■歴史の改変を目論む時間差遡行軍・またの名を歴史修正主義者。
彼らの侵攻を阻止するため刀剣より生まれた付喪神・刀剣男士は時代を越え戦い続けていた。
だがある日刀剣男士達の前に謎の敵勢力、それを追う者との遭遇。
謎の敵勢力との戦いで次第に追いつめられる中、
刀剣男士の1人短刀・愛染国俊から覚醒進化と呼ばれる謎の力を発現し脅威を退けたのだった。
歴史の改変を目論む時間差遡行軍・またの名を歴史修正主義者。
彼らの侵攻を阻止するため刀剣より生まれた付喪神・刀剣男士は時代を越え戦い続けていた。
だがある日刀剣男士達の前に謎の敵勢力、それを追う者との遭遇。
謎の敵勢力との戦いで次第に追いつめられる中、
刀剣男士の1人短刀・愛染国俊から覚醒進化と呼ばれる謎の力を発現し脅威を退けたのだった。
本丸・鍛錬所。
同田貫正国「でりゃぁぁぁ!!!」
愛染国俊「うおっ!!こんのぉっ!」
ガキッガキッガキッ!!
へし切長谷部「…」
太郎太刀「…」
薬研藤四郎「うーん…」
本丸にある刀剣男士達が剣術の稽古をする鍛錬所にて、
黒いジャージ姿で大きな傷が顔に持ち鋭い眼光の青年の打刀・同田貫正国が同じくジャージ姿の愛染国俊の剣の練習相手をしていた。
国俊の竹短刀が連続で正国の打刀サイズの竹刀に一撃をぶつけ続け、正国がそれを弾き返す様に勢いよく振り上げた。
国俊はこの時に吹っ飛ばされるが上手く距離を取って着地し突撃しもう一度その竹短刀で竹打刀にぶつかり合った。
ガキィッ!
同田貫正国「ぎぃっ!」
愛染国俊「おっし!燃えて来たぜ!覚醒進化ーっ!!」
この勢いで国俊の戦意は高まり自分自身に隠された未知の力を引き出そうとした、
が。
しーん…。
愛染国俊「…あれ?」
同田貫正国「オラッ!」
バコッ!!
愛染国俊「あだ!?くぅ~…」
同田貫正国「さっぱり発現しねぇな、覚醒進化って奴は」
へし切長谷部「やはりダメか…」
薬研藤四郎「一兄達の報告じゃ追いつめられた時にいきなり国俊が炎を纏って薙ぎ払ったって話だがどうも信じられないな。」
愛染国俊「なんだよそれー、見てろ次こそ発現させてやるからな!」
へし切長谷部「じゃあその時の感覚は覚えてないのか?」
愛染国俊「あー…実の所俺もよく分かんねえんだよな…あの時なんか無意識にドカーンって来た感じでそのなんかドーンってなって気が付いたら手入れ部屋で目を覚まして…」
同田貫正国「んだよっお前自身も分かんねえって事か、じゃあやめだ。期待して損した。」
愛染国俊「あっ待ってくれよ!もう一回だけ!な!?」
同田貫正国「お前に付き合うくらいなら1人で訓練してる方がいい。」
そんな国俊の話に呆れて同田貫正国は竹刀を壁にかけて出ていってしまった。
太郎太刀「他にも分からない事があります、何故愛染にその力が宿っていたのかと言う事。」
へし切長谷部「アイツの刀だった時の経歴にも覚醒進化とやらにかかわるような話は無かったはずだ。」
高い身長を持ち長い髪を纏めた肌の白い男の大太刀・太郎太刀と、
クールな青年風で主君に対し忠誠心の高い心を持つ打刀・へし切長谷部、
そして薬研藤四郎が国俊の演練の様子を伺っていた。
愛染国俊の覚醒進化、彼が先の戦いで発現した謎の力について詳しく知る必要が長谷部達にはあった。
しかしながらあれ以来覚醒進化の力を出せずじまい。
国俊が何度も演練したり出陣したりもしたが全く起きなかった。
くろボンとレイヴンが本丸に来てから既に一週間が経過していた。
そんなくろボンは愛機であるビーダアーマー・ブラックデバスターの修理をしながら時折刀剣男士達の内番をヒリューと共に手伝っている様子があったがレイヴンとシャドーは愛機のゾイド・ジェノブレイカーをメンテナンスする以外はずっと他の皆とまともに喋る事は無かった。
本丸・敷地内の庭にて。
レイヴン「燃料は一先ず用意できたがこの世界からどう移動するかだな、あいつに頼むのは尺だ…」
シャドー「グゥ。」
御手杵「おーい、レイヴン!」
レイヴン「…またお前等か。」
ジェノブレイカーのコクピットのハッチを開けながら機器の調整をしていたレイヴン、
そしてその足元でくつろいでいた黒い竜のオーガノイド・シャドー。
そこへ蛍丸と鳴狐、身長の高い青年の槍・御手杵が声をかけにきた。
御手杵「お前もこっち来て少し手伝ってくれないか?そんなのばっかいじってないでさぁ。」
レイヴン「くだらない、お前等となれ合う気も最初から無いし帰れる時が来たらすぐにでも立ち去るつもりだ。」
蛍丸「だったらお前も少しは働いてくれよ、これ以上働かない奴にただ飯は喰われても困るしな。」
レイヴン「…」
鳴狐「…」
お供の狐「シャドー殿からもお願いいたします。」
シャドー「グゥ。」
狐「はあそうですか;」
鳴狐の首元にいたお供の狐がシャドーに声を掛けるが無視していた。
そんな蛍丸やレイヴン達のやり取りを本丸の庭先から見ていた者達は。
平野藤四郎「聞いた話だとあのゾイドと言う鉄の獣は生き物らしいですね。」
鶴丸国永「鋼の動物か、そりゃ驚きだな。」
前田藤四郎「俄かには信じがたいですね…」
歌仙兼定「あんな物を敷地に置かれると景観が損なってしまうね…」
加修清光「可愛くないし。」
陸奥守吉行「なあなあええじゃろ?一回乗せてもろーても!?」
くろボン「断る。」
陸奥守吉行「そんな固い事いわんでもええじゃろ~?」
ヒリュー「アチョ…;」
くろボン「ほっとけ。」
庭にとりあえず置かれたブラックデバスターとジェノブレイカーに対し反応は様々だった。
燭台切光忠「いよいよ明日本丸の収穫祭だね。」
太鼓鐘貞宗「俺は明日太鼓叩くからさ見ててくれよ!」
燭台切光忠「たしか愛染君と一緒だって聞いてるよ?」
太鼓鐘貞宗「愛染とさ、どっちが太鼓多くたたけるか勝負するんだっ!」
燭台切光忠「それは楽しみだね。」
長身で黒いジャージ姿の眼帯をした青年である太刀・燭台切光忠と
小柄で青黒の髪に羽の飾りをつけたヤンチャな少年の短刀・太鼓鐘貞宗は明日本丸で行われる収穫祭で使う道具を運んでいた。
愛染国俊「なんで出せねぇんだろうなー…」
明石国行「別に出せなくてもええんとちゃう?国俊は今のままでも十分強いと思いますわ」
愛染国俊「けど覚醒進化さえ使えれば時間差遡行軍だってあっという間に蹴散らせるんだぜ!どーして出せねぇんだ~!?」
覚醒進化を発動できない愛染を後目に国行は庭先でゴロゴロしていた。
そんな国行に愛染はちゃんと真剣に聞いてないと言わんばかりの目をするのだった。
鶯丸「まあ落ち着け、明日の収穫祭で太鼓叩くんだろ?」
江雪左文字「焦ると余計に先が見えなくなるでしょう…」
次郎太刀「そうそう!だから今日は明日に備えてぱぁーっと!」
宗佐左文字「貴方はまだ飲む気ですか…?」
次郎太刀「ちょっとぉ今からもう一本飲むのにぃ~!」
愛染国俊「…はぁ。」
その隣でお茶を飲んでまったりしていた緑の前髪が片方伸びた肌の白い青年風の太刀・鶯丸。
同じく長いストレートな銀色を髪をした鋭い目の青年太刀・江雪左文字。
そして兄弟刀である桃色の髪をした何処か女性らしさを感じる打刀・宗佐左門字は、
女郎な容姿をした大太刀・次郎太刀の酒飲み姿を見てやや呆れてはて瓶を取り上げたのだった。
小夜左文字「…愛染」
愛染国俊「小夜?」
小夜左文字「明日の収穫祭…愛染が太鼓叩くの…楽しみにしてるから…」
愛染国俊「小夜…ああ、そうだな!よーっし!気分を変えてぇ!!明日の祭りに集中だぁーっ!!!」
江雪と宗佐の兄弟刀である青い髪の小柄で少し物静かな少年短刀・小夜左文字が愛染に自分が明日の祭りで愛染の太鼓を叩くのを楽しみにしていた事を伝えると、
彼は気分を変えて一度叫ぶのだった。
五虎退「わっ!?」
乱藤四郎「ひゃっ!もう国俊が叫ぶから虎ちゃん達もビックリしたじゃない!」
愛染国俊「わりぃわりぃごめんな。」
五虎退「いえ…」
三日月宗近「ホッホッ元気がいいの物だ。」
明石国行「あり過ぎてこっちが疲れますわ…ふぁ~」
堀川国広「気合入ってますね」
和泉守兼定「明日の収穫祭、ますます面白くなりそうだな!オレも負けてられねぇぜ…!」
長曽祢虎鉄「ふっそいつは同意見だ。」
愛染の気合に長い黒髪で自信満々の青年太刀・和泉守兼定、
そんな彼を慕う落ち着いた雰囲気でしっかり者の脇刺・堀川国広。
そして贋作と言われてるらしい大柄な筋肉質の男である打刀・長曽祢虎鉄等も明日の祭りの気合が高まった様だ。
奥武断「…」
へし切長谷部「主、やはり気になりますか?」
奥武断「…」
へし切長谷部「…主?」
奥武断「…すまん、少し傍観してた様だ。」
愛染国俊「おーい主さーん!明日オレガッチリ叩くから見ていてくれよなー!!」
奥武断「うむ(…)」
愛染の気合の入った叫びが本丸中に響きわたり他の刀剣男士達も感化した様だ。
彼等の主である顔を仮面で覆った大柄な初老の男である審神者・奥武断も愛染の言葉に応えるのだった。
しかし愛染を見ていた奥武断が何か堪えている様にも見えてた長谷部は違和感を感じた。
へし切長谷部「…?」
ゴゴゴゴ…!
