スーパーヒーローウォリアーズ   作:ドラグナイトモン

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スーパーヒーローウォリアーズ 第??話 巡り往くガラスの円盤

荒廃しビル群が砕け散った都心の空を霧が覆い、

周りは何かが破壊された様に焼き焦げ続けていた。

 

「ハハハハハハハハ…」

 

とてつもなく大きな女の笑い声がその空に響く、

やがて立ち込める霧からそれは姿を現した。

 

ワルプルギスの夜「…ハハハハハハハ…」

 

まるで霧がカーテンの様に開き、

都市の破片が上空に舞う巨大な青いドレスを纏い脚のスカート部分には巨大な歯車を蠢いた姿の魔女の化け物が虹色の魔法陣を纏いながら天地に対し逆さになりながら「舞台装置の魔女とも言うべき存在・その名をワルプルギスの夜が花だてる花弁の様に散り舞っていた。

 

ドドドドドド!!!チュドォォォォォォ!!

 

ワルプルギスの夜「ハハハハハハハハ!!」

 

ズシィィィ!!!

 

「ハハハハハハハハハハ!!!」

 

そこへワルプルギスの夜の前に周囲から無数の機械の獣達が陸空から突撃し攻撃を開始した。

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「ワルプルギスよ…貴様さえいなければこのワシの完全支配も達成できるという物を…!!全機械獣よ、死力を尽くし奴の存在を散り一つ残さず消し去るのだ!!!」

 

妖機械獣ドラゴガメオ1「キシャァァァァァ!!」

機械獣ガラダK7「ウガァァァ!!」

機械獣ダブラスM2「グァァァァ!!」

機械獣アブドラU6「ウォォォォ!!」

妖機械獣デスクロスV9「!」

爆撃獣グロイザーX10「!!」

 

無数の機械獣達が四方からビームとミサイル攻撃を放ちワルプルギスの夜に一斉掃射していった。

 

ワルプルギスの夜「ハハハハハハハハ!!」

 

しかしワルプルギスの夜は空を飛び跳ねる様に爆風から飛び出し翻弄し彼女の身体から放った黒い刃や炎が機械獣達を焼き尽くし一瞬にして消し去っていった。

 

その真上から三つの影が飛び出してワルプルギスの夜の真上を狙った。

 

あしゅら男爵(機械獣あしゅら男爵)「ワルプルギス!その命もらいうけるぞ!!」

ブロッケン伯爵(機械獣ブロッケンV2シュナイダー)「消え去るがいい!!」

ピグマン子爵「Dr.ヘルの野望の邪魔をする者は死あるのみ!!」

 

ワルプルギスの夜「ハハハハハハハ!!!!」

 

ワルプルギスの夜のその蒼い大きなスカートのから刃の様な風が巻き起こった。

 

ズバァァァズジャァァァズバシャァァァ!!!

 

あしゅら男爵、ブロッケン伯爵、ビグマン子爵「!?!?」

 

チュドォォォォォォォ!!!

 

一瞬の出来事であった、襲い掛かった三幹部がワルプルギスの放った黒い炎の刃によって細々に切り裂かれてしまったのだ。

 

Dr.ヘル「!!!ヌォォォォ!!」

 

地獄王ゴードンが動きだす、そしてその身体からゴードンサイクロンファイヤーを放ちワルプルギスの焼き尽くそうとした。

だがワルプルギスの夜はそんな炎も気にせず笑いながら優雅に舞い逆に炎を巻き込んで地獄王ゴードンに跳ね返していった。

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「おのれぇっ!!!」

ワルプルギスの夜「ハハハハハハハハ…!!」

 

ワルプルギスの夜の両手から不気味に光る槍をウェーブの様に舞う槍を放ち地獄王ゴードンに突き刺していった。

そしてその足元から歪んだ笑い声がする黒く渦巻く闇が地獄王に浸食していく。

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「馬鹿な…何故だ…何故倒せぬ!?ワシの世界征服が完了するまであと一歩と言うに!!兜甲児達をねじ伏せ!レジェンズも封印し!連邦政府も木端微塵にしたこのワシが何故…何故なんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

ワルプルギスの夜「ハハハハハハハハハハ!!!」

 

