スーパーヒーローウォリアーズ   作:ドラグナイトモン

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この小説は作者の趣味100%で書かれた版権多数+オリジナル要素のクロスオーバー小説となり、スーパーロボット大戦シリーズのオマージュであります。また、それぞれの原作の展開が変わっていたりストーリーもそれぞれクロスオーバー、中にはいるだけの空気参戦の作品もございます。■基本的にはタグに付けられた作品のキャラクターがメインで活躍します、中にはいきなり別の作品のキャラが出てきたりします。なおデジモンは現時点ではオリジナルキャラクターとなります、そういった物が苦手な方々はご注意を…。■戦う決意を決めた徹平、そしてまたすぐに新たな戦いの火種が巻き起こった!


スーパーヒーローウォリアーズ第2話笑顔と鉄人と鋼鉄の弐式

く普通の少しハチャメチャな少年、月美徹平。

彼は危機に陥った仲間を守る為に、デジヴァイスを手に取りプロトブイドラモンとなって悪のデジモン組織闇軍団に挑む。

しかしその初陣は虚しく、闇軍団デジモンの前に圧倒的大敗に陥る。

その時駆けつけたスーパーロボット・マジンガーZ、トライダーG7らの活躍によって闇軍団の脅威は去り最悪の事態は免れた。

 

だが…この時から彼の運命は動き始めたのだ。

 

 

 

 

闇軍団に挑み、大きな怪我を負った徹平は、侵略者の攻撃で被害を受けた負傷者達と共にすぐさま病院に搬送、幸い命に別状はなく数日で退院出来るとの事。

 

その翌日、病室にて。

 

白い患者用ベッドには身体中に包帯を巻いた徹平、

そして昨日連絡を受けて顔色変えて駆けつけた両親も当然来ている。

徹平は2人にこれまでの事情と手に持っていたデジヴァイス、今後の事を話していた。

 

三田子「本当によかったわ…貴方が侵略者に抵抗して大怪我したって聞いたから一時はどうなるかと思っていたけど…」

高次「とんだ無茶をしたもんだな。だがよく頑張った…それでこそ男ってもんだ!」

三田子「けどもうこんな無茶はしないでちょうだい、貴方が持ってるたった一つの命はかけがえない物なのよ?」

徹平「ごめん…お父さん、お母さん。だけどあの時戦ってなかったらカガリ達まで殺されてたかもしれない…それを考えたらもう俺が動くしかなかったんだ。」

 

徹平は2人にあの時の闇軍団に見つかり殺される寸前の事を切々と説明した。

 

高次「そしてそのデジヴァイスと言うのを偶然にも拾い、デジモンになって戦ったという訳か。」

徹平「うん、それで俺決めたんだ。」

三田子「え?」

 

徹平は手に持っていたデジヴァイスを握り答えた。

 

徹平「俺…戦う!」

高次・三田子「!?」

 

徹平のその答えに2人は一瞬目を疑った。

しかし徹平のその心は本物だ。

 

三田子「貴方自分が何言ってるのか分かってるの!?侵略者と戦うって事なのよ!?」

高次「本気で言ってるのか…!」

徹平「聞いて欲しいんだ、俺の答えを!!」

 

徹平は必死に2人にその理由と思いを伝えた。

2人はそれでも反対するが結局徹平の気持ちは変わらなかった。

 

 

三田子「…分かったわ、けど…さっきも言ったわよね?貴方の持っているたったひとの命、何がなんでも守り抜きなさい。これだけは約束して。」

徹平「ありがとう…お母さん。」

 

徹平は三田子のその約束を交わし、うなづいた。

 

高次「ワシは軍の整備員…三田子は元軍の医療班…しかもお前は前線に出ると来たもんだ…、血は争えないもんだな。」

 

高次は若干苦笑いで呟いた。

そこにノックが入り、病室にユーキ、マト、ヨミ、カガリ、ユウが入って来た。

 

徹平「みんな!」

ユーキ「徹平君、よかった元気そうだね。」

ユウ「怪我は大丈夫?」

 

ユーキ達がお見舞いに来てくれた。

徹平はみんなから差し入れに持ってきてくれた品を喜んで受け取っていた。

果物やお菓子、花など様々だが、中でもカガリからは土止め色なんて物が入ったマカロンが大量にテーブルに置かれた。

 

徹平「カガリ…何このマカロン…;」

カガリ「うっせー、全部食え。」

マト「相変わらず凄い量…;」

徹平「ねえカガリ…いつも思うけどこんないっぱい出されてもねぇ;このままだと若年性糖尿病とか引き起こしてそのうち俺の目玉がマカロンになってマカロン怪人になっちゃいそうだよ…」

カガリ「ハァァ?カガリが全部作るのに失敗したの捨てるの勿体ないから持ってきてやってるんだ、お前は全部食え!」

ヨミ「カガリ!そんな事ばっかり言って…ちゃんと徹平君にお礼言わないとダメじゃない!」

カガリ「う…」

 

ヨミの叱でカガリが一歩引いた、そしてカガリは目をそらしながら徹平に物凄い大声で叫んだ。

 

カガリ「むぅ…お前なんて…お前なんていつかマカロンでぶっ殺してやるぅ!!」

徹平「はぁっ!?」

 

そう言い残すとカガリは猛ダッシュで病室から出て行ってしまった。

 

ヨミ「こ、コラカガリ…それから病院内走っちゃダメー!」

 

そういってヨミも追いかけて行ってしまった。

 

徹平「な…なんなんだあれ?」

 

徹平は唖然としてしまう、

そんな様子を見て回りは思わずクスリと笑っていた。

 