日本号「…あ~?んだありゃ?」
山伏国広「なんと奇天烈な…!」
その時だった、空から大きな轟音が聞こえてきたのだ。
皆が見上げるとそこには巨大な飛行要塞が本丸の上空を飛んでいた。
子狐丸「あれは…」
今剣「おおきなふねがとんできてますよー!!」
へし切長谷部「主!!」
奥武断「長谷部、本丸の刀剣男士全員召集しろ。来客だ。」
くろボン「戦艦ハルバード!」
加修清光「知ってんの!?」
くろボン「知ってるも何も俺の仲間が来たという事だ。」
愛染国俊「くろボンの仲間だって!?」
レイヴン「…」
シャドー「…グゥ」
本丸の上空に飛来した鉄の超大型戦艦ハルバード。
すると戦艦から舞い降りる様に上空から複数の影が着地してきた。
シュタッシュタッシュタッ!
メタナイト「ハッ!」
ソードナイト「トォッ!」
ブレイドナイト「ヤアッ!」
薬研藤四郎「なっ!?」
獅子王「まるっこ!?」
乱藤四郎「可愛い~!!」
最初に着地してきたのは身体がまん丸一頭身で甲冑から手足を突き出した様な姿のマントの騎士メタナイト。
その側近である同じく人間よりも小さいサイズの戦士、ソードナイトとブレイドナイトであった。
更に…
ヒュゥゥゥゥゥ…ドォォォォォ!!
蛍丸「わっ!?」
岩融「ぬぉっ!?」
秋田藤四郎「わわっ!?」
人間が1人落下する様に勢いよく着地し下半身を突き出して地面にめり込んでいた。
愛染国俊「…おい、大丈夫か?」
鶯丸「面白い所から降りて来たもんだな。」
日本号「どーみても落下だろこりゃ…」
すると落下した人間は動きだしなんとか地面から上半身を抜きだし立ち上がり、服についたほこりをはたいた。
鳴滝「よっこいせっと…ふう、おのれディケイド!着地に失敗してしまった!!」
愛染国俊、乱藤四郎、今剣「!?」
鳴滝「初めまして刀剣男士の諸君。そしてしばらくだねゼ…じゃない奥武断、元気にしてたかい?」
奥武断「そろそろ来る頃だと思っていたぞ鳴滝。」
蜻蛉切「主、お知り合いですか!?」
奥武断「ああ、だがそんな事どうでもいい。お前がここに来たと言う事はいよいよと言っていいんだな?」
鳴滝「ああ、その通りだ…!」
鳴滝と名乗る眼鏡をかけたチューリップハット帽子にコートの中年男性は奥武断と面識があり、刀剣男士達が置いてけぼりになりそうな会話を始めた。
一期一振「これは…」
子狐丸「主様…!?」
へし切長谷部「主、説明してください!皆が困惑しております!!」
メタナイト「突然の訪問失礼した。私は騎士メタナイト、我々は君達の力を借りに来たのだ。」
御手杵「は?」
大和守安貞「僕らの?」
くろボン「…」
レイヴン「…」
鳴滝とメタナイトが率いる一団が本丸へと訪れた事により急きょ本丸全体の空気が変化していった。
そして本丸にいる刀剣男士達全員が召集され奥武断から鳴滝とメタナイトからの申し出が語られる事となる。
本丸、刀剣男士達が集まる広間にて。
奥武断「集まってもらったのは他でも無い、これから先の戦いに備えてお前達には知ってもらわねばならぬからだ。」
三日月宗近「ふむ」
鶴丸国永「その驚きを聞かせてもらおうじゃないか。」
へし切長谷部「主命とあればなんなりと申し付けて下さいませ。」
奥武断「我々は現在、歴史改変を促す時間差遡行軍と戦いこれまで歴史の改変を阻止してきた。だが今そうして戦っている我々の世界の外では大きな変化が起きようとしている。」
愛染国俊「大きな変化…!?」
蛍丸「何それ…」
明石国行「えろう難儀な話ですな…」
一期一振「明石殿…」
薬研藤四郎「で、その変化ってのは?」
奥武断「多次元間での乱立だ。くろボンとレイヴンがこの世界に来た様に他の世界でも外部からの干渉が相次ぎ発生している。それは破壊と混乱を巻き起こし、ある時は融合し共存といった現象も起きている。」
鳴滝「その干渉の中枢となっているのはくろボン君が君達に話した存在・次元商業団体パラレルマーケットだ。」
乱藤四郎「それって…」
くろボン「…!」
レイヴン「僕を雇った組織でくろボンの敵ダークビーダを復活させた奴等だ。」
次郎太刀「そいつらがアタシ等とどう関係あるっていうのさ?」
宗佐左文字「だから酒を持ち込むのはやめなさいって言ってるでしょう?」
鳴滝「狙い始めたんだよ、歴史に介入が出来る君達をパラレルマーケットが。」
愛染国俊「俺達を!?」
くろボン「あの時ダークビーダ達も言っていた。」
大和守安定「僕達を捕まえる…だったよね」
奥武断「奴らは恐らくお前達を脅威と判断し同時にそれを利用しようと目論んでる可能性が高い、今後も奴らが我々に牙を向くのは確実だ。」
子狐丸「毛並が逆立ちましたね…」
お供の狐「同じく…」
鳴狐「…」
メタナイト「君達のいるこの時代の部分だけはこの世界の政府が用意したであろう技術によって他の世界からの干渉を防いでいるのだろう。」
ソードナイト「我々を除き。」
ブレイドナイト「時空を移動できる技術がある程だからな。」
加修清光「まあね、けど俺達が他の時代に言ったら…でしょ?」
鳴滝「その通りだ。」
山姥切国広「敵は時間差遡行軍だけではなくなるという事か…」
奥武断、そして鳴滝達から多元世界の存在、それを聞いた刀剣男士達が狙われている事が明らかになった。
この話を聞いた刀剣男士達は皆動揺を隠せない。
歌仙兼定「で、君達はどうやってこの世界に?くろボン君とレイヴン君は別の時代から来て僕達と一緒に来たから話があうけどね。」
メタナイト「君達を総括する政府から特別に許可を頂いたまでだ。先ほど言った通り多元世界の中にはそれぞれの近郊と秩序を守り交流する世界も存在するくらいだからな。ある世界が滅んで取り残された者達が他の世界で受け入れられた前例もある。」
日本号「ずいぶん面倒くせぇ話になってきたじゃねぇか…;」
蜂須賀虎鉄「で、それで我々がどうするかだが…」
陸奥守吉行「きまっとるじゃろ、ワシ等でそいつ等をボコボコにするぜよ!面白くなってきたぜよ!!」
御手杵「けどさ、なんか乗り気になれないなぁ…」
加修清光「同感ー、敵が増えたってのは分かったけど。」
包丁藤四郎「それにさーそんな奴らは無視していいんじゃないかなー。」
明石国行「ですなぁ、敵が来たらささっと帰ってなるべく今まで通り自分等の仕事だけするでもいいとええと思いやす。」
奥武断「…最終判断は各々に任せる。」
へし切長谷部「主…しかし…」
鳴滝「聞いてくれただけでも十分だよ。」
メタナイト「…。」
厚藤四郎「なんだよ、これから面白くなりそうだってのに!」
後藤藤四郎「だよな!」
一期一振「簡単に決められる事ではありませんよ。」
五虎退「僕はちょっと…怖いかな…捕まったら…」
にっかり青江「拷問…人体実験…否、刀実験…かな?」
乱藤四郎「にっかりさん怖い事言わないで!」
レイヴン「…」
やはり意見が別れてしまう、そこへ。
愛染国俊「…オレは戦いたい。」
蛍丸「国俊?」
鶯丸「ほう。」
愛染が立ち上がった。
山伏国広「何故に?」
愛染国俊「俺達が巻き込まれているなら戦うべきだと思う、あの日くろボンと出会ってからさ…色々変わってきた気がする。覚醒進化の力だってそうだ…オレにも分からないけど…これには何か意味があると思うんだ。敵は時間差遡行軍だけじゃない、多元世界を越えてそいつらと戦っていけば俺の覚醒進化の事も分かる気がする。」
乱藤四郎「国俊…」
小夜左文字「…僕も戦うよ。」
蛍丸「うん…」
へし切長谷部「また勝手な事を…」
同田貫正国「面白れじゃねぇか、敵が俺達を狙ってんなら俺達で迎えるのが筋ってもんだ!」
陸奥守吉行「その通り、革命ぜよ!!」
岩融「来る奴らは狩り尽くす、武蔵坊弁慶もそうであった!」
山伏国広「カッカッカッカッ!愛染、お主のその心構え気に入った!ならば拙僧も前に進むのみ!」
獅子王「くろボン達みたいにすげぇのに会えるかもしれねぇしさ!」
愛染に感化され他の刀剣男士達も立ち上がった。
加修清光「…マジ?」
大和守安定「加修、僕も戦う。僕も沖田君ならそう言うと思うんだ。」
長曽根虎鉄「ああ、新撰組なら真っ先に悪を絶つ!」
明石国行「仕方ありませんなぁ…」
日本号「よく考えたら他の世界の酒もどういう奴か飲みたくなってきたぜ…」
次郎太刀「そりゃいいねぇ。」
くろボン「(愛染、お前はやはりそっくりだな。しろボンに。)」
三日月宗近「どうじゃ?決まったと思うが」
奥武断「うむ、我々は今後鳴滝達率いる多元連合と手を結び多元世界の脅威とも戦う事を決定する!」
この日本丸が多元連合と同盟を組み多元世界に潜む敵とも戦う事が決まった。
その後すぐ多元連合の使者達からの知らせでパラレルマーケットの一団が次元世界の狭間に大きな要塞を拠点とし刀剣男士達の世界に繋がる過去の時代へと攻撃を開始しようとしていた事が発覚、すぐさま本丸側も二部隊の連隊を編成し多元連合と共に戦艦ハルバードに搭乗し出撃していってた。
こんのすけ「はぐぅー、なんだか波乱が起きそうな予感です…」
本丸台所にて。
バリーン!!