ワルプルギスの夜に追いつめられた地獄王ゴードンはその巨体のコントロールを取られてしまい宙に浮かびまるでワルプルギスの夜に手玉に取られる様にその周りの浮遊してしまいその固い鋼の身体も徐々に柔らかくなってしまい黒い闇に蝕まれていった。

 

Dr.ヘル(地獄王ゴードン)「暁美ほむらよ!!もう一度、もう一度だ!!ワシの世界征服が完了するその時までぇぇぇぇぇぇ」

 

ワルプルギスの夜「ハハハハハハハハ!!!!」

 

蝕まれたDr.ヘルは地獄王諸共闇と共に砕け散っていった…。

 

キュウべえ「案の定だね…」

ほむら「ええ、最初から期待もしなかったわ。私の手で…決着をつけてやる…!」

 

ワルプルギスの夜の前に立っていたのは、長い黒髪の魔法少女暁美ほむらであった。

周囲に無数の火器兵器を並べた彼女は魔力を発動させ、

至る所に設置したいたバズーカ砲やランチャー砲を放ち、

無数のミサイルランチャーが火を噴いた。

 

ほむら「!!」

 

 

チュドォォォォォォォォォォ!!

 

ほむらは自身の魔力である時間停止能力を駆使しながら、ワルプルギスの夜の動きを封じ込め確実の全ての強大な威力を誇る火器を叩き込んでいった。

 

ワルプルギスの夜「ハハハハハハハハ…!!」

 

だがどんなに火力を叩き込んでも爆風から何事も無かった様にワルプルギスの夜は動き続け空を舞いその口元部分から笑いながら火を噴き続けた。

 

ほむら「…!!」

 

その瞬間ワルプルギスの夜から放たれた黒い弾丸の様な槍がほむらを弾じき、

瓦礫に叩き込んだ。

 

ほむら「…うっ…!」

キュウべえ「ほむら…!」

ほむら「…くっ…」

 

瓦礫の上で脚をすくんだほむらは傷を負った腕を抑えながらワルプルギスの夜を睨むのだった。

 

「ハハハハハ!!!」

 

ズバァァァズバシャァァ!!

 

更にワルプルギスから現れた二つの使い魔・影魔法少女がほむらを襲った。

 

影魔法少女「!」

ほむら「きゃあ!うぁっ!!」

 

ワルプルギスの夜「ハハハハハハハハハハ!!!」

 

ワルプルギスの夜はまるで遊んでいるかのように周囲を闇に包みながら破壊し焼き尽くしていく。

 

パァァァァァァァ…!!!

 

 

ほむら「!!」

 

廃墟と化した都市部の中から一筋の光が発光し天へと伸びていく。

その光から姿を現したのはピンク色の長い髪を持ち白いドレスと白い翼を纏った女神とも言うべき少女であった。

 

アルティメットまどか「…大丈夫だよ…私が皆の希望になる…!」

 

ほむら「まどか!ダメぇ!!もうアイツは今の貴方でも倒す事が出来ない!!それに…」

 

ドォォォォォォォォォ!!!

 

ワルプルギスの夜「ハハハハハハハハ!!!」

 

爆音と巻き起こる爆風と共にワルプルギスの夜が迫りくる。

アルティメットまどかは白い翼を広げその小さな手に弓を構え、矢を放った。

 

ほむら「…まどか…!はっ!」

 

バシュゥゥゥゥゥゥゥ!!!

 

ズバァァァァァァァ!!!

 

アルティメットまどか「…!?」

 

アルティメットまどかの背中を一瞬の黒い炎のレーザーが貫いた。

その瞬間まどかは白い翼を失い消滅し元の少女の姿へと戻りただ地に落下しようとしていた。

透かさずほむらが怪我を顧みず走り出しその手で彼女を救おうとするが、

 

ドシュゥゥゥゥゥゥ!!

