」

ピエトロ「…!?」

 

ジョーカー「貴方達の中に過去にとても辛い絶望を経験した人がいるんですよ、それはもう取り返しのつかない程のね!」

 

鉄也(グレートマジンガー)「なんだと!?」

 

ライザ「…!」

ホルス「…それでどうするつもりだ!?」

バーナビー「…過去の絶望…!」

正太郎「!?」

 

ゼンガー(グルンガスト零式)「惑わされるな!奴の言葉に耳を貸す必要はない!!」

 

ジョーカー「貴方はここまで生きて来た中で犠牲を経験した事はありますか?」

 

キュアハッピー「!!」

 

ジョーカーがある者に語りかけた。

キュアハッピーはこの時、自分を庇ってくれたイングラムの事を思い出してしまう。

 

キュアハッピー「…あの時…!」

キュアサニー「ハッピーあかん!!」

キュアビューティ「彼の言葉を聞いてはダメです!」

 

ヴィレッタ「何を企んでいる…!?」

フィーネ「分からない、読めないわ…」

ユーキ「マルスモン隊長の事を言ってるのか…!?」

ライザ「俺は犠牲なんていくらでも味わってるぜ…!」

亮「…ちっ…!」

エレフ「誰の事を言ってるんだか話せ!(俺だってな…)」

ギャリー「…犠牲って言ってら…(あの時の…メアリーの事じゃない…!!)」

アヤ「…!!」

 

 

ジョーカー「貴方に言ってるんですよ!!」

 

その時、ジョーカーはその者の元へと瞬時に飛ぶ。

 

 

 

ゼンガー(グルンガスト零式)「!」

ジョーカー「ねぇゼンガー・ゾンボルト司令官?」

 

ジョーカーは不敵な笑みでグルンガスト零式のそばに現れた。

 

キュアハッピー「…ゼンガー司令…!?」

キュアマーチ「どういう事!?」

 

徹平「ゼンガー司令が…!?」

ミク「そんな、あの人が絶望しそうな人には見えないのに…!」

 

高次「…まさか!」

ロバート「心辺りが!?」

ディグモン先生「そうだ、司令は…ゼンガー隊長は…!」

 

 

ジョーカー「貴方は昔、最も大切なご友人を失いましたわね?」

ゼンガー(グルンガスト零式)「!?何故それを知っている!?」

ジョーカー「分かるんですよ、私は他人の持つ絶望が読めるのです!その中でのアナタが最も心の奥底にしまいこんでいたのでそれを読ませて頂きました!ではこれで引き出して見せましょう!!」

 

ジョーカーが狂い笑いしながらそれを取り出した。

 

ケドラ「キチチチ…」

 

甲児「ケドラ!?」

イルム「あのマジキチ蟲がまだ残っていたのかよ!!」

ユウ「きっとどさくさに紛れて奪い取ったんだ…!」

マト「ゼンガー司令!!」

 

キュアハッピー「ゼンガー司令!」

ゼンガー(グルンガスト零式)「来るなっ!!ぐっ!」

ケドラ「キチチチ…!」

ジョーカー「さあ、見せて下さいあなたの絶望を!!」

 

デューク(グレンダイザー)「何をする気だ!?」

 

グルンガスト零式にケドラが憑りついた。

その時、その上から大きな丸い光の玉が現れ何かが映し出された。

 

キュアハッピー「…!!」

ゼンガー(グルンガスト零式)「…エルザム…!」

 

 

 

 

 

30年前。地球人類の宇宙に進出した頃、一つの戦争が起きた。

 

宇宙魔王「我は宇宙魔王、地球人類の宇宙進出を阻止する者なり!!」

 

広大な宇宙空間に存在すると言われる全てを飲み込むブラックホール、その闇黒の空間と同化したとされる宇宙魔王が地球へ迫った。

そして自らの身体から数百万の侵略宇宙戦が地球を攻撃開始したのだ。

 

この時、地球各地は多大な犠牲と被害を受けてしまう。

だがそんな状況下にも関わらず敢然と立ち向かう者がいた。

 

ズバァァァァ!!!

 

ゼンガー「括目せよ!これが我が太刀筋なり!!」

 

刀一本で空から空襲を仕掛けてくる宇宙戦艦を叩き斬ったのは若き日のゼンガーであった。

沈む敵の戦艦、その中から脱出する様に出撃するエイリアン達の戦闘機。

 

だがその前方のビルの屋上に、両手に銃を構えて立つ長い金髪の男がいた。

 

エルザム「行け、トロンべよ!」

 

ドダンドダンドダンドダンドダンドダン!!