大倶利伽羅「…!」
歌仙兼定「おやおや、大丈夫かい?」
大倶利伽羅「俺は何ともない…」
一期一振「これは愛染殿の…」
大倶利伽羅「…。」
調理場で歌仙達と洗い物をしてた大倶利伽羅が愛染のコップを落としてしまい割ってしまう。
歌仙達はすぐに彼に怪我がないか確認し割れた破片をかたづけるのだった。
その時大倶利伽羅は何か胸騒ぎを感じていた。
太鼓鐘貞宗「なあ愛染達大丈夫だよな…」
薬研藤四郎「心配すんなって、あいつ等ならいつもみたいに帰ってるさ。(今回はだいぶ状況が違うけどな…)」
先に出撃した刀剣男士達の安否を気遣うのだった。
その頃戦艦ハルバードに乗り多元連合と共に出撃した二部隊は。
戦艦ハルバード艦内、ブリッジ。
へし切長谷部「第一部隊・隊長この俺へし切長谷部、山伏国広、鶴丸国永、同田貫正国、和泉守兼定、堀川国広。」
子狐丸「第二部隊・隊長子狐丸、鳴狐、陸奥守吉行、加修清光、小夜左門字、そして愛染国俊。」
愛染国俊「おう!」
へし切長谷部「主が選抜した部隊だ、気を引き締めてかかれ!」
くろボン「パラレルマーケットの連中は知っての通りお前達にとって未知の兵器を繰り出してくるはずだ。」
鶴丸国永「そいつは楽しみだな、どういう驚きが待っているか。」
子狐丸「この前の様な物を出してくるのは間違いありませんね…次はぬかりませんよ。」
奥武断により編成された二部隊の刀剣男士達が正装姿で出撃の時を待っていた。
中にはこの戦艦ハルバードの内部に圧巻される者もいる。
メタナイト「ハルバードは現在次元空間の狭間にあるパラレルマーケットの次元基地へ航行中だ。」
鳴滝「それまで肩慣らしするなり休むなりゆっくりしていってくれ。」
戦艦ハルバード・格納デッキ
加修清光「にしてもホントデカい船だよねー」
山伏国広「拙僧らにとって正に未知の領域、長生きはする物であるな!」
陸奥守吉行「まっことぜよ!」
小夜左文字「広すぎる…」
ハルバード内部を歩いていた加修達。
大型メカ等を格納しているデッキへとたどり着いた、
その中には複数の小型恐竜型ゾイド・ゴドス、オオカミ型ゾイド・コマンドウルフ、芋虫型ゾイド・モルガキャノリー、三脚のローラーを搭載した戦車型兵器のモビルワーカー、モビルスーツからはシャルドール改、レクテン、ランド・マンロディが格納されていた。
陸奥守吉行「ほっほう!」
鶴丸国永「こりゃ驚きだ。」
同田貫正国「なんでこんなのに乗って戦うんだか、素手でやりあう方が手っ取り早いだろ。」
陸奥守吉行「お主にはそーいうろまんと言うもん知らんのか?」
愛染国俊「そうだそうだ!」
同田貫正国「?;」
そして歩いていると。
レイヴン「ん?なんだお前等か…」
陸奥守吉行「なんじゃーそーな顔することなかろ?どうじゃワシにあの赤い竜乗せてくれんか?」
レイヴン「しつこいぞ。」
シャドー「…」
愛染国俊「レイヴンってさ、前に遠い星から来たって聞いたけどどうしてパラレルマーケットなんかといたんだ?」
格納庫に搭載されたブラックデバスターとジェノブレイカー、
そこで愛機の整備をしていたレイヴンに愛染が訪ねた。
レイヴン「言ったろ?ただの仕事さ、惑星Ziにいた頃変な次元の穴に吸い込まれて迷い込んで…気が付いたら奴らの所にいた、帰りたければしばらく働いてもらうって契約してな。」
加修清光「ふーん…」
山伏国広「本当にそれだけであるか?」
レイヴン「何?」
山伏国広「否、お主の言葉に何か引っかかる物を感じた、拙僧の勘違いであるなら失礼致した。」
レイヴン「…」
シャドー「グゥ…」
レイヴン「黙ってろ。」
山伏の言葉にレイヴンは無言となり、シャドーが少し動揺した様なしぐさをした。
小夜左文字「…僕はまだ信用した訳じゃないから…」
レイヴン「それでいいさ、君達を裏切るかもしれないからな。…。」
愛染国俊「レイヴン…」
加修清光「ほんっと感じわる。」
鶴丸国永「それはそれで面白い感じがするな。」
くろボン「ここにいたか、もうじき出撃するぞ!」
へし切長谷部「敵陣に突入するそうだ…!」
愛染国俊「…!やろうぜ、みんな!!」
ヒリュー「アチョー!」
戦艦ハルバードは次元の狭間を進み続けた。
そしてその狭間に浮かぶ巨大な基地に接近していった。
パラレルマーケットの次元基地・デストロイマーケットである。
メタナイト「これよりハルバードはデストロイマーケットへ強襲を仕掛ける!各員戦闘用意!」
鳴滝「出撃ぃぃぃぃ!!!」
戦艦ハルバードがデストロイマーケットへ突撃を仕掛け衝突した。
ゴォォォォ…!!!ドォォォォォォ!!!
マーケット団員「どわぁぁぁぁ!?!」
マーケット団員「多元連合の奴らが襲撃してきましたぁ!!」
メタナイト「突撃する!!!」
ソードナイト「いくぞぉ!」
ブレイドナイト「うぉぉぉぉ!!」
多元連合兵達「うぉぉぉぉぉ!!!」
メタナイトを筆頭に要塞内部へと突撃を仕掛けた。
コウモリの翼を広げ羽ばたかせ剣を振りかざし真向から挑むメタナイト、
続くソードナイトとブレイドナイト。
そして多元連合兵達はゴドスとモビルワーカーを発進させメタナイト達に続いた。
デストロイマーケットの正面は完全にドンパチ状態である。
そして。
デストロイマーケット内部、地下ルート。
お供の狐「メタナイト殿達は上で派手に暴れているようですな。」
鳴狐「…」
子狐丸「我々の目的は敵の隙を突き…」
へし切長谷部「敵の本陣を制圧する!」
和泉守兼定「なーんか調子狂う任務だなぁ」
堀川国広「兼さん、油断しちゃダメだよ。」
くろボン(ブラックデバスター)「パラレルマーケットの連中は何をしてくるか分からない、気を付けろ!」
愛染国俊「ああ、けどくろボンとレイヴンがいてくれるから心強いぜ!」
レイヴン(ジェノブレイカー)「…ふん。」
ブラックデバスターの肩と首回りに子狐丸、鳴狐、陸奥守吉行、加修清光、愛染国俊が。
ジェノブレイカーの首元にへし切長谷部、山伏国広、鶴丸国永、同田貫正国、和泉守兼定、堀川国広がつかまりながら乗っていた。
2機は地下ルートを進軍していく。
山伏国広「敵の気配を察知した!」
へし切長谷部「全員構え!」
子狐丸「来ましたね…!」
ズシィィィ!!ドシィィ…!
ブラックデバスターとジェノブレイカーが進軍を止め、刀剣男士達が降りた。
その目の前にはやはり待ちかええていたのだ。
レブラプター「グゥゥゥ…!」
ヘルキャット「…」
ガイザック「…!」
ゴルドス「グォォォ!」
ジムカスタム「…」
量産型ガンキャノン「…」
ジムⅡ「…」
ザクⅡ改「…」
ザクⅠ「…」
ドム・ドローペン「…」
ゾイド、モビルスーツの混合部隊であった。
その巨大な脚で床を響かせ進軍してくる。
加修清光「うっわ…えげつな…」
鶴丸国永「へえ…いきなり大胆な歓迎だぜ…!」
くろボン(ブラックデバスター)「ゾイドとモビルスーツか…動きからして全て無人機だな。」
同田貫正国「上等だ!全部叩ききってやる!!」
小夜左文字「相手が大きくても関係ないよ…」
愛染国俊「おっしゃぁぁぁ!!」
真向からぶつかり合いの開始だ。
それぞれの刃を抜き構え、へし切長谷部、子狐丸、愛染国俊、小夜左文字、堀川国広等が先陣を切った。
小夜左文字「そこ…!」
シュタッ!シュタッ!ズバァ!
