もしも、あの男が残っていたら   作:パワプロ大好き男

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第55話 舞台

海堂学園高校の準決勝の相手は二子玉川学園高校だった。

準々決勝で対戦した青道高校は西東京代表、今回は東東京代表であった。

先攻は海堂学園高校、後攻は二子玉川学園高校だった。

 

海堂学園高校↓

1(中)草 野

2(二)渡嘉敷

3(投)茂 野

4(捕)佐 藤

5(右)土 屋

6(三)薬師寺

7(一)大 場

8(左)石 松

9(遊)清 水

 

二子玉川学園↓

1(中)関 川

2(二)御子柴

3(捕)若 菜

4(投)安仁屋

5(三)新 庄

6(遊)桧 山

7(右)岡 田

8(一)湯 舟

9(左)今 岡

 

試合のサイレンがなると緊迫した対戦が始まった。

1イニングごとに歓喜が沸き起こり、1点を争うシーソーゲームとなった。

気が付けば8回の裏が終わったところで10-9と海堂学園高校が僅かにリードを保っていた。

最後は茂野が三者凡退に抑え、海堂学園高校は見事に決勝進出を決めたのであった。

試合後、ロッカールームに行こうとすると二子玉川学園の御子柴が話し掛けてきたのだった。

 

御子柴「さすが海堂学園高校さんですね、決勝戦頑張ってください。」

 

貴教「あぁ、二子玉川学園高校も人数が少ない中、実力は本物だった、必ず優勝してくるからな。」

 

2人は握手を交わしたのであった。

――――――――――――――――――――――

その頃、ワールド高校は神帝学園高校(じんていがくえんこうこう)と試合を行っていた。

その様子を土屋兄弟が見に行った。

 

大介「ワールド高校は留学生やハーフ、クォーターなどの人達が集まった高校だから気を付けながら見ろよ、コイツらは打高投低のチームじゃないからな。」

 

貴教「あぁ、それにジョー・ギブソンJr.も試合に出てるからな、打線の厚みは要警戒だな。」

 

神帝学園高校の先発はグラビトン新井、ワールド高校の先発はアルヴィンだった。

試合は序盤と中盤は投手戦となった。

どちらもストレートと変化球が切れ味抜群だった。

しかし、終盤に差し掛かった瞬間、ワールド高校の4番ジョー・ギブソンJr.のホームランを皮切りにワールド高校の本領が発揮したのだった。

そして、ワールド高校は神帝学園高校を相手に10-1で勝利をおさめ、見事に決勝進出を果たしたのであった。

 

大介「グラビトン新井もよく投げたが、最後はスタミナ不足に陥ったのか分からないが、力尽きたようだな。」

 

貴教「あぁ、そこを見逃さなかったワールド高校が一気に攻めきったかたちだな。」

 

大介「俺達の対戦相手がワールド高校に決まった、宿舎に戻るぞ。」

 

貴教「あぁ、ミーティングだな。」

 

海堂学園高校とワールド高校の決勝戦の舞台が整ったのであった。

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