 

エイリアン達の戦闘機にその弾丸を撃ちこむ、戦闘機は全て彼の頭上を通り過ぎる。

その瞬間に全てが粉々に爆発して散って行った。

 

エイリアン大戦、

それは今から30年も昔、宇宙魔王のエイリアン連合が現れ地球人類の宇宙進出を阻むと称し地球に攻撃を開始した。

当時の人類は彼らの攻撃に苦戦を強いられていた。

だがこの時2人の超人的なパワーを持つ戦士がエイリアン連合に戦いを挑むのであった。

ゼンガー・ゾンボルト、そしてエルザム・V・ブランシュタイン。

だがやがて2人の生身での戦闘にも限界が生じ、エイリアン達に追い詰められた時だった、

銀色のコンバットスーツを身に纏った宇宙刑事が現れたのだ。

 

ギャバン「ゼンガー、エルザム、俺に続け!!」

ゼンガー(ガーリオン・カスタム)「おう!!」

エルザム(ガーリオン・トロンベ)「行くぞ、我が友よ!!」

 

2人と共に宇宙魔王と戦う伝説の宇宙刑事ギャバンが飛来、ともに共闘していたのだ。

3人が力を合わせ地上にてエイリアン達との攻防を繰り広げ、人類の生存を紙一重で繋げていた。

この時の彼等の活躍が無ければ今の地球は存在しなかったと言える。その間世界は各国共通の敵の前に全ての紛争を辞めて集結し当時の国連となったのだ。

そしてエイリアン連合に対抗する手段・当時の技術を結晶と言える汎用兵器、

アーマードモジュールを完成させた。

戦闘機や戦車のベースとした人型に近い機体であり、ロールアウトと同時にエイリアン連合に反撃をしかけた。

ゼンガーとエルザムの2人もこの機体に乗り込む事となる。

 

エルザム(ガーリオン・カスタム)「ソニック・ブレイカー!行けトロンべよ!」

ゼンガー(ガーリオン・カスタム)「我に断てぬ物、なし!!」

 

ドゴォォォォ!!ズバァァァァ!

 

上空にてエイリアンの戦闘機を全て撃墜、

アーマードモジュールの最強クラスとも言われていたガーリオン。

人型をベースにジェット機の様な形状をした空戦型のAM。

必殺技は両肩から展開するエネルギーフィールドで全身を覆い敵に向かって突貫するソニック・ブレイカー。

2人の機体は特殊なカスタムを施されており、ゼンガー機は専用の刀まで装備している。

 

エルザム(ガーリオン)「我が友よ、相変らずいい太刀筋だ。」

ゼンガー(ガーリオン・カスタム)「お前に劣る訳にはいかんからな。」

エルザム(ガーリオン)「帰ったらまた酒付きを交わすとしようか。」

ゼンガー(ガーリオン・カスタム)「俺が酒に弱い事を忘れてないか?」

エルザム(ガーリオン)「案ずるな、お前にも飲める品を用意してあるさ。」

ゼンガー(ガーリオン・カスタム)「それは大いに期待したいな。」

 

2人は向かうところ敵なしであった。

互いに背中を預合い、これまで幾多の戦いを2人で乗り越えて来たのだ、

時にはぶつかり合う時もあり、その度に2人の絆は深くなっていく。

2人は親友であり、ライバルでもあるのだ。

 

やがて宇宙にて最終決戦となり、宇宙魔王も自ら出向いていた。

この戦いが人類の存亡を賭けた戦いでもあるのだ。

 

若い頃のダイテツ・ミナセが指揮を取っていたされる戦艦ヒリュウ、この艦は元々外宇宙航行船であったはずだがエイリアン大戦にて人類側の攻撃部隊の要にされていたのだ。

そしてその隣には同じく対エイリアン用にアーマードモジュールと同時期に生み出された

防衛用機動兵器・移動砲台とも言われる数十体のジガンスクードの姿もあった。

エイリアン戦艦を次々と撃ち落としていくジガンスクードのギガ・ワイドブラスター。

その後方が続々とガーリオン、宇宙戦闘用に特化したコスモリオン達が進軍。

浮遊砲台型のバレリオン達のビックヘッド・レールガンが援護を繰り広げる。

 

そしてヒリュウ・デッキ内、ジガンスクードに続く更なる超兵器が起動しようとしていたのだ。

 

リシュウ「こやつこそ我々の今持つ技術を全て出しつくし生み出された超闘士…ゼンガー、お前にこやつの太刀を預けたい。」

ゼンガー「自分に…ですか?」

エルザム「ゼンガー、この機体はお前が一番適任しているはずだ。この戦い、何が起きても我々が勝たなければならない。お前がこの巨大なる剣で宇宙魔王を断ち切るのだ。」

ゼンガー「エルザム…うむ!」

高次、ディグモン「ゼンガー少佐!エルザム少佐、ご武運を!!」

 

ゼンガーがこの超闘士に乗り込む事を決意した。

この機体を開発したとされ、ゼンガーの剣の師匠である老人、リシュウ・トウゴウはゼンガーの背を押し、

後ろには当時のゼンガーとエルザムの部隊に所属していた若い頃の高次とディグモンが2人に敬礼している姿もあった。

 

やがて2人も出撃、エルザムは愛機である黒と赤の専用カラーに塗装されたガーリオン・トロンベで先陣を切る。

その後ろには人類の希望とも言われ、未来を切り開く為に生まれた地球最古のスーパーロボット、グルンガスト零式が広大な宇宙の戦場を駆け抜けた。

 

 

ゼンガー(グルンガスト零式)「ブーストナックル!!」

 

零式から噴射されるその拳がエイリアン戦闘機を次々と粉砕していく。

だが思いもよらぬ事態が起きた、エイリアン達の罠によって、一部のジガンスクードにウィルスが寄生しハッキングされこちら側が攻撃されると言う事態になってしまう。

 

ギャバン「ギャバン・ダイナミック!」

 