レブラプター「!?」
両腕のクローで襲い掛かるヴェロキラプトル型ゾイド・レブラプター。
小夜左文字は瞬時に軽く横に呼び跳ねてかわし壁に足を蹴って再び跳ね飛び横からその短刀でレブラプターの首を切り裂いた。
ザクⅡ改「!」
ダダダダダダダダダダ!!!
へし切長谷部「俺に切れる敵は無い!」
スタッ!スタッ!ズバァァァ!ズバァァ!
ザクⅡ改「!?」
ザク改が構えたザクマシンガンを放ちへし切長谷部を狙い撃つ。
しかし長谷部は上手く走り跳ね飛んでかわしていきザクⅡ改の腕へと飛び上がったと同時にその巨体な腕を切り裂いた瞬間に再び飛び上がりザクⅡ改の首元へと接近。
ズバァァァァ!!
ザクⅡ改「!?!?!?!?」
チュドォォォォ!!
へし切長谷部「主に俺の活躍を見せられないのが残念だ…」
堀川国広「長谷部さーん後ろ後ろー!!」
へし切長谷部「ん?」
ドム・ドローペン「!!」
両腕を握りしめて力強く叩き潰そうとするドム・ドローペンが長谷部の後ろにいたのだ。
堀川国広がすぐに駆けつけるが。
くろボン(ブラックデバスター)「伏せろー!!」
ドドォン!!チュドォォォォ!!
ドム・ドローペン「!?!?」
へし切長谷部「うおっ…」
堀川国広「助かったよくろボンさん。」
くろボン(ブラックデバスター)「敵はまだ奥に潜んでいる事を忘れるな!」
へし切長谷部「そ、そんな事は分かってる!」
くろボンのブラックデバスターが放つビーダシュートがドムを粉砕した。
ドドォォドォォォ!!
量産型ガンキャノン「!」
量産型ガンキャノンの背中の二つのキャノンが轟音を轟かせ砲撃して来る。
陸奥守吉行「ええ大砲じゃのう、気に入ったぜよ!」
加修清光「何いってんのさ、脚をぶった切れば…でりゃぁぁぁ!!!」
ズバァァァァ!!
量産型ガンキャノン「!?!?」
ズシィィィ!!
陸奥守吉行「そこじゃっ!!」
ドズゥッ!チュドォォォォ!!
加修清光と陸奥守吉行が量産型ガンキャノン真下へと接近し同時に刀で脚を切り裂いていった。
そこから倒れた量産型ガンキャノンに追い打ちをかける様に陸奥守吉行がその首元へと刃を差し込もうとするが。
量産型ガンキャノン「!」
陸奥守吉行「ぬっ!?」
最後の悪あがきと量産型ガンキャノンが右腕で陸奥守吉行を掴みかかろうとした。
そこへジェノブレイカーが駆けつけ。
ドスゥゥゥ!!
レイヴン(ジェノブレイカー)「ふん。」
ジェノブレイカーの背中に装備したエクスブレイカーのシザー部分の刃がトドメをさし爆発した。
陸奥守吉行「まっこと助かったぜよ、しかし台無しになってしもうたの。」
レイヴン(ジェノブレイカー)「まだあきらめてなかったのか…」
鶴丸国永「りゃぁ!」
ズバァァ!!
同田貫正国「でりゃぁぁぁぁぁ!!」
ズバァァァァ!!
ゴルドス「グァァァァァ!?」
鶴丸国永が舞い上がる様に飛び跳ねてその太刀で次々とステゴサウルス型の大型ゾイド・ゴルドスの背びれを切り裂いて行き、最後は同田貫正国の刃が力強く背中を切り裂いていった。
チュドォォォォ!!
ガイザック「!?」
ジムカスタム「!?」
その爆風で視界を奪われ動きが止まったサソリ型ガイザックとジムカスタムに対し、
愛染国俊「ぶっとばぁぁぁぁぁす!!」
鳴狐「…!!」
ズバァァァズバァァァズバァッ!!
爆風の煙から飛び上がった鳴狐が短刀でジムカスタムの頭部へと着地し切り裂き、
更に愛染も続いてガイザックの尻尾を切り裂き、そこから旋回して飛び跳ねて一気にその四本の脚を切り裂いていった。
チュドォォォォ!!ドォォォォ!!
お供の狐「お見事です~!しかしこうも爆風が吹き荒れると毛が焼けてしまうそうです~」
鳴狐「…」
愛染国俊「大変だな;」
レイヴン(ジェノブレイカー)「おい何をしている!後ろからくるぞ!!ステルス機能だ!!」
愛染国俊「え?」
愛染と鳴狐は後ろを振り向いたが何もいない、いや違う。
いたのだ姿を消して襲い掛かるステルス機能を搭載したヒョウ型ゾイド・ヘルキャットが。
ヘルキャット「ガァァァ!」
山伏国広「ふんっ!!」
ドシィィ!!
そこから山伏が左手で姿を消しながら襲い掛かろうとしたヘルキャットのクローを掴みかかった。
山伏国広「…うなれ!拙僧の筋肉!!」
ドォォォォォ!!
山伏は思い切りヘルキャットを投げ飛ばし壁叩き付けた。
山伏国広「カッ!!」
ズバァァァァ!!
ヘルキャット「!?!!?!?」
チュドォォォォ!
右手に構えた太刀で切り裂いていった。
山伏国広「愛染殿、鳴狐殿怪我はされておらぬか?」
愛染国俊「あ…あぁ助かったぜ!」
鳴狐「うん…ありがとう…」
お供の狐「いやはや流石は山伏殿!」
子狐丸「この一千!雷面の如く!」
ズバァァァァ!!
ザクⅠ「!!?」
和泉守兼定「切って殺すのはお手の物!!」
ズバァァァ!!
ジムⅡ「!!?!?!」
チュドォォォォ!!
子狐丸は飛び上がり壁を脚で蹴りながら天井の鉄パイプを掴んで一回転して真上からザクⅠを真っ二つにしていった。
更に和泉守兼定もジムⅡの身体に飛び移りそこから左腕をから切り裂いてその左手に持っていたシールドに脚をついて再び飛び跳ねて胸部分を切り裂いて撃破した。
へし切長谷部「片付いたか…ん?」
堀川国広「この気配は…!!」
小夜左文字「来る。」
山伏国広「まさかこの領域にも奴らが…!?」
くろボン(ブラックデバスター)「まさか…!」
敵機撃破もつかの間、刀剣男士達の予感が的中した、四方を囲む様に現れたのは。
太刀・乙「グォォォ…」
大太刀・乙「グォォォ…」
打刀・乙「グゥゥ…」
脇刺・乙「…」
短刀・乙「…」
槍・乙「…!!!」
時間差遡行軍、無数の数の歴史修正主義者であった。
愛染国俊「時間差遡行軍!?」
レイヴン(ジェノブレイカー)「こいつらがお前達の敵か…」
加修清光「なんでこいつらがここにいるんだよ!!」
子狐丸「まさか…奴はパラレルマーケットと手を組んだと…!?」
へし切長谷部「だとすれば厄介な事になったぞ!」
同田貫正国「敵もぞろぞろとやってきやがったのは変わんねぇ!」
和泉守兼定「全部切ってやるまでだ!」
堀川国広「兼さん、みんな気を付けて!こいつ今までと何か違う!!」
くろボン(ブラックデバスター)「一刻も早く敵の心臓部へと向かわねばならん時に…!」
レイヴン(ジェノブレイカー)「どいてろ!ジェノブレイカーで全て焼き払う!!」
愛染国俊「ホントか!?」
ジェノブレイカーは脚のアンカーをおろし尻尾と膝のフィンを展開し口を大きく開けた。
そこから光を吸収してその一撃を放ったのだ。
レイヴン(ジェノブレイカー)「消えろっ!!」
ドシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!
大太刀・乙「!?」
太刀・乙「!!?」
槍・乙「ウガァッ…!?」
チュドォォォォ!!!
ジェノブレイカーの口から放った収束荷電粒子砲が時間差遡行軍に炸裂した。
首を振り回して一気にその粒子で消し去っていく。
ドォォォォォ!!!!!
加修清光「容赦なさすぎ…」
鶴丸国永「こりゃ驚きだ、流石にひやっとするぜ」
山伏国広「なんと無慈悲な…」
小夜左文字「むしろ清々しいよ…一瞬で全て消し去ったんだから…」
短刀・甲「!!!」
脇刺・甲「キシャァッ!」
槍・甲「!!」
子狐丸「くっ!」
同田貫正国「まだ残ってやがったか!!」
陸奥守吉行「流石に数が多すぎぜよ…!」
くろボン(ブラックデバスター)「うおっ!?」
ガキィガキィガキィ!!