マト「カガリ…マカロンでどうやって…ププ」

ユウ「ごめん、ちょっと…プ」

ユーキ「やっぱり君は災難だよ、徹平君。」

高次「ハハハ!お前も中々面白い子に目を付けられたな!」

三田子「フフ…」

 

徹平「ちょっとなんなのさ!みんな他人事だと思って…ハァ;」

 

 

 

一時期の微笑ましい(?)光景はすぐに昨日の事となり、数日後徹平は予定通り退院。

怪我が完治した制服姿の彼は学校からの帰り道、いつも登校の時通っている連邦軍の基地の坂道から基地の様子を見ていた。

 

徹平「…」

ギャリー「あら、来てたのね。」

 

坂で座っていた徹平の元に青髪で天辺がややワカメが垂れてるような髪型をしたオネェ口調が特徴である、ギャリーが連邦軍制服姿で来た。

 

徹平「あ、ギャリーさん。」

ギャリー「怪我はもう大丈夫?」

徹平「もう大丈夫です、ありがとうございます。」

ギャリー「お礼を言うのはこっちの方よ、あの時アタシだけじゃ戦えなかったから…」

 

ギャリーは少し口を重くした、そして2人は基地を見渡すと外には大型輸送機ミデアから、

現時点での最新機であるモビルスーツ・ジェガンが2体、旧型機のネモ1体、

甲羅に大型キャノンを装備したカメ型ゾイド・カノントータス1体、空中戦を主体とする翼竜型ゾイド・プテラス2体が降ろさている。

この基地に新たに戦力が整えられていた。

 

ギャリー「惑星Ziと宇宙交流結んでからゾイドもドンドン地球に流通されてきてるわね~、

最も8割が連邦軍の戦力になっていて民間にはさほど流通されてきてないけど…;」

徹平「ゾイドってたしか惑星Ziの金属生命体でしたよね?」

 

ギャリー「ええ、普通の兵器と違って私達人間兵士やデジモン兵士と同じ生き物なのよ、ただ結局こっちじゃモビルスーツと同じ兵器扱いになってるのが気になるのよねー…でもあっちの惑星Ziでも元々兵器でも扱われてたんだけど、たしかへリック共和国と…ガイロス?帝国だったかしら。」

 

徹平「ガイロス?って…」

ギャリー「アタシに聞かないで頂戴!余所の星の事知ってる人なんて滅多にいないから!」

 

ギャリーがそう言うと話を変えて来た。

 

ギャリー「…高次さんから聞いたわよ、アンタ戦うって…」

徹平「はい。」

ギャリー「分かってるわよね?それは自分の命を晒す事になるって。」

 

ギャリーは徹平にその覚悟を問う。

そして徹平はこの基地を見渡しながらその答えを口にした。

徹平は毎日の様に学校へ行く時この基地を通り道にしていた、

手を振ればよくこの基地のパイロット達がモビルスーツで手を振りかえしてくれた物だった。

しかし、あの時の戦いで徹平のよく知るパイロット達はみんな闇軍団に殺されてしまった。

この基地には徹平の知ってる手を振りかえしてくれたパイロット達はもういないのだ。

 

徹平「考えたんです、今までそこにいた人達がいなくなってしまう…それは病気とか寿命とかじゃなくて…侵略者に殺されたのなら…もしまた自分のよく知ってる人達が、友達や家族がもし侵略者に命を奪われたら…だから決めたんです。もし自分が戦えるのなら前に出て立ち向かって守り抜くべきだって…!」

 

徹平はそのデジヴァイスを自分の胸に当ててギャリーに答えた。

そしてギャリーは一度息をついて返答する。

 

ギャリー「…アタシも同じよ、もしアタシの大切が子が…って思って気が付いたらここにいたの。」

徹平「ギャリーさん…」

 

ギャリーはそう言うと、ズボンのポケットから一枚の写真を取り出す、ギャリーと一人の女の子が微笑ましく一緒に映っていた。

 

ギャリー「けど実際大変なのよ…アタシ元々別の国で入隊して訓練受けてたけどいつの間にかアタシとその子のいる国から離れた基地や部隊に転々する日々になっちゃうし…これまで乗った機体は旧型ばっかで流石にガンタンクはないわーと思ったわ…」

徹平「(ガンタンク涙目…;)」

ギャリー「だから、実際守り抜くって中々難しいわよ?ってそういえばアンタは連邦軍って訳じゃなさそうね…」

 

ギャリーは徹平の持っているデジヴァイスを見て思った。

 

徹平「マルスモンさん言ってたんです、落ち着いたら連絡してある場所まで来てくれって。」

ギャリー「あのデジモンなんなのかしらねー、油断しない方がいいわよ?」

徹平「忠告受け取ります。そういえばギャリーさんマジンガーZの甲児さんと知り合いだったんですね。」

ギャリー「日本にいる内も全国各地の部隊転々と周ってたの、その縁でスーパーロボットに乗る子達と顔なじみになっちゃってね、光子力研究所や、南原コネクション、コープランダー隊と一緒に戦った事もあるのよ。」

 

 

その後徹平とギャリーの会話は長く続いた、

そして様子を坂道の岩陰から覗いている者がいた事に気づいてないようだ。

 

ヴィオレット「…月美様、やっぱり行くみたいです。」

オルタンス「避けられない運命の様ですわ…。」

 

2人は何か知ってる素振りがあるかの様に徹平を影で監視しているようだった。

 

 

ギャリー「頑張りなさい、徹平!」

徹平「はい、ギャリーさん!」

 

[newpage]

さらに数日後。

徹平は近所から少し離れた七色ヶ丘と呼ばれる町のはずれまで一人でそのデジヴァイスの画面のマップに示されたポイントまで向かっていた。

 

ユーキ「徹平くーん!!」

徹平「ユーキ先輩!?」

 