青い龍型の大型メカ電子戦獣ドルの頭部に立ちエイリアン達に挑むギャバンが敵に周ったジガンスクード達の対処を行っていた、これにより人類側は大きなダメージを受ける事となるがギャバンがここで食い止めてなければ完全に敗北していた。

そしてそれを狙って襲撃するエイリアン達、残存する部隊の中にいたエルザムのガーリオン・トロンベが応戦かる。

 

ギャバン「来るぞ、ゼンガー!!」

電子星獣ドル「グォォォォォ!!」

エルザム(ガーリオン・トロンベ)「行け、ゼンガー!!」

ゼンガー(グルンガスト零式)「!?了解した…絶対に死ぬな友よ!」

 

エルザムとギャバンがエイリアン達の足止めを開始する、ゼンガーの零式を宇宙魔王の元まで向かわせる為だ。

だがゼンガーはこの時胸騒ぎがした。

だが彼は気にかけている余裕がないからかそのまま突き進んだ。

 

ゼンガー(グルンガスト零式)「宇宙魔王、ここで貴様を断ち切る!!」

宇宙魔王「…来るか…!!」

 

宇宙魔王とグルンガスト零式の戦いは熾烈を極めた。

グルンガスト零式が巨大なる太刀・零式斬艦刀を振り翳すに対し宇宙魔王もその手に巨大な剣を構えて迎え撃つ。

 

ガギィィィ!!ガギィィィ!!!

 

ゼンガー(グルンガスト零式)「ハイパーブラスター!!」

 

連続して轟く斬撃のぶつかり合い、宇宙空間にて一振りごとに全力で挑む零式は宇宙魔王の隙を見つけ胸部のハイパーブラスターを放った。

だが、宇宙魔王は自分身体と同化しているブラックホールを解放しその熱線を吸収、飲み込んでしまう。

この瞬間、不意を突かれたゼンガーは零式もろともブラックホールに吸い込まれそうになってしまうのだった。

 

ゼンガー(グルンガスト零式)「ぐっ…!!」

エルザム(ガーリオン・トロンベ)「ゼンガーーーーーー!!」

 

エルザムのガーリオン・トロンベが駆けつける、同時に右手に持っていて専用武器のバースト・レールガンを宇宙魔王に食らわした。

 

宇宙魔王「!!」

ゼンガー(グルンガスト零式)「エルザム!」

 

宇宙魔王は不意を突かれ体勢が傾く、この隙に零式が脱出した、だが。

 

ガシィッ!

 

エルザム(ガーリオン・トロンベ)「ぬあっ!!」

 

グシャメキャァッ!バチチ…!!

 

エルザムのガーリオン・トロンベが宇宙魔王の手に捕まり、機体が握りつぶされてしまう。

 

ゼンガー(グルンガスト零式)「…エルザム!!貴様ぁぁぁ!!」

 

零式が再び零式斬艦刀を握りしめて宇宙魔王の頭部めがけて突撃した。

 

宇宙魔王「!!」

ゼンガー(グルンガスト零式)「零式斬艦刀!一刀両断!!!」

 

零式斬艦刀を振り上げ真っ二つに決める時であった。

宇宙魔王がエルザムの握りつぶされたガーリオン・トロンベを盾にしたのは。

 

ゼンガー(グルンガスト零式)「…!!」

 

ズバァァァァァァァ!!!

 

ゼンガーは一瞬その太刀を止めようとした、しかし遅かった。ガーリオン諸共宇宙魔王の腕を切り裂いてしまったのだ。

そして宇宙魔王のもう片方の手に持っていた槍が零式の右肩を貫き、これ以上の攻撃を不能にしたのだ。

 

ゼンガー(グルンガスト零式)「は…エルザム!エルザム応答しろ!」

エルザム(ガーリオン・トロンベ)「…来るな友よ!!」

 

重傷を負ったと思われるエルザムが叫んだ、そして下半身と左腕を砕かれ大破状態のガーリオン・トロンベが決死の特攻を宇宙魔王に仕掛けた。

 

宇宙魔王は身体のブラックホールを開き飲み込もうとする。

しかしガーリオン・トロンベは飲み込まれる瞬間一筋の光を見せたのだ。

 

エルザム(ガーリオン・トロンベ)「トロンベよ、今こそ光輝き散らす時!!!」

宇宙魔王「…なんだと…!?」

 

光の柱は一瞬にして宇宙に煌めいた。その爆発は、宇宙に大きく広がったとされる。

 

ゼンガー(グルンガスト零式)「エルザムーーーー!!」

ギャバン「下がるんだゼンガー!巻き込まれるぞ!」

 

この時、ギャバンのドルが巻き込まれそうに零式を引っ張り上げていた。

エルザムの決死の特攻がエイリアン大戦に終止符を打ったのだ。

そして爆発の光がゼンガーの目の前を真っ白にした。

 

 

ジョーカー「エイリアン大戦では恐ろしい程の戦いが繰り広げられていた様ですねぇ、

今とは比べ物にもならないバットエンドもあったとか…ゼンガー司令は親愛なるご友人にその剣で魔王を断ち切れと言われました。」

 

ジョーカーの両手にはこの時ゼンガーとエルザムに似たパペット人形を持って解説していた。

 