打刀・乙「ウガァァァ!!」
愛染国俊「くろボン!うおっ!?」
太刀・乙「ガァァァ!!」
爆風の中から飛び出してきた歴史修正主義者達、むしろ数が増え続けていた。
刀剣男士達も応戦するが数に押されつつあり、ブラックデバスターとジェノブレイカーにも飛び掛かり身動きを取れなくした。
レイヴン(ジェノブレイカー)「こいつらぁ…!!」
短刀・甲「キシャァァァ!」
太刀・甲「ウガァァァ!!」
ガキィィィ!!
短刀と脇刺がブラックデバスターとジェノブレイカーにしがみ付き、太刀や打刀が飛びついて切り裂いてくる。
ジェノブレイカーは背中のエクスブレイカーで弾くが簡単には払いきれない。
ブラックデバスターも次第に身動きがとれなくなりダメージが蓄積されていく。
その時だった。
キィィィィ…!
くろボン(ブラックデバスター)「識別不明信号?」
愛染国俊「えっ!?…なんだ!?」
奥から銀色に輝く鳥の様な巨体が滑空しながら急接近、巨大な人型へと変形。
その銀色の身体からまばゆい光を放った。
マサキ(サイバスター)「サイフラーッシュ!!!」
カァァァァァァァァァァ!!!!
打刀・甲「ウガァァァ!!?」
太刀・甲「ガァァァ!!」
大太刀・甲「ギャァァァ!?」
子狐丸「これはっ!?」
へし切長谷部「なんだこの光は!?」
堀川国広「あれ、僕達には…」
加修清光「なんにも感じない?」
山伏国広「これは…聖なる光であるか…!?」
小夜左文字「あれは…!」
愛染国俊「あの銀色の…誰なんだ!?」
鳴狐「…?」
お供の狐「なんと神々しい…」
サイバスターと言われる銀色の機体から放たれた光が瞬時に時間差遡行軍の大半を消し去っていった。
刀剣男士達は上を見るとその銀色の機体に注目する。
マサキ(サイバスター)「苦戦していた様だから手を貸しに来たぜ!オレはマサキ・アンドー、こいつはサイバスター・魔装機神さ。」
陸奥守吉行「まそーきしんぜよ?」
レイヴン(ジェノブレイカー)「あいつらの仲間か?」
マサキ(サイバスター)「鳴滝のおっちゃん達の事か?いやちょっと違うかなーってんな事はどうでもいいんだよ!お前達早いとここの奥へ行くんだろ!?こっちは俺が片付けてやるから!早くいきな!!」
鶴丸国永「おいおい、ずいぶん強引だな。」
同田貫正国「なんだかしらねぇがいいんじゃねぇか、手間は省ける。」
和泉守兼定「じゃあ頼むぜ!よろしくな!」
山伏国広「誰かは存じ上げぬが感謝である!カッカッカッカ!」
愛染国俊「マサキだっけ?ありがとな!俺達必ず勝つからさ!!」
マサキの好意を受け刀剣男士達とくろボン、レイヴンは最深部へ、そして最後に愛染は振り向きマサキに手を振って向かう、
マサキも愛染の返事にそれに応え親指を立て彼らの健闘に応えた。
マサキ(サイバスター)「あいつが愛染国俊か…たしかに分かる気がするぜ…!」
サイバスターは四方を囲む時間差遡行軍を激突する。
大太刀・甲「ウガァァァ!!」
太刀・甲「ガァァァ!」
槍・甲「…!!」
薙刀・甲「…!!」
サイバスターを囲む歴史修正主義者達、その軍勢から出て来たのは。
長柄槍「…!!!」
マサキ(サイバスター)「小さいけどヤバいそうなのがいるじゃねぇか…!」
シロ(サイバスター・サブ)「マサキ、油断は禁物ニャ!」
クロ(サイバスター・サブ)「時間差遡行軍だけは倒さニャいと!」
マサキ(サイバスター)「んな事分かってるって!今奴らに邪魔される訳にいかねぇもんな!!」
サイバスターは専用剣・ディスカッターを繰り出し迫りくる歴史修正主義者達を迎え撃つのだった。
デストロイマーケット最深部。
くろボン(ブラックデバスター)「ここは…!?」
鶴丸国永「うおっ真っ暗だぞ!」
へし切長谷部「あまり離れるな!全員距離を詰めろ!」
鳴狐「…何かいる…」
お供の狐「怪しい気配がコンコンしますぞ~!」
レイヴン(ジェノブレイカー)「…このゾイドコアの反応は!!」
愛染国俊「何か分かるのか!?」
レイヴン(ジェノブレイカー)「どうやら非常に厄介なのがいるらしい、このフロアに。」
子狐丸「なんですと!?」
加修清光「嫌な予感しかしないんだけど…」
予感は的中した、
真っ暗なフロアに突入した愛染達はその先にいるトテツモナイ怪物の気配を察知するのだった。
すると次第に空間が明るくなり、それは非常に大きな広間であった。
山伏国広「あれは…!!」
陸奥守吉行「ほっほう…流石ゾイドっちゅう奴か…」
和泉守兼定「しっかしこいつは…!」
堀川国広「危ない感じがするよ…兼さん。」
ゴォォォォ…!!!ズシィズシィ…!!
目の前にいた途轍もなく巨大な鋼の竜、その脚から轟音と揺れを響かせ大きな音を立てながら迫っていた。
キングゴジュラス「グァァァァァァァァァ!!!」
同田貫正国「なんてヤローだよ、こいつばかりは切れるかわかんねぇな…!」
小夜左文字「…アイツだけ…明らかに違う…!」
くろボン(ブラックデバスター)「あいつはゴジュラスクラスか!?」
レイヴン(ジェノブレイカー)「間違ってなければあれはキングゴジュラス…惑星Ziでは幻と言われる最大のゾイドだ…!」
愛染国俊「最大!?」
キングゴジュラス「グォォォォォォォォ!!!」
惑星Ziでは史上最強の幻と伝えられている伝説の超大型恐竜型ゾイド・キングゴジュラス。
この様な場所でその姿を現し刀剣男士達を待ち構えていたのか。
その瞬間、キングゴジュラスはその口からとてつもなく大きな咆哮超音波・スーパーサウンドブラスターを放ったのだ。
ゴォォォォォォォォォォォォォ!!!!
へし切長谷部「ぐぁぁぁぁ!?」
山伏国広「うぉぉぉ!!!」
加修清光「どわぁっ!!」
子狐丸「うぁぁぁ!!!」
共振現象を起こさせて粉砕する超音波兵器スーパーサウンドブラスターの威力はとてつもないダメージを与えたうえ、周りの金属の壁や柱の粉砕していく。
小夜左文字「うっ…!!」
愛染国俊「うぐぅっ…」
同田貫正国「なんて破壊力だよありゃ…!」
鶴丸国永「ぐっ…おい、大丈夫か…!?」
加修清光「ごめん…流石にまずいかも…」
子狐丸「同じく…面目ありません…」
加修達が今のスーパーサウンドブラスターの攻撃で大きくダメージを受けてしまう。
キングゴジュラス「…!!」
ドォッ!!
陸奥守吉行「なんじゃ!?」
くろボン(ブラックデバスター)「早い!!」
レイヴン(ジェノブレイカー)「お前等…」
ズジャァァァァァァァァァァァァァァ!!!チュドォォォォ!!!
愛染国俊「!!!」
鳴狐「…!!」
泉守兼定「…今、何が起きた…!?」
堀川国広「くろボンさんとレイヴンが一瞬で…!?」
キングゴジュラスがその巨体には合わない神速の速さ、その巨体にあうはずのない俊敏さと機動力で加速し巨大な両腕・ビッククローを振り上げジェノブレイカーとブラックデバスターを弾き飛ばし壁に叩き付けたのだ。
同田貫正国「野郎!!ただじゃおかねぇぞぉぉ!!」
愛染国俊「同田貫!」
へし切長谷部「やめろぉ!俺達で勝てる相手じゃない!!」
ドゴォォォォォォォォォォ!!!
同田貫が自身の打刀を振りかざしキングゴジュラスに立ち向かい飛び跳ねて切りかかった。
しかしキングゴジュラスは容赦なくその巨大な尻尾・クラッシャーテイルを振りかざしそのすさまじい一撃で払いのけ壁に叩き付けたのだ。
チュドォォォ!!
同田貫正国「ぐはっ…!?」
和泉守兼定「…てめぇぇぇぇぇ!!!」
堀川国広「兼さん!!」
小夜左文字「切り刻んでやる!!奴の鉛の身体に僕の刃を!!」
愛染国俊「…うぉぉぉぉぉ!!!」
4人が一気にキングゴジュラスへと突撃した。
キングゴジュラス「…!!!」
するとキングゴジュラスは胸部中央に装備された荷電粒子砲、レーザービーム砲、超電磁砲の3つを併せ持つスーパーガトリング砲、その左右のガトリングであるビッグキャノンを放った。
その威力は高速回転しながら1秒間に3000万発を放ち大陸の半分は吹き飛ばすと言われている。
ドドドドドドドド!!!ドシュゥゥゥゥゥ!!バリィィィィ!!!!!チュドォォォォォォォォォォォォォ!!!
和泉守兼定「うおっ!?」
小夜左文字「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」
堀川国広「うぁぁぁぁ!!!」
愛染国俊「みん…うぎゃぁぁぁ!!!!」
ドガァァァァァァァァァァ!!
