もしも、あの男が残っていたら 作:パワプロ大好き男
海堂学園高校とワールド高校は甲子園の決勝戦で優勝をかけて戦っていた。
2回の表にマキシマムに先制ホームランを打たれ、1点を許したものの、それ以降は無得点が続いたのであった。
試合はとうとう9回の表まで進んでいたのであった。
海堂学園高校は守備に就く前に円陣を組み、選手全員に鼓舞したのであった。
貴教「俺達はここまで守ってきたんだ、最後まで諦めずに戦うぞ、いいな!!」
全員「オー!!」
そう言って選手達は散らばり、守備に就いたのであった。
先頭の1番バッターと2番バッターを抑えるも、続く3番バッターにフォアボールを与え、ツーアウト1塁となった。
打席には、ここまでノーヒットのジョー・ギブソンJr.が立った。
茂野(ぜってぇ抑えてやる!!)
ギブソンJr.(茂野ごときにノーヒットだとはな、必ず打ってやる!!)
2人は相対するのであった。
茂野はポンポンとツーストライクまで追い込み、3球目にストレートを投げた。
ジョー・ギブソンJr.は何とかボールに当て、その後も9球も粘り続けたのであった。
茂野(なかなかしぶといな…)
茂野は息を整えた後、10球目を投じたその時だった。
カッキーン!!
ジョー・ギブソンJr.は左中間にツーランホームランを放ち、2点を追加したのであった。
海堂学園高校は0-3と突き放されたのであった。
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海堂学園高校は9回の裏、2番の渡嘉敷が出塁し、ノーアウト1塁のチャンスを作った。
続く3番の茂野がツーベースヒットを放ち、ノーアウト2、3塁のチャンスを広げた。
ギブソンJr.(クソッ、アイツ、まだあんなパワー貯えていたのかよ。)
ギブソンJr.は2塁上にいる茂野を睨んだ。
茂野も睨み返した。
茂野(海堂学園だって諦めちゃいねぇぜ!!)
続く4番佐藤にフォアボールを与え、ついに満塁というこの上ないチャンスを作ったのであった。
貴教(皆……)
土屋貴教はネクストバッターサークル上で佐藤が出塁する姿を見たのであった。
すると、兄・土屋大介監督が言った。
大介「貴教、思いきっていけ。」
貴教「あぁ、打ちに行くよ。」
大介「行ってこい貴教、皆が繋いだチャンスだ、必ずものにしろ。」
大介監督はそう言って弟・貴教を送り出したのであった。
一方のワールド高校はマウンド上に上がり、士気を高めていた。
ナヌーク「1つ1つアウトを重ねていくぞ、いいな、アルヴィン?」
アルヴィン「あぁ、皆もよろしく頼む!!」
全員「オー!!」
甲子園決勝戦、勝つのは果たしてどちらなのか?
更新がかなり空いてしまい申し訳ありませんでした。