ゼンガー(グルンガスト零式)「やめろ…!」

キュアハッピー「…!」

 

ジョーカー「ですが、うかつだったとは言えその剣でご友人を切ってしまいしたからねぇ~!!なんという間抜けな話でしょうか~ハハハハハ!」

 

するとゼンガー人形が持っていた剣でエルザム人形を切ると言うやり取りに出た。

ジョーカーは笑いながらエルザム人形を投げ捨ててしまう。

ゼンガー(グルンガスト零式)「違う…俺はあの時…!」

ジョーカー「えー否定するんですかぁ?あの時ご友人を切ったのは事実じゃないですかぁ!貴方が!貴方がその馬鹿デカい出刃包丁で!ご友人をお切りになさったんですよ!!この事実は何一つ変わりません!!しかもご友人さんは自らの命を投げ捨てて、自爆したじゃありませんか!貴方はあの時何も出来なかった…違いませんか?」

ゼンガー(グルンガスト零式)「…俺は…俺は…そうだ、あの時俺はエルザムを殺したのも同然の存在だった…!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

この時だ、グルンガスト零式の周りからとてつもないバットエナジーが放出されたのは。

 

徹平「ゼンガー司令からバットエナジーが!?」

ルカ「そんな…」

カガリ「酷いよあんなの…!」

オルタンス、ヴィオレット「なんて事を…」

 

 

キュアハッピー「やめて!!ゼンガー司令は関係ない!」

ジョーカー「私はあくまで彼の絶望を引き出して上げたまでです!!見なさい、彼のバットエナジーがピエーロ様復活の決定的な力をなるのです!!」

 

 

ゴォォォォォ!!

 

浮き上がる溶岩からその姿を見せる、その中から巨大で邪悪な悪の皇帝ピエーロが目を覚ましたのだ。

ゼンガーから放出されたバットエナジーがピエーロに力を与えてしまったのだ。

 

皇帝ピエーロ「我が名はピエーロ…!!全てをバットエンドに…!!!」

 

巨大なピエロの怪物とも言える、悪の皇帝ピエーロ。

その姿は正に絶望の塊であった。

 

鉄也(グレートマジンガー)「ピエーロだと…!?」

デューク(グレンダイザー)「なんて悍ましいピエロの怪物だ…!」

 

キュアハッピー「あれがピエーロ…!!」

キュアサニー「復活したん…!?」

キュアピース「ど、どうしよう…!」

キュアマーチ「こうなったら!」

キュアビューティ「戦うしかありません!」

 

 

甲児「なんだよあいつ…!?」

ユーキ「悪の皇帝…!!」

雅人「やばいよこのままじゃ…!」

万丈「絶望の怪物か…!」

オリオン「おい、何か仕掛けて来るぞ!」

カービィ「ポヨォ!?」

 

皇帝ピエーロ「…!!」

 

ピエーロの口から光が吸収される。

 

ポップ「バットエナジー砲でござる!!」

キュアハッピー「え!?」

ポップ「星を破壊する程の力を持つでござる!皆の衆逃げるでござる!」

 

 

マト「えっ!?」

ギャリー「ちょっと今さらっと恐ろしい事言わなかった!?」

ムンベイ「ま、待ちなさいよ!!」

 

 

キュアハッピー「ポップ、キャンディをお願い!私達は私達に出来る事をする!」

 

ハッピー達はレインボーデコルをスパイルパクトにセットしレインボーヒーリングを発動させた。

 

キュアハッピー、キュアサニー、キュアピース、キュアマーチ、キュアビューティ「プリキュア!!レインボー・ヒーリング!!」

 

ゴォォォォォォォォォォォォォ!!!

 

レインボーヒーリングの虹の光波がバットエナジー砲に対抗する。

だが虚しくも一瞬で打ち消されてしまい、ハッピー達は無残にも吹き飛ばされてしまう。

 

そしてグレートマジンガーとグレンダイザーもその衝撃に巻き込まれて戦闘不能となり、

 

ボス、ヌケ、ムチャ(ボスボロット)「ひぇ~!!!」

 

ボスボロットの頭部も空高く吹っ飛んでしまった。

そしてバットエナジー砲がウルトラザウルスとガンドールを飲み込むこもうした。

 

葉月博士(ガンドール)「来るか!!」

 

ホァン「うわぁぁぁ!?」

大塚長官「みんな衝撃に備えるんだ!!」

リュウセイ「ぐっ!!」

フィーネ「光子力バリア展開!」

 

ゴォォォォォォ!!

 

ウルトラザウルスとガンドールが光子力バリアを展開した。

だがそれでも長くは持たない、今にも木端微塵にされる寸前であった。

 

ヨミ「キャァァァァ!!?」

サヤ「ぐぅっ!」

シュウ「ど、どうなっちまうんだぁ!?」

シロン「いいから掴まれ!」

デュオ「ぱ、パリーンって割れちまう!」

ナルシア「うう…!」

ピエトロ「ナルシア!」

フーム「くぅ…!」

トーマ「こんな…こんな所で…!」

 

 

三田子「みんなしっかり!!」

徹平「や、やばいんじゃ…!!」

カガリ「うぅっ…!」

ルカ「くっ…!」

オルタンス、ヴィオレット「…!!」

ミク「みんなしっかり何かに捕まって!!」

 

 

 

ジョーカー「さあ、これでバットエンドです!!」

ゼンガー(グルンガスト零式)「うぉぉぉぉぉぉ!!!」

皇帝ピエーロ「!?」

 

ガキィィィィィィィィィィィィ!!