そこにユーキ、後ろからオルタンス、ヴィオレットもついて来た。

 

オルタンス「やっと追い付きましたわ。」

徹平「2人までどうしてここに…」

ユーキ「僕も君の思いを聞いて考えたんだよ、僕は君みたいにカッコよく人を守れる事が出来なかった…」

 

ユーキはあの時の自分の現状と徹平の現状を比べていた。

 

徹平「そんな…俺だって結局あの時はフルボッコされて何もできなかったし…」

 

ヴィオレット「お二人共、あまり後ろ向きな考えはよくありませんわよ?お二人の形は違えども人を守る為にとった行動は立派だと思いますわ。」

オルタンス「お二人のRoman…とても素敵です。」

ユーキ「オルタンス君にヴィオレット君、ありがとう…けど…ロマンって…?」

徹平「よく見たら2人共綺麗な服だね、それ。」

 

ユーキはお礼を言うも、オルタンスの今の言葉にやや疑問を感じた。

徹平は彼女達が来ている黒のフリル的な衣装、頭には黒いカチューシャ。

そして2人は学校ではそれぞれ頬に白い絆創膏つけていたが剥がしてありオルタンスの頬には銀色の太陽をかたどった様な模様、ヴィオレットには銀色の月を象った様な模様が記されている。

その姿を見て綺麗だと感想を述べた。

 

オルタンス「あ、いえこちらの話です…;」

ヴィオレット「それにそんな照れますわ;さ、徹平様参りましょう!」

ユーキ「徹平君、僕らもついて行くよ。君ばかり重い荷を背負わせる訳にはいかないから…これは生徒会長とかそういうんじゃなく…小さいときから一緒に過ごしてる君の友として。」

徹平「ユーキ先輩…ありがとう、よし行こう!」

 

 

こうして4人はすぐにそのポイントへと向かうのだった。

 

 

一方同じころ、七色ヶ丘の町の商店街にて。

女の子たち6人ほど仲良く話をしながら歩いていた。

 

みゆき「ねえ今日は何処行こうか?」

あかね「そやな、ここんところ勉強で忙しかったしみんなでカフェなんでどうや?」

やよい「あたしそれなら良い所知ってるよ!」

なお「それならさ、今日はルキアちゃんの歓迎会と行こう!」

れいか「それは賛成です、ルキアさんが転校した時期がテスト期間で中々案内できませんでしたから…」

ルキア「ありがとうみんな!」

みゆき「お礼なんていいよ~私達とルキアちゃんもうウルトラハッピーな友達だよ!」

最近七色ヶ丘中学校に転校してきた白銀の髪をしたセーラー服の少女ルキアが笑顔で喜んだ。

そしてそのクラスメイトである彼女達、

ちょっとおっちょこちょいだが前向きで笑顔な星空みゆき、

大阪出身で熱い心の持ち主の日野あかね、

少し泣き虫とされるが心優しい黄瀬やよい、

スポーツが得意で面倒見が良い緑川なお、

学級委員長であり、皆のまとめ役の青木れいか。

そして。

 

キャンディ「キャンディもルキアを歓迎したいクルー!」

みゆき「わわわ、キャンディいきなり出て来ちゃダメだよ!」

ルキア「わぁ君とってもかわいいね!」

 

みゆきのカバンから飛び出した一見白いぬいぐるみに見えるが妖精のキャンディがルキアに会う為に飛び出して来た。

ルキアはとくに驚きもせず、笑顔で抱き上げた。

 

なお「あ、あんまり驚いてない?」

やよい「意外かも;」

ルキア「え、どうしたの?」

あかね「いや、そこはなんじゃこりゃー!?って驚くやろっ!?」

ルキア「そうかな?」

キャンディ「キャンディはキャンディって言うクル♪ルキアよろしくでクル♪」

ルキア「よろしくキャンディ。」

 

ルキアとキャンディはにっこりと笑顔で挨拶した。

 

れいか「ルキアさんは何事にも動じないのですね…凄いです。」

キャンディ「クル~」

 

キャンディはそのままはしゃぎ始め、

ピョンっと跳ねたその時である。

 

ゴンッ!

 

やよい「あっ!」

正太郎「うわっ!?」

キャンディ「ぶつかったクル~!」

 

そこに通りかかった28と書かれたトランクを持つ黄色いシャツの少年・金田正太郎とキャンディがぶつかった。

 

正太郎「あいたたた…」

みゆき「ごめーん!君大丈夫?」

正太郎「は、はい大丈夫です。あ、トランクが!」

 

正太郎は思わず取り見出し、トランクを探す。

そこにそれを拾ったあかねが持ってきてくれた。

 

あかね「これやろ?」

正太郎「あ、ありがとうございます!これがないと本当に落ち着いてられなくて…」

ルキア「大切な物なんだね。」

正太郎「はい、父さんの形見でもあるんです。」

やよい「お父さんの形見…?」

 

やよいはその言葉に少し思い入れがあるかの様に共感した物があった。

そんな中、上空には大型の輸送機が飛んでいた。

みゆき達はそれに気づくとその大きさに茫然と見上げていた。

 

みゆき「大きいね~」

キャンディ「あれは何クル?」

なお「輸送機だね、何積んでるんだろう?」

その時だった。

 

ドォォォォォォォォォォン!!!!

