ネット版 仮面ライダーハイセ ドント! アンダーカバー ~喰種だって出しゃばりたいッ!~ 作:黒兎可
(本棚が沢山並ぶセット。テーブルの上には赤い液体の入ったグラスが二つ。リゼが身体を斜めにして微笑む。手元には本が一冊)
リゼ(以下リ)
「こんにちは。願いは一つ、:reでの大活躍を。神代リゼです。私が鉄骨に潰されてから色々起こってるみたいだけど・・・、関わったって良いじゃないッ! ゲストを呼んで、色々弄っていきたいと思います。
第4回目のゲストは――本当なら美食家、月山習さんだったんだけど、本人が前倒ししてしまった結果ね。こちらのお方です」
(カメラの振れた先、額に幽霊のつけてる三角巾を装備したヤモリ)
ヤモリ(以下ヤ)
「大守八雲です。初めての方は初めまして。お久しぶりの方はお久しぶりです」
(外野から「アニキーッ!」という声が入る)
リ「ぶッ」
(良い笑顔を浮かべて挨拶するヤモリ。リゼ、何故か爆笑)
ヤ「・・・何が可笑しいのか? リゼ」
リ「あはっはは、アタシと貴方の接点なって、だって本編前の、高田アクアビルディングくらいしかないじゃない? 貴方が私が食べているところに乱入してぇ、ペンチ取り上げられてぇ。返せ、返せぇ! って。
しかもそれだって元々、喰種開業医のところから無理やりかっぱらって来たものでしょ? 自分で作りなさいよ、あっはははははははは――!」
(ヤモリ、笑顔のまま青筋が立つ)
リ「あの時の台詞覚えてる? 指の一本、腕のニ三本、足の五六本ですって。赫者とかの姿とかで相対したらいざしらず、目の前に普通の体で居る相手にそりゃないでしょ、数を数えられないわけぇ? あっはっはっはははは――」
ヤ「・・・やれやれ、これだから野蛮人は。レトリックの一つも解さない」
リ「少なくとも貴方よりは読書家だと思うわよ? 白秋だって読むしぃ」
(リゼ、リモコン操作)
(映像:ヤモリがリゼの耳元で囁く)
ヤ『俺に――奪わせろ』
リ「うwwばwwわwwせwwろww」
(ヤモリ、更に青筋が立つ)
リ「おままごともここまで行くといっそ清清しいわねぇ。暴虐なんて、恐怖を煽らないから暴虐なのにぃ。弱いものいじめして自分は強いんだーって自己主張して。真理? 単に一人ぼっちの価値観が嫌なだけでしょう。それで他人を自分みたいにして初めて『仲間』ですって? 可愛いわねぇ、ちっぽけで♪」
ヤ「リゼエエエエエエエエエエエエエ――ッ!」
(ヤモリ、立ち上がり赫子を出す)
(リゼ、爆笑)
リ「だーから言ってるじゃない。貴方とは遊ばないって」
ヤ「ビッグイーター絶対に許さねぇ!!!」
(外野から「アニキ、やっちまえー!」というテンションの高い声)
ヤ「有馬コロス有馬コロス有馬――」
リ「なんか混じってないかしら? まあ私もなんか、原作の方で彼に目を付けられてしまったみたいなんだけど・・・」
ヤ「セイハー!」
リ「って、脈絡なく飛び蹴りとか止めなさいよ」
(ヤモリ、突然キック。リゼが交わしたのでセット破壊)
ヤ「まあ私としても? カネキくんを散々いじめたっぽい貴方に思うところはあるしぃ。なんか彼の中で、ある種父親的な扱いと言えなくもないのかもしれないけどぉ? とすると私、お母さんになっちゃうし、それもそれで嫌なのよね・・・」
(リゼ、背部より赫子展開)
リ「というわけで、遊びはしないけど――サンドバッグくらいにはなりなさいよね?」
ヤ「はああああああああああッ!」
(ヤモリ、上半身と腕に赫子を纏いはじめる)
(リゼ、下半身に赫子を纏いはじめる)
(リゼ、頭部から角が生えはじめる)
(リゼ、ヤモリ、衝突)
(衝撃でセットがぶっとぶ)
(飛んできた椅子でカメラにヒビが入る)
(ピエロマスクのスタッフ(以下ソ)「誰か! あの二人止めて! 収集付かない! 特にリゼちゃん!」)
(ピエロマスクのスタッフ(以下ニ)「あんら、無理じゃないの? 美食家ちゃんは?」)
(スタッフ ソ「MMさんさっきお引取り願ったし! というかスタジオ的に・・・ウタさーん! 助けてー!」)
次は12:30予定