 

グルンガスト零式が零式斬艦刀を両手で前に構えバットエナジー砲の前に出た。

その刃で切り裂くつもりだ。

 

ゼンガー(グルンガスト零式)「そう簡単に絶望に倒れる俺ではない…!!」

ジョーカー「まだ懲りないのですか…?貴方のせいでこうなってしまったのですよ?貴方はまもなくピエーロ様に敗れます、ご友人が死に、次は貴方が周りを巻き添えにして死ぬんですよ!!」

 

バットエナジー砲に耐えるグルンガスト零式の装甲が次々の砕けていった。

表面の外装がはがれ、背中のスラスターが爆発し大破、

両肩のアーマーが吹き飛び、ついに両腕が耐えられなくなった。

 

ゼンガー(グルンガスト零式)「うぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

ドォォォォォォォォォォォォォ!!!

 

ガキィ…!

 

バットエナジー砲が零式の元で爆発した。

ウルトラザウルスとガンドールを守り切る事が出来たが…、

爆風が消えるとそこにはヒビの入った零式斬艦刀が地面に刺さっており、

ピエーロの前に無残にも両腕両脚が無残にも大破し頭部と僅かな胸部だけ残して砕け散ったグルンガスト零式が倒れていたのだ。

 

皇帝ピエーロ「全てを怠惰な世界に…!」

ゼンガー「…」

 

ゼンガーはコクピットから放り出され倒れ込んでいた。

そこへジョーカーが歩み寄る。

 

ジョーカー「貴方の負けです、いーえ。貴方は貴方自身の絶望に負けた。それがこの結果ですよ、ニヒヒヒ…。」

 

 

正太郎「こんな所で終わるなんて…!」

竜馬「俺達のここまで戦いは無駄だったのか…!?」

キャプテン・ラドラ「なんて連中だ…絶望をああも武器に変えてしまうとは…!(ゴールよ…お前が仮に勝利しても爬虫人類の繁栄は長くは持たなかっただろう…)」

ルキア「…まだ僕達は負けてない…!」

バン「ああ…今度は俺達でやるしか…!」

ウォルフィー「絶望がなんだ…!」

リーオン「オイラ達だって意地があるもんね…!」

 

ジョーカー「貴方達も分かってないですねぇ、ピエーロ様がいる限り、貴方達の負けは決定したのに…」

キャンディ「違うクル!!」

 

鳥に変化したポップの背中に乗るキャンディが叫んだ。

 

ライザ「あいつ…」

マト「キャンディ…!?」

 

キャンディ「プリキュアも特別隊のみんなも、笑顔を守るクルー!!絶対に絶対に負けないんだクルー!!!」

 

キュアハッピー「そうだよ…絶対に諦めない!!」

キュアサニー「せや、うちらが生きてる限り!」

キュアピース「絶対に負けたりしないもん!」

キュアマーチ「最後の最後まで直球勝負!」

キュアビューティ「諦めなければ道は閉ざされません!」

 

プリキュア達が立ち上がった。

そして後ろにいたゼンガーが起き上ると申し訳のない顔をした。

 

ゼンガー「お前達…全ては俺の招いた事が原因だ…」

キュアハッピー「ゼンガー司令!」

ゼンガー「何故お前達はそこまで戦える…?俺のせいでこんな事になったんだぞ…心の何処かで俺を憎んでいるんじゃないのか…!?」

 

ゼンガーはハッピー達に自分に対する憎しみがあるのかを問い詰めた。

 

キュアハッピー「…今はそんな事考えてません。」

ゼンガー「何!?」

 

キュアハッピー「ただ私は司令に一つだけ言いたい事があります、この地球を救ってくれてありがとうございます!!」

ゼンガー「!!」

キュアサニー「昔の司令達が戦ってくれへんかったら、うちら今の地球に生まれおらんかもしれへんしな。」

キュアピース「怖いけど…今度は私達がこの地球を救ってみせます!!」

キュアマーチ「司令達が、昔の人達が命を懸けて戦ってくれたから私達が生きているんです!」

キュアビューティ「人は誰でも心の中に絶望を持っています、今回はジョーカーにそれを付け込まれただけに過ぎないと私は思います。」

ゼンガー「…お前等…」

 

キュアハッピー「きっとゼンガー司令の友達はあの時ゼンガー司令を守りたかったんだと思います、じゃなきゃ友だなんて叫んでないですよ。」

ゼンガー「…お前達は甘い様で甘くない、若しくはその逆の様だな…。」

 

ゼンガーはあの時の事を思い出す、

宇宙魔王に特攻する重傷のエルザムが最後に彼に見せた微笑みを。

 

エルザム≪この役目、私に任せてもらおう我が友よ!≫

 

この時、ゼンガーには光り輝く金色の花畑にて立ち竦む自分に手を差し伸べるエルザムの姿が見えた。

 

キュアハッピー「だから立ってゼンガー司令!」

 