 

やよい「えっ!?」

あかね「な、なんやてぇぇぇぇ!?」

 

突如輸送機が何かミサイルの直撃の受けたかの様に爆発、墜落し始める。

輸送機は炎上しながらそのままみゆき達のいね方向へと落ちてくる。

その様子は徹平達がいる方角からも見える。

 

ユーキ「輸送機が…」

オルタンス「大変ですわ!」

ヴィオレット「まさか…」

徹平「このままじゃ街がヤバい!」

 

 

ルキア「こっちに落ちてくる!?」

れいか「みなさん、危険です早く!!」

みゆき「わわわわどうしようどうしようどうしよう!!」

キャンディ「大変でクル~!!」

正太郎「大変だ!!このままじゃ街があぶない!」

 

正太郎がそう言うと、トランクを開いた。

その中身はレーダーやアンテナ、レバーなどがついており、リモコンの様な物だった。

 

あかね「なんやねんそれ!?」

正太郎「任せて下さい!!メカニックスイッチ・オン!!」

 

正太郎がリモコンのスイッチを入れるとどこからかジェットの噴射音と大きな叫び声が聞こえてきた。

すると上空から身長20mほどのロボットが背中のジェットを噴射して飛んで来たのだ。

 

 

オルタンス「あれは!?」

ヴィオレット「もしかして…スーパーロボット!?」

徹平「いきなり飛んで来た…!」

ユーキ「あの輸送機に向かっているようだよ!」

 

 

 

みゆき「な、何ロボット!?」

正太郎「鉄人28号!あの輸送機を安全な場所へ着地させるんだ!」

ルキア「鉄人28号…!?」

 

鉄人28号「ガォォォォォォォン!!」

 

鉄人28号と呼ばれたスーパーロボットはそのまま墜落寸前の輸送機を自慢の馬力でガッチリ持ち上げ、七色ヶ丘の川へと着地させた。

 

ドォォォォ…

 

川の水で炎上した輸送機の炎が消え、なんとか安全を確保できた。

そこに正太郎とみゆき達が向かう、

そして正太郎が持つトランク型のリモコン・Vコンは鉄人28号を動かす為の物だとみゆき達は知った。

 

なお「今の…正太郎君が!?」

正太郎「はい、あと申し遅れました。僕は金田正太郎、これでもICPOの捜査官なんです。

そう言って正太郎は胸のICPOを見せた。

 

みゆき「えええええええー!?」

やよい「す、凄い!まるでロボッターに負けない展開だよ~!」

ルキア「子供なのにそんな役職とロボットを…」

キャンディ「カッコいいクル!」

 

ドォォォォォォォン!!!

 

さらにまた爆発音が聞こえた。

 

あかね「今度はなんやねん!?」

れいか「あれは…ロボットが沢山こちらに向かっています…!」

 

 

 

七色ヶ丘の町の危機はまだ終わってなかった、

今度は大型飛行艇グールを中心に、日本各地で侵略攻撃をしている、

ドクターヘルの機械獣軍団が現れたのだ。

 

ドォォォォォォ!!!ガシンガシンガシンガシン…

 

機械獣ガラダK7「…」

機械獣ダブラスM2「…」

 

「ハッハッハッハ!!聞け、愚かな人間共よ!!」

 

飛行艇グールの天辺から黒装束で頭巾をかぶった人物から男女が混ざった様な声が響いた。

 

「不死身の破壊者にして、無敵の殺戮兵器!」

「天才科学者ドクターヘルが作り上げた芸術品!」

 

あしゅら男爵(グール)「我が機械獣がまもなくこの日本を制服する!!!」

 

グールの天辺からそう宣言したのは機械獣軍団を率いるあしゅら男爵、

身体の半分が男性と女性に分かれている不気味な姿をしている。

そして町中は機械獣軍団の出現によって大パニックとなった。

 

「うわぁぁぁぁぁ!!」「侵略者だわ!」「た、助けてぇ!」

 

 

みゆき「侵略者…!?」

れいか「世界中を恐怖に陥れている侵略者が…」

やよい「この町にもやって来たの!?」

ルキア「酷い…どうして彼らはこんな事を…!」

 

正太郎「機械獣軍団!さっきの輸送機を落としたのもお前達か!」

鉄人28号「ガォォォォォォ!!」

 

あしゅら男爵(グール)「鉄人28号か…その通りよ!だが貴様など機械獣の敵ではないわ!」

 

正太郎「皆さんは早く逃げて下さい!ここは僕が引き受けます!」

れいか「分かりました…!」

あかね「…そやな、任せたで正太郎!鉄人28号!」

ルキア「え、でも…!?」

 

みゆき達は一度正太郎と別れ、人家のなくなった場所まで向かった。

 

みゆき「ルキアちゃんは先に逃げて、私達は後から行くから!」

ルキア「み、みんな何を言っているんだい!?」

なお「まあまあ、ルキアは学校に避難して、大丈夫だから!」

 

ルキア「…分かったよ、必ずまた会おう!」

 

みゆき達の目はキリっとするどくなり、先にルキアを避難させた。

ルキアは何か感じ、みゆき達を信じてこの場を離れた。

 

みゆき「みんな…行こう!」

やよい「うん、たとえ相手がなんであろうと!」

あかね「うちらプリキュアが逃げる訳にはいかへんからな!」

なお「よーし、腕がなるよぉ!」

れいか「参りましょう!」

キャンディ「プリキュアの力発揮するでクルー!」

みゆき達はそれぞれ持っている、コンパクトのアイテム、スマイルパクトを取り出して構えた。

 

「プリキュア・スマイルチャージ!!」

 

 

 

 

 

オルタンス「あれが機械獣…!」

徹平「ぐ…」

ユーキ「徹平君何処へ行く気なんだい!?」

 

徹平は思わず機械獣達のいる方向へ走り出した。

それをユーキ達は引き止める。

 

ヴィオレット「徹平様無茶ですわ!」

徹平「けど…!」

ユーキ「君のデジヴァイスのDCSは壊れているんだよ!?戦える訳がない!!」

徹平「だけどこのまま放っておくなんて…俺はいやだ!!」

オルタンス「ああっ徹平様!」

ユーキ「徹平君!自分の命は大事にするって約束…!」

徹平「大丈夫、無理はしないから!」

 

徹平はユーキ達を振り払い、デジヴァイスを持ちそのまま走り出してしまった。

 

ユーキ「その時点で無茶だよ…徹平君…」

 

 

 

 

正太郎「鉄人の力を見て驚くなよ!ハンマーパンチ!!」

鉄人28号「ガォォォォォン!!」

 

鉄人28号のハンマーパンチが機械獣ガラダK7にさく裂する。

ガラダK7は直撃を受けるから頭部に装備されてある鎌を使い反撃する。

 

ドォォォォ!!ガキィィ!!