 

まどかが落下する直前、黒い炎のレーザーを放った存在がその巨大な尻尾を振り上げまどかを何処かへとはじき出した。

それは更に途轍もない狂気に満ちた怪物…。

その姿は悍ましく漆黒に覆われた身体には暗い緑色に光り背中には鈍く光る無数の翼が沢山あり半分はコウモリや怪獣の様な鳥の様な不気味な翼も持ち巨大な爪を持った腕 白い骨に包まれたかのような悪魔の顔をした姿。

 

「ガァァァァァァァァァァァァ!!!」

 

ほむら「あぁ…」

 

ワルプルギスの夜「ハハハハハハハ!!!」

 

ワルプルギスの夜の前にその姿を現した怪物…それこそ災厄の悪魔竜…ディザドラスであった。

 

ディザドラス「グァァァァァァァァァァ!!!」

 

その怪物の目は真っ赤になっており目の前の敵をただ破壊する為だけに動いていた様な状態であった。

ディザドラスはワルプルギスに標的を定め襲い掛かる。

 

ほむら「…ディザドラス…災厄の悪魔竜…この世界を破滅させるもの…」

 

まどかを失いただ立ち竦み絶望するほむらは自分の左腕に装備した魔道具である円盤型盾を見つめた。

 

キュウべえ「ほむら、君がそれを繰り返すのは自由だ。けどこの世界はどちらにしろもう長く無い。何故ならあの魔女はこの世界を終焉にするまで踊り続ける。ほむらが時間を繰り返す事によってこの世界は壊れ始めている、それはヒビが入ったガラスの様に。」

 

ほむら「…」

 

キュウべぇ「ヒビが増えれば増える程ダメージが蓄積されていく。そしてディザドラスはこの世界の外から現れた破壊者だ、奴は本能のままこの世界を破壊しようとしている。どう転がっても希望は無いよ。」

 

ほむら「…分かってる…それでも私はまどかを…まどかが生きる世界を…たとえどんな姿になってしまっても…まどかの未来を…!!!」

 

キィィィィィィィィィィィィ!!

 

ほむらは涙を流しながら葛藤する、そんな彼女の力も尽きる寸前だった。

その真上を巨大な赤い翼を持った黒い魔神が空を駆け抜けたのだ。

 

ワルプルギスの夜「ハハハハハハハハ!!」

 

甲児(マジンカイザーKS)「そうだ!未来は消えない!!俺は迷わない!何度でも!何度でも俺は命を掛けてマジンガーと共に立ち向かう!!」

 

ほむら「兜甲児…!!」

 

神も悪魔も超える魔神がワルプルギスの夜とディザドラスに立ち向かった。

その時の彼は例え人生がもう一度やり直せたとしても彼は間違いなく同じ道を歩む事を恐れはしないのだった。

 

甲児(マジンカイザーKS)「光子力エネルギーフルチャージ!!」

 

ワルプルギスの夜「ハハハハハハハハ!!!」

ディザドラス「グァァァァァァァァァァァ!!!」

 

ワルプルギスの夜の放つ黒い闇の風がディザドラスの手足を包み込む。

だがディザドラスはそれを全て打ち消し口から大口径の炎を放って行った。

その瞬間その炎が世界の各地をも巻き込み焼き尽くしてしまう。

ワルプルギスにはその炎を受け流す様に舞い続け更に世界中へとまき散らしていった。

ワルプルギスの放つ黒い槍がディザドラスの身体を貫こうとするがディザドラスの前ではそれも跳ね返されてしまいそこから飛び散った闇が世界に降りかかるのだった。

 

甲児(マジンカイザーKS)「少しでも可能性がある限り俺は戦う!!マジンガーと共にお前達に挑む!未来を手にするために!それがこの俺兜甲児だぁ!カイザァァァァァァァノヴァァァァァァァァ!!!」

 

ほむら「どうして…どうしたらそんなに立ち向かえるの…!?私は知ってる…貴方も他の人達と一緒に朽ち果ててしまう事を…!」

 

神も悪魔も超える魔神はその身体に光をため込み纏いワルプルギスの夜に特攻していく。

ディザドラス「…!?」

ワルプルギスの夜「ハハハハハハハ!」

甲児(マジンカイザーKS)「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 

魔神はワルプルギスの夜へと突っ込み大きな爆発と爆風を巻き起こした。

更にディザドラスの背中から更に鋼の魂を持つ巨人が剣を構え切りかかった。

 

???(SRX)「暁美ほむら…忘れるな、この世界のこそが全てのカギとなる事を…!その為なら俺は何度でも時間の深海に沈んでやろう…!フフフ…フハハハハ!ワルプルギス、ディザドラスよ!!鋼の魂は何度でも這い上がるぞ!!」

 

ドガァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!