その同時にキュアハッピーがエルザムと重なる様にゼンガーの手を掴んだ。

ゼンガーはその言葉に後押しされるように立ち上がった。

その時だ、デコルデコールが光出したのは。

 

ポップ「あれは!?」

 

そしてハッピー達のスマイルパクトに新たなデコルがセットされたのだ。

同時に何処からか、声が聞こえた。

 

≪プリキュアの皆さんにペガサスのご加護を…≫

 

キュアハッピー「!…女王様…!?」

 

ハッピー達の前に何処か暖かい光が導かれる。

その時、同時に彼女達の手にペガサスを象ったロッドが出現したのだ。

 

キュアハッピー「…ありがとう…。みんな行くよ!!」

キュアサニー、キュアピース、キュアマーチ、キュアビューティ「うん!!」

 

そして彼女達はプリンセスデコルをそのペガサスのロッド「プリンセスキャンドル」にセットした。

 

キュアハッピー、キュアサニー、キュアピース、キュアマーチ、キュアビューティ「ペガサスよ、私達に力を!」

 

その掛け声でペガサスの光に包まれ、

彼女達の姿が白いドレスを上から着たような服装になり、胸のリボンには白いラインが入り、頭を一周するように細い光の輪が浮かんでた。

 

プリンセスハッピー「プリンセスハッピー!!」

プリンセスサニー「プリンセスサニー!!」

プリンセスピース「プリンセスピース!!」

プリンセスマーチ「プリンセスマーチ!!」

プリンセスビューティ「プリンセスビューティ!!」

 

ペガサスの力を纏ったスマイルプリキュアのプリンセスフォームとなった。

 

「プリキュア・プリンセスフォーム!!!」

 

 

皇帝ピエーロ「!?」

ジョーカー「ば、馬鹿な!?」

 

 

徹平「みゆきさん達が…!」

ミク「パワーアップした!?」

ヴィオレット「ペガサスを纏ったのですね…!!」

オルタンス「なんて綺麗なのでしょう…!」

カガリ「白くて綺麗かも…!」

 

リュウセイ「すげぇ…魔女っ娘の王道を言ってやがるぜ…!」

甲児「す、すげぇ…!」

正太郎「あれがみゆきさん達…!?」

ヨミ「綺麗…」

マト「カッコいい…!」

ユウ「憧れかも…!」

イルム「へえ、中々いいじゃないの。」

ホァン「いいなぁ…!」

バン「ああいうのもアリなんだな…」

ジーク「キュイ~」

カービィ「ポヨ~!」

虎鉄「おっし、いけぇぇぇぇ!!」

 

ジョーカー達もそうだが、プリンセスフォームの姿に特別隊の一同も驚く、

主にとても神々しくて綺麗とのマト達からの反応、中にはお約束的な反応を述べたリュウセイ達とか。

 

ボォッ!キィィィィ…!!!

 

そしてプリンセスハッピー達の持つプリンセスキャンドルのトリガーを引いて着火させ、

プリンセスハッピー達はそれぞれペガサスのオーラに騎乗し空を駆け抜けた。

 

プリンセスハッピー「届け!希望の光!」

プリンセスサニー、プリンセスピース、プリンセスマーチ、プリンセスビューティ「羽ばたけ!未来へ!」

プリンセスハッピー、プリンセスサニー、プリンセスピース、プリンセスマーチ、プリンセスビューティ「プリキュア・レインボーバースト!!」

 

ヒヒィィィィ!ドシュゥゥゥゥゥゥ!!

 

そして空にペガサス座を描き、5人の巨大なペガサスのオーラを纏って一斉にキャンドルから虹色のビームを放つ。

 

皇帝ピエーロ「グォォォォォ!!!」

プリンセスハッピー、プリンセスサニー、プリンセスピース、プリンセスマーチ、プリンセスビューティ「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

ピエーロが再びバットエナジー砲を放つが、5人のプリンセスの力に耐えきれずバットエナジー砲はかき消され、ピエーロ諸共消し去っていったのだ。

 

ドォォォォ!!

 

プリンセスハッピー「フッ…輝け!」

プリンセスハッピー、プリンセスサニー、プリンセスピース、プリンセスマーチ、プリンセスビューティ「ハッピースマイル!!」

 

ドォォォォォォォォォォン!!!

 

最後はキャンドルの炎を吹き消し、その掛け声で大爆発を起こしピエーロを浄化したのだ。

 

ジョーカー「げぇぇぇぇぇピエーロ様ぁ!?」

 

ギャリー「やっちゃったの!?やるじゃなーい!!」

エレフ「あいつらだけでやりやがったのか…!」

カトル「女の子達もなめたらいけませんね。」

ライ「かもしれんな。(…エルザム・V・ブランシュタインか…)」

ジャック「イェーイ!レッツ・スーパーガール!!」

メリー「ニサーン、ハシャギスギネ。」

メグ「凄い…」

ズオウ「プリキュア、すごい!」

沙羅「やるわね、あの子達!」

 

鉄也(グレートマジンガー)「ふっ…どうやらプリキュアも捨てたもんじゃなかった様だな。」

大介(グレンダイザー)「もう少し素直になってもいいんじゃないかな鉄也君?」

 

キャンディ「やったクルーーー!!」

ポップ「やったでござる!!」

プリンセスハッピー「やった…みん…!?」

 