 

さらにそこからダブラスM2の二つの怪獣の様な首から破壊光線が放たれる。

破壊光線は道路を粉砕しながら鉄人28号を狙って襲って来る。

 

鉄人28号「ガォォォォ!!」

正太郎「うわっ!」

 

さらにグールの後方にいた機械獣グロッサムX2、機械獣アブドラU6、もう数機のガラダK7とダブラスM2達が一斉に襲い掛かってくる。

 

ガギィィィ!!ドォォォォ!!

 

グロッサムX2の頭部に持つハサミのような耳が鉄人28号を捕えようとするが鉄人28号はそれを避ける。

 

正太郎「こんのぉ!」

 

Vコンから正太郎が必死に鉄人を操作する。

鉄人の後ろからアブドラU6がパンチで襲ってくるがそれもなんとか回避し、身体を一度回転させて右ストレートで反撃した。

 

正太郎「右ストレートだ!!」

鉄人28号「ガォォォォ!!」

 

ドゴォォォ!!

 

アブトラU6「!?」

 

あしゅら男爵(グール)「ええい!たった一匹に何を手間取っている!!」

 

 

正太郎「ダメだ…この数じゃいくら鉄人でも…」

キュアハッピー「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

その時鉄人28号の後ろから五つの光が横切り、機械獣達に突撃して来た。

 

ドォォォ!!

 

あしゅら男爵(グール)「な、なんだ!?」

 

正太郎「あれは!?」

 

そして機械獣達や鉄人28号の前に五つの光が降り立ちその姿を現した。

 

キュアハッピー「キラキラ輝く未来の光! キュアハッピー!」

 

キュアサニー「太陽サンサン 熱血パワー! キュアサニー!」

 

キュアピース「ピカピカぴかりん じゃんけんポン♪ キュアピース!」

 

キュアマーチ「「勇気リンリン直球勝負!キュアマーチ!」

 

キュアビューティ「「しんしんと降り積もる清き心!キュアビューティ!」

 

星空みゆきが聖なる光の力を持つプリキュアとして変身したキュアハッピー。

短い三つ編みから背後に向けて伸びた長い毛の束を垂らした髪型でコスチュームの基本カラーはピンク、背中には燕尾服のような装飾がついている。

 

日野あかねが炎の力を持つプリキュアとして変身したキュアサニー。

髪型は元の状態よりも長さが多少伸び、後ろ髪を丸く上へまとめ上げ、コスチュームの基本カラーはオレンジ、アームバンドとブーツの丈が長く、コスチュームの背中に薄い色の布飾りがついている。

 

黄瀬やよいが雷の力を持つプリキュアとして変身したキュアピース。

髪は頭頂部で結い上げられ後部で扇のように広がり、コスチュームの基本カラーはイエロー]、背中には二股に分かれた燕尾服のような飾りがついている。なお彼女は変身の際必ずジャンケンをしており、今回チョキを出している。

 

緑川なおが風の力を持つプリキュアとして変身したキュアマーチ。

髪は鮮やかなグリーンに変わり髪型もツインテールとポニーテールの合わさるトリプルテールとなっている、コスチュームの基本カラーはグリーン、構造はサニーと似ており背中に薄い色の布飾りがついている。

 

青木れいかが水と氷の力を持つプリキュアとして変身したキュアビューティ。

髪の色は鮮やかなブルーでボリュームのあるショートボブをベースに肩にかかるくらいの長さのサイドヘアと膝まで届く後頭部の4本の束がある。コスチュームの基本カラーはブルーで構造はハッピーと似ており、後ろに燕尾服のようなものがついている。

 

キュアハッピー達「五つの光が導く未来!輝け!スマイルプリキュア!!」

 

みゆき達はスマイルパクトによって伝説の戦士プリキュアとなり、この町を守る為に立ち上がったのだ。

そして機械獣達に大きく名乗り出た。

 

正太郎「ぷ、プリキュア!?まさかみゆきさん達!?」

キュアハッピー「え、なんでバレてるの!?」

キュアサニー「そこ明かしちゃダメやん!」

キュアピース「私達通りすがりのスーパーヒロインだ!覚えとけっ!なんてね♪」

 

あしゅら男爵(グール)「なんだこやつらは!?」

 

キュアマーチ「機械獣軍団!沢山の人々を苦しめて支配するなんて筋が通ってないよ!」

キュアビューティ「貴方のこれ以上の行い、許しません!」

 

あしゅら男爵(グール)「え、ええい!どこのどいつらだか知らんが機械獣にたてつくならばまとめて捻りつぶしてくれる!!」

 

あしゅら男爵は思わず上げてしまったパーの左手を隠し、仕切り治して叫んだ。

 

鉄仮面兵(グール・サブ)「あしゅら様…ジャンケン負けたんだな。」

 

同じくグールの指令室に乗り込んでた鉄仮面兵士達は全員で息をのんで思った。

 

 

 

キュアハッピー「うりゃああああああ!!」

 

シュタッ!!バシィィ!!