加修清光「どぁぁぁぁ!?」
鳴狐「うぁっ…」
お供の狐「鳴狐!!」
山伏国広「うぉぉぉぉぉ!!」
そのすさまじい破壊力は広間全体へと広がり床や壁も粉砕していき、
全員にすさまじいダメージを与えたのだった。
キングゴジュラス「グゥゥゥゥ…!!」
くろボン(ブラックデバスター)「うぉぉぉぉぉ!!」
ドシュンドシュンドシュンドシュン!!!
レイヴン(ジェノブレイカー)「くたばれぇぇぇ!!」
なんとか這い上がったブラックデバスターのビーダシュート連射と
ジェノブレイカーの収束荷電粒子砲がキングゴジュラスに左右から炸裂した。
だがキングゴジュラスの重装甲はどんな攻撃にすら耐え切る固さを誇りその上グラビティモーメントバリアも搭載している上攻撃は何ひとつ効かなかったのだ。
キングゴジュラス「グァァァァァ!!!」
愛染国俊「!」
メタナイト「させるか!!」
ガキィッ!ドォォォ!!
メタナイト「ぐっ!」
愛染国俊「メタナイト!!」
キングゴジュラスが負傷した愛染に標的を定めそのビッククローを振り上げた。
そこからメタナイトが颯爽と滑空しながら舞い上がり自身の剣を振りかざし放つソードビームで動きを封じた。
山伏国広「メタナイト殿…!」
加修清光「遅いって…」
メタナイト「すまない、パラレルマーケットめ…まさかこんな物まで投入しようとしていたとは…!」
多元連合兵(シャルドール改)「うぉぉぉぉ!!!」
多元連合兵(コマンドウルフ)「うぉぉぉぉぉぉ!!!」
多元連合兵(ランド・マンロディ)「うぉぉぉぉぉぉ!!!」
メタナイトに続いて表でデストロイマーケットを強襲していた多元連合の部隊が合流した。
果敢にキングゴジュラスに挑むが…
キングゴジュラス「ウォォォォォォォォォォォ!!!」
ドドドドドドドドドドド!!!
多元連合兵達「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?!?!?」
愛染国俊「!!!」
子狐丸「…なんと無情な…」
キングゴジュラスのスーパーガトリング砲の前に一瞬で木端微塵となってしまった。
鳴狐「…!」
お供の狐「鳴狐!いくらなんでも無茶です!!」
へし切長谷部「ここの当主は何処のどいつだ…姿を現したらどうだ!!」
長谷部が叫ぶ。
この要塞の主に対して怒りを込めて。
すると。
『…まさか君達がこっちから来てくれるとはね…』
愛染国俊「誰だ!?」
メタナイト「この声は…!」
このフロア全体に響くエコーのかかった音声、
すると愛染達の前に大きな立体映像が広がりその姿を見せたのだ。
紺色のマフラーをした紫の髪色で黒いマントを羽織ったスーツの姿をした青年風の男が。
ティリス『僕の名前はティリス・ダルスガー。次元商業団体パラレルマーケットの社長さ。』
子狐丸「やっと姿を現しましたね…!」
へし切長谷部「貴様がここの主か…!」
加修清光「あのさぁ…いくらなんでもあんなの出してくるとか悪趣味にも程があるだろうが…!」
ティリス『おおっなんと皆さんからとても素晴らしいとの感想を頂けました!ハハハハハ!!』
ティリスはそんな加修達の声に対し素晴らしいと受け取り喜ぶと、
加修達は唖然としてしまう。
和泉守兼定「…おい、コイツ狂ってんのか?」
堀川国広「…兼さん、相手にしちゃダメだよ…!」
ティリス『その通り、このキングゴジュラスはオリジナルには程遠い性能ですが惑星Ziから採取したコピーデータをベースに我が社で開発したのです!そしてこれを他の多元世界に売りつければ…ますます我が社の利益につながるでしょう!イッエーイ!』
メタナイト「ふざけるな!貴様達の行動がどれだけ他の世界の秩序を乱している事を分かってるのか!?」
愛染国俊「…!」
ティリス『ええ承知の上ですよ、それが私の…いえ、我々の王の目的なのですから…!』
この時ティリスは不敵な笑みを浮かべた。
山伏国広「王…お主達にも主がいるというのか!?」
同田貫正国「関係ねぇ…敵だっていうなら全員俺が叩き…うぐっ…」
陸奥守吉行「おんしは革命しようとしてるはわかる…じゃが流石にソレはアカンと思うぜよ…!」
くろボン(ブラックデバスター)「くそっ…動いてくれ…!」
ヒリュー≪アチョ…!≫
レイヴン(ジェノブレイカー)「どうしたジェノブレイカー…!シャドー…!!」
シャドー(ジェノブレイカー・サブ)「グゥゥ…!!」
くろボンが必死にコクピットでブラックデバスターを再起動させて立ち上がらせ、
彼のブラックメイルとなっていたヒリューも気力を振り絞る。
レイヴンの声にジェノブレイカーもその内部のコアと融合しているシャドーも再び力を振り絞り立ち上がった。
ティリス『それから刀剣男士の皆さん、貴方方は多元連合以上に我々の邪魔です。大人しく我々に捕まり我が社の商品となるか消え去るかハッキリしてもらいましょうか…!フフフフ…ハハハハハハハ!』
狂気に満ちた笑みで笑うティリスの立体映像が消え、再びキングゴジュラスが動き出した。
キングゴジュラス「グォォォォォォ!!」
メタナイト「来るぞ!!」
鶴丸国永「やるしかない様だな!!」
和泉守兼定「こんな所で折れてたまるかよ!!」
山伏国広「今や拙僧も激昂の時!!」
愛染国俊「みんな!!」
小夜左文字「!!」
メタナイト、鶴丸国永、和泉守兼定、山伏国広がそれぞれの刃を振りかざし再び突撃を仕掛けた。
キングゴジュラス「ウォォォォォォォォォォ!!!」
ドォォォォ!!ドガァァァァァァ!!ダダダダダダダダダダダダ!!!!
するとキングゴジュラスは雄叫びを上げ飛び上がりその重さで床を叩き壊し破片をまき散らし鶴丸達にぶつけ。
更に胸部のスーパーガトリング砲を再び放ち容赦ない砲撃の集中砲火の雨をまき散らすのだった。
ドガァァァ!!ドァァァァ!!グワッシャァァァァァァァァァァ!!!
山伏国広「うぉぉぉぉぉ!!」
鶴丸国永「ぐぁっ!?」
和泉守兼定「どぁぁぁぁ!?」
メタナイト「うぉぉぉっ!!!」
ドガァァァァァ!!
数千万発にも及ぶガトリングの砲弾と飛び散る破片が山伏達を襲い大きな重傷を与え彼等を地に叩き付けた。
キングゴジュラス「グォォォォォ!!!」
ドガァァァァァ!!グジャァァァァ!!ガァァァァァァァ!!
陸奥守吉行「どわぁっ!?」
へし切長谷部「ぐぉっ!?」
子狐丸「がはっ!!」
鳴狐「!!」
お供の狐「ああっ!!」
堀川国広「うぁっ!?」
加修清光「うわぁっ!!」
更にその俊敏な速さで他の刀剣男士達も標的に定めそこからビッククローを叩き付け身体を一回転させてクラッシャーテイルで弾き飛ばし壁に叩き付け、
スーパーサウンドブラスターで咆哮して強力な破壊力の超音波も繰り出した。
その破壊力で彼等は宙に吹き飛び飛び散る破片も受け身体にも大きなダメージを受けてしまう。
彼等の正装服も焼け焦げていき身体にも大きな傷が焼き付く。
鳴狐に関しては吹き飛び顔を覆っていたマスクが砕けようともお供の狐を両手でしっかりと抱きしめ背中でその攻撃を全て受けて倒れるのだった。
同田貫正国「くっ…!!身体が動か…ねぇ…」
小夜左文字「許せない…アイツ…あいつ…!!!」
愛染国俊「うぐっ…がはっ…みんな…!」
キングゴジュラス「グォォォ!!!」
レイヴン(ジェノブレイカー)「くっ!!」
ズシャァァァァ!!
愛染国俊「レイヴン!」
愛染、小夜、同田貫が重傷を負いながらも辛うじて立ち上がるがキングゴジュラスは容赦なく襲い掛かる。
すかさずジェノブレイカーがエクスブレイカーを盾にそのビッククローを防ごうとするが軽く弾き飛ばされ大破してしまう。
くろボン(ブラックデバスター)「お前の相手は俺だぁ!!」
ドシュンドシュンドシュンドシュン!!
キングゴジュラス「…グァァ!!」
ドドドドドドドド!!!
ブラックデバスターが至近距離からビーダシュートを連射しキングゴジュラスの目をこちらに向けようとしたがキングゴジュラスは口からミサイルポッドを展開しそれらを全方位へと放った。
ヒュゥゥゥゥ!!チュドォォォォォォォ!!!チュドォォォォォォォ!!!
くろボン(ブラックデバスター)「ぐぁぁぁぁぁぁ!!」
愛染国俊「くろボーン!!うわぁぁぁぁぁぁ!!!」
キングゴジュラス「グァァァァァァァァ!!!」
ミサイル集中砲火を受けたブラックデバスターも大破してしまう。
くろボンもレイヴンも意識を失いかけていた。
ドォォォォォォ!!!