皇帝ピエーロ「ウォォォ…!!」

 

倒れた場所からかなりのダメージを受けて浄化されて弱まっているが、

まだ僅かに気力が残ったピエーロが動き出した。

 

雅人「あれ!?」

アヤ「まだ動けるの!?」

ネイサン「ちょっと~あいつしぶとすぎじゃないの!?」

 

プリンセスサニー「!?う、嘘やろ…」

プリンセスピース「まだ動けるの…!?」

プリンセスマーチ「そんな、信じられない…」

プリンセスビューティ「何度でも復活するのであれば…!」

プリンセスハッピー「もう一度行こう!!」

 

ゼンガー「待て!!」

 

ゼンガーが叫び立ち上がった。

 

プリンセスハッピー「ゼンガー司令!?」

ゼンガー「奴を復活させてしまったのは俺に責任がある…ならば俺が奴を仕留めるとしよう。」

プリンセスサニー「何いっとるんや!?」

プリンセスピース「グルンガスト零式が壊れちゃったのに!?」

ゼンガー「零式斬艦刀さえあれば十分だ…!」

 

そうしてゼンガーは地面に突き刺さった全長86mの零式斬艦刀に近づいた。

 

プリンセスマーチ「…え…!?」

プリンセスビューティ「ま、まさか…!?」

 

ジョーカー「おやぁ?貴方さてはその出刃包丁を使うって言うんですかぁ?そんなアホな事あ…」

 

ゼンガー「でぇりゃぁぁぁぁっ!!」

 

バシィィ!!!ブォンブォンブォン!!!ガシッ!!

 

バギィィィ!!!

 

ゼンガーが大ジャンプをし、零式斬艦刀の持ち手部分まで飛び上がったのだ。

そして勢いよく天辺を叩き付け零式斬艦刀を弾き飛ばす。

同時にゼンガーは両手でその86mを誇る零式斬艦刀を抱え勢いよく着地した。

 

ジョーカー「ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~!?!?」

 

この瞬間にジョーカーは目玉が飛んでしまった。

 

ゼンガー「…!!!」

 

プリンセスハッピー達「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?!?」

ポップ「なんとぉ!?」

キャンディ「クルー!?」

 

ルキア「え、ええええ!?」

シュウ「うそぉぉぉぉぉ!?」

ガリオン「ば、馬鹿な…あの様な人間が…!?」

シロン「あしゅらもそうだったろ…」

マック「そうだったんだな。」

虎鉄「ちょっと待てあのジジイ普通の人間だろぉ!?」

エレフ「人間じゃねぇだろあれ!!」

シャイターン「馬鹿ナ…!!」

サヤ「絶対夢だわ…!」

マト「ううん、現実だと思うこれ…」

ヴィレッタ「…な…!?」

甲児「…マジ…!?」

 

徹平「持ち上げた…」

カガリ「化け物じゃん…」

 

 

一同が今の瞬間に驚愕し、大混乱となる。

 

ジョーカー「な、なんなんですかぁ貴方は!?そ、そ、そんな常識もヘッタくれもない荒業を!!」

ゼンガー「黙れ!!」

プリンセスハッピー達「いっ!!?」

 

ゼンガー「そして聞け!我はゼンガー!ゼンガー・ゾンボルト!!絶望を断つ剣なり!!!」

 

バギィィィ…!!!ドォッ!!

 

ゼンガーは!いや親分は!!名乗りを上げ、自分の中の気を全て持ち上げた零式斬艦等に込め!

その同時に彼の右脚は一歩大きく叩き付けとてつもない波動を身体に纏い!

一気にピエーロの頭の上まで飛んでいったのだ!

 

ゼンガー「一意専心!!」

 

ゴォォォォォォォォォ!!!

 

ゼンガー「零式斬艦刀・疾風怒涛!!チェェェェェェェェェェストォォォォ!!!!」

 

ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!

 

皇帝ピエーロ「…ホアァァァァァァァァァァァァァ!?!?」

 

零式斬艦刀が皇帝ピエーロを真っ二つにし大爆発した!

その瞬間、誰も気づいてなかったが核らしき物が吹っ飛んでいく。

 

この衝撃で崩れゆく零式斬艦刀。

その爆発から吹き上げた爆風の中からゼンガーがどっしりと構えて立っていた。

 

ゼンガー「我に断てぬ物…なし!!」

 

ジョーカー「あー…」

 

 

プリンセスハッピー「すごい…」

プリンセスサニー「せやけど…」

プリンセスピース「ありえない…」

プリンセスマーチ「たしかに直球勝負だけど…」

プリンセスビューティ「人の道を反しております…」

ポップ、キャンディ「…」

 

 

ジョーカーは顎が外れており、プリキュア達が唖然とするの当然だった。

もちろん。

 

鉄也、大介「…」

 

ギャリー、デュオ、カトル「…」

ウォルフィー、リオン「…」

万丈、ギャリソン「…」

エレフ、オリオン、ルキア「…」

マト、ヨミ、ユウ、サヤ「…」

ユーキ、ホルス、ライザ「…」

シャイターン、ライラ「…」

大塚長官、正太郎「…」

忍、沙羅、雅人、亮「…」

ピエトロ、ナルシア「…」

シュウ、メグ、ディーノ「…」

バン、トーマ、ムンベイ「…」

甲児、弓さやか、竜馬、隼人、武蔵、キャプテン・ラドラ「…」

虎鉄、バーナビー、イワン「…」

リュウセイ、ライ、アヤ、イルム「…」

カービィ「ポ~ヨ~!!」

 