 

機械獣ガラダK7「!?」

 

キュアハッピーが機械獣ガラダK7に向かってジャンプキックを仕掛ける、

しかし一度弾かれる程度で今度はガラダK7が襲い掛かって来た。

 

キュアハッピー「うわぁぁぁこっち来たぁ!」

キュアサニー「プリキュア・サニーファイヤァァァ!!」

 

バシィッ!!ドォォォ!!

 

キュアサニーは自分のスマイルパクトに気合を込めて、炎の力をバレーボール状に凝縮して中空に出現させた後、アタックの要領で向かってくるガラダK7に打ち込んだ。

キュアピース「わぁぁぁぁ!!」

 

機械獣の迫力に思わず震えるキュアピースはアブドラU6に追っかけられる。

しかし彼女も負け時どスマイルパクトに気合を込めて、ピースサインの指から雷を放った。

 

キュアピース「プリキュア!ピースサンダァァァ!!」

 

バリィィィィィィ!!

 

機械獣アブドラU6「!?!?」

機械獣ダブラスM2「!!」

 

ダブラスM2は二つの首から放つ光線でキュアビーティとキュアマーチの狙い打つ。

しかし2人は避け続け、キュアマーチは大ジャンプ。

 

キュアマーチ「プリキュア!!マーチ・シューートッ!!」

キュアビューティ「プリキュア・ビューティブリザード!!」

 

キュアマーチもスマイルパクトに気合を込めて、片足を上げながら風の力をサッカーボール状に凝縮して前方に出現させ、それを強烈なシュートで敵に蹴り込んでダブラスM2に一撃を与える。

さらにキュアビューティーは右手に氷のエネルギーを球状に凝縮し、左手で空中に3本の線を描いて雪の結晶を作った後、雪の結晶と氷の球を合わせた光波状の冷気を放ってダブラスM2の動きを封じる。

 

正太郎「よし今だ、鉄人!!」

鉄人28号がすかさずハンマーパンチで凍りついたダブラスM2を破壊した。

 

あしゅら男爵(グール)「我が機械獣が!?おのれぇぇぇ!ズタズタに引き裂き、サメのエサにしてくれる!!」

 

グールのウイングから大量のミサイル発射されがハッピー達に襲い掛かる。

 

キュアハッピー「ミサイル!?」

キュアビューティ「あれだけの数が…!」

 

 

ドォドォドォドォドォ!!!

 

キュアピース「わわ…あれ?」

 

プリキュア達に襲ってくるミサイルは瞬時に前に出た鉄人28号のボディで打ち消された。

 

鉄人28号「…!」

正太郎「皆さん大丈夫ですか!?」

キュアサニー「おおきに正太郎!」

 

 

あしゅら男爵(グール)「ぐぬぬ…!!」

 

ウルフルン「世界よ!!最悪の結末、バットエンドに染まれ!!白紙の未来を黒く塗りつぶのだぁ!!」

 

その時周囲の上空が満月の夜空に蜘蛛の巣がかかったような状態となり、あたりが薄暗くなる。

 

キュアハッピー「あれは!?」

キャンディ「バットエンド空間クル!」

 

ウルフルン「ウルッフッフッフッ!騒がしと思ったから随分と派手にやってるじゃねえか!」

アカオーニ「俺たちもまぜるオニ!!」

マジョリーナ「今こそプリキュア達を倒すチャンスだわさ!!」

 

突如現れた世界をバッドエンド(最悪の結末)に導くことを目的に暗躍するバットエンド王国の三幹部達が現れた。

 

青色のパンクロッカーのような衣装を身に纏った人狼のような姿をしたウルフルン。

虎模様の衣服を着た赤鬼の姿の巨漢のアカオーニ。

小柄な魔女の姿の老婆のような風体のマジョリーナ。

 

上空から現れた三幹部達はプリキュア達や機械獣達を見上げて悪い笑みを浮かべていた。

彼らが現れたと同時に突如発生したバットエンド空間は、

先ほどウルフルンが闇の絵本を開き、「闇の黒い絵の具」で空白のページに絵の具を叩きつけ黒く塗りつぶすことでバッドエンド空間]を発動し、生き物の心を暗い絶望と無気力に落とし込んだのだ。

 

正太郎「…」

鉄人28号「…」

 

正太郎も例外ではなく、腰を落としさっきまで闘志が消えてしまっていた。

 

キュアピース「正太郎君、ダメだよ!!正太郎君がここで絶望したらみんなを守れる事ができななっちゃうよ!お願い目を覚まして!」

正太郎「…はっ!!」

キュアピースは正太郎を激励し彼が落としたVコンを渡す。

すると鉄人28号は再起動した。

 

鉄人28号「ガォォォォ!!」

正太郎「そうだ、僕はこんなところで落ち込んでる訳にはいかない!!」

キュアマーチ「よかった、正太郎君は無事だ!」

 

マジョリーナ「なんだわさあのロボット?」

ウルフルン「ちっ、どうやら一部の人間にはどうも効果ないらしいな…」

 

 

 

ユーキ「ダメだ…このままみんなやれらる…」

 

ユーキも腰を落とし絶望に落ちていたが、すぐさまオルタンスは激励づける。

 

オルタンス「天馬様、気をしっかり持ってくださいまし!!」

ユーキ「…あれ、僕は一体…!?君たちは平気なのかい?」

ヴィオレット「はい、ただあの空間から流れるエネルギーは…人間をマイナスの心を増幅させてしまう様な…そんな気がいたします…!」

ユーキ「そんな事が分かるの!?」

 

 

 

キュアビューティ「こんな時にまで現れるのですね…!!」

アカオーニ「当然オニ、人間の発したバットエナジーが悪の皇帝ピエーロ様を蘇らせていくオニ!!」

ウルフルン「そんじゃ出でよ!!アカンベェ!!」

 