小夜左文字「うわぁぁぁぁぁ!!!」
同田貫正国「うおっ!!?」
愛染国俊「ぐはぁっ!!…あぐっ…みんな…」
小夜、同田貫、愛染もその無数のミサイルの爆発に巻き添えをくらい更に重傷を負い意識を失いかけようとしていた。
そして吹き飛んだ愛染は傷つきながらも短刀を持ったその手を握りしめて立ち上がろうと周りを見渡した…。
愛染国俊「…!!なんだよ…これ…」
愛染の目の前に広がった光景、この銀色に広がる広大な空間に巻き起こる無数の炎と爆発。
周りには砕けた瓦礫や破片の中で倒れる仲間達…
子狐丸「…」
加修清光「…」
山伏国広「…」
鶴丸国永「…」
鳴狐「…」
陸奥守吉行「…」
へし切長谷部「…」
同田貫正国「…」
和泉守兼定「…」
堀川国広「…」
小夜左文字「…」
レイヴン(ジェノブレイカー)「う…」
くろボン(ブラックデバスター)「ぐ…ぐ…」
メタナイト「くっ…」
そして目の前には悍ましい姿で愛染を睨む巨大なキングゴジュラスが佇んでいた。
キングゴジュラス「グゥゥゥゥゥ…!!!」
ズシィィィ…ズシィィィン…!!
愛染国俊「…もうやめろ…!一体なんなんだお前は…これ以上…これ以上仲間に手を出すな…!!」
ゴォォォ…!
傷つきながら頭から血を流しながらも前へと脚を振り入れ短刀を握りしめる愛染、
そんな彼の背中と右腕から赤い炎が燃え上がりはじめた。
愛染国俊「仲間を失う祭りがあってたまるか…!これから本丸で祭りがあるんだ…!お前なんかに俺達の祭りの邪魔をされて…たまるかぁぁぁぁぁ!!!」
ゴァァァァァァァァァァァ!!
彼の叫びと同時に一気に彼を包む炎が燃え広がった。
右腕に炎を象ったアーマーが出現し胸と頭には炎を象った装飾が、短刀は巨大な炎の刃に変化し燃え上がり背中から更に大きな炎が巻き起こった。
愛染国俊・覚醒進化「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉー!!!!」
仲間を傷つけられた愛染国俊が凄まじく感情を増幅した瞬間、彼に秘められた謎の力・覚醒進化を発動させた。
へし切長谷部「…はっ!?」
山伏国広「あれは…!?」
鶴丸国永「おい…まさか…」
子狐丸「…愛染が…」
加修清光「燃えている…!?」
小夜左文字「…愛染…その炎は…!」
くろボン(ブラックデバスター)「あの時と同じだ…覚醒進化だ!!」
同田貫正国「マジだったのか…!」
愛染国俊・覚醒進化「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
ゴォォォォ!!!
覚醒進化した愛染の身体を炎を象ったオーラが放たれる。
雄叫びをあげ飛び上がった彼は背中から放出される炎を翼の様に広げて羽ばたかせ激しく舞い上がりキングゴジュラスの周りを飛びかう。
キングゴジュラス「グォォォォォ!!!」
キングゴジュラスはビッククローを振り上げて捕えようとするが覚醒進化した愛染はそれを簡単に回避し舞飛び、更に遅い来るクラッシャーテイルに対し右手に持った炎を纏って巨大化した短刀を振り上げ激しく炎を散らしながらぶつかり合った。
ゴォォォォ!!
愛染国俊・覚醒進化「砕けちれぇぇぇぇ!!!」
ドガァァァァァァァァァ!!!
キングゴジュラス「!?!?!」
愛染の巨大な炎の短刀がクラッシャーテイルを粉砕した。
そのまま勢いは落ちずに更に舞い上がりながらキングゴジュラスの身体にその炎の刃を連続で叩き付ける。
ズバァァァ!!ズジャァァァ!!ズジャァァァ!!ガギィィィ!!!
陸奥守吉行「あれが国俊ぜよ…?」
へし切長谷部「愛染だと言うのか…!?」
レイヴン(ジェノブレイカー)「以前見た時より激しくなってる…!」
堀川国広「彼にあんな力が宿っていたなんて…」
和泉守兼定「信じらんねぇ…」
鶴丸国永「驚くとかそういうレベルじゃなくなったぜありゃ…!」
鳴狐「…国俊…」
お供の狐「なんという神々しい…!」
メタナイト「あれが…」
ティリス『なんだこれは…!?刀剣男士のデータにあんな物無かったはずだ…!?』
愛染国俊・覚醒進化「くたばれぇぇぇぇ!!!」
ゴォォォォォォォ!!
キングゴジュラス「!!!!」
キングゴジュラスはスーパーサウンドブラスターの咆哮と胸部のスーパーガトリング砲を再び放ち、ビッグキャノン、ガンフラッシャーと言った破壊兵器級の武装を全て繰り出した。
覚醒進化した愛染は正面からそれらの攻撃を受けるが彼に纏っていた炎を波動が全て無力化し右手の巨大な刃を振り上げて掻き消していった。
愛染国俊・覚醒進化「ウォォォォォォォォ!!!!」
ゴォォォォォォォォォォォォォ!!!!
そして背中の炎を翼は更に巨大化し両手に構え天に翳した炎の刃は更に、もっととてつもなく巨大化していき熱く燃えて滾っていた。
愛染国俊・覚醒進化「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
ドォォォォォォォォォォォォォ!!!!
その刃を一気にキングゴジュラスの真上に叩き付けた。
その瞬間、この空間全体、いやこのデストロイマーケットから飛び出し次元の狭間全体に響き渡る程の衝撃と振動を次元に叩き付けたのだった。
キングゴジュラス「ウガァァァァァァ!!!」
大きく大破し頭部と身体に大きな傷を叩き込まれたキングゴジュラスが負け時と炎の波動に包まれた愛染を両腕のビッククローで押さえつけた。
炎の波動が彼をビッグクローの破壊力から守り抜くが次第にビッククローが抑えつつあった。
愛染国俊・覚醒進化「まだだぁ!!この力で!!このパワーで!!この炎で!!お前を焼き尽くすっ!!!愛染明王の怒り…思い知れぇぇぇぇぇ!!!!」
ゴガァァァァァァ!!!!
ティリス『くっ…このデストロイマーケットは終わりか…!!』
ティリスの姿が消えた。
その同時にデストロイマーケット内部の崩壊が起き天井が落下する。
愛染はその炎の刃でキングゴジュラスの頭部のブレードホーンとぶつかり合い炎の威力と火力が更に増幅しもはや他者が近づけなくなる程だ。
ドガァァァァァァ!ギィィィィィィィィィィ!
キングゴジュラス「グォォォォ!!」
愛染国俊・覚醒進化「ぐぅぅ…!うぅぅぅぅぅ!!!」
キングゴジュラスが頭部のブレードホーンが覚醒進化した愛泉の炎の刃を次第に押し返しだした。
愛染は既に重傷で全ての力を出した全力も次第に消えかかろうとしている。
するとその瞬間、キングゴジュラスの身体が光出した。
まるで内側から…
ゴガァァァァァ!!!
へし切長谷部「うおっ!?」
小夜左文字「うわぁっ!!」
鶴丸国永「ぬぉっ!?」
デストロイマーケットの崩落に、
重傷を負い動けなくなった長谷部達が巻き込まれ様としていた。
床が砕け散りそのまま吹き飛ぶ瓦礫と共に飛び散ってしまいそうになるが、
かろうじて残りのエネルギーを全開にして起動したブラックデバスターとジェノブレイカーが長谷部達を救助する。
レイヴン(ジェノブレイカー)「くっ…!間に合わない…!!」
くろボン(ブラックデバスター)「まさか…国俊!!」
同田貫正国「…おい…愛染…!?」
ブラックデバスターとジェノブレイカーが近づこうとしたが覚醒進化した愛染とキングゴジュラスとの激しいぶつかり合いで起きた熱により近づく事が出来ない。
愛染国俊・覚醒進化「くろボン!レイヴン!みんなを連れて早く脱出してくれ!!!オレは…こいつを押し出す!!ウォォォォォ!!!」
キングゴジュラス「ウガァァァァァァァァァァァ!!!」
レイヴン(ジェノブレイカー)「爆発するぞ!!」
残る力を振り絞り愛染は炎を刃に力を込めてキングゴジュラスを押し返す、
だがキングゴジュラスがこの周辺の次元を巻き込む程の破壊力を誇る爆発を起こそうとした瞬間だった。
目の前が真っ白になる。
子狐丸「…!!」
小夜左文字「…!!」
同田貫正国「…!」
メタナイト「!!!!」
そして皆の目に映った最後の光景は覚醒進化した愛染が大爆発するキングゴジュラスの光の中に消え去った所だった。
マサキ(サイバスター)「お前らぁぁぁ!!!」
そこから先ほどまで時間差遡行軍達を退いたサイバスターが駆けつけたと同時にブラックデバスターとジェノブレイカーを掴み高速飛行で脱出する。
その瞬間、デストロイマーケットが大爆発を起こすのだった。
チュドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!
ゴォォォォォォォォォォォォ…!!!
そして本丸・上空…大きく損傷した戦艦ハルバードが再び上空に出現した。
乱藤四郎「みんな!」
大和守安定「あれは!!」
歌仙兼定「帰った来た様だね…ん?」
奥武断「…!」
損傷したハルバードが本丸の前の平地へと不時着したのだった…。
数日後…本丸・鍛刀部屋。
キィィィ…パァァァァァン…!