 

爆風の中から放たれた黒い槍が鋼の巨人を貫き粉砕し、

三つの巨体へと分離する様に地へと叩き付けられてしまった。

 

ディザドラス「グァァァァァァァァ!!!」

 

ほむら「…!」

 

ディザドラスがほむらに目をつけその巨大なカギ爪の腕で襲い掛かった。

 

ギリアム(ゲシュペンスト)「暁美ほむら!!」

 

ズジャァァァァァァァァァァ!!

 

その瞬間ほむらを庇うようにパーソナルトルーパー・ゲシュペンストがディザドラスの爪に切り裂かれてしまった。

 

ほむら「…どうして…」

 

ギリアム(ゲシュペンスト)「頼んだぞ…君が唯一の希望なんだ…」

 

ドォォォォォォォォ!!

 

ゲシュペンストの残骸は地に叩き付けられて四散していった。

 

ワルプルギスの夜「ハハハハハハハハハハ!!」

 

爆風のから何事も無かった様に平然と舞いながらワルプルギスの夜は姿を現した。

そして彼女の身体から放出される様にその魔神は無残な姿となってほむらの前に投げ出されるのだった。

 

ズシィィィ!ドシャァッ!ガシャッ…

 

ほむら「あ…」

 

甲児(マジンカイザーKS)「…」

 

四股を失い赤い翼を捥がれ無残な姿の魔神を駆る少年はその頭部の元でただ深い傷を受け目を覚ます事は無かった。もう彼に声は聞こえる事も無い。

そしてほむらは後ろを振り返る。

目の前には勇敢にも悪に立ち向かったが何も守れずただ悪に蹂躙され敗北し続けた戦士達が廃墟に沈んでいた。

 

竜馬(真ゲッター1)「…」

凱(ガオガイガー)「…」

舞人(グレートマイトガイン)「…」

忍(ファイナルダンクーガ)「…」

豹馬(コンバトラーV)「…」

健一(ボルテスV)「…」

ジュドー(ZZガンダム)「…」

バン(ブレードライガー)「…」

 

ほむら「…!」

 

ほむらはその姿を見る事は出来なかった、

その瞬間彼女には戦いの終止符を撃ち付けられ、目を閉じ全て視界は闇に消えて行ったのだった。

 

 

その世界はめぐり続ける。

 

悪に敗れ続ける英雄達を追いつめ最後にはなすすべも無く打ち果てさせる記憶を繰り返し巡って行く。

 

少女の涙と共に

 

だが ある時 それは 変わろうとしていた。

 

名も無き竜人が生まれ 外から何度も来訪者が現れ 

 

英雄達は初めて悪を 打ち砕き始めたのだった。

 

それは まるで何度も繰り返す悪夢を終わらせる為に

 

 

 

 

ほむら「これがこの世界にとって本当に正しいのかは分からない…けどこの悪夢を終わらせられるとしたら…そのチャンスを私は掴む。」

 

ほむらは都市部のビルの屋上からそんな思いをはせ空を見上げるのだった。

吹く風に長い黒髪を揺らしながら。

 

 

カガリ「徹平ー!今日は絶対許さないからー!!」

徹平「わー俺が何したっていうんだぁー!?」

 

マト「はは、またやってるよ。」

ヨミ「凄く楽しそう…♪」

ワッ太「ホントあきないよねぇ~」

しろボン「なんで?」

ユウ「鈍い…」

ギャリー「いつか分かるわよ。」

イヴ「うん…」

正太郎「かもしれませんね。」

ガラガ「ガッハッハッ!そういうもんだぜ!」

 

甲児「おーい、行くぞみんな!」

徹平「オーケー甲児兄ちゃん!今日は負けないよ!」

オルタンス「皆様張り切ってますわね。」

ヴィオレット「今日は労いのボーリング大会ですから、今日は楽しみましょう。」

エレフ「重たいボール投げるのかが?」

エリーゼ「面倒ダワ…」

つなのり「俺は…やりたいな…!」

ルージ「俺も興味があります!」

甲児「ああ楽しいぜ!」

徹平「つなのりもルージもやってみなよ、終わったらみんなでアフターだ!」

カービィ「ポーヨ♪」

 

その真下では少年少女達が和気藹々としていた。

ほむらはその時、その真上から

 

徹平 甲児 つなのり 

 

と言う3人の少年達の姿を見つめるのだった。

 

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