ウルフルンは呼びかけとともに、「赤っ鼻」の球体を掲げ、それが対象物を取り込む形で召喚される怪物アカンベェと呼ばれる怪物を召喚する。

 

今回の対象物は機械獣の残骸となり、ダブラスM2の残骸を取り込む。

二つの怪獣の顔がピエロの様な顔となり、導体にも赤っ鼻を持ったピエロの顔が出現。

プリキュアや鉄人の前に立ちふさがった。

 

赤っ鼻機械獣アカンベェ「アカンベェ~!!」

 

マジョリーナ「お次は青っ鼻も出すだわさ!!」

 

さらに同じマジョリーナは大量の青っ鼻を出し、対象物の建物など取り込み大量に召喚した。

 

青っ鼻ハウスアカンベェ達「アッカンベェ~!!」

 

キュアサニー「アカンベェがあんなにぃ!?」

正太郎「な、なんだあいつらは…!?」

 

あしゅら男爵(グール)「貴様らぁ!!勝手に機械獣を使うでないわぁぁぁ!!」

ウルフルン「壊れたもん使って何が悪いんだよ、この男女!!」

 

グロッサムX2ともう1体のガラダK7が青っ鼻アカンベェ達とにらみ合いになる。

 

機械獣グロッサムX2「!!」

青っ鼻ハウスアカンベェ「アッカンベェ~!!」

 

キュアピース「喧嘩始めちゃった!?」

キュアハッピー「こ、これってチャンスじゃない!?」

 

マジョリーナ「けどあいつらもどうやらプリキュア達の敵だわさ。」

アカオーニ「どういう事オニ?」

ウルフルン「それにお前達もバットエンド空間では平気みたいだな。」

あしゅら男爵(グール)「我らの目的はこの日本!いやこの世界征服であるからな!」

マジョリーナ「つまりお前達もアタシらと同じ目的だからだわさ!!」

ウルフルン「利害は一致してるってことか。」

あしゅら男爵(グール)「少々気に食わんが面白い。敵は共通、いいだろう。ここは一度手を組むか!」

アカオーニ「交渉成立オニ!!」

 

キュアマーチ「そ、そんなのあり!?」

キュアビューティ「なんてことでしょう…!」

キュアハッピー「そんなの聞いてないよぉ~、ハップップー!!」

 

プロトブイドラモン「うりゃああああ!!」

赤っ鼻機械獣アカンベェ「アカンベェっ!?」

 

その時徹平が変身したプロトブイドラモンが乱入、三本爪パンチでアカンベェに先制攻撃をしかけた。

 

ウルフルン「なんだてめぇ!?」

プロトブイドラモン「これ以上は隙にさせない!」

キュアハッピー「貴方…デジモン…!?」

キャンディ「けど身体中ボロボロクル…」

 

ピースの言う通り、プロトブイドラモンの身体はこの前の戦いでボロボロになっており、

胸のアーマーも砕けていた。

動きも鈍っており、とても戦える状態じゃない。

しかそれでもプロトブイドラモンはひかない、尻尾の先端から武器であるノーマルサーベルを取り出し、構えた。

 

プロトブイドラモン「う、身体の動きが鈍い…!?」

正太郎「無茶だ、そんな姿で戦うなんて!」

プロトブイドラモン「けど逃げる訳にはいかない!これ以上…侵略者の好きはさせられないんだ!!」

キュアマーチ「でもあたし嫌いじゃないよ、その直球勝負の意気込み!」

 

あしゅら男爵(グール)「雑魚が一匹増えた所で!!」

アカオーニ「ボッコボコにしてやるオニ!!」

 

 

 

同じころ、ルキアは川に不時着させた輸送機の近くまで走っていたが、

バットエンド空間によって絶望に落ちていた。

 

ルキア「歴史は…変わらない…絶対に逆らえない…未来を切り開く事なんて…できない…」

 

ルキアは何か呟きながら、倒れこんでいた。

しかその時だった。

 

ゴォォォ…!!

 

ルキア「!?」

 

ルキアは何かが鼓動する音を察知し目を覚ました。

 

ルキア「今のは…誰かが呼んでいる…!?」

 

ゴォォォ…!

 

ルキアはすぐにあたりを見渡した、すぐにまた鼓動音が聞こえてくる。

誰かが呼んでいる、そう確信したルキアは動き出す。

そして次の鼓動音で何処から聞こえてくるのか分かった。

 

ルキア「輸送機の中から…よし…!」

 

ルキアはすぐに輸送機の方へ向かう、ハッチは壊れており入れるぐらいの穴が開いていた。

ルキアはそこかに入ると薄暗くて分からなかったが、なんと大きなロボットが搭載されいるのが分かった。

ルキアは驚きながらもそのままロボットの胸に上って見渡してみる。

 

ルキア「…まさか…このロボットが僕を…?わっ!」

 

するとルキアすべり転ぶと同時にそのロボットのコクピットの中に入ってしまう。

 

ルキア「うっ…え、え、え!?」

 

その同時にコクピットが起動し、モニターが開きレバーやボタンが光だしたのだ。

 

ルキア「すごい…これが…あ、頭が…痛い!?」

 

ルキアは突如頭痛を感じた、しかしその頭痛はすぐに消える。

その瞬間、このロボットの動かし方がなんとなくだが分かってしまったのだ。

 

ルキア「今のは…君が教えてくれたの?動かし方を…」

 

ルキアはロボットに問いかけた、ロボットこそは喋る事はなかったが、なんとなくだ。

そのロボットがそうだと言う様な鼓動音を感じた。

 

ルキア「僕は今迷っているんだ…このまま逃げるべきなのか…それとも今戦っているみゆき達や正太郎君を助けに行くべきか…けどそんなの僕一人の力じゃ無理だよね…?」

 

ルキアはそのロボットに少し質問する、するとまた小さな鼓動音を感じ取った。

 

ルキア「…!?君は…僕に力を貸してくれる?分かった…!」

 

ルキアはレバーを握りしめた。

そして…

 

バリィィィィ!!