 

徹平「…」

ルカ、ミク「…」

三田子「…」

カガリ、オルタンス、ヴィオレット「…」

 

レン、リン「…」

ガミガミ魔王「…」

ロバート「言っただろ…ゼンガー司令が暴れると危険だって…」

高次「思い出す…そして今も色あせておらん…!」

ディグモン先生「ああ、あの人達の超人パワーには俺達も憧れた物だ…!」

 

感動する一部を除き、ほとんどの者がゼンガーのやりのけた大技に言葉も出なかった。

 

 

ジョーカー「く、くぅぅぅぅ!!!!」

 

ジョーカーはピエーロから飛び出した核を持ってこの場から撤退する。

この日、ゼンガー・ゾンボルトの武勇伝がまた1ページ刻まれたのだった…。

 

ゼンガー「(俺はもう崩れん…エルザム、俺がお前に与えてしまった事を許してくれとは言わん…だが、草葉の陰でこの世界の未来を見守ってく…れ…)」

 

ドサッ…

 

ゼンガーが心の中ではそうエルザムに思いを馳せるのだった。

すると全ての力を使い果たしたのか、そのままゼンガーは倒れてしまったのだ。

 

プリンセスハッピー「ああっゼンガー司令!」

 

 

 

 

場所は変わり、ここは人間界とはまた別に存在する世界。

とある大木の上に立つ小さな家。

 

鬼太郎「…それでその子に憑りついてると言う存在を?」

イドルフリート「うむ、その為、君の様なド低能な妖怪君に依頼したのさ。」

鬼太郎「…僕から見たら井戸に落ちて死んだ貴方の方が低能にしか見えません。」

イドルフリート「(ビキッ)…妖怪も人間も君様な少年君は低能な事しか言えないのだねぇ…!」

 

目玉親父「まあまあ2人共、それでその子に憑りついてると言う存在とはなんなのかのぉ?」

八雲紫「エリアSHにいるイヴェール君の話によると、少なくともその子が幼い時に憑りついていた可能性があるみたいなの。少なくとも今は目立った事にはなってないみたいだけど…。」

鬼太郎「…わかりました、調べて見ましょう。ところで紫さんは幻想郷やこちらの世界にの移動も頻繁みたいですね。」

八雲紫「これでも結構忙しいのよ。」

鬼太郎「そうですか、こちらの暇そうな航海士さんとは全然違うみたいですけど。」

イドルフリート「…君はさっきから私の事をなめてないかな?」

 

顔の半分を覆った茶色い髪、青いシャツに黄色と黒のチャンチャンコ姿の少年・鬼太郎。

彼と会話をしていたのは

黒い衣装をまとった長い金髪の男で航海士と言うイドルフリート・エーレンベルグ。

そして隣にいる少女らしき人物、八卦の萃と太極図を描いた中華風の服で金髪ロングにフリルの付いた帽子をかぶった八雲紫と呼ばれる者。

 

彼等の話の意味はいずれ分かる事になるだろう。

 

そして…。

またさらに別の次元に存在する世界、

とある小さな小屋で帽子を被った作業服の少女が何かの部品をいじっていた。

 

河城にとり「うーん、あとはこのパーツの修理が完了すれば…物好きだよねぇここに来た時から何度も修理しながらあのマシンを使い続けるって…」

 

チルノ「ねぇにとりー!またゲーム機壊れたから直して~!」

にとり「えぇーどうせまたうっかり凍らせたんでしょ!?」

チルノ「じゃあトロンベじいちゃんでもいいから!」

にとり「あの人だってそう暇じゃないの!」

 

もう一人のチルノと呼ばれる青髪の女の子が入って来た。

にとりは少し迷惑そうだが…。

 

???「どれ貸して見るといい。」

 

するとそこへチルノの持ってたゲーム機を受け取った高齢の男が部屋の奥から出て来た。

 

チルノ「わーいトロンベじいちゃん!」

にとり「あーもうエルザムじいちゃんったらまたチルノを甘やかす~!」

エルザム「構わんさ、俺がここで暮らしてる以上はな。」

 

それは恐らく何らかの理由で別世界に飛ばされ、今も其処で暮らしていたエルザム本人であった。

アジアのとあるダウンタウンの何処か…

 

メアリー「ここは何処なんだろう…寒いよ…お腹空いたよ…イヴ…」

 

緑色の長いスカートのついた服に首に青いスカーフをした長い金髪の少女がそこで辛そうに座り込んでいた。

彼女はとても寂しそうで今にも倒れそうであった。

 

「…。」

メアリー「誰!?」

「君が今会うべき子の元へ案内しよう、まずはついて来るといい。」

 

少女の前に現れたのは長い紺色の髪をした男の姿であった。

その男は彼女に手を差し伸べるであった。

そしてこの男の正体をいずれ彼等は知り驚愕する事となる。

 

スーパーヒーローウォリアーズ 第24話 完

 

第25話 因果律と裏切りのダイバー に続く。

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