もしも、あの男が残っていたら 作:パワプロ大好き男
準々決勝に駒を進んだ海堂学園高校の元に嬉しいニュースが飛んだ。
大介「茂野の肩の調子が完全に回復した、いつマウンドに上がってもおかしくはない、だが準々決勝は非常に大事な試合だ、茂野をどのタイミングでマウンドに上げるかは俺が決める、しっかり勝って準決勝に行くぞ!!」
全員「はい!!」
茂野が帰ってくると聞き、選手全員テンション上がったのであった。
眉村「もう大丈夫なのか?」
茂野「あぁ、いつでもスタンバイできるよ。」
阿久津「いや~助かるよ、お前がいないと貴教が可哀想だぜ。」
佐藤「そう言って本当は投げたくないからでしょ?」
阿久津「うっ………」
全員「アハハ」
海堂学園高校に明るいムードが戻ってきたのであった。
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準々決勝当日、相手はセンバツで1回戦の時に破れた相手である青道高校と試合をするのであった。
御幸「久し振りだな、センバツ以来かな?」
貴教「あぁ、でもあの頃とは全然違うぜ、この日のために特訓してきたからね。」
御幸「なるほど、楽しみにしてるよ。」
貴教「あぁ、あの頃の雪辱晴らしてやる。」
こうして準々決勝が始まったのである。
先攻は青道高校、後攻は海堂学園高校。
青道高校スタメン↓
1(遊)倉 持
2(二)小 湊
3(左)降 谷
4(捕)御 幸
5(一)前 園
6(右)白 州
7(中)東 条
8(三)金 丸
9(投)沢 村
海堂学園高校スタメン↓
1(中)草 野
2(二)渡嘉敷
3(投)土 屋
4(捕)佐 藤
5(三)薬師寺
6(一)大 場
7(左)石 松
8(右)矢尾板
9(遊) 泉
試合は投手戦となり、両チームとも点数が取れない状況であった。
沢村は5回まで投げて1安打無失点、貴教は5回まで投げて2安打無失点と互いに好投だった。
6回の表、青道高校の攻撃はクリーンアップの3番から始まるのであった。
大介監督はここでピッチャーを変えたのであった。
アナウンス「海堂学園高校のシートの変更を行います、ライトを守ります矢尾板君に変わりまして眉村君が入りピッチャー、ピッチャーの土屋君がライト、3番ライト土屋君、8番ピッチャー眉村君、以上に変わります。」
眉村がマウンドに上がり、貴教はライトに回ったのであった。
眉村はクリーンアップをきっちり抑え、6回の裏の攻撃に備えた。
青道高校のピッチャー沢村は6回の裏もマウンドに上がった。
眉村がヒットで出塁するも後続が倒れ、無得点が続いた。
均衡が破れたのは8回だった、8回の表の青道高校の攻撃の時、6回と7回を無失点に抑えた眉村に変わって阿久津がきっちり抑えた直後、8回の裏にノーアウト満塁という絶好のチャンスがやって来た。
ここで大介監督は代打を送った。
アナウンス「海堂学園高校の選手の交代をお知らせいたします、8番ピッチャー阿久津君に変わりまして、代打清水君。」
清水大河を代打に送り、大河は左打席に立った。
すると青道高校は沢村を下げ、降谷をマウンドに上げた。
アナウンス「青道高校の選手の交代をお知らせいたします、ピッチャーの沢村君に変わりまして麻生君が入りレフト、レフトの降谷君がピッチャー、3番ピッチャー降谷君、9番レフト麻生君、以上に変わります。」
降谷はマウンドに上がり、大河に向かって投げた。
大河は見逃し、ストライクを取られた。
2球目もストライクを取られ、追い込まれた。
3球目のストレートが甘く入り、大河は振り抜いた。
カッキーン!!
大河は満塁ホームランを放ち、4点をもぎ取った。
9回の表に茂野がマウンドに上がり、大河はそのままショートに入った。
海堂学園高校は三者凡退に抑え、勝利を手にし、準決勝に進んだのであった。