前田藤四郎「ああっ!」
平野藤四郎「やっと会えましたね…」
一期一振「お待ちしてましたよ、我が弟。」
信濃藤四郎「俺、信濃藤四郎。藤四郎兄弟の中でも秘蔵っ子だよ…って知ってるよね?みんなよろしく!!」
粟田口揃いの軍服姿に赤いヘアの短刀・信濃藤四郎が少年の姿となって具現化されたのだ。
そして本丸の庭園にて会話を弾ませるのだった。
信濃藤四郎「ふーん、そんなに楽しい事もあるんだ!そうだ!俺達と同じ前田家に仕えてた愛染国俊は?」
前田藤四郎、平野藤四郎「!!」
一期一振「…。」
信濃藤四郎「…あれ?みんなどうしたの?…ねえ…愛染は?」
信濃が愛染の事について聞こうとした途端、平野と前田の表情が変わり、一期一振は思い詰めた顔を見せ信濃の肩を掴むのだった。
一期一振「信濃、落ち着いて聞くのです。」
信濃藤四郎「…?」
数日前のあの日にさかのぼる。
多元連合と共にデストロイマーケットへと攻め込んだ刀剣男士達が帰って来たあの日。
本丸前へと不時着した戦艦ハルバードの前、
その場へと駆けつけた刀剣男士達の前に姿を現したのは負傷したメタナイトとくろボンにレイヴン、ヒリューとシャドー、そしてマサキと鳴滝。
多元連合隊員等によって担架に運ばれ包帯を巻いて応急処置が施された長谷部や子狐丸達だった。
宗佐左文字「お小夜!!」
江雪左文字「小夜…!!」
小夜左文字「兄様達…ただいま…」
一期一振「鳴狐!!」
薬研藤四郎「おい、しっかりしろ!!」
鳴狐「…」
お供の狐「鳴狐がぁ!早く手入れ部屋へ!!」
陸奥守吉行「ぐぅ…ワシも流石に鈍ったぜよ…」
長曽根虎鉄「喋るな!とにかくまずはとにかく運べ!!」
加修清光「…」
大和守安定「清光…!」
今剣「子狐丸!!」
子狐丸「…ああ…今剣…私は帰ってこられたのですね…」
三日月宗近「…」
奥武断「…」
乱藤四郎「主さん…みんなが…!」
奥武断「分かってる…落ち着け。」
鳴滝「作戦は成功した、だが代償が大きすぎた…すまない…」
メタナイト「パラレルマーケットがあれ程にまで戦力を肥大化させていたとは…」
マサキ「すまねぇ…俺が早く来ていれば…」
奥武断「いや、もう何も言うな…全て…(全て…分かっていた事だ…)」
燭台切光忠「鶴さん!!しっかりするんだ!」
鶴丸国永「驚いたか…かなり汚れちまったよな…」
大倶利伽羅「…!」
太鼓鐘貞宗「…なんだよ…これ…何があったんだよ…」
蛍丸「国俊は!?国俊がいない!!」
明石国行「…国俊は…もしやまだ艦の中におると違います?早く連れてきてくださいな…!」
厚藤四郎「おい愛染の姿が無いぞ!!」
蜻蛉切「彼は何処に!?」
メタナイト「…」
ソードナイト「…」
ブレイドナイト「…」
くろボン「…」
へし切長谷部「くっ…」
和泉守兼定「…」
堀川国広「…」
蛍丸達が運ばれてくる担架の中に愛染がいない事を問う。その問いにメタナイト達は応える事が出来なかった。
担架で横になり運ばれる長谷部達は蛍達の動揺する声を聴いてもう言葉を出す事も出来なかった。
だが山伏が今の力を振り絞り敢て答えた。
山伏国広「愛染は…拙僧等を庇い、覚醒進化の力を発動しその身の全てと引き換えに強大な怪物と共に…散って行った…!がっ…」
山姥切国広「山伏!!おいしっかりしろ!!」
獅子王「今なんていった…愛染が…なんだって!?」
蛍丸「…散った…?何行ってるんだよ…国俊に限って…そんなはず無いじゃないか…なあ国行!」
明石国行「…!」
蛍丸「…国行…!?冗談だよな!?国俊いるよな!?なあ!」
くろボン「…冗談じゃない…!!愛染国俊は…俺達を救う為その身を投げ出して散った!それが今回の戦いの結果だ!」
動揺し出す蛍丸、明石国行もその言葉を聞いた瞬間何かに貫かれた様な衝撃が走った。
乱藤四郎「…嘘だ…嘘だ嘘だ嘘だぁぁぁ!!そんな訳ないよ!国俊はまだ運ばれて無いんでしょ!?ねえねえ!ねえ!」
レイヴン「何時まで言ってる!奴は死んだんだ!この目ではっきりと見たんだよ!」
後藤藤四郎「…嘘だろ…」
秋田藤四郎「…そんな…」
石切丸「…なんてことだ…!!」
一期一振「…ぐっ…!!」
同田貫正国「…頭に来るんだよ…いい加減にしろぉ!!アイツは死んだ!!もういないっ!これが現実だぁっ!がはっ…」
担架に運ばれた同田貫が彼らを黙らせる様に叫んだ。そして大きく声を上げ過ぎたか傷口が開いてしまう。
そして乱や蛍丸が腰を落としてしまいそのまま泣き崩れてるのだった。
その日、愛染国俊は本丸から姿を消した。それは本丸で収穫祭が行われる前日で事であった。
そのお祭りを楽しみにして気合入れていたのは彼だった事を思い出し明石国行は予定通り祭りを行うと声をあげた。
一期一振「明石殿…こんな時に何を…」
明石国行「一番楽しみにしていたのは国俊ですよ、だからこそせめて国俊の為にもやらなきゃいけないと違います?」
奥武断「…」
大和守安定「僕もしたい…それに地元の人達だって僕等の祭りを楽しみにしてるはずなんだ、ここでやらないと愛染君に怒られるそうだから…」
三日月宗近「良いではないか、俺も賛成だぞ。」
同田貫正国「だったら太鼓は俺が叩く、あいつの代わりにな。」
蛍丸「同田貫!?」
同田貫正国「…!」
へし切長谷部「主…」
奥武断「予定通り収穫祭は行う。何時までもお通夜気分でいる気は俺にはない。…」
だからこそだった。
あの時命を掛けて仲間を守った愛染の為にも本丸の皆で作る収穫祭を予定通り続行したのは。
その日は本丸の麓にある町の人達も集まる賑わった一日になった。
手入れ部屋から戻った同田貫と貞宗の2人で叩く太鼓は非常に好評で大盛り上がりだったそうだ。
他にも御手杵や日本号等が屋台を出したり、加修と安定が踊りを披露し、粟田口短刀達のダンス…賑わった一日だった。
国行と蛍丸もその日は楽しんでいた様だが、どこか寂しげな雰囲気を漂わせていたのは致し方なかったが…
そしてその賑わいの様子を見て審神者である奥武断は仮面の下でただずっと何かを思いながら長谷部等と共に見守っていた。
奥武断「(…思った通りだったな……あの日からこの日へと繋がった、そしてここからは…頼んだぞ…お前達、その先のあの日へと繋げる為に。)」
気が付いたら目の前に小さな光景が写っていた。
そこは何処かの綺麗な城の和室の様だった。
その畳に敷かれた布団でまだ幼い小さな少年が眠っている。
部屋の片隅の掛け軸のしたにすみれ色の鞘に納められた短刀があの少年を見守る様に置かれていた。
そしてその部屋へその少年の母と思われる女性が少年の元へ歩み優しく抱き起しその名前を呼ぶ様に語りかけるのだった…
その瞬間、その光景は徐々に真っ白になりやがて消え去っていった。
「…」
目を開くと夕焼け色の空が広がっていた。
そして目の前には一人の黒髪で鉢巻を巻いて後ろ結びをしていたオレンジ色の上着を着た少年が心配そうに抱き起していた。
「おーい君大丈夫!?意識はあるかーい!?おーい!母さん早く来て!救急箱―!!」
「…?」
黒髪の少年に抱き起されたのは…
大きな怪我をしボロボロな黄色いシャツと黒い半ズボン、赤いツンツンな髪で顔に伴奏古を付けた黄色い目の少年であった。
その手ににはすみれ色の短刀が握りしめてあったのだ。
そんな少年はうつろに目を開き黒髪の少年が介抱する様子が写った。
「…ここは…」
「良かった気が付いた!君名前は!?」
「…」
黒髪の少年は赤い髪の少年に名を問う。
しかし様子がおかしかった。
「…な…まえ…?つ…な…の…り…?」
「…つなのり君…?なのかい?」
つなのり「…わからない…おれ…だれか…わからない…」
「…記憶喪失…って事かな…;」
赤髪の少年はどうやら記憶を失っていた。
ほとんど何も思い出せない状態であったが、只彼の口から「つなのり」と言う名前が明かされた…のだろうか?
「とりあえずつなのり君だね!分かった、俺は徹平、月美徹平!ヨロシク!!」
つなのり「…てっぺい…?…うん…よろしく…」
月美徹平と言う少年は笑顔でつなのりと言う少年に名乗った。
そんな徹平に対し「つなのり」も少しだけ笑った、
そこへようやく徹平の母が救急箱を持って駆け寄って来たのだった。
その場所は何処かとある住宅地の様であり、街全体を見渡せばどこかしら近未来の様な部分も存在していた。
「つなのり」と言う少年はいずれ知る事になる、彼が目覚めたこの世界でもうすぐ激動が始まる事を。
そして彼の手に持っていた短刀が一瞬だけ光ったのだった。
刀剣大戦 完
スーパーヒーローウォリアーズ シーズン2へと続く。