ネット版 仮面ライダーハイセ ドント! アンダーカバー ~喰種だって出しゃばりたいッ!~ 作:黒兎可
(本棚が沢山並ぶセット、テーブルの上には赤い液体の入ったグラスが二つ。リゼが身体を斜めにして微笑む)
リゼ(以下リ)
「こんにちは。全国の食事に悩む女性の希望、『いっぱい食べる君が好き』を実践してる神代リゼです。私が鉄骨に潰されてから色々起こってるみたいだけど・・・、関わったって良いじゃないッ!」(指パッチン)
リ「ゲストを呼んで、色々弄っていきたいと思います。
第ニ回目のゲストは――なんでかほっぺがちょっと赤い? 悲劇に抗う主人公、金木研くんです。わー」
(リゼ、拍手)
(音響、拍手のSE)
カネキ(以下カ)
「さっきのビンタを軽く流そうとしてますよね!? これ連続収録ですからね! というか何でトーカちゃんはあんなあられもない格好を……」
リ「まあまあ細かい話は置いておいて。眼福だったんじゃない、本心」
カ「僕の好みのタイプって、一応リゼさんみたいな感じですからね?」
リ「あら? トーカちゃんのスタイルは欲情しないって? それはそれで失礼なんじゃないかしら。軽蔑するわよー」
カ「どう考えてもセクハラ発言になりますよね!?」
リ「行くも地獄、引く地獄よ
カ「・・・? 何か違和感が・・・」
リ「それはともかく、今回はよく来てくれたわね。ありがとう。で最近小耳に挟んだんだけど・・・、私の赫子、ちゃんと使うようになったそうじゃない。使い心地とかどう?」
カ「どうって・・・。以前に比べれば、快調と言えば快調ですかね。食欲に飲まれるようなこともなくなりましたし。今のところは。そういう意味では、前よりも赫子が僕に協力的になってる、といった感じでしょうか・・・」
リ「カネキくん、思い違いはしちゃダメよ。私は私で、貴方は貴方。今まで戦って生き延びて来たのなら、それは私の力じゃなくてカネキくん自身の力よ。幻想や回りの声に惑わされたら、きっとロクなことにならないわ」
カ「何でだろう、コミックス三巻分くらい台詞を先取りされたような気が・・・」
リ「特に芳村店長なんて気を付けた方が良いわよー? ああいう一見して自分は完全に善人ですよー、みたいな顔してるくせに周りを傷つけないと強くなれないのに強いヒトって、絶対腹にイチモツ抱えてるから。言葉の全てが真実だと思っちゃダメよ?」
カ「それ:re踏まえないと意味が繋がらない伏線じゃありませんか!?
っと、ちょっと忘れてましたけどこれ、お土産です」
リ「あら? 高槻泉の新作じゃない! しかも原作にはないヤツ」
(リゼ、カネキから「詩集/檻の夢」を受け取る)
リ「ここでしか読めないから、三人目の収録の前に読んでおくわねー。ありがとー♡」
(リゼ、カネキの手をとってハイテンションに振る)
カ「き、気に入ってもらえたなら有難いです////」
リ「ホント、ホント。待ち時間とかすーごく暇でねぇ。それに弄っても時間経過に対する感覚がないから、こういう新作とか本編ならあり得ないことやってもらえると嬉しいわよー?」
カ「り、リゼさん・・・? ッ!!?」
(リゼ、席を立ちカネキの膝の上に正面に座る)
(カネキ、リゼの顔を見上げて直視できず視線を下ろし、胸のアップに顔を横に向けて吹く)
リ「あらあら可愛い♡ クスクス」
カ「あ、あの、ちょっとこれまずいと思うんですけど――」
リ「大丈夫よ、どうせ画は付かないんだし。知ってる? 私が積極的に食べたい相手って、異性として気に入ったヒトなのよ」
カ「そ、それって――ッ!!!!!!?」
(リゼ、カネキにしな垂れ掛る)
(カネキ、顔を赤くして動けない)
カ「い、いや、こういうのまずいと思うんですよ、だから!」
リ「あら、誰に対してまずいの? 私? ヒナミちゃん? それとも霧嶋さん?」
カ「リゼさんヒナミちゃんと面識ないですよね多分!?」
リ「どうせもう半分喰種なんだし、食べても再生するから、ちょっとだけ、ね♡」
カ「傾げないでくださいよ、誰かー! 誰かー!」
(セットのバックを大きなシルエットが突き破る)
バンジョー(以下バ)
「どうしたカネキ! 大丈夫か? 一体何が・・・」
(バンジョー、リゼとカネキが絡んでるのを見る)
(リゼ、「あら」と一瞥してカネキの首に舌を這わせる)
(カネキ、助けてくれと言わんばかりの視線)
(バンジョー、壁に背を預けて地面に腰を付ける)
(バンジョー、真っ白に燃え尽きる)
カ「ちょ、バンジョーさん!?」
リ「いいからいいから、楽しみましょ?」
か「何を楽しむって言うんですか、誰かー!!!!!」
(※この後スタッフとトーカが、暴走する司会者からゲストを救出しました)
次は08:00予定