 

輸送機の屋根を壊して、そのロボットが起き上った。

 

ズシン!!

 

身長50mにも及ぶその巨体は青と黄色のカラーリングに赤のラインも加わっている。

突如現れたその巨体の姿に皆は一同に驚愕した。

 

ルキア(グルンガスト弐式)「一緒に戦おう!グルンガスト弐式!!」

 

キュアハッピー「な、何あのロボット!?」

キャンディ「凄く大きいクルー!」

キュアピース「か、…カッコいい!!」

プロトブイドラモン「あのロボット…スーパーロボット!?」

正太郎「あんなタイプ見たことない…!」

キュアサニー「あれ輸送機に乗ってた奴とちゃう!?」

キュアマーチ「間違いないよ!」

キュアビューティ「一体誰があれを…!?」

 

 

ユーキ「またスーパーロボット…!?」

オルタンス「ヴィオレット、この感じ…!」

ヴィオレット「間違いありませんわ、あのロボットからあの方の音楽が聞こえます…!」

 

 

ルキア(グルンガスト弐式)「みんな無事かい!?」

キュアハッピー「ルキアちゃん!?」

キュアサニー「ルキア、マジでルキアが乗ってるん!?」

ルキア(グルンガスト弐式)「僕にもよく分からないんだ…だけど呼んでいたんだ、このグルンガスト弐式が!」

 

 

あしゅら男爵(グール)「な、なんだあのロボットは!?」

アカオーニ「あれ一体何オニ!?」

ウルフルン「そんなの俺に聞くな!」

マジョリーナ「あんなロボットコテンパンにしてやるだわさ!!アカンベェ!」

 

青っ鼻ハウスアカンベェ「アッカンベェ~!」

 

グルンガスト弐式の姿を見てあしゅら男爵も三幹部達も衝撃を隠せなかった。

アカンベェと機械獣ガラダK2がグルンガスト弐式に襲い掛かる。

 

正太郎「ルキアさんあぶない!!」

 

ルキア(グルンガスト弐式)「わぁっ!?」

 

ガラダK7の鎌のブーメランと飛び跳ねた青っ鼻アカンベェのパンチがグルンガスト弐式にさく裂した。

 

ガァァァァ!!

 

しかしグルンガスト弐式は自動で防御姿勢をとり、2体の攻撃に全く動じなかった。

 

ルキア(グルンガスト弐式)「あ、あれ…グルンガスト弐式、君が守ってくれたのかい?」

 

鼓動音がルキアには伝わってくる。

 

ルキア(グルンガスト弐式)「よし、今度はこっちの番だね!いくよ、アイソリッド・レーザー!!」

 

ビィィィィィィィ!!

 

ルキアはコクピットを操作し照準を今のアカンベェに合わせる、

そして目から光線型の武器・アイソリッドレーザーを放ち、青っ鼻アカンベェを一撃で仕留めた。

 

ドォォォォ!!

 

青っ鼻ハウスアカンベェ「アッカンベェ~!?」

 

ズシン!!ガチャン!

 

今度は機械獣に照準を合わせ、右腕を平手にして構えた。

 

ルキア(グルンガスト弐式)「ブースト・ナックル!いけぇぇ!!」

 

ドォォォ!!ドァァァァァァ!!

 

グルンガスト弐式の右腕がジェットの噴射で発射される、そのままガラダK7に命中し平手が押しつぶす様に粉砕した。

そして自動的に腕は戻っていく。

 

キュアピース「す、凄いよルキアちゃん!!カッコいい~グルンガスト弐式~!!」

キュアビューティ「すごいパワーを感じます…!」

 

キュアピースは完全に目を輝かせていた。

 

ウルフルン「アカンベェが一撃で!?いくら弱い青っ鼻と言っても…マジかよ…!」

アカオーニ「あのロボット気に食わないオニ!!」

あしゅら男爵(グール)「どいつもこいつも…調子に乗り追って!!」

 

 

正太郎「僕たちも負けてられないぞ鉄人!」

鉄人28号「ガォォォォ!」

プロトブイドラモン「反撃開始だ!」

キュアハッピー「よーっし!」

ルキア(グルンガスト弐式)「行こう、グルンガスト弐式!!」

 

スマイルプリキュア、鉄人28号、プロトブイドラモン、グルンガスト弐式が機械獣軍団とバットエンド王国に挑む。

その頃、こちらに向かってくる者達もいた。

 

 

 

甲児(マジンガーZ)「機械獣と聞いちゃ黙ってらいられないぜ!!」

弓さやか(アフロダイA)「もう既に誰か戦ってるみたいだわ、光子力研究所に来るはずの輸送機が襲撃されたみたい!」

ボス(ボスボロット)「このボロット様にかかれば機械獣なんぞイチコロよ!!」

ヌケ・ムチャ(ボスボロット・サブ)「アイアイサー!!」

 

 

 

マルスモン「徹平…彼はまたかなり無茶をしているようだな…!」

ライザ「マルスモン隊長、やらせてもらうぜ!あっちには俺のクラスメイトもいっぱいいるみたいだ!」

ホルス「いつでも動けます!」

マルスモン「よし、デジモンガーディアンズも出撃だ!」

 

 

七色ヶ丘の町は既に戦場のなりつつあった。

 

スーパーヒーローウォリアーズ 第2話 完

 

第3話 英雄達の大激戦!! に続く。

 

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